JPS637060Y2 - - Google Patents

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JPS637060Y2
JPS637060Y2 JP1984186120U JP18612084U JPS637060Y2 JP S637060 Y2 JPS637060 Y2 JP S637060Y2 JP 1984186120 U JP1984186120 U JP 1984186120U JP 18612084 U JP18612084 U JP 18612084U JP S637060 Y2 JPS637060 Y2 JP S637060Y2
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JP
Japan
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bottle
soft contact
lens
contact lenses
concave portion
Prior art date
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JP1984186120U
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English (en)
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JPS61100223U (ja
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Publication of JPS637060Y2 publication Critical patent/JPS637060Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はソフトコンタクトレンズ用保存瓶に関
する。
さらに詳しくは、長期間ソフトコンタクトレン
ズを保存しても変型や破壊がしにくく、そのうえ
工場出荷時や消費者が購入時に瓶の内部のレンズ
の縁が見え易く、検査やチエツクがし易い保存瓶
に関する。
〔従来の技術〕
ソフトコンタクトレンズは、レンズ自体が含水
し柔軟で人体への密着性がよく、そのうえ涙や酸
素がほどよく入れ替わり、長期間装着しても眼球
が疲れないという優れた性質がある。このため従
来からの眼鏡やハードコンタクトレンズに変えて
汎用的に使用され始めてきた。そして含水ソフト
コンタクトレンズは、工場から消費者へ渡る間
や、非着用時には変形を防ぐために生理食塩液中
に保存しておくことが必要となる。
ところで従来ソフトコンタクトレンズ用保存瓶
は底が平らなもの(第5図)が使用されていた。
しかしながらそのような形状の瓶は、レンズが
凸面であれ、凹面であれ、平らな底に密着してし
まうという不都合があつた。すなわち密着する
と、レンズを剥がす際にレンズが損傷してしまい
使いものにならなくなつてしまうのである。
また瓶底が平らであると、レンズの縁が瓶底に
接触しているときは瓶底の屈折率および厚みの不
均一性に起因して、縁に傷があるのかどうかとい
うことが外部から判りにくいのであつた。
他の公知例としては実公昭56−41534号公報が
ある。この技術は液容器の中に内容器を設けて二
重容器とし、この内容器に半月形の支承体を交差
させて設け、コンタクトレンズの凹部(内面)が
下に向くように保存するものである。またかかる
公知例には従来技術として、二重容器の内部容器
を凹面とし、コンタクトレンズの凸部(外面)の
全面が接触するものが記載されている。
しかしこれらの公知例・従来例においても、コ
ンタクトレンズの縁が瓶底や瓶の壁に接触し易
く、縁に傷があるのかどうかということが外部か
ら判りにくい問題は依然として解消されていな
い。
このためこれらの欠点を改善することが要望さ
れていたのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はかかる従来技術の欠点を改善し、ソフ
トコンタクトレンズの製造後の滅菌工程において
熱を受けたり、あるいは長期間保存しても変型や
破壊がしにくく、そのうえ工場出荷時の検査員
や、消費者が購入時に瓶の内部のレンズの縁が見
え易く、検査やチエツクがし易い保存瓶とするこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、次の構成か
らなる。
「ソフトコンタクトレンズを保存する瓶におい
て、瓶底の内面に曲面からなる凹部を設け、該瓶
底の凹部はソフトコンタクトレンズの凸部と部分
的に接触し、かつソフトコンタクトレンズの縁部
が瓶の壁から離れた位置に存在し外部から観察し
得る形状であることを特徴とするソフトコンタク
トレンズ用保存瓶。」 本考案において、瓶は生理食塩液を長期間封入
できるものであればいかなる素材であつてもよ
く、ガラスやポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレン等の透明プラスチツク等を用いること
ができる。特にガラスは廉価であり、加工しやす
いので好ましい。
次に本考案においては、瓶底の内面に曲面から
なる凹部を設ける必要がある。曲面としたことは
レンズを傷つけないためである。また凹部を設け
るのは、レンズの凸部を安定よく静置させるため
である。すなわち瓶底の凹部でレンズを線接触ま
たは面接触させて、レンズが底に密着して貼りつ
かないようにするためである。そしてこの効果を
より発揮させるため、瓶底の内面の凹部の周囲に
曲面からなる凸部を設けることが好ましい。
次に前記瓶底の凹部はソフトコンタクトレンズ
の凸部(外面)と部分的に接触し、かつソフトコ
ンタクトレンズの縁部が瓶の壁から離れた位置に
存在し得る形状である。このようにするとソフト
コンタクトレンズの縁は、瓶底や瓶の壁から離れ
て保存液中に存在することになるので、外部から
極めて観察しやすくなる。
次に図面を用いて説明する。第1〜4図は本考
案の1例を示す。まず第1図は瓶底1の内面2
に、曲面からなる凹部3を設けた際の断面形状を
示す。このようにすると生理食塩液5中のソフト
コンタクトレンズ6は、お椀状にその凸部を下に
して安定して静置する。この場合、凹部の周囲に
凸部4があると更にレンズは安定化するので好ま
しい。第2図は凹面のみを設けた例であり、第3
図は円周状の凸部4の中に凹部3を設けた例であ
る。また第4図は第3図の凹部が平面の例である
が、円周状凸部4によりその中は相対的に凹部と
なるので、これでもよい。
第5図は従来例の瓶底の内面が平面からなる断
面形状を示す。そしてかかる形状では、レンズが
吸盤状に貼り付いたり、レンズが逆転してしまつ
たりして不都合なことが多かつたことは、前述し
たとおりである。
〔実施例〕
以下実施例により説明する。
実施例 1 第1図において、瓶の外径23mm、瓶底から瓶の
首までの高さ30mm、瓶の厚み約2mmのガラス製の
ものを作つた。凸部4の高さは2mm、凹部3の深
さは2mm、凹凸部の曲率は8mmとした。この瓶の
中に0.9%の食塩液(生理食塩液)を入れ、さら
に直径13.5mmのN−ビニルピロリドン系ソフトコ
ンタクトレンズ(登録商標“ブレス・オー”)を
入れて6カ月の保存テストを行つた。
その結果レンズの密着や変形は殆どなく、品質
の変化も見られなかつた。また外部から品質チエ
ツクし易く、検査作業の大幅な省力化ができた。
〔本考案の効果〕
本考案は上記のとおりの構成からなるので、ソ
フトコンタクトレンズの製造後の滅菌工程におい
て熱を受けたり、あるいは長期間生理食塩液等の
中で保存しても、レンズが瓶底に密着するという
欠点を改善することができる。従つて工場出荷か
ら消費者に渡るまでの期間中にレンズが損傷する
ことを防ぐことができる。
また瓶底にレンズの凸面が下になつて静置する
ので、レンズの縁が見え易い位置に存在し、しか
も水平状態に存在しているので、工場出荷時の検
査がし易く、また消費者が購入時に瓶の内部のレ
ンズの縁が肉眼で見え易く、欠点の無い製品を購
入することができる。
本考案の更に好ましい態様としては、瓶の外面
に、商標や品質表示、製造年月日、製造社名等を
記載したラベルを、瓶底から約1cm程度開けて貼
ることである。このようにすると内部のレンズが
更に見え易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案のソフトコンタクトレンズ
用保存瓶の断面図を示す。第5図は従来例の保存
瓶の断面図である。 1;瓶底、2;瓶底の内面、3;曲面からなる
凹部、4;凹部の周囲の凸部、5;生理食塩液、
6;ソフトコンタクトレンズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ソフトコンタクトレンズを保存する瓶におい
    て、瓶底の内面に曲面からなる凹部を設け、該
    瓶底の凹部はソフトコンタクトレンズの凸部と
    部分的に接触し、かつソフトコンタクトレンズ
    の縁部が瓶の壁から離れた位置に存在し瓶の外
    部から観察し得る形状であることを特徴とする
    ソフトコンタクトレンズ用保存瓶。 (2) 瓶底の内面の凹部の周囲に曲面からなる凸部
    を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載のソフトコンタクトレンズ用保
    存瓶。
JP1984186120U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPS637060Y2 (ja)

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JP1984186120U JPS637060Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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JP1984186120U JPS637060Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS61100223U JPS61100223U (ja) 1986-06-26
JPS637060Y2 true JPS637060Y2 (ja) 1988-02-29

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ID=30743586

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