JPS6368993A - 記憶デ−タの読取りが可能な料金メ−タ−を有する料金計器 - Google Patents

記憶デ−タの読取りが可能な料金メ−タ−を有する料金計器

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JPS6368993A
JPS6368993A JP61214348A JP21434886A JPS6368993A JP S6368993 A JPS6368993 A JP S6368993A JP 61214348 A JP61214348 A JP 61214348A JP 21434886 A JP21434886 A JP 21434886A JP S6368993 A JPS6368993 A JP S6368993A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発  明  の  目  的] (産業上の利用分野) 本発明は、郵便料金計器、税収人計器等の料金計器に係
り、特に、予じめセットされた一定金額から必要とする
消費金額を減じ、それを表示するに際し、主記憶手段と
して用いた電気メモリー中から残額データが消失しても
、それの回復、確認が可能な記憶データの読取りが可能
な料金メーターを有する料金計器に関する。
(従来の技術) 従来、この種の料金計器においては、残額表示部及びセ
ットされた一定金額からの消費金額を減じる演算部が純
機械的に構成されたものが主であった。一方、電子レジ
スターと同様な手段によって構成された純電子式構造の
ものもある。これは、それのデータを外部機器に転送可
能であるから、そのデータ管理の上からでも需要が高ま
りつつある反面、これには不可避な欠点がある。
ところで、料金計器は、一般的に、計器使用者が利金徴
収者に対して使用される一定額の料金総額を支払い、そ
の額を残額メーターにセットすることで、消費金額を減
じながら残額がある限り、計器が作動すべく構成されて
いる。したがって、残額データは、計器の長期的な不使
用、電源切断等の状況下にあっても変化したり、消失し
たりしてはならないものである。すなわち、純電子式構
造のものにおいて、電子回路の故障などが発生した場合
でも、故障発生前の残額データが確認できるものでなけ
ればならない。ところが、前述した純電子的に構成され
た電気的な残額記憶あるいは電気的な残額表示手段によ
る料金計器においては、上述した状況下で発生した問題
点を解決するのに極めて困難である。
例えば、記憶手段としてRAH(Random Acc
ess Hemory)を採用した場合には、電源のダ
ウンに対する保障が不可能である。あるいは、特公昭5
9−41219号公報に係る郵便料金メータにあるよう
に、残額データの記憶手段として不揮発性メモリーを採
用したり、これとは別に磁気手段によるメモリーを採用
したりする場合もある。これによっても、内部データの
読取手段あるいは表示手段に事故が生じると、たとえ、
データが消失しなくとも、これを確認できないためにデ
ータは無意味化してしまう。
これに対し、純機械式メーターを有する料金計器の場合
には、純電子式のそれにみられるデータ保全性の問題は
回避できる。しかし、演算機構を含む残額表示部は極め
て複雑な構造となるため、それの開発、製造技術は多大
な困難性を伴なう。
更には、純機械式のそれの場合には、内部データを外部
機器に転送することはほどんど不可能であリ、近年、そ
の必要性が高まりつつある外部データ管理装置によるデ
ータ管理の分野に使用するのは不適当である。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明においては、叙上のような従来存した欠
点に鑑み創出されたもので、料金の残額データの保全性
を有し、かつ演算に電子回路を利用した簡素な機構から
成る記憶データの読取りが可能な料金メーターを有する
料金計器の提供を目的とする。
すなわち、従来、純電子式のそれでは長期的な不使用、
電源切断等の状況下においての残額データの変化、消失
があったのを、残額データ記憶の回復、確認を可能とし
、I!!機械式のそれでは外部機器でのデータ管理が不
能であったのを、それへの転送を可能として各種の管理
に役立てるものとする。
具体的には、マイクロプロセッサ−を演算及び各種制御
に用い、かつ主記憶手段として電気メモリーから成るメ
モリー部を用いることにより機構の簡素化を図るにある
。それと同時に、記憶した残額データと同等のデータを
機械的に構成した残金表示メーター部に表示して、事故
等の発生があってもデータを確認できることにある。更
には、メモリー部内からデータが消失した場合は機械的
な残金表示メーター部から表示データを読込むことによ
り、主記憶手段としてのメモリー部中のデータを回復で
きる機能を有する記憶データの読取りが可能な料金メー
ターを有する料金計器を提供するものである。
[発  明  の  構  成] (問題点を解決するための手段) 上述した従来の問題点を解決するため、本発明にあって
は、消費、設定された金額を印字する金額印字機構を備
えた印字ドラムと、この印字ドラムを駆動制御する駆動
機構と、予じめセットされた残額から消費設定された消
費金額を減算し、減算後の残額を表示する料金機構とを
備えて成る料金計器において、料金機構は、消費金額を
設定し、設定された消費金額を電気信号として出力する
消費金額設定部と、残金入金部にて電気的に予じめセッ
トされた残額から消費金額を順次減算する演算部と、減
算後の残高を字輪の数字表示によって目視表示させる残
金表示メーター部とを備えており、演算部はそのメモリ
ー部中に残額データが保持されている場合は、この残額
データに対応した表示を行なわせるべく残金表示メータ
ー部を制御し、メモリー部中の残額データが喪失された
場合は、字輪を1回転させる行程中での字輪の位置を検
出機構によって検出して残額データ喪失以前の表示デー
タを読取り、メモリー部中に残額データを回復させるよ
うにしたことを特徴とする。
(作用) 本発明に係る記憶データの読取りが可能な料金メーター
を有する料金計器において、残金入金部の操作によって
初期の残金となる予じめの金額をセット入力する。する
と、その金額は演算部のメモリー部に入力記憶される一
方、残金表示メーター部においては、字輪を間欠送りし
ながら回転させ、それの数字表示を目視可能にすること
で、残金類を表示させる。
そこで、使用者が、料金機構における消費金額設定部を
前進摺動し、印字ドラムの金額印字機構に連繋係合させ
る。消費金額設定部を操作して消費金額設定部及び金額
印字機構に消費金額を設定し、その後、消費金額設定部
を後退させて金額印字機構との連繋を解除する。
次いで、用紙を挿入すると、それを検出して、演算部で
は、設定された消費金額を検出機構によって残金表示メ
ーター部から読み取り、これがメモリー部での残金類を
超えていない場合にのみ、駆動機構を作動させ、印字ド
ラムを一回転させる。
印字ドラムが回転されると金額印字機構では用紙に印字
を行ない、印字された用紙は排出される。
こうした印字ドラムの回転による印字作動は、それの終
了信号によって演算部では、メモリー部中の残額データ
から消費金額データを減算し、減算後の金額を残金表示
メーター部に表示する。
この残金表示メーター部においての残金類の表示は、字
輪を間欠送りしながら回転させ、数字衣= 9− 示を所定位置で停止、保持することで、目視可能な状態
で行なわれる。
しかして、電源の切断その他によって、メモリー部中の
残額データが消失しても、電源投入時にメモリー部のR
AM内をチェックし、一定の記憶パターンもしくは残額
データのチェックデータ等を検査することで、消失デー
タを検知する。
このとき、演算部は、通常の作動を実行せず、残金表示
メーター部での字輪を1回転させることで、字輪で表示
していた残額データを検出機構によって読取り、分析す
る。この読取ったデータをメモリー部中に転送すること
によりメモリー部中でデータを回復し、以後、通常の作
動が可能となる。
すなわち、残金表示メーター部においての字輪の数字表
示がある特定の数字を表示したとすると、この字輪を1
回転分で間欠回転させて、再び、それと同一の数字を表
示させる。すると、1回転分からその数字に対応した分
だけ少ない数で間欠回転したとき、位置検出手段が信号
を出力するから、それ以後の間欠回転数を計数すること
で表示が前記の特定の数字であったことが判定される。
この読取データをメモリー部上で再形成することで、喪
失したデータを回復でき、これは各桁毎に行なわれるこ
とで、残額データを回復する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図において示される符号1は機枠であり、その前部に開
口形成された印字処理口2に、料金を印字すべき用紙S
、例えば郵券用紙、印紙税用紙が挿入され、所定の料金
が印字され、排出されるようになっている。
挿入された用紙Sに印字するために、機枠1内には、消
費、設定された金額を印字する金額印字機構15を備え
た印字ドラム10と、この印字ドラム10を駆動制御す
る駆動機構20と、予じめセットされたセット金額から
設定された消費金額を減算し、減算後の残額を表示する
料金機構30とが組込まれる。
駆動機構20は、前記印字処理口2に配設した用紙セン
サー3が用紙Sの挿入を検出したとき出力する作動スタ
ート信号によって駆動されるモータ21を有する。この
モータ21の駆動力は図示を省略した伝達手段、及び一
回転クラッチ22を介して印字ドラム10を1回転させ
る。
また、印字ドラム10は、そのドラム軸11によって機
枠1に支承されており、印字ドラム10の周面には、所
定内容の印字を行なうための印版12及び料金機構30
によって設定された消費金額を印字する金額印字機構1
5が設けられている。
印字ドラム10が1回転するときは、印字ドラム10の
周外力に支持されているインク塗布機構13によってイ
ンクが塗布され、次いで、印字処理口2下方で軸支され
たプラテン14との弾圧によって用紙S面に押印する。
そして、印字ドラム10の1回転終了後は、その回転を
検出するドラム回転センサー9からの出力信号によって
、料金機構30においては消費金額を残額データから減
算する演算作動を行なうようになっている。
なお、駆動機構20の駆動力によっての印字ドラム10
の1回転、印字ドラム10の回転によっての印版12及
び金額印字機構15での用紙Sへの印字は、いずれも公
知の構造の伝達手段及び一回転クラッチ22で作動され
るから、それの詳細は省略される。
印字ドラム10に設けられた金額印字機構15は、第2
図に示すように、印字ドラム10における周面に露出さ
せて、消費金額の桁数に対応した複数の印字軸16を軸
支して成り、印字ドラム10側板相互間に架設した印字
軸17に支持される。
印字軸16夫々は、印字軸16側面に一体形成された印
字ギヤ18によって、印字ドラム10側板相互間で軸支
させである中間ギヤ19に噛み合っており、この中間ギ
ヤ19は、後述する料金機構30の消費金額設定部31
に接離自在に噛み合うようになっている。
しかして、料金機構30は、消費金額を設定し、設定さ
れた消費金額を電気信号として出力する消費金額設定部
31と、後述する残金入金部71にて電気的に予じめセ
ットされたセット金額(残額)から消費金額を順次減算
する演算部32と、減算後の残高を字輪51の数字表示
49によって目視表示させる残金表示メーター部33と
を備える。
消費金額設定部31は、金額印字機構15と接離自在に
して機枠1に摺動自在に支持されている。
この消費金額設定部31が、印字ドラム10に設けられ
ている金額印字機構15に対して前進するときは、金額
印字機構15と係合連繋されて金額印字機構15に対す
る金額の設定を行ない、後退するときは金額印字機構1
5との連繋が解除される。すなわち、第2図に示すよう
に、枠状に形成された摺動枠34に、機枠1内側面に突
設したガイド杆35に摺動係合して、金額印字機構15
に対して接離可能な方向で切欠されたガイド溝36を形
成し、機枠1上部上方に突出する摺動摘み37を設ける
。また、摺動枠34には、機枠1外からの回転操作及び
機枠1外からの目視を可能とさせて機枠1外に露出され
る複数の料金設定ダイヤル38を軸支する。この料金設
定ダイヤル38夫々は、料金設定ダイヤル38側面に一
体形成されたダイヤルギヤ39によって、摺動枠34内
で軸支させである中間ギヤ41に噛み合う。更に、中間
ギヤ41は、印字ドラム10がわでの摺動枠34に軸支
させである伝達ギヤ42に噛み合っており、摺動枠34
自体が印字ドラム1oがゎへ摺動したとき、伝達ギヤ4
2は前記中間ギヤ19に噛み合うようにして成る。
一方、中間ギヤ41には、摺動枠34に軸支させた信号
板43に一体形成した信号板ギヤ44が噛み合っている
。中間ギヤ41の回転に従動回転する信号板43は、そ
の側面その必要箇所に配設された位置検出部を、信号板
43側方に配置した料金センサー45によって読み取る
ことで、信号板43自体の回転位置が検出されるように
しである。この位置検出は、信号板43に穿設した透孔
状の位置検出部を光センサーにて検出する光学的手段に
限らず、磁気センサーその他の位置検出手段によって行
なわれる。
この消費金額設定部31の料金設定ダイヤル38及び前
記金額印字機構15の印字軸16は夫々対応している。
消費金額設定部31が金額印字機構15に連繋係合して
いると、料金設定ダイヤル38の回転操作は各ギヤを介
して印字軸16を、所定の数字を印字するように回転設
定させる。また、それは同時に、信号板43を回転させ
ることで料金センサー45にて回転位置が検出され、料
金に対応するコードが読み取られ、演算部32において
、残額データから減算する消費金額データとして出力さ
れる。
なお、消費金額設定部31を金額印字機構15から離反
した場合に、金額印字機構15の印字軸16及び消費金
額設定部31の料金設定ダイヤル38を回転不能に拘束
して不正使用、金額の改寵が不可能なるように構成して
あり、その拘束機構の詳細は省略される。
また、残金表示メーター部33は、これによって表示さ
れた残高が機枠1外から目視できるようにして機枠1に
配置される。そして、この残金表示メーター部33は、
第3図、第4図に示ずように、同一構造から成る単相ユ
ニットを金額桁数に対応して複数並列に配置した構成で
あり、以下、この単相ユニットについて説明する。
すなわち、機枠1に組込まれる蓋枠46に、字輪軸47
とアーム軸48とを支承し、字輪軸47には、外周面に
機枠1外から目視可能にした数字表示49、例えば0〜
9の10個の数字が表記された字輪51が回転可能に装
着される。この字輪51は、演算部32、検出機構57
の制御で作動される間欠送り手段にて間欠送りされる。
そのための間欠送り手段は、字輪51側面に、数字表示
49数と同一の、この実施例では10分割された歯を有
する星形歯車であるスターホイール52を一体的に固着
する。また、アーム軸48には、スターホイール52に
係合して字輪51を間欠回転させるメーターレバー53
が揺動自在に枢支される。このメーターレバー53は、
先端が側面はぼC字状を呈する間欠送り部となっていて
、その上爪54A、下爪54Bがスターホイール5−1
7−’ 2に交互に係合することで半ピッチ分でスターホイール
52を回転させる。メーターレバー53の後端は、下爪
54Bをスターホイール52に常時弾圧させるようにし
た復帰スプリング55が連繋されている。そして、メー
ターレバー53半ばにビン結合されたプランジャを有す
るメーターソレノイド56を蓋枠46内に固定する。こ
のメーターソレノイド56が演算部32、検出機構57
からの制御作動信号によって励磁されると、復帰スプリ
ング55に抗してメーターレバー53を牽引するように
して成る。
今、ここで、メーターソレノイド56に電流が流れ励磁
されてONされると、プランジャを吸引し、メーターレ
バー53先端を下方に揺動させる。そうすると、上爪5
4 Aがスターホイール52に係合してスターホイール
52を半ピッチ分だけ矢印方向に回転させる。次いで、
メーターソレノイド56を0[「させると、復帰スプリ
ング55の弾撥力にて復原揺動し、今度は下爪54Bが
スターホイール52に係合してスターホイール52を半
ピッチ分だけ同方向に回転させる。つまり、メーターソ
レノイド56に対してのON−OFFの1回の作動は、
スターホイール52を介して字輪51を間欠回転させ、
それは、1個の数字表示49を1回変化させるべく、1
送りとされる。
また、字輪51における表示されている数字表示49位
置を検出する検出機構57がある。この検出機構57は
、字輪51の1回転中での回転位置を検出する回転検出
手段58と、字輪51の絶対位置を検出する位置検出手
段59とから成る。
回転検出手段58は、各字輪51自体に放射状にして数
字表示49数の172数、例えば計5個の回転検出孔6
1を開穿し、この回転検出孔61は、5等分した75°
間隔にして半径方向での同位置に形成される。そして、
各字輪51の両側に立設された中間基板62あるいは蓋
枠46壁の一方に回転検出発光ダイオード63を、同じ
く他方に回転検出センサー64を夫々配置し、回転検出
発光ダイオード63からの発光が回転検出孔61を経て
回転検出センサー64にて検出されるようにする。
そこで、発光を検出した回転検出センサー64の出力を
1とすれば、メーターレバー53の揺動にて字輪51が
1ビッヂ分だけ回転し、発光の検出がされないと出力は
Oとなる。すなわち、字輪51の間欠回転毎に、その出
力信号は反転され、逆にいえば、出力信号の反転を検出
することで、字輪51が正しく間欠回転状態にあるか否
かが判定できる。
また、位置検出手段59は、各字輪51の外縁、前記回
転検出孔61の外方に位置して1個あるいは互いに反対
方向での計2個にして位置検出孔65を開穿する。そし
て、前記中間基板62あるいは蓋枠46壁の一方に位置
検出発光タイオード66を、同じく他方に位置検出セン
サー67を夫々配置し、位置検出発光タイオード66か
らの発光が位置検出孔65を経て位置検出センサー67
にて検出されるようにする。そこで、回転検出手段58
と同様に、位置検出センサー67の出力を判定すること
によって字輪51自体の絶対位置を見い出すことができ
、この位置検出手段59による位置検出信号が出力され
ていない位置にあっても、その回転位相は、前記回転検
出手段58によっての回転信号の計数によって判定でき
る。
このような検出機構57の作動は、単−桁についての回
転検出手段58、位置検出手段59のそれについて説明
したが、複数桁でも、単一ユニットを複数配列すること
で同様に行なわれる。
次に、第5図によって、演算部32の制御回路を説明す
ると、電源部68からの電気の供給を受けて、予じめセ
ットされたセット金額(残額)から消費金額を減算し、
その残額を記憶するメモリー部69を含み、マイクロプ
ロセッサ−1入出力インタ一フエース回路を有して構成
される。そして、残額の記憶は、RA14によって構成
されるメモリー部69によって行なわれ、残金入金部7
1にてセットされたセット金額がメモリー部69に記憶
され、消費金額の減算は電気的に処理される。
残金入金部71は、デジタルスイッチ等の数値入力装置
であり、本発明料金計器の使用に先だち、必要な残金額
が入力セットされ、メモリー部69を介しての残金表示
メーター部33におけるメーターソレノイド56、メー
ターレバー53の間欠送り作動によって字輪51にデー
タが表示される。
また、演算部32には、電源部68から供給充電される
大容量コンデンサにて構成された補助電源部72が設け
られている。この補助電源部72は、電源部68からメ
モリー部69に主電源が供給されなくても、補助用の電
源をメモリー部69に供給し、表示データを一定JII
IJ間、例えば数週間程度は保持できるようにしである
本発明は叙上のように構成されており、これを使用する
には、残金入金部71の操作によって初期の残金となる
予じめの金額をセット入力する。
すると、その金額は演算部32のメモリー部69に入力
記憶される一方、残金表示メーター部33においては、
メーターソレノイド56、メーターレバー53を介して
字輪51を間欠送りしながら回転させ、数字表示49を
機枠1外から目視可能にすることで、残金額を表示させ
る。
それは、残金表示メーター部33における各桁での字輪
51によって表示された数字表示49とメモリー部69
内でのデータとのチェックによる。
すなわち、メモリー部69内に入力さけれた残額データ
において、ある桁での数値が「2]であるとすると、こ
れによって演算部32ではそれに対応した残金表示メー
ター部33での字輪51でのメーターソレノイド56を
1回作動させ、これに伴ない字輪51が1ピッチ分だけ
回転される。それを検出する回転検出手段58において
の回転検出信号が反転したら、メモリー部69内のデー
タは「1」となる。続いて、同作動をもう 1回繰り返
すとメモリー部69内のデータは「2」となり、これに
よって、入力された残額デーチタと、メモリー部6つ内
のデータとが一致したことを判定し、動作が完了する。
そこで、使用者が、料金機構30における消費金額設定
部31を前進摺動し、印字ドラム10の金額印字機構1
5に連繋係合させる。そして料金設定ダイヤル38を回
転操作し、ギヤ伝動によって印字軸16を回転させるこ
とで消費金額を設定し、その後、消費金額設定部31を
後退させて金額印字機構15との連繋を解除する。
次いで、用紙Sを印字処理口2に挿入すると、これは用
紙センサー3によって検出され、演算部32では、設定
された消費金額を検出機構57によって残金表示メータ
ー部33から読み取る。この読み取り額がメモリー部6
9での残金額を超えていない場合にのみ、駆動機構20
におけるモータ21、一回転クラッチ22を作動させ、
印字ドラム10を回転させる。
印字ドラム10が回転され、インク塗布機構13によっ
てインクが塗布された金額印字機構15では用紙Sに印
字を行ない、印字された用紙Sは印字処理口2から排出
させる。こうした印字ドラム10の回転による印字作動
は、ドラム回転センサー9によって検出される。この、
ドラム回転センサー9から出力された回転信号によって
演算部32では、メモリー中の残額データから消費金額
データを減算し、減算後の金額を残金表示メーター部3
3に表示する。この残金表示メーター部33においての
残金額の表示は、メーターソレノイド56、メーターレ
バー53を介して字輪51を間欠送りしながら回転させ
、数字表示49を所定位置で停止、保持することで、機
枠1外から目視可能な状態で行なわれる。
しかして、電源部68の電源が切断されても、補助電源
部72からの電源が保持される限り、メモリー部69中
には残額データが保持されるため、使用者は本発明料金
計器の使用が可能である。そして、補助電源部72での
電源が放電するまでに電源部68に電源が入らなかった
場合には、メモリー部69中の残額データは消失するも
、電源部68では電源投入時にメモリー部69のRAM
内をチェックし、一定の記憶パターンもしくは残額デー
タのチェックデータ等を検査することで、消失データを
検知できる。
すなわち、例えば、残金表示メーター部33においての
字輪51の数字表示49が「2」を表示したとすると、
この字輪51を1回間欠回転、すなわち字輪51を1回
転させて、再び、「2」を表示させる。すると、8回間
欠回転したとき、位置検出手段59が信号を出力するか
ら、それ以後の間欠回転数を計数することで表示が「2
」であったことが判定される。この読み取りデータをメ
モリー部69上で再形成することで、喪失したデータを
回復でき、これは各桁毎に行なわれることで、残額デー
タを回復する。
なお、電源切断時でも残額データのメモリー部69中で
の回復が可能であり、したがって、補助電源部72が無
くとも残額データが喪失されることはない。ただ、補助
電源部72があることで、残額データ回復のための回復
動作の頻度が低下する。
[発  明  の  効  果] 本発明は以上のように構成されており、印字ドラム10
.駆動機構20、料金機構30を備えた料金計器におい
て、料金機構30は、消費金額を設定し、設定された消
費金額を電気信号として出力する消費金額設定部31と
、残金入金部71にて電気的に予じめセットされた残額
から消費金額を順次減算する演算部32と、減算後の残
高を字輪51の数字表示49によって目視表示させる残
金表示メーター部33とを備えており、演算部32はそ
のメモリー部69中に残額データが保持されている場合
は、この残額データに対応した表示を行なわせるべく残
金表示メーター部33を制御し、メモリー部69中の残
額データが喪失された場合は、字輪51を1回転させる
行程中での字輪51の位置を検出機構57によって検出
して残額データ喪失以前の表示データを読取り、メモリ
ー部69中に残額データを回復させるようにしたから、
取扱い中での残額データが消失したとしても、これを速
やかに回復できる。
すなわち、電源切断事故時であっても、残金表示メータ
ー部33に表示されていた残額データは、これを読み取
る検出機構57の作動によってメモリー部6つに回復で
きる。メモリー部69中に回復されることで電気的処理
によっての演算作動を続行でき、公租公課としての郵便
料、印紙税のような納付計器として使用するに最適であ
り、管理の確実性が図れる。
したがって、電気的メモリーによっての残額の演算をお
こなうことで外部機器へのデータの供給、それでの管理
も可能であり、しかも、従来であれば、電源切断時での
データの回復が不可能であったのに比し、本発明では電
気的メモリーと機械的表示との組合せによって互いに補
充し合うことになり、電気的メモリーの喪失があっても
、機械的表示でのデータの読取りによってこれを回復で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体の
概略を表わす断面図、第2図は消費金額設定部と残金表
示メーター部どの連繋を表わす要部断面図、第3図は残
金表示メーター部の一部を表わす平面図、第4図はその
側面図、第5図は制御回路図である。 S・・・用紙、1・・・機枠、2・・・印字処理口、3
・・・用紙センサ−,9・・・ドラム回転センサー、1
o・・・印字ドラム、11・・・ドラム軸、12・・・
印版、13・・・インク塗布機構、14・・・プラテン
、15・・・金額印字機構、16・・・印字軸、17・
・・印字軸、18・・・印字ギヤ、19・・・中間ギヤ
、20・・・駆動機構、21・・・モータ、22・・・
一回転クラッチ、30・・・料金機構、31・・・消費
金額設定部、32・・・演算部、33・・・残金表示メ
ーター部、34・・・摺動枠、35・・・ガイド杆、3
6・・・ガイド溝、37・・・摺動摘み、38・・・料
金設定ダイヤル、39・・・ダイヤルギヤ、41・・・
中間ギヤ、42・・・伝達ギヤ、43・・・信号板、4
4・・・信号板ギヤ、45・・・料金センサー、46・
・・蓋枠、47・・・字輪軸、48・・・アーム軸、4
9・・・数字表示、51・・・字輪、52・・・スター
ホイール、53・・・メーターレバー、54A・・・上
爪、54B・・・下爪、55・・・復帰スプリング、5
6・・・メーターソレノイド、57・・・検出機構、5
8・・・回転検出手段、59・・・位置検出手段、61
・・・回転検出孔、62・・・中間基板、63・・・回
転検出発光ダイオード、64・・・回転検出センサー、
65・・・位置検出孔、66・・・位置検出発光タイオ
ード、67・・・位置検出センサー、68・・・電源部
、69・・・メモリー部、71・・・残金入金部、72
・・・補助電源部。 特  許  出  願  人 株式会社オートスタンプ研究所 第3図 第4目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、消費、設定された金額を印字する金額印字機構を備
    えた印字ドラムと、この印字ドラムを駆動制御する駆動
    機構と、予じめセットされた残額から消費設定された消
    費金額を減算し、減算後の残額を表示する料金機構とを
    備えて成る料金計器において、料金機構は、消費金額を
    設定し、設定された消費金額を電気信号として出力する
    消費金額設定部と、残金入金部にて電気的に予じめセッ
    トされた残額から消費金額を順次減算する演算部と、減
    算後の残高を字輪の数字表示によつて目視表示させる残
    金表示メーター部とを備えており、演算部はそのメモリ
    ー部中に残額データが保持されている場合は、この残額
    データに対応した表示を行なわせるべく残金表示メータ
    ー部を制御し、メモリー部中の残額データが喪失された
    場合は、字輪を1回転させる行程中での字輪の位置を検
    出機構によつて検出して残額データ喪失以前の表示デー
    タを読取り、メモリー部中に残額データを回復させるよ
    うにしたことを特徴とする記憶データの読取りが可能な
    料金メーターを有する料金計器。 2、検出機構は、字輪の間欠回転作動を検出する回転検
    出手段、字輪の絶対基準位置を検出する位置検出手段を
    有して成る特許請求の範囲第1項記載の記憶データの読
    取りが可能な料金メーターを有する料金計器。 3、検出機構の回転検出手段は、数字表示数の1/2数
    の回転検出孔を字輪に開穿し、透過型のセンサーでのO
    N−OFFの1回の検出によって字輪の1ピッチ分の間
    欠回転を検出するものとし、また、検出機構の位置検出
    手段は、少なくとも 1個の位置検出孔を字輪に開穿し
    、透過型のセンサーでのON−OFFの検知によった字
    輪の1回転を検知するものとした特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の記憶データの読取りが可能な料金メ
    ーターを有する料金計器。 4、供給電源切断時において、メモリー部での残額デー
    タを保持させる補助電源部を有している特許請求の範囲
    第1項乃至第3項のいずれか記載の記憶データの読取り
    が可能な料金メーターを有する料金計器。
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