JPS636789Y2 - - Google Patents
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- JPS636789Y2 JPS636789Y2 JP2597480U JP2597480U JPS636789Y2 JP S636789 Y2 JPS636789 Y2 JP S636789Y2 JP 2597480 U JP2597480 U JP 2597480U JP 2597480 U JP2597480 U JP 2597480U JP S636789 Y2 JPS636789 Y2 JP S636789Y2
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Description
この考案は、音色及び効果等を組合せた複数の
制御態様を選択的に設定するようにした電子楽器
に関する。
従来提案されているこの種の電子楽器では、ス
イツチ操作によつて制御態様を変更すると、楽音
の音色と共に効果も変化してしまうので、音楽的
に好ましくない事態が生ずることがある。例え
ば、それまでに付与されていたビブラート等の効
果が音色の変更に伴つて付与されなくなると、曲
のつながりが崩れ、好ましくない。
この考案は、このような事態を未然に防止する
ことのできる新規な電子楽器を提供することにあ
る。
この考案による電子楽器は、効果に関する制御
データを適宜保持できるようにしたことを特徴と
するもので、以下、添付図面に示す実施例につい
て詳述する。
第1図は、この考案の一実施例による電子楽器
の回路構成を示すもので、10は上鍵盤(UK)
のどの鍵が押されたかを示す第1の鍵状態信号
KS1と、下鍵盤(LK)のどの鍵が押されたかを
示す第2の鍵状態信号KS2と、ペダル鍵盤(PK)
のどの鍵が押されたかを示す第3の鍵状態信号
KS3とを送出する鍵盤回路、20は第1の鍵状態
信号KS1に応じてフルート系ノントレモロ楽音
UFNT、フルート系トレモロ楽音信号UFT、オ
ーケストラ系ノントレモロ楽音信号UONT及び
オーケストラ系トレモロ楽音信号UOTをそれぞ
れ発生するUK音発生回路(詳細は第2図につい
て後述する)、30は第2の鍵状態信号KS2に応
じてノントレモロ楽音信号LNT及びトレモロ楽
音信号LTを発生するLK音発生回路(詳細は第3
図について後述する)、40は第3の鍵状態信号
KS3に応じて楽音信号PSを発生するPK音発生回
路(詳細は第3図について後述する)、50は曲
風選択スイツチ51及び制御スイツチ52の操作
に基づいて制御回路53の作用により曲風指定信
号TSを発生する曲風指定回路(詳細は第4図に
ついて後述する)である。
曲風指定信号TSは、倍音成分に基づく音色特
性を指定するための信号TS1と、アタツク及びサ
ステインのような過渡特性、トレモロ効果、ビブ
ラート効果、ブリリアンス効果及び音量特性等の
諸特性を指定するための信号TS2とを含むもの
で、信号TS1と信号TS2のうちのアタツク、サス
テイン、ビブラート、トレモロ切換に関する信号
とがUK音発生回路20に供給され、信号TS1と
信号TS2のうちのサステイン及びトレモロ切換に
関するものとがLK音発生回路30及びPK音発生
回路40に供給されている。
ところで、UK音発生回路20から送出される
フルート系ノントレモロ楽音信号UFNT及びオ
ーケストラ系ノントレモロ楽音信号UONTはい
ずれもトレモロ効果の付加を予定されていないも
のであり、またLK音発生回路30から送出され
るノントレモロ楽音信号LNTもトレモロ効果の
付加を予定されていないものである。UK側のノ
ントレモロ楽音信号UFNT及びUONTは互いに
混合されて、U/L音量バランスプリセツト回路
21の一方の入力端に供給され、LK側のノント
レモロ楽音信号LNTはU/L音量バランスプリ
セツト回路21の他方の入力端に供給される。
U/L音量バランスプリセツト回路21は、一例
として出力取出点となる可動子位置が種々異なる
ように予め設定された多数のポテンシヨメータを
一対の入力端間に並列接続した構成になり、楽音
信号UFNT及びUONTの混合信号と、楽音信号
LNTとを種々の混合比率で混合して並列的に出
力するもので、これらの並列出力信号はプリセツ
トセレクタ22に供給されている。そして、プリ
セツトセレクタ22では、曲風指定信号TS2のう
ちのUK側音量指定信号に応じて特定の音量バラ
ンスの楽音信号が選択され、この選択楽音信号は
ブリリアンスプリセツト回路23と協働するプリ
セツトセレクタ24に供給される。ブリリアンス
プリセツト回路23は、プリセツトセレクタ24
を通る楽音信号に所定のブリリアンス効果を付加
するに必要なフイルタ特性をプリセツトしたもの
で、プリセツトセレクタ24は、曲風指定信号
TS2のうちのブリリアンス効果指定信号がブリリ
アンス効果の付加を指定するときにブリリアンス
プリセツト回路23でのプリセツト内容に応じた
ブリリアンス効果を楽音信号に付加すると共に、
上記ブリリアンス効果指定信号がブリリアンス効
果の付加を指定しないときには楽音信号に何の効
果も付加しないように作用する。
一方、UK音発生回路20から送出されるフル
ート系トレモロ楽音信号UFT及びオーケストラ
系トレモロ楽音信号UOTはいずれもトレモロ効
果の付加を予定されているものであり、またLK
音発生回路30から送出されるトレモロ楽音信号
LTもトレモロ効果の付加を予定されているもの
である。UK側のトレモロ楽音信号UFT及び
UOTは互いに混合されてU/L音量バランスプ
リセツト回路31の一方の入力端に供給され、こ
の回路31の他方の入力端にはLK側のトレモロ
楽音信号LTが供給される。U/L音量バランス
プリセツト回路31は前述のU/L音量バランス
プリセツト回路21と同時に構成され、同様に作
用するもので、その出力側からはプリセツト内容
に応じた種々の比率で楽音信号UFT及びUOTの
混合信号と楽音信号LTとを混合した楽音信号が
並列的に出力される。そして、これらの並列的な
出力楽音信号は、前述のプリセツトセレクタ22
と同様なプリセツトセレクタ32に供給され、こ
こで曲風指定信号TS2のうちのLK側音量指定信
号に応じて特定の音量バランスの楽音信号が選択
される。
プリセツトセレクタ32から送出される楽音信
号は、トレモロ回路33に供給され、トレモロ変
調用低周波信号に応じて振幅変調されることによ
りトレモロ効果が付加される。トレモロ回路33
におけるトレモロ変調速度は、フアースト
(Fast)/スロー(Slow)セレクタ34からの制
御信号によつて制御されるようになつており、セ
レクタ34は、曲風指定信号TS2のうちのトレモ
ロ速度指定信号に応じてフアースト又はスローの
制御信号をトレモロ回路33に供給する。トレモ
ロ回路33から送出される楽音信号は、前述のブ
リリアンスプリセツト回路23及びプリセツトセ
レクタ24の組合せ回路と同様なブリリアンスプ
リセツト回路35及びプリセツトセレクタ36の
組合せ回路に供給され、曲風指定信号TS2のうち
のブリリアンス効果指定信号に応じてブリリアン
ス効果の付加又は非付加がなされるようになつて
いる。
PK音発生回路40から送出される楽音信号PS
はPK音量プリセツト回路41に供給され、その
プリセツト内容に応じて音量を異にする複数の楽
音信号に変換される。そして、PK音量プリセツ
ト回路41から送出される複数の楽音信号は、プ
リセツトセレクタ回路42に供給され、ここで曲
風指定信号TS2のうちのPK音量指定信号に応じ
て特定音量の楽音信号が選択される。
上記のようにしてプリセツトセレクタ24、3
6、42からそれぞれ送出される楽音信号は互い
に混合されてエクスプレツシヨン(EXP)装置
60に供給され、エクスプレツシヨンペダル61
の踏込角に応じて音量に制御される。そして、エ
クスプレツシヨン装置60から送出される楽音信
号はマスターボリユーム62を介して出力アンプ
63に導かれ、出力アンプ63で増幅された楽音
信号がスピーカ64によつて楽音に変換される。
次に、第2図を参照してUK音発生回路20の
詳細を説明する。UKから鍵状態信号KS1が供給
されるUK音源・開閉回路70は、UKのすべて
の鍵に対応する周波数の音源信号を発生する音源
部と、この音源部からの音源信号を鍵状態信号
KS1に応じて開閉導出する開閉部と、音源信号を
ビブラート変調用低周波信号で周波数変調するビ
ブラート効果回路とをそなえている。UK音源・
開閉回路70において、開閉部の開閉エンベロー
プのアタツクタイム及びサステインタイム並びに
ビブラート効果回路のビブラートスタート速度は
対応する制御信号に応じて設定されるようになつ
ており、このような制御を可能にするためにアタ
ツクプリセツト回路71、サステインプリセツト
回路72、ビブラートプリセツト回路73及びプ
リセツトセレクタ74が設けられている。すなわ
ち、アタツクプリセツト回路71は、通常のアタ
ツクタイムとそれより遅いスローアタツクタイム
とに対応した制御信号をプリセツトセレクタ74
に供給し、サステインプリセツト回路72はノン
サステイン(サステインなし)と、シヨートサス
テインタイムと、ロングサステインスタイムとに
対応した制御信号をプリセツトセレクタ74に供
給し、ビブラートプリセツト回路73はスロース
タートと、フアーストスタートとに対応する制御
信号をプリセツトセレクタ74に供給しており、
プリセツトセレクタ74は各プリセツト回路71
〜73から供給される制御信号のうちから曲風指
定信号TS2のうちのアタツクタイム、サステイン
タイム及びビブラートスタートタイミングに関連
した指定信号によつて指定される制御信号を選択
してUK音源・開閉回路70に供給し、そのアタ
ツクタイム、サステインタイム及びビブラートス
タート速度を設定するようになつている。
UK音源・開閉回路70からの開閉出力信号
は、フイート率別にフルート系フイルタ回路75
に供給され、アタツク4フイート(AT4′)、フル
ート16フイート(FL16′)、フルート8フイート
(FL8′)、フルート4フイート(FL4′)、フルート
22/3フイート(FL22/3′)、フルート2フイー
ト
(FL2′)の各音色に対応したフイルタでそれぞれ
音色形成される。そしてフルート系フイルタ回路
75からの楽音信号は、例えばオルガン風、ジヤ
ズ風、ムード風、ムード風及びピアノ風の5
つの曲風に対応して設けられた音色プリセツト回
路76A、76B……76Eに並列的に供給され
る。ここで、各音色プリセツト回路76A、76
B……76Eは、一例としてAT4′、FL16′〜
FL2′の各音色毎に設けられたトーンボリユーム
と、これらのトーンボリユームを介した楽音信号
を混合するミキサー回路とでそれぞれ構成され、
各トーンボリユームの抵抗値を予め設定しておく
ことによりそれぞれの曲風に対応した音色をプリ
セツトしたものである。各音色プリセツト回路7
6A、76B……76Eからの楽音信号はプリセ
ツトセレクタ77に供給され、ここで曲風指定信
号TS1によつて指定される特定の曲風に対応した
音色の楽音信号が選択される。プリセツトセレク
タ77から送出されるフルート系楽音信号はトレ
モロ切換回路78に供給され、トレモロ切換回路
78は、曲風指定信号TS2がトレモロ効果の付加
を指示しないかするかに応じてそれぞれ入力楽音
信号をフルート系ノントレモロ楽音信号UFNT
又はフルート系トレモロ楽音信号UFTとして送
出する。
一方、UK音源・開閉回路70からの開閉出力
信号は、フイート率別にオーケストラ系フイルタ
回路85にも供給され、トロンボーン16フイート
(TB16′)、トランペツト8フイート(TP8′)、オ
ーボエ8フイート(OB8′)、クラリネツト8フイ
ート(CL8′)、ストリング8フイート(ST8′)の
各音色に対応したフイルタでそれぞれ音色形成さ
れる。そして、オーケストラ系フイルタ回路85
からの楽音信号は、前述した5つの曲風に対応し
て設けられた音色プリセツト回路86、86B…
…86Eに並列的に供給され、前述の音色プリセ
ツト回路76A、76B……76Eにおけると同
様にして各曲風に対応した音色設定が行なわれ
る。各音色プリセツト回路86A、86B……8
6Eからの楽音信号は、前述のプリセツトセレク
タ77と同様なプリセツトセレクタ87に供給さ
れ、ここで曲風指定信号TS1によつて指定される
特定の曲風に対応した音色の楽音信号が選択され
る。プリセツトセレクタ87から送出されるオー
ケストラ系楽音信号はトレモロ切換回路88に供
給され、トレモロ切換回路88は、曲風指定信号
TS2がトレモロ効果の付加を指示しないかするか
に応じてそれぞれ入力楽音信号をオーケストラ系
ノントレモロ楽音信号UONT又はオーケストラ
系トレモロ楽音信号UOTとして送出する。
次に、第3図を参照してLK音発生回路30及
びPK音発生回路40の詳細を説明する。まず、
LK音発生回路30において、90はLKのすべて
の鍵に対応する周波数の音源信号を発生する音源
部と、この音源部からの音源信号をLKからの鍵
状態信号KS2に応じて開閉導出する開閉部とを有
するLK音源・開閉回路、91はLK音源・開閉回
路90からの開閉出力信号をピアノ、ピアノ
、ギター、ハープシコードの各音色になるよう
に音色形成するフイルタ回路である。フイルタ回
路91からの楽音信号は、前述のUK音発生回路
20におけると同様にして曲風別の音色プリセツ
ト回路92A、92B……92Eを並例的に介し
てプリセツトセレクタ93に導かれ、ここで曲風
指定信号TS1によつて指定される特定の曲風に対
応した音色の楽音信号が選択される。プリセツト
セレクタ93から送出されるLK楽音信号はトレ
モロ切換回路94に供給され、トレモロ切換回路
94は、曲風指定信号TS2がトレモロ効果の付加
を指示しないかするかに応じてそれぞれ入力楽音
信号をノントレモロ楽音信号LNT又はトレモロ
楽音信号LTとして送出する。
また、PK音発生回路40において、100は
PKのすべての鍵に対応する周波数の音源信号を
発生する音源部と、この音源部からの音源信号を
PKからの鍵状態信号KS3に応じ開閉導出する開
閉部とを有するPK音源・開閉回路、101はPK
音源・開閉回路100の開閉部における開閉エン
ベロープのノンサステイン及びサステインを制御
する信号をプリセツトしたサステインプリセツト
回路、102はサステインプリセツト回路101
からのノンサステイン及びサステインの制御信号
を曲風指定信号TS2のうちのサステイン指定信号
に応じて選択的に導出し、PK音源・開閉回路1
00に供給するプリセツトセレクタである。PK
音源・開閉回路100の開閉部においては、プリ
セツトセレクタ102からの制御信号がノンサス
テインを指示する場合には開閉エンベロープが離
鍵に伴つて直ちに減衰する形をとり、プリセツト
セレクタ102からの制御信号がサステインを指
示する場合には開閉エンベロープが離鍵後ある時
間かかつてゆるやかに減衰する形をとる。
PK音源・開閉回路100からの開閉出力信号
はフイルタ回路111に供給され、バス16′、
バス8′、ベースギターの各音色になるように音
色形成される。そして、フイルタ回路111から
の楽音信号は、前述のUK音発生回路20におけ
ると同様にして曲風別の音色プリセツト回路11
2A、112B…112Eを並列的に介してプリ
セツトセレクタ113に導かれ、ここで曲風指定
信号TS1によつて指定される特定の曲風に対応し
た音色の楽音信号が選択され、PK楽音信号PSと
して送出される。
次に、第4図を参照して曲風指定回路50の詳
細を説明する。曲風選択スイツチ回路120にお
いては、前述の5つの曲風に対応してオルガン曲
風選択スイツチS1、ジヤズ曲風選択スイツチS2、
ムード曲風選択スイツチS3、ムード曲風選択
スイツチS4及びピアノ曲風選択スイツチS5(これ
らのスイツチS1〜S5は自己復帰型押ボタンスイツ
チからなる)と、これらの曲風選択スイツチS1、
S2、S3、S4、S5の状態信号がそれぞれトリガ入力
端Tに供給されるT−フリツプフロツプF1、F2、
F3、F4、F5と、これらのフリツプフロツプF1、
F2、F3、F4、F5のリセツト入力端Rにリセツト
信号をそれぞれ供給するORゲートO1、O2、O3、
O4、O5とが設けられ、各ORゲートには自己の関
係するフリツプフロツプに入力されるもの以外の
曲風選択スイツチ状態信号が入力されるようにな
つている。このためフリツプフロツプF1〜F5は
曲風選択スイツチS1〜S5のうちの複数のものを同
時に押した場合には応答しないが、スイツチS1〜
S5を1つづつ押した場合には応答し、押されたス
イツチに対応する曲風選択信号を送出するように
なつている。すなわち、例えばオルガン曲風選択
スイツチS1をオン操作した場合には、フリツプフ
ロツプF1の出力Qが“1”となり、オルガン曲
風の選択を指示する一方、他のフリツプフロツプ
F2〜F5はスイツチS1の状態信号を入力するORゲ
ートO2〜O5の出力信号によつてリセツトされる。
このときフリツプフロツプF1はスイツチS1が自
己復帰しても出力Q=“1”の状態を継続する。
次に、例えばピアノ曲風を選択すべくスイツチS5
をオン操作すると、フリツプフロツプF5の出力
Qが“1”になり、ピアノ曲風の選択を指示し、
これと同時にフリツプフロツプF1を含め他のフ
リツプフロツプがリセツトされる。このように、
曲風選択スイツチ回路120からは、1つの曲風
選択スイツチがオン操作されるたびに、それに対
応するフリツプフロツプから曲風選択信号が送出
される。
曲風選択スイツチ回路120の出力側に設けら
れたNORゲートNG及びROゲートO6は、どの曲
風選択スイツチもオン操作されていない場合に特
定の曲風選択を可能にするための初期設定回路を
構成するものである。ここで、ORゲートO6には
フリツプフロツプF1からのオルガン曲風選択信
号と、NORゲートNGの出力信号とが入力され
ると共にNORゲートNGにはフリツプフロツプ
F2〜F5からの曲風選択信号が入力されているの
で、S1〜S5のうちのどの曲風選択スイツチもオン
操作されていないときはNORゲートNGの出力
が“1”となつてORゲートO6の出力が“1”と
なり、オルガン曲風の選択を指示する信号が送出
される。
上記のようにしてORゲートO6又はフリツプフ
ロツプF2〜F5から発生される曲風選択信号は、
曲風指定信号TS1を構成するもので、前述のUK
音発生回路20、LK音発生回路30及びPK音発
生回路40に供給される一方、表示ランプ回路1
20Aと、プリセツトデータ記憶回路121とに
供給される。
表示ランプ回路120Aは、曲風選択スイツチ
S1〜S5の各押ボタン部にそれぞれ配置された曲風
表示ランプを選択的に点灯駆動するためのもの
で、曲風指定信号TS1が特定の曲風を指定するた
びにその曲風に対応した曲風選択スイツチの曲風
表示ランプを点灯させるように作用する。
プリセツトデータ記憶回路121は、トレモ
ロ、音量、サステイン、ビブラート、スローアタ
ツクに関するプリセツトデータを曲風別に5組記
憶したリード・オンリイ・メモリ(ROM)から
なり、その記憶内容の一例は次表に示す通りであ
る。
This invention relates to an electronic musical instrument in which a plurality of control modes combining tones, effects, etc. can be selectively set. In conventionally proposed electronic musical instruments of this type, if the control mode is changed by a switch operation, the timbre of the musical tone and the effect also change, which may result in an undesirable musical situation. For example, if an effect such as vibrato that has been applied up to that point is no longer applied due to a change in tone color, the continuity of the song will be disrupted, which is undesirable. The purpose of this invention is to provide a new electronic musical instrument that can prevent such situations from occurring. The electronic musical instrument according to this invention is characterized by being able to appropriately hold control data regarding effects.Hereinafter, an embodiment shown in the accompanying drawings will be described in detail. Figure 1 shows the circuit configuration of an electronic musical instrument according to an embodiment of this invention, and 10 is the upper keyboard (UK).
a first key status signal indicating which key has been pressed;
KS 1 , a second key status signal KS 2 indicating which key on the lower keyboard (LK) was pressed, and a pedal keyboard (PK).
a third key status signal indicating which key was pressed;
A keyboard circuit 20 outputs a flute-type non-tremolo musical tone in response to the first key status signal KS1 .
UFNT, a UK sound generation circuit that generates a flute-based tremolo musical sound signal UFT, an orchestral non-tremolo musical sound signal UONT, and an orchestral tremolo musical sound signal UOT (details will be described later with reference to FIG. 2); 30 is a second key state signal; LK sound generation circuit that generates non-tremolo musical tone signal LNT and tremolo musical tone signal LT according to KS 2 (see section 3 for details)
), 40 is a third key state signal
A PK sound generation circuit (details will be described later with reference to FIG. 3) generates a musical tone signal PS in response to KS 3 ; This is a music style designation circuit (details will be described later with reference to FIG. 4) that generates a designation signal TS. The music designation signal TS specifies the signal TS 1 for designating tone characteristics based on harmonic components, and various characteristics such as transient characteristics such as attack and sustain, tremolo effect, vibrato effect, brilliance effect, and volume characteristics. Among the signals TS 1 and TS 2 , signals related to attack, sustain, vibrato, and tremolo switching are supplied to the UK sound generation circuit 20, and the signals TS 1 and TS 2 are supplied to the UK sound generation circuit 20. Those related to sustain and tremolo switching are supplied to the LK sound generation circuit 30 and the PK sound generation circuit 40. By the way, the flute type non-tremolo musical tone signal UFNT and the orchestral type non-tremolo musical tone signal UONT sent out from the UK sound generation circuit 20 are both signals to which no tremolo effect is planned to be added, and are also sent out from the LK sound generation circuit 30. The non-tremolo musical tone signal LNT to be used is also one to which no tremolo effect is planned to be added. The UK side non-tremolo musical tone signals UFNT and UONT are mixed with each other and supplied to one input end of the U/L volume balance preset circuit 21, and the LK side non-tremolo musical tone signal LNT is mixed with the U/L volume balance preset circuit 21. It is supplied to the other input end of the circuit 21.
The U/L volume balance preset circuit 21 has, for example, a configuration in which a large number of potentiometers are connected in parallel between a pair of input terminals, and the positions of movable elements serving as output extraction points are set in advance to be different. Mixed signal of signals UFNT and UONT and musical tone signal
These parallel output signals are supplied to the preset selector 22. Then, in the preset selector 22, a musical tone signal with a specific volume balance is selected according to the UK side volume designating signal of the music style designating signal TS 2 , and this selected musical tone signal cooperates with the brilliance preset circuit 23. The signal is supplied to the preset selector 24. The brilliance preset circuit 23 is connected to a preset selector 24.
The preset selector 24 has preset filter characteristics necessary to add a predetermined brilliance effect to the musical sound signal passing through the musical tone signal.
When the brilliance effect designation signal of TS 2 specifies the addition of a brilliance effect, a brilliance effect according to the preset contents in the brilliance preset circuit 23 is added to the musical tone signal,
When the brilliance effect designation signal does not designate the addition of a brilliance effect, it acts so that no effect is added to the musical tone signal. On the other hand, the flute-based tremolo musical sound signal UFT and the orchestral tremolo musical sound signal UOT sent out from the UK sound generation circuit 20 are both planned to have a tremolo effect added to them, and the LK
Tremolo musical tone signal sent from the sound generation circuit 30
The LT is also planned to have a tremolo effect added to it. UK side tremolo musical tone signal UFT and
The UOTs are mixed together and supplied to one input terminal of a U/L volume balance preset circuit 31, and the other input terminal of this circuit 31 is supplied with the LK side tremolo tone signal LT. The U/L volume balance preset circuit 31 is constructed at the same time as the aforementioned U/L volume balance preset circuit 21 and operates in the same way, and from its output side outputs the musical tone signal UFT at various ratios depending on the preset contents. A musical tone signal obtained by mixing the mixed signal of UOT and the musical tone signal LT is output in parallel. These parallel output musical tone signals are then sent to the aforementioned preset selector 22.
The signal is supplied to a preset selector 32 similar to the above, where a musical tone signal with a specific volume balance is selected in accordance with the LK side volume designation signal of the music style designation signal TS2 . The musical tone signal sent from the preset selector 32 is supplied to a tremolo circuit 33, and is amplitude-modulated in accordance with a low frequency signal for tremolo modulation, thereby adding a tremolo effect. Tremolo circuit 33
The tremolo modulation speed in is controlled by a control signal from a fast/slow selector 34, and the selector 34 selects a tremolo speed designation signal of the music style designation signal TS 2 . A fast or slow control signal is supplied to the tremolo circuit 33 accordingly. The musical tone signal sent out from the tremolo circuit 33 is supplied to a combination circuit of a brilliance preset circuit 35 and a preset selector 36, which is similar to the combination circuit of the brilliance preset circuit 23 and preset selector 24 described above, and is supplied with a musical style designation signal. The brilliance effect is added or not added depending on the brilliance effect designation signal of TS 2 . Musical sound signal PS sent out from the PK sound generation circuit 40
is supplied to the PK volume preset circuit 41, where it is converted into a plurality of musical tone signals having different volumes depending on the preset contents. The plurality of musical tone signals sent from the PK volume preset circuit 41 are supplied to the preset selector circuit 42, where musical tone signals of a specific volume are selected according to the PK volume designation signal of the music style designation signal TS2 . selected. As described above, select the preset selectors 24 and 3.
The musical tone signals sent from 6 and 42 are mixed with each other and supplied to an expression (EXP) device 60, and an expression pedal 61
The volume is controlled according to the depression angle. The musical tone signal sent from the expression device 60 is guided to an output amplifier 63 via a master volume 62, and the musical tone signal amplified by the output amplifier 63 is converted into a musical tone by a speaker 64. Next, details of the UK sound generation circuit 20 will be explained with reference to FIG. The UK sound source/opening/closing circuit 70 to which the key status signal KS 1 is supplied from the UK includes a sound source section that generates sound source signals with frequencies corresponding to all keys in the UK, and a sound source section that generates sound source signals from this sound source section as key state signals.
It is equipped with an opening/closing section that opens and closes according to KS 1 , and a vibrato effect circuit that frequency modulates the sound source signal with a low frequency signal for vibrato modulation. UK sound source・
In the opening/closing circuit 70, the attack time and sustain time of the opening/closing envelope of the opening/closing part and the vibrato start speed of the vibrato effect circuit are set according to the corresponding control signals. An attack preset circuit 71, a sustain preset circuit 72, a vibrato preset circuit 73, and a preset selector 74 are provided. That is, the attack preset circuit 71 sends control signals corresponding to the normal attack time and the slower slow attack time to the preset selector 74.
The sustain preset circuit 72 supplies control signals corresponding to non-sustain (no sustain), short sustain time, and long sustain time to the preset selector 74, and the vibrato preset circuit 73 supplies slow A control signal corresponding to the start and fast start is supplied to the preset selector 74.
The preset selector 74 selects each preset circuit 71.
The UK sound source/open/close circuit 70 selects the control signal specified by the designation signal related to the attack time, sustain time, and vibrato start timing of the music style designation signal TS 2 from among the control signals supplied from ~73. and set its attack time, sustain time, and vibrato start speed. The opening/closing output signal from the UK sound source/opening/closing circuit 70 is sent to the flute filter circuit 75 according to the foot rate.
attack 4 feet (AT4'), flute 16 feet (FL16'), flute 8 feet (FL8'), flute 4 feet (FL4'), flute 22/3 feet (FL22/3'), flute 2 Each tone is formed by a filter corresponding to each tone of the foot (FL2'). The musical tone signals from the flute filter circuit 75 include, for example, organ-like, jazz-like, mood-like, mood-like, and piano-like sound signals.
The signals are supplied in parallel to tone preset circuits 76A, 76B, . . . , 76E provided corresponding to each musical style. Here, each tone preset circuit 76A, 76
B...76E is an example of AT4', FL16'~
It is composed of a tone volume provided for each tone of FL2′ and a mixer circuit that mixes musical sound signals via these tone volumes.
By setting the resistance value of each tone volume in advance, a tone color corresponding to each musical style is preset. Each tone preset circuit 7
The musical tone signals from 6A, 76B, . . . , 76E are supplied to a preset selector 77, where a musical tone signal having a tone corresponding to a specific musical style specified by the musical style designation signal TS1 is selected. The flute-based musical tone signal sent from the preset selector 77 is supplied to a tremolo switching circuit 78, and the tremolo switching circuit 78 selects the input musical tone depending on whether or not the music style designation signal TS 2 instructs the addition of a tremolo effect. The signal is a flute type non-tremolo musical tone signal UFNT
Or send it as a flute-type tremolo musical tone signal UFT. On the other hand, the opening/closing output signal from the UK sound source/opening/closing circuit 70 is also supplied to an orchestral filter circuit 85 according to the foot rate, and is sent to an orchestral filter circuit 85 for each foot rate. '), 8-foot clarinet (CL8'), and 8-foot string (ST8') tones are formed by filters corresponding to each tone. And orchestral filter circuit 85
The musical tone signals from the timbre preset circuits 86, 86B, . . . are provided corresponding to the five musical styles mentioned above.
...86E in parallel, and tone color settings corresponding to each musical style are performed in the same manner as in the aforementioned tone color preset circuits 76A, 76B...76E. Each tone preset circuit 86A, 86B...8
The musical tone signal from 6E is supplied to a preset selector 87 similar to the preset selector 77 described above, where a musical tone signal of a tone corresponding to a specific musical style specified by the musical style designation signal TS1 is output. selected. The orchestral musical tone signal sent from the preset selector 87 is supplied to the tremolo switching circuit 88, and the tremolo switching circuit 88 receives the musical style designation signal.
Depending on whether the TS 2 does not instruct the addition of a tremolo effect or not, the input musical sound signal is transmitted as an orchestral non-tremolo musical sound signal UONT or an orchestral tremolo musical sound signal UOT. Next, details of the LK sound generation circuit 30 and the PK sound generation circuit 40 will be explained with reference to FIG. first,
In the LK sound generation circuit 30, reference numeral 90 denotes a sound source section that generates sound source signals of frequencies corresponding to all keys of LK, and a sound source section that opens and closes the sound source signals from this sound source section in accordance with the key status signal KS2 from LK. The LK sound source/opening/closing circuit 91 having an opening/closing section is a filter circuit that shapes the open/close output signal from the LK sound source/opening/closing circuit 90 into tones of piano, piano, guitar, and harpsichord. The musical tone signal from the filter circuit 91 is guided to the preset selector 93 via the tone preset circuits 92A, 92B, . A musical tone signal having a timbre corresponding to a specific musical style specified by the musical style designation signal TS 1 is selected. The LK musical tone signal sent from the preset selector 93 is supplied to a tremolo switching circuit 94, and the tremolo switching circuit 94 changes the input musical tone signal depending on whether the music style designation signal TS 2 instructs the addition of a tremolo effect or not. is transmitted as a non-tremolo musical tone signal LNT or a tremolo musical tone signal LT. In addition, in the PK sound generation circuit 40, 100 is
A sound source section that generates sound source signals with frequencies corresponding to all keys of the PK, and a sound source signal from this sound source section.
PK sound source/opening/closing circuit having an opening/closing part that opens/closes in response to a key status signal KS3 from PK, 101 is PK
A sustain preset circuit 102 presets signals for controlling the non-sustain and sustain of the open/close envelope in the open/close section of the sound source/open/close circuit 100; 102 is the sustain preset circuit 101;
The non-sustain and sustain control signals from
This is a preset selector that supplies 00. P.K.
In the opening/closing section of the sound source/opening/closing circuit 100, when the control signal from the preset selector 102 instructs non-sustain, the opening/closing envelope immediately attenuates as the key is released; When the signal instructs sustain, the open/close envelope takes the form of a gradual attenuation for a certain period of time after the key is released. The switching output signal from the PK sound source/switching circuit 100 is supplied to the filter circuit 111, and the bus 16',
The tones are formed to correspond to the bass 8' and bass guitar tones. Then, the musical tone signal from the filter circuit 111 is sent to the tone preset circuit 11 for each musical style in the same manner as in the UK tone generating circuit 20 described above.
2A, 112B...112E in parallel to the preset selector 113, where a musical tone signal of a tone corresponding to a specific musical style specified by the musical style designation signal TS1 is selected, and the PK musical tone is Sent as signal PS. Next, details of the musical style designation circuit 50 will be explained with reference to FIG. In the music style selection switch circuit 120, an organ music style selection switch S1 , a jazz music style selection switch S2 ,
Mood style selection switch S3 , mood style selection switch S4 , and piano style selection switch S5 (these switches S1 to S5 consist of self-resetting pushbutton switches); S1 ,
T - flip-flops F 1 , F 2 , in which the state signals S 2 , S 3 , S 4 , S 5 are respectively applied to the trigger input T;
F 3 , F 4 , F 5 and these flip-flops F 1 ,
OR gates O 1 , O 2 , O 3 , which supply reset signals to the reset input terminals R of F 2 , F 3 , F 4 , F 5 , respectively;
O 4 and O 5 are provided, and each OR gate receives a music style selection switch state signal other than that input to its associated flip-flop. For this reason , flip-flops F 1 to F 5 do not respond when multiple of the style selection switches S 1 to S 5 are pressed at the same time;
When S5 is pressed one by one, it responds and sends out a musical style selection signal corresponding to the pressed switch. That is, for example, when the organ style selection switch S1 is turned on, the output Q of the flip-flop F1 becomes "1", instructing the selection of the organ style, while the other flip-flops
F2 - F5 are reset by the output signals of OR gates O2 - O5 which input the state signal of switch S1 .
At this time, the flip-flop F1 continues to output Q="1" even if the switch S1 returns to normal state.
Next, for example, to select a piano style, press switch S 5 .
When turned on, the output Q of flip-flop F5 becomes "1", instructing the selection of piano music style,
At the same time, other flip-flops including flip-flop F1 are reset. in this way,
From the music style selection switch circuit 120, each time one music style selection switch is turned on, a music style selection signal is sent from the corresponding flip-flop. The NOR gate NG and RO gate O6 provided on the output side of the music style selection switch circuit 120 are initial setting circuits that enable selection of a specific music style when no music style selection switch is turned on. It constitutes. Here, the organ music selection signal from the flip-flop F1 and the output signal of the NOR gate NG are input to the OR gate O6 .
Since the music style selection signals from F 2 to F 5 are input, when none of the music style selection switches from S 1 to S 5 are turned on, the output of the NOR gate NG becomes "1". Then, the output of OR gate O6 becomes "1", and a signal instructing selection of an organ style is sent out. The music style selection signal generated from the OR gate O 6 or the flip-flops F 2 to F 5 as described above is as follows:
This constitutes the music style designation signal TS 1 , and is
The signal is supplied to the sound generation circuit 20, the LK sound generation circuit 30, and the PK sound generation circuit 40, while the display lamp circuit 1
20A and the preset data storage circuit 121. The display lamp circuit 120A is a music style selection switch.
This is to selectively light up the song style indicator lamps placed on each of the push buttons S 1 to S 5 , and each time the song style designation signal TS 1 specifies a specific song style, It acts to light up the music style display lamp of the corresponding music style selection switch. The preset data storage circuit 121 consists of a read-only memory (ROM) that stores five sets of preset data for tremolo, volume, sustain, vibrato, and slow attack for each style of music. An example of the stored contents is shown in the following table. That's right.
【表】【table】
【表】
この表において、〇印はトレモロ、サステイ
ン、ビブラート又はスローアタツクを入れ、音量
を大に設定することを意味すると共に、ブランク
はトレモロ、サステイン、ビブラート又はスロー
アタツクを切り、音量を小に設定することを意味
し、〇印は信号“1”に対応し、ブランクは信号
“0”に対応する。そして、このような記憶内容
は、曲風指定信号TS1に応じて各曲風毎に読出さ
れ、排他的ORゲートEO1〜EO12の各一方の入力
端に供給される。
排他的ORゲートEO1〜EO12の各他方の入力端
には、制御スイツチ回路122の各スイツチ部
CS1〜CS12からそれぞれ制御信号が加えられてい
る。制御スイツチ回路122は、スイツチ部CS1
〜CS12の他にブリリアンス用スイツチ部CS12を
含むもので、これらのスイツチ部CS1〜CS13は
CS1について例示するように自己復帰型押ボタン
スイツチSWの状態信号をT−フリツプフロツプ
TFに供給して制御信号を得るようにした同様な
構成のものである。従つて、各スイツチ部CS1〜
CS13からは、各々押ボタンスイツチSWを1回押
すと“1”になり、もう1回押すと“0”になる
ように制御信号が発生される。
排他的ORゲートEO1〜EO12はプリセツトデー
タ記憶回路121から読出されたプリセツトデー
タの内容をスイツチ部CS1〜CS12におけるスイツ
チ操作によつて修正できるようにするために設け
られたものであり、EO1はUK部(U)のトレモ
ロ効果指定信号を、EO2はLK部(L)のトレモロ効
果指定信号を、EO3はトレモロフアースト指定信
号を、EO4はUK部(U)の音量指定信号を、
EO5はLK部(L)の音量指定信号を、EO6はPK部
(P)の音量指定信号を、EO7はUK部(U)のサ
ステインシヨート指定信号を、EO8はUK部(U)
のサステインロング指定信号を、EO9はPK部
(P)のサステイン指定信号を、EO10はビブラー
トのスロースタート指定信号を、EO11はビブラ
ートのフアーストスタート指定信号を、EO12は
スローアタツク指定信号をそれぞれ修正可能にし
ている。
ここで、プリセツトデータ修正の一例として
UK部のトレモロ効果指定信号を修正する場合を
説明する。いま、排他的ORゲートEO1の一方の
入力端にはプリセツトデータ記憶回路121から
“1”のトレモロ効果指定信号が供給されている
(曲風指定信号TS1でオルガン風、ジヤズ風又は
ムード風を指定した)とすると、スイツチ部
CS1のスイツチを何も操作しない初期状態ではそ
こからの制御信号が“0”であるので、EO1の出
力は“1”であり、トレモロ効果の付加を指定す
るように作用する。次に、スイツチ部CS1のスイ
ツチを1回オン操作するとそこからの制御信号が
“1”となるため、EO1の出力は“0”となり、
トレモロ効果の非付加を指定するように作用す
る。そして、さらにもう1回スイツチ部CS1のス
イツチをオン操作すると、そこからの制御信号が
“0”になるためEO1の出力は“1”となり、ト
レモロ効果の付加を指定するようになる。このよ
うな動作は他の排他的ORゲートEO2〜EO12にお
いても同様にして行なわれるものである。従つ
て、演奏中にスイツチ部CS1〜CS12の各スイツチ
を適宜操作すれば、演奏曲風に微妙な変化をもた
らすことができ、音楽効果上好都合である。
ところで、上記した制御スイツチ回路122
は、各スイツチ部がフリツプフロツプTFを有す
ることから制御状態が保持又は記憶されるように
なつているため、曲風選択スイツチ回路120に
おいて曲風を変更する場合には、以前の曲風にと
つて好ましい制御状態であつても、新たに選択し
た曲風にとつて好ましくない制御状態であること
がありうる。例えば、曲風をオルガン風からジヤ
ズ風に変更する場合、ジヤズ曲風選択スイツチS2
をオン操作した時点ではプリセツトデータ記憶回
路121の記憶内容にしたがつて排他的ORゲー
トEO1の出力信号が“1”となり、トレモロ効果
の付加を指定するのが原則である。しかるに、ス
イツチS2のオン操作以前のオルガン曲風指定状態
においてトレモロ効果の非付加を指定すべくスイ
ツチ部CS1のフリツプフロツプTFがセツトされ
ていたためフリツプフロツプTFの出力信号が
“1”の状態に保持されていたとすると、スイツ
チS2によりジヤズ風の曲風を選択した時点では排
他的ORゲートFO1の出力信号が“1”でなく
“0”となり、トレモロ効果の非付加が指定され
てしまう。このような不都合を除くため、制御ス
イツチ回路122の各スイツチ部CS1〜CS13のフ
リツプフロツプTFのリセツト入力端Rには、曲
風選択スイツチS1〜S5の状態信号を入力とする
ORゲートO7の出力信号ERを供給し、それによ
つてS1〜S5のいずれかの曲風選択スイツチがオン
操作されるたびに制御スイツチ回路122での制
御状態が初期状態(全出力が“0”の状態)に戻
るようにしてある。このため、制御スイツチ回路
122では、曲風選択の都度初期状態を基準にし
て制御操作を行なうことができ、制御操作が非常
にやりやすくなる。
効果保持回路123は、排他的ORゲートEO1
〜EO12の出力信号からなる効果制御データを保
持するために設けられたものであつて、排他的
ROゲートEO1〜EO12の出力信号をそれぞれ入力
するとラツチ回路L1〜L12を含んでいる。ラツチ
回路L1〜L12は互いに同一構成であり、同様に動
作するので、代表としてラツチ回路L1の構成及
び動作を説明する。ラツチ回路L1において、
AG1は排他的ORゲートEO1の出力信号と、効果
保持スイツチ部124からの制御信号EHをイン
バータIVで反転した信号とを入力とする第1の
ANDゲート、AG2は一方の入力端に効果保持ス
イツチ部124からの制御信号EHが供給される
第2のANDゲート、OGは第1及び第2のAND
ゲートAG1及びAG2の出力信号を入力とするOR
ゲート、DFはORゲートOGの出力信号を入力と
し、システムクロツクφで調時されるD−フリツ
プフロツプであり、このD−フリツプフロツプ
DFの出力信号が第2ANDゲートAG2の他方の入
力端に供給されている。また、効果保持スイツチ
部124においては、効果保持スイツチESの出
力信号をT−フリツプフロツプEFに供給し、こ
のフリツプフロツプEFから制御信号EHを取出す
ようになつている。
いま、効果保持スイツチESをオンせず、そこ
からの制御信号EHが“0”であるとすると、イ
ンバータIVの出力が“1”となるので第1の
ANDゲートAG1が導通する。このとき排他的OR
ゲートEO1の出力信号が“1”であれば、この
“1”信号は第1のANDゲートAG1及びORゲー
トOGを介してD−フリツプフロツプDFに供給さ
れ、その出力端からクロツクφの1ビツトタイム
分遅延した形で送出される。このとき、第2の
ANDゲートAG2は制御信号EHが“0”であるの
で非導通である。次に、効果保持スイツチESを
オンして制御信号EHが“1”になつたとする
と、ANDゲートAG1及びAG2は前回と反対に
AG1が非導通、AG2が導通となる。このため、排
他的ORゲートEO1の出力信号はANDゲートAG1
でラツチ回路L1への入力を阻止される一方、先
にD−フリツプフロツプDFから送出されていた
“1”信号がANDゲートAG2を介してORゲート
OGからD−フリツプフロツプDFの入力側に帰還
され、以後DF−AG2−OG−DFの循環路で循環
的に記憶される。そして、この記憶状態は効果保
持スイツチESをもう1回オンして制御信号EHを
“0”にするまで継続される。このように、ラツ
チ回路L1は、排他的ORゲートEO1の出力信号が
“0”になつても出力信号=“1”を出しつづけ、
効果制御データを保持するように作用するもので
あり、他のラツチ回路L2〜L12もこれと同様に作
用する。
効果保持回路123を構成する各ラツチ回路
L1〜L12から送出される効果制御データは曲風指
定信号TS2を構成するもので、前述のUK音発生
回路20、LK音発生回路30及びPK音発生回路
40に供給される一方、表示ランプ回路122A
に供給される。この制御状態表示ランプ回路12
2Aはスイツチ部CS1〜CS13の各スイツチの押ボ
タン部にそれぞれ配置された制御状態表示ランプ
を点灯駆動するためのもので、曲風指定信号TS2
が特定曲風を指定するたびにその曲風に関するト
レモロ、音量、サステイン、ビブラート、スロー
アタツク、ホールド等の制御状態をスイツチ部
CS1〜CS13の対応する表示ランプで可視表示する
ように作用する。なお、効果保持スイツチ部12
4からの制御信号ESは効果保持スイツチESの押
ボタン部に設けた効果保持表示ランプを点灯駆動
するための表示回路124Aに供給され、効果保
持ランプは制御信号EHが“1”レベルになると
点灯して効果制御データが保持されていることを
表示する。
第5図は、効果保持回路部の他の実施例を示す
ものであり、第4図におけると同様な部分には同
様な符号を付してある。第5図の実施例の特徴と
するところは、UK、LK、PK各別に独立して効
果制御データを保持できるようにするため、効果
保持回路123A、123B、123Cと、効果
保持スイツチ部124a、124b、124c
と、、効果保持表示回路124Aa、124Ab、
124Acと、インバータIV1、IV2、IV3とをそ
れぞれLK、LK、PKに対応して設けたことであ
る。このようにすれば、UK、LK、PKのうちの
1又は複数のものの効果制御データを適宜保持し
うるので、制御態様のバリエーシヨンが一層豊富
になる利点がある。
上記したこの考案の電子楽器によれば、例えば
次のようにして変化に富んだ演奏を楽しむことが
できる。すなわち、まず電源をオンすると、
NORゲートNGの作用によりORゲートO6からオ
ルガン曲風選択信号が送出され、オルガン曲風に
対応して音色、音量、効果等の制御態様が自動的
に設定される。次に、曲風選択スイツチS2をオン
してジヤズ風の曲風を選択すると、それに対応し
て音色、音量、効果等の制御態様が自動的に設定
される。この場合、プリセツトデータ記憶回路1
21からは、前掲の表において「ジヤズ」の項に
示したようなプリセツトデータが読出されるが、
このプリセツトデータに修正を加えたければ制御
スイツチ回路122中の所望の制御スイツチを操
作すればよい。そして、次にジヤズ風からムード
風に曲風を変更するにあたり、効果制御データ
を保持したい場合には効果保持スイツチESをオ
ンする。このようにすると、排他的ORゲート
EO1〜EO12の出力信号からなる効果制御データ
(すなわち、記憶回路121からのプリセツトデ
ータ、又はこれに制御スイツチによる修正を加え
たデータ)が効果保持回路123で保持されるの
で、ムード風選択スイツチS3をオンしたときに
は曲風指定信号TS1はムード風の曲風に対応し
て音色の制御態様を指定するが、効果保持回路1
21の出力信号からなる曲風指定信号TS2は以前
のジヤズ風の曲風に対応して音量及び効果の制御
態様を指定する。従つて、音色についてはムード
風で且つ音量及び効果についてはジヤズ風で演
奏を行なうことができる。この後、音量及び効果
についてもムード風で演奏しなくなつたなら
ば、効果保持スイツチESをもう1回オンして効
果保持動作を解除すればよい。
以上のように、この考案によれば、音色と切離
して効果等の制御データを保持する手段を設けた
ので、音色、音量、効果等の制御態様が豊富にな
り、曲のつながりが崩れたりする事態を未然に防
止することができるものである。[Table] In this table, a circle mark means that tremolo, sustain, vibrato, or slow attack is included and the volume is set to high, and a blank mark means that tremolo, sustain, vibrato, or slow attack is turned off and the volume is set to low. This means that the ◯ mark corresponds to the signal "1" and the blank corresponds to the signal "0". Then, such stored contents are read out for each music style in accordance with the music style designation signal TS 1 and supplied to one input terminal of each of the exclusive OR gates EO 1 to EO 12 . Each other input terminal of the exclusive OR gates EO 1 to EO 12 is connected to each switch section of the control switch circuit 122.
Control signals are applied from CS 1 to CS 12 , respectively. The control switch circuit 122 includes a switch section CS 1
- In addition to CS 12 , it includes a brilliance switch part CS 12 , and these switch parts CS 1 to CS 13 are
As illustrated for CS 1 , the state signal of the self-resetting pushbutton switch SW is transferred to a T-flip-flop.
It has a similar configuration in which it is supplied to TF to obtain a control signal. Therefore, each switch part CS 1 ~
A control signal is generated from the CS 13 so that when each push button switch SW is pressed once, it becomes "1", and when it is pressed once more, it becomes "0". The exclusive OR gates EO 1 to EO 12 are provided so that the contents of the preset data read out from the preset data storage circuit 121 can be modified by switch operations in the switch units CS 1 to CS 12 . EO 1 is the tremolo effect specification signal for the UK section (U), EO 2 is the tremolo effect specification signal for the LK section (L), EO 3 is the tremolo first specification signal, and EO 4 is the tremolo effect specification signal for the UK section (U). ) volume designation signal,
EO 5 is the volume specification signal for the LK section (L), EO 6 is the volume specification signal for the PK section (P), EO 7 is the sustain specification signal for the UK section (U), and EO 8 is the UK section ( U)
EO 9 is the sustain long designation signal for the PK section (P), EO 10 is the vibrato slow start designation signal, EO 11 is the vibrato fast start designation signal, and EO 12 is the slow attack designation signal. Each can be modified. Here, as an example of preset data modification,
The case of modifying the tremolo effect designation signal of the UK section will be explained. At present, a tremolo effect designation signal of "1" is supplied to one input terminal of the exclusive OR gate EO 1 from the preset data storage circuit 121 (the tremolo effect designation signal TS 1 selects organ style, jazz style, or mood). ), the switch part
In the initial state when the CS 1 switch is not operated at all, the control signal from it is "0", so the output of EO 1 is "1", which acts to specify the addition of a tremolo effect. Next, when the switch of switch part CS 1 is turned on once, the control signal from there becomes "1", so the output of EO 1 becomes "0",
Acts to specify non-addition of tremolo effect. Then, when the switch of the switch unit CS1 is turned on one more time, the control signal from there becomes "0", so the output of EO1 becomes "1", and the addition of the tremolo effect is designated. Such operations are similarly performed in other exclusive OR gates EO2 to EO12 . Therefore, by appropriately operating each of the switches CS 1 to CS 12 during a performance, it is possible to bring about subtle changes in the style of the performance, which is advantageous in terms of musical effects. By the way, the above-mentioned control switch circuit 122
Since each switch section has a flip-flop TF, the control state is maintained or stored, so when changing the style in the style selection switch circuit 120, the previous style is changed. Even if the control state is favorable, it may be unfavorable for the newly selected musical style. For example, if you want to change the style from an organ style to a JAZZ style, press the JAZZ style selection switch S 2 .
In principle, at the time of turning on the exclusive OR gate EO1, the output signal of the exclusive OR gate EO1 becomes "1" in accordance with the stored contents of the preset data storage circuit 121, thereby specifying the addition of the tremolo effect. However, since the flip-flop TF of the switch section CS1 was set to specify non-addition of the tremolo effect in the organ style specification state before the switch S2 was turned on, the output signal of the flip-flop TF was kept at "1". If this were the case, the output signal of the exclusive OR gate FO 1 would be "0" instead of "1" when the JAZZ-like music style was selected by the switch S2 , and the non-addition of the tremolo effect would be specified. In order to eliminate such inconvenience, the state signals of the style selection switches S1 to S5 are input to the reset input terminals R of the flip-flops TF of the respective switch units CS1 to CS13 of the control switch circuit 122.
The output signal ER of the OR gate O7 is supplied, so that the control state of the control switch circuit 122 is set to the initial state (all outputs are It is designed to return to the "0" state). Therefore, the control switch circuit 122 can perform control operations based on the initial state each time a musical style is selected, making the control operations extremely easy to perform. The effect holding circuit 123 is an exclusive OR gate EO 1
~Equipped to hold effect control data consisting of EO 12 output signals, and exclusive
When the output signals of the RO gates EO 1 to EO 12 are respectively inputted, the circuits include latch circuits L 1 to L 12 . Since the latch circuits L1 to L12 have the same configuration and operate in the same way, the configuration and operation of the latch circuit L1 will be explained as a representative. In the latch circuit L1 ,
AG 1 receives the output signal of the exclusive OR gate EO 1 and the signal obtained by inverting the control signal EH from the effect holding switch section 124 by the inverter IV.
AND gate, AG2 is a second AND gate to which the control signal EH from the effect holding switch section 124 is supplied to one input terminal, and OG is the first and second AND gate.
OR with the output signals of gates AG 1 and AG 2 as inputs
The gate DF is a D-flip-flop which receives the output signal of the OR gate OG and is timed by the system clock φ.
The output signal of DF is supplied to the other input of the second AND gate AG2 . Further, in the effect retaining switch section 124, the output signal of the effect retaining switch ES is supplied to the T-flip-flop EF, and the control signal EH is taken out from the flip-flop EF. Now, if the effect holding switch ES is not turned on and the control signal EH from it is "0", the output of inverter IV will be "1", so the first
AND gate AG 1 becomes conductive. In this case exclusive OR
If the output signal of the gate EO1 is "1", this "1" signal is supplied to the D-flip-flop DF via the first AND gate AG1 and the OR gate OG, and from its output terminal, the clock φ is It is sent with a bit time delay. At this time, the second
AND gate AG2 is non-conductive because control signal EH is "0". Next, when the effect retention switch ES is turned on and the control signal EH becomes "1", AND gates AG 1 and AG 2 are turned on in the opposite way to the previous time.
AG 1 is non-conductive and AG 2 is conductive. Therefore, the output signal of the exclusive OR gate EO 1 is the output signal of the AND gate AG 1
While the input to the latch circuit L1 is blocked, the “1” signal previously sent from the D-flip-flop DF is passed through the AND gate AG2 to the OR gate.
The signal is fed back from OG to the input side of the D-flip-flop DF, and thereafter stored cyclically in the circulation path of DF-AG 2 -OG-DF. This memorized state continues until the effect retaining switch ES is turned on again and the control signal EH is set to "0". In this way, the latch circuit L1 continues to output the output signal = "1" even if the output signal of the exclusive OR gate EO1 becomes "0",
It functions to hold effect control data, and the other latch circuits L2 to L12 also function in the same manner. Each latch circuit that constitutes the effect holding circuit 123
The effect control data sent from L 1 to L 12 constitutes a music style designation signal TS 2 and is supplied to the above-mentioned UK sound generation circuit 20, LK sound generation circuit 30, and PK sound generation circuit 40, Indicator lamp circuit 122A
is supplied to This control status display lamp circuit 12
2A is for lighting and driving the control status display lamps arranged in the push button parts of each of the switch parts CS 1 to CS 13 , and the tune designation signal TS 2
Each time you specify a specific style, the switch section controls the control status of tremolo, volume, sustain, vibrato, slow attack, hold, etc. for that style.
The corresponding indicator lamps of CS 1 to CS 13 act to provide visual indication. Note that the effect retaining switch section 12
The control signal ES from 4 is supplied to the display circuit 124A for lighting and driving the effect retention indicator lamp provided on the push button part of the effect retention switch ES, and the effect retention lamp is turned on when the control signal EH reaches the "1" level. to indicate that effect control data is retained. FIG. 5 shows another embodiment of the effect holding circuit section, in which the same parts as in FIG. 4 are given the same reference numerals. The embodiment shown in FIG. 5 is characterized by effect holding circuits 123A, 123B, 123C, effect holding switch section 124a, 124b, 124c
,, effect retention display circuits 124Aa, 124Ab,
124Ac and inverters IV 1 , IV 2 , and IV 3 corresponding to LK, LK, and PK, respectively. In this way, the effect control data of one or more of UK, LK, and PK can be appropriately held, which has the advantage of providing a wider variety of control modes. According to the above-mentioned electronic musical instrument of this invention, it is possible to enjoy a variety of performances, for example, in the following manner. In other words, when you first turn on the power,
An organ music style selection signal is sent from the OR gate O 6 by the action of the NOR gate NG, and control modes such as timbre, volume, effect, etc. are automatically set in accordance with the organ music style. Next, when the music style selection switch S2 is turned on to select a JAZZ style music style, control modes such as timbre, volume, effects, etc. are automatically set accordingly. In this case, preset data storage circuit 1
21, preset data as shown in the "JAZZ" section of the table above is read out.
If it is desired to modify this preset data, the desired control switch in the control switch circuit 122 may be operated. Then, when changing the music style from Jiyaz style to Mood style, if you want to retain the effect control data, turn on the effect retention switch ES. In this way, the exclusive OR gate
Since the effect control data consisting of the output signals EO 1 to EO 12 (that is, preset data from the memory circuit 121 or data modified by the control switch) is held in the effect holding circuit 123, the mood-like effect is maintained. When the selection switch S3 is turned on, the style designation signal TS1 specifies the tone control mode corresponding to the mood style, but the effect retention circuit 1
The music designation signal TS 2 consisting of 21 output signals specifies the control mode of volume and effect corresponding to the previous JAZZ-like music. Therefore, it is possible to perform with a mood-like timbre and a jazz-like sound volume and effect. After this, if the volume and effects no longer play in a moody manner, the effect holding switch ES can be turned on once more to cancel the effect holding operation. As described above, according to this invention, a means is provided to hold control data such as effects separately from the timbre, so control modes for timbre, volume, effects, etc. are richer, and the connection between songs is broken. It is possible to prevent situations from occurring.
第1図は、この考案の一実施例による電子楽器
の回路構成を示すブロツク図、第2図は、第1図
の回路におけるUK音発生回路の詳細を示すブロ
ツク図、第3図は、第1図の回路におけるLK
音・PK音発生回路の詳細を示すブロツク図、第
4図は、第1図の回路における曲風指定回路の詳
細を示す回路図、第5図は、効果保持回路部の他
の実施例を示す回路図である。
50……曲風指定回路、123,123A〜1
23C……効果保持回路、124,124a〜1
24c……効果保持スイツチ部。
FIG. 1 is a block diagram showing the circuit configuration of an electronic musical instrument according to an embodiment of the invention, FIG. 2 is a block diagram showing details of the UK sound generation circuit in the circuit of FIG. 1, and FIG. LK in the circuit shown in Figure 1
FIG. 4 is a block diagram showing details of the sound/PK sound generation circuit. FIG. 4 is a circuit diagram showing details of the music style designation circuit in the circuit of FIG. 1. FIG. FIG. 50...Song designation circuit, 123, 123A~1
23C...Effect holding circuit, 124, 124a~1
24c...Effect retention switch section.
Claims (1)
するための選択手段と、 (b) 前記複数の楽音制御態様にそれぞれ対応し且
つ各組毎に少なくとも音色制御情報及び効果制
御情報を含む複数組の楽音制御情報を発生可能
な情報発生手段であつて、前記選択手段で選択
された楽音制御態様に対応する組の楽音制御情
報を出力するように構成されたものと、 (c) 効果保持指令用の操作子と、 (d) 前記情報発生手段から出力された楽音制御情
報のうち効果制御情報を入力とする保持手段で
あつて、前記操作子の操作に応じてそのときに
入力されている効果制御情報を該操作子の次回
の操作時まで保持して出力すると共に、このよ
うな保持動作をしないときは入力される効果制
御情報をそのまま出力するように構成されたも
のと、 (e) 前記情報発生手段から出力された楽音制御情
報のうちの音色制御情報と前記保持手段から出
力された効果制御情報とで決定される楽音制御
態様に従つて楽音信号を形成・送出する楽音形
成手段と をそなえた電子楽器。[Claims for Utility Model Registration] (a) Selection means for selecting any one of the plurality of musical tone control modes, (b) At least a tone color corresponding to each of the plurality of musical tone control modes and for each set. Information generating means capable of generating a plurality of sets of musical tone control information including control information and effect control information, and configured to output a set of musical tone control information corresponding to the musical tone control mode selected by the selection means. (c) an operator for commanding effect retention; and (d) a retaining means that inputs effect control information from among the musical tone control information output from the information generating means, the retaining means receiving the effect control information as input, the operation of the operator In response to this, the effect control information input at that time is held and output until the next operation of the corresponding controller, and when such a holding operation is not performed, the input effect control information is output as is. (e) producing a musical tone according to a musical tone control mode determined by tone control information of the musical tone control information output from the information generating means and effect control information output from the holding means; An electronic musical instrument equipped with musical tone forming means for forming and transmitting signals.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2597480U JPS636789Y2 (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2597480U JPS636789Y2 (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56128692U JPS56128692U (en) | 1981-09-30 |
JPS636789Y2 true JPS636789Y2 (en) | 1988-02-26 |
Family
ID=29621995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2597480U Expired JPS636789Y2 (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS636789Y2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7354539B2 (en) * | 2019-01-10 | 2023-10-03 | ヤマハ株式会社 | Sound control device, sound control method and program |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2597480U patent/JPS636789Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56128692U (en) | 1981-09-30 |
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