JPS6367501A - 対角線測定物指 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、長さの測定治具の技術に係り、殊に可動間仕
切りにおいて用いられる平行多辺形の平板又は曲げ加工
により生じた平面（以下平板等とする）における、対角
線を測定する物指の技術に係る。

可動間仕切りにおいて用いられる平行多辺形、例えば壁
パネル表板の長方形状の平板等における対角線の測定は
、長方形の形状が平板等において正しく形成されている
か否かの判定に極めて重要なものであり、この場合両角
の直角が正しく、二つの対角線が等しいことをもって、
正確な長方形となすことが出来る。　可動間仕切りにお
いては、規格どおりに製品が造られねばならず、ｍｍ単
位で同一形状を造ることが要求されている。　例えば前
例でいえば、平板等の長方形が正しく形成さねていない
と、表板と裏板とがくい違いを見せたり、間柱や床レー
ル、天井レール等に傾きを生じたりして、優ねた間仕切
りとしての体をなさないからである。

このため、平板等の隅角度及び対角ｍ１ｌｌ正確に測定
されねばならない。　更に従来、一般の壁パネルにおい
て＆ツ、対角線の長さの許容誤差ＧＪ　ｌ　ｍ　ｍ以内
とさねているが、より優ねた間仕切りとするため、Ｑ、
１ｍｍ以内の許容誤差とするよう求められている。

しかるに、従来の測定治具にｃａｔｓ図面の第５図に示
したような、金属製の巻尺であるコンベックスＡ−Ａが
用いられている。　このコンペツクスノｔ−ルにおいて
（プ、巻尺の目盛の０点を示す係止片を一の対角頂点に
当て、巻尺を引きのばして他の対角頂点に当て、その目
盛を読むのであるが、係止片の位置を違えると計測毎に
数値が違い、隅角の測定も出来ず、巻尺という可撓体の
振わもあり、正確を期し難く、勢い測定時間も長くか＼
るものであった。

その上、フンペックスＡ−／’、でｃＪ、ｍｎ１位迄全
貌むのが精−パイで、ｎ１ｍｍ以下迄正確を期すことが
出来なかった。

本発明は、扁平横長尺の硬質素材よりなる物指体の中央
部を横長に摺動溝として開口させ、摺動溝に沿ってｍｍ
単位の主目盛を刻み、ＱＯ５、ｍ　ｍ単位の副目盛を側
面に刻んだ指標本体を、副目盛部を上方突出状態に摺動
溝に摺動自在に内嵌し、物指体の下面において、一の先
端部と指標本体の下部に、角度の切りこみを有する平板
溶隔角当て片を回転自在に取りつけた、対角線測定物損
の創作であり、従来の方法の如上の欠点を解消し又業界
の上記要請に応えるためになさねた。

本発明を、以下実施例により、図面によって説明すると
、本発明の対角線測定物損２３は、いずわも金属等硬質
の素材よりなる、物指体７、先角当て９、向い月光て１
１及び指標本体１８とよりなる（第１図、第２図）。

物指体７は、内部を中空とした又（ツ中空としていない
扁平な四角柱状横長体である本体１において、本体１の
巾広い上面２、下面３の中央部を、上下に貫く長手方向
、横長の縦溝に切欠いて摺動溝４．４となし、又、本体
１の一の長手方向先端近く中央に、透し孔５を上面２、
下面３を上下に貫き設け、後記の先角当て９のとりつけ
時における切りこみの頂点８の摺動溝４の中心線上の位
置を起点（０点）として、透し孔５方から他の長手方向
先端に向けて上面２に、摺動溝４に沿って最小ｍｍを単
位とする虫目−盛６を刻んだものである。

先角当て９と向い月光て１目ツ、−組のものであって、
ともに同一角度の切りこみを中心部に向けて有する、平
らで同一肉厚の小部品である。　先角当て９番ツ、物指
体７の一の先端部下面３に、縦巾のみ本体１の平面縦巾
より少し突出させる平面における先端部とはソ同形大の
長方形平板の中央に向は前記角度の切りこみ（切り欠き
）を有し、切りこみの頂点８近くの中央部に透し孔５を
設けたものである。

向い月光て１１は、前記切りこみの頂点８を中心に前記
角度をもって長方形板状の二つの腕Ｉｎ、１０を突出さ
せる鈎状体であって、腕１０．１０の先端間の間隔を、
本体１の前記縦巾より大きいものとなし、物指体７の下
面５にとりつけた場合外方に少し突出するものとする。

切りこみの頂点８近くの中央部に透し孔５を設けている
。

指標本体１８は、は寸四角柱状の横長の小部品において
、その大きさを、物指体７の上下の摺動溝４．４間に、
下面３と０１面を揃え、上面２から（ツ上方突出状態に
、摺動可能に挿入されるものとする。　小部品の上部中
央から縦に貫く透し孔５を設け、前記摺動溝４．４に挿
入された状態における上面２の主目盛６部と直交する突
出した側面１２に、Ｑ　３．５　ｍ　ｍ単位の副目盛１
３を刻む。　副目盛１３の起点（ツ、後記指標本体１８
を物指体７の摺動溝４にとりつけた時、指標本体Ｉ８と
下面６部で連結した向い月光て１１の切りこみを先角当
て９の切りころと向い合わせ状態にし、頂点８を摺動溝
４の中心線に位置せしめた物指体７の縦断面における、
向い月光て１！０頂点８の位置である。　長方形の直角
折れの小折片である指標片１４の垂直片１５の端線１６
を副目盛１３の起点に揃えて接着し、その水平片１７−
１前記指標本体１８の物指体７の摺動溝４内挿入時、主
目盛６上にあるようにする。　以上が指標本体１８の構
造である。

さて上記措成の冬休を組立て、本発明の対角線測定物損
２６となすに目、物指体７をもたらし、指標本体１８を
摺動溝４．４に前記のように内嵌し、物指体７の下面乙
において、第２図に見るように、物指体７の透し孔５部
に先角当て９を、そして指標本体１８部に向い月光て１
１を切りこみ部を向い合わせ状態に当てがい、先角当て
９ｃｊ物指体７への内方にのみ回転自在に物指体７の透
し孔５と先角当て９の透し孔５とをピン１９で結んで固
定し、向い月光て１１番ｊ指標本体）８の透し孔５と向
い月光て１！の透し孔５とをピン１９で結んで、回転自
在に固定してなる。　この状態において、指標本体１８
は向い月光て１１により、摺動自在に物指体７に固定と
なり、先角当て９の縦部端及び向い月光て１１の二つの
腕１０、Ｉｎは物指体７より外方に突出していて、月光
て９．１１の操作がし易いようになっている。

この対角線測定物損２３の使用方法は、測定物の一の対
角２０の頂点８に、物指体７下面６における先角当て９
の頂点８を合わせ、指標本体１８を摺動させて、測定物
の他の対角２１の頂点８に物指体７下面３における向い
月光て１１の切りこまの頂点８を合わせ、指標本体１８
における指標片１４の水平片１７の端線１６によって主
目盛６を読み、その垂直片１５によって端線１６の示す
副目盛１３によりコンマ以下の数値を更に詳しく読み取
るものである。

先角当て９及び向い月光て１１の切りころ角度番ツ、測
定物の隅角の角度より少し太き目になっており、前記互
いの頂点８を合わせるに便となっている。　使用方法（
」第３図及び第４図で示されている。　グラ２４は、測
定物の曲げ成形の壁パネル表板を示す。

従来の測定治具であるコンベックスルール２２を用いる
使用法番ｊ１前述のように第５図で示さねており、対角
線の位置や角度を定めるのに不充分、不確実であるとし
たことが、如実に収取される。

本発明の特徴Ｌｌｚかつてない高い確度でもって対角線
を測ることが出来ることであり、作業能率もコンベック
スルール２２の場合例えば一枚の壁パネル２４に３０〜
５０秒を要したものが、本発明を用いて１０〜２０秒以
下に減することを得ている。

なお、物指体７の上面２を、透明な素材を用いて、目盛
の数値を読むに便ならしめることも出来る。　この場合
、円形の測定物の直径も、先角当て９及び向い月光て！
１の切りころの頂点８と円弧の間隔を差引くことにより
求められる。

本発明により、より正確で厳しい規格の間仕切りの提供
が可能となり、産業界に大きな貢献が期待される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例による対角線測定物損の斜視
図であり、′第２図は一同、その背面図であり、第３図
は、同、測定物に使用している状態を示す斜視図であり
、第４図ＧＪ１同、指標本体１８における副目盛Ｉ６と
物指体７における主目盛６との関わりを示す、一部省略
拡大斜視図であり、第５図は、従来の測定方法を示す斜
視図である。 符　　号 １０８．　　本　　体　　　２００．　　上　　　面３
００．　下　　面　　４０１．　摺動溝６００．　主目
盛　　　７００．物指体８００．　頂　　点　　９００
．先角当て１１１．向い月光て　　＋６０．副目盛１４
０．指標片　　　　１６０．端　線１８０．指標本体 ２３、、、対角線測定物損 以　　　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　イ）金属等硬質の素材よりなり、内部中空又は中空
   でない扁平な四角柱状横長材の本体１において、本体１
   の巾広い上面２、下面３の中央部を、上下に貫く長手方
   向、横長の縦溝に切欠いて摺動溝４、４となし、又、本
   体１の一の長手方向先端近く中央に、透し孔５を上下に
   貫き設け、透し孔５方から他の長手方向先端に向けて上
   面２に、摺動溝４に沿って最小ｍｍを単位とする主目盛
   ６を刻んだところの、 物指体７と、 ロ）金属等硬質の素材よりなり、同一角 度の切りこみを中心部に向けて有する、平らな同一肉厚
   の一組の小部品である、 本体１の平面縦巾より少し大きい縦巾を有 する長方形状体に前記切りこみを入れ、切りこみの頂点
   ８近くの中央部に透し孔５を有する、先角当て９と、 切りこみの頂点８から長方形板状の二つの 腕１０、１０を突出させた鈎状体で、突出板の先端間の
   間隔を、本体１の前記縦巾より大きいものとなし、頂点
   ８近くの中央部に透し孔５を有する、向い角当て１１と
   、 ハ）金属等硬質の素材よりなり、ほゞ四 角柱状の横長の小部品の大きさを、物指体７の上下の摺
   動溝４、４間に摺動可能に且つ下面３とは面を揃え、上
   面２からは上方突出状態に挿入されるものとなし、小部
   品の上部中央から縦に貫く透し孔５を設け、前記摺動溝
   ４、４に挿入された状態における上面２の主目盛６部と
   直交する突出した側面１２に、透し孔５近くの後記の位
   置を起点として０．０５ｍｍ単位の副目盛１３を刻み、
   長方形の直角折れの小折片である指標片１４の垂直片１
   ５の端線１６をこの起点に揃えて接着し、その水平片１
   ７を前記小部品挿入時に物指体７の主目盛６上にあるよ
   うにした、 指標本体１８とよりなり、 ニ）物指体７の下面３において、その先 端における透し孔５部に、先角当て９を切りこみ部を物
   指体７の内方に向けて当てがい、その透し孔５を前記透
   し孔５に合わせ、ピン１９でもって結び、物指体７の内
   方にのみ回転自在に固定し、指標本体１８を摺動溝４、
   ４に上部突出状態にして、摺動自在に挿嵌し、その下部
   の物指体７の下面３に向い角当て１１を当てがい、指標
   本体１８と向い角当て１１の透し孔５、５を合わせ、ピ
   ン１９で回転自在に固定し、先角当て２９の切りこみの
   頂点８が物指体７の摺動溝４の中心線に向う状態におい
   て、その頂点８の位置を主目盛６の０点（起点）となし
   、副目盛１３番は、物指体７の縦断面における向い角当
   て１１の切りこみの頂点８の位置を起点となし、 測定物の一の対角２０の頂点８に、物指体 ７の先角当て９の頂点を合わせ、測定物の他の対角２１
   の頂点８に、物指体７の向い角当て１１の切りこみの頂
   点８を合わせ、指標本体１８における指標片１４の水平
   片１７の端線１６によって主目盛６を読み、その垂直片
   １５の端線１６により副目盛１３を読むことを特徴とす
   る、 対角線測定物指。 ２　物指体７の上面２を、透明な素材としたところの、
   特許請求の範囲第１項記載の対角線測定物指。 ３　先角当て９及び向い角当て１１の切りこみ角度を、
   所要測定角度より少し大きくしたところの、特許請求の
   範囲第１頂及び第２頂記載の対角線測定物指。 ４　先角当て９及び向い角当て１１の切りこみ角度を、
   ９０度より少し大きくしたところの、特許請求の範囲第
   １項から第３項迄記載の対角線測定物指。