JPS6367306A - 車輌停止装置 - Google Patents

車輌停止装置

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JPS6367306A
JPS6367306A JP21054686A JP21054686A JPS6367306A JP S6367306 A JPS6367306 A JP S6367306A JP 21054686 A JP21054686 A JP 21054686A JP 21054686 A JP21054686 A JP 21054686A JP S6367306 A JPS6367306 A JP S6367306A
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長島 正弥
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的について 本発明は、急速に過密化した車社会において激増し続け
る交通事故のうち、特に昼夜間をとわず路上又は路側部
の工事現場における交通事故を防止せんとするのがその
目的である輌に注意を喚起しているが、工事現場に通行
車輌が突入して人身及び機材の事故が絶えないのが現状
で事故による社会的影響が広範囲に及び且つ深刻なもの
になりつつあることはよく知られたところである。
本発明は以上にかんがみ作業現場に車輌が侵入しても人
身事故は勿論のこと機材の損壊事故等を未然に防止しよ
うとする目的をもって提供されたものである。
(A)従来の技術と問題点について この種事故を防止するための手段として従来は工事現場
に前記したように工事中の各種標識を立設するか或は時
には簡単な器具を使用してロープ等を張り巡らすとか、
土のう、氷袋、砂袋等を置いてつまり障害物を設置し、
これに衝突させて侵入車輌を停止させる等の手段がとら
れていた。このような手段では設置した障害物に衝突し
た際侵入車輌が破壊されるばかりでなく衝突によって設
置した障害物が飛ばされるなどして運転者は勿論のこと
工事中の人々も事故に遭遇するし、又障害物を突破して
工事現場に侵入し事故の被害が大となるというのが現状
である。
(B)本発明が解決しようとする問題点本発明は上記に
かんがみ従来の固定又は重量物の設置によって暴走車侵
入を防止するという発想からなる平仄を一切排除して工
事現場等に暴走侵入する車輌を事故防止装置内に積極的
に導入し、車輌が急にブレーキをかけた時と同様の現象
を出現せしめると共に車輌の慣性力によって事故防止装
置に変位、変形を招来せしめて車輌を停止させようとす
るものである。
(ロ)発明の構成について 本発明は以上の目的において提供されたものであるが以
下その構成を実施例である図面に従って説明する。
第一図は本発明の実施例を示す斜視説明図であるが1図
示するように本発明は、車輌受入れ可能な縦及び横の長
さを有する底部ネット(1)と、底部ネット(1)の−
横辺に、当該横辺と同じ長さの巾を有し適宜高さを有す
る正面ネット(2)を一体的に継縛し、更に正面ネット
(2)の左右立上り両辺支柱(4)を添設して正面ネッ
ト(2)及び側面ネット(3)(3)の立上りを支持し
ている。従って底部ネット(1)の他の一辺部は開放部
(8)として当該部から侵入車輌(12)を導入するよ
うに構成している。
又各ネット(1) (2) (3)はすべて可撓性を有
する高張力性繊維製のロープで製作されているが、その
各周辺は特に耐張力用心材を使用した耐張力ロープ(6
)を使用し、又各ネット(1) (2) (3)の所要
部分にもこの耐張力ロープ(6)を配設しである。又立
設支柱(4)と正面ネット(2)及び側面ネット(3)
の継縛に使用する支持紐(11)は本装置内に車輌(9
)が侵入衝突した際その衝撃で切断する程度の強度を有
する紋(11)とする。更に(5)は支柱受板で立設支
柱(4)を倒れないように固定的に支持している。
本発明は以上のような構成を有するが各ネット(1) 
(2) (3)は前記のようにその用途上可撓性を有す
る高張力繊維製のロープを使用することがもっとも望ま
しく、又摩擦係数を大にするためと繊維の耐久性を高め
るためゴム或は合成樹脂によるコーティング材料を使用
することが望ましい。特に各ネット(1)(2)(3)
の周囲及び支持ロープ(6)は太いロープで構成すると
よい。
次に底抜ネット(1)の長さは自動車の駆動輪が来るだ
けの長さがあれば足りる。
従って作業現場環境に応じて底抜ネット(1)に第2図
に示すように補充ネット(1′)を継ぎ足して使用する
ようにしてもよい。(7)はその継手である。
(ハ)発明の作用及び効果について 本発明は以上のような構成を有するものであるが次にそ
の作用と効果について述べる。
本発明装置を使用する際は、本装置を作業工事現場で暴
走車が進行してくると想定される方向に開放部(8)を
向けて設置しておく。
なお、作業現場と本装置設置の距離(間隔)は当該作業
現場路上を制限速度で走行する車輌が急ブレーキをかけ
た際スリップする距離に2m前後の安全見込み距離をプ
ラスした距離とすれば充分であるが、作業現場の状況に
応じて現場責任者が最も安全と想定される距離を有して
設置すればよい。
次に暴走車輌(9)が本装置の開放部(8)から突込ん
できた場合であるが、車輌(9)の前部が正面ネット(
2)に衝突する位置まで侵入すると車体全体が底部ネッ
ト(1)上に位置することになるから、当然に前@駆動
又は後@駆動の何れの車輌(9)でも駆動軸(10)が
底部ネット(1)に載り(第3図(A))次いで車輌(
9)は正面ネット(2)に衝突しく第3図(B))その
全重量を底部ネット(1)にかけた状態で本装置を前方
にスリップさせる(第3図(C))。
なお車輌(9)が正面ネット(9)に衝突した際正面ネ
ット(2)及び側面ネット(3)を立設支柱(4)に支
持している支持車LC11)は衝突の衝撃で切れるから
立設支柱(4)はその場に残置され、正面ネット(2)
は第3図(B)及び(C)に示すように前方に膨出し、
底部ネット(1)と正面ネット(2)に張り渡した支持
ロープ(6)によって底部ネット(1)の後端部分が上
方にまくり上げられるような状態となり、またそのその
力の働きと同時に正面ネット(2)及び底部ネット(1
)の両側面がそれぞれ内方に向けて成程度立上り弯曲状
となり車輌(9)を包み込むような状態となって車輌(
9)と共に地上をスリップする。
このスリップ開始と同時に駆動軸(10)の回転が停止
して車輌(9)は急ブレーキをかけたときのように全軍
−一転を停止する。即ち本装置は矢印(R)方向にスリ
ップ進行する力が働くのに対して駆動軸(10)は矢印
(S)方向に回転する力が働いているから駆動@ (1
0)の回転が停止し、車輌(9)はあたかも急ブレーキ
をかけたと同じような状態となり車輌(9)の走行慣性
で車輌(9)と装置が一体となってスリップすることに
なる。(第3図(B))。普通。
車輌(9)が路面上で急ブレーキをかけた場合車輌(9
)は走行してきた時速に比例してスリップ距離を延ばす
(路面とタイヤの接触面積が時速に関係なく一定してい
るから、)のであるが、本装置内に侵入して車輪の回転
が停止した場合、路面をスリップするのは車輌(9)(
車輪といってもよい。)ではなく本発明装置であって直
接的には底部ネット(1)であることに注目しなければ
ならない。
そして、(イ)本装置は車輌の走行慣性によって車輌を
載置した状態で前方にスリップ進行するが。
この前進運動にたいして底部ネット(1)には路面との
摩擦で装置及び車輌のスリップを停止しようとする反対
の力が同時に生ずる。
(ロ)このスリップによる摩擦係数は、車輌が路面にお
いて急ブレーキをかけた際のタイヤと路面の摩擦面積に
比して底部ネット(1)と路面との摩擦面積が極めて大
であるから摩擦係数も大となる(ハ)装置を構成するネ
ットの材料を可撓性材料としているので路面と底部ネッ
ト(1)との摩擦係数が大となる。
(ニ)車輌の走行慣性と装置がネットであること及び路
面との摩擦によって装置全体がスリップ方向(R)にた
いして前後に伸長され且つ車輌の重量が装置にたいして
大きな荷重となるから路面と底部ネット(1)との摩擦
係数がより大となる。
(ホ)装置はすべて可撓性材製であるから路面に凹凸が
存在しても底部ネット(1)は路面になじみ。
スリップ状態にあってもこのなじみは解消されることは
ないからスリップ時の摩擦係数を減することはない。
(へ)車輌(9)が装置と共にスリップする際は、底部
ネット(1)の両側部が立上り弯曲状となって車輪外側
面に接し且つ強い押圧力を加えるので特に駆動輪の回転
停止を助長する。
本願発明は以上のような作用を有するので、本発明装置
を昼間夜間を問わず路上の作業現場適宜ケ所に設置して
おけば暴走車等が侵入してきても本装置内に入り、ネッ
トによって装置と車輌の衝撃力を緩和し更に運転者が急
ブレーキをかけなくとも装置のスリップによって自動的
に車軸の回転が急停止し、且つ装置のスリップとスリッ
プによる路面と装置の大きな摩擦によって車! (9)
は完全に停止する。然もスリップする距離は路面と装置
(底部ネット(1))の摩擦が極めて大であるから、通
常路面で急ブレーキをかけたときのスリップ距離に比し
て短距離であり、従って暴走車が工事現場に侵入するこ
とを容易に防止することが可能であって然もスリップ現
象による衝撃緩和で従来のような人身事故や機材事故を
未然に防止することができる。又耐張力ロープ(6)に
よって装置の損壊も免がれる。特に人身事故や機材事故
の防止ばかりでなく、工事の種類例えばガス、電気、水
道等々直接庶民生活に関連する工事の場合は、事故によ
る工事の中断は工事関係者は勿論のこと庶民生活にはか
り知れない迷惑と損失を與えるものであるが、これらを
未然に防止することが可能という利点がある。特に従来
この種事故防止は、土のう、砂のう、氷袋その他の重量
物の設置で侵入車輌を強制的に停止させようとする発想
から一歩も出ない手段しか採用していなかったためこの
種事故には必ず人身事故がともなっていたが、本発明に
よる装置は装置及び暴走侵入車輌をスリップさせるとい
う従来の手段とは全く逆の発想にもとすく手段で侵入車
輌(9)を停止させるので人身事故を完全に防止可能と
いう大きな利点を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので 第一図は斜視説明図 第二図は補充ネットの斜視説明図 第三図は本発明装置の作用説明図で(A)は本装置に車
輌が侵入を開始した場合の側面図。 (B)は車輌が正面ネットに衝突した瞬間の側面図、(
C)は本装置がスリップしている状態の側面図である。 (1)・・・・・・・・・底部ネット (2)・・・・・・・・・正面ネット (3)・・・・・・・・・側面ネット (A)(A)・・・・・・・・・正面ネットの左右立上
り辺(BOB)・・・・・・・・・底部ネット縦辺(4
)・・・・・・・・・立設支柱 (6)・・・・・・・
・・耐張カロープ(8)・・・・・・・・・開放部  
(9)・・・・・・・・・車輌特許呂願人 長島正弥

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 適宜の縦長と横巾とを有する底部ネット(1)の横辺の
    一つに、適宜の高さと底部ネット(1)の横巾と同じ巾
    を有する正面ネット(2)を一体的に立設し、この正面
    ネット(2)の左右立上り両辺(A)(A)と底部ネッ
    ト(1)の縦辺(B)(B)とにはそれぞれ側面ネット
    (3)(3)を一体として張り渡し、この左右立上り両
    辺(A)(A)部には立設支柱(4)を添設して正面ネ
    ット(2)及び側面ネット(3)の立上りを支持し、他
    方各部ネット(1)(2)(3)の周辺及び適宜位置に
    は耐張力ロープ(6)を配した構成となし、底部ネット
    (1)の他の一方を開放部(8)としてなる構造の可撓
    性材製車輌停止装置。
JP21054686A 1986-09-09 1986-09-09 車輌停止装置 Granted JPS6367306A (ja)

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JP21054686A JPS6367306A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 車輌停止装置

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JP21054686A JPS6367306A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 車輌停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6367306A true JPS6367306A (ja) 1988-03-26
JPH0370044B2 JPH0370044B2 (ja) 1991-11-06

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ID=16591126

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JP21054686A Granted JPS6367306A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 車輌停止装置

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JP (1) JPS6367306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216208A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Masaya Nagashima 車輌強制停止装置
JP2007531837A (ja) * 2004-03-31 2007-11-08 ユニバーサル、セイフティー、レスポンス、インコーポレイテッド ネットおよびマット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0216208A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Masaya Nagashima 車輌強制停止装置
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JP4737194B2 (ja) * 2004-03-31 2011-07-27 スミス、アンド、ウエッソン、セキュリティ、ソリューションズ、インコーポレイテッド ネットおよびマット

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JPH0370044B2 (ja) 1991-11-06

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