JPS6367305A - 傾斜地の雪処理装置 - Google Patents
傾斜地の雪処理装置Info
- Publication number
- JPS6367305A JPS6367305A JP21292286A JP21292286A JPS6367305A JP S6367305 A JPS6367305 A JP S6367305A JP 21292286 A JP21292286 A JP 21292286A JP 21292286 A JP21292286 A JP 21292286A JP S6367305 A JPS6367305 A JP S6367305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- slope
- air cushion
- treatment apparatus
- wind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は豪雪地帯において傾斜地の側を走る道路の交通
安全とか、その他の構造物を雪崩から守ろうとするもの
である。
安全とか、その他の構造物を雪崩から守ろうとするもの
である。
(従来技術及びその問題点)
近年バイパス道路等の新しい道路は山を切り開いて作る
ものが多くなっており、その為道路の両側或は片側は切
り開かれた傾斜地と成っているものが多い。然しこれら
の傾斜地には樹木が無いために豪雪地帯においては常に
雪崩の危険にさらされているのが現状である。雪崩は傾
斜地に雪の積もった状態において雪庇が落下するなどの
衝撃が加えられたとき、或は地熱等により積雪の底部が
緩んできたときなどに発生するが、これらの雪崩は何時
発生するか分からないため雪崩の発生しそうな傾斜地の
積雪の状態を観測し、予め道路を交通止めにして雪庇酸
は傾斜地の積雪をダイナマイトによって爆破崩落させ、
除雪した後に道路を開通させているのが現状である。
ものが多くなっており、その為道路の両側或は片側は切
り開かれた傾斜地と成っているものが多い。然しこれら
の傾斜地には樹木が無いために豪雪地帯においては常に
雪崩の危険にさらされているのが現状である。雪崩は傾
斜地に雪の積もった状態において雪庇が落下するなどの
衝撃が加えられたとき、或は地熱等により積雪の底部が
緩んできたときなどに発生するが、これらの雪崩は何時
発生するか分からないため雪崩の発生しそうな傾斜地の
積雪の状態を観測し、予め道路を交通止めにして雪庇酸
は傾斜地の積雪をダイナマイトによって爆破崩落させ、
除雪した後に道路を開通させているのが現状である。
これらによるときは先ず一定時間道路を封鎖しなければ
成らないという経済的損失が大きく、又ダイナマイトの
装填作業が困難と危険をはらみ、然も熟練を要するなど
の欠点がある。
成らないという経済的損失が大きく、又ダイナマイトの
装填作業が困難と危険をはらみ、然も熟練を要するなど
の欠点がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は以上のような欠点を解消すべく研究されたもの
で労働力、動力を使用することなく自然の風を利用して
その風圧により常に傾斜地に降った雪をゆさぶりながら
少量ずつ落下させ(落下した雪は交通止めすることなく
通常の除雪車によって除雪すればよい)、積雪、雪庇の
爆破、崩落作業におけるダイナマイト装填等の危険な作
業を無くして冬期における交通安全を計ろうとするもの
である。
で労働力、動力を使用することなく自然の風を利用して
その風圧により常に傾斜地に降った雪をゆさぶりながら
少量ずつ落下させ(落下した雪は交通止めすることなく
通常の除雪車によって除雪すればよい)、積雪、雪庇の
爆破、崩落作業におけるダイナマイト装填等の危険な作
業を無くして冬期における交通安全を計ろうとするもの
である。
本発明を図示の実施例によって詳記すると、道路1の側
にある傾斜地2は、緩衝シート3等を被せて後述のエア
ークッション8の破れないような平滑面とし、傾斜地2
の下部4と上部5には金具、柵などの止め具6,7を設
置して傾斜地を覆うよう張設したエアークッション8の
上下を固定するが、このエアークッション8の表面は下
方に向けて傾斜していると共に内部は上下方向の独立室
9゜9に区画されており、該エアークッション8には風
圧により変形自在で復元力を保持する程度の圧力の気体
を充填して成るものである。
にある傾斜地2は、緩衝シート3等を被せて後述のエア
ークッション8の破れないような平滑面とし、傾斜地2
の下部4と上部5には金具、柵などの止め具6,7を設
置して傾斜地を覆うよう張設したエアークッション8の
上下を固定するが、このエアークッション8の表面は下
方に向けて傾斜していると共に内部は上下方向の独立室
9゜9に区画されており、該エアークッション8には風
圧により変形自在で復元力を保持する程度の圧力の気体
を充填して成るものである。
エアークッション8としては第2図のようにチュウブ1
0.10を上下方向に所定間隔毎に並設して多数の独立
室9,9を並設した状態にし、その上にシート11を固
定して−チュウブ10に加わった風圧による揺さぶりが
シート11に伝播してシート11上の積雪を落下させる
ようにする。
0.10を上下方向に所定間隔毎に並設して多数の独立
室9,9を並設した状態にし、その上にシート11を固
定して−チュウブ10に加わった風圧による揺さぶりが
シート11に伝播してシート11上の積雪を落下させる
ようにする。
又第3図のようにエアークッション8内を予め遮断布1
2.12により遮断して多数の独立室9.9を並設する
ようにしても良い。
2.12により遮断して多数の独立室9.9を並設する
ようにしても良い。
エアークッション8の底部は傾斜地2或は緩衝シート3
に接触しても離れているように張設しても良い。
に接触しても離れているように張設しても良い。
エアークッション8の四周は下方に風雪の入り込まない
よう図示しないシート等により覆うようにする。エアー
クッション8が傾斜地と接触しても破れる恐れのないと
きは緩衝シート3等は必ずしも必要としない。
よう図示しないシート等により覆うようにする。エアー
クッション8が傾斜地と接触しても破れる恐れのないと
きは緩衝シート3等は必ずしも必要としない。
又エアークッション8は複数段オーバーラツプさせなが
ら設置しても良いが、その際はオーバーラツプ位置より
風雪が下方に入り込まないようにする(多少入り込んで
も良い)のが良く、その最上端位置は雪庇の出来にくい
ように設置するのがのぞましい。
ら設置しても良いが、その際はオーバーラツプ位置より
風雪が下方に入り込まないようにする(多少入り込んで
も良い)のが良く、その最上端位置は雪庇の出来にくい
ように設置するのがのぞましい。
図中13は送排気栓である
尚本発明は主に道路の交通安全のために発明されたもの
であって、その趣旨に従って説明してきたが、傾斜地の
下方に位置する道路以外の構造物の保護のために実施す
ることも出来る。
であって、その趣旨に従って説明してきたが、傾斜地の
下方に位置する道路以外の構造物の保護のために実施す
ることも出来る。
(作 用、効 果)
本発明は以上の如く具現されるもので、エアークッショ
ン8上に降った雪はエアークッション上に加わる風圧と
積雪の重さ或は常に変化する風向。
ン8上に降った雪はエアークッション上に加わる風圧と
積雪の重さ或は常に変化する風向。
風圧によってもたらされる内部気体の移動によって常に
ゆさぶられた状態にあってエアークッション8の表面に
付着することなく少量ずつエアークッションの斜面に沿
って落下する。従ってエアークッション上の雪は大きな
塊りとなって落下することなく傾斜地の下方に位置する
道路の交通安全も確保され、交通止めをすること無く通
常の除雪車によって除雪すれば良く経済的であり、而も
風等の外的変化をそのま5利用するものであるため維持
費が安価となる。
ゆさぶられた状態にあってエアークッション8の表面に
付着することなく少量ずつエアークッションの斜面に沿
って落下する。従ってエアークッション上の雪は大きな
塊りとなって落下することなく傾斜地の下方に位置する
道路の交通安全も確保され、交通止めをすること無く通
常の除雪車によって除雪すれば良く経済的であり、而も
風等の外的変化をそのま5利用するものであるため維持
費が安価となる。
又上下方向の独立室に区画されているので破れたときの
修理などが簡単である。
修理などが簡単である。
道路以外の構造物の保護のために使用する場合は構造物
に落下する少量の雪の衝撃しか加わらないので構造物を
破壊すること無く、構造物の維持管理に役立つ。
に落下する少量の雪の衝撃しか加わらないので構造物を
破壊すること無く、構造物の維持管理に役立つ。
第1図は本発明に係わる雪処理装置の側面説明図、第2
図はエアークッションの実施例を示す正面断面説明図、
第3図はエアークッションの他案雄側に係る正面断面説
明図である。 1は道路 2は傾斜地 8はエアークッション 9は独立室
図はエアークッションの実施例を示す正面断面説明図、
第3図はエアークッションの他案雄側に係る正面断面説
明図である。 1は道路 2は傾斜地 8はエアークッション 9は独立室
Claims (1)
- 傾斜地の上面に該傾斜地を覆うようエアークッションを
設置し、このエアークッションの表面は下方に向けて傾
斜していると共に上下方向の独立室に区画されており、
風圧により変形自在な圧力の気体を充填すると共に、該
気体の移動による復元力を保持してなる傾斜地の雪処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21292286A JPS6367305A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 傾斜地の雪処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21292286A JPS6367305A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 傾斜地の雪処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6367305A true JPS6367305A (ja) | 1988-03-26 |
JPH0516486B2 JPH0516486B2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=16630506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21292286A Granted JPS6367305A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 傾斜地の雪処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6367305A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5164027A (en) * | 1989-02-21 | 1992-11-17 | Akiyoshi Omi | Snow tire and brake pins therefor |
JP2010179904A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Ryoko Omi | タイヤ用ブレーキピン |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP21292286A patent/JPS6367305A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5164027A (en) * | 1989-02-21 | 1992-11-17 | Akiyoshi Omi | Snow tire and brake pins therefor |
JP2010179904A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Ryoko Omi | タイヤ用ブレーキピン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516486B2 (ja) | 1993-03-04 |
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