JPS6367277B2 - - Google Patents

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JPS6367277B2
JPS6367277B2 JP56146265A JP14626581A JPS6367277B2 JP S6367277 B2 JPS6367277 B2 JP S6367277B2 JP 56146265 A JP56146265 A JP 56146265A JP 14626581 A JP14626581 A JP 14626581A JP S6367277 B2 JPS6367277 B2 JP S6367277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
detector
permalloy
resin film
magnetic bubble
Prior art date
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Expired
Application number
JP56146265A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5850696A (ja
Inventor
Kazutoshi Yoshida
Tatsuji Iizuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP56146265A priority Critical patent/JPS5850696A/ja
Publication of JPS5850696A publication Critical patent/JPS5850696A/ja
Publication of JPS6367277B2 publication Critical patent/JPS6367277B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
    • G11C19/02Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements
    • G11C19/08Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements using thin films in plane structure
    • G11C19/0866Detecting magnetic domains

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気バブルメモリ素子に係わり、特に
磁気バブル器出器からボンデイングパツドまでの
信号引き出線の構造に関するものである。
一般に磁気バブルメモリ素子は、磁気バブルが
存在する磁性結晶基板上にパーマロイの転送パタ
ーンを形成し、回転磁界を印加して駆動する方法
が用いられている。また、磁気バブルの発生、消
去および転送などの機能を実現するためには、ア
ルミニウムや金などの金属膜で形成したコンダク
タが用いられる。これらのコンダクタはパーマロ
イパターン層の下部にあり、この間には絶縁物が
スペーサとして用いられている。そして、これら
のコンダクタとパーマロイパターンとが重なる部
分ではコンダクタの膜厚大によりパーマロイパタ
ーンに段差が生ずる。この段差は磁気バブルの転
送に悪影響を与えるためにコンダクタによる段差
を平坦化する方法が用いられている。この方法
は、ポリイミド系などの耐熱性樹脂を用いる方法
があり、その例は特開昭55−22293に開示されて
いる。
通常、磁気バブルメモリ素子と、外部駆動回路
との電気的接続用信号線の引き出しをとるために
ボンデイングによる接続が行なわれ、そのために
磁気バブルメモリチツプ上にはボンデイングが形
成されている。しかしながら、ボンデイングパツ
ドの下層には上記樹脂膜がある場合、ボンデイン
グ時の超音波を樹脂膜が吸収するためにボンデイ
ングに悪影響を与えるので、ボンデイングパツド
下の樹脂膜を除去していた。
一方、磁気バブルの検出には、パーマロイの磁
気抵抗効果を用いており、この検出器からボンデ
イングパツドまでの信号線は、パーマロイパター
ンを用いて行なつてきた。そして、ボンデイング
パツド部では樹脂を除去しているためにパーマロ
イパターンから磁性結晶基板までの距離が小さ
く、回転磁界により生ずるパーマロイ磁極からの
磁界が樹脂を除去された部分で大きくなり、磁気
バブルが発生することがある。この現象は磁性結
晶基板の異方性磁界HKに関係するので、この異
方性磁界HKが小さくなる高温度領域で起り易い。
また、回転磁界強度が大きいほどパーマロイパタ
ーンから発生する磁界も大きくなるので、したが
つて回転磁界が大きくなるほど磁気バブルが発生
しやすくなる。
第1図は従来の磁気バブルメモリ素子の磁気バ
ブル検出器およびボンデイングパツド周辺部の一
例を示す要部拡大平面構成図である。同図におい
て、1は磁気バブルメモリチツプ、2a,2bは
チツプ1の端部に形成されたボンデイングパツ
ド、3は磁気バブル検出器、4a,4bは検出器
3から各ボンデイングパツド2a,2bまでの信
号引き出線であり、この信号引き出線4a,4b
は検出器3と同じパーマロイパターンで形成され
ている。5は前述の高分子樹脂膜であり、この高
分子樹脂膜5はボンデイングパツド2a,2b近
傍では削除されている。6はパーマロイパターン
で形成されたガードレールであり、このガードレ
ール6は不要な磁気バブルが磁気バブルメモリ素
子の動作領域に侵入するのを防止している。な
お、矢印P方向は磁気バブルの進行方向を示した
ものである。
また、第2図は従来の磁気バブルメモリ素子の
第1図に相当する部分を示す要部拡大断面図であ
る。同図において、11は上記磁気バブルメモリ
チツプ1を形成しかつ磁気バブルが存在する磁性
結晶基板、12は基板11とコンダクタまでのス
ペーシングを形成すSiO2からなる絶縁膜、13
は第1図に示す高分子樹脂膜、14は第1図に示
す磁気バブル検出器、15は第1図に示す信号引
き出し線、16はSiO2からなる表面保護膜、1
7は第1図に示す信号引き出し線4a,4bに接
続されたAl材からなるボンデイングパツドであ
る。
このような構成において、第1図で示したよう
にボンデイングパツド2a,2bから検出器3ま
での信号引き出し線4a,4bは、検出器3の材
料であるパーマロイ材を用いて形成されているの
で、高分子樹脂膜5が除去された部分、すなわち
引き出し線4a,4bの高分子樹脂膜5のない部
分で磁気バブルが発生すると、パーマロイの引き
出し線4a,4bが回転磁界により磁化されるに
伴なつて検出器3へ磁気バブルが浸入し、このた
めに検出器3が誤動作を起すという問題があつ
た。
したがつて本発明は、高温度領域においても磁
気バブル検出器が誤動作なく安定した動作が得ら
れるようにした磁気バブルメモリ素子を提供する
ことを目的としている。
このような目的を達成するために本発明は、高
温度領域で回転磁界の影響により、不要が磁気バ
ブルが発生し、この磁気バブルが検出器に侵入し
て誤動作を起さないようにするために検出器の引
き出し線を改良することにある。こに現象は高分
子樹脂膜が除去された部分において発生した磁気
バブルが、引き出し線が磁化されることによつて
検出器に侵入するものであり、これを防ぐには引
き出し線を非磁性体とし、もし磁気バブルが発生
しても検出器に磁気バブルが侵入しないようにす
れば良い。すなわち従来、パーマロイにより形成
されていた検出器の一部を非磁性金属体で構成す
ることによつて対策できる。このようにすると、
不要な磁気バブルは、検出器の引き出し線に非磁
化部分が設置されることになり、引き出し線に沿
つて磁気バブルの浸入を阻止することができる。
以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明
する。
第3図は本発明による磁気バブルメモリ素子の
一例を示す磁気バブル検出器およびボンデイング
パツド周辺部の要部拡大平面構成図であり、第1
図と同一部分は同一要素となるのでその説明は省
略し同一記号を付す。同図において、7a,7b
は検出器3の引き出し線であり、これらの引き出
し線7a,7bはそれぞれ一端部がボンデイング
パツド2a,2bに接続されており、従来と同様
に検出器3と同じパーマロイパターンで形成され
ている。また、この引き出し線7a,7bの他端
側は例えば金、アルミニウムなどの非磁性金属か
らなる配線パターン8a,8bにそれぞれ接続さ
れている。9a,9bは検出器3の引き出し線で
あり、これらの引き出し線7a,7bの一方は検
出器3に接続され、他端は非磁性金属からなる配
線パターン8a,8bにそれぞれ接続されてい
る。換言すれば、第1図の従来例において、検出
器3の信号引き出し線4a,4bを中断し、この
中断した部分に非磁性金属からなる配線パターン
8a,8bを挿入接続したことになる。この場
合、配線パターン8a,8bは検出器3側の引き
出し線9a,9bにそれぞれ接続されている部分
が高分子樹脂膜5が除去されていない部分であ
り、この部分は、部分的に配線パターン8a,8
bの上部の高分子樹脂膜5にコンタクト用の孔を
設け、パーマロイの引き出し線9a,9bとそれ
ぞれ接続されている。
第4図は本発明による磁気バブルメモリ素子の
要部拡大断面図であり、第2図と同じ部分は同一
要素となるのでその説明は省略し同一記号を付
す。同図において、18は第3図の高分子樹脂膜
5に相当する樹脂膜、19は第3図のパーロマイ
引き出し線9a,9bに相当する配線パターン、
20は第3図の非磁性金属配線パターン8a,8
bに相当する配線パターン、21は第3図のパー
マロイ配線パターン7a,7bに相当する配線パ
ターンであり、上記パーマロイ配線パターン19
と非磁性金属配線パターン20とは高分子樹脂膜
18のコンタクト用の孔18aを介して電気的に
接続されている。
このような構成によれば、高分子樹脂膜18が
除去された部分で、磁気バブルが回転磁界の影響
により発生することがあつても検出器14まで侵
入することはない。すなわち第3図において、ボ
ンデイングパツド2a,2bもしくはパーマロイ
配線パターン7a,7bのいずれかの部分で磁気
バブルが発生しても、その磁気バブルは配線パタ
ーン8a,8bが非磁性体であるために配線パタ
ーン8a,8bの周辺部に回転磁界による磁気バ
ブルを誘導するような磁界が発生することがな
く、また発生した磁気バブルは非磁性金属配線パ
ターン8a,8bの位置から移動することはな
い。もし仮にパーマロイ配線パターン7a,7b
から離れた場合でも検出器3側の配線パターン8
a,8bは非磁性体であるためにこのパターン8
a,8bに沿つて検出器3へ磁気バブルが浸入す
ることはない。また、第3図において、検出器3
に一方が接続されたパーマロイ引き出し線9a,
9bと非磁性金属配線パターン8a,8bとの接
続点がガードレール6の内側に配置する構造とし
たことによつて、もし仮に高分子樹脂膜5がない
部分で発生した磁気バブルが浮遊していてもガー
ドレール6により、ガードレール6の内側に磁気
バブルが浸入することを妨げることになるので、
引き出し線9a,9bと配線パターン8a,8b
との接続点をガードレール6の外側とするよりも
さらに確実に磁気バブルの侵入を防止することが
できる。すなわち、ガードレール6をパーマロイ
配線パターンが横切るところではパーマロイ配線
パターンが磁化されるためにガードレールの効果
が弱くなる。したがつて上記接続点をガードレー
ル6の内側に配置した方がガードレールの機能を
十分に果すことが可能となり、特性も向上でき
る。
以上説明したように本発明によれば、回転磁界
により不要な磁気バブルが発生しても検出器への
磁気バブルの侵入を確実に防止でき、高温度領域
においても安定かつ十分に動作余裕のある磁気バ
ブルメモル特性を得ることができるなどの極めて
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気バブルメモリ素子の検出器
およびそのボンデイングパツド近傍の一例を示す
要部平面構成図、第2図は磁気バブルメモリ素子
の第1図に相当する部分の要部断面構成図、第3
図は本発明による磁気バブルメモリ素子の一例を
示す第1図に相当する部分の要部平面構成図、第
4図は本発明による磁気バブルメモリ素子の一例
を示す第2図に相当する部分の要部断面構成図で
ある。 1……磁気バブルメモリチツプ、2a,2b…
…ボンデイングパツド、3……磁気バブル検出
器、4a,4b……信号引き出し線、5……高分
子樹脂膜、6……ガードレール、11……磁性結
晶基板、12……SiO2絶縁膜、13……高分子
樹脂膜、14……磁気バブル検出器、15……信
号引き出し線、16……表面保護膜、17……ボ
ンデイングパツド、18……高分子樹脂膜、18
a……コンタクト用の孔、19……パーマロイ配
線パターン、20……非磁性金属配線パターン、
21……パーマロイ配線パターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気バブルメモリ素子において、磁気バブル
    検出器とボンデイングパツド間を接続する信号線
    の一部を非磁性金属体で形成し、前記非磁性金属
    体と検出器パターンとの接続部をガードレールの
    内側に配置したことを特徴とする磁気バブルメモ
    リ素子。
JP56146265A 1981-09-18 1981-09-18 磁気バブルメモリ素子 Granted JPS5850696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56146265A JPS5850696A (ja) 1981-09-18 1981-09-18 磁気バブルメモリ素子

Applications Claiming Priority (1)

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JP56146265A JPS5850696A (ja) 1981-09-18 1981-09-18 磁気バブルメモリ素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5850696A JPS5850696A (ja) 1983-03-25
JPS6367277B2 true JPS6367277B2 (ja) 1988-12-23

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ID=15403824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56146265A Granted JPS5850696A (ja) 1981-09-18 1981-09-18 磁気バブルメモリ素子

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JP (1) JPS5850696A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792479A (en) * 1980-11-28 1982-06-09 Fujitsu Ltd Magnetic bubble detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792479A (en) * 1980-11-28 1982-06-09 Fujitsu Ltd Magnetic bubble detector

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JPS5850696A (ja) 1983-03-25

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