JPS6366577B2 - - Google Patents
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- JPS6366577B2 JPS6366577B2 JP56003023A JP302381A JPS6366577B2 JP S6366577 B2 JPS6366577 B2 JP S6366577B2 JP 56003023 A JP56003023 A JP 56003023A JP 302381 A JP302381 A JP 302381A JP S6366577 B2 JPS6366577 B2 JP S6366577B2
- Authority
- JP
- Japan
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- micropipette
- piston
- spring
- pipette
- base
- Prior art date
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Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
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- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/021—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
- B01L3/0217—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/0275—Interchangeable or disposable dispensing tips
- B01L3/0279—Interchangeable or disposable dispensing tips co-operating with positive ejection means
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は少量の液体を採取分配するためのマイ
クロピペツトに関するものである。
クロピペツトに関するものである。
かかる公知のピペツトは管状の本体と、この本
体の下端に取付けた毛細管と、前記毛細管の内壁
を水密に移動するピストンと、前記本体の上端よ
り突出し且つばねによつて上方への復元力を与え
られ前記ピストンの移動を操作する制御ロツド
と、前記ピストンの上端に配した挟持手段からな
り、前記挟持手段は前記ばねの抗力よりも強い第
2のばねの抗力に反して移動させることで放射状
に広がる弾性ブランチ型で且つ前記制御ロツドと
並進するものである。このようなポジチブシフト
タイプのピペツトは、例えば本件と同一出願人に
係るフランス特許出願第7901335号に開示されて
いる。
体の下端に取付けた毛細管と、前記毛細管の内壁
を水密に移動するピストンと、前記本体の上端よ
り突出し且つばねによつて上方への復元力を与え
られ前記ピストンの移動を操作する制御ロツド
と、前記ピストンの上端に配した挟持手段からな
り、前記挟持手段は前記ばねの抗力よりも強い第
2のばねの抗力に反して移動させることで放射状
に広がる弾性ブランチ型で且つ前記制御ロツドと
並進するものである。このようなポジチブシフト
タイプのピペツトは、例えば本件と同一出願人に
係るフランス特許出願第7901335号に開示されて
いる。
しかるに前述の如きピペツトに関する本発明に
従つた改良は、使用者が毛細管および/またはピ
ストンを直接手で扱うことなしにこれらの毛細管
とピストンを同時に取外すことができるようにし
た構造に係るものである。放射性のある試料や汚
染物質の液体試料を取扱う場合に、採取した液体
によつて汚染された毛細管とピストンをピペツト
から同時にしかも簡単に取外せることは不可欠な
ことである。
従つた改良は、使用者が毛細管および/またはピ
ストンを直接手で扱うことなしにこれらの毛細管
とピストンを同時に取外すことができるようにし
た構造に係るものである。放射性のある試料や汚
染物質の液体試料を取扱う場合に、採取した液体
によつて汚染された毛細管とピストンをピペツト
から同時にしかも簡単に取外せることは不可欠な
ことである。
本発明によるマイクロピペツトは本体の下端に
嵌合されるに適した毛細管基部を有しており、前
記本体の下端にあるオリフイスは、前記毛細管と
これに内包されるピストンを同時に取外すことが
できるようにその移動行程の下限近くで毛細管基
部の内壁に施された止め手段に当接する挟持手段
が少なくとも一部だけ通過できるものであること
を特徴としている。
嵌合されるに適した毛細管基部を有しており、前
記本体の下端にあるオリフイスは、前記毛細管と
これに内包されるピストンを同時に取外すことが
できるようにその移動行程の下限近くで毛細管基
部の内壁に施された止め手段に当接する挟持手段
が少なくとも一部だけ通過できるものであること
を特徴としている。
以下、本発明に従つたマイクロピペツトの他の
特徴および長所を添付の図面に沿つて詳しく説明
することにする。
特徴および長所を添付の図面に沿つて詳しく説明
することにする。
図示されたマイクロピペツトは管状の本体10
からなつているが、この本体は更に2個の部材で
構成されていて互いにねじ止めによつて合体して
いる。上部本体12には採取分配すべき分量を調
整表示する機構が組込まれており、下部本体14
は主としてピストン18の挟持手段16を導く通
路の役割りをするものである。第1図および第2
図に示された調整表示機構は本発明とは無関係で
ある故、この明細書には詳説しない。若し必要と
あらば下記実施例とも係りがあるので例えば本件
と同一出願人によるフランス特許出願第8000130
号を参照されたい。
からなつているが、この本体は更に2個の部材で
構成されていて互いにねじ止めによつて合体して
いる。上部本体12には採取分配すべき分量を調
整表示する機構が組込まれており、下部本体14
は主としてピストン18の挟持手段16を導く通
路の役割りをするものである。第1図および第2
図に示された調整表示機構は本発明とは無関係で
ある故、この明細書には詳説しない。若し必要と
あらば下記実施例とも係りがあるので例えば本件
と同一出願人によるフランス特許出願第8000130
号を参照されたい。
存来のものと同様にピペツトの下部本体14の
下端には毛細管20が配置され、この毛細管の内
部を水密に且つばね22によつて上方への復元力
を与えられたピストン18が移動し、またピスト
ンの移動は上部本体10の上端より突出した制御
ロツド24によつて操作される。本発明に従えば
ピペツトは毛細管20の上部に本体の下端と嵌合
するに適した毛細管基部26を呈している。かか
る基部26は、これと接触する試料に対して耐久
性のある熱塑性材料にて作成されることが有効で
ある。かかるタイプのピペツトではピストン18
は毛細管20の内壁と水密に接触する少なくとも
1個のヘツド28を有していなければならない。
ピストン18はステンレス針金で形成し、また前
記ヘツド28を例えばテフロンの如き材料で被覆
することも可能である。第第1図乃至第4図に示
されるように前記の被覆は筒状に全体的に行つて
もよく、また毛細管20の内壁と水密に接触する
1本の環状パツキンのようにしても構わない。
下端には毛細管20が配置され、この毛細管の内
部を水密に且つばね22によつて上方への復元力
を与えられたピストン18が移動し、またピスト
ンの移動は上部本体10の上端より突出した制御
ロツド24によつて操作される。本発明に従えば
ピペツトは毛細管20の上部に本体の下端と嵌合
するに適した毛細管基部26を呈している。かか
る基部26は、これと接触する試料に対して耐久
性のある熱塑性材料にて作成されることが有効で
ある。かかるタイプのピペツトではピストン18
は毛細管20の内壁と水密に接触する少なくとも
1個のヘツド28を有していなければならない。
ピストン18はステンレス針金で形成し、また前
記ヘツド28を例えばテフロンの如き材料で被覆
することも可能である。第第1図乃至第4図に示
されるように前記の被覆は筒状に全体的に行つて
もよく、また毛細管20の内壁と水密に接触する
1本の環状パツキンのようにしても構わない。
図示されたピペツトは更にピストン18の上端
に挟持手段16を有しており、この挟持手段はば
ね22の抗力よりも強い第2のばね30の抗力に
反して移動させることで放射状に広がる弾性ブラ
ンチ型のものである。そして挟持手段16はピペ
ツトの制御ロツド24と並進するものでなければ
ならない。本発明に従えば前記挟持手段16は薬
莢の形状を呈しており、挟持本体32と下端の弾
性ブランチ34と支持体38にねじ込まれるべき
上端部36からなつている。この支持体38はホ
ルダ42のオリフイス40の上部を第2のばね3
0によつて復元力を与えられながら滑動する。前
記ホルダ42自体も下部本体14の内壁に沿つて
ばね22によつて復元力を与えられながら滑動す
る。弾性ブランチ34の末端は外側に広つてホル
ダ42の下端にある円錐開口44に当接し、第2
のばね30の抗力によつて嵌合する。前記薬莢型
の挟持手段の組込みは以下の如く行われる。先
づ、前記挟持部32をホルダ42の円錐開口44
から挿入し、広がつた弾性ブランチ34がこの円
錐開口44に当接するまで押し込む。次に第2の
ばね30をホルダ42の上部より前記挟持部32
の回りに挿入し、この挟持部32の上部36に支
持体38をねじ込んで前記第2のばね30を封入
する。
に挟持手段16を有しており、この挟持手段はば
ね22の抗力よりも強い第2のばね30の抗力に
反して移動させることで放射状に広がる弾性ブラ
ンチ型のものである。そして挟持手段16はピペ
ツトの制御ロツド24と並進するものでなければ
ならない。本発明に従えば前記挟持手段16は薬
莢の形状を呈しており、挟持本体32と下端の弾
性ブランチ34と支持体38にねじ込まれるべき
上端部36からなつている。この支持体38はホ
ルダ42のオリフイス40の上部を第2のばね3
0によつて復元力を与えられながら滑動する。前
記ホルダ42自体も下部本体14の内壁に沿つて
ばね22によつて復元力を与えられながら滑動す
る。弾性ブランチ34の末端は外側に広つてホル
ダ42の下端にある円錐開口44に当接し、第2
のばね30の抗力によつて嵌合する。前記薬莢型
の挟持手段の組込みは以下の如く行われる。先
づ、前記挟持部32をホルダ42の円錐開口44
から挿入し、広がつた弾性ブランチ34がこの円
錐開口44に当接するまで押し込む。次に第2の
ばね30をホルダ42の上部より前記挟持部32
の回りに挿入し、この挟持部32の上部36に支
持体38をねじ込んで前記第2のばね30を封入
する。
例えば第3図にはピストン18の挟持手段16
となるべき前記薬莢型の部材全体が、ばね22に
よつて上方への復元力を与えられていることが認
められる。このためホルダ42は前記ばね22が
当接する肩46を呈している。ばね22はその下
端に於いて下部本体14の下端に施された肩48
上に固定される。またホルダ42はその上端面5
0に於いて、液体試料の採取分配量を調整すべく
軸方向に位置を変化させることができる調整ビス
52と当接する。第3図に示される如く、制御ロ
ツド24と挟持手段16は、制御ロツドの下端に
形成された凸状の球面56がこれに対応するべく
支持体38の上端に形成された凹状の球面54に
よつて係合されて並進する。そして好ましくは球
面54と球面56の間に僅か乍らの遊びを持た
せ、行程の上限はホルダ42が調整ビス52に当
接することで規制され、制御ロツド24を介して
行われないようにする。このように挟持手段16
と制御ロツド24が直接連結されずに遊びを呈し
ていることで、ピペツトの可動要素の容易に心出
しして組込むことができることは特に留意すべき
である。
となるべき前記薬莢型の部材全体が、ばね22に
よつて上方への復元力を与えられていることが認
められる。このためホルダ42は前記ばね22が
当接する肩46を呈している。ばね22はその下
端に於いて下部本体14の下端に施された肩48
上に固定される。またホルダ42はその上端面5
0に於いて、液体試料の採取分配量を調整すべく
軸方向に位置を変化させることができる調整ビス
52と当接する。第3図に示される如く、制御ロ
ツド24と挟持手段16は、制御ロツドの下端に
形成された凸状の球面56がこれに対応するべく
支持体38の上端に形成された凹状の球面54に
よつて係合されて並進する。そして好ましくは球
面54と球面56の間に僅か乍らの遊びを持た
せ、行程の上限はホルダ42が調整ビス52に当
接することで規制され、制御ロツド24を介して
行われないようにする。このように挟持手段16
と制御ロツド24が直接連結されずに遊びを呈し
ていることで、ピペツトの可動要素の容易に心出
しして組込むことができることは特に留意すべき
である。
上述した本発明は調整可能なピペツト、即ち液
体試料を採取するためのピストンの移動行程を規
制する上部止め手段が、前記調整ビス52を軸方
向に位置移動させて調節することができるピペツ
トに関するものであることは明確である。然し乍
ら本発明はかかるタイプのピペツトのみに限定さ
れるものではなく、調整ビスの代わりにピペツト
の本体10に関してその位置が固定された行程の
上限規制手段を有するピペツトにも適用すること
も可能である。
体試料を採取するためのピストンの移動行程を規
制する上部止め手段が、前記調整ビス52を軸方
向に位置移動させて調節することができるピペツ
トに関するものであることは明確である。然し乍
ら本発明はかかるタイプのピペツトのみに限定さ
れるものではなく、調整ビスの代わりにピペツト
の本体10に関してその位置が固定された行程の
上限規制手段を有するピペツトにも適用すること
も可能である。
液体試料を分配するためのピストンの移動行程
を規制する下部止め手段は、前記ホルダ42の下
部に施された肩58によつて形成される。この肩
58はピペツト本体10の下端近くに位置する対
応の肩48と当接するものである。挟持手段16
が下限に位置する状態は第4図に於いて鎖線にて
示されるが、この位置では前記ばね22は完全に
圧縮されていることに留意されたい。
を規制する下部止め手段は、前記ホルダ42の下
部に施された肩58によつて形成される。この肩
58はピペツト本体10の下端近くに位置する対
応の肩48と当接するものである。挟持手段16
が下限に位置する状態は第4図に於いて鎖線にて
示されるが、この位置では前記ばね22は完全に
圧縮されていることに留意されたい。
ピペツトの本体10の下部オリフイス60は挟
持手段16の少なくとも一部が通過できるように
配置されているが、この挟持手段16はその移動
行程の下限に於いて毛細管基部26の内壁に施さ
れた止め62と当接する。かかる配置によつて前
記基部26と毛細管20に内包されたピストン1
8を同時に取外すことができる訳である。
持手段16の少なくとも一部が通過できるように
配置されているが、この挟持手段16はその移動
行程の下限に於いて毛細管基部26の内壁に施さ
れた止め62と当接する。かかる配置によつて前
記基部26と毛細管20に内包されたピストン1
8を同時に取外すことができる訳である。
さて挟持部32の弾性ブランチ34はその末端
が前記ホルダ42の下端にある円錐開口44を自
由に通過するものである故、毛細管基部26を取
外すためには制御ロツド24を補足的に押圧して
第2のばねを圧縮させる。この第2のばね30の
圧縮によつて第4図に示される位置、即ちホルダ
42が下限で規制される時に、先づ第1に前記弾
性ブランチ34が広げられてピストン18を釈放
する。次にこの弾性ブランチ34の自由端は広げ
られた状態にて毛細管基部26の内壁に施された
止め62と当接して毛細管基部26と毛細管20
に内包されたピストン18を押し出す訳である。
そして毛細管基部26とピストン18を同時に取
外すことができるように、このピストン18とヘ
ツド28は制御ロツド24を完全に押し下げた場
合にも毛細管20の先端から突出しないように配
置されている。
が前記ホルダ42の下端にある円錐開口44を自
由に通過するものである故、毛細管基部26を取
外すためには制御ロツド24を補足的に押圧して
第2のばねを圧縮させる。この第2のばね30の
圧縮によつて第4図に示される位置、即ちホルダ
42が下限で規制される時に、先づ第1に前記弾
性ブランチ34が広げられてピストン18を釈放
する。次にこの弾性ブランチ34の自由端は広げ
られた状態にて毛細管基部26の内壁に施された
止め62と当接して毛細管基部26と毛細管20
に内包されたピストン18を押し出す訳である。
そして毛細管基部26とピストン18を同時に取
外すことができるように、このピストン18とヘ
ツド28は制御ロツド24を完全に押し下げた場
合にも毛細管20の先端から突出しないように配
置されている。
叙上のピペツト構造は実用に際して極めて満足
のいくものであるが、更に毛細管基部26の上部
筒状体内壁には少なくとも1本の環状溝64が施
こされ、ピペツト本体10の下部本体14の外周
面が呈する対応の環状部分66と弾性係合する。
これらの環状溝64と環状部分66は毛細管基部
26を下部本体14にしつかりと固定させるため
に形成される反面、前述した操作によつて容易に
係外されるものである。しかして基部26を保持
するために5乃至10ミリメートル、係合係外に2
ミリメートル程度の行程が与えられる。
のいくものであるが、更に毛細管基部26の上部
筒状体内壁には少なくとも1本の環状溝64が施
こされ、ピペツト本体10の下部本体14の外周
面が呈する対応の環状部分66と弾性係合する。
これらの環状溝64と環状部分66は毛細管基部
26を下部本体14にしつかりと固定させるため
に形成される反面、前述した操作によつて容易に
係外されるものである。しかして基部26を保持
するために5乃至10ミリメートル、係合係外に2
ミリメートル程度の行程が与えられる。
再度第4図に沿つて説明するが、第2のばね3
0が圧縮されると先づ第1に、0.5ミリメーター
程度の自由移動を行い、その間に挟持部32の弾
性ブランチ34は広がりピストン18を釈放す
る。続いて上記ばね30を圧縮し続けると第2行
程として2.5ミリメートル程度の移動の間に挟持
部32の広がつた弾性ブランチ34が、毛細管基
部26の止め62と当接して毛細管基部26の取
外し行程から2ミリメートル程度オーバーする。
その結果として制御ロツド24が完全に押し下げ
られた時、即ちばね22も第2のばね30も同時
に圧縮された場合、ピストン18のヘツド28は
毛細管20の先端より第4図にてaで示されたも
のに等しい長さ、即ち正確に2ミリメートルだけ
突出する訳である。
0が圧縮されると先づ第1に、0.5ミリメーター
程度の自由移動を行い、その間に挟持部32の弾
性ブランチ34は広がりピストン18を釈放す
る。続いて上記ばね30を圧縮し続けると第2行
程として2.5ミリメートル程度の移動の間に挟持
部32の広がつた弾性ブランチ34が、毛細管基
部26の止め62と当接して毛細管基部26の取
外し行程から2ミリメートル程度オーバーする。
その結果として制御ロツド24が完全に押し下げ
られた時、即ちばね22も第2のばね30も同時
に圧縮された場合、ピストン18のヘツド28は
毛細管20の先端より第4図にてaで示されたも
のに等しい長さ、即ち正確に2ミリメートルだけ
突出する訳である。
付言するに本発明は図示された実施例にのみ限
定されるのではなく、特許請求の範囲を逸脱する
ことなく種々の変形例が考えられ得ることは自明
である。
定されるのではなく、特許請求の範囲を逸脱する
ことなく種々の変形例が考えられ得ることは自明
である。
第1図は本発明に従つたマイクロピペツトの全
体を示す断面図、第2図はこのマイクロピペツト
の上部を示す拡大断面図、第3図は薬莢型のピス
トン挟持手段を示す拡大断面図、第4図は第3図
の挟持手段が行程の下限にできた場合を鎖線で示
すピペツトの下部拡大断面図である。 10…ピペツト本体、12…上部本体、14…
下部本体、16…挟持手段、18…ピストン、2
0…毛細管、22,30…ばね、24…制御ロツ
ド、26…毛細管基部、28…ピストンのヘツ
ド、34…弾性ブランチ、38…支持体、42…
ホルダ、52…調整ビス、54,56…球面。
体を示す断面図、第2図はこのマイクロピペツト
の上部を示す拡大断面図、第3図は薬莢型のピス
トン挟持手段を示す拡大断面図、第4図は第3図
の挟持手段が行程の下限にできた場合を鎖線で示
すピペツトの下部拡大断面図である。 10…ピペツト本体、12…上部本体、14…
下部本体、16…挟持手段、18…ピストン、2
0…毛細管、22,30…ばね、24…制御ロツ
ド、26…毛細管基部、28…ピストンのヘツ
ド、34…弾性ブランチ、38…支持体、42…
ホルダ、52…調整ビス、54,56…球面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 管状の本体と、この本体の下端に取付けた毛
細管と、該毛細管の内壁を水密に移動するピスト
ンと、該本体の上端より突出し且つばねによつて
上方への復元力を与えられ該ピストンの移動を操
作する制御ロツドと、該ピストンの上端に配した
挟持手段からなり、該挟持手段は該ばねの抗力よ
りも強い第2のばねの抗力に反して移動させるこ
とで放射状に広がる弾性ブランチ型で且つ該制御
ロツドと並進するものに於いて、該本体10の下
端に嵌合されるに適した毛細管20の基部26を
有しており、該本体の下端にあるオリフイス60
は、該基部26と毛細管20に内包されるピスト
ン18を同時に取外するべくその移動行程の下限
近くで該基部26の内壁に施された止め62に当
接する挟持手段16が少なくとも一部だけ通過で
きるものであることを特徴とする少量の液体を採
取分配するためのマイクロピペツト。 2 該基部26の上部筒状体内壁は、ピペツト本
体10の下部本体の外周面が呈する対応の環状部
分66と弾性係合する少なくとも1本の環状溝6
4を呈することを特徴とする前記特許請求の範囲
第1項に記載のマイクロピペツト。 3 該環状溝64と環状部分66は、該基部26
をピペツト本体10の下端に保持するため5乃至
10ミリメートル程度の保持部分と、係合係外のた
めに2ミリメートル程の行程を与えるように配置
されることを特徴とする前記特許請求の範囲第2
項に記載のマイクロピペツト。 4 該挟持手段16は、末端に弾性ブランチ34
を有し上端部36は支持体38にねじ込まれる挟
持本体32からなる薬莢形状を呈しており、該支
持体38はホルダ42のオリフイスの上部を第2
のばね30によつて復元力を与えられながら滑動
し、該ホルダ42自体も本体10の下部の内壁に
沿つてばね22によつて復元力を与えられながら
滑動し、弾性ブランチ34の末端は該第2のばね
30の作用で広がつて該ホルダ42の円錐開口4
4に当接する面を呈することを特徴とする前記特
許請求の範囲第1項乃至第3項のいづれかに記載
のマイクロピペツト。 5 該制御ロツド24と挟持手段16の係合は該
支持体38の上面の水準で行われることを特徴と
する前記特許請求の範囲第4項に記載のマイクロ
ピペツト。 6 該支持体38の上面は該制御ロツド24の下
端に形成された凸状の球面56と係合する凹状の
球面54を呈することを特徴とする前記特許請求
の範囲第5項に記載のマイクロピペツト。 7 ピストンの上限規制はホルダ42の上端面5
0によつてなされることを特徴とする前記特許請
求の範囲第4項乃至第6項の記載のいづれかに記
載のマイクロピペツト。 8 制御ロツド24の該球面56と支持体38上
面の該球面54の間には僅か乍らの遊びが存在す
ることを特徴とする前記特許請求の範囲第7項に
記載のマイクロピペツト。 9 ピストンの下限規制は、該ホルダ42の下部
に形成された肩58がピペツト本体10の下端近
くに形成された肩48に係合することによつてな
されることを特徴とする前記特許請求の範囲第4
項乃至第8項のいづれかに記載のマイクロピペツ
ト。 10 該挟持本体32の弾性ブランチ34は該ホ
ルダ42の下端にある円錐開口44から自由に突
出することを特徴とする前記特許請求の範囲第4
項乃至第9項のいづれかに記載のマイクロピペツ
ト。 11 ピペツトから該基部26を取外すためには
該第2のばね30を圧縮することによつて、該ホ
ルダ42が下限で規制される時には先づ該弾性ブ
ランチ34が広げられて該ピストン18を釈放
し、次に該弾性ブランチ34の自由端は広げられ
た状態にて該基部26の内壁に施された止め62
と当接して行われることを特徴とする前記特許請
求の範囲第10項に記載のマイクロピペツト。 12 該基部26の内壁に施された止め62は上
部筒状体の底面にあることを特徴とする前記特許
請求の範囲第11項に記載のマイクロピペツト。 13 該ピストン18は、該制御ロツド18がそ
の移動行程の下限にある時も該毛細管20の先端
から突出しないように配置されることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第1項乃至第12項のいづ
れかに記載のマイクロピペツト。
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