JPS6365428A - 光マトリツクススイツチ - Google Patents
光マトリツクススイツチInfo
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- JPS6365428A JPS6365428A JP21049486A JP21049486A JPS6365428A JP S6365428 A JPS6365428 A JP S6365428A JP 21049486 A JP21049486 A JP 21049486A JP 21049486 A JP21049486 A JP 21049486A JP S6365428 A JPS6365428 A JP S6365428A
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Landscapes
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、複数の入力及び出力ポートを有し、入力ポ
ートから入力された光(信号光)を出力ポートから選択
的に出力するように構成された光マトリックススイッチ
に関する。 (従来の技術) 近年、情報伝達の高速化及び高帯域化を図るため光交換
通話路の研究が盛んに行なわれており、この光交換通話
路を構成するための種々の光マトリックススイッチがP
J寥されている。 以下、図面を参照して従来の光マトリックススイッチに
ついて説明する。 第12図は、第一の従来構成の光マトリックススイッチ
(文献: ”H1t1通信学会技術研究報告マa1.5
E8B−3,p13)の−構成例を概略的に示す全体斜
視図である。 同図において11は基板を示しており、この基板11の
材料としては電気光学効果を有し光スイッチの形成に適
した材料例えばLiNbO3、I nP、GaAsが用
いられる。13は2×2光スイツチ素子を示しており、
16個の光スイツチ素子13が4行4列に配置されて基
板11に設けられて4×4光マトリツクススイツチを構
成している。 15及び17は光スイツチ素子13相互の結合を行なう
ための導波路を示す0図示のように、同・行の4個の光
スイッチ素f−13において相隣接する光スイツチ素子
13同志は、導波路15を介して結合される(図中、導
波路15を点線で示す)、また、各行毎に1個ずつ選ば
れそれぞれ互いに異なる列に配置された4個の光スイツ
チ素子13は導波路17を介して結合される(図中、導
波路17を実線で示す)。 19a〜19dは人力ポート及び21a〜21dは出力
ポートを示す0図示のように、最左列の4個の光スイツ
チ素子13と入力ポート18a〜19dとは導波路17
を介してそれぞれ結合され、また最右列の4個の光スイ
ツチ素子13と出力ポート21a〜21dとは導波路1
7を介して結合される。 ところで同一行の相隣接する光スイツチ素子同志を結合
し及び同一列の相隣接する光スイツチ素子同志を結合し
て成る最も単純な正方格子構成の光マトリックススイッ
チでは、入力ポートから入力された信号光が通過する光
スイツチ素子の個数(通過スイッチ素子数)が、信号光
をいずれの出力ポートから出力するかにより増減する。 これに対し1述した第一の従来構成の光マトリックスス
イッチでは信号光をいずれの出力ポートから出力しても
、通過スイッチ素子数が常に一定(図示例では常に4個
)となりしかも最も単純な構成の光マトリックススイッ
チにおける最大通過スイッチ素子数のほぼ半数となる。 これがため第一の従来構成の光マトリックススイッチは
同一個数の光スイツチ素子を用いて構成した最も単純な
光マトリックススイッチと比較して、光のロスやクロス
トークを低減及び均一化出来る等の利点があった。 次に第二の従来構成の光マトリックススイッチ(文献:
電子通信学会技術研究報告マo1.5E8B−4゜p1
3)につき説明する。 第13図(A)は第一の従来構成の光マトリックススイ
ッチの一構成例を概略的に示す全体斜視図、及び第13
図(B)は第13図(A)に示す第二の従来の光マトリ
ックススイッチにおける光スイツチ素子相互の結合状態
を模式的に示した図である。尚、第12図に示した構成
成分と同一の構成成分については同一の符号を付して示
す。 第13図(A)に示すように、第1層の光スイッチ素子
群工及び第2層の光スイツチ素子群■はそれぞれ4行4
列に配置された16個の光スイッチ素それぞれの素子群
I及び素子群■において、同一行の相隣接する光スイッ
チ素)13同志は、導波路23(図中、導波路23を実
線で示す)を介して結合されている。その結果、IX4
光スイッチが素子群Iの各行毎に構成され、4Xl光ス
イツチが素子群Hの各行毎に構成される。 さらに素子群工の最左列に配置された4個の光スイツチ
素子13は入力ポート19a N19dと導波路23を
介してそれぞれ結合され及び素子群Hの最右列に配置さ
れた4個の光スイツチ素子13は出カポ−)21a〜2
1dと導波路23を介してそれぞれ結合される。 また、第13図(B)に示すように、素子群工において
1行に配置された4個の光スイツチ素子13と、素子群
Hの各行から重複することなく1個ずつ選ばれた4個の
光スイツチ素子13とが1対1に対応付けされ、導波路
25(図中、導波路25を破線で示す)を介して結合さ
れる。このように素子群工と素子群■とが結合されて4
×4光マトリツクフフノー工礒ζ膿陰七柄プし\ス この第二の従来構成の光マトリックススイッチは、第1
3図(B)に示すように、1個の光スイツチ素子13に
対し必ず1つの信号光(図中、信号光を矢印で示す)だ
けが入力するように構成されており、これがためクロス
トークを殆ど生じないという利点を有していた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながらと述した第・の従来構成の光マトリックス
スイッチでは、例えば第12図に実線矢印α及び破線矢
印βに示すように、入力ポートから入力された信号光の
伝搬経路によっては1個の光スイツチ素子に対し2つの
信号光が同時に入力されることが起こるため、クロスト
ークの低減を実用上充分に図ることが出来なかった。 また第二の従来構成の光マトリックススイッチでは2層
の光スイツチ素子群を構成するために必要な光スイツチ
素子数が多くなり、例えばnXn光マトリックススイッ
チを構成する場合2n2個となり、第一の従来構成の光
マトリックスイッチがn2個となるのに対し2倍の個数
の光スイッチ素rが必要であった。 この発明の目的は、L述した従来構成の光マトリックス
スイッチの問題点を解決するため、第一の従来構成の光
マトリックススイッチよりもクロストークの低減を図れ
、かつ第二の従来構成の光マトリックススイッチよりも
光マトリックススイッチの構成に必要な光スイツチ素子
数の低減を図れる構造の光マトリックススイッチを提供
することにある。 (問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の光マトリックス
スイッチは、複数個の入力ポート側光スイッチと、複数
層の副光マトリックススイッチと、複数個の出力ポート
側光スイッチとを備える。そして、各副光マトリックス
スイッチは入力ポート側光スイッチに結合される複数の
第一光スイッチと、出力ポート側光スイッチに結合され
る複数の第二光スイッチとを備える。 この発明の好適実施例においては、次に述べるように各
光スイッチを結合するのが良い。 入力ポート側光スイッチと第一光スイッチとを結合する
に当っては、第一光スイッチをそれぞれの副光マトリッ
クススイッチから重複しないように選ぶ、これと共に入
力ポート側光スイッチを重複しないように選ぶ、そして
重複しないように選ばれた入力ポート側光スイッチのひ
とつひとつが重複しないように選ばれた第一光スイッチ
の全てと結合するように、導波路を設ける。 また第一光スイッチと第二光スイッチとを結合するに当
っては、それぞれの副光マトリックススイッチにおいて
第一光スイッチのひとつひとつが第二光スイッチの全て
と結合するように、導波路を設ける。 さらに第二光スイッチと出力ポート側光スイッチとの結
合に当っては、第二光スイッチをそれぞれの副光マトリ
ックススイッチから重複しないように選ぶ、これと共に
出力ポート側光スイッチを重複しないように選ぶ、そし
て重複しないように選ばれた出力ポート側光スイッチの
ひとつひとつh< ffi N 1. fr L’ k
”l Q ;99 L! h、 f= m−をブイ−
。4−ノ+てと結合するように、導波路を設ける。 (作用) このような構成の光マトリックススイッチによれば、所
定の入力ポートから入力された信号光は入力側光スイッ
チを介して任意の副光マトリックススイッチに入力され
る0次いで信号光は副光マトリックススイッチから出力
され、出力ポート側光スイッチを介して所定の出力ポー
トから出力される。従って、信号光を所定の入力ポート
から所定の出力ポートへ伝搬させる際に、任意の副光1
1個の光スイツチ素子に同時に2つの信号光が入光を出
力させることが出来る。 これと共に、この発明の光マトリックススイッチは、そ
の構成に必要な光スイツチ素子数を、第二の従来の光マ
トリックススイッチよりも少ない素子数で済むように、
抑えることが出来る−(実施例) 以ド、図面を参照してこの発明の光マトリックススイッ
チの実施例につき説明する。尚、図面はこの発明が理解
出来る程度に概略的に示しであるにすぎず、従って各構
成成分の個数、配置関係、寸法及び形状は図示例に限定
されるものではない、また、第12図に示した構成成分
と同一の構成成分については同一の符号を付して示し、
その詳細な説明を省略する。 匪二叉11 第1図(A)及び(B)を参照してこの発明を4×4光
マトリツクススイツチに適用した例につき説明する。 第1図(A)は、この発明の光マトリックススイッチの
第一実施例の構成を示す全体斜視図である。 同図において、31a〜31dは入力ポート側光スイッ
チ(図中、光スイッチ31a〜31dを白丸に点を打っ
て示す)を示し及び33a〜33dは出力ポート側光ス
イッチ(図中、光スイッチ33a〜33dを黒丸で示す
)を示す。 図示例では、4個の光スイッチ31a〜31dは入力ポ
ート19a −19dと導波路を介してそれぞれ個別に
結合され、及び4個の出力ポート側光スイッチ33a〜
33dは出力ポート 21a〜21dと導波路を介して
それぞれ個別に結合されている。 35a、35b及び37a、37bは、後に詳述するよ
うに入力ポート側光スイッチ31a〜31dに結合され
る第一光スイッチを示し、また39a、39b及び41
a、41bは、後に詳述するように出力ポート側光スイ
ッチ33a〜33dに結合される第二光スイッチを示し
ている。 また、43及び45は副光マトリックススイッチ副 を示す0図示例では第1層の構光マトリックススイッチ
43を図中白丸に斜線を付して示す2個の第−光スイッ
チ35a、35b及び2個の第二光スイツチ39a、3
9bで構成し、さらに第2層の副光マトリックススイッ
チ45を図中白丸で示す2個の第−光スイッチ37a、
37b及び2個の第二光スイツチ41a、41b テ構
成スル。 この実施例では上述した各光スイッチ31a〜41bを
、従来と同様に、2X2光スイツチ素子で構成し、4行
4列に配置して基板11に設ける。 次に、第1図(B)を参照して各光スイツチ31a〜4
1b相互の結合状態を詳細に説明する。ここで、第1図
(B)は第1図(A)に示した光マトリックススイッチ
における光スイツチ相互の結合状態を模式的に示す図で
ある。尚、第1図(A)と第1図(B)とにおいて光ス
イッチの配l関係は異なるが、光スイツチ相互の結合関
係は同一である。 入力ポート側光スイッチ31a〜31dと第−光スイッ
チ35a、35b、37a、37bとを例えば次(Dよ
うに結合する。 まず第1層の副光マトリックススイッチ43からは第一
光スイッチ35aを選び、第2層の副光マトリックスス
イッチ45からは第一光スイッチ37aを選ぶ、これと
共に4個の入力ポート側光スイッチ31a〜31dから
は2個の入力ポート側光スイッチ11角)lIhJ−ル
;餐−ご一不1.で希席1.かい上うに;智ばれた第一
光スイッチ35a及び37aのひとつひとつと、重複し
ないように選ばれた2個の入力ポート側光スイッチ31
a、31bの全てとを、導波路を介して結合する。 さらに、第1層の副光マトリックススイッチ43からは
第一光スイッチ35bを選び、第2層の副光マトリック
ススイッチ45からは第二光スイツチ37bを選び、さ
らに4個の入力ポート側光スイッチ31a〜31dから
は2個の入力ポート側光スイッチ31cと31dとを選
ぶ、そして重複しないように選ばれた第一光スイッチ3
5b及び37bのひとつひとつと、重複しないように選
ばれた2個の入力ポート側光スイッチ31c、lidの
全てとを、導波路を介して結合する。 また、第1層の副光マトリックススイッチ43における
第−光スイッチ35a、35bと第二光スイツチ39a
、39bとの結合を、例えば次のように行なう。 すなわち第−光スイッチ35a、35bのひとつひとつ
と第二光スイツチ39a、39bの全てとを、導波路を
介して結合する。 同様に、第2層の副光マトリックススイッチ45にあっ
ても第−光スイッチ37a、37bのひとつひとつと第
二光スイツチ41a、41bの全てとを、導波路を介し
て結合する。 このように第−及び第二光スイッチを結合することによ
って、副光マトリ−、クススイッチ43及び45は、2
つの入力光(信号光)に対し非閉塞型の光マトリックス
スイッチを構成する。 さらに出力ポート側光スイッチ33a〜33dと第二光
スイー、チ39a、 39b、 41a、 4 lbと
を例えば次のように結合する。 まず第1層の副光マトリックススイッチ43からは第二
光スイツチ39aを選び、第2層の副光マトリックスス
イッチ45からは第二光スイツチ41aを選ぶ、これと
共に4個の出力ポート側光スイッチ33a〜33dから
は2個の出力ポート側光スイッチ33aと33bとを選
ぶ、そして重複しないように選ばれた第二光スイツチ4
1a、39aのひとつひとつと、重複しないように選ば
れた2個の出力ポート側光スイッチ33a、33bの全
てとを、導波路を介して結合する。 副 そしてさらに、第1層のキ光マトリックススイッチ43
からは重複しないように第一光スイッチ39bを選び、
第2層の副光マトリックススイッチ45からは重複しな
いように第二光スイツチ41bを選び、さらに4個の出
力ポート側光スイッチ33a〜33dからは重複しない
ように2個の出力ポート側光スイッチ33cと33dと
を選ぶ。そして重複しないように選ばれた第二光スイツ
チ39b、37bのひとつひとつと、重複しないように
選ばれた2個の出力ポート側光スイッチ33c、33d
の全てとを、導波路を介して結合する。 尚、導波路を基板11に設けた際に相互に交差する導波
路の交差角は、実用Fクロストークを小さく抑えること
の出来るように、少なくとも2°〜3°程度以北の角度
を有するように設計するのが好ましい。 次に、この実施例の光マトリックススイッチの動作につ
き説明する。このため、−例として、入力ポート19a
から入力された信号光a及び入カポ−)19cから入力
された信号光Cが、第2層の副光マトリックススイッチ
45を介して出力ポート21a〜21dのいずれかへ出
力される場合を主として考える。尚、以下に述べる説明
では信号光すは入カポ−) 19bに入力される信号光
、信号光dは入力ポート19dに入力される信号光を示
す、また、入力ポート側光スイッチ31a〜31dは副
光マトリックススイッチ43.45のひとつひとつに対
して2つの信号光のみが入力するように動作するものと
する。
ートから入力された光(信号光)を出力ポートから選択
的に出力するように構成された光マトリックススイッチ
に関する。 (従来の技術) 近年、情報伝達の高速化及び高帯域化を図るため光交換
通話路の研究が盛んに行なわれており、この光交換通話
路を構成するための種々の光マトリックススイッチがP
J寥されている。 以下、図面を参照して従来の光マトリックススイッチに
ついて説明する。 第12図は、第一の従来構成の光マトリックススイッチ
(文献: ”H1t1通信学会技術研究報告マa1.5
E8B−3,p13)の−構成例を概略的に示す全体斜
視図である。 同図において11は基板を示しており、この基板11の
材料としては電気光学効果を有し光スイッチの形成に適
した材料例えばLiNbO3、I nP、GaAsが用
いられる。13は2×2光スイツチ素子を示しており、
16個の光スイツチ素子13が4行4列に配置されて基
板11に設けられて4×4光マトリツクススイツチを構
成している。 15及び17は光スイツチ素子13相互の結合を行なう
ための導波路を示す0図示のように、同・行の4個の光
スイッチ素f−13において相隣接する光スイツチ素子
13同志は、導波路15を介して結合される(図中、導
波路15を点線で示す)、また、各行毎に1個ずつ選ば
れそれぞれ互いに異なる列に配置された4個の光スイツ
チ素子13は導波路17を介して結合される(図中、導
波路17を実線で示す)。 19a〜19dは人力ポート及び21a〜21dは出力
ポートを示す0図示のように、最左列の4個の光スイツ
チ素子13と入力ポート18a〜19dとは導波路17
を介してそれぞれ結合され、また最右列の4個の光スイ
ツチ素子13と出力ポート21a〜21dとは導波路1
7を介して結合される。 ところで同一行の相隣接する光スイツチ素子同志を結合
し及び同一列の相隣接する光スイツチ素子同志を結合し
て成る最も単純な正方格子構成の光マトリックススイッ
チでは、入力ポートから入力された信号光が通過する光
スイツチ素子の個数(通過スイッチ素子数)が、信号光
をいずれの出力ポートから出力するかにより増減する。 これに対し1述した第一の従来構成の光マトリックスス
イッチでは信号光をいずれの出力ポートから出力しても
、通過スイッチ素子数が常に一定(図示例では常に4個
)となりしかも最も単純な構成の光マトリックススイッ
チにおける最大通過スイッチ素子数のほぼ半数となる。 これがため第一の従来構成の光マトリックススイッチは
同一個数の光スイツチ素子を用いて構成した最も単純な
光マトリックススイッチと比較して、光のロスやクロス
トークを低減及び均一化出来る等の利点があった。 次に第二の従来構成の光マトリックススイッチ(文献:
電子通信学会技術研究報告マo1.5E8B−4゜p1
3)につき説明する。 第13図(A)は第一の従来構成の光マトリックススイ
ッチの一構成例を概略的に示す全体斜視図、及び第13
図(B)は第13図(A)に示す第二の従来の光マトリ
ックススイッチにおける光スイツチ素子相互の結合状態
を模式的に示した図である。尚、第12図に示した構成
成分と同一の構成成分については同一の符号を付して示
す。 第13図(A)に示すように、第1層の光スイッチ素子
群工及び第2層の光スイツチ素子群■はそれぞれ4行4
列に配置された16個の光スイッチ素それぞれの素子群
I及び素子群■において、同一行の相隣接する光スイッ
チ素)13同志は、導波路23(図中、導波路23を実
線で示す)を介して結合されている。その結果、IX4
光スイッチが素子群Iの各行毎に構成され、4Xl光ス
イツチが素子群Hの各行毎に構成される。 さらに素子群工の最左列に配置された4個の光スイツチ
素子13は入力ポート19a N19dと導波路23を
介してそれぞれ結合され及び素子群Hの最右列に配置さ
れた4個の光スイツチ素子13は出カポ−)21a〜2
1dと導波路23を介してそれぞれ結合される。 また、第13図(B)に示すように、素子群工において
1行に配置された4個の光スイツチ素子13と、素子群
Hの各行から重複することなく1個ずつ選ばれた4個の
光スイツチ素子13とが1対1に対応付けされ、導波路
25(図中、導波路25を破線で示す)を介して結合さ
れる。このように素子群工と素子群■とが結合されて4
×4光マトリツクフフノー工礒ζ膿陰七柄プし\ス この第二の従来構成の光マトリックススイッチは、第1
3図(B)に示すように、1個の光スイツチ素子13に
対し必ず1つの信号光(図中、信号光を矢印で示す)だ
けが入力するように構成されており、これがためクロス
トークを殆ど生じないという利点を有していた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながらと述した第・の従来構成の光マトリックス
スイッチでは、例えば第12図に実線矢印α及び破線矢
印βに示すように、入力ポートから入力された信号光の
伝搬経路によっては1個の光スイツチ素子に対し2つの
信号光が同時に入力されることが起こるため、クロスト
ークの低減を実用上充分に図ることが出来なかった。 また第二の従来構成の光マトリックススイッチでは2層
の光スイツチ素子群を構成するために必要な光スイツチ
素子数が多くなり、例えばnXn光マトリックススイッ
チを構成する場合2n2個となり、第一の従来構成の光
マトリックスイッチがn2個となるのに対し2倍の個数
の光スイッチ素rが必要であった。 この発明の目的は、L述した従来構成の光マトリックス
スイッチの問題点を解決するため、第一の従来構成の光
マトリックススイッチよりもクロストークの低減を図れ
、かつ第二の従来構成の光マトリックススイッチよりも
光マトリックススイッチの構成に必要な光スイツチ素子
数の低減を図れる構造の光マトリックススイッチを提供
することにある。 (問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の光マトリックス
スイッチは、複数個の入力ポート側光スイッチと、複数
層の副光マトリックススイッチと、複数個の出力ポート
側光スイッチとを備える。そして、各副光マトリックス
スイッチは入力ポート側光スイッチに結合される複数の
第一光スイッチと、出力ポート側光スイッチに結合され
る複数の第二光スイッチとを備える。 この発明の好適実施例においては、次に述べるように各
光スイッチを結合するのが良い。 入力ポート側光スイッチと第一光スイッチとを結合する
に当っては、第一光スイッチをそれぞれの副光マトリッ
クススイッチから重複しないように選ぶ、これと共に入
力ポート側光スイッチを重複しないように選ぶ、そして
重複しないように選ばれた入力ポート側光スイッチのひ
とつひとつが重複しないように選ばれた第一光スイッチ
の全てと結合するように、導波路を設ける。 また第一光スイッチと第二光スイッチとを結合するに当
っては、それぞれの副光マトリックススイッチにおいて
第一光スイッチのひとつひとつが第二光スイッチの全て
と結合するように、導波路を設ける。 さらに第二光スイッチと出力ポート側光スイッチとの結
合に当っては、第二光スイッチをそれぞれの副光マトリ
ックススイッチから重複しないように選ぶ、これと共に
出力ポート側光スイッチを重複しないように選ぶ、そし
て重複しないように選ばれた出力ポート側光スイッチの
ひとつひとつh< ffi N 1. fr L’ k
”l Q ;99 L! h、 f= m−をブイ−
。4−ノ+てと結合するように、導波路を設ける。 (作用) このような構成の光マトリックススイッチによれば、所
定の入力ポートから入力された信号光は入力側光スイッ
チを介して任意の副光マトリックススイッチに入力され
る0次いで信号光は副光マトリックススイッチから出力
され、出力ポート側光スイッチを介して所定の出力ポー
トから出力される。従って、信号光を所定の入力ポート
から所定の出力ポートへ伝搬させる際に、任意の副光1
1個の光スイツチ素子に同時に2つの信号光が入光を出
力させることが出来る。 これと共に、この発明の光マトリックススイッチは、そ
の構成に必要な光スイツチ素子数を、第二の従来の光マ
トリックススイッチよりも少ない素子数で済むように、
抑えることが出来る−(実施例) 以ド、図面を参照してこの発明の光マトリックススイッ
チの実施例につき説明する。尚、図面はこの発明が理解
出来る程度に概略的に示しであるにすぎず、従って各構
成成分の個数、配置関係、寸法及び形状は図示例に限定
されるものではない、また、第12図に示した構成成分
と同一の構成成分については同一の符号を付して示し、
その詳細な説明を省略する。 匪二叉11 第1図(A)及び(B)を参照してこの発明を4×4光
マトリツクススイツチに適用した例につき説明する。 第1図(A)は、この発明の光マトリックススイッチの
第一実施例の構成を示す全体斜視図である。 同図において、31a〜31dは入力ポート側光スイッ
チ(図中、光スイッチ31a〜31dを白丸に点を打っ
て示す)を示し及び33a〜33dは出力ポート側光ス
イッチ(図中、光スイッチ33a〜33dを黒丸で示す
)を示す。 図示例では、4個の光スイッチ31a〜31dは入力ポ
ート19a −19dと導波路を介してそれぞれ個別に
結合され、及び4個の出力ポート側光スイッチ33a〜
33dは出力ポート 21a〜21dと導波路を介して
それぞれ個別に結合されている。 35a、35b及び37a、37bは、後に詳述するよ
うに入力ポート側光スイッチ31a〜31dに結合され
る第一光スイッチを示し、また39a、39b及び41
a、41bは、後に詳述するように出力ポート側光スイ
ッチ33a〜33dに結合される第二光スイッチを示し
ている。 また、43及び45は副光マトリックススイッチ副 を示す0図示例では第1層の構光マトリックススイッチ
43を図中白丸に斜線を付して示す2個の第−光スイッ
チ35a、35b及び2個の第二光スイツチ39a、3
9bで構成し、さらに第2層の副光マトリックススイッ
チ45を図中白丸で示す2個の第−光スイッチ37a、
37b及び2個の第二光スイツチ41a、41b テ構
成スル。 この実施例では上述した各光スイッチ31a〜41bを
、従来と同様に、2X2光スイツチ素子で構成し、4行
4列に配置して基板11に設ける。 次に、第1図(B)を参照して各光スイツチ31a〜4
1b相互の結合状態を詳細に説明する。ここで、第1図
(B)は第1図(A)に示した光マトリックススイッチ
における光スイツチ相互の結合状態を模式的に示す図で
ある。尚、第1図(A)と第1図(B)とにおいて光ス
イッチの配l関係は異なるが、光スイツチ相互の結合関
係は同一である。 入力ポート側光スイッチ31a〜31dと第−光スイッ
チ35a、35b、37a、37bとを例えば次(Dよ
うに結合する。 まず第1層の副光マトリックススイッチ43からは第一
光スイッチ35aを選び、第2層の副光マトリックスス
イッチ45からは第一光スイッチ37aを選ぶ、これと
共に4個の入力ポート側光スイッチ31a〜31dから
は2個の入力ポート側光スイッチ11角)lIhJ−ル
;餐−ご一不1.で希席1.かい上うに;智ばれた第一
光スイッチ35a及び37aのひとつひとつと、重複し
ないように選ばれた2個の入力ポート側光スイッチ31
a、31bの全てとを、導波路を介して結合する。 さらに、第1層の副光マトリックススイッチ43からは
第一光スイッチ35bを選び、第2層の副光マトリック
ススイッチ45からは第二光スイツチ37bを選び、さ
らに4個の入力ポート側光スイッチ31a〜31dから
は2個の入力ポート側光スイッチ31cと31dとを選
ぶ、そして重複しないように選ばれた第一光スイッチ3
5b及び37bのひとつひとつと、重複しないように選
ばれた2個の入力ポート側光スイッチ31c、lidの
全てとを、導波路を介して結合する。 また、第1層の副光マトリックススイッチ43における
第−光スイッチ35a、35bと第二光スイツチ39a
、39bとの結合を、例えば次のように行なう。 すなわち第−光スイッチ35a、35bのひとつひとつ
と第二光スイツチ39a、39bの全てとを、導波路を
介して結合する。 同様に、第2層の副光マトリックススイッチ45にあっ
ても第−光スイッチ37a、37bのひとつひとつと第
二光スイツチ41a、41bの全てとを、導波路を介し
て結合する。 このように第−及び第二光スイッチを結合することによ
って、副光マトリ−、クススイッチ43及び45は、2
つの入力光(信号光)に対し非閉塞型の光マトリックス
スイッチを構成する。 さらに出力ポート側光スイッチ33a〜33dと第二光
スイー、チ39a、 39b、 41a、 4 lbと
を例えば次のように結合する。 まず第1層の副光マトリックススイッチ43からは第二
光スイツチ39aを選び、第2層の副光マトリックスス
イッチ45からは第二光スイツチ41aを選ぶ、これと
共に4個の出力ポート側光スイッチ33a〜33dから
は2個の出力ポート側光スイッチ33aと33bとを選
ぶ、そして重複しないように選ばれた第二光スイツチ4
1a、39aのひとつひとつと、重複しないように選ば
れた2個の出力ポート側光スイッチ33a、33bの全
てとを、導波路を介して結合する。 副 そしてさらに、第1層のキ光マトリックススイッチ43
からは重複しないように第一光スイッチ39bを選び、
第2層の副光マトリックススイッチ45からは重複しな
いように第二光スイツチ41bを選び、さらに4個の出
力ポート側光スイッチ33a〜33dからは重複しない
ように2個の出力ポート側光スイッチ33cと33dと
を選ぶ。そして重複しないように選ばれた第二光スイツ
チ39b、37bのひとつひとつと、重複しないように
選ばれた2個の出力ポート側光スイッチ33c、33d
の全てとを、導波路を介して結合する。 尚、導波路を基板11に設けた際に相互に交差する導波
路の交差角は、実用Fクロストークを小さく抑えること
の出来るように、少なくとも2°〜3°程度以北の角度
を有するように設計するのが好ましい。 次に、この実施例の光マトリックススイッチの動作につ
き説明する。このため、−例として、入力ポート19a
から入力された信号光a及び入カポ−)19cから入力
された信号光Cが、第2層の副光マトリックススイッチ
45を介して出力ポート21a〜21dのいずれかへ出
力される場合を主として考える。尚、以下に述べる説明
では信号光すは入カポ−) 19bに入力される信号光
、信号光dは入力ポート19dに入力される信号光を示
す、また、入力ポート側光スイッチ31a〜31dは副
光マトリックススイッチ43.45のひとつひとつに対
して2つの信号光のみが入力するように動作するものと
する。
【1】信号光aを出カポ−) 21aから出力する場
合a)信号光Cを出カポ−)21c或は21dから出力
するとき 以下、第2図(A)〜(C)を参照して第−動作例につ
き説明する。 第2図(A)に示すように、信号光aは光スイッチ31
a、37a、41a、33aを介して出力ポート21a
から出力される。信号光Cは光スイッチ31c、3?b
、41b、33cを介して出カポ−) 21cから出力
され或は光スイッチ31c、37b、41b、33dを
介して出力ポート21dから出力される。 このとき、第2図(B)に示すように、信号光すが出カ
ポ−)21bから出力される場合を考える。 図示のように、信号光すは光スイッチ31b、35a、
39a、33bを介して出カポ−)21bから出力され
る。信号光dは、信号光Cが出カポ−) 21cから出
力されれば光スイッチ31d、35b、39b、33d
を介して出カポ−) 21dから出力され、或は信号光
Cが出力ポート21dから出力されれば光スイッチ31
d、35b、 39b、 33cを介して出力ポート2
1Cから出力される。 また、第2図(C)に示すように、信号光すが出カポ−
) 21c又は21dから出力される場合を考える。 信号光すは、信号光Cが出カポ−) 21cから出力さ
れれば光スイッチ3 lb、 35a、 39b、 3
3dを介して出カポ−) 21dから出力され、或は
信号光Cが出カポ−) 21dから出力されれば光ス
イッチ31b、35a、39b、33cを介して出力ポ
ート21cから出力される。信号光dは光スイッチ31
d、35b、3!3a、33bを介して出力ポート21
bから出力される。 図からも明らかなように、この第−動作例では各信号光
a−dはそれぞれ別々の経路を経て出力されるため、2
つの信号光が同時に1つの光スイツチ素子に入力するこ
とはない。 b)信号光Cを出カポ−)21bから出力するとき以下
、第3図(A)及び(B)を参照して第二動作例につき
説明する。 第3図(A)に示すように、信号光Cは光スイッチ31
c、37b、41a、33bを介して出力ポート21b
から出力される。 このとき、第3図(B)に示すように、信号光すが出カ
ポ−)21c或は21dから出力される場合を考える。 図示のように、信号光すは光スイッチ31b、35a、
39b、33cを介して出力ポート21cから出力され
或は光スイッチ31b、35a、38b、33dを介し
て出カポ−)21dから出力される。 信号光dは、信号光すが出力ポート21cから出力され
れば光スイッチ31d、35b、39b、33dを介し
て出力ポート21dから出力され、或は信号光すが出力
ポート21dから出力されれば光スイッチ31d。 35b、 39b、 33cを介して出力ポート21c
から出力される。 第3図(A)及び(B)からも明らかなように、この第
二動作例では、光スイッチ41aにおいて信号光aとC
とが及び光スイッチ39bにおいて信号光すとdとが同
時に入力されるためこれによるクロストークを生ずると
いう支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第4図(A)及び(B)に
示すように、光スイッチ31dを動作させて信号光dを
第2層の副光マトリックススイッチ45に人力し及び光
スイッチ31cを動作させて信号光Cを第1層の副光マ
トリックススイッチ43に入力させれば良い、以下、第
4図(A)及び(B)を参照してこの場合の動作(第三
動作例)につき説明する。 第4図(A)に示すように、信号光dを、光スイッチ3
1d、37b、41b、33cを介して出力ポート21
cから出力し或は光スイッチ31d、37b、41b、
33dを介して出カポ−) 21dから出力するよう
にする。信号光すは、信号光dが出カポ−)21cから
出力されれば光スイッチ31b、35a、39b、33
dを介して出カポ−) 21dから出力され、或は信
号光dが出力ポート21dから出力されれば光スイッチ
31b、35a、39b、33cを介して出カポ−)2
1cから出力される。 この第三動作例のように、入力ポート側光スイッチ31
c、31dを動作させて、信号光C及びdの入力される
副光マトリックススイッチ43或は45の選択を行なう
ことにより、信号光が1つの光スイツチ素子に同時に入
力するのを回避することが出来る。従ってクロストーク
の低減を図れる。 尚、第4図(B)に示すように、信号光す及びCが交差
したとしても、導波路の交差角を少なくとも2°〜3°
以上に設定することによって、信号光す及びCが交差す
ることによるクロストークを実用上充分に低く抑えるこ
とが出来る。
合a)信号光Cを出カポ−)21c或は21dから出力
するとき 以下、第2図(A)〜(C)を参照して第−動作例につ
き説明する。 第2図(A)に示すように、信号光aは光スイッチ31
a、37a、41a、33aを介して出力ポート21a
から出力される。信号光Cは光スイッチ31c、3?b
、41b、33cを介して出カポ−) 21cから出力
され或は光スイッチ31c、37b、41b、33dを
介して出力ポート21dから出力される。 このとき、第2図(B)に示すように、信号光すが出カ
ポ−)21bから出力される場合を考える。 図示のように、信号光すは光スイッチ31b、35a、
39a、33bを介して出カポ−)21bから出力され
る。信号光dは、信号光Cが出カポ−) 21cから出
力されれば光スイッチ31d、35b、39b、33d
を介して出カポ−) 21dから出力され、或は信号光
Cが出力ポート21dから出力されれば光スイッチ31
d、35b、 39b、 33cを介して出力ポート2
1Cから出力される。 また、第2図(C)に示すように、信号光すが出カポ−
) 21c又は21dから出力される場合を考える。 信号光すは、信号光Cが出カポ−) 21cから出力さ
れれば光スイッチ3 lb、 35a、 39b、 3
3dを介して出カポ−) 21dから出力され、或は
信号光Cが出カポ−) 21dから出力されれば光ス
イッチ31b、35a、39b、33cを介して出力ポ
ート21cから出力される。信号光dは光スイッチ31
d、35b、3!3a、33bを介して出力ポート21
bから出力される。 図からも明らかなように、この第−動作例では各信号光
a−dはそれぞれ別々の経路を経て出力されるため、2
つの信号光が同時に1つの光スイツチ素子に入力するこ
とはない。 b)信号光Cを出カポ−)21bから出力するとき以下
、第3図(A)及び(B)を参照して第二動作例につき
説明する。 第3図(A)に示すように、信号光Cは光スイッチ31
c、37b、41a、33bを介して出力ポート21b
から出力される。 このとき、第3図(B)に示すように、信号光すが出カ
ポ−)21c或は21dから出力される場合を考える。 図示のように、信号光すは光スイッチ31b、35a、
39b、33cを介して出力ポート21cから出力され
或は光スイッチ31b、35a、38b、33dを介し
て出カポ−)21dから出力される。 信号光dは、信号光すが出力ポート21cから出力され
れば光スイッチ31d、35b、39b、33dを介し
て出力ポート21dから出力され、或は信号光すが出力
ポート21dから出力されれば光スイッチ31d。 35b、 39b、 33cを介して出力ポート21c
から出力される。 第3図(A)及び(B)からも明らかなように、この第
二動作例では、光スイッチ41aにおいて信号光aとC
とが及び光スイッチ39bにおいて信号光すとdとが同
時に入力されるためこれによるクロストークを生ずると
いう支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第4図(A)及び(B)に
示すように、光スイッチ31dを動作させて信号光dを
第2層の副光マトリックススイッチ45に人力し及び光
スイッチ31cを動作させて信号光Cを第1層の副光マ
トリックススイッチ43に入力させれば良い、以下、第
4図(A)及び(B)を参照してこの場合の動作(第三
動作例)につき説明する。 第4図(A)に示すように、信号光dを、光スイッチ3
1d、37b、41b、33cを介して出力ポート21
cから出力し或は光スイッチ31d、37b、41b、
33dを介して出カポ−) 21dから出力するよう
にする。信号光すは、信号光dが出カポ−)21cから
出力されれば光スイッチ31b、35a、39b、33
dを介して出カポ−) 21dから出力され、或は信
号光dが出力ポート21dから出力されれば光スイッチ
31b、35a、39b、33cを介して出カポ−)2
1cから出力される。 この第三動作例のように、入力ポート側光スイッチ31
c、31dを動作させて、信号光C及びdの入力される
副光マトリックススイッチ43或は45の選択を行なう
ことにより、信号光が1つの光スイツチ素子に同時に入
力するのを回避することが出来る。従ってクロストーク
の低減を図れる。 尚、第4図(B)に示すように、信号光す及びCが交差
したとしても、導波路の交差角を少なくとも2°〜3°
以上に設定することによって、信号光す及びCが交差す
ることによるクロストークを実用上充分に低く抑えるこ
とが出来る。
【2】信号光aを出力ポート21Cから出力する場合a
)信号光Cを出カポ−)21a或は21bから出力する
とき 以下、第5図(A)〜(C)を参照して第四動作例につ
き説明する。 第5図(A)に示すように、信号光aは光スイッチ31
a、37a、41b、33cを介して出力ポート21C
から出力される。信号光Cは光スイッチ31c、37b
、41a、33aを介して出カポ−) 21aから出
力され或は光スイッチ31c、37b、41a、33b
を介して出力ポート21bから出力される。 このとき、第5図(B)に示すように、信号光すが出カ
ポ−) 21a或は21bから出力される場合を考える
。 図示のように、信号光すは光スイッチ31b、35a、
39a、33aを介して出カポ−)21aから出力され
或は光スイッチ31b、35a、39a、33bを介し
て出力ポート21bから出力される。 信号光すは、信号光Cが出カポ−) 21aから出力さ
れれば出カポ−) 21bから出力され、或は信号光C
が出カポ−)21bから出力されれば出力ポート21a
から出力される。信号光dは光スイッチ31d、 35
b、 39b、 33dを介して出力ポート21dから
出力される。 また、第5図(C)に示すように、信号光すが出力ポー
ト21dから出力される場合を考える。 図示のように信号光すは光スイッチ31b、35a、3
9b、33dを介して出カポ−) 21dから出力さ
れる。 信号光dは、信号光Cが出カポ−) 21aから出力
されれば、光スイッチ31d、35b、39a、33b
を介して出カポ−)21bから出力され、或は信号光C
が出カポ−) 21bから出力されれば、光スイッチ3
1d、35b、39a、33aを介して出カポ−)
21aから出力される。 図からも明らかなように、この第四動作例では各信号光
a−dはそれぞれ別々の経路を経て出力されるため、2
つの信号光が同時に1つの光スイツチ素子に入力するこ
とはない。 b)信号光Cを出カポ−) 21dから出力するとき
以下、図面を参照して第五動作例につき説明する。 第6図(A)に示すように、信号光Cは光スイッチ31
c、37b、41b、33dを介して出力ポート21d
から出力される。 このとき、第6図(B)に示すように、信号光すが出力
ポート21a或は21bから出力される場合を考える。 図示のように、信号光すは光スイー、チ31b、35a
、39a、33aを介して出カポ−) 21aから出
力され或は光スイッチ31b、35a、39a、33b
を介して出カポ−)21bから出力される。 信号光dは、信号光すが出カポ−) 21aから出力さ
れれば光スイッチ31d、35b、39a、33bを介
して出力ポート21bから出力され、或は信号光すが出
力ポート21bから出力されれば光スイッチ31d、3
5b、39a、33aを介して出力ポート 21aから
出力される。 第6図(A)及び(B)からも明らかなように、この第
五動作例では、光スイッチ41bにおいて信号光aとC
とが及び光スイッチ39aにおいて信号光すとdとが同
時に入力されるためこれによるクロストークを生ずると
いう支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第7図(A)及び(B)に
示すように、光スイッチ31dを動作させて信号光dを
第2層の副光マトリックススイッチ45に入力し及び光
スイッチ31cを動作させて信号光Cを第1層の副光マ
トリックススイッチ43に人力すれば良い、以下、第7
図(A)及び(B)を参照してこの場合の動作(第六動
作例)につき説明する。 第7図(A)に示すように、信号光dを、光スイッチ3
1d、37b、41a、33aを介して出力ポート21
aから出力し或は光スイッチ31d、37b、41a、
33bを介して出カポ−)21bから出力するようにす
る。信号光すは、信号光dが出力ポート21aから出力
されれば光スイッチ31b、35a、39a、33bを
介して出カポ−)21bから出力され、或は信号光dが
出カポ−)21bから出力されれば光スイッチ31b、
35a、39a、33aを介して出力ポート21aから
出力される。 一小I−ち[デ 憤責、lh稈碗−tキl七、Nk側平
フイッチ31c、31d @動作させて、副光マトリッ
クススイッチ43或は45の選択を行なうことによって
、2つの信号光が1つの光スイツチ素子に同時に入力す
るのを回避することが出来る。従って、クロストークの
低減を図れる。 尚、第7図(A)に示すように、信号光a及びdが交差
したとしても、導波路の交差角を少なくとも2°〜3°
以りに設定することによって、信号光a及びdが交差す
ることによるクロストークを実用上充分に低く抑えるこ
とが出来る。 [3]信号光aを出カポ−)21bから出力する場合a
)信号光Cを出力ポート21c或は21dから出力する
とき 以下、第8図を参照して第七動作例につき説明する。第
8図に示すように、信号光aは光スイッチ31a、37
a、41a、33bを介して出力ポート21bから出力
される。 この場合、第2図(A)において導波路47と導波路4
8とを入れ換えると共に、第2図(B)及び(C)にお
いて導波路51と導波路53とを入れ換えた場合と同等
に考えられる。従って、第七動作例では各信号光a−d
はそれぞれ別々の経路を経て出力されるため、2つの信
号光が同時に1つの光スイツチ素子に入力することはな
い。 尚、導波路47は光スイフ・チ41a及び光スイッチ3
3aの間に形成された導波路、導波路43は光スイッチ
41a及び光スイッチ33bの間に形成された導波路、
導波路51は光スイッチ39a及び光スイッチ33aの
間に形成された導波路、導波路53は光スイッチ39a
及び光スイッチ33bの間に形成された導波路を示して
いる。 b)信号光Cを出カポ−) 21aから出力するとき
この場合、第3図(A)において導波路47と導波路4
9とを入れ換え及び第3図(B)において導波路51と
53とを入れ換えた場合と同等に考えられる(第八動作
例)。 従って、第八動作例では光スイッチ39aにおいて信号
光aとCとが及び光スイッチ39bにおいて信号光すと
dとが同時に入力されるためこれによるクロストークを
生ずるという支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第4図(A)において導波
路47と48とを入れ換え及び第4図(B)において導
波路51と53とを入れ換えた場合と同等に考えれば良
い(第九動作例)、すなわち、入力ポート側光スイッチ
31c、31dを動作させて、信号光C及びdが入力さ
れる副光マトリックススイッチ43或は45の選択を行
なうことによって2つの信号光が1つの光スイツチ素子
に同時に人力するのを回避すれば良い。 (4)信号光aを出力ポート21dから出力する場合a
)信号光Cを出カポ−) 21a或は21bから出力
するとき 以下、第七動作例につき説明する。第9図に示すように
、信号光aは光スイッチ31a、37a、41b、33
dを介して出カポ−) 21dから出力される。 この場合、第5図(A)において導波路55と57とを
入れ換えると共に、第5図(B)及び(C)において導
波路59と61とを入れ換えた場合と同等に考えられる
。従って、第十動作例では各信号光a−dはそれぞれ別
々の経路を経て出力されるため、2つの信号光が同時に
1つの光スイツチ素子に入力することはない。 尚、導波路55は光スイッチ41b及び光スイッチ33
cの間に形成された導波路、導波路57は光スイッチ4
1b及び光スイッチ33dの間に形成された導波路、導
波路59は光スイッチ39b及び光スイッチ33cの間
に形成された導波路、導波路61は光スイッチ39b及
び光スイッチ33dの間に形成された導波路を示してい
る。 b)信号光Cを出力ポート21cから出力するとき第6
図(A)において導波路55と57とを入れ換えると共
に、第6図(B)において導波路58と81とを入れ換
えた場合と同等に考えられる(第七−動作例)。 よって、第十−動作例では光スイッチ41bにおいて信
号光aとCとが及び光スイッチ39aにおいて信号光す
とdとが同時に入力されるためこれによるクロストーク
を生ずるという支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第7図(A)において導波
路55と57とを入れ換えると共に、第7図(B)にお
いて導波路59と61とを入れ換えた場合と同等に考え
れば良い(第七二動作例)、すなわち入力ポート側光ス
イッチ31c、31dを動作させて、信号光C及びdが
入力される副光マトリックススイッチ43或は45の選
択を行なうことによって、信号光が1つの光スイッチに
同時に入力するのを回避すれば良い。 尚、上述した第一実施例の動作例の説明では4x4光マ
トリツクススイツチにおける信号光a〜dの通過ポート
(入力ポートと出力ポート)の組合せが全て網羅されて
いる(全部で24通りの組合せ)。 上述のように第一実施例によれば、第一の従来構成の光
マトリックススイッチよりクロストークの低減を図るこ
とが出来る。第一実施例では、少なくとも第一の従来構
成の光マトリックススイッチのクロストークの1/2程
度だけ、従来よりクロストークを低減出来る。また、第
一・実施例の光マトリックススイッチを構成するために
必要な光スイッチ素子数は16個であり、第二の従来構
成の光マトリックススイッチの構成に必要な光スイツチ
素子数よりも少なくて済む。 第二実施例 第10図(A)〜(C)を参照してこの発明を8×8光
マトリツクススイツチに適用した例につき説明する。 第10図(A)は、第二実施例の構成を概略的に示す全
体斜視図である。 同図において、71は後述するように第−光スイッチ8
1.87と結合される入力ポート側光スイッチ(図中、
この光スイッチ71を白丸に点を打って示す)及び75
は後述するように第二光スイツチ83.89と結合され
る出力ポート側光スイッチ(図中、この光スイッチ75
を黒丸で示す)を示している。 図示例では、8個の入力ポート側光スイッチ71のそれ
ぞれに1個の入力ポードア3が導波路を介して結合され
ている。また8個の出力ポート懺光スイッチ75のそれ
ぞれに1個の出力ポードア7が導波路を介して結合され
ている。この実施例では入力ポート側光スイッチ71及
び出力ポート側光スイッチ75をそれぞれ1個の2×2
光スイツチ素子で構成する。 また79及び91は副光マトリックススイッチを示す0
図示例では第1層の副光マトリックススイッチ79は4
個の第一光スイッチ81と4個の第二光スイツチ83と
から成り、また第2層の副光マトリックススイッチS1
は4個の第一光スイッチ87と4個の第二光スイツチ8
9とから成る。尚、第一光スイッチ81及び第二光スイ
ツチ83を図中白抜きの四角で示し、また第一光スイッ
チ87及び第二光スイツチ89を図中四角に斜線を付し
て示す。 次に第10図CB)を参照してこの実施例の第一光スイ
ッチ81.87及び第二光スイツチ83.89の構成に
つき説明する。 同図において、87は第一光スイッチ81.87或は第
二光スイツチ83.89として用いられる光スイッチを
示し、93は2×2光スイツチ素子及び95は2×1光
スイツチ素子を示している。 図示のように、光スイッチ97は、2個の光スイツチ素
子93と2個の光スイツチ素子85とから成り、光スイ
ツチ素子83のそれぞれに2個の光スイツチ素子95が
導波路を介して結合された構成となっている。光スイッ
チ97は図示例の第一光スイッチ81.83として用い
られる場合には2×4光スイツチとして動作し、図示例
の第二光スイツチ81.83として用いられる場合には
4×2光スイツチとして動作する。 次に第1O図(A)を参照して第−光スイツチ8ユ、8
7と入力ポート側光スイッチ71との結合状態につき説
明する。 第一光スイッチ81.87と入力ポート側光スイッチ7
1とを、例えば次のように結合する。 図示のように、4個の第一光スイッチ81及び4個の第
一光スイッチ87から重複しないように1個ずつ第一光
スイッチ81及び87を選び、また8個の入力ポート側
光スイッチ71から重複しないように2個の入力ポート
側光スイッチ71を選ぶ、尚、このようにして選ばれた
1組の光スイッチ81.87.71を、図中、一点鎖線
pで囲んで示す。 こうして重複しないように選ばれた2個の入力ポート側
光スイッチ71のひとつひとつを、重複しないように選
ばれた1(11の第一光スイッチ81と重複しないよう
に選ばれた1個の第一光スイッチ87とに結合する。 次に第1O図(C)を参照してそれぞれの副光マトリッ
クススイッチにおける第一光スイッチ及び第二光スイッ
チの結合状態にっきを説明する。第一光スイッチと第二
光スイッチとを例えば次のようクラススイッチ78にお
いて、第一光スイッチ81のひとつひとつは第二光スイ
ツチ83の全てと導波路を介して結合される0図示例で
は、例えば図中一点lQ線qで囲まれた1個の第一光ス
イッチ81と4個の第二光スイツチ83とが結合される
。 このように第一光スイッチ81及び第二光スイツチ83
を結合することによって、副光マトリックススイッチ7
9は、4つの入力光(信号光)に対し非閉塞型の8×8
光マトリツクススイツチとして構成される。 同様にして、第2層の副光マトリックススイッチ91に
おいても第一光スイッチ87及び83が結合され、よっ
て副光マトリックススイッチ31も4つの入力光に対し
て非閉塞型の8X8光マトリツクススイツチとして構成
される。 次に第1O図(A)を参照して第二光スイッチと出力ポ
ート側光スイッチとの結合状態につき説明する。 第二光スイッチと出力ポート側光スイッチとを例えば次
に述べるように結合する。 図示のように、4個の第二光スイツチ83及び4個の第
二光スイツチ89とから重複しないように1個ずつ第二
光スイツチ83と89とを選び、また8個の出力ポート
側光スイッチ75から重複しないように2個の出力ポー
ト側光スイッチ75を選ぶ。 こうして重複しないように選ばれた2個の出力ポート側
光スイッチ75のひとつひとつを、重複しないように選
ばれた1個の第二光スイツチ83と重複しないように選
ばれた1個の第二光スイツチ89とに結合する。このよ
うにして結合された1組の光スイッチ83,89.75
を、図中一点鎖線rで囲んで示す。 上述した第二実施例においても、第1層或は第2層の副
光マトリックススイッチ79或は81において、1個の
光スイツチ素子に同時に2つの信号光が入力される場合
が生じたとしても、入力ポート側光スイッチ71を動作
させて信号光を入力させる検光マトリックスイッチを選
択することにより、信号光の伝搬経路を変更することが
出来る。その結果、第一実施例と同様に、1個の光スイ
ツチ素子に同時に2つの信号光が入力される場合を回避
してクロストークの低減を図ることが出来る。また、こ
の実施例では、1個の光スイツチ素子に同時に2つの信
号光が入力されるために起こるクロストークの生じるポ
イントは、最大で1箇所である。従って、この実施例は
第一の従来構成の光マトリックススイッチよりもクロス
トークの低減を図ることが出来る。第二実施例では、少
なくとも第一の従来構成の光マトリックススイッチのク
ロストークの1/6程度だけ、従来よりもクロストーク
を低減出来る。 これと共に、第二実施例の構成に必要な光スイツチ素子
数は80個であり、第二の従来構成の光マトリックスス
イッチよりも少ない光スイツチ素子数で済む。 第三実施例 第11図(A)〜(C)は第三実施例の説明に供する図
である。第三実施例ではこの発明を18X 1B光マト
リツクススイツチに適用した例につき説明する。 第11図(A)は第三実施例の構成を概略的に示す全体
斜視図である。 同図において、201は、後述するように第−光スイッ
チ211,217と結合される入力ポート側光スイッチ
(図中、この光スイッチ201を白丸に点を打って示す
)、及び205は、後述するように第−光スイッチ21
3,219と結合される出力ポート側光スイッチ(図中
、この光スイッチ205を黒丸で示す)を示している。 図示例では、16個の入力ポート側光スイッチ201の
それぞれに1個の入力ポート203が導波路を介して結
合されている。これと共に16個の出力ポート側光スイ
ッチ205のそれぞれに1個の出力ポート207が導波
路を介して結合されている。この実施例では入力ポート
側光スイッチ201及び出力ポート側光スイッチ205
をそれぞれ1個の2×2光スイツチ素子で構成する。 208及び221は副光マトリックススイッチを示す0
図示例では、第1層の副光マトリックススイッチ208
を8個の第一光スイッチ211と8個の第二光スイツチ
213 とで構成し、また第2層の副光マトリックスス
イッチ221を8個の第一光スイッチ217と8個の第
二光スイツチ218とで構成する。尚、第一光スイッチ
211及び第二光スイツチ213を図中白抜きの四角で
示し、また第一光スイッチ217及び第二光スイツチ2
19を図中四角に斜線を付して示す。 次に第11図(B)を参照してこの実施例の第−光スイ
ッチ211,217及び第二光スイツチ213.219
の構成につき説明する。 同図において、223は、第一光スイッチ211.21
7或は第二光スイツチ213.219として用いられる
光スイッチを示している0図示例では、光スイッチ22
3を、2個の光スイッチ97と2個の2×1光スイツチ
素子9Bとから構成する。 すなわち光スイッチ223において一方の光スイツチ素
子86を、光スイッチ97を構成する一方の光スイツチ
素子95のそれぞれと導波路を介して結合しよって2個
の光スイッチ97と結合する。これと共に他方の光スイ
ツチ素子96を、光スイッチ87を構成する他方の光ス
イツチ素子95のそれぞれと導波路を介して結合しよっ
て2個の光スイッチ87と結合する。 このように構成された光スイッチ223は光スイッチ2
11.217として用いられる場合には2×8光スイツ
チとして動作し、また第二光スイツチ213.219と
して用いられる場合には8×2光スイツチとして動作す
る。従って、副光マトリックススイッチ209.221
は18X 1B光マトリツクスイツチを構成している。 次に第11図(A)を参照して第一光スイッチ211.
217と入力ポート側光スイッチ201との結合状態に
つき説明する。 第−光スイッチ211.217と入力ポート側光スイッ
チ201とを、例えば次のように結合する。 図示例において、8個の第一光スイッチ211 と8個
の第一光スイッチ217とから重複しないように1個ず
つ第一光スイッチ211と217とを選び、また16個
の入力ポート側光スイッチ201から重複しないように
2個の入力ポート側光スイッチ201を選ぶ、尚、この
ようにして選ばれた1組の光スイッチ211.217.
201を、図中、一点鎖線s−c’囲んで示す。 こうして重複しないように選ばれた2個の入力ポート側
光スイッチ201のひとつひとつを、重複しないように
選ばれた1個の第一光スイッチ211と重複しないよう
に選ばれた1個の第一光スイッチ217とに結合する。 次に第11図(C)を参照してそれぞれの副光マトリッ
クススイッチにおける第一・光スイッチ及び第二光スイ
ッチの結合状j島につき説明する。第一光スイッチ及び
第二光スイッチを例えば次に延るように結合する。 副 第11図(C)に示すように、第1層の楔光マトリック
ススイッチ209において、第・光スイッチ211のひ
とつひとつは8個の第二光スイツチ213の全てと導波
路を介して結合される。このようにして結合された1組
の光スイッチ(1個の第一・光スイッチ211と8個の
第二光スイツチ213)とを図中、一点鎖線tで囲んで
示す。 このように第一光スイッチ211及び第二光スイツチ2
13を結合することによって、副光マトリックススイッ
チ209は、8つの入力光(信号光)に対し非閉塞型の
18X 1G光マトリツクススイツチとして構成される
。 チ221においても第一光スイッチ217及び219が
結合され、よって副光マトリックススイッチ221も8
つの入力光に対して非閉塞型の16X1B光マトリツク
ススイツチとして構成される。 次に第11図(A)を参照して第二光スイッチと出力ポ
ート側光スイッチとの結合状態につき説明する。 第二光スイツチ213.219と出力ポート側光スイッ
チ205とを、例えば次のように結合する。 図示例において、8個の第二光スイツチ213と8個の
第二光スイツチ219とから重複しないように1個ずつ
第二光スイツチ213と219とを選び、また16個の
出力ポート側光スイッチ205から重複しないように2
個の出力ポート側光スイッチ205を選ぶ。 こうして重複しないように選ばれた2個の出力ポート側
光スイッチ205のひとつひとつを、重複しないように
選ばれた1個の第二光スイツチ213と重複しないよう
に選ばれた1個の第二光スイッチ219>に#、春ナス
ーこの上らじ1.プ詰Δ七鉛奔1組の光スイッチ213
,219.205を、図中一点鎖線Uで囲んで示す。 と述した第三実施例においても、第1層或は第2層の副
光マトリックススイッチ209或は221において、1
個の光スイツチ素子に同時に2つの信号光が入力される
場合が生じたとしても、入力ポート側光スイッチ201
を動作させて、信号光を入力させる副光マトリックスス
イッチを選択することにより、信号光の伝搬経路を変更
することが出来る。その結果、第一実施例と同様に、第
一の貸来構成の光マトリックスイッチよりもクロストー
クの低減を図ることが出来る。第三実施例では、少なく
とも第一の従来構成の光マトリックススイッチのクロス
トークの1/14程度だけ、従来よりもクロストークの
低減を図れる。 これと共に、第三実施例の構成に必要な光スイツチ素子
数は352個であり、第二の従来構成の光マトリックス
スイッチよりも少ない素子数で済む。 この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、設計に応じて種々の変更を加えることが出来る0例
えば、第一光スイッチ、副光マトリックススイッチその
他の各構成成分の個数或は層数を任意に設定して良いし
、各構成成分を構成する光スイツチ素子の個数も設計に
応じて任意の個数で良い、或は第一光スイッチと入力ポ
ート側光スイッチとを結合する際に、或は第二光スイッ
チと出力ポート側光スイッチとを結合する際に重複しな
いように選ばれる第−及び第二光スイッチの個数と重複
しないように選ばれる入力及び出力ポート側光スイッチ
の個数は設計に応じて任意に設定して良い。 また、この発明はmXn光マトリックススイッチ(但し
、m=nの場合を含む)の光マトリックススイッチに適
用して良い。 (発明の効果) 1述した説明からも明らかなように、この発明の光マト
リックススイッチによれば、ひとつの光スイツチ素子に
同時に2つの信号光が入力される場合を回避して、第一
の従来構成の光マトリックススイッチよりもクロストー
クの低減を図るようにすることが出来る。 さらにこれと共に、この発明の構成によれば、光マトリ
ックススイッチの構成に必要な光スイツチ素子数の低減
を図れる。
)信号光Cを出カポ−)21a或は21bから出力する
とき 以下、第5図(A)〜(C)を参照して第四動作例につ
き説明する。 第5図(A)に示すように、信号光aは光スイッチ31
a、37a、41b、33cを介して出力ポート21C
から出力される。信号光Cは光スイッチ31c、37b
、41a、33aを介して出カポ−) 21aから出
力され或は光スイッチ31c、37b、41a、33b
を介して出力ポート21bから出力される。 このとき、第5図(B)に示すように、信号光すが出カ
ポ−) 21a或は21bから出力される場合を考える
。 図示のように、信号光すは光スイッチ31b、35a、
39a、33aを介して出カポ−)21aから出力され
或は光スイッチ31b、35a、39a、33bを介し
て出力ポート21bから出力される。 信号光すは、信号光Cが出カポ−) 21aから出力さ
れれば出カポ−) 21bから出力され、或は信号光C
が出カポ−)21bから出力されれば出力ポート21a
から出力される。信号光dは光スイッチ31d、 35
b、 39b、 33dを介して出力ポート21dから
出力される。 また、第5図(C)に示すように、信号光すが出力ポー
ト21dから出力される場合を考える。 図示のように信号光すは光スイッチ31b、35a、3
9b、33dを介して出カポ−) 21dから出力さ
れる。 信号光dは、信号光Cが出カポ−) 21aから出力
されれば、光スイッチ31d、35b、39a、33b
を介して出カポ−)21bから出力され、或は信号光C
が出カポ−) 21bから出力されれば、光スイッチ3
1d、35b、39a、33aを介して出カポ−)
21aから出力される。 図からも明らかなように、この第四動作例では各信号光
a−dはそれぞれ別々の経路を経て出力されるため、2
つの信号光が同時に1つの光スイツチ素子に入力するこ
とはない。 b)信号光Cを出カポ−) 21dから出力するとき
以下、図面を参照して第五動作例につき説明する。 第6図(A)に示すように、信号光Cは光スイッチ31
c、37b、41b、33dを介して出力ポート21d
から出力される。 このとき、第6図(B)に示すように、信号光すが出力
ポート21a或は21bから出力される場合を考える。 図示のように、信号光すは光スイー、チ31b、35a
、39a、33aを介して出カポ−) 21aから出
力され或は光スイッチ31b、35a、39a、33b
を介して出カポ−)21bから出力される。 信号光dは、信号光すが出カポ−) 21aから出力さ
れれば光スイッチ31d、35b、39a、33bを介
して出力ポート21bから出力され、或は信号光すが出
力ポート21bから出力されれば光スイッチ31d、3
5b、39a、33aを介して出力ポート 21aから
出力される。 第6図(A)及び(B)からも明らかなように、この第
五動作例では、光スイッチ41bにおいて信号光aとC
とが及び光スイッチ39aにおいて信号光すとdとが同
時に入力されるためこれによるクロストークを生ずると
いう支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第7図(A)及び(B)に
示すように、光スイッチ31dを動作させて信号光dを
第2層の副光マトリックススイッチ45に入力し及び光
スイッチ31cを動作させて信号光Cを第1層の副光マ
トリックススイッチ43に人力すれば良い、以下、第7
図(A)及び(B)を参照してこの場合の動作(第六動
作例)につき説明する。 第7図(A)に示すように、信号光dを、光スイッチ3
1d、37b、41a、33aを介して出力ポート21
aから出力し或は光スイッチ31d、37b、41a、
33bを介して出カポ−)21bから出力するようにす
る。信号光すは、信号光dが出力ポート21aから出力
されれば光スイッチ31b、35a、39a、33bを
介して出カポ−)21bから出力され、或は信号光dが
出カポ−)21bから出力されれば光スイッチ31b、
35a、39a、33aを介して出力ポート21aから
出力される。 一小I−ち[デ 憤責、lh稈碗−tキl七、Nk側平
フイッチ31c、31d @動作させて、副光マトリッ
クススイッチ43或は45の選択を行なうことによって
、2つの信号光が1つの光スイツチ素子に同時に入力す
るのを回避することが出来る。従って、クロストークの
低減を図れる。 尚、第7図(A)に示すように、信号光a及びdが交差
したとしても、導波路の交差角を少なくとも2°〜3°
以りに設定することによって、信号光a及びdが交差す
ることによるクロストークを実用上充分に低く抑えるこ
とが出来る。 [3]信号光aを出カポ−)21bから出力する場合a
)信号光Cを出力ポート21c或は21dから出力する
とき 以下、第8図を参照して第七動作例につき説明する。第
8図に示すように、信号光aは光スイッチ31a、37
a、41a、33bを介して出力ポート21bから出力
される。 この場合、第2図(A)において導波路47と導波路4
8とを入れ換えると共に、第2図(B)及び(C)にお
いて導波路51と導波路53とを入れ換えた場合と同等
に考えられる。従って、第七動作例では各信号光a−d
はそれぞれ別々の経路を経て出力されるため、2つの信
号光が同時に1つの光スイツチ素子に入力することはな
い。 尚、導波路47は光スイフ・チ41a及び光スイッチ3
3aの間に形成された導波路、導波路43は光スイッチ
41a及び光スイッチ33bの間に形成された導波路、
導波路51は光スイッチ39a及び光スイッチ33aの
間に形成された導波路、導波路53は光スイッチ39a
及び光スイッチ33bの間に形成された導波路を示して
いる。 b)信号光Cを出カポ−) 21aから出力するとき
この場合、第3図(A)において導波路47と導波路4
9とを入れ換え及び第3図(B)において導波路51と
53とを入れ換えた場合と同等に考えられる(第八動作
例)。 従って、第八動作例では光スイッチ39aにおいて信号
光aとCとが及び光スイッチ39bにおいて信号光すと
dとが同時に入力されるためこれによるクロストークを
生ずるという支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第4図(A)において導波
路47と48とを入れ換え及び第4図(B)において導
波路51と53とを入れ換えた場合と同等に考えれば良
い(第九動作例)、すなわち、入力ポート側光スイッチ
31c、31dを動作させて、信号光C及びdが入力さ
れる副光マトリックススイッチ43或は45の選択を行
なうことによって2つの信号光が1つの光スイツチ素子
に同時に人力するのを回避すれば良い。 (4)信号光aを出力ポート21dから出力する場合a
)信号光Cを出カポ−) 21a或は21bから出力
するとき 以下、第七動作例につき説明する。第9図に示すように
、信号光aは光スイッチ31a、37a、41b、33
dを介して出カポ−) 21dから出力される。 この場合、第5図(A)において導波路55と57とを
入れ換えると共に、第5図(B)及び(C)において導
波路59と61とを入れ換えた場合と同等に考えられる
。従って、第十動作例では各信号光a−dはそれぞれ別
々の経路を経て出力されるため、2つの信号光が同時に
1つの光スイツチ素子に入力することはない。 尚、導波路55は光スイッチ41b及び光スイッチ33
cの間に形成された導波路、導波路57は光スイッチ4
1b及び光スイッチ33dの間に形成された導波路、導
波路59は光スイッチ39b及び光スイッチ33cの間
に形成された導波路、導波路61は光スイッチ39b及
び光スイッチ33dの間に形成された導波路を示してい
る。 b)信号光Cを出力ポート21cから出力するとき第6
図(A)において導波路55と57とを入れ換えると共
に、第6図(B)において導波路58と81とを入れ換
えた場合と同等に考えられる(第七−動作例)。 よって、第十−動作例では光スイッチ41bにおいて信
号光aとCとが及び光スイッチ39aにおいて信号光す
とdとが同時に入力されるためこれによるクロストーク
を生ずるという支障を生ずる。 しかしながらこの場合には、第7図(A)において導波
路55と57とを入れ換えると共に、第7図(B)にお
いて導波路59と61とを入れ換えた場合と同等に考え
れば良い(第七二動作例)、すなわち入力ポート側光ス
イッチ31c、31dを動作させて、信号光C及びdが
入力される副光マトリックススイッチ43或は45の選
択を行なうことによって、信号光が1つの光スイッチに
同時に入力するのを回避すれば良い。 尚、上述した第一実施例の動作例の説明では4x4光マ
トリツクススイツチにおける信号光a〜dの通過ポート
(入力ポートと出力ポート)の組合せが全て網羅されて
いる(全部で24通りの組合せ)。 上述のように第一実施例によれば、第一の従来構成の光
マトリックススイッチよりクロストークの低減を図るこ
とが出来る。第一実施例では、少なくとも第一の従来構
成の光マトリックススイッチのクロストークの1/2程
度だけ、従来よりクロストークを低減出来る。また、第
一・実施例の光マトリックススイッチを構成するために
必要な光スイッチ素子数は16個であり、第二の従来構
成の光マトリックススイッチの構成に必要な光スイツチ
素子数よりも少なくて済む。 第二実施例 第10図(A)〜(C)を参照してこの発明を8×8光
マトリツクススイツチに適用した例につき説明する。 第10図(A)は、第二実施例の構成を概略的に示す全
体斜視図である。 同図において、71は後述するように第−光スイッチ8
1.87と結合される入力ポート側光スイッチ(図中、
この光スイッチ71を白丸に点を打って示す)及び75
は後述するように第二光スイツチ83.89と結合され
る出力ポート側光スイッチ(図中、この光スイッチ75
を黒丸で示す)を示している。 図示例では、8個の入力ポート側光スイッチ71のそれ
ぞれに1個の入力ポードア3が導波路を介して結合され
ている。また8個の出力ポート懺光スイッチ75のそれ
ぞれに1個の出力ポードア7が導波路を介して結合され
ている。この実施例では入力ポート側光スイッチ71及
び出力ポート側光スイッチ75をそれぞれ1個の2×2
光スイツチ素子で構成する。 また79及び91は副光マトリックススイッチを示す0
図示例では第1層の副光マトリックススイッチ79は4
個の第一光スイッチ81と4個の第二光スイツチ83と
から成り、また第2層の副光マトリックススイッチS1
は4個の第一光スイッチ87と4個の第二光スイツチ8
9とから成る。尚、第一光スイッチ81及び第二光スイ
ツチ83を図中白抜きの四角で示し、また第一光スイッ
チ87及び第二光スイツチ89を図中四角に斜線を付し
て示す。 次に第10図CB)を参照してこの実施例の第一光スイ
ッチ81.87及び第二光スイツチ83.89の構成に
つき説明する。 同図において、87は第一光スイッチ81.87或は第
二光スイツチ83.89として用いられる光スイッチを
示し、93は2×2光スイツチ素子及び95は2×1光
スイツチ素子を示している。 図示のように、光スイッチ97は、2個の光スイツチ素
子93と2個の光スイツチ素子85とから成り、光スイ
ツチ素子83のそれぞれに2個の光スイツチ素子95が
導波路を介して結合された構成となっている。光スイッ
チ97は図示例の第一光スイッチ81.83として用い
られる場合には2×4光スイツチとして動作し、図示例
の第二光スイツチ81.83として用いられる場合には
4×2光スイツチとして動作する。 次に第1O図(A)を参照して第−光スイツチ8ユ、8
7と入力ポート側光スイッチ71との結合状態につき説
明する。 第一光スイッチ81.87と入力ポート側光スイッチ7
1とを、例えば次のように結合する。 図示のように、4個の第一光スイッチ81及び4個の第
一光スイッチ87から重複しないように1個ずつ第一光
スイッチ81及び87を選び、また8個の入力ポート側
光スイッチ71から重複しないように2個の入力ポート
側光スイッチ71を選ぶ、尚、このようにして選ばれた
1組の光スイッチ81.87.71を、図中、一点鎖線
pで囲んで示す。 こうして重複しないように選ばれた2個の入力ポート側
光スイッチ71のひとつひとつを、重複しないように選
ばれた1(11の第一光スイッチ81と重複しないよう
に選ばれた1個の第一光スイッチ87とに結合する。 次に第1O図(C)を参照してそれぞれの副光マトリッ
クススイッチにおける第一光スイッチ及び第二光スイッ
チの結合状態にっきを説明する。第一光スイッチと第二
光スイッチとを例えば次のようクラススイッチ78にお
いて、第一光スイッチ81のひとつひとつは第二光スイ
ツチ83の全てと導波路を介して結合される0図示例で
は、例えば図中一点lQ線qで囲まれた1個の第一光ス
イッチ81と4個の第二光スイツチ83とが結合される
。 このように第一光スイッチ81及び第二光スイツチ83
を結合することによって、副光マトリックススイッチ7
9は、4つの入力光(信号光)に対し非閉塞型の8×8
光マトリツクススイツチとして構成される。 同様にして、第2層の副光マトリックススイッチ91に
おいても第一光スイッチ87及び83が結合され、よっ
て副光マトリックススイッチ31も4つの入力光に対し
て非閉塞型の8X8光マトリツクススイツチとして構成
される。 次に第1O図(A)を参照して第二光スイッチと出力ポ
ート側光スイッチとの結合状態につき説明する。 第二光スイッチと出力ポート側光スイッチとを例えば次
に述べるように結合する。 図示のように、4個の第二光スイツチ83及び4個の第
二光スイツチ89とから重複しないように1個ずつ第二
光スイツチ83と89とを選び、また8個の出力ポート
側光スイッチ75から重複しないように2個の出力ポー
ト側光スイッチ75を選ぶ。 こうして重複しないように選ばれた2個の出力ポート側
光スイッチ75のひとつひとつを、重複しないように選
ばれた1個の第二光スイツチ83と重複しないように選
ばれた1個の第二光スイツチ89とに結合する。このよ
うにして結合された1組の光スイッチ83,89.75
を、図中一点鎖線rで囲んで示す。 上述した第二実施例においても、第1層或は第2層の副
光マトリックススイッチ79或は81において、1個の
光スイツチ素子に同時に2つの信号光が入力される場合
が生じたとしても、入力ポート側光スイッチ71を動作
させて信号光を入力させる検光マトリックスイッチを選
択することにより、信号光の伝搬経路を変更することが
出来る。その結果、第一実施例と同様に、1個の光スイ
ツチ素子に同時に2つの信号光が入力される場合を回避
してクロストークの低減を図ることが出来る。また、こ
の実施例では、1個の光スイツチ素子に同時に2つの信
号光が入力されるために起こるクロストークの生じるポ
イントは、最大で1箇所である。従って、この実施例は
第一の従来構成の光マトリックススイッチよりもクロス
トークの低減を図ることが出来る。第二実施例では、少
なくとも第一の従来構成の光マトリックススイッチのク
ロストークの1/6程度だけ、従来よりもクロストーク
を低減出来る。 これと共に、第二実施例の構成に必要な光スイツチ素子
数は80個であり、第二の従来構成の光マトリックスス
イッチよりも少ない光スイツチ素子数で済む。 第三実施例 第11図(A)〜(C)は第三実施例の説明に供する図
である。第三実施例ではこの発明を18X 1B光マト
リツクススイツチに適用した例につき説明する。 第11図(A)は第三実施例の構成を概略的に示す全体
斜視図である。 同図において、201は、後述するように第−光スイッ
チ211,217と結合される入力ポート側光スイッチ
(図中、この光スイッチ201を白丸に点を打って示す
)、及び205は、後述するように第−光スイッチ21
3,219と結合される出力ポート側光スイッチ(図中
、この光スイッチ205を黒丸で示す)を示している。 図示例では、16個の入力ポート側光スイッチ201の
それぞれに1個の入力ポート203が導波路を介して結
合されている。これと共に16個の出力ポート側光スイ
ッチ205のそれぞれに1個の出力ポート207が導波
路を介して結合されている。この実施例では入力ポート
側光スイッチ201及び出力ポート側光スイッチ205
をそれぞれ1個の2×2光スイツチ素子で構成する。 208及び221は副光マトリックススイッチを示す0
図示例では、第1層の副光マトリックススイッチ208
を8個の第一光スイッチ211と8個の第二光スイツチ
213 とで構成し、また第2層の副光マトリックスス
イッチ221を8個の第一光スイッチ217と8個の第
二光スイツチ218とで構成する。尚、第一光スイッチ
211及び第二光スイツチ213を図中白抜きの四角で
示し、また第一光スイッチ217及び第二光スイツチ2
19を図中四角に斜線を付して示す。 次に第11図(B)を参照してこの実施例の第−光スイ
ッチ211,217及び第二光スイツチ213.219
の構成につき説明する。 同図において、223は、第一光スイッチ211.21
7或は第二光スイツチ213.219として用いられる
光スイッチを示している0図示例では、光スイッチ22
3を、2個の光スイッチ97と2個の2×1光スイツチ
素子9Bとから構成する。 すなわち光スイッチ223において一方の光スイツチ素
子86を、光スイッチ97を構成する一方の光スイツチ
素子95のそれぞれと導波路を介して結合しよって2個
の光スイッチ97と結合する。これと共に他方の光スイ
ツチ素子96を、光スイッチ87を構成する他方の光ス
イツチ素子95のそれぞれと導波路を介して結合しよっ
て2個の光スイッチ87と結合する。 このように構成された光スイッチ223は光スイッチ2
11.217として用いられる場合には2×8光スイツ
チとして動作し、また第二光スイツチ213.219と
して用いられる場合には8×2光スイツチとして動作す
る。従って、副光マトリックススイッチ209.221
は18X 1B光マトリツクスイツチを構成している。 次に第11図(A)を参照して第一光スイッチ211.
217と入力ポート側光スイッチ201との結合状態に
つき説明する。 第−光スイッチ211.217と入力ポート側光スイッ
チ201とを、例えば次のように結合する。 図示例において、8個の第一光スイッチ211 と8個
の第一光スイッチ217とから重複しないように1個ず
つ第一光スイッチ211と217とを選び、また16個
の入力ポート側光スイッチ201から重複しないように
2個の入力ポート側光スイッチ201を選ぶ、尚、この
ようにして選ばれた1組の光スイッチ211.217.
201を、図中、一点鎖線s−c’囲んで示す。 こうして重複しないように選ばれた2個の入力ポート側
光スイッチ201のひとつひとつを、重複しないように
選ばれた1個の第一光スイッチ211と重複しないよう
に選ばれた1個の第一光スイッチ217とに結合する。 次に第11図(C)を参照してそれぞれの副光マトリッ
クススイッチにおける第一・光スイッチ及び第二光スイ
ッチの結合状j島につき説明する。第一光スイッチ及び
第二光スイッチを例えば次に延るように結合する。 副 第11図(C)に示すように、第1層の楔光マトリック
ススイッチ209において、第・光スイッチ211のひ
とつひとつは8個の第二光スイツチ213の全てと導波
路を介して結合される。このようにして結合された1組
の光スイッチ(1個の第一・光スイッチ211と8個の
第二光スイツチ213)とを図中、一点鎖線tで囲んで
示す。 このように第一光スイッチ211及び第二光スイツチ2
13を結合することによって、副光マトリックススイッ
チ209は、8つの入力光(信号光)に対し非閉塞型の
18X 1G光マトリツクススイツチとして構成される
。 チ221においても第一光スイッチ217及び219が
結合され、よって副光マトリックススイッチ221も8
つの入力光に対して非閉塞型の16X1B光マトリツク
ススイツチとして構成される。 次に第11図(A)を参照して第二光スイッチと出力ポ
ート側光スイッチとの結合状態につき説明する。 第二光スイツチ213.219と出力ポート側光スイッ
チ205とを、例えば次のように結合する。 図示例において、8個の第二光スイツチ213と8個の
第二光スイツチ219とから重複しないように1個ずつ
第二光スイツチ213と219とを選び、また16個の
出力ポート側光スイッチ205から重複しないように2
個の出力ポート側光スイッチ205を選ぶ。 こうして重複しないように選ばれた2個の出力ポート側
光スイッチ205のひとつひとつを、重複しないように
選ばれた1個の第二光スイツチ213と重複しないよう
に選ばれた1個の第二光スイッチ219>に#、春ナス
ーこの上らじ1.プ詰Δ七鉛奔1組の光スイッチ213
,219.205を、図中一点鎖線Uで囲んで示す。 と述した第三実施例においても、第1層或は第2層の副
光マトリックススイッチ209或は221において、1
個の光スイツチ素子に同時に2つの信号光が入力される
場合が生じたとしても、入力ポート側光スイッチ201
を動作させて、信号光を入力させる副光マトリックスス
イッチを選択することにより、信号光の伝搬経路を変更
することが出来る。その結果、第一実施例と同様に、第
一の貸来構成の光マトリックスイッチよりもクロストー
クの低減を図ることが出来る。第三実施例では、少なく
とも第一の従来構成の光マトリックススイッチのクロス
トークの1/14程度だけ、従来よりもクロストークの
低減を図れる。 これと共に、第三実施例の構成に必要な光スイツチ素子
数は352個であり、第二の従来構成の光マトリックス
スイッチよりも少ない素子数で済む。 この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、設計に応じて種々の変更を加えることが出来る0例
えば、第一光スイッチ、副光マトリックススイッチその
他の各構成成分の個数或は層数を任意に設定して良いし
、各構成成分を構成する光スイツチ素子の個数も設計に
応じて任意の個数で良い、或は第一光スイッチと入力ポ
ート側光スイッチとを結合する際に、或は第二光スイッ
チと出力ポート側光スイッチとを結合する際に重複しな
いように選ばれる第−及び第二光スイッチの個数と重複
しないように選ばれる入力及び出力ポート側光スイッチ
の個数は設計に応じて任意に設定して良い。 また、この発明はmXn光マトリックススイッチ(但し
、m=nの場合を含む)の光マトリックススイッチに適
用して良い。 (発明の効果) 1述した説明からも明らかなように、この発明の光マト
リックススイッチによれば、ひとつの光スイツチ素子に
同時に2つの信号光が入力される場合を回避して、第一
の従来構成の光マトリックススイッチよりもクロストー
クの低減を図るようにすることが出来る。 さらにこれと共に、この発明の構成によれば、光マトリ
ックススイッチの構成に必要な光スイツチ素子数の低減
を図れる。
第1図(A)及び(B)は第一一実施例の構成の説明に
供する図、 第2図〜第9図は第一実施例の動作の説明に供する図、 第1θ図(A)〜(C)は第二実施例の構成を示す図、 第11図(A)〜(C)は第三実施例の構成を示す図、 第12図は第一の従来構成の光マトリックススイッチの
構成を示す図、 第13図(A)及び(B)は第二の従来構成の光マトリ
ックススイッチの構成の説明に供する図である。 11・・・基板 19a −19d、73.203 ・・・入力ポート2
1a 〜21d、??、207 ・・・出力ポート31
a〜31d、71.201・・・入力ポート側光スイッ
チ33a〜33d、75.205・・・出力ポート側光
スイッチ35a、 35b、 37a、 37b、81
.87,211.217・・・第−光スイッチ39a、
39b、41a、41b、 83.89,213.219・・・第二光スイツチ43
.45,79,91,209. 221・・・副光マトリックススイッチ。 特許出願人 沖電気工業株式会社 (A) llニー、(板 19a、I9b、19c、19d :入力ポート21a
、21b、21c、21d :出力ポート31a、31
b、31c、31d :入力ポート側光スイッチ33a
、33b、33c、33d :出力ポート側光スイッチ
35a、35b、37a、3?b :第一・光スイ−/
+3!3a、39b、41a、41b :第二光スイ
ツチ43.45:副光マトリックススイッチ(B) り 懐−良充イ11の牽制への盲矩明1;供1つ因第1図 \、I
vζ1 1 峙) f’s Qシ 16 ユ@)1;イy弓 9を洒し蛸図d Job
4fb f 第三f方イ千イ列Φ説明図 第5図 】5五“申ガ1′Fイダ・〕の説ν月図第6図 6I 嘉六°動作イ列の言り四回 第7図 第8図 ′購 中型カイ)#Jぐ49εν月しd第9図 一 4− )′−べhト C’−e+ 60 雫ト 灸ト 同 仝 ←号 −〇 /J 1f If /7 第12図 J 葦;のイ疋未祷戸(Q死マトリックススイヅナ第13図 手続補正書 昭和62年7月18日
供する図、 第2図〜第9図は第一実施例の動作の説明に供する図、 第1θ図(A)〜(C)は第二実施例の構成を示す図、 第11図(A)〜(C)は第三実施例の構成を示す図、 第12図は第一の従来構成の光マトリックススイッチの
構成を示す図、 第13図(A)及び(B)は第二の従来構成の光マトリ
ックススイッチの構成の説明に供する図である。 11・・・基板 19a −19d、73.203 ・・・入力ポート2
1a 〜21d、??、207 ・・・出力ポート31
a〜31d、71.201・・・入力ポート側光スイッ
チ33a〜33d、75.205・・・出力ポート側光
スイッチ35a、 35b、 37a、 37b、81
.87,211.217・・・第−光スイッチ39a、
39b、41a、41b、 83.89,213.219・・・第二光スイツチ43
.45,79,91,209. 221・・・副光マトリックススイッチ。 特許出願人 沖電気工業株式会社 (A) llニー、(板 19a、I9b、19c、19d :入力ポート21a
、21b、21c、21d :出力ポート31a、31
b、31c、31d :入力ポート側光スイッチ33a
、33b、33c、33d :出力ポート側光スイッチ
35a、35b、37a、3?b :第一・光スイ−/
+3!3a、39b、41a、41b :第二光スイ
ツチ43.45:副光マトリックススイッチ(B) り 懐−良充イ11の牽制への盲矩明1;供1つ因第1図 \、I
vζ1 1 峙) f’s Qシ 16 ユ@)1;イy弓 9を洒し蛸図d Job
4fb f 第三f方イ千イ列Φ説明図 第5図 】5五“申ガ1′Fイダ・〕の説ν月図第6図 6I 嘉六°動作イ列の言り四回 第7図 第8図 ′購 中型カイ)#Jぐ49εν月しd第9図 一 4− )′−べhト C’−e+ 60 雫ト 灸ト 同 仝 ←号 −〇 /J 1f If /7 第12図 J 葦;のイ疋未祷戸(Q死マトリックススイヅナ第13図 手続補正書 昭和62年7月18日
Claims (2)
- (1)複数個の入力ポート側光スイッチと、複数層の副
光マトリックススイッチと、 複数個の出力ポート側光スイッチとを備え、各副光マト
リックススイッチは前記入力ポート側光スイッチに結合
される複数の第一光スイッチと、前記出力ポート側光ス
イッチに結合される複数の第二光スイッチとを備えて成
る ことを特徴とする光マトリックススイッチ。 - (2)前記第一光スイッチをそれぞれの前記副光マトリ
ックススイッチから重複しないように選び及び入力ポー
ト側光スイッチを重複しないように選び、前記選ばれた
入力ポート側光スイッチのひとつひとつが前記選ばれた
第一光スイッチの全てと結合するように、導波路を設け
、 それぞれの副光マトリックススイッチにおいて前記第一
光スイッチのひとつひとつが前記第二光スイッチの全て
と結合するように、導波路を設け、 前記第二光スイッチをそれぞれの前記副光マトリックス
スイッチから重複しないように選び及び前記出力ポート
側光スイッチを重複しないように選び、前記選ばれた出
力ポート側光スイッチのひとつひとつが前記選ばれた第
二光スイッチの全てと結合するように、導波路を設けて
成る ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光マトリ
ックススイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21049486A JPS6365428A (ja) | 1986-09-06 | 1986-09-06 | 光マトリツクススイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21049486A JPS6365428A (ja) | 1986-09-06 | 1986-09-06 | 光マトリツクススイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6365428A true JPS6365428A (ja) | 1988-03-24 |
JPH0462650B2 JPH0462650B2 (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=16590281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21049486A Granted JPS6365428A (ja) | 1986-09-06 | 1986-09-06 | 光マトリツクススイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6365428A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02290697A (ja) * | 1989-02-09 | 1990-11-30 | Oomura Taika Kk | 耐火性固形フラックス及びその製造方法 |
JPH034397U (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-17 | ||
JPH03149527A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光スイッチ |
-
1986
- 1986-09-06 JP JP21049486A patent/JPS6365428A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02290697A (ja) * | 1989-02-09 | 1990-11-30 | Oomura Taika Kk | 耐火性固形フラックス及びその製造方法 |
JPH034397U (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-17 | ||
JPH03149527A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光スイッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462650B2 (ja) | 1992-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |