JPS6364815A - 空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車用の冷風通路と温風通路とが形成され
ている空調装置において、通風抵抗を損なうことなくエ
ヤーミックス性の確保が回走とされる空調装置に関する
ものである。

従来の技術 従来、自動車用の冷風通路と温風通路とが形成されてい
るエヤーミックスタイプの空調装置としては、実公昭５
９−２９６９号公報に示されるもののごとく、ブロアア
ッセンブリーの下流にクーラーユニットならびにヒータ
ーコア等が配設されてヒーターユニット内において、メ
インエヤーミックスダンパによりヒーターコアへの空気
導入量の調節ができ、かつメインエヤーミックスダンパ
に連動するサブエヤーミックスダンパにより冷風通路の
調節ができるようにするとともに、ヒーターコア下流の
ヒーターユニットの内壁にエヤーミックス用の絞りガイ
ドを突設することドより、ヒーターコアを通る温風通路
の風量とヒーターコアをバイパスする冷風通路の風量と
の分配割合が制御され、かつ前記絞りガイドによってニ
ヤーミックスチャンへ−内にて温風と冷風との攪拌混合
が均一化されるようにした構造のものが知られていた。

本発明が解決しようとする問題点 前述の実公昭５９−２９６９号公報のものは、前述のご
とく温風と冷風との風量割合を制御し、かつ両者を均一
に混合することによりエヤーミックス性の確保をはかる
には、大きなスペースが必要とされ、また限られたスペ
ースで複雑な形状の絞りガイドが必要とされるため空気
抵抗が増大し、送風量の低下となり、かつ気流による騒
音の増大が避けられないという欠点があった。

上述の従来構造の現状に鑑み、本発明は、前述のような
複数のエヤーミックスダンパを配置したり、複雑な形状
の絞りガイドを設けた構造のものでなく、空調装置外の
外部動力で駆動されるエヤーミキサーにより限られたス
ペースで温風と冷風とを効率よく均一に混合することが
でき、エヤーミックス性の確保が図れる構造の空Ｗ装置
を提供することを目的として発明されたものである。

問題点を解決するための手段 本発明は特許請求の範囲に記載されるように、空調装置
における冷風通路と温風通路との合流域に、空調装置外
に設置された駆動装置によって駆動されるエヤーミキサ
ーが配設されているという構成により、ユニット内のエ
バポレータを通過し°たエヤーがダンパにより、ヒータ
ーコアを通過する温風とバイパスする冷風とに分けられ
た後に、前記両者の合流域に配設されたエヤーミキサー
により温風と冷風とが効率よく混合攪拌される構造とし
、限られたスペースで通風抵抗を増大させることなく均
一なエヤーミー２り′ス性が確保され、かつ送風量の増
大が図れるとともに、気流による騒音の低減が図れる構
造としたものである。

実施例と作用 第１図ないし第４図は本発明の基本概念および実施例を
示す自動車用の空調装置の構造の概要を示すものである
。

第１図は本発明による空調装置の基本概念を示す断面図
であって、空調］１１の空気吸入部２には空気吸入口３
．４と、該吸入口３．４を開閉するダンパ２４ならびに
送風機５が配置され、送風機５の下流には流入空気の冷
却用のエバポレータ６が配置され、エバポレータ６の下
流にはヒーターコア７が配置され、該ヒーターコア７を
含む温風通路８と該温風通路８に隣接して配置されたヒ
ーターコア７をバイパスするＱ＋ 冷風通路９とが形成されており、ヒーターコア７の上流
には、温風通路８と冷風通路９とを通過する風量の分配
を選択するダンパ２５が配置されている。

また前記通路８．９の下流には、前記通路８゜９を通過
した温風と冷風との合流域ｌＯが配設され、該合流域１
０には、空調装Ｎｌ外の図示が省略されている駆動装置
によって駆動されるエヤーミキサー１１が配設されてお
り、前記エヤーミキサー１１は、ダンパ２５により分配
された温風と冷風とを、前記合流域１０において攪拌、
混合し、均一な空調エヤーとし、前記送風機５にバラン
スして合流域の下流の吹出側２３に設けられた後述され
るダク１−１２．１３゜１８あるいは端部の機器に送風
できる形状のものである。

また前記吹出側２３には、ダクト１２ならびに該ダクト
１２より分岐されたダクト１２より小径のダクト１３が
配こされ、ダクト１２の端部はベントレジスター１５に
接続され、ダクト１３の端部には風量２ｇ１ｆｆｆ用の
ダンパ１６が配置され、該ダンパ１６の下流にベントレ
ジスター１４が接続されている。またダクト１２には前
記ベントレジスター１５の上流位置に切換ダンパ１７が
配置され、他方前記ダンパ１７の上流位置で分岐された
ダクト１８に接続されており、前記ダンパ１７の回動に
より前記レジスタ１５と前記ダクト１８とが選択的に開
閉されるように形成されている。またダクト１８の下流
にて、二股に分岐されたダク１−１９が接続されており
、該ダクト１９の一端はヒーター用吹出口２０に、他端
はデフロスタ吹出口２１に連結されており、該ダクト１
９にはそれぞれ風量調節用ダンパ２２が配置され、前記
エヤーミキサー１１により混合攪拌された空調エヤーは
、前記ダンパ１６．１７．２２の開度により所望の風量
に調節され、前記レジスター１４．１５ならびに前記ヒ
ーター用吹出口２０、デフロスタ吹出口２１に送風され
るように形成されている。

第２図は第１図に示されるものの第１の実施例で、空調
装置１の前記合流域１０に一軸形式のエヤーミキサー２
６が配置されたもので、該エヤーミキサー２６は、ベー
ン形状をなす翼車２７を一軸に配設したもので、前記ダ
ンパ２５により分配され前記ヒーターコア７が配設され
ている温風通路８を通る温風と、ヒーターコア７をバイ
パスして冷風通路９を通る冷風とが、前記合流域１０に
おいて、前記エヤーミキサー２６により混合攪拌され均
一な空調エヤーとされ、前記吹出側２３に排出されるよ
うに形成されている。

第３図は第２の実施例を示すもので、前述の空調装置ｌ
にヒーターコア７を配置した温風通路８とヒーターコア
７をバイパスする冷風通路９と、前記通路８，９とに空
気流を分配するダンパ２５、ならびに合流域１０等が配
置された構成は第１の実施例と同一の構造のものである
が、本実施例のものは前記合流域１０に二軸形のエヤー
ミキサー２８が配置されたもので、該エヤーミキサー２
８は両輪にそれぞれベーン形状の翼車２９が配置され、
両翼車２９の取付位とを相互に約４５度の位相をずらし
て組立てたもので両軸とも同回転数で矢印４９口の方向
に互いに内側に向って回転するように配設されたもので
あり、該エヤーミキサー２８を回転することにより、前
記両者の空気流は、前記翼車２９の回転につれて、矢印
４１口の方向に前記翼車２９間の内側に向って吸引され
るとともに、攪拌と混合とが行なわれ、均一な空調エヤ
ーとされ、前記吹出側２３へ排出されるように形成され
ている。

第４図は第３の実施例を示すもので、前記合流域１０に
配ｌされた一軸形のエヤーミキサー３０を、軸３３に向
って斜め正面より見た構造の概要を示す斜面図であって
、このエヤーミキサー３０は、軸３３の略中央より軸端
に向って右ねじれと左ねじれとの相反するひねりをつけ
た形状の羽根３１．３２を組み合わせた一対のロータ形
式のものとしたもので、該エヤーミキサー３０を回転す
ることにより、空気流は矢印ハに示すごとく鎖線で示さ
れる側壁３４より軸３３の中央部に向って移動しながら
攪拌されるので、軸方向に向って長手方向に長い形状の
合流域においては側壁部から中央部に向って空気流を移
動させながら攪拌と混合とが行なわれ、均一に混合され
た空調エヤーを供給することができるようにしたもので
ある。

作用 以下上述された第１．第２．第３の実施例の作用を第１
図で説明する。

第１図に示されるように前記空調装置１の外域の空気は
、空気吸入部２に配置された送風機５によって空気吸入
口３または４より吸引され、送風Ｊａ５の回転数によっ
て必要とされる空気量が調節される。吸引された空気は
空調装置ｌ内のエバポレータ６を通り冷却され、次いで
エバポレータ６の下流に位置するダンパ２５の開度によ
り空気量が温風通路８と冷風通路９とをそれぞれ通過す
る必要とされる風量に分配され、分配された一方の空気
流は、温風通路８に配置されたヒーターコア７を通過し
て温風とされ、他方の空気流はヒーターコア７をバイパ
スする冷風通路９を通ってヒートアップされずにそのま
まの冷風とされ、前記両道路８，９の下流たる合流域ｌ
Ｏに、前記温風と冷風とが送風され、前記エヤーミキサ
ー１１により攪拌、混合され、調温された空調エヤーと
される。

次いで、前記吹出側２３に配こされている前記ダクト１
２ならびにダクト１３に送風され、前記ダンパ１６，１
７の開度調節により、ベントレジスター１４．１５に必
要とされる風？が供給される。また前記ダク）１２のダ
ンパ１７を駆動させ、ベントレジスター１５側を閉じ、
前記ダクト１８を開とすると、空調エヤーは、ダクト１
８より分岐されたダクト１９を経て、一方のダンパ２２
の開度に応じた風量とされ端部に接続されたヒータ吹出
口２０に送られる。

また他方のダクト１９のダンパ２２を同様に調整するこ
とにより端部に接続されたデフロスタ吹出口２１へ必要
とする風量が送られるように作用する。

効果 本発明は以上説明した構成のものであり、従来の空調装
置のように温風と冷風との割合の配分を制御するため複
数のエヤーミックスダンパを配青し、装置の形状が大き
くなったり、エヤーミックス性を確保するため複雑な形
状の絞りガイドを設けた構造のものと異なり、温風通路
と冷風通路とを簡単な形状とし、該通路への風量の配分
を一つのエヤーミックスダンパで制御する形状とし、温
風と冷風との合流域に空調装置外の外部動力で駆動され
るエヤーミキサーを配設するように構成することにより
、空調装置が小さなスペースですみ、温風と冷風との攪
拌。

混合が均一に効率よくでき、エヤーミックス性の向上が
図れ、限られたスペースで通風抵抗を増大させることな
く、均一なエヤーミックス性が確保され、送風量の増大
が図られるとともに、気流によ゛る騒音の低減が図られ
る効果を奏しめるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による空調装置の基本概念を示す構造
の概要を示す断面図、第２図は第１図に示すものの、合
流域に−軸ベーン形エヤーミキサーを配こした構造の概
要を示す部分断面図、第３図は第２の実施例を示すもの
で、合流域に二軸ベーン形エヤーミキサーを配置した構
造の概要を示す部分断面図、第４図は、第３の実施例を
示す一軸ロータ形エヤーミキサーの構造の概要を示す略
示部分斜面図である。 １：空調装置、８：温風通路、９：冷風通路、１０：合
流域、１１：エヤーミキサー、２６：−軸ベーン形エヤ
ーミキサー、２８：二軸ベーン形エヤーミキサー、３０
ニー軸ロータ形エヤーミキサー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空調装置における冷風通路と温風通路との合流域に、空
   調装置外に設置された駆動装置によって駆動されるエヤ
   ーミキサーが配設されていることを特徴とする空調装置
   。