JPS636404A - 針入度またはちよう度の測定方法および測定装置 - Google Patents

針入度またはちよう度の測定方法および測定装置

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JPS636404A
JPS636404A JP15082086A JP15082086A JPS636404A JP S636404 A JPS636404 A JP S636404A JP 15082086 A JP15082086 A JP 15082086A JP 15082086 A JP15082086 A JP 15082086A JP S636404 A JPS636404 A JP S636404A
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石油アスファルト等のペースト状物質の針入
度あるいはグリース等のちょう度を自動的に測定する針
入度またはちょう度の測定方法および測定装置に関する
〔背景技術とその問題点〕
針入度とは、恒温槽で一定温度に保った測定試料に一定
荷重の針入度測定用針を一定時間自由落下させたときの
針入度測定用針の測定試料中への進入量である。石油ア
スファルトの針入度の測定については、例えば、JIS
−に−2207に規格がある。また、石油アスファルト
より軟らかい材質、例えばグリースにあっては針入度用
とは異なる形状の測定用針を用いて同様装置でグリース
の硬さ、すなわち、ちょう度を測定している。このグリ
ースのちょう度の測定についてはJ[57に−2220
、さらに、石油ワックスの針入度、ちょう度の測定につ
いてはJIS−に−2235に規定がある。
針入度等の硬度の測定に際しては、まず、針入度または
ちょう度の測定用針の先端を測定試料表面に損傷を与え
ないように測定試料と接触させる必要がある。しかしな
がら、従来の測定方法では、電灯をかざして測定試料表
面に測定用針先端の影を投じさせ、或いは、測定用針先
端を境に写して凝視しながら、試料台の高さを調整しな
ければならなかった。したがって、測定操作に熟練を要
するとともに、測定結果に個人差が生じ易く、必ずしも
正確な測定結果が容易に得られるもではなかった。
また、測定用針の先端を測定試料表面に接触させた後に
は、−定時間、測定用針を測定試料中に進入させなけれ
ばならないが、この進入操作は短時間で完了しなければ
ならない。したがって、この場合にも、測定操作にV!
練を要するとともに、測定結果に個人差が生じ易かった
そこで、これらの難点を克服するものとして、針入度測
定を自動的に行う装置が既に提案されている(特公昭4
9−32677)。この装置は、針入度測定用針を弾性
糸を介してダイヤルゲージから垂下していたが、ダイヤ
ルゲージを動かす歯車の抵抗が無視できない場合があり
、針入度測定用針の進入時間を変更したり、補正式を導
入しなければならない場合があり、これらの点から必ず
しも十分なものではなかった。
(発明の目的〕 本発明の目的は、上記事情を考慮したものであり、特に
熟練を要することな(容易に高精度な測定結果を得るこ
とのできる針入度またはちょう度の測定方法および測定
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するため、第1の発明は、ストレンゲージに連結し
た可撓性糸から一定荷重の針入度またはちょう度の測定
用針を測定試料に向けて垂下させ、前記測定用針と測定
試料とを次第に接近させたときの測定用針と測定試料表
面との接触を、測定用針と測定試料表面との接触により
生じる前記可撓性糸の弛緩に基づき変化する前記ストレ
ンゲージの出力信号によって検知し、その後、可撓性糸
をさらに弛緩させた状態で測定用針を測定試料内に一定
時間進入させた後、測定用針を固定し、次いで測定用針
を固定したままで、可撓性糸に一定の張りが与えられる
ことが前記ストレンゲージによって検知されるまで、可
撓性糸のストレンゲージに連結した端部側を可撓性糸の
緊張方向に移動させ、このときの移動量から測定用針の
測定試料中への進入■を求めることを特徴とする。
また、第2の発明は、針入度またはちょう度の測定用針
を有するとともに全体として一定の重量を有する針部と
、この計部を垂下する可撓性糸と、この可撓性糸の弛緩
側に連結されたストレンゲージと、前記測定用針の下方
に配置された測定試料と、前記測定用針と測定試料の試
料表面に接触する位置と測定用針が測定試料中に一定時
間自由落下した後の位1との少なくとも2つの位置にお
いてfill定用針を係止可能な留具部と、前記測定用
針の前記2つの位置を可撓性糸を介して検出する変位検
出器と、を設けたことを特徴とする。
このような本発明による針入度またはちょう度の測定方
法および測定装置では、測定用針と測定試料表面との接
触をストレンゲージを利用することにより高精度に検出
できるとともに、測定用針の測定試料中への進入に際し
てはJIS規格等と同様にして測定用針を自由落下させ
ることにより、補正式の導入等を不要にしている。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図には本発明を針入度測定装置に適用した一実施例
の全体構成図が示されている。同図において、針部1は
、針入度測定用針2、重錘3および針保持具4を有して
いる。重錘3は針保持具4に遊嵌された状態で台座3A
上に接離自在にi!21され、重錘3が台座3A上に載
置されているときには針部1は全体として一定の重量、
例えば100grを有するようになっている。ただし、
重錘3は、針保持具4に遊嵌された状態のままで、重錘
保持具3Bにより吊り下げられるようになっており、こ
の場合には、針部1には重錘3の荷重が加わらないこと
となる。
針部Iは可撓性糸5を介してストレンゲ−シロから垂下
され、このとき、針入度測定用針2の先端は鉛直下側に
向けられている。この可撓性糸5は、針入度測定用針2
の先端と試料表面との最初の接触を敏怒に感知するため
用いられるもので、ナイロンやその他の合成繊維あるい
は絹糸等適度の弾性と強度とを有し、可撓性のある糸が
用いられる。この、ストレンゲ−シロ支持体には前記重
錘保持具3Bが取り付けられている。
ストレンゲ−シロの支持体は変位検出器としてのマイク
ロメータへフド7のスピンドル8に固定され、スピンド
ル8の進退量(即ち、ストレンゲ−シロの高さ位置)は
、ノブ8Aに連結された第1モータ9の回転により調整
されるようになっている。また、スピンドル8の進退量
(ストレンゲ−シロの高さ)はマイクロメータカウンタ
10によって表示されるとともに、ストレンゲ−シロの
近傍には第1リミツトスイツチ11および第2リミツト
スイツチI2が鉛直上下方向に沿って所定の間隔を置い
て配置され、ストレンゲ−シロの上限位置および下限位
置が検知されるようになっている。
この際、マイクロメータヘッド7のスピンドル8は、回
転しない直進タイプのものが好ましいが、回転するもの
であっても使用可能である。
針入度測定用針2の下方には、容器状の試料台14内に
配置され、容器内に収容された測定試料15が配置され
ている。試料台1′4には恒温媒体循環経路16および
循環ポンプ17が取り付けられ、恒温槽18内の恒温媒
体がポンプ17により試料台14にW1環されることに
より、測定試料15が一定温度に維持されるようになっ
ている。また、試料台14にはラック19が固定され、
ラック19にはビニオン21が噛み合わされ、ピニオン
21は第2モータ22の出力軸に取り付けられており、
第2のモータ22により試料台14が針入度測定用針2
の針入方向(即ち、鉛直上下方向)に沿って昇降するよ
うになっている。さらに、ラックI9の近傍には第3リ
ミツトスイツチ23および第4リミツトスイツチ24が
鉛直上下方向に沿って所定の間隔を置いて配置され、試
料台14の上限位置および下限位置が検知されるように
なっている。
針保持具4は留具部としての留金部31により鉛直方向
に沿った任意の高さ位置に保持され得るようになってい
る。
第2図および第3図には留金部31が拡大して示されて
いる。これらの図において、留金部31は針保持具4を
挟む一対の把持部材33を有している。−対の把持部材
33は各々の一端側の回動軸34を中心にして回動され
るとともに、他端側に設けられたスプリング35により
針保持具4を挟むように互いに連結されている。
また、−対の把持部材33相互の間隔は、先端鋭角状の
作動部材3Gによりスプリング35の付勢力に抗して拡
げられ、このときに針保持具4が留金部31から解放さ
れるようになっている。作動部材36はリンク37を介
して駆動軸38に連結され、駆動軸38はソレノイド3
9の通電状態に応じて水平に移動し、その動きがリンク
37を介して作動部材36に伝達されるようになってい
る。また、−対の把持部材33およびリンク37は支持
体40によって支持されている。
第4図には本実施例の制御系統が示されている。
図中CPU41には、ストレンゲ−シロおよびマイクロ
メータへラド7の出力信号がそれぞれA/D変換器42
および43を介して入力されるとともに、第1、第2、
第3および第4リミットスイッチ11.’12.23お
よび24からの信号も入力されるようになっている。ま
た、CPU41は第1、第2モータ9,22、循環ポン
プ17およびソレノイド39の各々に制御信号を出力す
るとともに、レコーダ、プリンタ等の記録部44および
デイスプレィ45にデータ信号を送るようになっている
。さらに、CPU41にはメモリ46が接続されている
次に、本実施例による針入度の測定方法につき説明する
針入度の測定に際しては、先ず、(1)針人度測定用針
2と測定試料15の表面とを接触させて針入度測定用針
2の初期位置を正確に設定し、次に、(2)針人度測定
用針2の測定試料15中への針入度(進入量)を検出し
なければならない。
(1)針人度測定用針2と測定試料15表面との接触方
法。
■針保持具4を留金部31から解放した状態にして、針
部1をストレンゲ−シロから垂下させる。
この時、第1図に示されるように、重錘3が重錘保持具
3Bに保持されて針部lの台座3Aがら離れ、重錘3の
荷重が針部1に加わらないように可撓性糸5の長さが予
め設定されている。また、このときには、ストレンゲ−
シロは第1リミツトスイツチ11に当接して停止し、試
料台14のラック19は第2リミツトスインチ24に当
接して停止しているものとする。さらに、ストレンゲ−
シロには重錘3を除く計部lの重量が加わるため、所定
の電圧を出力している。
■マイクロメークカウンタ10の値を一旦リセットして
おく。
■試料台14を第2モータ22により駆動して上昇させ
、第1リミ、ットスイッチ23が作動する点で上昇を停
止させる。試料台14を停止させたときの針入度測定用
針2と測定試料15の表面との間隔は略1cm程度とす
る。
■マイクロメーク7のノブ8Aを第1モータ9により駆
動してスピンドル8に固定したストレンゲ−シロをゆっ
くりと下降させる。
■ストレンゲーシロから垂下された針入度測定用針2が
遂に測定試料15の表面に接触すると、ストレンゲ−シ
ロの可撓性糸5が弛緩する。このときのストレンゲ−シ
ロの出力信号(電圧)は第5回に示されるようであり、
当初所定電圧であったものが、前記接触により出力電圧
が可i尭性糸5の弛緩に伴い順次減少するよう変化する
。このストレンゲ−シロの出力信号の変化値が予め設定
した値に達した時点を針入度測定用針2と測定試料15
とが接触した位置とする。
■この位置をCPU41で検出し、針保持具4を留金部
31により直ちに固定するとともに、このときのマイク
ロメータカウンタ10の値を読み取り、あるいはCPU
41に自動的に読み込ませ、その値をPlとする。
(2)針人度測定用針2の測定試料15中への針入度の
測定。
■第2モータ22の停止後、針保持具4を留金部31に
より固定したままの状態で、第1モータ9を駆動してス
トレンゲ−シロを十分に下降させる。
この結果、重錘保持具3Bに保持されていた重錘3が重
錘保持具3Bから離れて針部1の台座3A上に移載され
て重錘3の荷重が針部1に加わることになるとともに、
可撓性糸5はさらに弛んだ状態となる。
■針保持具4を留金部31から解放する。このとき可撓
性糸5は前記■の操作により既に十分な量だけ弛緩され
ているため、針入度測定用針2は重i!3の荷重を受け
ながら測定試料15の試料表面から自由に進入できる状
態となる。
■所定時間(例えば5秒間)だけ針入度測定用針2を測
定試料15中に自由進入させた後、留金部31を作動さ
せて針保持具4を固定する。
■留金部31により針保持具4を固定したままの状態で
、第1モータ9を反転させてストレンゲ−シロを上昇さ
せる。
■弛んでいた可撓性糸5がストレンゲ−シロの上昇に伴
い次第に緊張し、その緊張力が急激に高まった時点をス
トレンゲ−シロの出力信号の急激な変化から検知し、直
ちに、マイクロメータカウンタ10の値を読み取り、あ
るいはCPU41に読み込み、その値をpgとする。ま
た、これと同時に留金部31から針保持具4を解放して
可撓性糸5にこれ以上の過度の荷重が加わらないように
する。
■マイクロメータカウンタ10の前記2つの値P1、P
2から次式により針入度測定用針2の進入量即ち、針入
度を算出する。
(針入度)−Pg  P+ この算出はCPU41によっても行われ、算出値は記録
部44に記録される一方、デイスプレィ45に表示され
る。
以上の操作により針入度が求められるが、連続測定をす
るには、更に、以下の操作を行う。
■ストレンゲーシロを更に上昇させ、第1リミツトスイ
ンチ11が作動した時点でストレンゲ−シロを停止させ
る。この操作により重i#!3は重錘保持具3Bに再び
保持されることとなる。
■留金部31により針保持具4を固定する。
■留金部31により針保持具4を固定したままで、試料
台14を第2モータ22により下降させ、第2リミツト
スイツチ24が作動する時点で試料台14のを停止させ
る。これにより、針入度測定用針2が測定試料15から
完全に取り出されることとなる。
■こののち、測定試料15を取換えて前述の動作を繰返
せば、連続した測定が行われる。
このような本実施例によれば、次のような効果かある。
ストレンゲ−シロの出力信号変化を検知しているため、
針入度測定用針2と測定試料15の試料表面との接触を
高精度に検出できる0例えば、従来方法では熟練者によ
る場合でも、針入度測定用針2と測定試料15の試料表
面との接触を検知することが困難であった。これに対し
て、本実施例によれば、針入度測定用針2が測定試料1
5の試料表面内に0.1mm程度進入しただけでも針入
度測定用針2と測定試料15の試料表面との接触を検知
できる。しかも、測定操作にはなんらの熟練を要しない
また、本実施例では針入度測定用針2が測定試料15の
試料表面に接触する際には重錘3の荷重を針部1から取
り除いており、接触時の検出感度を極めて高くすること
ができる。
また、針入度測定用針2の針入度をダイヤルゲージを用
いて検出する場合には、JIS等の規格に合わせるため
に、針入度測定用針の進入時間を変更したり、補正式を
導入しなければならなかった。しかしながら、本実施例
ではJIS等の規格と同一の状態で針入度測定用針2を
測定試料I5中に進入させているため、進入時間の変更
や補正式の導入が不要になるという効果がある。
なお、本実施例において重錘保持具3Bの上端はストレ
ンゲ−シロに取付けるものに限らず、マイクロメータヘ
ッド7のスピンドル8に取付けてもよい。
第6図には前記以外の実施例の全体構成が示されている
。第6図に示されている実施例では針保持具が設けられ
ていないこと以外は第1図に示されている実施例と同様
に構成されている。従って、針入度測定用針2の先端と
測定試料15との接触を検知するストレンゲ−シロの感
度を特に高めているものではないが、これ以外の点につ
いては前記実施例と同様の作用効果を有している。
第7図および第β図には留金部の前記以外の実施例が示
されている。これらの図において、留金部61は支持ブ
ロック62を有し、支持ブロック62にはシリンダ孔6
3が設けられ、シリンダ孔63内にはピストン64がス
ライド自在に保持されている。支持ブロック62および
ピストン64には各々貫通孔65および66が形成され
、貫通孔65は針保持具4の外径よりわずかに大径にさ
れ、貫通孔66は貫通孔65よりさらに大径にされ、ま
た、これら貫通孔65および66には針保持具4が遊貫
通されている。
シリンダ孔63の底部にはスプリング67が配置され、
スプリング67によりピストン64がシリンダ孔63の
外側方向に付勢されることにより、両頁通孔65および
66の中心がずれて針保持具4が支持ブロック62に係
止されるようになっている。ただし、ピストン64には
作動部材36が連結され、作動部材36がスプリング6
7の付勢力に抗してピストン64をシリンダ孔63の底
部側に所定量移動させると、両頁通孔65.66の中心
が一致する方向に移動され、針保持具4が支持ブロック
62から解放されて自由に上下動できるようになってい
る。
このような留金部61を用いた実施例にあっても、留金
部31を用いた前記実施例と同様の効果を奏することが
できる。
なお、前述においては、本発明を針入度測定に適用した
実施例につき説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではな(、測定用針2の形状を適宜に変更することに
より、JIS−に−2220に基づいたグリースのちょ
う度測定を測定用針以外の構成は前記実施例と同一にし
て行うことができ、さらに、石油ワックスの針入度、ち
ょう度の測定も同様にできる。このように針入度、ちょ
う度と云ってもいずれも物質の硬度を測定するものであ
り、名称による実質的な相違はない。
また、変位検出器はマイクロメータヘッドであるとした
が、これに限らず、前記P、、P2の値を検出できる手
段であれば、どのようなものであってもよい。
さらに、針入度測定用針2と測定試料15との鉛直方向
に沿った位置関係を調整する移動手段は、前述では第2
モータ22により試料台14が昇降可能に構成されてい
たが、試料台14は固定的なものであってもよく、第1
のモータ9だけで針入度測定用針2と測定試料I5との
接触および可撓性糸5の弛緩を行わせてもよい。また試
料台14を固定する場合、針部1、ストレンゲ−シロ、
第1モーク9、差動トランス25、留金部31等を含む
部分が一体となって試料台14側に移動できる構成でも
よいが、試料台14側を可動とした方が針部1のf多動
量が少なくなって可撓性糸5に振動等を与える可能が少
なくなり、有利である。
さらに、操作手順をメモリ46内に全てプログラムして
おくことにより完全に自動化してもよいし、マニュアル
操作を組み合わせたものとしてもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、特に熟練を要することな
く、高精度な測定結果を容易に得ることのできる針入度
またはちょう度の測定方法および測定装置を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を針入度測定装置に適用した一実施例の
全体構成を示す正面図、第2図および第3図は前記実施
例の留金部を拡大して示す平面図および正面図、第4図
は前記実施例の制御系統を示すブロック図、第5図は前
記実施例におけるストレンゲージの出力信号変化を示す
線図、第6図は前記以外の実施例の全体構成を示す正面
図、第7図および第8図は前記以外の実施例における留
金部を示す平面図および一部断面正面図である。 l・・・針部、2・・・針入度測定用針、3・・・重錘
、3A・・・台座、3B・・・重錘保持具、4・・・針
保持具、5・・・可撓性糸、6・・・ストレンゲージ、
7・・・マイクロメータヘッド、8・・・スピンドル、
8A・・・ノブ、9・・・第1モータ、10・・・マイ
クロメータカウンタ、11.12・・・リミットスイッ
チ、14・・・試料台、15・・・測定試料、16・・
・恒温媒体循環経路、17・・・循環ポンプ、18・・
・恒温槽、19・・・う、り、21・・・ピニオン、2
2・・・第2モータ、22.23・・・リミットスイッ
チ、31.61・・・留金部、33・・・把持部材、3
4・・・回動軸、35・・・スプリング、36・・・作
動部材、37・・・リンク、38・・・駆動軸、39・
・・ソレノイド、40・・・支持体、41・・・cpu
。 62・・・支持ブロック、63・・・シリンダ孔、64
・・・ピストン、65.66・・・貫通孔、67・・・
スブIJング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストレンゲージに連結した可撓性糸から一定荷重
    の針入度またはちょう度の測定用針を測定試料に向けて
    垂下させ、前記測定用針と測定試料とを次第に接近させ
    たときの測定用針と測定試料との接触を、測定用針と測
    定試料表面との接触により生じる前記可撓性糸の弛緩に
    基づき変化する前記ストレンゲージの出力信号によって
    検知し、その後、可撓性糸をさらに弛緩させた状態で測
    定用針を測定試料内に一定時間進入させた後、測定用針
    を固定し、次いで測定用針を固定したままで、前記可撓
    性糸に一定の張りが与えられたことが前記ストレンゲー
    ジによって検知されるまで、可撓性糸のストレンゲージ
    に連結した端部側を可撓性糸の緊張方向に移動させ、こ
    のときの移動量から測定用針の測定試料中への進入量を
    求めることを特徴とする針入度またはちょう度の測定方
    法。
  2. (2)針入度またはちょう度の測定用針を有するととも
    に全体として一定の重量を有する針部と、この針部を垂
    下する可撓性糸と、この可撓性糸の他端側に連結された
    ストレンゲージと、前記測定用針の下方に配置された測
    定試料と、前記測定用針が測定試料の試料表面に接触す
    る位置と測定用針が測定試料中に一定時間自由落下した
    後の位置との少なくとも2つの位置において前記測定用
    針を係止可能な留具部と、前記測定用針の前記2つの位
    置を可撓性糸を介して検出する変位検出器と、を有する
    ことを特徴とする針入度またはちょう度の測定装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項において、前記変位検出器
    はマイクロメータヘッドにより構成されるとともに、こ
    のマイクロメータヘッドのスピンドルに前記ストレンゲ
    ージが取付けられたことを特徴とする針入度またはちょ
    う度の測定装置。
  4. (4)特許請求の範囲第2項または第3項において、前
    記針部には測定用針と分離可能な重錘が設けられている
    とともに、測定用針が測定試料の試料表面に接触する際
    に重錘による針部への荷重を解放する重錘保持具が設け
    られていることを特徴とする針入度またはちょう度の測
    定装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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