JPS6363811A - 油捕捉用耐高温性フエンス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＩＬ里ユ五１ 本発明は、沖合でのオイルスピル（ｏｉｌ　５ｐｉｌｌ
　）清１１作業の間、流出した、または漏れた油を現場
で燃焼させることができる油捕捉用耐０温性フェンス（
ｂｏｏｍ）に関する。現場燃焼は、天吊の流出油を除去
するための最も有効な手段である。空気の品質の一時的
低下および火災になる可能性に対して十分配慮して適切
に実施するならばオイルスピルのｊｐ場燃焼は、！１境
に対する全般的影響を１．２小にづることができる。

アラスカのような多数の産油および輸送活初地域の遠隔
性は、環境状態と相俟って現場燃焼によるオイルスピル
ｔＩ′Ｉ掃の理想的条件を記載する。１械的清ｉ、化学
的分散剤および自然浄化方法との比較において考察した
鳴合、他の方法単独では不可能なとき燃焼はしばしば重
要な選択の対９となる。

研究によって、水上の油層が少なくとも１〜２鋪の厚さ
のときは浦は発火し、燃焼を持続する。

この最小鎖を超えてＰフさが増加すると、下層の水への
熱に１失傾向は少なくなり、効率的燃焼の機会はさらに
大きくなる。厚い油層は、極寒条ｆ１下でも９５％を超
える効率で燃焼を続（Ｊる。燃焼によってかような成功
を！するためには、づべての流出油をできるだけ迅速に
濃縮し、Ｊｕｌおよび（！た１ま）潮流が油膜の濃縮を
助長して燃焼油を含ませることが重要である。燃焼工程
の間、１１００℃程麿の温度が普通である。

慣用の油捕捉用フェンスは、一般に円形横断面を有する
ｍ長い円筒である。これらのフェンスはフェンスの約１
／３が水の表面下に沈み、流出Ｍｌ＋に対する浮遊する
障壁を形成する。このフェンスは１型的には船の甲板Ｆ
にロールにさいて貯蔵され、そして、流出油の風下に展
開し、水上に浮遊して、一時的に流出油を含有させる。

１９８５年２月２５〜２７トｌ、カリフォルニア州、ロ
スアンゼルスにおいて開催された１９８５年オイルスピ
ル会議でオイルスピルの現場燃焼用の２種の耐火性油捕
捉用フェンスが展示された。

パン−）レットによれば、ＴＴＩ　Ｇ（！０ｔｅＣｈｎ
ｉＣａｌＲｅｓｏｕｒｃｅｓ　Ｌｔｄの耐火性オイルス
ピル捕捉用フェンス（Ｆｉｒｅｐｒｏｏｆ　　０ｉｌｓ
ｐｉｌｌ　Ｃｏｎｔａｉｒｖｃｎｔ　ＢＯＯｉｌｌ）は
長さ１．６６８ｍ、ｎさ１．７８ｍ１重吊１０Ｂ、８Ｋ
ｇの剛質浮動ＩＪｉ位と長さ０．９０６ｍ、高さ１．７
０ｍ、　！ｔ’！ｆｉｌ１０２Ｋｇの可ＪＡＭ（アコー
ディオン折りたたみ）パネルが良さ０．０７ｍ、ｒ！Ｉ
さ０．０７ｍ、手品１０８ｙの接合具によってｎいに１
と合されたしのから成る。このフェンスはステンレス！
Ｍ製であり、最ｎ鷺露温度は９８０℃と称している。

Ｇｌｏｂｅ　Ｉｎｔｅｒｎａ目ｏｎａｌ　Ｉｎｃ、のＰ
　ｙ　ｒ　ｏ　ｂ　（ｌ　Ｏｍ耐火性オイルスピル障壁
に関する人毛て・きる文献では、このフェンスは高温ポ
リマー（シリコーンゴム）コーティングで被覆された織
物中に耐火１カと金属物質の独特の配合物を利用してい
ると）不ぺられている。浮Ｔｔ　Ｌｔ一連の耐高温性、
独立気泡物７１を含有するステンレス鋼半球によって付
与される。それらの間に織物をはさんだ２個の半球をボ
ルト締しｒｉｖｌＪの長さ方向のそれらの中心線で３４
インチ（８６υ）　ＦＪ隔で６径１６３／１６インヂ（
４１傭）の球を形成づる。このフェンスは２０インチ（
５１ｃｔａ　）の吃水および１０インチ（２５ａｍ　）
のフリーボードおよび線ノート当り８〜１０ボンド（１
１，９〜１４．５＃／ｍ）の重量を有し、全高さ３０イ
ンチ（７６ｃ１１）を有する。このフェンスの作業温石
は一５５°「〜＋２４００°ｒ’（−４８℃〜１３１５
℃）であると称している。

Ｋｅｐｎｃｒ　Ｐｌａｓｔｉｃｓ　Ｆａｂｒｉｃａｔｏ
ｒｓ、ｌｎｃ、発行のパンブレットに、Ｓｅａ　Ｃｕｒ
ｔａｉｎ　　Ｐｅｃｌｐａｃｋ　Ｆｉｒｅ　ＧａｒｄＯ
ｉｌ−Ｆｉｒｅ　Ｃｏｎｔａｉｎｍｅｎｔ　Ｂｏｏｍ　
Ｓｙｓｔｅｍの名称の耐火性浦捕捉用フェンス方式が記
載されている。このフェンス方式は、二重壁の発泡体含
有耐火物編織物で覆われた）Ｗ続的ステンレス鋼コイル
線を含有する仕切られた円形セクションから成り、該円
形セクションから下方に追加部分を右し、この下方に伸
びる底部り号にはこれに接続１ろチェーンバラスト部材
を有する。このフェンスはリール上に貯蔵され、これか
ら展開される。このフェンスは一４０°［〜２０００下
以上（−４０℃〜１０９３℃）の作業温度を有し、型式
によって線フート当り２．２〜４．２１ｂｓ　（３，３
〜６．３醇ん１の重量を有する。

Ｕ、Ｓ、Ｐ、ＮＧ４，５３７，５２８は、木表面上の可
燃性汚染物を含ませるための耐火性フェンスに関し、こ
のフェンスは発泡ポリプロピレンの浮遊部材Ｊ３よび該
浮遊部材を取囲み、そして、垂れ下がるスカートのよう
な形態で水中に伸びている耐熱性、吸水性物質の少なく
とも２層から成る。スカートは燃えている汚染物の存在
下で水蒸気を形成する耐熱性１１Ｉ５質の外層に水を引
き上げる役目をし、それによって耐熱性物質の外層のみ
が僅かに焦げるだけにする。底部に伸びた、円筒形−）
４遊燃焼捕捉フエンスは前記の特許の教示を使用し又Ｆ
ｉｒｅＣＯｎｔｒＯＩ　Ｉｎｃ、によって￥Ｊ造された
ちのであることを理解されたい。このフェンスは浮遊の
ため鋼製田土に近かれた複数用の耐火性吸上げ編織物か
ら成る。耐摩耗性のため外側に追加の犠？ｉ筈および粗
いワイヤー［ｌの障壁を使用する。このフェンスは線フ
ート当り７’ｌｂｓ　　（１０，５層ｇ／ｍ）のｆｉ　
？、ｉである。慣用の大部分の型式のフェンスを、燃焼
のための油の捕捉用に転換する目的で高温保護用追加ブ
ランケットとして使用するためにオイルフェンス系統に
、本発明の３受入である旧ｎｎｅｓｏｔａＨ１ｎｌｎ（
Ｊ　ａｎｄ　ＨａｎＵｆａＣｊｌｌｒｌｎ（ｌ　Ｃｏｌ
ｌ１ｐａｎｙ　（３Ｍ礼）によって供給される多層化耐
火性ブランケットを利用している。ブランケットはフェ
ンスの周Ｕｕを囲／υで置き、任意の数の締結装置で固
定される。

本発明のｌＩｌ！要 本発明は、流出または漏れた油を現場で燃焼することが
でき、そして、捕捉した曲を燃焼しない場合には、慣用
の油捕捉用フェンスと同様４ｒ方とへで回収し、五１除
して将来の展開のために貯蔵できる油捕捉用耐ｎｆＡ性
フェンスに１則する。このフェンスは１２００℃程度の
１度に持続したＶ露ＩＣ耐えることができ、従って、沖
合でのオイルスピル清掃作業の間捕淀浦の現場燃焼が可
能である。このオイルフェンスは、伝統的オイルスピル
清も３作業の闇、流出油の偶発的な発火の発生の防禦と
なる予防的措置としても使用できる。このような場合に
は、フェンスはもちろん回収し、再展開のための処理を
行う。

本発明による油フェンスは、ポリマー被ｉａｉ物の外層
、耐高温性および耐湿性第一下層および低密度、耐高温
性コアを束縛し、かつ、該コアの一体性の保持に役立つ
高温または中程度温度に耐性ある耐火物編織物の第二下
層から成る。各層は耐高温性セラミック系で縫うことに
よって、または機械的ファスナーによって一体化されて
いる。

本　明の詳細な説明 本発明は図面を参照することによって最も良く理解でき
る。油捕捉用耐高温性フェンス１０は、ポリマー′＃１
覆編織物の外層１１、耐高温性および耐湿性耐火物編織
物の第一下層１２、低密度、耐高温性浮遊コア１４を束
縛し、かつ、その一体性（形状）の保持に役立つ、高温
または中湿度耐性の耐火物４織物の第二下層１３から成
る。吃水線２０は、フェンス１ｏがフェンスの約　１／
３が表面より下に沈んで水上に浮Ｍ　することを示して
いる。

ポリマー被覆編織物外層１１は、好ましくは、低アルカ
リ含ωポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）で被覆され、０．６１
１（ｙ／ｍ２の阜本噛吊を右し、そして、ＶＥＲ３ＥＩ
Ｄ　八Ｇ、から５ｔｙｌｅ　１４５２３０として入手で
きるナイロン編織物である。外層１１は耐高湿性オイル
フェンスの取扱いを便利にし、そして、所望ならば慣用
の燃焼させない油浦捉用フェンスとしても役立たせる。

燃焼捕捉の間、外層１１は吃水線まで′ｉ８融してＭ高
温性耐火物編織物第一下層１２を燃焼する油にｉＡ露さ
せる。外層１１ｔよまた、所望によりパラストチェーン
ポケット（ｂａｌｌａｓｔ　ｃｈａｉｎ　ｐｃ＞ρａｔ
）１５を備えることができる。　　　　　　ｂ 耐高温性Ｊ３よび耐湿性耐火物編織物の第一下層１２は
、重量ｒ、６２％の酸化アルミニウム、１４％の酸化硼
素および２７１％の二酸化珪素から成る、１８００デニ
ール、１．５／４諸撚、迂続多結品性金属酸化物糸で織
った、そして、３Ｍ社からＮｃｘｔｃｌ　　３１２編織
物として商用として入手でさる厚さ１．２９Ｎｍの目の
洗いメツシュ、平織、３×３ピツクス／　ｃｍ編織物が
好ましい。この特定の１２織物は０．８９υ／７ｒＬ２
の基本に８吊を有寸ろ第一下層１２　Ｉｌｌとして有用
であるが前記より巾く、かつ、さらに高ｌｌＩｈ編織物
は、同じＮｃｘｔｅｌ　　３１２系から織った密織、）
ワさ３．３５ａｍ、目の細い、平織、８×３ピツクス／
　ｃｓｍ編織物ある。この比較的重い編織物は、１．３
５Ｋｇ／ｍ２の基本重量をイ１′？ｌる。第一下層とし
て使用できる他の耐高温性、Ｍ湿性編織物には、・Ｍ　
１４で、７０％の酸化アルミニウム、２ε３０モの二酸
化１■素および２％の＾り化：よ素から成るＮｅｘｔｃ
ｌ　　４４０セラミツク系（３Ｍ社）から加工された編
Ｖ＆物、八５ｔｒｏｑｕａｒｔｚ　ｊ’ラミック１Ｂ　
ｅｌｆ　（Ｊ、　Ｐ、　５ｔｅｖｃｎｓ社）およびハｈ
出したガラス綴紐フィラメント（１１已ＣＯまたはＩＩ
　ａ　Ｖ　Ｏ！７社）が含まれる。

第一下層１２の耐高温性および耐湿性耐火物編織物は、
所望によってシリコーンゴム、ネオプレンゴム、フッ素
化エラストマーまたはアクリルポリマーのよう４ｉポリ
マーコーテイングににって被覆ぐきる。ポリマーコーテ
ィングは、組立の量線織物の糸を定（Ｏに保持し、かつ
、編織物に対する耐摩耗ｔ／１′」−ティングを付与す
る。特に好ましい」−ティングは、編織物に０．１ｉり
／γｒＬ２の被覆重量で適用されるＮｃｏｐｒｃｎｅ　
ＧＮ　（ｄｕＰｏｎｔ社）である。ポリマーコーティン
グｔよ、網目間隙を実質的に開放のまま残し、糸をポリ
マー溶液でＩＩる浸漬］−ティングによって適用し、乾
燥させ、そして、１６０℃の温度でキュアーする。捕捉
した油の燃焼熱に藁された区域におけるポリマーコーテ
ィングは燃焼してしまうが、これ（」加工および保ａｎ
能をそれまでに果していることを叩解できるであろう。

第一下層１２の編織物は、ポリマーコーティングがなく
てもその＃１高温性および耐湿性特徴は保持している。

第二下層１３は、好ましくは、Ｉ’７さ０．６３Ｍ、高
引張強さ、０．５４Ｋｇ／ｍ２の重さを有するガラス！
［１ｆｆｉ布、５ｔｙｌｅ　１５８３　（ＣｌａｒｋＳ
ｃｈｗｃｂｅｌ１社）から成る。居１３は、低密度、耐
高温性コア１４を東縛し、かつ、燃焼する浦に虜露され
た後の］ア１４の一体ｔＰＬ（形状）を保持する役１」
をすることによってフェンスを一体性構造に集成するこ
とができる。これはまた使用の間、浦がフェンスを通り
扱けるのを防１１−するのにも役立つ。

耐高温性浮遊コア１４は、好ましくは特にフェンスの組
立の際都合の良いように、プラスチック収納袋１４ａ中
に保持されでいる不活性、低密度ビラミックマクロ球（
ｍａｃｒｏ　５ｐｈｅｒｅ）　　（３Ｍ社）から成る。

３〜’Ｉ　　Ｃ（！ｒｉｌｌｌｌｌｃ　Ｈａｃｒｏｓｐ
ｈｃｒｅは、強靭＜ｈ外設によって取囲まれてる多数の
微小独立気泡を含イ」Ｊる不活性、低密度セラミックマ
クロ球である。この球は水および曲の流体は不透過性で
あり、そして真のピラミックであるから極めて高４１度
で・機能的である。この場合においても流出油の燃焼熱
に暴された区域におけるプラスチック製収納袋１４ａも
溶融する；しかじ、その加工機能はｔ！ｔｌ二＋Ａこシ
ていることはｌ甲鮫″Ｃでさるであろう。さらに層１２
および１３は、燃焼する油に暴す前または後のセラミッ
クマクロ球を保持する役目もするであろう。旧ｇｈ　Ｔ
ｃ５ｐｅｒａｔｕｒｅ　ＩｎｓｕｌａｔｉｏｎＭａｔｅ
ｒｉａｌｓ社から入手できるＰｙｒｏｆｏａｍ絶縁粒子
も浮遊コア１４用として十分に使用できること６見出さ
れている。ｐｙｒｏｒｏａ＋＋＋絶縁拉イは、発泡黒曜
石の小さい不活性、ｔｉｔ密度、空気充填、独立気泡で
あり、掩く高温度で機能を果す。

フェンス１０は、外層１１、第一下層１２およびｉｆ　
Ｍコア１４上に位置を合せた第二下、【１３の複合体を
層毎に集成することによってシＪｉ６１ろ。

かように形成した複合構造体は、Ｎｃｘｔｃｌ　　Ａ丁
３２ｔ？ラミック糸（３Ｍ社）のような耐高温性セラミ
ック糸を使用してね１６に沿って縫い合せることによっ
て一体化する。セラミック糸で０合Ｍる代りに、ステン
レス鋼ワイＡＩ−で同様に描込（木を縫合するか、滴当
な間隔で遭械的フアスリ−を使用することらできる。所
￥ならば外Ｖ４１１を線１７に沿って縫合し、パラスト
チェーンポケット１５を（荀えることｔ）ひきる。０合
ｌＡ１７　ｊま、フ」−ンス使用の間は吃水下であるか
ら、これら１１強カナイロン糸を使用して￥Ｊ　）ＪＵ
するのが好ましい。フェンス１０は各セクションが約５
フイート（１，５ｍ）の長さの個々の浮遊区画またはし
クションになるように線１８に沿ってに４高温性セラミ
ツク糸で縫合することによって製造するのが好ましい。

典型的なフェンスは、長さ２５フイート（７，６ｍ）で
あり、従って５個のセクションから成る。

これより長いフェンスは慣用の接続手段を使用してかよ
うな叫々のフェンスを連結Ｊることによって製造できる
。セクションはフェンスをアコーディオン式折たたみが
可能なため、セクション式設計は取扱性が容易であり、
かつ、フェンスの貯蔵が容易である。また、フェンスの
突発的な引裂きまたｔま波目による取り外して回収を要
する浮遊体の足を減少させるであろう。

フェンス１０の部材の各々は、非−吸湿性であるから、
フェンスには非常に僅かの水しか保留されず、従って、
フェンスの回収は吸収水の追加Φ吊によって妨害される
ことはない。実際に燃焼使用後には、外層１１および第
一外層１２上のポリマー保５コーティングは火によって
実℃１的に燃焼除去されるのでフェンスのΦ吊は元より
軽くなる。

実験′全試験によって、油捕捉用耐高温性フェンス１０
は、慣用の油捕捉用フェンスとして機能を梁し、次いで
、燃焼作業のために再展ｊノ１できることが２明された
。油フェンス１０の有効性をさらに評ｌ１ｆｆｉするた
めに、燃焼使用条件をシュミレー１・して、１２インチ
（３０，４Ｃ！Ｒ）のスカートを有するフロート直径８
インチ（２０，３ｃ、１）フェンスの直径９フイート＜
２．７＞の環で線ツー１−当り５．８ボンド（８，７Ｋ
ｇ／線ｍ１ｌｒｔのフェンスを、３！ｌ！続供給へブタ
ン火焔を使用し２Ｄ・１！７Ｊ燃加試験を行った。この
フェンスは１３２５°「（７２０℃）までの燃焼温度で
の？：Ｓ温劇捕捉物燃焼用製品としては極めて有効であ
った。同様な実験室試験を１８００下（９８０℃）まで
のｉｊ、ｊ　Ｌαて゛実験し、すべての材料１１強く、
かつ、未変化で残った。

本明細においてオイルフェンス１０を若干の特例で説明
したが、各種の改良法ち６易に思い付くであろうし、予
想される。−例として、外層１１はポリマー被覆耐高温
性耐火物編織物で製造できるが、価格が上冒し、取扱性
が幾分低下するであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本弁明の油捕捉用耐高温性フェンスの一部の所
面の透視図である。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポリマー被覆編織物の外層、耐高温性かつ耐湿性
   の耐火物編織物の第一下層、および低密度、耐高温性浮
   遊コアを取囲む中間温度または高温度に耐性の耐火物編
   織物の第二下層から成り、前記の各層は少なくともそれ
   らの周辺端で相互に閉じられていることを特徴とする油
   捕捉用耐高温性フエンス。
2. （２）前記のポリマー被覆編織物の外層が、低アルカリ
   含量ポリ塩化ビニルを被覆したナイロン編織物である特
   許請求の範囲第１項に記載の油捕捉用耐高温性フエンス
   。
3. （３）前記の第一下層が、セラミツク繊維から織られた
   編織物から成る特許請求の範囲第１項に記載の油捕捉用
   耐高温性フエンス。
4. （４）前記のセラミック繊維糸が６２重量％の酸化アル
   ミニウム、１４重量％の酸化硼素および２４型間％の二
   酸化珪素から成る特許請求の範囲第３項に記載の油捕捉
   用耐高温性フエンス。
5. （５）前記のセラミック繊維糸が、シリコーンゴム、ネ
   オプレンゴム、フッ素化エラストマーまたはアクリルポ
   リマーから選ばれるポリマーコーテングで被覆されてい
   る特許請求の範囲第４項に記載の油捕捉用耐高温性フエ
   ンス。
6. （６）前記の第二下層がガラス繊維の織布である特許請
   求の範囲第１項に記載の油捕捉用耐高温性フエンス。
7. （７）前記の耐高温性浮遊コアが、低密度セラミツク球
   または発泡黒曜石から成る特許請求の範囲第１項に記載
   の油捕捉用耐高温性フエンス。
8. （８）前記の各層が耐高温性糸、ステンレス鋼ワイヤー
   または機械的ファスナーによつて少なくともそれらの周
   辺端の周囲で相互に確保されている特許請求の範囲第１
   項に記載の油捕捉用耐高温性フエンス。
9. （９）前記の外層が前記の浮遊コアから離れて伸びてお
   り、その外側の自由端は互に固着されて縦に伸びるバラ
   ストチェーンポケットを形成している特許請求の範囲第
   ８項に記載の油捕捉用耐高温性フエンス。