JPS6363800A - 熱可塑性皮革材料とその製造方法 - Google Patents

熱可塑性皮革材料とその製造方法

Info

Publication number
JPS6363800A
JPS6363800A JP20388086A JP20388086A JPS6363800A JP S6363800 A JPS6363800 A JP S6363800A JP 20388086 A JP20388086 A JP 20388086A JP 20388086 A JP20388086 A JP 20388086A JP S6363800 A JPS6363800 A JP S6363800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
pressure
die
bar
leather
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20388086A
Other languages
English (en)
Inventor
アドルフ・ワイラー
ハーバート・ジエイ・ワグナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP20388086A priority Critical patent/JPS6363800A/ja
Publication of JPS6363800A publication Critical patent/JPS6363800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高圧高温の作用のもとて(本文に説明するよう
に)革のスクラップを成形的にすることによって得られ
る物質の新規な熱可塑性成分を提供する0本発明はさら
に、前記新規な物質成分の製造方法を提供する。
ここで使用する”皮革”という言葉はなめし天然皮革及
び非なめし天然皮革やあらゆる種類の獣皮革を意味する
本発明の目的の1つは皮革スクラップを使用することで
あり、皮革製品業界、特に製靴業界におぃて比較的多量
の皮革スクラ・lプが副産物として必ず生じる。そのよ
うな(支)革スクラ・ノアは種々の形で存在する0例え
ば、種々の形の平らな部片や、狭い部片や粒子や粉末で
ある。比較的高価な天然皮革にも拘らず従来、それを産
ズ的に有用な材料に変換されることはあっても、これら
の皮革スクラップを利用することは殆んどなされてこな
かった。
比較的短期間のあいだ、閉鎖ダイの中で高圧と中等度の
温度の作用を皮革スクラップに受けさせる時、種々の技
術的及び工業的にそれを有用なものとするような種々の
物理的特性を有する新規で有用な物質成分が得られるこ
とが本発明によりわかった。
かくして本発明は、その第1点として、閉鎖ダイの中で
約50°〜250℃の温度で約200〜900バールの
圧力の作用により固形の熱可塑性塊に変換された実買上
皮革(ここに説明するように)で成る新規な熱可塑性物
質成分を提供することである。前記物質の成分は付加物
及び/又は充填材を任意に包3することができる。
第2点として、本発明は1個又はそれ以上の付加物及び
7/又は充填材を任意に混合した粒子皮革(ここに説明
するように)に対して、閉鎖ダイの中で少くとも約30
秒間、約50°〜250℃の温度で約200〜900バ
ールの圧力を作用させることで成る前述の新規な物質成
分と生じさせる方法を提供することである。
本発明の工程において、始動材f1として使用するのに
適するスクラップ皮革は、粒子の形をしたものが好まし
く、特に、粉末、顆粒、繊維専の形をしているのがよい
、これらは例えば皮革製品業界から得られたり、より大
きい部片を粉末にすることによって得られる。皮革スク
ラップ粒子のサイズは厳密なものではなく、微細な粉末
から比較的目の荒い顆粒や切れ端や繊維まで含まれる。
本発明の方法は加熱装置な備えた従来のダイの中で行わ
れる。この方法では、そこで生じた材料は前述の最終製
品の形に直接、成型することができる。また、この方法
は、はじめに、いわゆる°”グリーンコンパクト”即ち
、例えばペレットやたどんのような成る種の都合のよい
形にした一部圧縮材を準備することによって行うことも
できる。
この半仕上げ材料は保管され、所望であれば、他の場所
へ輸送し、その後、第2ダイの中で所望の最終的な形に
圧縮成型される。
本発明によれば、スクランプ皮革の始動材料を高圧の1
を用のもとて(約700バール)、室温で圧縮し、その
後、同圧かそれより幾分低い初期圧のもとで、一定の木
精て′ダイの中て新進的に加熱したのち、そのダイの中
の(イ1↓の初期圧ははじめにそれがプラト−状態に達
するまで着実に低下することがわかった。この圧力のグ
ラ1−−状遇をこえると、最高成形作用がプラトー状態
の終わる時の成る特定温度Tcに達するまで、材料は新
進的に成形作用を生じ温度が連続して上昇すると、初期
圧は温度の実質的な線形v1能として上界するものと仮
定する。この温度Tcは、各種の始動材料毎に実験的に
決定され、そして、その温度Tcは、室温での始動材料
の初期圧縮時間とその圧力と、加熱し始める時に使用す
る初期圧と、加熱率とによって決まる。その材料が前記
特定温度Tcに達するや否や冷やされる時、その製品は
褐色の成形材料となることがわかった。その製品の特性
は前記温度Tcで、又はそれより幾分高い温度が幾分低
い温度で、加圧状層のもとに初期製品が加熱される時間
を変えることによって随意、変えることができる。この
加熱時間を長くすればするほど、製品は成形性を増し、
かつ、褐色もより濃くなく、その製品は、再度加熱する
と、熱可塑性となることがわかった。
本発明に従った新しい物質成分は基本的には、固形で堅
く、しかもライトグレーの色から褐色がかった色の比較
的硬い材料であって、−最的な外観は、合成樹脂に似て
いる。この新しい材料は完全に熱可塑性であって、約3
5〜50°Cの温度で軟化することがわかった。その剛
性の状態で、新しい物資成分は機械加工することができ
る。この新しい材料は[JV光に対してすぐれた抵抗性
を有する。従って三日間、太陽に露しても、材料に認知
できるほどの変化は生じない、硬度テストにおいて、新
しい物質成分は500 kg/ cm2の圧力に耐える
ことがわかった。
本発明に従った新しい物質成分の前述の物理的特性は適
切な付加物及び/又は充填物を混合することによって変
えることができる。従って、その材料の強度も補強材と
して高強度の繊!I(例えば、ガラス、黒鉛、金属)又
は粒子やフレークを加えることによって増すことができ
る。この新しい物質成分は特殊な銅の中に、粉末炭素又
は金属ワイヤステーブルを加えることによって熱的にか
つ電気的に伝導性にすることができる。この新しい物質
成分の中に適切に含めることのできる池の付加物は、例
えば、色素、安定剤、酸化防止剤、可塑性及び/又は狂
水剤である。
本発明とそれと実施する方法については、次の非制限例
において示す。
えLL はじめにダイ空所をモールド稀放剤のシリコンで潤滑し
たのち、電気的加熱装置と水冷装置を備えたH13ダイ
mで成るダイの円筒形空所へv&に5に細断したなめし
済みの牛皮革を詰めこむ(円筒空所の直径は25mm、
深さ75mm)、それからピストンを介してダイ空所内
の始動材料に圧力をかける。ダイ空所内の圧力が約70
0バールに達した時、ヒーターは通電され、主ピストン
に同じ力(約3トン)を保持しながら温度は140℃に
上昇する。約100℃の温度で、その材料は軟化し、可
塑的となり、ピストンの漸進的な下方への動きにより、
濃密化され、ついに、その材料は完全に圧縮される。さ
らに8分間、同じ圧力と温度を保持し、その後、ヒータ
ーは遮電され、ダイは冷水の循環により冷やされる。冷
却時間のあいだ、圧力は、温度が約40℃に落ちるまで
その前のレベルに保持される。さらに約30°Cまで冷
やしたのち、ダイか開き、そこで形成された円筒形部材
がそこから引き出される。その材料は硬くて滑らかでそ
の表面仕上げは、ダイのそれに対応するものであった。
その材料は褐色であり、密度は1.1〜1 、2 y/
 cm’(皮革の密度0.86〜1.02/c113に
比べて)で、硬度はショアDテスト(ASTM)でH,
=85であった。
第1段階において、実例1と同じ始動材料を使用し、完
全に圧縮した成形材料を1分間だけ高温に保持し、ダイ
を直ちに室温まで冷却すること以外は、実例1と同じ方
法に従った。まだ完全に濃密化されていない、いわゆる
”グリーンコンパクト”が得られ、これはまだ、灰色が
かった白色で、光沢はないが、取扱うには十分に堅さを
有していた。
第2段階では、前述のグリーンコンパクトを、その円筒
形グリーンコンパクトとは異なる形を有するもう1つの
ダイの空所へ置く、この第2ダイをそれから漸進的に1
40℃まで加熱し、ピストンを介して、そのコンパクト
に300バールの圧力をかけた。その温度と圧力を約3
〜5分間係持した。その温度が約120℃に達した時、
材料は可塑的に流れ始め、ダイ空所を完全に満たしたこ
とが観察された。このダイは、約30℃の温度に達する
まで同じ圧力のもとで冷却した。造形した製品をそれか
ら、ダイより取出した。その製品は滑らかで光沢があり
、褐色であって実例1で得た製品と同じ物理的特性を有
していた。
K1l 材料が室温で初期圧P、(一般的に690バール)のら
とに20分間、圧縮されているようになった加圧シリン
ダーの空所に、粉砕した白色ペレットのフレーク(平均
顆粒のサイズ、約4X1.5X0.75mm)を入れた
。この初期圧P0はそれからそのまま保持されるか、又
は圧力P、(下の第1表参照)まで低下し、温度は、ダ
イ空所の体積は一定のままで(ダイピストンの位置が一
定)、5℃/分の割合で漸次上昇した。ダイ空所の内部
の圧力の変化は温度の上昇に対して記録された。第1段
階において、圧力は着実に落下してプラトー状態に達し
く第2段階)、そこでその圧力は特定温度Tcまで一定
のままであり、その特定温度Tcになると、圧力は温度
の実質的な線形関数として上昇し始めた。この温度Tc
は、始動材料の性質や物理的形、初期圧P0、材料が室
温でその圧力を受ける時間的長さ、圧力P、及び加熱率
によって決まることがわかった。その結果を次の第1表
に示す。
第1表 po<バール)Pl(バール)   Tc(℃)(20
分間) 690     288     91.5690  
   231     96.5690(2時間)  
  690      76690(6時間)    
690      72ダイか冷やされ、温度Tcに達
しな後(所与の加熱率と初期圧P、で)直ちに開放した
時、成る量の褐色の可塑性材料が形成されることがわか
った。
材料を温度Tcで加圧状態のちとに保持する時間が長い
ほど、その製品の材料は一層可塑性となり、色も褐色が
濃くなる。従って製品の所望な特性は、材料を温度Tc
で又はより高い温度で圧力P1のもとに保持する時間f
!−調整することによって達成することができる。
1つの実験において、始動材料ははじめにP0=690
バールで圧縮され、その陵、グイ空所内を大気圧でしか
も145℃の温度で10分間放置し、それから直ちに室
温まで冷却した。その製品はスポンジ構造を有する硬い
褐色の材料であることがわかった。
・   の  −  ゛の、′ 同じ白色の生皮である始動材料を目の荒い粉に似た一層
細かい顆粒サイズに粉砕し、前述のように、P、=69
0バールで処理した。温度Tcは、前記第1表の81℃
に匹敵するのが67℃であることがわかった。
・   の   のジ 微細な粉に粉砕した山羊の生皮を前述のように(PO=
Pl=690バール)処理した。そして55℃のTc温
度を示した。これに対して、なめし済みの靴皮革からの
目の荒い褐色の粉末の始動材料はTc=100℃を示し
た。
生皮のフレーク材料を690バールの圧力で30分間、
150°Cに加熱することによってダイの円筒形空所内
で処理した。このようにして得られた円筒形製品が23
0〜925バールの圧力P+のらとに再加熱される時、
Tcが42°工5℃に変化することがわかった。
代 理 人  弁理士 (1’Mn 外3名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、閉鎖ダイ内で約50°〜250℃の温度で、約20
    0〜900バールの圧力の作用により固形熱可塑性塊に
    変換されるようになっていて、任意に付加物及び/又は
    充填剤を含む事実上皮革(本文で定義づけるような)で
    成る熱可塑性物質成分。 2、1個又は数個の付加物及び/又は充填物質を任意に
    混合した粒子皮革に、閉鎖ダイ内で約50°〜250℃
    の温度で少くとも約30秒間約200〜900バールの
    圧力の作用を受けさせることで成り、特許請求の範囲第
    1項に記載の物質成分の製造方法。 3、粒子状皮革の始動材料ははじめに、少くとも5分間
    、室温で、閉鎖ダイ内で、約500バール以上の初期圧
    の作用を受け、第2段階で、同一初期圧か、それ以下の
    圧力のもとに、即ち約200〜900バールの圧力のも
    とに閉鎖ダイ内で約50°〜250℃の温度に加熱され
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の方
    法。 4、事実上、諸実例に関連して説明したようなことを特
    徴とする、特許請求の範囲第2、又は第3項に記載の方
    法。 5、事実上諸実例に関連して説明したことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性物質成分。
JP20388086A 1986-09-01 1986-09-01 熱可塑性皮革材料とその製造方法 Pending JPS6363800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20388086A JPS6363800A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 熱可塑性皮革材料とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20388086A JPS6363800A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 熱可塑性皮革材料とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6363800A true JPS6363800A (ja) 1988-03-22

Family

ID=16481246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20388086A Pending JPS6363800A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 熱可塑性皮革材料とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6363800A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4505869A (en) Method for manufacturing wood-like molded product
JPS6141868B2 (ja)
JP2009013426A (ja) 熱可塑性樹脂を含む鉄粉圧縮製品及びその製法
US3923946A (en) Composite materials
EP3569647B1 (en) Method for preparing foamed thermoplastic polyurethane elastomer product
US4021380A (en) Expandable resin composition
US4838892A (en) Thermoplastic leather material and its preparation
US5009841A (en) Process for dewaxing injection molded metal pieces and for improving the properties thereof
JPS6363800A (ja) 熱可塑性皮革材料とその製造方法
JP2003183437A (ja) Rbc又はcrbcの微粉末が分散した合成樹脂発泡成型体、その製造方法及びその用途
CN104599834A (zh) 一种热塑性复合高分子粘结磁体的制造方法
JP2003165108A (ja) ケナフ茎片含有合成樹脂成形体及び該ケナフ茎片含有合成樹脂成形体の製造方法
US1536288A (en) Method of manufacture of rubber compound
US2902363A (en) Method of treating powdered metal
CS265223B2 (cs) Termoplastická hmota na bázi kolagenu a způsob její výroby
DD253788A5 (de) Thermoplastische stoffzusammensetzung und verfahren zur herstellung
JPH11130929A (ja) ポリビニルアルコールゲルおよびその製造方法並びに人工関節軟骨
US2449876A (en) Plastic compositions and process of making the same
JP2531515B2 (ja) 皮革様成形品の成形用ペレツト
US1746070A (en) Thermoplastic material and method of producing the same
CN86106307A (zh) 热塑性皮革材料及其制备
CN115466507B (zh) 一种低成本的尼龙弹性体发泡鞋底及其制备方法
US1596760A (en) Plastic composition material
RU2076879C1 (ru) Способ производства пористых резиновых формованных изделий
JP2628852B2 (ja) 超硬合金粉末の酸化防止方法