JPS6363442A - 核磁気共鳴断層像形成装置 - Google Patents

核磁気共鳴断層像形成装置

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JPS6363442A
JPS6363442A JP61206244A JP20624486A JPS6363442A JP S6363442 A JPS6363442 A JP S6363442A JP 61206244 A JP61206244 A JP 61206244A JP 20624486 A JP20624486 A JP 20624486A JP S6363442 A JPS6363442 A JP S6363442A
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JP
Japan
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nuclear
subject
coil
decoupling
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP61206244A
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English (en)
Inventor
純 長谷川
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は核(d気共鳴を利用して被検体の断層像を得
る核磁気共鳴断層像形成装置に関する。
「従来の技術」 先ず核磁気共鳴(NMR)を利用して断層像を得る従来
の主な方法(イメージング法)について述べる。現在用
いられているイメージング法には投影再構成法(Pro
jection Reconstruction法)と
、2D−FT法(スピンワープ法)とがある。
投影再構成法は均質な静磁場H0中に被検体を置き、第
5図に示すようにこの静磁場と同−向きで2方向におい
て磁場強度が変化している線形勾配磁場G8を印加しな
がら、90°パルスと呼ばれるRFパルス(高周波電磁
界)を加える。90゜パルスは一定の周波数ω。の高周
波電磁界を振幅変調してパルス状にしたものである。こ
の処理によって、z軸上の位置Zで2軸と直角な而(ス
ライス面)内で、 ω。=γ (H,÷G*Z) を満す核スピンが90°倒れて、ω。で動(回転座は系
のy′軸方向を向くことになる。γは磁気回転比である
。この平面が断層像のスライス面になり、この処理をス
ライス面を励起すると云う。
上の例では2方向での勾配磁場を加えた為にxy面がス
ライス面になったが、勾配磁場の方向を選ぶことにより
、任意の平面をスライス面とすることができる。スライ
ス面を選択する90°パルスから時間τの後に180°
パルスを加える。180゜パルスは90°パルスと同じ
様なRFパルスであるが、90’パルスの2倍角度だけ
核スピンを回転させる。180°パルスの働きによって
、時間2τの所で角周波数ω。の自由誘導減衰信号を発
生するスピン・エコーという現象が生ずる。このスピン
・エコー信号(自由誘導減衰信号)をデータとして収集
する。但し、この時にX方向勾配磁場G8とy方向勾配
磁場Gアとの合成によるθ方向の勾配磁場Goが加えら
れる。θ方向の位置をSとすると、収集したデータを周
波数分析すると、ω=T  (H@ +Go S) で与えられる角周波数分布が得られる。この分布は被検
体のθ方向への投影像となっている。従って、θを少し
づつ変えて、一回転(360’)すると、これらの投影
データからバンク・プロジェクション処理によって、画
像再構成を行うことができる。なお90°パルスと18
0’パルスとの間に、いわゆるディフェーズ用のX方向
勾配磁場Gx、とy方向勾配磁場G□とが印加される。
次に2D−FT法(Spin Warp法)について述
べる。2D−FT法にもいくつかの変法があるが、代表
的なもののパルスシーケンスを第6図に示す。
この方法が投影再構成法と異なる点は、スライス面を選
択励起した後に、X方向の勾配磁場G、のパルスを加え
てX方向に位相エンコーディングを与え、常に一定のX
方向勾配磁場(読み出し勾配)を加えながら、データを
収集し、X方向勾配磁場パルスの振幅(勾配)を変えて
いって、位相エンコーディングの量を調節し、繰返しデ
ータを収集し、収集したデータを2次元フーリエ変換す
るこにより、画像を得る点である。
「発明が解決しようとする問題点」 被検体中の例えばプロトンIH以外の核スピン、例えば
カーボン+3c等を画像化する際、カーボン13cの怒
度がプロトンより約2.5 Xl0−’と小さいので、
所望のS/Nを得る為、99%濃縮したInCを造影剤
として、被検体に投与することが考えられている。しか
し濃縮I30は非常に高価な為、大量に投与することは
画像化費用が高価になる。
「問題点を解決する為の手段」 この発明によれば、核磁気共鳴断層像形成装面において
、画像を形成するための特定の核スピンと結合した別の
核スピンを選択励起する周波数の高周波信号を発生する
デカップリング用送信機が設けられ、そのデカップリン
グ用送信機からの高周波信号を、前記特定の核スピンを
励起するため高周波パルス印加用コイルとは別のデカン
プリング用コイル手段へ供給して、その高周波信号電磁
界を被検体に印加して、被検体中の前記別の核スピンを
励起して前記特定の核スピンとの結合を断ち切り核オー
バーハウザー効果を生じさせる。
核オーバーハウザー効果が生じると前記特定の核スピン
の自由誘導減衰信号のS/Nが数倍上がり、例えば13
C等の造影剤の投与量、或いは所望のS/Nを得る為の
積算測定回数を減らすことが出来る。
「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示す、主静磁場H0を発生
する主電磁石13、X、  y、2方向の各勾配磁場G
、、G、、C,,をそれぞれ発生する勾配磁場作成コイ
ル14、高周波型6n波を送受する送受信コイル15が
、被検体が配される位置に設けられる。その被検体に主
静磁場H0が印加される。勾配磁場用電流増幅器16に
より波形形成回路17からのタイミング波形が増幅され
て電流として各勾配磁場作成コイル14に選択的に供給
される。その発生した勾配磁場は前記被検体に印加され
る。一方ンンセサイザ18に対しタイミング及び腰送波
周波数が設定され、シンセサイザ18からそのタイミン
グパルスが送信M19に与えられ、画像化しようとする
特定の核スピンを励起する周波数の搬送波がそのパルス
により振幅変調されて高周波パルスが整合、送受切替器
21を通じて送受信コイル15に与えられる。送受信コ
イル15から高周波電磁波が前記被検体に印加される。
送受信コイル15で検出された自由誘導減衰信号は整合
、送受切替器21を通じて受信機22で受信され、かつ
増幅検波され、その受信出力はタイミング制御1部23
を通じて計算機24に取込まれる。計算機24は制御部
23を通じて勾配磁場用増幅器16に対するタイミング
波形の供給、シンセサイザ18に対するタイミング周波
数の設定などを行う。
この発明においてはデカップリング用コイル25が設け
られ、デカップリング用コイル25にデカップリング用
送信8!126から高周波信号が供給される。デカップ
リング用送信機26の搬送波周波数、送信タイミングは
デカップリング用シンセサイザ27により制御され、シ
ンセサイザ27に対するタイミング及び周波数の設定は
計算機24からタイミング制御部23を通じて行われる
送受信コイル15及びデカップリング用コイル25がそ
れぞれ発生する電磁界は互いに直交し、両コイル15.
25の電磁気的結合がなく、デカップリング送信を行う
際、送受信コイル15にデカップリング用コイル25の
fi iff界が吸収されることなく、所望のスライス
面内の核スピンを均等にデカップルすることが望ましい
。この点から例えば、被検体を内包する大きさの径の異
なる空1’1共振型コイルを直交して配置することが望
ましい。
空胴共振型コイルの1例を第2図及び第3図に示す。送
受信コイル15は環状導体28.29が軸方向にずらし
て設けられ、環状導体28.29間にわたって、誘電体
層30a、30bを介して、導線 33〜36が配され
、導線34と環状5体28に端子31.32が設けられ
る。
端子31.32より高周波信号を印加すると、導線33
.34に流れる電流33a、34bと導線35.36に
流れる電流35a、36aとは逆向きになる。これら導
線33.34,35.36に流れる電流により発生する
磁界33b、34b。
35b、36bは第3図に示すように、コイル15の内
側で合成されてほぼ均一磁界に近くなる。
導線33,34間及び35.36間のそれぞれコイル軸
心37に対し60°前後に設定すると、コイル内部の磁
界38の空間的均一性が最も良くなり、コイル外部で電
磁界が発散する傾向が少ない。
デカップリング用コイル25は送受信コイル15の内側
に同軸心的に配され、角度的に90度ずらされている。
従ってデカップリング用コイル25の端子41.42間
に高周波電流を流すと、導線43〜46に流れる電流に
より、第3図に実線で示すように、コイル15.25内
に、磁界38と直交した磁界47が発生する。
次に核オーバーハウザー効果を生じさせるためのシーケ
ンスの例を第4図に示す、カーボン+30を画像化した
い場合は、Iff(と結合しているプロトン1Hの核磁
気共鳴周波数と同一の周波数の高周波電流をデカップリ
ング用コイル25へ供給し、被検体にデカップリング用
高周波電磁界を照射する。これにより被検体中のIHス
ピンを飽和させ、つまり高エネルギーのスピンと低エネ
ルギーのスピンとの数を等しくして、′Hスピンと13
Cスピンとのスピン結合を切り離す。
その後、デカップリング用高周0jL’tVi界の照射
を切り、その直後に、勾配磁場G、と、スライス選択高
周波パルス(90°パルス)とを被検体に印加してスラ
イス面の1Hスピンを選択11起し、以後位相エンコー
ディングや投影再構成法によりイメージングデータ、つ
まり自由誘導信号を収集する。
この時、必要に応じてデカップリング用高周波電磁界の
照射をオン−オフさせることにより、広帯域18デカツ
プリングを行い、核オーハーハウザー効果を一層向上さ
せることが出来る。
+30スピンの場合、1Hスピンとのデカップリング(
結合の切り離し)を行った場合と、そうでない場合との
信号強度比は、 シフナル強度(’n  デカップルなし)      
 2γ。
となり、3倍近<+30スピンの自由誘導信号のS/N
が上ることになる。T、は1Hスピンの磁気回転比、T
oは+30スピンの磁気回転比である。
なお、第4図に示したようにデカップリング用高周波電
磁界を励起用高周波パルスの前までしか照射しない場合
は、コイル15とコイル25とを兼用してもよい。デカ
ップリング用高周波電磁界は90°パルスを照射する時
も、またその後も照射してもよく、コイル15.25と
はその発生した磁界を必ずしも直交させなくても、周波
数の差により受信自由誘導信号を選択してもよい。
デカップリング用コイル25を送受信コイル15の外側
に配してもよい。
「発明の効果」 以上述べた襟に、この発明によれば感度の低い核スピン
の画像形成を行う際、デカップリング用高周波電磁界を
印加して咳オーバーハウザー効果を生じさせ、目的とす
る核スピンの自由誘導信号のS/Nを向上させて画像形
成することが出来る。
これにより画像形成時の積算測定回数及び造影剤の投与
量を凍らすことが出来る。
4.12]面の筒車な説明 第1図はこの発明の装置の構成例を示すブロック図、第
2図は空耳同共振型コイル15.25を示す斜視図、第
3図はコイル15.25の発生させる磁界を示す図、第
4図はこの発明による装置で核オーバーハウザー効果を
生しせしめる為、デカップリング照射を行うシーフェン
スを示す図、第5図は投影再構成法のシーフェンスの例
を示す図、第6図は2次元フーリエ法(スピン・ワープ
法)のンークエンス例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体を静磁場中に置き、高周波電磁界を、第1
    コイルによりその被検体に照射し、その被検体の特定の
    核スピンを励起し、その核磁気共鳴信号を検出して上記
    被検体における核磁気共鳴と対応した画像を形成する核
    磁気共鳴断層像形成装置において、 上記特定の核スピンと結合した別の核スピンを選択励起
    する周波数の高周波信号を発生するデカップリング用送
    信機と、 そのデカップリング用送信機からの高周波信号が供給さ
    れ、上記被検体中の上記別の核スピンを励起して上記特
    定の核スピンとの結合を断ち切り核オーバーハウザー効
    果を生じさせるコイル手段とを具備することを特徴とす
    る核磁気共鳴断層像形成装置。
JP61206244A 1986-09-02 1986-09-02 核磁気共鳴断層像形成装置 Pending JPS6363442A (ja)

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