JPS6363303B2 - - Google Patents

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JPS6363303B2
JPS6363303B2 JP54501988A JP50198879A JPS6363303B2 JP S6363303 B2 JPS6363303 B2 JP S6363303B2 JP 54501988 A JP54501988 A JP 54501988A JP 50198879 A JP50198879 A JP 50198879A JP S6363303 B2 JPS6363303 B2 JP S6363303B2
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    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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    • B23K9/24Features related to electrodes
    • B23K9/28Supporting devices for electrodes
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Description

請求の範囲 1 電流接触チツプを通して肉盛り被処理物品の
面に溶接棒を送り、この溶接棒と被処理物品の面
との間において電弧を発生させて溶接棒の端に溶
滴を形成し、シールドガスを溶接棒溶融領域に送
り、その後電流接触チツプに物品の面の方向への
一時的な加速運動を与えて上記面上に溶滴を落下
させる段階から成る消耗溶接棒の溶滴による電弧
気体遮蔽肉盛り方法において、溶滴を有する溶接
棒が或る速度に達するまで、電流接触チツプと一
緒に上記溶接棒にも一時的な加速運動が与えら
れ、上記速度においては溶滴の運動エネルギが溶
接棒から溶滴を分離させるのに充分なエネルギを
越えており、その後溶接棒を有するチツプが静止
バリヤーと衝突して突然停止し、溶滴を溶接棒か
ら慣性力により分離することを特徴とする、消耗
溶接棒の溶滴による電弧気体遮蔽肉盛り方法。
2 溶接棒を有するチツプが一定の加速度で移動
されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の
方法。
3 溶接棒を有するチツプが0.2〜3.0m.p.s.の速
度に達するまで10〜200m.p.s2.の加速度で移動さ
れることを特徴とする請求の範囲第2項記載の方
法。
4 肉盛り被処理物品の面に消耗溶接棒を送る機
構と、シールドガスをノズル自体の腔部に供給す
る流入管を備え且つ上記シールドガスを溶接棒溶
接領域に指向する孔を有するノズルが設けられて
いる本体と、上記ノズル内に収納され且つ溶接棒
が通過する孔が設けられている電流接触チツプ
と、物品の面の方向にノズルに沿つて加速度を伴
つてチツプを一時的に移動させる駆動部とから成
る消耗溶接棒の溶滴による電弧気体遮蔽肉盛り装
置において、上記チツプがノズル8に沿つて移動
している間にこのチツプ2の移動を制限する制限
部材27と、溶滴4を有する溶接棒1を把持する
と共にノズル8に対して一時的な加速運動を上記
溶接棒1およびチツプ2に与える溶接棒ホルダー
18とを備え、この溶接棒ホルダー18はチツプ
2および上記駆動部12と堅固に接続しているス
リーブ19と、このスリーブ19内に配置されて
いる溶接棒把持部材23を有しており、さらに溶
接棒送り機構6と接続され且つ上記把持部材23
に作用しこの把持部材を解放させるように取り付
けられている押し材24とを備え、上記押し材2
4はスリーブ19内に設けられて把持部材23に
衝合すると共に溶接棒送り機構6の延長部材25
と作用的に接続されたことを特徴とする消耗溶接
棒の溶滴による電弧気体遮蔽肉盛り装置。
5 チツプ2の運動を制限する制限部材27がチ
ツプ2上の肩部28と、この肩部28付近におけ
るノズル8の内側面上の凹部29との形に形成さ
れていることを特徴とする請求の範囲第4項記載
の装置。
6 溶接棒ホルダー18がチツプ2と一体的に形
成されていることを特徴とする請求の範囲第4項
または第5項に記載の装置。
7 溶接棒送り機構6が可動部材31と、溶接棒
1を把持すると共に溶融領域に溶接棒を移動させ
る第2溶接棒ホルダー32とを有する駆動ユニツ
ト30の形に構成され、上記駆動ユニツト30お
よび上記第2溶接棒ホルダー32は本体7の内部
に配置され、第2溶接棒ホルダー32は溶接棒1
の送り方向に対して溶接棒ホルダー18の後方に
配置され、さらにこの第2溶接棒ホルダーは溶接
棒1の上部を把持する把持部材40を内部に有し
て該第2溶接棒ホルダー内に固着されたスリーブ
38と、駆動ユニツト30の可動部材31に堅固
に接続されていると共に把持部材40に衝合状に
作用しこの把持部材を開放させるように取り付け
られた押し棒41と、スリーブ38内において把
持部材40を支承しかつスリーブ38から下方に
移動しこれにより溶接棒ホルダー18の押し材2
4に作用するように押し材24に堅固に接続した
溶接棒1用スプリング荷重ガイド42とを有する
ことを特徴とする請求の範囲第4項から第6項ま
でのいずれか1項に記載の装置。
8 第2溶接棒ホルダー32の押し棒41には環
状突起44が設けられ、且つこの突起44と上記
第2溶接棒ホルダー32のスリーブ38の突合せ
端部との間にはスプリング45が介在されている
ことを特徴とする請求の範囲第7項記載の装置。
9 第2ノズル46の端部が溶接材1の送り方向
にノズル8の作業孔の直径の0.05〜0.1倍の距離
だけノズル8の端部より延伸され且つ肉盛り操作
中物品3の面上に載置されるように、上記ノズル
8を包囲し且つ絶縁スペーサー47を介してノズ
ルに固着されている第2ノズル46をさらに含む
ことを特徴とする請求の範囲第4項から第8項ま
でのいずれか1項に記載の装置。
10 第2ノズル46にシールドガスを排出する
少くとも1つの孔50が設けられていることを特
徴とする請求の範囲第9項記載の装置。
11 第2ノズル46が、溶接棒1の溶融領域を
密封するためにこのノズルの周囲に配置された弾
性リング51を有することを特徴とする請求の範
囲第9項記載の装置。
技術分野 本発明は溶接方法および装置に関し、さらに詳
しくは消耗溶接棒の溶滴による電弧気体遮蔽肉盛
り(surfacing)方法およびこの方法を実施する
ための装置に関する。
本発明は電気工学および器具製造において開閉
装置を作る際に使用する接触ホルダー上に電気接
点を設ける場合に最もよく利用されるものであ
る。
さらに本発明は、高温はんだ、低温はんだ、お
よびスチールのような材料から作られた消耗溶接
棒のそれぞれの溶滴によつて種々の物品を溶接お
よびはんだ付けするのに使用されるものである。
背景技術 溶滴肉盛りの能率および性能は、溶接棒からの
溶滴の分離を制御し且つ肉盛り被処理物品の面上
に溶滴を運ぶ方法の場合、溶接棒の融解速度にか
なり左右される。
溶滴分離の工程および物品面への溶滴搬送を制
御する問題は、接触ホルダー上に接点を形成する
場合に特に重要である。
接触ホルダー上に接点を形成する方法は多くの
欠点を有することがこの技術分野において知られ
ている。従つて、接触ホルダー上に接触プレート
をリベツト締めすることにより接点を形成する広
く行き渡つている方法は、充分に安定性のある接
触抵抗を与えることができない。なぜならば操作
中にリベツト締めされた接点が分離し、接触プレ
ートと接触ホルダーとの間の接触面積が変化する
ためである。
さらに、上記の方法は多くの労働力を必要と
し、且つ接触プレートを製造するのに用いる白
金、金および銀のような貴金属を大量に消費す
る。接触プレートを切断する工程およびリベツト
締めにより接触プレートを接触ホルダーに固着す
る工程における貴金属の重量損失は、正規の接触
プレート重量の25〜40%以上にもなる場合があ
る。
接触プレートを接触ホルダー上にはんだ付けす
ることは、信頼性の高い接触接続を提供するけれ
ども、このような信頼性は常温の時にのみ得られ
るにすぎない。高温度においてはんだ付けされた
接点は使用中に信頼性を失う。この方法はまた労
働力を必要とする。さらに、接点をはんだ付けす
ることは容易に自動化することが不可能であり、
従つて作業能率は比較的低い。
電気接点を形成するため、抵抗溶接および特に
点溶接によつて接触プレートを接触ホルダー上に
固着させることを含む方法もまた利用されてい
る。この方法は高能率性および容易に自動化でき
るという特徴を有するが、接触プレートと接触ホ
ルダーとの間の接続溶接に高い強度および信頼性
を与えることができない。なぜならば点溶接の面
積が接触プレートの面積よりずつと小さいからで
ある。さらに、この方法によつて作られた点溶接
の性能を制御することが困難である。
現在、電気接点を接触ホルダー上に形成する最
も効果的な技術は電弧肉盛りを含む方法であり、
この方法は上記の方法と比較して接触接続の強度
および信頼性ならびに接触抵抗の安定性をかなり
増加させ、さらに貴金属材料の消費を減少させ且
つ充分自動化を可能にするものである。
電弧消耗溶接溶滴肉盛りの公知の方法(ソ連特
許第260768号/1970)は、消耗溶接棒を電流接触
チツプを通して肉盛り被処理物品の面に向けて一
定速度で送り、溶接棒と物品の面との間でアーク
を発生させて溶接棒の端に溶滴を形成し、溶接棒
に沿つて且つ溶接棒送り方向と反対の方向にチツ
プを移動させて物品の上記面上に向けて溶滴をそ
の端から分離させることから成つている。アーク
発生電流の大きさ、溶接棒供給速度、および電流
接触チツプの端と物品の面との間の距離は、溶滴
を電流接触チツプの端に形成するように選ばれ
る。
溶接棒溶融開始時点において、その融解速度は
溶接棒の送り速度より大きく、このため溶融小
滴、即ち溶滴はノズル端部に近ずき、ここで冷却
される。なぜならば電流接触ノズルが熱除去手段
として作用するからである。電流接触ノズルによ
る熱の除去作用は溶接棒の融解速度を部分的に低
下させる。
溶接棒溶融速度は溶接棒の送り速度に等しくな
り、それまでの間溶滴はずつとノズルの端に位置
している。溶接棒が前進するにつれて溶滴の大き
さは連続的に増加し、要求した質量に溶滴が達し
た後、ノズルは溶接棒の送り方向と反対の方向に
溶滴から移動される。この結果、溶滴は冷却を停
止し、その温度は急に上昇し、分離に対する抵抗
は減少して、物品の面上に落下する。
上記方法を実施する装置は、肉盛り被処理物品
の面方向に消耗溶接棒を一定速度で送る手段と、
電流接触ノズルと、溶接棒に沿つて電流接触ノズ
ルを往復運動させる駆動部材とから成る〔タラソ
ブ、スレサレブ、クリストフオロブ(Tarasov
N.M.,Slesarev B.A.,Khristoforov B.M.)、
ノバヤ・テクノロギヤ・コムプレクスノヤ・メカ
ニザチヤ・イ・アブトマチザチヤ・スバロクノ
ゴ・プロイズボドストバ(Novaya
tekhnologiya kompleksnaya mekhanizatsiya
i avotomatizatsiya svarochnogo
proizvodstva)、テクニカ(Teknika)、キーブ
(Kiev)、アーゴンノードウゴバヤ・ナプラブ
カ・エレクトリヒエスキク・コノタクトブ
(Argonnodugovaya naplavka electricheskikh
kontactov)、p.62〜65,1977〕。
上記方法およびこの方法を実施するための装置
は、溶滴の質量が溶滴の制御不可能な(自発的
な)分離を生じる値の近くにある時にのみ、溶滴
の質量の安定性を改良することができる。
ここで「制御不可能な分離のための溶滴質量」
とは、溶滴の重力が溶接棒の端に溶滴を保持する
力の合計値を越える質量を意味する。
このような方法および装置は制御不可能な分離
に必要な質量より小さい質量を有する溶滴につい
ては良好な分離を提供することができず、従つて
分離される溶滴の質量の制御可能な範囲はかなり
制限される。
また、溶滴による電弧消耗溶接棒肉盛りの公知
の方法(CzSR特許第116410号、国際分類2B23K
9/121970)は、電流接触ノズルを通して肉盛り
被処理物体の面に向けて消耗溶接棒を送り、溶接
棒と物品との間で電気スパークを発生させて溶接
棒チツプ上に溶滴を形成し、溶滴を溶接棒から分
離するのに必要なエネルギを越えない溶滴運動エ
ネルギの速度で溶滴を有する溶接棒を上記面に向
けて一時的に移動させ、その後溶滴を分離させ且
つ物品の面上に落下させる。この操作は溶滴を有
する溶接棒に溶接棒送り方向と反対方向の加速運
動を与えることにより行なわれることから構成さ
れている。
上記方法はこの技術分野において公知の装置
(ソ連特許第526468号、国際分類B23K 9/13,
1976)を使用して実施され、この装置は肉盛り被
処理物品の面に消耗溶接棒を送る手段と、上記物
品の面から所定の距離にわたつて離れて固定され
た電流接触チツプとから構成されている。上記溶
接棒送り手段はカム盤を含み、このカム盤は溶接
棒の供給速度を決定するものであり且つ回転駆動
部と電流接触チツプに沿つて往復運動可能に設け
られた溶接棒ホルダーとに接続されている。カム
盤の外形は半径を断続的に小さくさせて形成され
ている。溶接棒ホルダーと電流接触チツプとの間
に設けられたスプリングは、溶接棒保持手段とカ
ム盤との間の接触を連続的に保持している。
操作中、回転しているカム盤は溶接棒ホルダー
およびこのホルダーによつて把持された溶接棒に
肉盛り被処理物体の面方向への一時的な運動を与
える。同時に、溶接棒と上記面との間でスパーク
が発生され、このスパーク発生の結果、溶滴が溶
接棒のチツプ上に形成される。
カム盤が溶接棒ホルダー上のノツチと共に作用
する時、溶接棒ホルダーは運動の変化を生じる。
スプリング作用下の上記ホルダーは溶接棒送り方
向と反対の方向に加速的に移動し始め、これによ
り溶滴を溶接棒から分離させ且つこの溶滴を物品
の面上に落下させ、この移動の加速度はスプリン
グ特性によつて決定される。
上記方法および装置は広範囲にわたつて溶滴の
質量を制御することができ、これにより制御不可
能な分離の場合の溶滴の質量と比較し、かなり小
さな質量を有する溶滴を形成することができる。
しかしながら、上記方法および装置は溶滴をサ
ーフエーシング被処理物品の面上に正確に移送さ
せることができない。なぜならば溶滴が溶接棒か
ら分離する時、溶接棒がその送り方向と反対の方
向に移動しようとしている間に上記溶滴もまた溶
接棒と同じ方向にこの溶滴を移動させる運動パル
スを受けるからである。このことは物品の面に向
かう溶滴落下通路をゆがめることになる。さら
に、操作中溶滴の質量を要求した値にすることは
不可能である。なぜならば溶滴の分離時におい
て、その溶滴の一部分が溶接棒に残存しているか
らである。
ソ連特許第453008(国際分類B23K 9/12,
1976)は消耗溶接棒の溶滴による電弧気体遮蔽肉
盛り方法を開示している。この方法は、電流接触
チツプを通して肉盛り被処理物品の面に消耗溶接
棒を送り、溶接棒と物品の面との間で電気アーク
を発生させて、溶接棒端部に溶滴を形成し、溶接
棒融解領域に遮蔽気体、即ちシールドガスを供給
し、その後上記チツプを物品の面の方向に一時的
に移動させることから成つている。チツプは溶接
棒に沿つて上記方向に移動している間に溶滴を突
き出し、これにより溶滴を物品の表面上に投下
し、その後チツプはその初期位置に戻る。溶接棒
に沿うチツプの移動速度を変えることにより、物
品の面に向かう溶滴の移動速度が変えられる。溶
接棒供給速度を変えることにより、またチツプ衝
撃振動数を設定することにより、溶滴の質量は広
範囲にわたつて変更することができる。
上記の方法は次の装置を使用することにより実
施され、この装置は肉盛り処理される物品の面に
向けて消耗溶接棒を送る手段と、ノズルの腔部に
シールドガスを供給する流入管および溶接棒融解
領域に上記ガスを指向する孔を有するノズルを設
けた本体とから成つている〔1977年にモスクワに
おいて発行された「ポビシエニ・プロイズボジテ
ルノスチ・イ・カチエストバ・ナプラボクニ・ラ
ボト・プリ・レモンテ・イ・イスゴトブレニイ・
デタレイ・マシン・イ・メクハニツホブ」
(Povyshenie proizvoditelnosti i
katschestva naplavochnyh rabot pri remonte
i isgotovlenii detalei mashin i
mekhanizmov)」、モスクバ(Moskva)、モスコ
ブスキイ・ドム・ナウクノーテニチエスコイ・プ
ロパガンデイ・イム・エフ・イー・ドザードジン
スコゴ(Moskovskiy dom
nauchnotehnicheskoi propagandy im.F.E.
Dzerdzinskogo):エヌ・エム・タラソブ・イ・
ビー・アイ・スレサブ(N.M.Tarasov i B.A.
Slesarev)、「エレクトロドウゴバヤ・ナプラブ
ヤ・エレクトリチエスキー・コンタクトブ
(Elektrodugovaya naplavka elektricheskih
kontaktov)」、p.141〜146、特にp.142〕。
上記装置は電流接触チツプを含んでおり、この
チツプの内部にはノズルおよび溶接棒が通過する
孔が設けられており、またこの電流接触チツプは
往復運動する駆動部に接続されており、この駆動
部は肉盛り被処理物品の面の方向にノズルに沿う
加速運動を上記チツプに与える。このチツプには
戻しばねが設けられている。
上記方法および装置は物品の面上に溶滴をかな
り正確に移送することができる。しかしながら、
チツプによつて溶滴を分離させる時、チツプと接
触する溶滴の一部が冷却され、この結果上記溶滴
の一部の粘度が増加し、この一部溶滴が溶接棒に
保持され、これにより肉盛り処理中の溶滴質量の
制御は不安定であり且つ不正確なものとなる。
さらに、この方法は溶滴の直径が溶接棒の直径
の少くとも1.5〜2倍である時にのみ上記電流接
触チツプにより溶滴を確実に分離することができ
る。さもないと、溶接棒に沿つて移動するチツプ
は溶滴を分離することなくその溶滴を通過してし
まう。従つて、溶滴質量を変更する範囲は制限さ
れている。
発明の開示 本発明は消耗溶接棒の溶滴による電弧気体遮蔽
肉盛り方法およびこの方法を実施するための装置
を提供するもので、この発明によれば肉盛り被処
理物品の面上への溶接棒端部からの溶滴の分離現
象を変えることにより、分離溶滴の質量は広い制
御範囲にわたつて安定し、且つ溶滴を物品面上の
所定位置に正確に落下さすことができる。
本発明の目的は、電流接触チツプを通して肉盛
り被処理物品の面に溶接棒を送り、この溶接棒と
被処理物品の面との間において電弧を発生させて
溶接棒の端に溶滴を形成し、シールドガスを溶接
棒溶融領域に送り、その後電流接触チツプに物品
の面の方向への一時的な加速運動を与えて上記面
上に溶滴を落下させる段階から成る消耗溶接棒の
溶滴による電弧気体遮蔽肉盛り方法において、本
発明によれば溶接棒および溶滴が或る速度に達す
るまで、一時的な加速運動が溶滴を有する溶接棒
にも与えられ、上記速度においては溶滴の運動エ
ネルギが溶接棒から溶滴を分離させるのに充分な
エネルギを越えており、その後チツプおよび溶接
棒が静止バリヤーと衝突して突然停止し溶滴を溶
接棒から慣性力により分離することにより達成さ
れる。
このような肉盛り工程の間、溶滴はチツプと殆
んど接触せず、それ故また殆んど冷却されること
がない。このことは溶滴の分離の信頼性を高める
と共に物品の面上に実際すべての溶融金属を移送
することができ、これにより溶滴質量制御がより
安定に且つより正確に成し遂げられる。
静止バリヤーと衝突することによりチツプおよ
び溶接棒の移動を突然停止させるため、溶滴の分
離の信頼性はその質量によつて左右されず、特に
溶接棒の直径に対する溶滴の直径の割合によつて
左右されない。このため、溶滴は各制御作用に答
えて対応する質量を有することができ、この結
果、溶接棒の直径を越える直径を有する溶滴のみ
ならず溶接棒の直径を越えない直径の溶滴もまた
分離することができる。これにより溶滴質量制御
範囲が拡大される。
さらに、このような肉盛り工程は肉盛り被処理
物品の面方向に指向させる加速運動を溶滴に与
え、この指向運動は溶接棒の移動を突然停止させ
る結果として溶接棒から分離された後の溶滴の落
下通路を決定する。このことは物品の面上の所定
位置へ溶滴を正確に落下させることを改良する。
電流接触チツプおよび溶接棒に一定の加速度の
運動を与えることは好都合である。なぜならばこ
のことによりチツプおよび溶接棒を上記速度まで
加速する間に、より安定した形の溶滴が得られる
からである。この利点は溶滴の自由面の振動がよ
り小さく且つ溶接棒の軸線方向からの溶滴のずれ
がより小さいために生ずる。従つて、溶滴の質量
制御の正確性および物品表面への溶滴落下の正確
性が改良される。
チツプおよび溶接棒の速度が0.2〜3.0m/sに
達するまで、これらに10〜200m.p.s.2の一定加速
度を加えることが望ましい。このような加速度お
よび速度は、溶接棒を有するチツプを加速させる
ために且つ異なつた質量の溶滴を分離するために
最も望ましい条件を与える。
もし加速度が10m.p.s.2以下であり速度が0.2m.
p.s.以下である場合、溶滴がたとえかなりの質量
を有していたとしても、上記溶滴の分離は安定し
たものではない。また加速度が200m.p.s.2より大
きく且つ速度が3m.p.s.より大きい場合、溶滴は
かなりゆがめられ且つ破砕され、この結果溶接棒
金属は飛散し、大きな損失を生じる。
また本発明の目的は、肉盛り被処理物品の面に
消耗溶接棒を送る機構と、シールドガスをノズル
自体の腔部に供給する流入管を備え且つ上記シー
ルドガスを溶接棒溶接領域に指向する孔を有する
ノズルが設けられている本体と、上記ノズル内に
収納され且つ溶接棒が通過する孔が設けられてい
る電流接触チツプと、物品の面の方向にノズルに
沿つて加速度を伴つてチツプを一時的に移動させ
る駆動部とから成る消耗溶接棒の溶滴による電弧
気体遮蔽肉盛り用装置において、本発明によれば
チツプがノズルに沿つて移動している間にこのチ
ツプを停止させる制限部材と、溶接棒を把持する
と共にノズルに対して一時的な加速運動を上記駆
動部からチツプに伝達する溶接棒ホルダーとを備
え、この溶接棒ホルダーはチツプおよび上記駆動
部と堅固に接続しているスリーブおよびこのスリ
ーブ内に配置されている溶接棒把持部材を有して
おり、さらに溶接棒送り機構と接続され且つ把持
部材に作用しこの把持部材を解放させるように取
り付けられている押し材とを備え、上記押し材が
スリーブ内に設けられて把持部材に衝合すると共
に溶接棒送り機構の延長部材に作用的に接続され
ていることにより達成される。
シールドガスの下で消耗溶接棒による電弧溶滴
肉盛り用の上記のような構成装置は、上記チツプ
を移動させる駆動部によつて溶接棒およびチツプ
を加速させることによつて溶滴を加速させ、この
場合上記加速運動は溶接棒ホルダーに伝達され、
その後、上記チツプがノズルに沿つて移動してい
る時、制限部材によつてチツプおよび溶接棒が突
然停止される。この溶滴はチツプと殆んど接触せ
ず、それ故また殆んど冷却されず、それ故溶接棒
に与えられた制御作用に答えて高い信頼性のある
溶滴分離が得られ、且つ肉盛り処理される物品の
面上にほぼすべての溶融金属を確実に移送するこ
とができる。
溶接棒およびチツプをノズルに沿つて加速して
いる時、溶接棒ホルダーは溶接棒がチツプに沿つ
て滑動するのを妨げている。溶接棒ホルダー中に
配置された押し材は、必要に応じて、例えば溶接
棒を取り替える時、把持部材を開放するために使
用される。
上記制限部材によつて溶接棒を有するチツプを
突然停止させることは、加速中に溶滴が得る運動
エネルギの最も効果的な利用法であり、これによ
り溶滴が溶接棒から慣性力により確実に分離され
る。
チツプ上の肩部および肩部付近におけるノズル
の内側面上の凹部の形に上記制限部材を作ること
は好都合である。
このように構造上比較的簡単な制限部材は、操
作において充分信頼性があり、且つチツプがノズ
ルに衝突する結果「チツプ―溶接棒ホルダー―溶
接棒」の系の移動を即座に停止させる。この場
合、溶接棒の端における溶滴に対する上記系の縦
振動が減少し、これにより溶接棒の端まで衝撃作
用を容易に伝達する。
溶接棒ホルダーをチツプと一体的に形成するこ
とは好都合である。このような装置の変更例はチ
ツプの孔および装置の他の案内孔における溶接棒
の変形を減少させる。なぜならばこの場合、溶接
棒に対する運動は押し型の溶接棒でなくて引き型
の溶接棒によつて与えられるからである。このこ
とは硬度の低い溶接棒、特に二錫鉛ワイヤの溶接
棒を使用する場合に特に重要である。また、この
ような構成は本発明装置をさらに小型化している
ということは注目すべきである。
可動部材を有する駆動ユニツトと、溶接棒を把
持すると共にこの溶接棒を融解領域に送る第2溶
接棒ホルダーとの形に溶接棒送り機構を形成する
ことは好都合であり、これら駆動ユニツトおよび
第2溶接棒ホルダーの両方は上記本体内に配置さ
れる。第2溶接棒ホルダーは溶接棒の送り方向に
且つ上記溶接棒ホルダーの後方に配置されてい
る。さらに第2溶接棒ホルダーは、内部に、溶接
棒の上部を把持する把持部材を有しかつ第2溶接
棒ホルダー内に固着されたスリーブと、駆動ユニ
ツトの可動部材と堅固に接続し且つ把持部材を解
放させるためにこの把持部材に衝合的に作用する
ように設けられた押し棒と、スリーブ内において
把持部材を支承しかつスリーブから下方に移動し
溶接棒ホルダーの押し材に作用するように押し材
に堅固に接続した溶接棒用スプリング荷重ガイド
とを有している。
このような構造の装置は所定の力で溶接棒を送
ることを可能にし且つこれによりその運動に対す
る抵抗力が突然増加する場合に生じる溶接棒のゆ
がみを防止することができる。このような溶接棒
の運動に対する抵抗の増加は、溶接棒の移動距離
が溶接棒の端と物品の面との間の距離に等しくな
いか、あるいはその倍数でない時に溶接棒が物品
の面を押すまで、溶接棒を物品の面に向けて移動
している時に生ずる。溶接棒が物品の面と接触す
るまでこの溶接棒を移動させることは、例えば短
絡により電弧を発生させるのに必要である。さら
に、溶接棒運動に対する抵抗はチツプの孔に溶接
棒を押し込むことによつて生じる。
上記のすべての場合において、駆動ユニツトと
第2溶接棒ホルダーの押しロツドとの間の堅固な
接続のために、且つ上記ロツドをスリーブから外
部に移動させ溶接棒ホルダーの押し材に作用する
ことができるために、溶接棒ホルダーの把持部材
が解放され、この結果溶接棒に対する機械的作用
が終わる。この場合、溶接棒に及ぼす力は第2溶
接棒ホルダーの把持部材に対してガイドを押圧し
ているスプリングによつて制限される。
溶接棒の変形を防止することは溶接棒の軸線方
向からの溶滴のずれを減少させ、このことは物品
の面への溶滴の位置決定をより正確なものとする
ことに通じる。
第2溶接棒ホルダーの押しロツドに環状突起を
設けることが可能であり、また上記肩部とこの肩
部のスリーブの突合せ端部との間にスプリングを
設けることが可能であり、これにより溶接棒の力
の制御範囲が拡大される。
ガイドを把持部材に押圧している力は、溶接棒
の力のみならず溶接棒を把持部材によつて把持し
ている把持もまた考慮して選ばれなければならな
い。上記把持力は大きすぎてはならない。なぜな
らば把持力が大きすぎると溶接棒の面がゆがむか
らである。殆んどの場合、溶接棒はゆがめられ
る。殆んどの場合、溶接棒把持力は溶接棒移動力
より少なくなければならず、このことは溶接棒移
動力の低下を必要としている。
押しロツドの肩部とスリーブの突合せ端部との
間に介在された追加スプリングの存在ために、把
持部材によつて与えられる溶接棒把持力にかかわ
らずこのスプリングによつて与えられる溶接棒把
持力にかかわらずこのスプリングによつて与えら
れる力を考慮して溶接棒移動力を選ぶことが可能
である。これにより溶接棒を移動させるために、
より大きな力を使用することが可能になり、この
ことは例えば、溶接棒が物品の面を押すまでその
面に向かつて移動される場合に要求される。
この装置のノズル周囲に第2ノズルを追加的に
設けることは好都合であり、ノズルと第2ノズル
との間に絶縁スペーサーを介して第2ノズルがノ
ズルに固着され、この場合、第2ノズルの端部は
ノズルの孔の直径の0.05〜0.1倍の距離にわたつ
て溶接棒の送り方向にノズルの端部より延長され
且つサーフエーシング処理中物品の面上に載置さ
れている。
このような本発明の装置の構造のため、物品の
加熱領域が限定され、サーフエーシング被処理物
品は品質の良好な面を得ることができる。
これに関連して、物品面上の加熱領域を限定す
るために通常ノズルはノズルの端部ができるだけ
上記面に接近するように配置される、ということ
は注目すべきである。この場合、物品面上の加熱
領域はこのノズルの孔の直径によつて決定され
る。サーフエーシング処理される物品上に直接ノ
ズルを配置させることは最も上記領域を限定する
ことになるけれども、この場合ノズルは物品を通
して電気回路内に接続され、これにより電弧は物
品からノズルに移動する。この結果、物品の面は
必要な温度まで加熱されず、且つ上記面上に落下
する溶滴は好適にその面に付着し得ない。
ノズルから電気的に絶縁され且つ肉盛り中物品
の面上に載置されている第2ノズルの存在のため
に、ノズルは物品の面から離れて配置することが
でき、これによりアークがノズルに移動すること
を防止することができる。
溶接棒の送り方向にノズルの端部からノズルの
端部までの延長部分の上記距離は最適の値であ
る。もしこの延長距離がノズルの孔の直径の0.1
倍より大きいならば、物品の加熱領域は増加し且
つこのノズルの孔の直径によつて左右されなくな
り、これにより物品面の品質は悪影響を受ける。
上記延長距離が第1ノズルの作業孔の直径の
0.05倍以下の場合、金属蒸気により物品およびこ
のノズル間の間隙を架橋(bridging)する結果、
電弧がノズルに移動する。この場合上記ノズルが
電気回路内に配置されることになる。
本発明の装置は別の形にいろいろと構成され得
る。例えば、第2ノズルにシールドガスを放出す
る少くとも1つの孔を設けた変更例が可能であ
る。この変更例はシールドガスの指向した流れを
作り出し、肉盛り被処理物品の材質上にアークの
作用により生じた生成物を加熱領域から除去す
る。
このような本発明の装置の変更例は、加熱領域
における陰極から酸化物被膜を適切に除去する必
要のある材料、例えば黄銅あるいは合金鋼のよう
な材料から作られた物品を肉盛り処理するのに望
ましいものである。
本発明は、第2ノズルに弾性リングをその周囲
に設け溶接棒融解領域を密封する装置にさらに変
更可能である。この変更例はシールドガスの消費
を減少させ且つ第2ノズルの突合せ端部と物品の
面との間からシールドガスが逃散するのを防止
し、これにより上記面の加熱を除外する。
このような装置の変更例は、白銅(white
copper)あるいはキユプロニツケルのような材
料から作られた物品およびめつきした物品を肉盛
りする場合に好都合であり、このような材料はあ
まり清浄する必要のないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明による肉盛り工程の
それぞれの段階を概略的に表わす。即ち、第1図
は物品の面に向つてチツプから所定の長さ押し出
された溶接棒による肉盛りの初期段階を概略的に
示す。第2図は、電弧を溶接棒と物品の表面との
間で発生し、溶滴がノズルの端部の溶接棒端部に
形成されている段階を概略的に表わす。第3図
は、溶滴を有するチツプおよび溶接棒が物品の表
面の方向に加速されている段階を概略的に表わ
し、上記のチツプおよび溶接棒の移動方向は矢印
によつて示されている。第4図は、溶接棒から溶
滴を慣性分離させるように制限部材に衝突し溶滴
保有のチツプおよび溶接棒を突然停止させる段階
を概略的に表わしている。第5図は、溶滴が物品
の表面上にすでに落下し、溶接棒を有するチツプ
がその初期位置まで戻つている最終段階を概略的
に表わしている。第6図はシールドガスの下で消
耗溶接棒による電弧溶滴肉盛り方法を実施する装
置の正面図である。第7図は溶接棒ホルダーをチ
ツプ内に取り付けている本発明装置の変更例の正
面図である。第8図は2つの溶接棒ホルダーを設
けている本発明装置の変更例を示している。第9
図は第2溶接棒ホルダーの押し棒に輪状肩部を設
けた本発明装置の正面図である。第10図は第2
ノズルが設けられている本発明装置の変更例であ
る。第11図は、第2ノズルがシールドガスを放
出するための孔を少くとも1つ有する本発明装置
の変更例の正面図を示す。第12図は第2ノズル
に弾性リングを設けた本発明装置の変更例の正面
図を示す。
発明を実施するための最良の形態 シールドガスの下で消耗溶接棒による電弧溶滴
肉盛りの提案方法は次の通り実施される。
消耗溶接棒1(第1図)は、この溶接棒1をチ
ツプ2の端部から物品3の表面に所定の距離l移
動させることにより電流接触チツプ2を通して物
品3の表面に供給される。
チツプ2を通過する溶接棒1および物品3に電
圧が加えられ、溶接棒1(第2図)と物品3の表
面との間に電弧を発生し、これにより溶接棒1は
溶融され、その端部に溶滴を形成し、この溶滴は
チツプ2の端部に形成される。質量を決定する溶
滴の直径は、溶接棒1の直径および前方に押され
た溶接棒の部分的な長さlによつて決定される。
電接棒の溶融は、溶融領域に供給されるシール
ドガス、例えばアルゴンの存在の下で行なわれ
る。
物品3を充分に加熱した後に、溶滴4を有する
チツプ2(第3図)および溶接棒1が一定の速度
に達するまで物品3の表面の方向に加速される。
上記一定の速度とは、溶滴4が溶接棒1から分極
するのに充分なエネルギを溶滴4の運動エネルギ
が越える速度である。
所定の距離h(第1図)を移動した後、このよ
うに加速されたチツプ2および溶接棒1は静止バ
リヤー5(第4図)によつて突然停止され、これ
により溶滴4は溶接棒1から慣性力により分離し
物品3の表面上に落ち、その後溶接棒1を有する
チツプ2は添付図面の第5図に示されているよう
に初期位置まで戻される。
本発明の方法は、上記し且つ第1図に示されて
いるように、距離lにわたる溶接棒1の段階供給
によつて、および溶接棒の融解速度以上の速度に
よる溶接棒1の連続供給によつて実施される、と
いうことは注目すべきことである。
溶滴を有するチツプ2および溶接棒1を加速さ
せる距離lは溶接棒1の直径によつて決定され
る。この距離lが溶接棒1の直径の1〜4倍に等
しいと好都合である。この加速は、溶接棒1を有
するチツプ2を距離hにわたつて移動させる場合
と異なる。しかしながら、溶滴4の質量は溶接棒
1を有するチツプ2を一定の加速度でもつて移動
する時に最も正確に制御される。一定の加速度に
すれば、溶滴の形はより安定し、溶滴の振動はよ
り少なくなり、且つ溶滴1の軸線からのずれはよ
り減少する。
溶接棒1およびチツプ2が0.2〜3.0m/sの速
度に達するまで10〜20m/s2の範囲内の加速度で
移動する時、最良の結果が得られる。
移動の加速度および速度は、溶接棒1の直径、
溶滴4の必要な質量および溶接棒1の材料に従つ
て選ばれる。
溶接棒1の直径および溶滴4の質量の減少につ
れて、加速度および速度も同様に減少される。
従つて、例えば、溶接棒が銀あるいは金から作
られ且つ0.5〜0.6mmの直径を有し、溶滴が0.01〜
0.02gの質量を有する場合、加速度は150m.p.s2.
であり、速度は2m.p.s.である。また、溶接棒が
金あるいは銀から作られ且つ1.0〜1.2mmの直径を
有し、溶滴が0.1〜0.2gの質量を有する場合、加
速度は20m.p.s2.であり速度は0.5m.p.s.である。
上記の方法は溶接棒送り機構6および本体7か
ら成る装置によつて実施され、上記機構は消耗溶
接棒1(第6図)を肉盛り処理物品の面に送るも
のであり、上記本体7においてはノズル8が設け
られ、このノズルはノズル8自体の腔部にシール
ドガスを供給する流入管9と、上記ガスを溶接棒
1の溶融領域に指向させる作業孔10とを有して
いる。
ノズル8には電流接触チツプ2が収納されてお
り、このチツプには溶接棒1が貫通する孔と、流
入管9からノズル8の作業孔10へシールドガス
を通過させる側面スロツト11とが設けられてい
る。
本体7の内部には、物品3の方向にノズル8に
沿つてチツプ2を加速度的に移動させる駆動部1
2が設けられている。
駆動部12は、コイル13、可動コア14、静
止コア15、ガイドブシユ16、および上記コア
間に介在された反跳スプリング17から成る電磁
石の形に構成されている。
チツプ2と駆動部12との間には溶接棒ホルダ
ー18が配置され、この溶接棒ホルダーは溶滴4
を有する溶接棒1を把持すると共にこの溶接棒を
駆動部12から加速度的に且つ一時的に移動させ
るものである。この場合、溶接棒ホルダー18は
溶接棒を物品3の表面の方向に給送するために用
いられる。
溶接棒ホルダー18はスリーブ19およびこれ
に固着されたキヤツプ20から成り、このキヤツ
プは円錐形腔部を有する。キヤツプ20には環状
延長部21が設けられ、この延長部を介してキヤ
ツプ20が駆動部12の可動コアに固着され、ま
たスリーブ19には環状延長部22が設けられ、
この延長部を介してスリーブはチツプ2に固着さ
れている。このような構成は本発明の部材間、即
ち「駆動部12の可動コア―溶接棒ホルダー―チ
ツプ2」の間を堅固に接続している。
キヤツプ20の円錐形腔部内にはボールの形に
作られた把持部材23と、溶接棒1を供給する手
段6の延長部材25と作用的に接続した押し材2
4とが設けられており、この押し材24は把持部
材23に作用して溶接棒を解放するように取り付
けられている。把持部材23はスプリング荷重ス
リーブ26の上に位置して押し材24を押圧して
いる。
本発明の装置はさらにノズル8に沿つて移動し
ているチツプ2を停止させる制限部材27を含ん
でいる。この制限部材27は静止バリヤー5(第
1図)のように作用し、種々の形に作られる。
チツプ2の肩部28と、この肩部28の位置の
ノズル8の内側面における凹部29との形に作ら
れた制限部材は操作において最も信頼性がある。
チツプ2の肩部28とノズル8の凹部29との間
には隙間があり、この隙間は距離h(第1図)で
あり、ここにおいて溶滴4を有するチツプ2およ
び溶接棒1の一時的な加速移動が行なわれる。
添付図面の第7図に示されているように、溶接
棒ホルダー18をチツプ2内に配置させる本発明
装置の変更例は、より小型化されたものである。
この変更例によれば、溶接棒ホルダー18のスリ
ーブ19はチツプ2と一体的に作られ且つキヤツ
プ20に固着されている。
第8図には溶接棒1を物品3の表面に供給する
間の上記溶接棒のゆがみをなくした本発明装置の
変更例が示されている。この変更例の場合、溶接
棒1の送り機構6は駆動ユニツト30(この特殊
な場合電磁石)の形に形成され、このユニツトに
は可動部材31(この特殊な場合上記電磁石の可
動コア)と第2溶接棒ホルダー32とが設けられ
ており、この第2溶接棒ホルダーは溶接棒1を把
持すると共にその溶接棒を溶融領域へ移動させる
ものである。この特殊な場合、溶接棒ホルダー3
2は溶接棒1を物品3の表面にのみ向けて給送す
るために用いられる。
駆動ユニツト30はコイル33、固定コア3
4、およびこの固定コアと可動部材31との間に
介在された反跳スプリング35を含んでいる。可
動部材31および固定コア34はガイドブツシユ
36内に配置され、このガイドブツシユ36の上
部にはキヤツプ37が支持されており、このキヤ
ツプは本体7の上部に固着されている。
第2溶接棒ホルダー32は溶接棒1の供給方向
に且つ上記溶接棒ホルダー18の後方に配置さ
れ、またスリーブ38およびこれに固着されたキ
ヤツプ39から成つており、このキヤツプ39は
円錐形腔部を有している。キヤツプ39の円錐形
腔部内には、ボールの形に作られた把持部材40
と溶接棒1を案内する押し棒41とが配置されて
おり、この押し棒は駆動ユニツト30の可動部材
31に固着され且つ把持部材40に作用し、この
部材を解放させるものである。
把持部材40は溶接棒1を案内するガイド42
の後方に配列され、このガイド42にはスプリン
グ43が設けられ、またガイド42はスリーブ3
8内に配置されているが、このスリーブから移動
することができ、これにより溶接棒ホルダー18
の押し材24を押圧する。ガイド42は溶接棒送
り機構6の上記延長部材25(第6図)のように
作用する。
添付図面の第9図は本発明装置の変更例を示
し、この変更例では溶接棒の移動を突然停止する
時でさえ、溶接棒1を変形させることなく相当な
力を加えて溶接棒1を送ることができる。
この変更例の場合、第2溶接棒ホルダーの押し
棒41には環状突起44が設けられ、この押し棒
41は突起44間に介在される形になり、また第
2溶接棒ホルダー32のキヤツプ39の端面上に
はスプリング45が配置されている。
被処理物品3の高性能肉盛りは第10図に示さ
れている本発明装置の変更例によつて得られる。
この変更例によれば、この装置はノズル8を包
囲している第2ノズル46をさらに含んでいる。
この第2ノズル46は絶縁スペーサー47を介し
て本体7に設けられている。第2ノズル46はノ
ズル8に固着されるが、この場合上記第2ノズル
46の端部が溶接棒1の送り方向にノズル8の端
部から距離tにわたつて延長され、上記距離tは
ノズル8の作業孔の直径dに対し0.05〜0.1dの範
囲内にあり、また上記第2ノズル46は操作中物
品3の表面に載置されている。
チツプ2の電気絶縁性は、チツプと本体7との
間に上記チツプ2を包囲して絶縁ブシユ48を介
在している構造をとることによつて、またノズル
8の腔部にシールドガスを供給するスロツト49
を設けることによつて改良されている。
第11図に示されている本発明装置の変更例
は、電弧作用により物品表面上に生じた生成物、
特に酸化物被膜を高度の陰極クリーニングにより
除去する必要のある材料から作られた物品を肉盛
りする場合に効果的である。この変更例の場合、
第2ノズル46にはシールドガスを放出する1つ
あるいは複数個の孔50が設けられている。
肉盛り処理中のシールドガスの消費を減少させ
るために、また被処理物品の表面の加熱を改良す
るために、添付図面の第12図に示されている本
発明装置の変更例を採用することは好都合であ
る。この変更例の場合、第2ノズル46には弾性
リング51が設けられ、溶接棒溶融域を密封して
いる。
消費溶接棒を使用し溶滴によつて電弧気体遮蔽
肉盛り処理する本発明の装置は、次の通り作動す
る。
肉盛り操作は溶接棒送り機構6をスイツチオン
することから始まり、これにより電流接触チツプ
2を通して物品3の表面に溶接棒1を移動させ、
この結果溶接棒1は添付図面の第1図に示されて
いるように所定の距離lだけチツプ2の端部から
送り出される。溶接棒ホルダー18(第6図)は
1つの方向のみに、即ち物品3の面の方向のみに
移動できるように調整されているので、溶接棒1
は反対方向に移動することがない。
その後、溶接棒1と物品3の面との間で電弧が
発生され、溶接棒1の端部に溶滴4を形成し、こ
の溶滴4はチツプ2の下端部に形成される形にな
る。同時に、シールドガス(この特殊な場合アル
ゴン)は気体源(図示せず)から流入管9、ノズ
ル8の腔部、チツプ2の側面スロツト11および
ノズル8の作業孔10を通つて溶接棒1の溶融域
に送られる。
溶滴4が必要な質量に達し且つ物品3が充分に
加熱された後、駆動部12のコイル13に電圧が
印加される。これに応答して、物品3の面の方向
に加速度を伴つて駆動部12の可動コア14を移
動させることにより、上記可動コア14に堅固に
接続されているチツプ2および溶接棒ホルダー1
8が加速される。この加速運動はまた溶接棒ホル
ダー18を介して溶滴4を有する溶接棒1に伝達
される。
加速移動中、溶接棒ホルダー18のスプリング
荷重スリーブ26はキヤツプ20の円錐形面およ
び溶接棒1に対して把持部材23を押圧し、これ
により溶接棒はくさび止めされて溶接棒ホルダー
18と共に加速度を伴なつて移動される。
上記部材の加速度は駆動部12のコイル13に
加える電圧およびスプリング17の特性値を変化
させることにより制御される。
チツプ2の肩部28がノズル8の静止状の凹溝
29に衝突する結果、チツプ2および溶接棒1は
突然停止する。この瞬間に溶滴4は溶接棒1の下
端から分離し、第5図に示されているように物品
3の面上の所定の位置に落下する。
その後、駆動部12のコイル13への電流が遮
断され、これにより反跳スプリング17は溶接棒
ホルダー18およびチツプ2と共に可動コア14
をそれらの初期位置に戻す。溶接棒送り機構6は
溶接棒1の後方への運動を停止させ、溶接棒ホル
ダー18の把持部材23が解放される。即ち、こ
れら把持部材はもはやキヤツプ20の円錐面に対
して押圧されず、これにより溶接棒ホルダー18
は溶接棒1に沿つて移動する。
第8図に示されている変更例に従つて構成され
た本発明の装置は次の態様で作動する。
駆動ユニツト30のコイル33に電圧を印加さ
せることにより溶接棒1は物品3の面に送られ
る。物品3の面の方向に移動する可動部材31
は、この可動部材31に堅固に接続されている押
し棒41を移動させる。この押し棒41は把持部
材40に作用し、把持部材は同時にガイド42の
作用を受け、このガイド42又はスプリング43
によつて作用されている。この結果、把持部材4
0はキヤツプ39の円錐形の面および溶接棒1に
対して押圧されており、これにより溶接棒をくさ
び止めし、その結果溶接棒は物品3の面の方向に
本体7に沿つて第2溶接棒ホルダー32と共に移
動される。
この場合、もし溶接棒1の運動が突然妨げられ
ると(例えば、溶接棒1の端部が物品3の面を押
す時)、スプリング荷重ガイド42および把持部
材40は物品3の面の方向にスリーブ38および
キヤツプ39に沿つて移動し始める。なぜならば
運動の抵抗力がガイド42のスプリング43の圧
縮力を越えるからである。把持部材40はキヤツ
プ39の円錐面から解放されると共に溶接棒1を
解放し、この結果第2溶接棒ホルダー32は相対
的に静止状の溶接棒1に沿つて滑動する。
駆動ユニツト30のコイル33への電流が遮断
されると、スプリング35は第2溶接棒ホルダー
32と共に可動部材31をそれらの初期位置に戻
す。溶接棒1は溶接棒ホルダー18によつて保持
され、把持部材40はもはやキヤツプ39の円錐
面に対して押圧されず、また第2溶接棒ホルダー
32は溶接棒1に沿つて滑動する。
本発明の装置の上記変更例の場合、溶接棒の力
はスプリング荷重ガイド42のスプリング43の
特性値を変えることにより制御される。第9図に
示されている装置の変更例の場合、溶接棒の力は
スプリング43および45の特性値を変えること
により制御される。
第10図に示されている装置の変更例によれ
ば、この装置は肉盛り操作前に第2ノズル46が
物品3の面上に載置するように配列される。その
後、シールドガスがノズル8の作業孔10を通つ
て、ノズル8の外面と第2ノズル46の内面と物
品3の面とによつて形成された腔部に供給され
る。このシールドガス供給と同時に、溶接棒1の
端部と物品3の面との間で電弧が発生される。物
品3の面上の電弧作用領域はノズル8の作業孔1
0の直径dによつて制限されている。
第11図に示された装置の変更例の場合、溶接
棒電弧と物品3の面との間における相互作用から
生ずる生成物は、第2ノズル46の孔50を通つ
てシールドガスと一緒に溶融領域から除去され
る。
第12図に示されている装置の場合、弾性リン
グ51が溶接棒1の溶融領域を密封し、このため
シールドガスはバツチ状態で供給され、シールド
ガスの消費を減少させることができる。
本発明の特殊な具体例は表示され記述されたけ
れども、本発明は添付の請求の範囲の精神を逸脱
することなく種々変更され得る。
産業上の利用可能性 本発明は電気工学および器具製造分野において
スイツチ装置を製造する際に、通常の構造材料か
ら作られた接点ホルダー上に銀、金、白金および
他の貴金属から接点を形成する場合に最も有利に
利用できる。
さらに、本発明は高温はんだ、低温はんだおよ
びスチールのような材料から作られる消耗溶接棒
の単一溶滴による溶接およびはんだ付けの場合に
も利用できる。
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