JPS6362306A - クライオスタツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冷媒を貯液するクライオスタットに関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、冷媒を貯液するクライオスタットとして例えば、
　Ｊｏｖｒｎａｌ　ｄｅ　Ｐｈｙｓｉｇｕｅ　（１９８
４）　Ｃｌ−４５１頁〜４５４頁に示された第２図に示
すようなものが考えられている０図において、（１）は
内筒、（２）は外筒、（３）はフランジ、（４）は冷媒
の注入管、（５）は注入管（４）によって注入された冷
媒、（６）は断熱真空領域である。

次に動作について説明する。冷媒（５）としては例えば
、液体ヘリウムなどが用いられ、注入管（４）から注入
され内筒（１）に貯液される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のクライオスタットは以上のように構成されている
ので冷媒の貯液部分は冷媒温度に、又フランジ部分は常
温になっておシ、内筒の胴部分は熱伝導で冷却されるが
、胴の材料がヌテンレスなどの場合は冷却されるのに時
間がかかる問題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので内筒の冷却を迅速にすると共に冷媒の貯液を早
くすることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

こノ発明に係わるクライオスタットは内筒の内側に熱伝
導の優れた冷却体を設けたものである。

〔作用〕

この発明におけるクライオスタットは内筒の内側に熱伝
導の優れた冷却体を設けることによシ、内筒の胴部の温
度を伝導で早急に冷却するようにする。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例である１図において、（１）〜
（６）は上述した従来装置の構成と同様である。（７）
は内筒（１）の内面に設けられた例えば銅板からなる熱
伝導の優れた冷却体である。

注入管（４）から冷媒（５）が注入され、内筒（１）に
貯液されるが内筒（１）内側に熱伝導の優れた銅板から
なる冷却体（７）が設けであるため、熱伝導効果によっ
て、内筒（１）の胴部分が早く低温に達することが出来
、冷媒（５）の貯液時間を短縮することが出来る。

尚、上記実施例では冷媒で５）は液体ヘリウムの場合を
示したがその他の冷媒、例えば液体窒素などでもよく、
又、内筒（１）内面に設ける熱伝導の優れた冷却体（７
）としては、銅を示したがその他の材料でもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、内筒内面に熱伝導の優
れた冷却体を設けたので、冷媒の貯液時間を短縮する効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるクフィオスタットを
示す断面図、第２図は従来のクフィオスタットを示す断
面図である。 図において、（１）は内筒、（２）は外筒、（７）は冷
却体である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部に冷媒を貯液する容器の内面に熱伝導の良い
   冷却体を設けたことを特徴とするクライオスタツト。
2. （２）冷却体は銅板であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のクライオスタツト。