JPS636228B2 - - Google Patents

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JPS636228B2
JPS636228B2 JP10905483A JP10905483A JPS636228B2 JP S636228 B2 JPS636228 B2 JP S636228B2 JP 10905483 A JP10905483 A JP 10905483A JP 10905483 A JP10905483 A JP 10905483A JP S636228 B2 JPS636228 B2 JP S636228B2
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JP
Japan
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ball
time
signal
circuit
counter
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JP10905483A
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JPS6024855A (ja
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Hideomi Shishido
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Molten Corp
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、運動用ボール、特にサツカー競技に
おけるリフテイング或は日本古来の蹴毬ゲームの
如くボールが地面に落ちるまでの蹴球回数を競う
ゲームに最適な運動用ボールに関する。
従来技術 従来、サツカープレイヤーの技術の一つである
ボールのリフテイング、即ち1人のプレイヤーが
足の甲、膝、胸、額等にボールをあてて、地面に
落とすことなくこれを保持する運動をゲームとし
て採用し、ボールが落ちるまでの蹴球回数、その
他ボールの保持時間等を競う場合、その蹴球回数
は、人間が計数しなければならない。従来かかる
蹴球時に、音を発するものは、幼児の玩具用ボー
ルに見られるが、これはボール内の空気が外に吹
き出すとき、これを利用して鳴笛させるもので、
発生する音を状況に応じて変化させることは不可
能であり、かつまた高度なリフテイング技術を競
うボールとしては不適当である。
発明の目的 本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、ボールに外力検知手段、外力計数手段、発
音手段等を内蔵させ、蹴球時音を発生させると同
時にこれを計数演算し、蹴球第1回目、蹴球最終
回、さらにルール違反を検知して、これらを異な
る報知音で知らせ、蹴球競技に興味を抱かせるべ
く改良を図つたものである。
発明の構成 本発明に係る運動用ボールは、ボールに加わる
外力を検知する検知手段、該検知手段からの検知
信号を受け上記外力に関連した情報信号を得る演
算手段、該演算手段による上記情報信号を受け、
外力に対応した報知音を発生する発音手段、上記
各手段を駆動する電池電源手段を含み、上記手段
は全てボールに内蔵されてなるものである。
実施例 第1図において、1は運動用ボールを示し、リ
フテイング競技用として使用する場合、サツカー
ボール大に形成されてなる。2は、空気注入用の
バルブ、3は回路ユニツト、4は検知手段として
はたらく圧力センサであり、これらはバルブ2に
相対向する位置に配置され、両者バランスがとら
れるようその重さが調整される。即ち、一般にバ
ルブ2の重量は、約8gないし9gであり、一方
回路ユニツト3及び圧力センサ4の加算重量は、
約15gないし20g程度であるから、バルブ2側
に、バランサ5を貼着し、両者の重量が実質的に
等しく設定される。
第2図は、ボール1の表面を示し、6は、回路
ユニツト3の表面部分たる表示パネルであり、後
述する数値情報がデイジタル表示される。この回
路ユニツト3は、ボール1に埋め込まれ、その表
面は、ボール1の表面に一致される。7は、電池
の収納部を塞ぐ弾性ブツシユである。8は、スイ
ツチが装備された孔、9は、ブザーが装備された
孔で、ともに孔8,9内部に埋め込まれ、外力が
直接これらに加わらない構造に設計されている。
第3図は、表示パネル6の表示面を示し、本実
施例の場合、2種の情報が交互に、例えば1秒周
期で表示される。即ち、図イに示す数値は、リフ
テイング回数を表わし、図ロに示す数値は、リフ
テイング回数に難易性を加算して点数換算した値
を表わしている。ここで難易性とは、蹴球各回に
おけるボール1の高さ、即ち滞空時間をいい、こ
れは最初の蹴球時から次の蹴球時までの時間間隔
を検出して、信号変換される。この時間間隔が大
きくなれば、第9図に示すように等比級数的に得
点が上昇するのである。
第4図は、回路ユニツト3及びこのユニツト3
が装備されるボール1部分を示す。回路ユニツト
3において、6は表示パネルで、液晶表示パネ
ル、発光ダイオード、エレクトロルミネツセンス
表示パネル、エレクトロクロミツク表示パネル等
の薄型、低消費電力型の表示パネルが使用でき
る。ここで、液晶表示パネルとしては、液晶にス
ペーサ用微粒子を混在させて、パネル全体をフレ
キシブル構造としたものが適しており、これによ
り、表示パネルの耐衝撃性を向上させることがで
きる。またエレクトロクロミツク表示パネルを使
用した場合、固体電解質を利用し、全てを固体構
造とすれば、その強度の向上を図ることができ
る。10は、マイクロコンピユータを構成すると
LSIで、基板11上に固定されている。12,1
2は基板11上の配線と表示パネル6の配線とを
接続する導電性ゴム等よりなるコネクタである。
上記表示パネル6、基板11、LSI10、コネク
タ12は、樹脂13にてモールドされ一体化され
ている。14は、樹脂13の一部に設けられた電
池収納孔で、電池15が下方の基板11に接して
固定されており、電気的接続は、基板11及び電
池収納孔14の側壁に設けられた接触部材(図示
せず)を介して行なわれる。16は樹脂13上に
接着固定された弾性材料よりなる保護層であり表
示パネル6、LSI10等に加わる外部衝撃を緩和
する。弾性材料としては、ゴム或は、弾性をもつ
合成樹脂が使用される。尚、樹脂13の材料とし
ては、硬質のものが適している。また樹脂13に
代えて、シリコンゴム等のゴム材料を用いること
も可能で、この場合、かかるゴム材料を硬質容器
内に充填して容器ごと使用すればよい。7は電池
収納孔14を密閉する前述の弾性ブツシユで、保
護層16と同一材料にて作成することができ、そ
の圧入時、電池15を下方の基板11に押圧する
作用をなす。弾性ブツシユ7には、その周辺に突
起17が形成されており、これが保護層16に設
けた凹溝18に嵌合して、容易に抜けない構造と
されている。19は、樹脂13及び保護層16に
連通した孔8内に設けられた棒状体のスイツチ
で、電源スイツチ、計数リセツトスイツチ等複数
機能をもつスイツチとして作用する。このスイツ
チ19は、外力が直接これに加わることを防止す
べく、埋設構造とされている。従つて、その操作
には、細に棒状のものを用いる必要がある。複数
機能の弁別は、操作回数によつて行なうことがで
き、1回の操作で電源オン・オフ、連続した2回
の操作で計数リセツトを行なわせるよう設計され
ている。20は、透明な弾性材料よりなる表示窓
で、この表示窓20と表示パネル6の間には、パ
ネル6に加わる外力をさらに緩和するため空間2
1が設けられている。22は、保護層16に形成
され孔9内に装備されたブザー、23は、樹脂1
3の底面に形成された電気接点、24は保護層1
6側面に形成された突起である。
次にボール1側につき説明する。25はゴムチ
ユーブ、26はこのチユーブ25外周を被覆して
形成された糸巻層、27は、ゴムよりなる中張
層、28は、天然皮革或は合成皮革よりなる表皮
層である。29は、その底面がチユーブ25に接
着された硬質の樹脂よりなる椀状容器、30は、
この容器29上端から表皮層28に至るまでの側
面に形成された弾性体層であり、開口部は狭く形
成され、かつ凹溝31を備えている。32は容器
29底面に形成された接点、4は、チユーブ25
内面に取りつけられた圧力センサで、虫ゴムを利
用してこれに挟む構造とすることができる。この
圧力センサ4は、接点32に電気的に接続されて
いる。圧力センサ4としては、歪ゲージを使用し
たもの或は拡散半導体を利用したものが適してい
る。
前述した回路ユニツト3は、椀状容器29内に
圧入固定される。即ち保護層16の突起24が弾
性体層30の凹溝31に係合して回路ユニツト3
を抜けにくくすると同時に、ボール側開口端を挟
く形成することにより、その固定の強化がはから
れている。回路ユニツト3を、この開口部分から
さらに抜けにくくするために、開口部に複数のゴ
ム条片を架橋し、これにより回路ユニツト3を押
える構造を付加することもできる。
第5図ないし第7図は、回路ユニツト3及びセ
ンサ4の具体的回路例及び信号波形を示す。第5
図において、4は歪ゲージ方式の圧力センサで、
4個の歪ゲージS1〜S4がブリツジ接続されて構成
される。15は電池電源、33は、センサ4を駆
動するドライバ回路で、具体的には定電圧回路よ
りなる。即ち、電池15として、リチウム電池を
使用した場合その出力電圧は、約3.0Vであるが、
その電圧は時間経過に従つて降下し、一方圧力セ
ンサ4を駆動し、ボール1内の圧力変化を正確に
検知するには、0.5〜2.0Vの定電圧を必要とする
からである。圧力センサ4は、ボール1内部の空
気圧の変化を検知するもので、蹴球時、その内部
圧が急上昇したとき電気的パルス信号として出力
する。34は、センサ4による検知信号を増幅す
る増幅器で、その出力にインパクトパルスP1
得る。このパルスP1は、蹴球動作に対応し、そ
のパルス高はインパクト強度に比例する。
第6図の信号P1は、これを表わし、電圧Voは、
ボール1の内部圧(約0.45Kg/cm2)に対応するも
のである。35は、比較器で側端子に上記信号
P1が印加され、他方側端子には、一定電圧+
Vを可変抵抗36にて分割して得た基準電圧Vth
が印加される。この基準電圧Vthは、電圧Voよ
り大でありセンサ4からのノイズ或は、微弱なイ
ンパクトパルスを除去するもので、例えば、信号
P1(第6図)に示す微小パルスP′は、この比較器
35において遮断される。かくして比較器35の
出力端子には、有意なインパクトパルスP2が出
力される。尚、第6図中信号CPは、後述する発
振器37(第7図)より出力するクロツクパルス
波形を示している。
第7図は、信号処理回路例を示し、38は、パ
ルスP2が一端に入力するアンドゲート、39は、
このアンドゲート38の出力が加えられる回数カ
ウンタ、40は、この回数カウンタ39の出力を
一方の入力とし、回数“1”に対応する信号を他
方の入力とする比較器で、両入力が一致したと
き、即ち回数カウンタ39の出力が“1”のとき
“H”(ハイ)レベル信号を出力する。このHレベ
ル信号は、電子音発生回路41初段回路41に
加わりこれを駆動する。電子音発生回路41は、
4段の回路に分かれ、初段回路41は、一定時
間幅をもつ連続音信号、第2段回路41は、瞬
間的な単発音信号、第3段回路41は、断続音
信号、第4段回路41は一定時間幅をもつ連続
音信号を出力する。これら4段回路41〜41
からなる電子音発生回路41からの各出力信号
は、オアゲート42を介してドライバ回路43へ
加えられ、ブザー44を鳴動させる。45はアン
ドゲート38の出力、及び比較器40の出力をイ
ンバータ46を介して反転して得た信号を2入力
とするアンドゲートで、その出力は、電子音発生
回路41の第2段回路41へ入力される。37
は、クロツクパルスCPを発生する発振器で、こ
のパルスCPはアンドゲート47を介して時間カ
ウンタ48の計数端子に入力される。49は、セ
ツト・リセツト回路で、パルスP2が入力したと
き、その直後にリセツト信号及びセツト信号を続
けて出力するもので、時間カウンタ48に加えら
れる。時間カウンタ48は、まずリセツト信号に
より、その計数内容がクリヤされ、続くセツト信
号にて計数可能状態とされる。このリセツト及び
セツト信号は、クロツクパルスCPに同期して出
力される。50は、時間カウンタ48の出力を受
けて下記に示す所定の演算を実行する演算回路で
ある。
Y=(αTi)〓 ……(1) ここで、α、βは定数で、α>10、β≧1であ
る。またTiは、i番目のパルスP2から(i+1)
番目のパルスP2までの期間であり、0.25sec≦Ti
<3.0secなる範囲内にあるものである。Yの値は
得点を表わし、期間Tiの値が大きければ、その
値は等比級数的に大きくなる。その曲線を、第9
図に示す。51はラツチ回路、52は、加算器
で、演算回路50による演算結果と、ラツチ回路
51の記憶内容を加算し、その結果をラツチ回路
51に保持される。このようにして、ラツチ回路
51には、i番目までの得点数の総和が保持さ
れ、演算回路50からi+1番目の得点が出力さ
れるごとに、加算器52を介して積算されてい
く。53は、発振器37の出力パルスCPを受け
て、1Hzの信号に分周する分周器、54は、この
1Hz信号を切換信号とし、他の入力信号としてラ
ツチ回路51からの得点情報信号及び回数カウン
タ39からの回数情報信号が入力する表示内容切
換回路で、上記切換信号により、上記得点情報信
号及び回数情報信号を1Hz周期で交互に出力す
る。57は、回数情報信号若しくは得点情報信号
を受けて表示駆動信号を得るドライバ回路、58
は、表示パネルである。59は、時間カウンタ4
8からの時間信号Tiを入力信号とし、最大期間
として設定された時間信号Toを基準信号として
入力する比較器であり、Ti<Toなる関係が満足
されるとき、正常状態と判断してその出力にL
(ロー)レベル信号を得る。本実施例では、この
時間Toは、「3秒間」に設定されている。これ
は、次のような理由による。即ち、一般にボール
のリフテイング競技において、1回目のインパク
トから2回目のインパクトまでの期間は、蹴り上
げられたボールの高さに対応しており、かつ高く
蹴り上げられたボールを保持していくことは高度
な技術を要することから、この期間Toが無制限
に長くなる筈はなく、通常のプレイヤーの技術レ
ベルから判断して、「3秒間」程度が限度であろ
うという推測に基くのである。この比較器59の
出力は、電子音発生回路41の第3段回路41
へ入力されると同時に、ノアゲート60を介して
アンドゲート38,47に各々入力される。これ
よりパルスP2出力後、時間Toを過ぎてなおパル
スP2が出力されない場合は、比較器59の出力
は、“H”レベルに変り、ノアゲート60の出力
は“L”レベルに反転してアンドゲート38,4
7は遮断される。かかる場合、時間オーバー、ル
ール違反等を表わす表示が電子音(断続音)によ
りなされる。尚、この場合、最後のパルスP2
出力された後時間Toに達するまでに計数された
時間カウンタ48の内容が、演算回路50に転送
されないよう制御する必要がある。これは、セツ
ト・リセツト回路49からの信号を用いて、i+
1番目パルスP2が到来したときはじめて、i番
目のパルス発生時期からi+1番目のパルス発生
時期までの期間に計数された時間カウンタ48の
内容に基き演算を実行するよう構成することによ
り達成できる。
61は時間カウンタ48からの時間信号Tiを
入力信号とし、最小期間として設定された時間信
号Tsを基準として入力する比較器であり、Ti≧
Tsなる関係が満足されるとき、正常状態と判断
してその出力に“L”レベル信号を得る。本実施
例では、この時間Tsは、「0.25秒」に設定されて
いる。これは、次のような理由による。即ち、前
後するインパクトの期間が、極端に短かい場合
は、地面に落下してボールのバウンドが自然減衰
していつた場合、或は蹴り上げ高さを極端に低く
抑えて回数を増加させようと意図した場合である
と考えられるからであり、かかる判定基準時間と
して、「0.25秒間」に設定されている。時間Tiが
この基準時間Tsより小さい場合には、比較器6
1の出力は“H”レベルに変り、従つてノアゲー
ト60の出力は“L”レベルに反転し、アンドゲ
ート38,47を遮断する。これにより、回数カ
ウンタ39及び時間カウンタ48は、ともに計数
動作を停止する。
尚、図中、Rで示す矢印は、リセツト信号を示
し、これは、前述したスイツチ19の操作時及び
電源投入時に発生する。
次に回路の動作につき説する。初期状態にあつ
ては、各回路は全てリセツト状態にあり、比較器
59,61の出力はともに“L”レベルにあるか
らノアゲート60の出力は“H”、従つてアンド
ゲート38,47は開放状態にある。かかる状態
において、ボール1への蹴球等外力の印加により
まず第1発目のインパクトパルスP2が発生した
とすると、このパルスP2は、アンドゲート38
を通つてそれぞれ回数カウンタ39及びセツト・
リセツト回路49に入力する。回数カウンタ39
で“1”が計数されると、比較器40の2入力は
ともに“1”となり、その出力に“H”レベル信
号を得る。このH”レベル信号により電子音発生
回路41の初段回路41が作動し、一定時間幅
をもつ連続音が発せられる。この電子音は、スタ
ートを意味する。回数カウンタ39の計数信号
は、1Hz周期で切換えられる表示内容切換回路5
4を通つてドライバ回路57に加えられ、回数
“1”が表示パネル58に1秒周期で表示される。
次に第2発目のインパクトパルスP2が入力す
ると、回数カウンタ39の内容は“2”に変る。
このとき比較器40の2入力は、一致しないか
ら、その出力は、“L”レベルに変り、従つてイ
ンバータ46出力は“H”、アンドゲート45の
2入力はともに“H”となつて、その出力に
“H”を得る。この“H”レベル信号により、電
子音発生回路41の第2段回路41が作動し、
瞬間的単発音が発せられる。これは、2回目以降
の外力印加であることを意味する。第2発目のイ
ンパクトパルスP2が時間カウンタ48に入力す
ると、このパルス入力時点までの計数内容は、次
段の演算回路50へ入力され、前述した如き得点
換算が実行される。最初ラツチ回路51の記憶内
容は、ゼロであるから、この演算結果が加算器5
2を介してラツチ回路51へ記憶され、この得点
情報は、表示内容切換回路54を介して表示パネ
ル58へ与えられる。かくして、回数カウンタ3
9の内容である数値“2”と、上記得点が、表示
パネル58に1秒周期で交互に表示されることと
なる。以後、インパクトパルスP2が加えられる
ごとに、回数カウンタ39の内容は、“1”ずつ
加算され、かつ時間カウンタ48の内容は、演算
回数50を介して演算処理され、得点情報とし
て、ラツチ回路51に積算されていく。
インパクトパルスP2発生後、時間To(3秒)の
間次のパルスP2が到来しない場合は、比較器5
9の出力が“H””に変り、アンドゲート38,
47を閉鎖して、回数カウンタ39、時間カウン
タ48への計数信号送出を禁止すると同時に、電
子音発生回路41の第3段回路41を作動さ
せ、一定時間幅をもつ連続音を発する。この電子
音は、時間オーバー、或はルール違反を意味す
る。
他方、競技を終了してボールが地面に落下し、
そのバウンドが減衰していつた場合、インパクト
パルスP2のパルス間隔は次第に短かくなり、こ
の間隔が、時間Ts(0.25秒)以下になつた場合、
比較器61の出力は“H”に変り、ノアゲート6
0を介して、アンドゲート38,47を閉鎖す
る。これにより前述と同様に回数カウンタ39及
び時間カウンタ48の計数は禁止され、同時に電
子音発生回路41の第4段回路41が作動し、
一定時間幅をもつ連続音が発せられる。この電子
音は、競技終了を意味する。
このようにして、表示パネル58に交互に表示
されるリフテイング回数及びこれに難易性を加算
した得点により競技が競われる。
前述したような回路構成によつて所期の目的は
達せられるが、実際には、マイクロコンピユータ
により同様の処理を実行することができる。これ
を第8図のプログラムフローチヤートを用いて説
明する。電源オン等により、スタートがかけられ
ると、演算部、記憶部等はまずリセツトされる。
続いてインパクトパルスP2が入力したか否かが
判断され、パルスP2が存在した場合には、連続
音であるスタート音が発せられる。続いて時間カ
ウンタにて時間の計数が開始される。続くステツ
プで計数時間Tiと、最長基準時間Toの比較がな
され、Ti≧Toと判断されれば時間オーバーと判
断され、ルール違反表示が、断続電子音の発生に
より行なわれる。かかる電子音発生後、初期状態
に戻る。またTi<Toなる条件が満足される期間
内に第2発目のインパクトパルスP2が入力すれ
ば、時間カウンタの計数は停止され、今度は計数
時間Tiと、最小基準時間Tsとの間で比較が行な
われ、Ti≧Ts即ち正常と判断された場合には単
発の電子音を発生し、回数Nに“1”の加算が行
なわれる。他方、Ti<Tsと判断されると、競技
終了と判断されそれまでの回数及び得点が表示さ
れ同時に終了報知音が発せられ、初期状態に戻
る。上記の如くTi≧Tsと判断され、回数の計数
が実行されると、続いて得点の算出が実行され
る。これは前述の(1)式にて行なわれ、さらにその
積算が実行される。これを次式に示す。
かくして算出された得点Yと、インパクト回数
Nは表示パネル上に交互に表示される。かかる処
理を経た後、時間カウンタの内容はリセツトされ
再び時間計数を開始するステップに戻る。このよ
うな処理がインパクトパルスの入力に応じて繰返
し実行され、回数加算、得点演算がなされる。
発明の効果 本発明は、ボール自体にボールに加わる外力を
検知する検知手段、及びこの検知信号受信時鳴音
する発音手段、上記検知手段による2つの検知信
号の出力時間々隔を計数し、この時間々隔の異常
に短いもの及び異常に長いものを検出する判別手
段を設け、この判別手段からの判別信号に基いて
ゲーム終了或はゲーム途中におけるルール違反を
特殊な音で報知するものである。それ故、本発明
によれば、蹴球時一定の報知音が発せられ、かつ
ゲーム終了時及びルール違反検出時これとは異な
る音が報知せられるため、使用者の興味を増し、
また幼児の遊戯用としても適したボールが実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例ボールの断面図、第2
図は、同ボールの正面図、第3図イ,ロは、表示
パネルの表示状態図、第4図は、電子装置及びボ
ールの一部を示す断面図、第5図は、センサ部分
及びその周辺回路図、第6図は、信号波形図、第
7図は、実施回路図、第8図はプログラムフロー
チヤート、第9図は、得点Yと時間Tiの関係を
表わす曲線図である。 1……運動用ボール、3……回路ユニツト、6
……表示パネル、10……LSI、11……基板、
13……樹脂、15……電池、16……保護層、
19……スイツチ、22……ブザー、29……椀
状容器、4……センサ、39……回数カウンタ、
40,59,61……比較器、41……電子音発
生回路、37……発振器、48……時間カウン
タ、49……セツト・リセツト回路、50……演
算回路、51……ラツチ回路、52……加算器、
53……分周器、54……表示内容切換回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボールに加わる外力を検知する検知手段、該
    検知手段からの検知信号を受け上記外力に関連し
    た情報信号を得る演算手段、該演算手段による上
    記情報信号を受け、外力に対応した報知音を発生
    する発音手段上記各手段を駆動する電池電源手段
    を含み、上記手段は全てボールに内蔵されてなる
    運動用ボール。 2 上記演算手段は、ボールに加わる外力の回数
    を計数する回数カウンタを含み、上記発音手段
    は、上記回数カウンタの内容が変るごとに作動し
    て鳴動し、かつ上記回数カウンタの内容が“1”
    のときのみ、他の報知音と異なる報知音を発生す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    運動用ボール。 3 上記演算手段は、ボールに加わる外力の回数
    を計数する回数カウンタ及びボールに加わる2つ
    の外力の時間間隔を計数する時間カウンタを含
    み、該時間カウンタの内容がボールのバウンドに
    基いて設定された最小時間以下であるとき及びボ
    ールの滞空時間に基いて設定された最大時間を越
    えたときこれを検知し、該検知信号に基き、上記
    発音手段により、他の報知音とは異なる報知音を
    発生させたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項若しくは第2項記載の運動用ボール。
JP10905483A 1983-06-16 1983-06-16 運動用ボ−ル Granted JPS6024855A (ja)

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