JPS636225Y2 - - Google Patents

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JPS636225Y2
JPS636225Y2 JP16328982U JP16328982U JPS636225Y2 JP S636225 Y2 JPS636225 Y2 JP S636225Y2 JP 16328982 U JP16328982 U JP 16328982U JP 16328982 U JP16328982 U JP 16328982U JP S636225 Y2 JPS636225 Y2 JP S636225Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、伝動機構ケーシングを備え、この伝
動機構ケーシング内に軸上に互いに並んで固定さ
れたスイングレバーが設けられており、この場合
各スイングレバーに駆動ロツドが枢着されてお
り、これらの駆駆ロツドが伝動機構ケーシングの
導出孔を経て外方へと導出されていて、かつそれ
らの外端部でもつてそれぞれヘルドを駆動するた
めのロツドの他のスイングレバーに枢着されてい
て、この場合、ロツドが主運動面内で不規則な揺
動運動、上昇および下降運動並び前進および後退
運動を行う様式の、織機における開口装置に関す
る。
織成作業にあつて糸を加工することにより綿毛
および塵埃が周囲に立ちこめることは公知であ
る。したがつて、この場所に存在する機械類を例
えばケーシング内にカプセル化して遮蔽する試み
がなされている。しかし、織成作業にあつてヘル
ドの制御に必要な開口装置にとつてこのことは限
られた条件にあつてのみ可能である。なぜなら、
開口装置からは各々のヘルドのために28本もの駆
動ロツドが孔を経て機械ケーシング壁から導出さ
れているからである。近代の開口装置は高い回転
数が働き、したがつて運動部分の十分な潤滑が必
要である。この目的には、油がケーシング内で噴
霧される油浴潤滑を用いるのが有利であることが
実証されている。ロツドのための比較的大きな導
出孔は、一方では塵埃と綿毛がケーシング内に浸
入し、これらが粘つく物質を形成すると云う欠点
を持つ。他方噴射霧が周囲に飛散して特に材料を
汚してしまう。
開口装置とヘルドとの間の連結ロツドは両側で
スイングレバーに関節的に接続されている。この
結果、運動面におけるロツドの運動が不規則とな
り、これによりケーシング内の導出孔を大きくす
る必要がある。運動が線状である場合は導出位置
の封隙に何等問題は生じない。
導出孔の自由空間に弾性的な封隙手段、例えば
ゴム、発泡樹脂或いはブラツシを設ける試みが既
になされている。しかし、これらの封隙手段は運
動するロツドと接触した際押出されてしまう。し
たがつてこのような封隙手段は極めて欠陥があ
り、迅速な消耗をこおむる。
本考案の課題は、上記様式の開口装置にあつ
て、室内雰囲気とケーシング内部の雰囲気間の空
気の流れを阻止する耐久性のある封隙装置を伝動
機構ケーシング孔に設けることである。
この課題は本考案により以下のようにして解決
される。即ち、ケーシング−導出孔の前或いは後
に駆動ロツドの上昇運動および下降運動方向で摺
動可能に軸受されているスライド板の様式の封隙
部材を設け、この場合これらのスライド板が自身
で或いはそれらの協働下に個別の切通しを備えて
おり、これらの切通しの切通し断面がそれぞれほ
ぼその都度の個々の駆動ロツドの断面に相応し、
スライド板の全体が導出孔を覆つていることによ
つて解決される。
即ち、原理的にはロツドの各々にスライド板の
様式の個別の封隙部材が設けられており、この場
合すべてのスライド板は一つの面内に存在し、こ
の面内で運動する。この面はロツドの縦方向運動
面に対してほぼ垂直に指向している。スライド板
間の封隙には何等問題は生じない。
本考案の詳細は実用新案登録請求の範囲第2項
〜第11項および図面と関連した明細書の記載から
推察することができる。
以下に図面に図示した実施例につき本考案を詳
説する。
第1図により、織機の上部構造2上に開口装置
のケーシング1が載置されている。開口装置の駆
動部分のうちスイングレバー3が図示されてお
り、このスイングレバーは固定された軸4上に取
付けられている。このスイングレバーには、傾到
レバー6、ロツド55および傾到レバー66を介
して持上げロツド7およびこれに伴いヘルド8を
運動させる駆動ロツド5が枢着されている。この
駆動ロツド5が固定された軸4と40を中心にし
て揺動する二つのレバー3と6の回動リンク機構
53,56を介してのみ保持されているので、こ
の駆動ロツドは全く不規則な運動を行う。この運
動はロツド軸線の方向の往復運動、固定されてい
る軸4および40に対して上昇および下降運動お
よび両回動リンク機構を中心とした揺動運動から
成り、この揺動運動は両レバー3と6の長さの相
違によつて惹起される。
これらすべての運動は、ロツド5,55とレバ
ー3,6,66以外にヘルド引上げロツド7とヘ
ルドも開口装置と織機との間のヘルド駆動連繋機
構として存在する唯一つの運動面内で行われる。
公知の開口装置にあつては28枚ものヘルドが設け
られている。即ち、28のこのような互いに平行
な面が可能である。両相互の間隔は織機における
ヘルドのピツチに相当する。
第2図から認められるように、開口装置のケー
シング1はすべてのロツド5のための比較的大き
な導出孔9を備えていなければならない。問題
は、一方において綿毛および塵埃が開口装置の内
部に浸入するのを、他方潤滑油飛沫がケーシング
1から流出するのを防ぐため、この大きな導出孔
を可能な限り有効に封隙することである。
第2図および第3図により、駆動軸5の各々に
はそれぞれ一つのスライド板10が設けられてお
り、この場合それぞれ一つのロツドは切通し11
内においてこのスライド板を貫通しており、これ
によつてスライド板は垂直方向で保持されてい
る。
第3図に示されているように、すべてのスライ
ド板10は側方で互いに接し合つており、一体に
なつてケーシング1の全導出孔9を覆つている。
駆動ロツド5およびヘルド8の位置に応じてスラ
イド板10はその高さ位置に関連して異つた位置
を占める。
切通し11の断面は、駆動ロツド5が前進およ
び後退運動をした際締付けが行われない程度の大
きさである。スライド板10の位置保持には両条
片13が働く。この条片はスライド板10を滑動
シートで導出孔9の枠19に対して押付ける。
この条片の代りに、導出孔9の前方に格子部材
或いは受け台を設けることもでき、これらの部材
の中間空間にスライド板10が軸受されている。
第4図は中央に切通し11が形成されているス
ライド板10を示している。
第5図に図示した実施例の場合、切通し51は
スライド板50の側面の溝として形成されてい
る。この切通しの第二の側方の区画は隣接してい
るスライド板の側面によつて形成されている。こ
の実施形は、駆動ロツドを側方から挿入できるの
で容易な組立てを可能にする。
スライド板10と50の場合、側面は平坦であ
り、隣接し合つているスライド板に密接し合う。
第6図は切通し61が同じく中央に形成されて
いるスライド板60を示している。しかしこれら
の側面は互いに嵌合し合うあいじやくり67およ
び溝68を備えており、互いに嵌合し合つた際ラ
ビリンスパツキン作用によりより良好な封隙効果
が達せられる。
初通し11,51,61は、駆動ロツド周囲の
自由空間を満している封隙要素内に形成すること
が可能である。例えばフエルト、剛毛マツト、ゴ
ムカラー或いは皮カラーのような可撓性の封隙手
段が適当である。中間空間は弾性的な材料でも充
填することが可能であり、駆動ロツドはこの材料
に沿つて滑動する。しかも、ロツドは材料が僅か
に圧縮されるようにこの材料内に押込まれる。
切通し断面と駆動ロツド間の空間を可能な限り
小さくするため、第7図に示したように、スライ
ド板12の切通しの壁14,15は側方に或いは
中心に対して傾斜されている。したがつて、最も
狭い位置はロツド57,58,59の線状の接触
による鋭頭部16によつて形成される。同様に駆
動ロツドの三つの極端な位置57,58,59が
記入されている。すべての三つの位置における良
好な封隙効果を明白に認めることができる。
第8図は封隙効果を高めるための他の実施形で
ある。駆動ロツド5当りのスライド板の代りに二
つの独立した板17と18が相前後して設けられ
ている。この場合封隙は切通し11と111の導
出孔において行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開口装置が取付けられている織機の概
略側面図、第2図は開口装置からヘルド引上げ機
構への部材導出孔の拡大断面図、第3図は開口装
置のケーシングの導出孔の平面図、第4図、第5
図および第6図はスライド板の三つの実施形の
各々の軸方向の図、第7図はスライド板の切通し
の細部断面図、第8図は互いに上下に設けられた
二つのスライド板から成る封隙部材の一実施形。 図中符号は、5……駆動ロツド、9……ケーシ
ング−導出孔、10……スライド板、11,51
……個別切通し。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 伝動機構ケーシングを備え、この伝動機構ケ
    ーシング内で軸上に互いに並んで固定されたス
    イングレバーが設けられており、この場合各ス
    イングレバーに駆動ロツドが枢着されており、
    これらの駆動ロツドが伝動機構ケーシングの導
    出孔を経て外方へと導出されていて、かつそれ
    らの外端部でもつてそれぞれヘルドを駆動する
    ためのロツドの他のスイングレバーに枢着され
    ていて、この場合、ロツドが主運動面内で不規
    則な揺動運動、上昇および下降運動並び前進お
    よび後退運動を行う様式の、織機における開口
    装置において、ケーシング−導出孔9の前或い
    は後に駆動ロツド5の上昇運動および下降運動
    方向で摺動可能に軸受されているスライド板1
    0の様式の封隙部材が設けられていて、この場
    合これらのスライド板が自身で或いはそれらの
    協働下に個別の切通し11,51を備えてお
    り、これらの切通しの切通し断面がそれぞれほ
    ぼその都度の個々の駆動ロツドの断面に相応
    し、かつスライド板の全体が導出孔を覆つてい
    ることを特徴とする、上記開口装置。 2 ケーシング−導出孔9がスライド板10が当
    接する隆起している枠19を備えている、前記
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の開口装
    置。 3 枠19の高さ位置に条片13が設けられてお
    り、この条片が駆動ロツド5の主運動面に対し
    て横方向でスライド板10を越えて延びてい
    る、前記実用新案登録請求の範囲第2項に記載
    の開口装置。 4 切通し11の駆動ロツド5の主運動面内に形
    成されている上部および下部境界面14,15
    が、これらが最も狭い断面領域内で線状の封隙
    部16を形成するように傾斜して形成されてい
    る、実用新案登録請求の範囲第1項から第3項
    までのうちのいずれか一つに記載の開口装置。 5 線状の封隙部16の切通し境界面がスライド
    板12の横方向に対して下方へと傾斜して指向
    している、前記実用新案登録請求の範囲第4項
    に記載の開口装置。 6 駆動ロツド5当り二つの主運動面において相
    反方向で摺動可能なスライド板17,18がロ
    ツド上にかつ導出孔9の前方において相前後し
    て設けられている、実用新案登録請求の範囲第
    1項から第3項までのうちのいずれか一つに記
    載の開口装置。 7 切通し11がスライド板10の内部に設けら
    れている、実用新案登録請求の範囲第1項から
    第6項までのうちのいずれか一つに記載の開口
    装置。 8 切通し51がスライド板50の側方に設けら
    れており、この場合その傍らに存在するスライ
    ド板がその側縁でこの切通しを閉じている、実
    用新案登録請求の範囲第1項から第6項までの
    うちのいずれか一つに記載の開口装置。 9 互いに並んでいるスライド板60がその接合
    面に封隙要素67,68を備えている、実用新
    案登録請求の範囲第1項から第8項までのうち
    のいずれか一つに記載の開口装置。 10 スライド板6の接合面があいじやくり67
    と溝68とを備えている、前記実用新案登録請
    求の範囲第9項に記載の開口装置。 11 駆動ロツド5のための個別切通し11,11
    1,51,61の側壁が、フエルト、剛毛マツ
    ト、ゴムカラー或いは皮カラーのような可撓性
    の封隙手段を備えている、実用新案登録請求の
    範囲第1項から第10項までのうちのいずれか一
    つに記載の開口装置。 12 ケーシング−導出孔9の前方に格子が剛性に
    設けられており、かつスライド板10が格子中
    間空間内に滑動可能に支承されている、実用新
    案登録請求の範囲第1項から第11項までのうち
    のいずれか一つに記載の開口装置。
JP16328982U 1981-10-29 1982-10-29 織機における開口装置 Granted JPS59478U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE8131638.0 1981-10-29
DE19818131638U DE8131638U1 (de) 1981-10-29 1981-10-29 Fachbildemaschine bei webmaschinen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59478U JPS59478U (ja) 1984-01-05
JPS636225Y2 true JPS636225Y2 (ja) 1988-02-22

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JP16328982U Granted JPS59478U (ja) 1981-10-29 1982-10-29 織機における開口装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0745226Y2 (ja) * 1990-03-12 1995-10-18 タキゲン製造株式会社 床面ハッチ装置
FR3043096B1 (fr) * 2015-10-29 2018-05-04 Staubli Faverges Machine de formation de la foule
CN116429516B (zh) * 2023-06-14 2023-09-01 太原海纳辰科仪器仪表有限公司 一种生态环境地下水监测取样装置及其取样方法

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DE8131638U1 (de) 1982-02-04
JPS59478U (ja) 1984-01-05
IT8223319V0 (it) 1982-10-28

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