JPS636177Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636177Y2 JPS636177Y2 JP10983483U JP10983483U JPS636177Y2 JP S636177 Y2 JPS636177 Y2 JP S636177Y2 JP 10983483 U JP10983483 U JP 10983483U JP 10983483 U JP10983483 U JP 10983483U JP S636177 Y2 JPS636177 Y2 JP S636177Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- support
- pin
- annular beam
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000000571 coke Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は焼結鉱クーラ、コークス乾式消火装置
等に使用される粒塊状物を処理するサーキユラグ
レート型回転構造物の回転支持装置の改良に関す
る。
等に使用される粒塊状物を処理するサーキユラグ
レート型回転構造物の回転支持装置の改良に関す
る。
従来のものの具体例を第1図〜第4図によつて
説明する。
説明する。
第1図は回転構造物の部分上面図であり、第2
図はA−A矢視における断面を表わす図であり、
第3図および第4図は後述する支持ローラの側面
図を示す。図において、1は旋回する円環梁であ
り、同円環梁1には上記したように粒塊物を処理
するための容器2が固着されている。また、円環
梁1の内側には多数のガイドローラ3が回動自在
に固着されリング状のガイドレール4に接触しな
がら転動するようになつている。さらに、円環梁
1の下部には多数の支持ローラ5が回動自在に固
着され、同様にリング状の支持レール6上を転動
するようになつている。なお、7はガイドレール
4を支持するためのガイドレール支持部材であ
り、8は支持レール6を支持するための支持レー
ル支持部材である。9は円環梁1を旋回させるた
めの駆動力を与えるための駆動系である。
図はA−A矢視における断面を表わす図であり、
第3図および第4図は後述する支持ローラの側面
図を示す。図において、1は旋回する円環梁であ
り、同円環梁1には上記したように粒塊物を処理
するための容器2が固着されている。また、円環
梁1の内側には多数のガイドローラ3が回動自在
に固着されリング状のガイドレール4に接触しな
がら転動するようになつている。さらに、円環梁
1の下部には多数の支持ローラ5が回動自在に固
着され、同様にリング状の支持レール6上を転動
するようになつている。なお、7はガイドレール
4を支持するためのガイドレール支持部材であ
り、8は支持レール6を支持するための支持レー
ル支持部材である。9は円環梁1を旋回させるた
めの駆動力を与えるための駆動系である。
第3図および第4図に示すのは、上記した支持
ローラ5の詳細側面であり、前者が固定式のロー
ラ、後者が可動式のローラである。第3図に示す
支持ローラ5では、円環梁1の下部にローラ支持
板10を強固に固定し、ローラ支持板10の下部
に支持ローラ5を回動自在に取付けており、支持
ローラ5のほぼ直上には荷重受部材11が設けら
れている。第4図に示す支持ローラ5では、円環
梁1の下部に垂直方向のピン12が固着されてお
り、ピン12にはローラ支持板10の1端部が回
動自在に嵌装されており、従つてローラ支持板1
0はピン12を軸にして回動可能となつている。
さらに、円環梁1とローラ支持板10の間にはそ
れぞれすべり軸受13が配置され軸受面14で摺
動可能となつている。
ローラ5の詳細側面であり、前者が固定式のロー
ラ、後者が可動式のローラである。第3図に示す
支持ローラ5では、円環梁1の下部にローラ支持
板10を強固に固定し、ローラ支持板10の下部
に支持ローラ5を回動自在に取付けており、支持
ローラ5のほぼ直上には荷重受部材11が設けら
れている。第4図に示す支持ローラ5では、円環
梁1の下部に垂直方向のピン12が固着されてお
り、ピン12にはローラ支持板10の1端部が回
動自在に嵌装されており、従つてローラ支持板1
0はピン12を軸にして回動可能となつている。
さらに、円環梁1とローラ支持板10の間にはそ
れぞれすべり軸受13が配置され軸受面14で摺
動可能となつている。
さて、第1図及び第2図に示す装置において、
粒塊物を処理するための容器2が固着された円環
梁1は駆動系9により駆動回転される。駆動方法
としては本例で示すような摩擦ローラNを使用す
る場合の他、装置の規模等に応じてギヤ駆動など
が使われる場合もある。円環梁1は通常数10m径
であり、比較的大きなものであるため円環梁1、
ガイドレール4その他これらの保持部材に製作誤
差、据付誤差を有し、さらに処理工程で熱エネル
ギをもつておれば各部に熱変形が生じる。このた
め、ガイドレール4とガイドローラ3との間には
上述した製作誤差、据付誤差熱変形等を許容する
〓間を開けて据付ける必要がある。このような装
置において、上記駆動を行うと、円環梁1は真円
で旋回せず、振れ回りながら回転することとな
る。したがつて、円環梁1の下部に取付けられた
支持ローラ5は第3図に示すタイプのものではロ
ーラの向きが固定されているために上記振れ回り
回転によつて支持ローラ5と支持レール6との間
で横すべりが生じ、支持ローラ5と支持レール6
の著しい摩耗が生じひいては破損原因ともなる。
そこでこの改良案として提案されたものが、第4
図に示す首振りキヤスタ式のローラである。この
ローラの上面図を第5図に示す。第5図におい
て、支持ローラ5の傾き角度がθづれた状態で矢
印の方向に引張られる場合、支持ローラ5に加わ
る荷重W、支持ローラ5のすべり摩擦係数μS、す
べり軸受13のすべり摩擦係数μBとすればF1=μS
W、F2=μBWとなりF1>F2のときには支持ロー
ラ5はθを縮める方向に近寄つていく。ここで、
μSは一定値でなくθによつて変化することが本考
案者らの実験によつて確かめられており、μSとθ
の関係を第6図に示している。第6図によると、
θが約0.4゜以上ではμSは一定であるが、θがそれ
以下になると次第に減少している。つまり、μSに
依存するF1はθの減少に伴つて小さくなること
を意味し、ほぼ一定であるF2を下回ると、その
時点のθで支持ローラ5が動かなくなり、横すべ
りを生じてしまう。従来提案されている第4図の
タイプの支持ローラ5では荷重受け部材としてす
べり軸受13を使用しているためすべり摩擦係数
μBは例えば0.25程度に比較的大きなものである。
μBが0.25の場合にはθが0.2゜のところで動かなく
なつてしまい、大きな横すべりを生じて摩耗が促
進する。
粒塊物を処理するための容器2が固着された円環
梁1は駆動系9により駆動回転される。駆動方法
としては本例で示すような摩擦ローラNを使用す
る場合の他、装置の規模等に応じてギヤ駆動など
が使われる場合もある。円環梁1は通常数10m径
であり、比較的大きなものであるため円環梁1、
ガイドレール4その他これらの保持部材に製作誤
差、据付誤差を有し、さらに処理工程で熱エネル
ギをもつておれば各部に熱変形が生じる。このた
め、ガイドレール4とガイドローラ3との間には
上述した製作誤差、据付誤差熱変形等を許容する
〓間を開けて据付ける必要がある。このような装
置において、上記駆動を行うと、円環梁1は真円
で旋回せず、振れ回りながら回転することとな
る。したがつて、円環梁1の下部に取付けられた
支持ローラ5は第3図に示すタイプのものではロ
ーラの向きが固定されているために上記振れ回り
回転によつて支持ローラ5と支持レール6との間
で横すべりが生じ、支持ローラ5と支持レール6
の著しい摩耗が生じひいては破損原因ともなる。
そこでこの改良案として提案されたものが、第4
図に示す首振りキヤスタ式のローラである。この
ローラの上面図を第5図に示す。第5図におい
て、支持ローラ5の傾き角度がθづれた状態で矢
印の方向に引張られる場合、支持ローラ5に加わ
る荷重W、支持ローラ5のすべり摩擦係数μS、す
べり軸受13のすべり摩擦係数μBとすればF1=μS
W、F2=μBWとなりF1>F2のときには支持ロー
ラ5はθを縮める方向に近寄つていく。ここで、
μSは一定値でなくθによつて変化することが本考
案者らの実験によつて確かめられており、μSとθ
の関係を第6図に示している。第6図によると、
θが約0.4゜以上ではμSは一定であるが、θがそれ
以下になると次第に減少している。つまり、μSに
依存するF1はθの減少に伴つて小さくなること
を意味し、ほぼ一定であるF2を下回ると、その
時点のθで支持ローラ5が動かなくなり、横すべ
りを生じてしまう。従来提案されている第4図の
タイプの支持ローラ5では荷重受け部材としてす
べり軸受13を使用しているためすべり摩擦係数
μBは例えば0.25程度に比較的大きなものである。
μBが0.25の場合にはθが0.2゜のところで動かなく
なつてしまい、大きな横すべりを生じて摩耗が促
進する。
本考案では上記の問題点を解消するために提案
するものでローラの追従性を阻害せぬつまり摩耗
の少ないサーキユラグレート型回転構造物の回転
支持装置を提供する。
するものでローラの追従性を阻害せぬつまり摩耗
の少ないサーキユラグレート型回転構造物の回転
支持装置を提供する。
第7図に本考案に係る回転支持装置を側面図で
示す。1は円環梁であり、12は円環梁1に取付
けられたピンであり、10はピン12に固定され
てピン12を軸に回動可能とされたローラ支持板
である。なお、ピンは円環梁1に介装材を配して
取付けられてもよい。16は荷重受けローラ支持
材であり、ローラ支持板10の上部に固着されて
おり、荷重受けローラ支持材16には回転自在に
1個以上の荷重受けローラ15が配置され、この
ローラ15の向きはピン12を中心としたローラ
支持板10の回動を阻害しないすなわちピン12
を中心とした円弧の接線上に転動するように設定
される。また、17は円環梁1の下部に固着され
たレールであり、荷重受けローラ15の転がり軌
跡に沿つて配置される。さらに、ローラ支持板1
0の下部には支持ローラ5が回転可能に支持され
ている。なお、第1図、第2図に示したような全
体構造は従来のものと同様である。
示す。1は円環梁であり、12は円環梁1に取付
けられたピンであり、10はピン12に固定され
てピン12を軸に回動可能とされたローラ支持板
である。なお、ピンは円環梁1に介装材を配して
取付けられてもよい。16は荷重受けローラ支持
材であり、ローラ支持板10の上部に固着されて
おり、荷重受けローラ支持材16には回転自在に
1個以上の荷重受けローラ15が配置され、この
ローラ15の向きはピン12を中心としたローラ
支持板10の回動を阻害しないすなわちピン12
を中心とした円弧の接線上に転動するように設定
される。また、17は円環梁1の下部に固着され
たレールであり、荷重受けローラ15の転がり軌
跡に沿つて配置される。さらに、ローラ支持板1
0の下部には支持ローラ5が回転可能に支持され
ている。なお、第1図、第2図に示したような全
体構造は従来のものと同様である。
本考案による装置とすれば荷重受け部が従来の
すべり軸受に変わり転動体となつているので、転
動体の摩擦係数はすべりの摩擦係数に比べ1オー
ダ小さいのが普通であるところから、第6図によ
つてローラ5が動かなくなるθを求めると、相当
μBが0.01の場合、θ=0.03゜程度となり、ローラ5
の横すべり量は著しく低減され、それによつて摩
耗及び損傷は著しく軽減されることが期待でき
る。
すべり軸受に変わり転動体となつているので、転
動体の摩擦係数はすべりの摩擦係数に比べ1オー
ダ小さいのが普通であるところから、第6図によ
つてローラ5が動かなくなるθを求めると、相当
μBが0.01の場合、θ=0.03゜程度となり、ローラ5
の横すべり量は著しく低減され、それによつて摩
耗及び損傷は著しく軽減されることが期待でき
る。
第1図……回転構造物の部分上面図、第2図…
…AA断面図、第3図、第4図……支持ローラの
側面図、第5図……支持ローラの上面図、第6図
……θとμSの関係を表わすグラフ、第7図……本
考案による支持ローラの側面図。 1……円環梁、3……ガイドローラ、4……ガ
イドレール、5……支持ローラ、6……支持レー
ル、15……荷重受けローラ。
…AA断面図、第3図、第4図……支持ローラの
側面図、第5図……支持ローラの上面図、第6図
……θとμSの関係を表わすグラフ、第7図……本
考案による支持ローラの側面図。 1……円環梁、3……ガイドローラ、4……ガ
イドレール、5……支持ローラ、6……支持レー
ル、15……荷重受けローラ。
Claims (1)
- 粒塊状物を処理するサーキユラグレート型回転
構造物の旋回する円環梁に、直接或は介装材を介
してピンを配し、該ピンを介して回動可能にされ
たローラ支持部材を設け、該ローラ支持部材と円
環梁との間にはローラ支持部材の回動を阻げない
方向に転がる1個以上の第1のローラを配置し、
さらにローラ支持部材の下部には第2のローラを
支承する支持部を複数設けたことを特徴とする、
サーキユラグレート型回転構造物の回転支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10983483U JPS6020548U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | サ−キュラグレ−ト型回転構造物の回転支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10983483U JPS6020548U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | サ−キュラグレ−ト型回転構造物の回転支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6020548U JPS6020548U (ja) | 1985-02-13 |
JPS636177Y2 true JPS636177Y2 (ja) | 1988-02-22 |
Family
ID=30255698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10983483U Granted JPS6020548U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | サ−キュラグレ−ト型回転構造物の回転支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020548U (ja) |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP10983483U patent/JPS6020548U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6020548U (ja) | 1985-02-13 |
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