JPS6361106B2 - - Google Patents

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JPS6361106B2
JPS6361106B2 JP56130220A JP13022081A JPS6361106B2 JP S6361106 B2 JPS6361106 B2 JP S6361106B2 JP 56130220 A JP56130220 A JP 56130220A JP 13022081 A JP13022081 A JP 13022081A JP S6361106 B2 JPS6361106 B2 JP S6361106B2
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JP
Japan
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weight
graphite
molten steel
nozzle
magnesia
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JP56130220A
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JPS5832554A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50Pouring-nozzles
    • B22D41/52Manufacturing or repairing thereof
    • B22D41/54Manufacturing or repairing thereof characterised by the materials used therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶鋼を連続鋳造する際に使用され
る、耐蝕性に優れ、熱衝撃による割れの発生がな
い、連続鋳造用ノズルに関するものである。
連続鋳造用ノズルは、1500〜1550℃の高温の溶
鋼に接触する苛酷な条件下で使用されるため、耐
蝕性に優れ、しかも熱衝撃による割れの発生の少
ないことが要求される。
このような連続鋳造用ノズルの材質としては、 (1) 黒鉛−アルミナ質耐火物 (2) 黒鉛−マグネシア質耐火物 (3) 黒鉛−アルミナ質耐火物と黒鉛−ジルコニア
質耐火物との組合せ が知られている。
しかし、上記(1)の黒鉛−アルミナ質耐火物の場
合は、溶鋼に対する耐蝕性には優れているもの
の、鋳型内の溶鋼表面に、溶鋼の酸化防止、非金
属介在物の吸収、ブレイクアウトの防止を図つ
て、潤滑剤的な目的で添加されている、CaOとフ
ツ化物とを多量に含むモールドパウダーによつ
て、著しく溶損される問題がある。
上記(2)の黒鉛−マグネシア質耐火物は、例えば
特公昭55−10340号に開示されているように、
MgO:43〜87%、黒鉛:8〜42%、SiC、SiO2
SiまたはFe−Siからなる珪素成分3〜12%を含
有する耐火物からなるもので、溶鋼に対する耐蝕
性は優れているが、MgOの含有量が多いために、
ノズルの熱膨脹率が高く、熱衝撃による割れの発
生現象を完全に防ぐことはできない。
上記(3)の黒鉛−アルミナ質耐火物と黒鉛−ジル
コニア質耐火物との組合せは、ノズルの本体を黒
鉛−アルミナ質耐火物とし、そのモールドパウダ
ーと接触する部分に、モールドパウダーに対して
耐蝕性の優れている黒鉛−ジルコニア質耐火物を
成形時に一体的に配設した2層構造としたもので
ある。このノズルによれば、溶鋼およびモールド
パウダーに対し、優れた耐蝕性が得られるが、2
層構造のため単層構造のノズルに比較して構造が
複雑であり、成形に手間がかかる。また黒鉛−ア
ルミナ質耐火物と黒鉛−ジルコニア質耐火物と
は、その熱膨脹率が異なることから、焼成時の昇
温、冷却に伴つて、両者に亀裂の発生することが
避けられず、製造歩留の低下を招く上、使用時に
おいても熱膨脹率の相違から、1500〜1550℃の高
温の溶鋼との接触による熱衝撃で割れが生じ、多
大な損害が発生する問題がある。
この発明は、上述の観点から、溶鋼の連続鋳造
に際して、溶鋼およびモールドパウダーに対する
耐蝕性に優れ、かつ耐熱衝撃抵抗が高く、しかも
製造が容易な単層構造の連続鋳造用ノズルを提供
するもので、その化学成分組成が重量割合で、
C:15.0〜40.0%、MgO:40.0〜70.0%、SiO2
15.0〜35.0%からなることに特徴を有するもので
ある。
次に、この発明の連続鋳造用ノズルにおいて、
その化学成分組成を上述のように限定した理由に
ついて説明する。
炭素(c)炭素は主に熱衝撃抵抗を高め、溶鋼に対
する濡れ難さ性を向上させる作用がある。しかし
ながら、炭素の含有量が15.0重量%未満では、上
述した作用に所望の効果が得られず、一方、40.0
%を超えると、炭素の酸化現象が生じて、耐火物
がポーラスとなり、逆に溶鋼やモールドパウダー
によつて溶損されやすくなる。従つて、炭素の含
有量は、15.0〜40.0重量%に定めた。
マグネシア(MgO)マグネシアは主に耐蝕性
を高める作用がある。しかしながら、マグネシア
の含有量が40.0重量%未満では、マグネシアの有
する高耐蝕性が発揮されず、従つて溶鋼やモール
ドパウダーに溶損されやすくなり、一方、70.0重
量%を超えると、熱膨脹率が高くなつて、熱衝撃
抵抗が低くなり、割れが発生しやすくなる。従つ
て、マグネシアの含有量は、40.0〜70.0重量%に
定めた。なお、マグネシアの原料としては、焼結
品または電融品のいずれを使用してもよい。
シリカ(SiO2)シリカは従来の黒鉛−マグネ
シア耐火物の最大の欠点である熱膨脹率が高く、
熱衝撃抵抗が低い点を補う作用がある。しかしな
がら、シリカの含有量が15.0重量%未満では、上
述した作用に所望の効果が得られず、一方、35.0
重量%を超えると、相対的に耐蝕性が低下し、溶
鋼やモールドパウダーに溶損されやすくなる。従
つて、シリカの含有量は、15.0〜35.0重量%に定
めた。なお、シリカの含有量のより好ましい範囲
は、20〜30重量%である。
次に、この発明の連続鋳造用ノズルを、実施例
により、更に詳細に説明する。
実施例 1 黒鉛 20重量% 電融マグネシア 60重量% 溶融石英 20重量% からなる耐火物に、金属シリコンを2重量%と、
結合剤としてタールピツチを20重量%とを添加し
たものを、通常の方法で混練し、次いでラバープ
レス法により成型した上、これを還元焼成して、
肉厚が30mmの単層構造の連続鋳造用浸漬ノズルを
製造した。
この浸漬ノズルを用いて、容量250tの取鍋の鋼
を、2ストランドで連続鋳造したところ、本体が
黒鉛−アルミナ質耐火物でモールドパウダー接触
部が黒鉛−ジルコニア質耐火物の従来の2層構造
の浸漬ノズルに比較して、1分間当りの溶損量が
約30%少なく、良好な結果が得られた。
実施例 2 黒鉛 30重量% 焼結マグネシア 45重量% 溶融石英 25重量% からなる耐火物に、金属アルミニウムを3重量%
と、結合剤として樹脂を7重量%とを添加したも
のを、50〜80℃の温度で加熱混練し、粉砕した
上、ラバープレス法により成型し、次いで1000℃
で3時間酸化焼成して、肉厚が40mmの単層構造の
連続鋳造用ロングノズルを製造した。
このロングノズルを用いて、容量300tの取鍋10
杯分の鋼を連続鋳造したところ、割れの発生はな
く、完全に鋳型に注入することができ、そのとき
の溶損は最大20mmであつた。
以上述べたように、この発明の連続鋳造用ノズ
ルによれば、熱衝撃による割れの発生は少なく、
かつ溶鋼およびモールドパウダーに対して優れた
耐蝕性が得られ、単層構造であるから成型が容易
である等、工業上優れた効果がもたらされる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続鋳造用ノズルにおいて、その化学成分
    が、 C:15.0〜40.0重量%、 MgO:40.0〜70.0重量%、 SiO2:15.0〜35.0重量%、 からなることを特徴とする連続鋳造用ノズル。
JP56130220A 1981-08-21 1981-08-21 連続鋳造用ノズル Granted JPS5832554A (ja)

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JP56130220A JPS5832554A (ja) 1981-08-21 1981-08-21 連続鋳造用ノズル

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JP56130220A JPS5832554A (ja) 1981-08-21 1981-08-21 連続鋳造用ノズル

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Publication Number Publication Date
JPS5832554A JPS5832554A (ja) 1983-02-25
JPS6361106B2 true JPS6361106B2 (ja) 1988-11-28

Family

ID=15028953

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JP56130220A Granted JPS5832554A (ja) 1981-08-21 1981-08-21 連続鋳造用ノズル

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JPH0636339U (ja) * 1992-10-01 1994-05-13 三菱マテリアル株式会社 巻線ボビン

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JPS5832554A (ja) 1983-02-25

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