JPS6360486A - 導電性高分子電子素子 - Google Patents
導電性高分子電子素子Info
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- JPS6360486A JPS6360486A JP20404486A JP20404486A JPS6360486A JP S6360486 A JPS6360486 A JP S6360486A JP 20404486 A JP20404486 A JP 20404486A JP 20404486 A JP20404486 A JP 20404486A JP S6360486 A JPS6360486 A JP S6360486A
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、導電性高分子を利用した導電性高分子電子
素子に関する。
素子に関する。
(ロ)従来の技術
近年、高分子化学の進歩により導電性高分子が開発され
、この導電性高分子は、電荷量により導電度や吸光度を
コントロールすることができる新素材として注目され、
バフテリや表示素子をはじめ、多方面への応用が期待さ
れている。
、この導電性高分子は、電荷量により導電度や吸光度を
コントロールすることができる新素材として注目され、
バフテリや表示素子をはじめ、多方面への応用が期待さ
れている。
この導電性高分子を使用した電子素子、例えば表示素子
としては、第4図に示すものが知られている。22は基
板であり、この基板22内面に第1の電極体23、・・
・、23が設けられている。さらに、これら第1の電極
体23、・・・、23上には、導電性高分子層24、・
・・、24がそれぞれ設けられている。25は、導電性
高分子層24と対向して設けられる、Ni等よりなる第
2の電極体である。基板22と第2の電極体25との間
には、電解液27が満たされている。この表示素子は、
第1の電極体23と第2の電極体25との間に正負の電
圧を印加することにより、導電性高分子層24に変色反
応を起こさせるものである。
としては、第4図に示すものが知られている。22は基
板であり、この基板22内面に第1の電極体23、・・
・、23が設けられている。さらに、これら第1の電極
体23、・・・、23上には、導電性高分子層24、・
・・、24がそれぞれ設けられている。25は、導電性
高分子層24と対向して設けられる、Ni等よりなる第
2の電極体である。基板22と第2の電極体25との間
には、電解液27が満たされている。この表示素子は、
第1の電極体23と第2の電極体25との間に正負の電
圧を印加することにより、導電性高分子層24に変色反
応を起こさせるものである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
上記従来の導電性高分子電子素子においては、電気化学
反応は、導電性高分子層のみならず、第2の電極体表面
でも起こり、この電気化学反応により、第2の電極体が
電解液中に溶出するおそれがあった。
反応は、導電性高分子層のみならず、第2の電極体表面
でも起こり、この電気化学反応により、第2の電極体が
電解液中に溶出するおそれがあった。
そこで、第2の電極体として、電気化学反応の生じにく
いpt等の貴金属類の使用も考えられる。
いpt等の貴金属類の使用も考えられる。
しかし、この場合であっても、導電性高分子に印加され
る駆動電圧が高いため、貴金属類よりなる第2の電極体
が電気化学反応により溶出し、導電性高分子電子素子が
長時間駆動に耐え得ない不都合があった。
る駆動電圧が高いため、貴金属類よりなる第2の電極体
が電気化学反応により溶出し、導電性高分子電子素子が
長時間駆動に耐え得ない不都合があった。
この発明は、上記不都合に鑑みなされたもので、長時間
駆動に耐え得る導電性高分子電子素子の提供を目的とし
ている。
駆動に耐え得る導電性高分子電子素子の提供を目的とし
ている。
(ニ)問題点を解決するための手段
上記不都合を解決するための手段として、この発明の導
電性高分子電子素子は、基板の内面に第1の電極体を設
け、この第1の電極体上に導電性高分子層を設け、金属
酸化物半導体よりなる第2の電極体を前記導電性高分子
層に対向させて設けると共に、前記導電性高分子層と第
2の電極体との間を電解質で満たしたものである。
電性高分子電子素子は、基板の内面に第1の電極体を設
け、この第1の電極体上に導電性高分子層を設け、金属
酸化物半導体よりなる第2の電極体を前記導電性高分子
層に対向させて設けると共に、前記導電性高分子層と第
2の電極体との間を電解質で満たしたものである。
(ホ)作用
この発明の導電性高分子電子素子において、第2の電極
体を構成する金属酸化物半導体は、導電性高分子の駆動
電圧範囲内では、電解質中に溶出しない。このため、導
電性高分子電子素子を長時間の駆動にも耐え得るものと
することができる。
体を構成する金属酸化物半導体は、導電性高分子の駆動
電圧範囲内では、電解質中に溶出しない。このため、導
電性高分子電子素子を長時間の駆動にも耐え得るものと
することができる。
(へ)実施例
この発明の一実施例を、第1図、第2図、第3図(al
及び第3図(b)に基づいて、以下に説明する。
及び第3図(b)に基づいて、以下に説明する。
第1図は、この実施例に係る表示素子lの外観平面図、
第2図は、同表示素子1の第1図中■−■線における縦
断面図を示している。
第2図は、同表示素子1の第1図中■−■線における縦
断面図を示している。
この表示素子1は、絶縁基板2、第1電掻体3、・・・
、3、導電性高分子層4、・・・、4、第2電極体5及
び電極基板6を備えてなり、電解液(電解質)7が封入
されてなるものである。絶縁基板2は、白ガラス、プラ
スチック等の絶縁素材よりなる平板である。
、3、導電性高分子層4、・・・、4、第2電極体5及
び電極基板6を備えてなり、電解液(電解質)7が封入
されてなるものである。絶縁基板2は、白ガラス、プラ
スチック等の絶縁素材よりなる平板である。
第1電掻体3は、絶縁基板2の内面2aに形成されるS
nO□nO□電膜である。第1電極体3は、7セグメン
トのパターンに配置され、それぞれ両側部の端子8、・
・・、8に個別に接続されている。なお、第1電極体3
を構成する素材は、金属やITO等の導電性物質等、適
宜設計変更可能である。
nO□nO□電膜である。第1電極体3は、7セグメン
トのパターンに配置され、それぞれ両側部の端子8、・
・・、8に個別に接続されている。なお、第1電極体3
を構成する素材は、金属やITO等の導電性物質等、適
宜設計変更可能である。
導電性高分子層4、・・・、4は、ポリアニリンより構
成され、電解重合により第1電極体3上に生成される。
成され、電解重合により第1電極体3上に生成される。
第2電極体5は、絶縁性素材よりなる電極基板6内面6
aに形成される5nO2(金属酸化物半導体)透明導電
膜である。絶縁基板2と電極基板6は、所定間隔をおい
て対向させられる。そして、絶縁基板2と電極基板6周
囲には封止材9が設けられ、絶縁基板2と電極基板6と
の間に電解液7が充填される。この電解液7は、アセト
ニトリル+LiBF、よりなり、導電性高分子層4、第
2の電極体5等が浸漬される。
aに形成される5nO2(金属酸化物半導体)透明導電
膜である。絶縁基板2と電極基板6は、所定間隔をおい
て対向させられる。そして、絶縁基板2と電極基板6周
囲には封止材9が設けられ、絶縁基板2と電極基板6と
の間に電解液7が充填される。この電解液7は、アセト
ニトリル+LiBF、よりなり、導電性高分子層4、第
2の電極体5等が浸漬される。
次に、この実施例表示素子1の駆動電圧Vdの決定を、
第3図(al及び第3図(blを参照しながら、以下に
説明する。
第3図(al及び第3図(blを参照しながら、以下に
説明する。
第3図(5)は、端子8と第2電極体5との間での電流
−電圧曲線を示している。この曲線は、第3図山)に示
す系を用いて、実験的に求められたものである。第3図
(blにおいて、Aは基板12上に5nQz層13及び
ポリアニリン層14を重ねて形成した電極、Bは基板1
6上にSnO□層15層形5した対向電極である。電極
A及び対向電極Bは、ビー力Cに貯留されたアセトニト
リル+LiB F a中に浸漬されている。
−電圧曲線を示している。この曲線は、第3図山)に示
す系を用いて、実験的に求められたものである。第3図
(blにおいて、Aは基板12上に5nQz層13及び
ポリアニリン層14を重ねて形成した電極、Bは基板1
6上にSnO□層15層形5した対向電極である。電極
A及び対向電極Bは、ビー力Cに貯留されたアセトニト
リル+LiB F a中に浸漬されている。
ポリアニリン層14が緑色の状態で、対向電極Bに電極
Aに対して正の電圧を印加し、その値を増加させていく
〔第3図(a)参照〕。印加電圧Vが約2.5■に達
すると、ポリアニリン層14が緑色より黄色に変化する
。さらに印加電圧■を増加させ、その値が約5■となる
と、SnO,層15の反応が始まり、SnO,層15が
変色し始める。
Aに対して正の電圧を印加し、その値を増加させていく
〔第3図(a)参照〕。印加電圧Vが約2.5■に達
すると、ポリアニリン層14が緑色より黄色に変化する
。さらに印加電圧■を増加させ、その値が約5■となる
と、SnO,層15の反応が始まり、SnO,層15が
変色し始める。
従って、実施例表示素子1において、駆動電圧Vdを2
.5■から5vの範囲に設定すれば、第2電極体5を構
成する5nOz導電膜の電解液7中への溶出を防止する
ことができる。
.5■から5vの範囲に設定すれば、第2電極体5を構
成する5nOz導電膜の電解液7中への溶出を防止する
ことができる。
次に、この実施例表示素子1の表示動作について説明す
る。
る。
任意の端子8に、第2電極5に対して負の駆動電圧Vd
(2,5V<vd<5V)を印加すれば、その端子8と
接続されている導電性高分子層4が緑色より黄色に変化
する。一方、端子8に第2電極体5に対して正の駆動電
圧Vdを印加すれば、その端子8と接続されている導電
性高分子層4は黄色より緑色に変化する。そして、各端
子8に正負の駆動電圧Vdを印加することにより、各導
電性高分子層4が、緑色又は黄色に変化し、数字が表示
されることとなる。
(2,5V<vd<5V)を印加すれば、その端子8と
接続されている導電性高分子層4が緑色より黄色に変化
する。一方、端子8に第2電極体5に対して正の駆動電
圧Vdを印加すれば、その端子8と接続されている導電
性高分子層4は黄色より緑色に変化する。そして、各端
子8に正負の駆動電圧Vdを印加することにより、各導
電性高分子層4が、緑色又は黄色に変化し、数字が表示
されることとなる。
なお、導電性高分子層4、第2電極体5及び電解液7は
、上記実施例のものに限定されない。例えば、導電性高
分子としてポリチオフェン、第2電掻体としてTi12
電極膜、電解液としてアセトニトリル+L i CI
04等、それぞれ適宜変更可能なものである。
、上記実施例のものに限定されない。例えば、導電性高
分子としてポリチオフェン、第2電掻体としてTi12
電極膜、電解液としてアセトニトリル+L i CI
04等、それぞれ適宜変更可能なものである。
また、上記実施例は、この発明を表示素子に適用した例
を示しているが、これに限定されるものではなく、バフ
テリ等、他の電子素子にも適用可能なものである。
を示しているが、これに限定されるものではなく、バフ
テリ等、他の電子素子にも適用可能なものである。
(ト)発明の効果
この発明の導電性高分子電子素子は、基板の内面に第1
の電極体を設け、この第1の電極体上に導電性高分子層
を設け、金属酸化物半導体よりなる第2の電極体を前記
導電性高分子層に対向させて設けると共に、前記導電性
高分子層と第2の電極体との間を電解質で満たしてなる
ものであるから、第2電極体の電解質中への溶出が防止
され、長時間の駆動に耐え得るものとできる利点を有し
ている。
の電極体を設け、この第1の電極体上に導電性高分子層
を設け、金属酸化物半導体よりなる第2の電極体を前記
導電性高分子層に対向させて設けると共に、前記導電性
高分子層と第2の電極体との間を電解質で満たしてなる
ものであるから、第2電極体の電解質中への溶出が防止
され、長時間の駆動に耐え得るものとできる利点を有し
ている。
第1図は、この発明の一実施例に係る表示素子の外観平
面図、第2図は、同表示素子の第1図中■−■線におけ
る縦断面図、第3図(alは、同表示素子の駆動電圧を
説明するための電流−電圧曲線を示す図、第3図(bl
は、同電流−電圧曲線を得るのに使用された実験系を示
す図、第4図は、従来の表示素子を説明する図である。 2:絶縁基板、 3・・・・・・3:第1電極体、4
・・・・・・4:導電性高分子層、 5:第2電極体、 7:電解液。 特許出願人 立石電機株式会社代理人
弁理士 中 村 茂 倍乗1図
面図、第2図は、同表示素子の第1図中■−■線におけ
る縦断面図、第3図(alは、同表示素子の駆動電圧を
説明するための電流−電圧曲線を示す図、第3図(bl
は、同電流−電圧曲線を得るのに使用された実験系を示
す図、第4図は、従来の表示素子を説明する図である。 2:絶縁基板、 3・・・・・・3:第1電極体、4
・・・・・・4:導電性高分子層、 5:第2電極体、 7:電解液。 特許出願人 立石電機株式会社代理人
弁理士 中 村 茂 倍乗1図
Claims (2)
- (1)基板の内面に第1の電極体を設け、この第1の電
極体上に導電性高分子層を設け、金属酸化物半導体より
なる第2の電極体を前記導電性高分子層に対向させて設
けると共に、前記導電性高分子層と第2の電極体との間
を電解質で満たしてなる導電性高分子電子素子。 - (2)前記金属酸化物半導体が、SnO_2である特許
請求の範囲第1項記載の導電性高分子電子素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20404486A JPS6360486A (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 導電性高分子電子素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20404486A JPS6360486A (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 導電性高分子電子素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6360486A true JPS6360486A (ja) | 1988-03-16 |
Family
ID=16483823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20404486A Pending JPS6360486A (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 導電性高分子電子素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6360486A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009054273A1 (ja) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Konica Minolta Holdings, Inc. | 透明導電性フィルム及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-08-30 JP JP20404486A patent/JPS6360486A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009054273A1 (ja) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Konica Minolta Holdings, Inc. | 透明導電性フィルム及びその製造方法 |
US8456005B2 (en) | 2007-10-26 | 2013-06-04 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Transparent conductive film and method for producing the same |
JP5353705B2 (ja) * | 2007-10-26 | 2013-11-27 | コニカミノルタ株式会社 | 透明導電性フィルム及びその製造方法 |
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