JPS6359892A - 細胞刺激チヤンバ - Google Patents
細胞刺激チヤンバInfo
- Publication number
- JPS6359892A JPS6359892A JP20350886A JP20350886A JPS6359892A JP S6359892 A JPS6359892 A JP S6359892A JP 20350886 A JP20350886 A JP 20350886A JP 20350886 A JP20350886 A JP 20350886A JP S6359892 A JPS6359892 A JP S6359892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- cell
- space
- cells
- suction means
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000006285 cell suspension Substances 0.000 abstract description 10
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電気刺激を利用して細胞どおしを融合させた
り、DNAなどの高分子を細胞内に導入するために使用
される細胞刺激チャンバに関するものである。
り、DNAなどの高分子を細胞内に導入するために使用
される細胞刺激チャンバに関するものである。
(従来の技術)
細胞どおしを融合させたり、細胞に高分子を4入させる
には、細胞に電気刺激を与えて細胞膜の透過性を上げる
。
には、細胞に電気刺激を与えて細胞膜の透過性を上げる
。
従来、細胞に電気刺激を与えるための細胞刺激チャンバ
は、一対の電極の間に、細胞を懸濁させた細胞懸濁液を
入れ、電極間に電圧を印加することによって電気刺激を
与えている。
は、一対の電極の間に、細胞を懸濁させた細胞懸濁液を
入れ、電極間に電圧を印加することによって電気刺激を
与えている。
細胞に印加される電気刺激の強さVmは細胞の大きさに
よって異なり、細胞の半径に比例する。
よって異なり、細胞の半径に比例する。
すなわち
Vm= (3/2)rE −(1)
と表わされる。ここでEは電界強度(KV/Cm)であ
り、rは細胞の半径である。
り、rは細胞の半径である。
電界強度Eは
E=V/I2 ・・・・・・(2)と表わさ
れる。ここで、■は電極間の印加電圧、Qは電極間距離
である。
れる。ここで、■は電極間の印加電圧、Qは電極間距離
である。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の(1)式から、細胞の半径rが小さくなると電界
強度Eを大きくする必要がある。発生することのできる
電圧■が一定であれば、電界強度Eを大きくするために
は上記の(2)式から電極間距離Qを小さくすればよい
が、電極間距離Ωを小さくし過ぎると細胞懸濁液の出し
入れのためのピペットの操作が不可能となる6したがっ
て、バクテリアなどの小さな細胞を扱う場合に、電源や
チャンバの点からそのような小さな細胞に電気刺激を与
えることは不可能であるとされていた。
強度Eを大きくする必要がある。発生することのできる
電圧■が一定であれば、電界強度Eを大きくするために
は上記の(2)式から電極間距離Qを小さくすればよい
が、電極間距離Ωを小さくし過ぎると細胞懸濁液の出し
入れのためのピペットの操作が不可能となる6したがっ
て、バクテリアなどの小さな細胞を扱う場合に、電源や
チャンバの点からそのような小さな細胞に電気刺激を与
えることは不可能であるとされていた。
本発明は電極間距離を例えば1mm以下というように小
さくしても細胞懸濁液の出し入れ操作ができるようにし
、その結果、大きな電界強度を与えられるようにするこ
とによって小さな細胞にも十分な電気刺激を与えること
のできる細胞刺激チャ゛ ンバを提供することを目的
とするものである。
さくしても細胞懸濁液の出し入れ操作ができるようにし
、その結果、大きな電界強度を与えられるようにするこ
とによって小さな細胞にも十分な電気刺激を与えること
のできる細胞刺激チャ゛ ンバを提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の細胞刺激チャンバでは、一対の平行電極が微小
間隔を保って透明絶縁材中に埋め込まれているとともに
前記一対の平行電極間に空間が形成されているチャンバ
の先端に、前記空間に通じ □る細胞吸引口を一体的に
設け、前記チャンバの基端に前記空間に通じる吸引機構
を一体的に設けた。
間隔を保って透明絶縁材中に埋め込まれているとともに
前記一対の平行電極間に空間が形成されているチャンバ
の先端に、前記空間に通じ □る細胞吸引口を一体的に
設け、前記チャンバの基端に前記空間に通じる吸引機構
を一体的に設けた。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を表わす縦断面図、第2図は
第1図のA−A線位置における断面図である。
第1図のA−A線位置における断面図である。
2はチャンバであり、透明絶縁材の透明ガラス体4の中
に一対の平行ffi極6 a 、 6 bが微小間隔、
例えば1mm、を保って埋め込まれ、両平行ffi嘆6
a、6b間に空間を形成している。8a、8bはそれぞ
れ平行電極6a、6bの電源接続端子であり、チャンバ
2から外部に取り出されている。
に一対の平行ffi極6 a 、 6 bが微小間隔、
例えば1mm、を保って埋め込まれ、両平行ffi嘆6
a、6b間に空間を形成している。8a、8bはそれぞ
れ平行電極6a、6bの電源接続端子であり、チャンバ
2から外部に取り出されている。
チャンバ2の先端にはチャンバ2の内部空間に通じ、微
小孔径をもつ細胞吸引口10が一体的に設けられている
。チャンバ2の基端には、チャンバ2の内部空間に通じ
る接続管12が一体的に設けられ、接続管12の先端に
は吸引機構としてのゴム製吸引部14が取りつけられて
いる。
小孔径をもつ細胞吸引口10が一体的に設けられている
。チャンバ2の基端には、チャンバ2の内部空間に通じ
る接続管12が一体的に設けられ、接続管12の先端に
は吸引機構としてのゴム製吸引部14が取りつけられて
いる。
16は細胞を懸濁させた細胞懸濁液18を収容している
容器である。
容器である。
次に、本実施例を用いて細胞に電気刺激を与える操作に
ついて説明する。
ついて説明する。
吸引部14を押し細胞吸引口10を容器16内の細胞l
l!l+!濁液18に浸し、吸引部I4を離すことによ
って細胞I@濁液18を吸引する。吸引された細胞懸濁
液I8は、チャンバ2内の平行な極6 a +6b間の
空間に収容される。
l!l+!濁液18に浸し、吸引部I4を離すことによ
って細胞I@濁液18を吸引する。吸引された細胞懸濁
液I8は、チャンバ2内の平行な極6 a +6b間の
空間に収容される。
チャンバ2を構成する透明ガラス体4は表面と裏面が平
行なガラス面となっているので、顕微鏡に設置すること
によってチャンバ2内の細胞を観察することができる。
行なガラス面となっているので、顕微鏡に設置すること
によってチャンバ2内の細胞を観察することができる。
電源接続端子8a、8bに電源をつなぎ、チャンバ2に
収容された細胞に電気刺激を与える。
収容された細胞に電気刺激を与える。
電気刺激を与えた細胞懸濁液を別に用意した容器に移す
ときは、吸引部14を押し、チャンバ2内の細胞懸濁液
を排出させる。
ときは、吸引部14を押し、チャンバ2内の細胞懸濁液
を排出させる。
(発明の効果)
本発明では吸引部の操作によって細胞吸引口からチャン
バ内の平行電極間に細胞懸濁液を吸引するので、ピペッ
トの操作が不要となる。また、平行電極間距離を小さく
でき、電気刺激用の電源を小さくすることができる。
バ内の平行電極間に細胞懸濁液を吸引するので、ピペッ
トの操作が不要となる。また、平行電極間距離を小さく
でき、電気刺激用の電源を小さくすることができる。
そして、平行?!!極間距離を小さくして大きな電界強
度を得ることができるので、例えば数μmという′よう
な小さな細胞にも電気刺激を与えることが可能となる。
度を得ることができるので、例えば数μmという′よう
な小さな細胞にも電気刺激を与えることが可能となる。
電気刺激を与えた細胞を、ピペットを使用することなく
移しかえることができる。
移しかえることができる。
チャンバ内の洗浄と電気刺激を繰り返しながら連続的に
処理することができる。
処理することができる。
密閉型のチャンバであるので無菌操作がしやすい。
ある。
2・・・・・・チャンバ、
4・・・・・・透明ガラス体。
6a、6b・・・・・・平行電極、
10・・・・・・細胞吸引口。
14・・・・・・吸引部。
Claims (1)
- (1)一対の平行電極が微小間隔を保って透明絶縁材中
に埋め込まれているとともに前記一対の平行電極間に空
間が形成されているチャンバの先端に、前記空間に通じ
る細胞吸引口を一体的に設け、前記チャンバの基端に前
記空間に通じる吸引機構を一体的に設けた密閉型細胞刺
激チャンバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20350886A JPS6359892A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 細胞刺激チヤンバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20350886A JPS6359892A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 細胞刺激チヤンバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6359892A true JPS6359892A (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=16475316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20350886A Pending JPS6359892A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 細胞刺激チヤンバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6359892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5422272A (en) * | 1993-07-14 | 1995-06-06 | Andrew A. Papp | Improvements to apparatus and method for electroporation |
US20080213854A1 (en) * | 2007-02-23 | 2008-09-04 | Amaxa Ag | Device and method for stabilising the flow through a chamber |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP20350886A patent/JPS6359892A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5422272A (en) * | 1993-07-14 | 1995-06-06 | Andrew A. Papp | Improvements to apparatus and method for electroporation |
US20080213854A1 (en) * | 2007-02-23 | 2008-09-04 | Amaxa Ag | Device and method for stabilising the flow through a chamber |
US8450102B2 (en) * | 2007-02-23 | 2013-05-28 | Lonza Cologne Gmbh | Device and method for stabilising the flow through a chamber |
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