JPS6358727B2 - - Google Patents
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- JPS6358727B2 JPS6358727B2 JP54171124A JP17112479A JPS6358727B2 JP S6358727 B2 JPS6358727 B2 JP S6358727B2 JP 54171124 A JP54171124 A JP 54171124A JP 17112479 A JP17112479 A JP 17112479A JP S6358727 B2 JPS6358727 B2 JP S6358727B2
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- JP
- Japan
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- handle piece
- cap
- cylinder case
- main body
- cylinder
- Prior art date
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Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 14
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガソリンタンク等の給油口にネジ嵌合
によつて着脱するガスキヤツプの改良にかんする
ものであつて、特に自動車用のガスキヤツプに関
するものである。
によつて着脱するガスキヤツプの改良にかんする
ものであつて、特に自動車用のガスキヤツプに関
するものである。
この種のガスキヤツプはネジ込み式になつてい
て、ガソリンタンク等の給油口に設けたネジ孔に
ガスキヤツプの本体部をネジ込んで装着するよう
にしているものである。
て、ガソリンタンク等の給油口に設けたネジ孔に
ガスキヤツプの本体部をネジ込んで装着するよう
にしているものである。
またこの種のガスキヤツプの施錠操作は、シリ
ンダ錠を操作して行うものであり、これによつ
て、ガスキヤツプが給油口に固定されるようにな
つている。したがつて、たとえば、パイプレンチ
等の工具を使用して、不正かつ強制的にガスキヤ
ツプを回動させることがあるので、シリンダ錠や
その他の部分が破壊されてしまうという欠点があ
る。
ンダ錠を操作して行うものであり、これによつ
て、ガスキヤツプが給油口に固定されるようにな
つている。したがつて、たとえば、パイプレンチ
等の工具を使用して、不正かつ強制的にガスキヤ
ツプを回動させることがあるので、シリンダ錠や
その他の部分が破壊されてしまうという欠点があ
る。
そこで、本発明のガスキヤツプの目的は、上記
の諸欠点を回避するために、ガスキヤツプの過剰
締込み防止手段を設けるとともに、施錠中はガス
キヤツプの本体部に設けられているハンドルピー
スが空転できるような構造を具備したものを提案
するにある。
の諸欠点を回避するために、ガスキヤツプの過剰
締込み防止手段を設けるとともに、施錠中はガス
キヤツプの本体部に設けられているハンドルピー
スが空転できるような構造を具備したものを提案
するにある。
さらに、本発明の目的は、シリンダ錠が施錠状
態にあつても、ガスキヤツプの本体部を給油口に
締込み操作ができるようにしたガスキヤツプを提
案するにある。
態にあつても、ガスキヤツプの本体部を給油口に
締込み操作ができるようにしたガスキヤツプを提
案するにある。
上記の諸目的を達成するための、本発明の要旨
は、頭書に記載の特許請求の範囲に掲記したとお
りである。
は、頭書に記載の特許請求の範囲に掲記したとお
りである。
以下に図面に示した実施例について本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
1は放射アーム型のハンドルピースであり、第
1図にはその一部を切欠いた斜面図で示されてお
り、第2図はその平面図を示している。このハン
ドルピース1は適数の放射状突出部1aを有し、
図示の実施例においては、この放射状突出部1a
の数は5個に選定されている〔第2、第3、第4
図にもつとも明瞭に示されている〕。
1図にはその一部を切欠いた斜面図で示されてお
り、第2図はその平面図を示している。このハン
ドルピース1は適数の放射状突出部1aを有し、
図示の実施例においては、この放射状突出部1a
の数は5個に選定されている〔第2、第3、第4
図にもつとも明瞭に示されている〕。
ハンドルピース1の表面側には、平面形状が変
形矩形状で深さの浅い凹部1bが設けられ、ま
た、その中心部には中心孔1cが軸方向に貫通し
て設けられている。
形矩形状で深さの浅い凹部1bが設けられ、ま
た、その中心部には中心孔1cが軸方向に貫通し
て設けられている。
2は起伏自在な小カバー片であつて、上記の凹
部1bの細くなつている端部の所にピン6とバネ
5とによつて枢着され(第3図および第6図参
照)、このバネ5による圧力を受けて、つねに閉
鎖位置に保持されている。この閉鎖位置において
は小カバー片2は中心孔1cを上から塞いでいる
と同時に、小カバー片2それ自体は上記の凹部1
b内に収納された状態になつている(とくに第2
図参照)。第1図および第10図()において
は、小カバー片2は単にその一部分のみ示され、
かつバネ5の作用力に抗して、閉鎖位置より一部
もち上げられた状態をあらわしている。
部1bの細くなつている端部の所にピン6とバネ
5とによつて枢着され(第3図および第6図参
照)、このバネ5による圧力を受けて、つねに閉
鎖位置に保持されている。この閉鎖位置において
は小カバー片2は中心孔1cを上から塞いでいる
と同時に、小カバー片2それ自体は上記の凹部1
b内に収納された状態になつている(とくに第2
図参照)。第1図および第10図()において
は、小カバー片2は単にその一部分のみ示され、
かつバネ5の作用力に抗して、閉鎖位置より一部
もち上げられた状態をあらわしている。
第3図はハンドルピース1を下側から見てそれ
と係合している数個の関連部材をともに大部分は
横断面図で表わした逆平面図である。図示のよう
に、放射状突出部1aの各々には、そのほぼ中心
にメネジ孔21が下側から上方に向つて設けてあ
つて、後述するビス100(第4図、第5図なら
びに第10図の参照)をネジ込むことにより添
え板18を固定するようになつている。
と係合している数個の関連部材をともに大部分は
横断面図で表わした逆平面図である。図示のよう
に、放射状突出部1aの各々には、そのほぼ中心
にメネジ孔21が下側から上方に向つて設けてあ
つて、後述するビス100(第4図、第5図なら
びに第10図の参照)をネジ込むことにより添
え板18を固定するようになつている。
ハンドルピース1の中心孔1cのまわりには、
それと同心配置をなしてスリーブ22が設けら
れ、このスリーブ22の外周面には各4個の突部
22aと凹部22bとが設けてある〔とくに第1
図、第3図および第10図参照〕。ただし、こ
れらの突部22aと凹部22bとの寸法ならびに
配置は回転角によつて特定的なものに選定して後
述する相手側のシリンダー・ケース7〔とくに第
10図のを参照のこと〕の上端部に設けた4個
の突起7aと凹部7bと係合するにあたり、特定
の角度関係のみを保持するようになつている。つ
まり、ハンドルピース1とシリンダ・ケース7と
が、ある特定の角度においてのみ互いに組み合わ
されるようになつている。
それと同心配置をなしてスリーブ22が設けら
れ、このスリーブ22の外周面には各4個の突部
22aと凹部22bとが設けてある〔とくに第1
図、第3図および第10図参照〕。ただし、こ
れらの突部22aと凹部22bとの寸法ならびに
配置は回転角によつて特定的なものに選定して後
述する相手側のシリンダー・ケース7〔とくに第
10図のを参照のこと〕の上端部に設けた4個
の突起7aと凹部7bと係合するにあたり、特定
の角度関係のみを保持するようになつている。つ
まり、ハンドルピース1とシリンダ・ケース7と
が、ある特定の角度においてのみ互いに組み合わ
されるようになつている。
小カバー片2の裏面にはパツキン3がワツシヤ
4で取りつけてあり(とくに第5図と第6図参
照)、小カバー片2がバネ5の作用によりハンド
ルピース1の中心孔1cのまわりのリング突起2
3に、やや激しく衝突しても、シヨツクで破損を
起さぬように構成してある。
4で取りつけてあり(とくに第5図と第6図参
照)、小カバー片2がバネ5の作用によりハンド
ルピース1の中心孔1cのまわりのリング突起2
3に、やや激しく衝突しても、シヨツクで破損を
起さぬように構成してある。
とくに第10図のに外観を詳示したものは、
シリンダ錠本体8であり、シリンダ・ケース7の
中心腔24内に一部分を残して、大部分が嵌装さ
れて組み合わされる。このような組合せ状態はと
くに第5図に詳示されている。8aはカギ孔であ
つて、通例のように、これにキー(図示せず)を
挿込んで廻わすと、それに応じてシリンダ錠本体
8がシリンダ・ケース7内にてそれと相対的に回
転せしめられるものである。
シリンダ錠本体8であり、シリンダ・ケース7の
中心腔24内に一部分を残して、大部分が嵌装さ
れて組み合わされる。このような組合せ状態はと
くに第5図に詳示されている。8aはカギ孔であ
つて、通例のように、これにキー(図示せず)を
挿込んで廻わすと、それに応じてシリンダ錠本体
8がシリンダ・ケース7内にてそれと相対的に回
転せしめられるものである。
とくに第6図に符号9で明示されているもの
は、シリンダ錠本体8の横断方向に進退可能なド
ツグピースであつて、凹部9a(第8図をも参照)
を有する。このドツグピース9は、シリンダ錠本
体8内に内装されたバネ10によつて第8図にお
いて斜め右、上方へ飛び出す方向に加圧された状
態で配装され、かつシリンダ錠本体8の下端部に
設けられた偏心配置の操作突起25〔第5図なら
びに第10図参照〕が凹部9aと常時係合して
いて、該本体8の廻動位置のいかんに応じて出入
口7cより出たり入つたりする。この出入口7c
よりドツグピース9の先端部9bが出ている位置
はアンロツク位置すなわち解錠位置に相当するも
のであり、引つ込んでいる位置(第6図および第
8図)はロツクすなわち施錠位置に相当するもの
である。
は、シリンダ錠本体8の横断方向に進退可能なド
ツグピースであつて、凹部9a(第8図をも参照)
を有する。このドツグピース9は、シリンダ錠本
体8内に内装されたバネ10によつて第8図にお
いて斜め右、上方へ飛び出す方向に加圧された状
態で配装され、かつシリンダ錠本体8の下端部に
設けられた偏心配置の操作突起25〔第5図なら
びに第10図参照〕が凹部9aと常時係合して
いて、該本体8の廻動位置のいかんに応じて出入
口7cより出たり入つたりする。この出入口7c
よりドツグピース9の先端部9bが出ている位置
はアンロツク位置すなわち解錠位置に相当するも
のであり、引つ込んでいる位置(第6図および第
8図)はロツクすなわち施錠位置に相当するもの
である。
第10図のに示した11と11′とは放射状
対称状に2個1組設けられたラツチであり、全体
として各個がやや弧状を呈している(第10図
および第11,12図を参照のこと)。その両端
部には水平方向の小突起11a,11b,11c
と11a′,11b′,11c′とがそれぞれ設けてあ
る。これらの小突起11c,11c′は第10図の
に示されたラチエツト本体13の歯13aと咬
合つたり、外ずれたりする作用を制御する。この
ため、小突起11a,11b;11a′,11
b′は、ハンドルピース1の裏面に設けられた直線
状のガイド溝125,125′にそれぞれ嵌まつ
ている(第12図参照)。またラツチ11と1
1′はバネ101によつて一定方向に、すなわち
上記の咬合いを保持する方向に付勢されている。
ラチエツトの歯部13aは円盤状のラチエツト本
体13と一体的に構成され、それと一体状の短寸
の円筒部13bの下端部には咬合い歯13cが4
個設けてあつて、上下に可動なクラツチ部材14
〔第10図の〕の上面のクラツチ歯14aと離
脱可能に係合している〔第13図をも参照のこ
と〕。
対称状に2個1組設けられたラツチであり、全体
として各個がやや弧状を呈している(第10図
および第11,12図を参照のこと)。その両端
部には水平方向の小突起11a,11b,11c
と11a′,11b′,11c′とがそれぞれ設けてあ
る。これらの小突起11c,11c′は第10図の
に示されたラチエツト本体13の歯13aと咬
合つたり、外ずれたりする作用を制御する。この
ため、小突起11a,11b;11a′,11
b′は、ハンドルピース1の裏面に設けられた直線
状のガイド溝125,125′にそれぞれ嵌まつ
ている(第12図参照)。またラツチ11と1
1′はバネ101によつて一定方向に、すなわち
上記の咬合いを保持する方向に付勢されている。
ラチエツトの歯部13aは円盤状のラチエツト本
体13と一体的に構成され、それと一体状の短寸
の円筒部13bの下端部には咬合い歯13cが4
個設けてあつて、上下に可動なクラツチ部材14
〔第10図の〕の上面のクラツチ歯14aと離
脱可能に係合している〔第13図をも参照のこ
と〕。
第10図のに示したものはキヤツプ本体15
であつて、その形は、あらまし、段付中円筒体で
あつて、その内壁面上に固着された2つの垂直フ
ランジ部15dがハンドルピース1の裏面の環状
溝22cに嵌合している。また、このキヤツプ本
体15の外面の中段部にはネジ部15cが設けて
あつて、これが車体中のガス給油口102(第9
図参照)のメガネ部103に螺合する。さらにキ
ヤツプ本体15の内壁面にクラツチ部材14に形
成した切欠部14bに嵌合する凸状部15bが突
設している。
であつて、その形は、あらまし、段付中円筒体で
あつて、その内壁面上に固着された2つの垂直フ
ランジ部15dがハンドルピース1の裏面の環状
溝22cに嵌合している。また、このキヤツプ本
体15の外面の中段部にはネジ部15cが設けて
あつて、これが車体中のガス給油口102(第9
図参照)のメガネ部103に螺合する。さらにキ
ヤツプ本体15の内壁面にクラツチ部材14に形
成した切欠部14bに嵌合する凸状部15bが突
設している。
さらにまた、クラツチ部材14とキヤツプ本体
15との間にバネ16(第10図の参照)が間
挿されている。
15との間にバネ16(第10図の参照)が間
挿されている。
第10図のに示したパツキン17はキヤツプ
本体15を装着使用時においてシールしてガス漏
れを防止するためのものであり、第10図のの
添え板18は、今まで述べたすべての組立物をハ
ンドルピース1のメネジ孔21にビス100を嵌
めて固定するものである(第5図参照)。
本体15を装着使用時においてシールしてガス漏
れを防止するためのものであり、第10図のの
添え板18は、今まで述べたすべての組立物をハ
ンドルピース1のメネジ孔21にビス100を嵌
めて固定するものである(第5図参照)。
次に作用について説明すると、ハンドルピース
1の裏側のガイド溝125,125′に嵌装した
ラツチ11,11′とシリンダ錠本体8はハンド
ルピース1の回動と共に回動する。
1の裏側のガイド溝125,125′に嵌装した
ラツチ11,11′とシリンダ錠本体8はハンド
ルピース1の回動と共に回動する。
キーがシリンダ錠本体8の解錠位置から抜出さ
れているときに、シリンダ錠本体8の下部に設け
たドツグピース9がクラツチ部材14の切欠部1
4bに係入されていれば、ハンドルピース1を解
放方向に回動させたとき、シリンダ錠本体8も共
動することになり、ドツグピース9の先端部9b
がクラツチ部材14の切欠部14bの側縁部に係
合しながらドツグピース9と共にクラツチ部材1
4も回動するので、これと同時にキヤツプ本体1
5も解放方向へ回動されるから、キヤツプ本体1
5を給油口102(第9図)より取り外すことが
できる。
れているときに、シリンダ錠本体8の下部に設け
たドツグピース9がクラツチ部材14の切欠部1
4bに係入されていれば、ハンドルピース1を解
放方向に回動させたとき、シリンダ錠本体8も共
動することになり、ドツグピース9の先端部9b
がクラツチ部材14の切欠部14bの側縁部に係
合しながらドツグピース9と共にクラツチ部材1
4も回動するので、これと同時にキヤツプ本体1
5も解放方向へ回動されるから、キヤツプ本体1
5を給油口102(第9図)より取り外すことが
できる。
また、前記と逆方向へ回動すると、すなわちハ
ンドルピース1に設けたキヤツプ本体15を給油
口102へ螺合させながら締込んでいくと、ハン
ドルピース1に設けたラツチ11がクラツチ板の
役目をするラチエツト本体13の歯部13aと噛
合しているので、ハンドルピース1の回動と共に
ラチエツト本体13も同時に回動される。このよ
うにハンドルピース1を回動することによつて該
ラチエツト本体13の下部面に突出形成した歯部
13cと係合離脱する回動および上下動可能なク
ラツチ部材14も共に回動することになる。
ンドルピース1に設けたキヤツプ本体15を給油
口102へ螺合させながら締込んでいくと、ハン
ドルピース1に設けたラツチ11がクラツチ板の
役目をするラチエツト本体13の歯部13aと噛
合しているので、ハンドルピース1の回動と共に
ラチエツト本体13も同時に回動される。このよ
うにハンドルピース1を回動することによつて該
ラチエツト本体13の下部面に突出形成した歯部
13cと係合離脱する回動および上下動可能なク
ラツチ部材14も共に回動することになる。
さらに、該クラツチ部材14の周側壁面に形成
した切欠溝14bに、キヤツプ本体15の内壁面
に突設した凸条部15bが嵌合させてあるので、
ハンドルピース1を締込み方向へ回動させること
によりキヤツプ本体15も同時に締込み方向へ共
動される。
した切欠溝14bに、キヤツプ本体15の内壁面
に突設した凸条部15bが嵌合させてあるので、
ハンドルピース1を締込み方向へ回動させること
によりキヤツプ本体15も同時に締込み方向へ共
動される。
該キヤツプ本体15が給油口102に完全に締
つけられたにも拘わらず、さらに誤つて過剰にハ
ンドルピース1を締つけ方向へ回動するときつく
締つて、ハンドルピース1を給油口102より取
り外せなくなるので、このような状態を回避する
ため、ラチエツト本体13、上下動可能なクラツ
チ部材14、キヤツプ本体15が共に停止固定の
状態で、ハンドルピースのみが空転するようにす
る。
つけられたにも拘わらず、さらに誤つて過剰にハ
ンドルピース1を締つけ方向へ回動するときつく
締つて、ハンドルピース1を給油口102より取
り外せなくなるので、このような状態を回避する
ため、ラチエツト本体13、上下動可能なクラツ
チ部材14、キヤツプ本体15が共に停止固定の
状態で、ハンドルピースのみが空転するようにす
る。
すなわち、完全にキヤツプ本体15が給油口へ
締付けられた状態の後は、ハンドルピース1のみ
が空転するようにしなければなないが、それには
ハンドルピース1に設けたラツチ11の端部とラ
チエツト本体13の歯部13aとの係合を離脱さ
せることによつて締込み方向へハンドルピース1
のみが空転できるようにしてある。この締つけら
れたキヤツプ本体15は給油口に固定されている
ので、ラチエツト本体13の下部に形成した歯部
13cも締込み方向において、上下動可能なクラ
ツチ部材14の歯部14aと噛合し、直角面で回
動が阻止されているから、ハンドルピース1を締
込み方向に回動させた際に、ラツチ11,11′
の端部11c,11c′はバネ101に抗して移動
し、ラチエツト本体13の歯部13aより離脱す
る。すなわちキヤツプ本体15が固定されている
ので、ハンドルピース1を締込み方向へ回動した
際にラツチ11,11′の端部11c,11c′は
ラチエツト本体13の歯部13aに係合している
のでハンドルピース1のみが先に回動し、ラツチ
の端部11c,11c′は係合が解除されるまで、
バネ101に抗して係合しているから、更にハン
ドルピース1を回動することによつて係合が離脱
されて、、ラチエツト本体13を回動させること
はできない。したがつて締つけ過剰によるトルク
規制ができるのである。すなわちラツチ11,1
1′はラチエツト本体13の歯部13aとラツチ
11,11′の端部11c,11c′はハンドルピ
ース1の回動と共に滑動離脱しながら共動する。
締付けられた状態の後は、ハンドルピース1のみ
が空転するようにしなければなないが、それには
ハンドルピース1に設けたラツチ11の端部とラ
チエツト本体13の歯部13aとの係合を離脱さ
せることによつて締込み方向へハンドルピース1
のみが空転できるようにしてある。この締つけら
れたキヤツプ本体15は給油口に固定されている
ので、ラチエツト本体13の下部に形成した歯部
13cも締込み方向において、上下動可能なクラ
ツチ部材14の歯部14aと噛合し、直角面で回
動が阻止されているから、ハンドルピース1を締
込み方向に回動させた際に、ラツチ11,11′
の端部11c,11c′はバネ101に抗して移動
し、ラチエツト本体13の歯部13aより離脱す
る。すなわちキヤツプ本体15が固定されている
ので、ハンドルピース1を締込み方向へ回動した
際にラツチ11,11′の端部11c,11c′は
ラチエツト本体13の歯部13aに係合している
のでハンドルピース1のみが先に回動し、ラツチ
の端部11c,11c′は係合が解除されるまで、
バネ101に抗して係合しているから、更にハン
ドルピース1を回動することによつて係合が離脱
されて、、ラチエツト本体13を回動させること
はできない。したがつて締つけ過剰によるトルク
規制ができるのである。すなわちラツチ11,1
1′はラチエツト本体13の歯部13aとラツチ
11,11′の端部11c,11c′はハンドルピ
ース1の回動と共に滑動離脱しながら共動する。
つぎに、キーにより施錠をするハンドルピース
1はラチエツト本体13の下部に形成した歯部1
3cと上下動可能なクラツチ部材14の上部に形
成した歯部14aとの噛合が、解放方向において
は一方向性の歯部形成によつてバネ101に抗し
ながらラチエツト本体13の咬合い歯13cはク
ラツチ部材14の歯部14aの傾斜面を滑動する
ことになる。そこでハンドルピース1、クラツチ
部材14、シリンダ錠本体8は共に空転状態とな
る。
1はラチエツト本体13の下部に形成した歯部1
3cと上下動可能なクラツチ部材14の上部に形
成した歯部14aとの噛合が、解放方向において
は一方向性の歯部形成によつてバネ101に抗し
ながらラチエツト本体13の咬合い歯13cはク
ラツチ部材14の歯部14aの傾斜面を滑動する
ことになる。そこでハンドルピース1、クラツチ
部材14、シリンダ錠本体8は共に空転状態とな
る。
また、キヤツプ本体15を給油口より取り外し
するときは、キーを解錠位置へ回動する操作によ
つてシリンダ錠本体8の下部のドツグピース9を
キヤツプ本体15内の突出した垂直フランジ部1
5dに進出させた後、ハンドルピース1を解放方
向へ回動させればできる。
するときは、キーを解錠位置へ回動する操作によ
つてシリンダ錠本体8の下部のドツグピース9を
キヤツプ本体15内の突出した垂直フランジ部1
5dに進出させた後、ハンドルピース1を解放方
向へ回動させればできる。
また、キーを施錠位置に回動操作することによ
つてドツグピース9がキヤツプ本体15の内筒の
段部15dより後退し、ドツグピース9と段部1
5dとの係合が外される。
つてドツグピース9がキヤツプ本体15の内筒の
段部15dより後退し、ドツグピース9と段部1
5dとの係合が外される。
この状態において、ハンドルピース1を締込み
方向へ回動した際には前記したとおりであり、逆
に解放方向へ回動させたときは前記のラツチ1
1,11′とラチエツト本体13とはハンドルピ
ース1と共に回動するが、上下動可能なクラツチ
部材14とキヤツプ本体15は共に停止固定の状
態である。
方向へ回動した際には前記したとおりであり、逆
に解放方向へ回動させたときは前記のラツチ1
1,11′とラチエツト本体13とはハンドルピ
ース1と共に回動するが、上下動可能なクラツチ
部材14とキヤツプ本体15は共に停止固定の状
態である。
すなわち、ハンドルピース1を解放方向へ回動
するときは該ハンドルピースが空転するようにし
たものである。
するときは該ハンドルピースが空転するようにし
たものである。
したがつて、本発明ではキーを使用することな
く、キヤツプ本体15を給油口へ締つけることが
できるばかりでなく、過剰な締つけに対するトル
ク規制と、更に施錠後はハンドルピース1の締込
み方向へはキヤツプ本体を回動させて装着できる
と共にその後ハンドルピースが空転状態となり、
また解放方向への回動も空転状態となるので、キ
ヤツプ本体を回動させることができない。
く、キヤツプ本体15を給油口へ締つけることが
できるばかりでなく、過剰な締つけに対するトル
ク規制と、更に施錠後はハンドルピース1の締込
み方向へはキヤツプ本体を回動させて装着できる
と共にその後ハンドルピースが空転状態となり、
また解放方向への回動も空転状態となるので、キ
ヤツプ本体を回動させることができない。
よつて施錠した状態でハンドルピース1をスタ
ンドマンに渡せばそれ以降キーなしでハンドルピ
ースを給油口へ装着できる。
ンドマンに渡せばそれ以降キーなしでハンドルピ
ースを給油口へ装着できる。
また施錠後はハンドルピースが空転するのでバ
ール等による不正解錠が阻止できる等の効果を有
する。
ール等による不正解錠が阻止できる等の効果を有
する。
第1図は本発明のガスキヤツプのハンドルピー
スの1例を示した一部切欠きの斜視図、第2図は
その平面図、第3図は第6図のB−B′線に沿つ
て切断した該ハンドルピースの要部の底部横断面
図、第4図は該ハンドルピースに添え板を装着し
た状態を示した底面図、第5図と第6図はガスキ
ヤツプ全体を直交する2平面に沿つて切断した縦
断面図、第7図はガスキヤツプの本体部にパツキ
ングを装着した要部拡大縦断面図、第8図は第6
図のA―A′線に沿つて切断した横断面図、第9
図はガソリンタンクの給油口にガスキヤツプの本
体部を装着した状態を示した略図的かつ一部を切
欠いて示した一部切欠き縮少立面図、第10図は
本発明のガスキヤツプの分解斜面図である。また
第11図はラツチとラチエツト本体との協働関係
をとくに示した要部の横断面図、第12図は第1
1図の背面図、第13図はラチエツト本体とクラ
ツチ部材とキヤツプ本体との協働関係を図示した
要部の縦断面図である。 これらの図面において、1……ハンドルピー
ス、2……小カバー片、3……パツキン、4……
ラツシヤ、5……バネ、6……ピン、7……シリ
ンダ・ケース、8……シリンダ錠本体、9……ド
ツグピース、10……バネ。
スの1例を示した一部切欠きの斜視図、第2図は
その平面図、第3図は第6図のB−B′線に沿つ
て切断した該ハンドルピースの要部の底部横断面
図、第4図は該ハンドルピースに添え板を装着し
た状態を示した底面図、第5図と第6図はガスキ
ヤツプ全体を直交する2平面に沿つて切断した縦
断面図、第7図はガスキヤツプの本体部にパツキ
ングを装着した要部拡大縦断面図、第8図は第6
図のA―A′線に沿つて切断した横断面図、第9
図はガソリンタンクの給油口にガスキヤツプの本
体部を装着した状態を示した略図的かつ一部を切
欠いて示した一部切欠き縮少立面図、第10図は
本発明のガスキヤツプの分解斜面図である。また
第11図はラツチとラチエツト本体との協働関係
をとくに示した要部の横断面図、第12図は第1
1図の背面図、第13図はラチエツト本体とクラ
ツチ部材とキヤツプ本体との協働関係を図示した
要部の縦断面図である。 これらの図面において、1……ハンドルピー
ス、2……小カバー片、3……パツキン、4……
ラツシヤ、5……バネ、6……ピン、7……シリ
ンダ・ケース、8……シリンダ錠本体、9……ド
ツグピース、10……バネ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 手操作で回転可能なハンドルピース1
と、 (ロ) このハンドルピース1と一体回転が可能なよ
うに連結されたシリンダケース7と、 (ハ) このシリンダケース7内に嵌装されたキー操
作型のシリンダ錠本体8と、 (ニ) このシリンダ錠本体8を上記のシリンダケー
ス7と相対的な施錠位置と解錠位置とへキーで
廻動させるようにキーをシリンダ錠本体8内へ
挿入および抜取りうるように上記のハンドルピ
ース1に設けられた中心孔1cと、 (ホ) 上記のシリンダケース7の外周に配装したプ
ラグ状の雄ネジ部15cを有するキヤツプ本体
15と、 (ヘ) 上記のキヤツプ本体15と上記のシリンダケ
ース7との間に設けられ上記シリンダケース7
により上記のキヤツプ本体15に伝達するため
のクラツチ部材14と、 (ト) 上記のクラツチ部材14と上記のキヤツプ本
体15とを駆動的に連結する駆動部15bと、 (チ) 上記のシリンダケース7によつて支承され上
記のシリンダケース7と上記のクラツチ部材1
4とを駆動的に連結して、上記のシリンダ錠本
体8が解錠位置にあるときには上記のキヤツプ
本体15をネジ進め方向にもネジ戻し方向にも
進退することを許容し、上記のシリンダ錠本体
8が施錠位置にあるときには、キヤツプ本体1
5と相対的にハンドルピース1ならびに上記シ
リンダケース7がキヤツプ本体15のネジ戻し
方向に廻動することを許容しつつ上記のキヤツ
プ本体15がネジ進み方向にのみ廻動できるよ
うに駆動的に連結するラツチ11を設けて成る
ガスキヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17112479A JPS5699820A (en) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | Gas cap |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17112479A JPS5699820A (en) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | Gas cap |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699820A JPS5699820A (en) | 1981-08-11 |
JPS6358727B2 true JPS6358727B2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=15917421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17112479A Granted JPS5699820A (en) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | Gas cap |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5699820A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200125490A (ko) | 2019-04-26 | 2020-11-04 | 가부시키가이샤 아루박 | 유압구동 시스템, 게이트 밸브 |
KR20200125451A (ko) | 2019-04-26 | 2020-11-04 | 가부시키가이샤 아루박 | 유압 구동 시스템, 게이트 밸브 |
KR20200132723A (ko) | 2019-05-16 | 2020-11-25 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
KR20200145688A (ko) | 2019-06-20 | 2020-12-30 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
KR20200145703A (ko) | 2019-06-21 | 2020-12-30 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
KR20210011889A (ko) | 2019-07-23 | 2021-02-02 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
-
1979
- 1979-12-31 JP JP17112479A patent/JPS5699820A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200125490A (ko) | 2019-04-26 | 2020-11-04 | 가부시키가이샤 아루박 | 유압구동 시스템, 게이트 밸브 |
KR20200125451A (ko) | 2019-04-26 | 2020-11-04 | 가부시키가이샤 아루박 | 유압 구동 시스템, 게이트 밸브 |
KR20200132723A (ko) | 2019-05-16 | 2020-11-25 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
KR20200145688A (ko) | 2019-06-20 | 2020-12-30 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
KR20200145703A (ko) | 2019-06-21 | 2020-12-30 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
KR20210011889A (ko) | 2019-07-23 | 2021-02-02 | 가부시키가이샤 아루박 | 게이트 밸브 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699820A (en) | 1981-08-11 |
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