JPS635846Y2 - - Google Patents

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JPS635846Y2
JPS635846Y2 JP1982035223U JP3522382U JPS635846Y2 JP S635846 Y2 JPS635846 Y2 JP S635846Y2 JP 1982035223 U JP1982035223 U JP 1982035223U JP 3522382 U JP3522382 U JP 3522382U JP S635846 Y2 JPS635846 Y2 JP S635846Y2
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JP
Japan
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cutter
cutter blade
cutting device
cut
cutting
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JP1982035223U
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JPS58138605U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はホツトカツト方式のペレツト状プラス
チツク製造装置に用いるカツターに関する。
〈従来の技術とその問題点〉 一般に、ペレツト状プラスチツクを製造する方
法のうち、ホツトカツト方式は、押出機の吐出ダ
イから押出された棒状のプラスチツクが冷えて内
部まで完全に固くならない間にただちに切断する
方式であり、一旦冷却した材料を切断するコール
ドカツト方式に比して、カツターの摩耗が少な
く、動力費が少なくてすみ、さらに切断されたペ
レツトが冷えるまでに切り口が丸み帯びて成形材
料として取り扱いやすい等の利点がある。その反
面、切断されたペレツト状プラスチツクがカツタ
ーに付着しやすく、従来のカツターによつては、
しばしばその現象が発生して円滑な切断作業の妨
げとなつていた。またカツターの取り付けは、押
出機の吐出ダイに接する様に位置調整を施さなけ
ればならず、カツター交換時に相当の時間を要し
ていた。
本考案は上記に鑑みなされたものであつて、切
断されたペレツト状プラスチツクが付着しにく
く、かつ、取り付けの位置調整を必要としないペ
レツト状プラスチツク製造用カツターの提供を目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための構成を、実施例に
対応する第4図、第5図を参照しつつ説明する
と、本考案は、回転する切断装置に固着するため
の平板状の固着部材31と、その固着部材31に
対向して配設され切断装置の回転面に平行な切刃
を持つカツター刃30と、固着部材31に対して
カツター刃30をその切刃両端部において弾性的
に連結する左右の弾性支持部材32,32を有
し、カツター刃30のすくい面34上方には、カ
ツター刃30の切刃により切断されたペレツト状
プラスチツクを切断装置の回転方向後方にすくい
面34に沿つて通過させるための貫通孔33が形
成されていることによつて、特徴づけけられる。
〈作用〉 回転するカツター刃30の切刃により切断され
たペレツト状プラスチツクは、カツター刃30と
の相対運動によりすくい面34上を通つて貫通孔
33から回転方向後方に通過し去り、カツターに
付着しいくい。また、弾性支持部材32,32の
介在により、カツター刃30の位置を特に調整す
ることなくその刃先が吐出ダイ2の表面に圧接さ
れる。
〈実施例〉 以下、図剖に従つて本考案実施例を説明する。
第1図は本考案実施例を取り付けるペレツト状
プラスチツク製造装置を一部分解した斜視図であ
る。
押出機1の先端に設けられた円形吐出ダイ2に
は、円周上に沿つて多数のノズル3…3が穿孔さ
れており、このノズルから連続的に粘稠性のプラ
スチツクが吐出されてくる。ペレツト切断装置4
の前面5は押出機の吐出ダイ2と殆んど密着して
配設され、切断装置4の後端の開口部6はダクト
7を通して空気を冷却する冷却機13を介して送
風機8が接続され、ペレツト状製品は切断装置4
の前部のペレツト製品取出口9からダクト10を
通つてサイロ11に集められる。なお、モータ1
2は切断装置のカツターを回転駆動するためのも
のである。
第2図に、上述の切断装置4の縦断面図を示
す。切断時のペレツトに風を吹きつけるための導
風管21は、円筒形の胴部が玉軸受22,23に
より回転自在に支持され、上記押出機1の中心軸
と同軸の回転軸を有し、後部に取り付けられたプ
ーリ24を介してモータ12で回転駆動される。
また、導風管21の後端の開口部6には送風用ダ
クト7が接続され、導風管21の前部は押出機1
の吐出ダイ2と対抗するようホーン状に拡がつ
て、その終端は吐出ダイ2に円周上に設けられた
ノズル列3…3の直前にまで達しフランジ部25
を形成している。そのホーン状に拡がつたフラン
ジ部25のノズル列3…3の直前にまで達してい
る終端部を第2図左方向より見た側面図を第3図
に示す。ホーン状フランジ部25の終端にはその
円周を3等分する位置に通気溝26がそれぞれ設
けられ、その通気溝26以外の終端は吐出ダイ2
表面と近接して実質上送風を遮蔽する送風遮蔽部
27を形成している。上述の3つの通気溝26に
はそれぞれ本考案実施例のカツター28がカツタ
ー取付用シヤンク29を介して取付けられてい
る。
本考案実施例のカツター28およびカツター取
付用シヤンク29を通気溝26に取り付けた状態
の一部断面図およびその側面図を第4図および第
5図に示す。カツター28は、カツター刃30
と、そのカツター刃30に対向して設けられた平
板状の固着部材31と、その固着部材31に対し
てカツター刃30をその切刃両端におて弾性的に
連結する左右の弾性支持部材32,32によつて
構成されており、カツター刃30のすくい面34
の上方には、カツター刃30、固着部材31およ
び左右の弾性支持部材32,32によつて囲まれ
てなる貫通孔33が形成されている。このような
カツター28は、例えば一様な厚さのばね鋼をル
ープ状に折り曲げて形成された弾性体の一面に、
カツター刃30を固着する等によつて容易に製作
することができる。このカツター28はカツター
取付用シヤンク29に対し、そのカツター刃30
の切刃刃先30aが吐出ダイ2の表面と平行にな
る様固着部材31において取り付けられ、また導
風管21の回転方向に切刃が向く様に取り付けら
れる為、その回転方向に貫通孔33が向かう様に
構成されている。また、カツター刃30は、弾性
支持部材32によつて、吐出ダイ2に押圧される
様構成されている。また、カツター刃30のすく
い面34と固着部材31は互いに平行となつてい
る。
カツター取付用シヤンク29は導風管21のフ
ランジ部25に設けられた通気溝26の底部にボ
ルト等によつて固着され、上記フランジ部25よ
り外側にオーバーハングして、そのオーバーハン
グした部分のノズル列3…3に対向する部位にカ
ツター28がねじ等によつて取り付けられる様に
なつている。そのカツター取付用シヤンク29の
カツター28を取り付ける面は、回転駆動時の進
行方向に対して所定の角度傾斜している。この傾
斜はカツター28のカツター刃30のすくい面3
4に所定のすくい角を与える為に設けられてい
る。
カツター28の外周部にはスパイラル状の排気
管35が形成され、その出口がペレツト製品取出
口9であつて、ダクト10が接続される。なお、
導風管21の前部のフランジ部25の周囲と排気
管35との間、および、導風管21の後端開口部
6の周囲とダクト7との間はパツキン36および
37により封止されている。
また、吐出ダイ2の前面中央部には円錐形部材
38が取付けられている。この円錐形部材38
は、導風管21を通つて送風される空気がスムー
ズに通気溝26に導かれる為に設けられている。
次に作用を説明する。押出機の各ノズル3…3
から吐出される直径2〜5mmの棒状プラスチツク
は、回転するカツター28のカツター刃30によ
り順次切断され、一定の長さのペレツト状となつ
て、すくい面34上を通つて貫通孔33を通過し
てゆく。従つて、切断されたペレツト状プラスチ
ツクは殆んどカツター刃30の刃先以外には接触
されず、回転するカツター28の空気とともに通
過してしまう。この間、送風機8から冷却機13
により冷却されて導風管21を通つて送られてく
る風は、実質上通風を遮蔽する遮蔽部27以外の
通気溝26のみから排気管35に噴出して、通気
溝26の外方に設けられたカツター28および切
断されたペレツト状プラスチツクを効果的に冷却
するとともに排気管35を経てダクト10に移送
されてサイロ11に集められる。
このようにして、押出機から吐出された当初べ
とべとした軟質粘着性であつたプラスチツクは、
乾式冷却によりその表面外皮部がカツターに付着
することなく固化乾燥して、さらさらしたペレツ
ト状となる。
上述の本考案実施例においてカツターの弾性部
の形状は、第6図にその外観斜視図を示す如く、
略だ円状のループ61で形成してカツター刃62
を弾性支持してもよく、またシヤンク73への取
付面71とカツター刃のすくい面72は、第7図
に側面図を示す如く平行でなく、あらかじめすく
い角を持たせる様形成してシヤンク73に取り付
けてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、切断装
置に固着するための平板状の固着部材に対して、
カツター刃をその切刃の両端において左右の弾性
支持部材によつて連結し、カツター刃のすくい面
上方には、切断されたペレツト状プラスチツクを
切断装置の回転方向後方に通過させるための貫通
孔を形成したから、装置への取り付けに当つて特
に位置を調整することなくカツター刃先が吐出ダ
イに押圧当接されるとともに、カツター刃によつ
て切断されたペレツト状プラスチツクは、カツタ
ー刃の回転による相対運動により空気とともに貫
通孔を通過して回転方向後方に除かれ、切断当初
の粘着性ペレツトがカツターに付着することが殆
んどなくなり、長時間に亘つて連続的に円滑な切
断作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を取り付けるホツトカツ
ト方式のペレツト状プラスチツク製造装置を一部
分解した斜視図、第2図は上記装置の切断装置4
の縦断面図、第3図は第2図左方向よりみたフラ
ンジ部の側面図、第4図および第5図は本考案実
施例を取り付けた状態を示す一部断面図およびそ
の側面図、第6図および第7図は本考案の他の実
施例をを示す外観斜視図および側面図である。 1……押出機、2……吐出ダイ、3……ノズ
ル、4……切断装置、21……導風管、26……
通気溝、28……カツター、29……カツター取
付用シヤンク、30……カツター刃、31……固
着部材、32……弾性支持部材、33……貫通
孔、34……すくい面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転する切断装置に固着するための平板状の固
    着部材と、その固着部材に対向して配設され上記
    切断装置の回転面に平行な切刃を持つカツター刃
    と、上記固着部材に対して上記カツター刃をその
    切刃両端部において弾性的に連結する左右の弾性
    支持部材を有し、上記カツター刃のすくい面上方
    には、上記切刃により切断されたペレツト状プラ
    スチツクを上記切断装置の回転方向後方に当該す
    くい面に沿つて通過させるための貫通孔が形成さ
    れてなる、ペレツト状プラスチツク製造用カツタ
    ー。
JP3522382U 1982-03-12 1982-03-12 ペレツト状プラスチツク製造用カツタ− Granted JPS58138605U (ja)

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JP3522382U JPS58138605U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ペレツト状プラスチツク製造用カツタ−

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Publication Number Publication Date
JPS58138605U JPS58138605U (ja) 1983-09-17
JPS635846Y2 true JPS635846Y2 (ja) 1988-02-18

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ID=30046699

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JP3522382U Granted JPS58138605U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ペレツト状プラスチツク製造用カツタ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069786Y2 (ja) * 1986-01-31 1994-03-16 正夫 森山 ペレツト状プラスチツクの製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612490A (en) * 1979-08-02 1981-02-06 Taiho Kensetsu Kk Method of excavating pit in soft weak ground

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JPS5612490A (en) * 1979-08-02 1981-02-06 Taiho Kensetsu Kk Method of excavating pit in soft weak ground

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