JPS6358307A - 光分配器の製造方法 - Google Patents
光分配器の製造方法Info
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- JPS6358307A JPS6358307A JP20255886A JP20255886A JPS6358307A JP S6358307 A JPS6358307 A JP S6358307A JP 20255886 A JP20255886 A JP 20255886A JP 20255886 A JP20255886 A JP 20255886A JP S6358307 A JPS6358307 A JP S6358307A
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光通信システム等の光波伝送系において用い
られる光分配器の製造方法に関する。
られる光分配器の製造方法に関する。
なお本発明においては、「光分配器」の語を、1本の光
伝送路から複数の光伝送路に光を分配するためのものの
みならず、逆に複数の光伝送路から1木の光伝送路に光
を合流させるための所謂「光合流器」の意味にも用いる
。
伝送路から複数の光伝送路に光を分配するためのものの
みならず、逆に複数の光伝送路から1木の光伝送路に光
を合流させるための所謂「光合流器」の意味にも用いる
。
この種の光分配器として、従来、分配数が少ない場合に
は、レンズ及びミラーを用いたちのく特開昭57−50
09号公報)やグレーティングを用いたもの(特開昭5
4−17045号公報)等が公知である。
は、レンズ及びミラーを用いたちのく特開昭57−50
09号公報)やグレーティングを用いたもの(特開昭5
4−17045号公報)等が公知である。
一方、分配数が多くなった場合には、平面導波路でのミ
キシング(昭和56年電子通信学会全国大会会報第99
8頁)や円柱ロンドによるミキシング(特開昭59−1
52417号公報)を用いて光を分配又は合流する方式
が提案されている。
キシング(昭和56年電子通信学会全国大会会報第99
8頁)や円柱ロンドによるミキシング(特開昭59−1
52417号公報)を用いて光を分配又は合流する方式
が提案されている。
また硬化性樹脂を用いたものとしては、平板上に形成さ
れた導波路溝に流し込むもの(特開昭60−29710
号公報)やミキシングロッドに相当する中空ガラス内に
流し込むもの(特開昭54−2141号公報)等が知ら
れている。
れた導波路溝に流し込むもの(特開昭60−29710
号公報)やミキシングロッドに相当する中空ガラス内に
流し込むもの(特開昭54−2141号公報)等が知ら
れている。
しかし、上述したようなミラーやグレーティング、或い
はレンズを用いる方式では、部品点数が多くなり、また
光軸調整等の難しい作業を行なわなければならなくなる
ので、結果として最終製品が高価なものになってしまっ
ていた。
はレンズを用いる方式では、部品点数が多くなり、また
光軸調整等の難しい作業を行なわなければならなくなる
ので、結果として最終製品が高価なものになってしまっ
ていた。
また、ミキシングを用いる方式では、平面導波路や円柱
ロンド等のミキシング部と光ファイバ束との突き合わせ
の際に、その先軸を合わせるのが難しかった。
ロンド等のミキシング部と光ファイバ束との突き合わせ
の際に、その先軸を合わせるのが難しかった。
さらに、硬化型の樹脂を流し込む方式では、−般に光フ
アイバ径が小さいために、当然のこととして注入用の溝
や穴が小さくなり、その取り扱いが非常に難しくなって
いた。しかも溝等の表面を光学的鏡面にすることが困難
であり、損失の増大する恐れがあった。さらに、この方
式では、樹脂中に気泡が混入しやすく、これが光学的伝
送特性の劣化を引き起こす要因となっていた。
アイバ径が小さいために、当然のこととして注入用の溝
や穴が小さくなり、その取り扱いが非常に難しくなって
いた。しかも溝等の表面を光学的鏡面にすることが困難
であり、損失の増大する恐れがあった。さらに、この方
式では、樹脂中に気泡が混入しやすく、これが光学的伝
送特性の劣化を引き起こす要因となっていた。
以上に述べた従来技術においては、その製造技術上、熟
練を要するものが多く、自動生産化や大量生産化が極め
て困難であった。
練を要するものが多く、自動生産化や大量生産化が極め
て困難であった。
一方、光学的に結合される一対の光ファイバ束の外径が
ほぼ等しい場合には、結合部であるミキシング部の中間
部をその端部よりも細くすることによって低損失のスタ
ーカップラを実現できることが報告されている(ニス・
オオシマ他「スモール・ロスーデビエイション・チーバ
ード・ファイバ・スター・カップラ」エレクトロニクス
・レターズ、第20巻、第23号、第976〜97B頁
、1984年発行)。
ほぼ等しい場合には、結合部であるミキシング部の中間
部をその端部よりも細くすることによって低損失のスタ
ーカップラを実現できることが報告されている(ニス・
オオシマ他「スモール・ロスーデビエイション・チーバ
ード・ファイバ・スター・カップラ」エレクトロニクス
・レターズ、第20巻、第23号、第976〜97B頁
、1984年発行)。
しかし、このような低損失を図るための従来の方式では
、ミキシング部の作製や光ファイバ束との光学的結合に
非常に手間がかかる上に、さまざまな分配数に適用する
場合には、その都度、適当なミキシング部材を作製しな
ければならないという問題があった。即ち、この方法に
は汎用性がなかった。
、ミキシング部の作製や光ファイバ束との光学的結合に
非常に手間がかかる上に、さまざまな分配数に適用する
場合には、その都度、適当なミキシング部材を作製しな
ければならないという問題があった。即ち、この方法に
は汎用性がなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決するためのものであって、
光ファイバの種類や分配数に制限されない光分配器の製
造方法を提供するものである。
光ファイバの種類や分配数に制限されない光分配器の製
造方法を提供するものである。
本発明によれば、例えば、第1図(a)に示すように、
1本又は端面を揃えた2本以上の光ファイバ10.20
でそれぞれ構成された一対の光ファイバ束1.2が、そ
の端面11.21を互いに突き合わされた状態で対峙さ
れる。
1本又は端面を揃えた2本以上の光ファイバ10.20
でそれぞれ構成された一対の光ファイバ束1.2が、そ
の端面11.21を互いに突き合わされた状態で対峙さ
れる。
次に、第1図(b)に示すように、これらの両光ファイ
バ束1.2の間、例えば上側の光ファイバ束1の端面1
1に、透明な硬化性樹脂3を付着させ、その表面張力に
よって水滴状に保持させる。
バ束1.2の間、例えば上側の光ファイバ束1の端面1
1に、透明な硬化性樹脂3を付着させ、その表面張力に
よって水滴状に保持させる。
そして、第1図(C)に示すように、下側の光ファイバ
束2の端面21を近づけ、この端面21を硬化性樹脂3
に接触させて、この硬化性樹脂3を下側の光ファイバ束
2の端面21に付着させる。
束2の端面21を近づけ、この端面21を硬化性樹脂3
に接触させて、この硬化性樹脂3を下側の光ファイバ束
2の端面21に付着させる。
このようにして両光ファイバ束1.2の端面11.21
間に硬化性樹脂3を保持させた状態で、例えば、第1図
(d)に示すように、両光ファイバ束1.2の端面11
.21を互いに引き離して硬化性樹脂3を延伸し、この
状態で熱若しくは紫外線4等により硬化性樹脂3を硬化
させ、両光ファイバ東1.2間の光学的結合を形成する
。
間に硬化性樹脂3を保持させた状態で、例えば、第1図
(d)に示すように、両光ファイバ束1.2の端面11
.21を互いに引き離して硬化性樹脂3を延伸し、この
状態で熱若しくは紫外線4等により硬化性樹脂3を硬化
させ、両光ファイバ東1.2間の光学的結合を形成する
。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
する。
第1図(a)〜(e)は、本発明の一実施例による光分
配器の製造方法を工程順に示したものである。
配器の製造方法を工程順に示したものである。
まず、第1図(a)に示すように、例えば2本以上の光
ファイバ10をその端面を揃えた状態で集束した光ファ
イバ束1を鉛直状に配置し、この光ファイバ束1の端面
11が鉛直下方を向くようにする。
ファイバ10をその端面を揃えた状態で集束した光ファ
イバ束1を鉛直状に配置し、この光ファイバ束1の端面
11が鉛直下方を向くようにする。
一方、例えば1本の光ファイバ20から成る光ファイバ
束2を、その端面21が鉛直上方を向くように配置し、
これらの両光ファイバ東1.2をその中心線がほぼ一致
するようにして対峙させる。
束2を、その端面21が鉛直上方を向くように配置し、
これらの両光ファイバ東1.2をその中心線がほぼ一致
するようにして対峙させる。
次に、第1図(b)に示すように、ディスペンサーやノ
ズル等の小開口の注入器(図示せず)を用いて上側の光
ファイバ束1の端部に硬化性樹脂3を供給する。そして
この硬化性樹脂3が光ファイバ束1の端面11の全面を
覆って水滴状に付着するようにする。この時、硬化性樹
脂3はその表面張力によって光ファイバ束1の下端部に
垂れ下がった形で保持される。
ズル等の小開口の注入器(図示せず)を用いて上側の光
ファイバ束1の端部に硬化性樹脂3を供給する。そして
この硬化性樹脂3が光ファイバ束1の端面11の全面を
覆って水滴状に付着するようにする。この時、硬化性樹
脂3はその表面張力によって光ファイバ束1の下端部に
垂れ下がった形で保持される。
硬化性樹脂3としては、紫外線硬化型のものを用いるの
が好ましいが、熱硬化型やその他種々のものを使用する
ことが可能である。
が好ましいが、熱硬化型やその他種々のものを使用する
ことが可能である。
次に、第1図(c)に示すように、両光ファイバ束1.
2を互いに近接させていき、下側の光ファイバ束2の端
面21を硬化性樹脂3に接触させ、この端面21に硬化
性樹脂3を付着させる。この場合、硬化後の接着強度を
考えて、両光ファイバ束1.2とも成る程度光フアイバ
側面にも硬化性樹脂3が付着するようにすると効果的で
ある。
2を互いに近接させていき、下側の光ファイバ束2の端
面21を硬化性樹脂3に接触させ、この端面21に硬化
性樹脂3を付着させる。この場合、硬化後の接着強度を
考えて、両光ファイバ束1.2とも成る程度光フアイバ
側面にも硬化性樹脂3が付着するようにすると効果的で
ある。
このようにして両光ファイバ束1.2間を硬化性樹脂3
が包括した形になった後、第1図(d)に示すように両
光ファイバ束1.2の端面11.21をゆっくりと引き
離してゆくと、硬化性樹脂3が縦長に伸びて、両光ファ
イバ束1.2の間を滑らかに結合し、硬化性樹脂3の側
面30が直線に近い形となり、且つ凹凸のない鏡面が形
成される。但し硬化性樹脂3の側面30の形状はこの硬
化性樹脂3の粘度に影古され、作業性の容易さからこの
硬化性樹脂は100cP以上の粘度を有しているものが
適当と考えられる。しかし、両光ファイバ束1.2の間
が非常に短かったり、両光ファイバ束1.2の外径が小
さい場合はこの限りではない。このようにして側面形成
された硬化性樹脂3を紫外vA@射4や加熱放置等によ
り硬化させ、結合部であるミキシング部の形成を行う。
が包括した形になった後、第1図(d)に示すように両
光ファイバ束1.2の端面11.21をゆっくりと引き
離してゆくと、硬化性樹脂3が縦長に伸びて、両光ファ
イバ束1.2の間を滑らかに結合し、硬化性樹脂3の側
面30が直線に近い形となり、且つ凹凸のない鏡面が形
成される。但し硬化性樹脂3の側面30の形状はこの硬
化性樹脂3の粘度に影古され、作業性の容易さからこの
硬化性樹脂は100cP以上の粘度を有しているものが
適当と考えられる。しかし、両光ファイバ束1.2の間
が非常に短かったり、両光ファイバ束1.2の外径が小
さい場合はこの限りではない。このようにして側面形成
された硬化性樹脂3を紫外vA@射4や加熱放置等によ
り硬化させ、結合部であるミキシング部の形成を行う。
最後に、第1図(e)に示すように、ミキシング部及び
光ファイバ束1.2の一部を、硬化性+31脂3よりも
屈折率が小さい第2の硬化性樹脂5で覆うことにより、
ミキシング部の保9ツや機械的強度の増加を図る。
光ファイバ束1.2の一部を、硬化性+31脂3よりも
屈折率が小さい第2の硬化性樹脂5で覆うことにより、
ミキシング部の保9ツや機械的強度の増加を図る。
ミキシング部を形成する硬化性樹脂3の屈折率をn、い
保護用の第2の硬化性樹脂5の屈折率をn1□とすると
、両者間の比屈折率差Δmは次式(■)で表される。
保護用の第2の硬化性樹脂5の屈折率をn1□とすると
、両者間の比屈折率差Δmは次式(■)で表される。
同様に、用いる光ファイバのコア及びクラッドの屈折率
をそれぞれnfl及びnflとすると、比屈折率差Δf
は次式(2)で表される。
をそれぞれnfl及びnflとすると、比屈折率差Δf
は次式(2)で表される。
2 nfl”
従って、Δm≧Δfとなるように各材料の屈折率を選定
することにより、ミキシング部での放射損失を小さくで
きることがわかる。即ち、(1)式及び(2)式より、 n 、2 ≦n Ml 5 −−−−−−−−−− (
3)を満たずようにn。2を選べば良いことがわかる。
することにより、ミキシング部での放射損失を小さくで
きることがわかる。即ち、(1)式及び(2)式より、 n 、2 ≦n Ml 5 −−−−−−−−−− (
3)を満たずようにn。2を選べば良いことがわかる。
第2図は、光ファイバ束1.2を結合する硬化性樹脂3
の中間部での外径d3を、光ファイバ束l、2の外径d
、 、d2よりも小さくなるようにした例を示す。
の中間部での外径d3を、光ファイバ束l、2の外径d
、 、d2よりも小さくなるようにした例を示す。
このように構成することによって、結合部での損失を減
少させることができる。
少させることができる。
第3図に、光ファイバ束1の端面11に硬化性樹脂3を
付着させる別の方法を示す。
付着させる別の方法を示す。
まず、第3図(a)に示すように、硬化性樹脂3の入っ
た容器31を用意し、その上方に光ファイバ東1を配置
する。
た容器31を用意し、その上方に光ファイバ東1を配置
する。
そして、この光ファイバ束1を徐々に下降させ、第3図
(b)に示すように、その端面11を硬化性樹脂3の液
面に接触させる。
(b)に示すように、その端面11を硬化性樹脂3の液
面に接触させる。
次いで、第3図(C)に示すように、この光ファイバ束
1を、その端部から長さXだけ硬化性樹脂3中に浸漬し
た後、この光ファイバ束1を硬化性樹脂3中より引き上
げる。
1を、その端部から長さXだけ硬化性樹脂3中に浸漬し
た後、この光ファイバ束1を硬化性樹脂3中より引き上
げる。
このようにして、第3図(d)に示すように、光ファイ
バ束1の先端に硬化性樹脂3を水滴状に付着させること
ができる。硬化性樹脂3の付着する星は、硬化性樹脂3
の粘度、光ファイバ束1の形状、引き上げ速度及び浸漬
深さXに依存する。
バ束1の先端に硬化性樹脂3を水滴状に付着させること
ができる。硬化性樹脂3の付着する星は、硬化性樹脂3
の粘度、光ファイバ束1の形状、引き上げ速度及び浸漬
深さXに依存する。
このような方法を用いることにより、自動生産化及び並
列生産化が可能になる。
列生産化が可能になる。
次に、硬化性樹脂3が光ファイバ束l又は2にどのよう
な形状で付着しているかを検討する。
な形状で付着しているかを検討する。
第4図(a)〜(d)は、第1図(d)におけるA−A
断面を示したものである。即ち、光ファイバ束1が2本
の光ファイバ10で構成された例を第4図(a)、(b
)に示し、3木の光ファイバ10で構成された例を第4
図(c)、(d)に示している。
断面を示したものである。即ち、光ファイバ束1が2本
の光ファイバ10で構成された例を第4図(a)、(b
)に示し、3木の光ファイバ10で構成された例を第4
図(c)、(d)に示している。
硬化性樹脂3には、その粘度及び量、光ファイバ束の形
状、放置時間等により、断面積を大きくするように硬化
性樹脂3の表面が形成されるもの(第4図(a)、(C
))や、断面積を小さくするように表面が形成されるも
の(第4図(b)、(d))があるが、双方向通信を考
えた場合には、A−A断面において硬化性樹脂3を通過
する光波は損失となる為に、後者の方が望ましいことが
推察される。同様の原理により、各光ファイバ束の横断
面積に占めるコアの比率が小さい場合には、予め両光フ
ァイバ東端部付近のクラッドを剥離したものを用いるこ
とにより、低損失化を図ることが可能である。
状、放置時間等により、断面積を大きくするように硬化
性樹脂3の表面が形成されるもの(第4図(a)、(C
))や、断面積を小さくするように表面が形成されるも
の(第4図(b)、(d))があるが、双方向通信を考
えた場合には、A−A断面において硬化性樹脂3を通過
する光波は損失となる為に、後者の方が望ましいことが
推察される。同様の原理により、各光ファイバ束の横断
面積に占めるコアの比率が小さい場合には、予め両光フ
ァイバ東端部付近のクラッドを剥離したものを用いるこ
とにより、低損失化を図ることが可能である。
又、第1図(C)において、第1の光ファイバ束lの横
断面積が第2の光ファイバ束2の横断面積以上であれば
、両光ファイバ束1.2を接近させた場合、硬化性樹脂
3が第2の光ファイバ束2の全端面に接触しやすくなり
、系外への漏光などの損失を減少させることが可能とな
る。
断面積が第2の光ファイバ束2の横断面積以上であれば
、両光ファイバ束1.2を接近させた場合、硬化性樹脂
3が第2の光ファイバ束2の全端面に接触しやすくなり
、系外への漏光などの損失を減少させることが可能とな
る。
なお、結合される光ファイバ束1.2としては、夫々適
当な本数の光ファイバ10.20を集束したものを用い
ることができ、その組み合わせによって、光分配器にも
光合流器にも用いることができる。
当な本数の光ファイバ10.20を集束したものを用い
ることができ、その組み合わせによって、光分配器にも
光合流器にも用いることができる。
また、光ファイバ束1.2を構成する光ファイバの本数
や直径が夫々異なる場合、結果として、夫々の光ファイ
バ束1.2の外径が異なってくる。
や直径が夫々異なる場合、結果として、夫々の光ファイ
バ束1.2の外径が異なってくる。
このような場合、ミキシング部の断面形状は、両光ファ
イバ束1.2間で滑らかに変化していて、ミキシング表
面が光学的鏡面であれば過剰1員失が小さくなる。
イバ束1.2間で滑らかに変化していて、ミキシング表
面が光学的鏡面であれば過剰1員失が小さくなる。
次に、具体的な実験例について説明する。
光ファイバ束1及び光ファイバ束2として、表1に示す
組み合わせを用いて試作及び伝送特性を測定した実験例
を示す。
組み合わせを用いて試作及び伝送特性を測定した実験例
を示す。
表 1
用いた硬化性樹脂は、アクリル系の紫外線硬化型樹脂で
、その粘度は10000cP、硬化後の屈折率は1.5
20である。両光ファイバ東端部を3龍離した状態で、
硬化性樹脂の側面が第1図(d)に示すようにほぼ直線
になるようにして硬化させた後の光伝送特性を表2に示
す。但し、これらの損失値には、光ファイバの伝送1員
失及びコネクタ損失は含まれていない。
、その粘度は10000cP、硬化後の屈折率は1.5
20である。両光ファイバ東端部を3龍離した状態で、
硬化性樹脂の側面が第1図(d)に示すようにほぼ直線
になるようにして硬化させた後の光伝送特性を表2に示
す。但し、これらの損失値には、光ファイバの伝送1員
失及びコネクタ損失は含まれていない。
表 2
用いた光源は波長660nmのLEDで、光フアイバ束
2側から入射した場合は光分配器として動作し、光フア
イバ束1側の各光ファ・イバから入射した場合は光合流
器として動作しており、低I員失な光分配・合流器が実
現している。
2側から入射した場合は光分配器として動作し、光フア
イバ束1側の各光ファ・イバから入射した場合は光合流
器として動作しており、低I員失な光分配・合流器が実
現している。
本発明により、光ファイバの数や直径、種類等に制限さ
れず、作製方法が簡単で且つ大量生産が可能な光分配器
の製造方法が得られ、このような光分配器を各種光通信
系に安価に供給できることになる。
れず、作製方法が簡単で且つ大量生産が可能な光分配器
の製造方法が得られ、このような光分配器を各種光通信
系に安価に供給できることになる。
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例による光分配
器の製造方法を工程順に示す要部正面図、第2図は結合
部の変形例を示す正面図、第3図(aλ〜(d)は光フ
ァイバ束に硬化性樹脂を付着させる手順を示す概略図、
第4図(a)〜(d)は結合部の横断面を示す断面図で
ある。 なお図面に用いた符号において、 1−−−−−−−−・−−一−−・・光ファイバ束2−
−−−−−−一・−光ファイバ束 3−−−−・−・・〜・−硬化性樹脂 11−−−−・・−・一端面 21−−−−一−−−−−−−−一端面である。
器の製造方法を工程順に示す要部正面図、第2図は結合
部の変形例を示す正面図、第3図(aλ〜(d)は光フ
ァイバ束に硬化性樹脂を付着させる手順を示す概略図、
第4図(a)〜(d)は結合部の横断面を示す断面図で
ある。 なお図面に用いた符号において、 1−−−−−−−−・−−一−−・・光ファイバ束2−
−−−−−−一・−光ファイバ束 3−−−−・−・・〜・−硬化性樹脂 11−−−−・・−・一端面 21−−−−一−−−−−−−−一端面である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1本又は端面を揃えた2本以上の光ファイバで構成
された光ファイバ束の一対を、その端面を互いに突き合
わせた状態で対峙させ、 これらの両光ファイバ束の端面間に、透明な硬化性樹脂
をその表面張力によって保持させ、しかる後、上記両光
ファイバ束間の光学的結合が達成される状態で上記硬化
性樹脂を硬化させることを特徴とする光分配器の製造方
法。 2、第1の光ファイバ束の端面に硬化性樹脂を水滴状に
付着させ、第2の光ファイバ束の端面を上記第1の光フ
ァイバ束の端面に近づけ、上記第2の光ファイバ束の端
面が上記水滴状の硬化性樹脂に接触してこの硬化性樹脂
が上記第2の光ファイバ束の端面に付着した時点で、上
記両光ファイバ束の端面を互いに引き離すことを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 3、第1の光ファイバ束の端部を硬化性樹脂の溶液中に
浸漬した後、これを引き上げることによって、この第1
の光ファイバ束の端面に上記硬化性樹脂を水滴状に付着
させることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
製造方法。 4、小開口の注入器を用いて硬化性樹脂を第1の光ファ
イバ束の端面に水滴状に付着させることを特徴とする特
許請求の範囲第2項に記載の製造方法。 5、硬化性樹脂を介して第1及び第2の光ファイバ束の
端面を互いに引き離す際に、上記硬化性樹脂の中間部で
の外径が、少なくとも一方の上記光ファイバ束の外径よ
りも小さくなるまで引き離すことを特徴とする特許請求
の範囲第2項〜第4項のいずれか1項に記載の製造方法
。 6、一対の光ファイバ束として、互いに横断面積の異な
ったものを用いることを特徴、とする特許請求の範囲第
1項〜第5項のいずれか1項に記載の製造方法。 7、一対の光ファイバ束の端面を互いに結合するための
硬化性樹脂を硬化させた後に、この結合部を、上記硬化
性樹脂よりも屈折率の小さな硬化性樹脂で包み込むこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか
1項に記載の製造方法。 8、一対の光ファイバ束の端面を互いに結合するための
硬化性樹脂として、その粘度が100cP以上のものを
用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第7項
のいずれか1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20255886A JPS6358307A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 光分配器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20255886A JPS6358307A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 光分配器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358307A true JPS6358307A (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=16459485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20255886A Pending JPS6358307A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 光分配器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6358307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01214806A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Hitachi Ltd | 光スターカプラ及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP20255886A patent/JPS6358307A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01214806A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Hitachi Ltd | 光スターカプラ及びその製造方法 |
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