JPS635742Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635742Y2 JPS635742Y2 JP1979158503U JP15850379U JPS635742Y2 JP S635742 Y2 JPS635742 Y2 JP S635742Y2 JP 1979158503 U JP1979158503 U JP 1979158503U JP 15850379 U JP15850379 U JP 15850379U JP S635742 Y2 JPS635742 Y2 JP S635742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- catching
- concave
- fabric
- palm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 16
- 239000010985 leather Substances 0.000 claims description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 2
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000384 rearing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は野球又はソフトボール用のグロー
ブ、ミツト等の捕球具に関するものである。
ブ、ミツト等の捕球具に関するものである。
野球又はソフトボール用のグローブ及びミツト
は、通常、牛皮が使用されるが、周知のように。
成牛1頭分から取れる1枚の牛皮の性質は、1頭
ごとに相違することは勿論、1枚の牛皮において
も部分部分で相当な軟硬の差がある。通常、捕球
具の掌部には牛皮の中でも良質な背筋の両側の部
分が使用されるが、その背筋の両側部分であつて
も首部に近い部分は一般的に硬く、尻部に近い部
分は一般的に軟かく且つ伸び易いという性質があ
る。そのため、特に良質の皮革材料の場合は格
別、そうでない材料の場合は掌部となるべき皮革
生地を多くとることができないので、製造数量を
減らすとか、低価格のものに転用するなどの方策
がとられていた。
は、通常、牛皮が使用されるが、周知のように。
成牛1頭分から取れる1枚の牛皮の性質は、1頭
ごとに相違することは勿論、1枚の牛皮において
も部分部分で相当な軟硬の差がある。通常、捕球
具の掌部には牛皮の中でも良質な背筋の両側の部
分が使用されるが、その背筋の両側部分であつて
も首部に近い部分は一般的に硬く、尻部に近い部
分は一般的に軟かく且つ伸び易いという性質があ
る。そのため、特に良質の皮革材料の場合は格
別、そうでない材料の場合は掌部となるべき皮革
生地を多くとることができないので、製造数量を
減らすとか、低価格のものに転用するなどの方策
がとられていた。
また、皮革材料が軟かすぎたり又は硬すぎたり
すると、手の動きに対する順応性に欠け、扱い難
いためにボールを包み或いはボールを握る捕球面
の反応が遅れ、高速回転しているボールが、捕球
面から飛び出すことがあり、捕球エラーを招く恐
れがある。また、材質が不均一であると捕球面が
好ましくない線に沿つて屈曲したり、或いは型崩
れが生じ、捕球エラーの原因となり、また捕球具
としての機能を早期に失う問題がある。
すると、手の動きに対する順応性に欠け、扱い難
いためにボールを包み或いはボールを握る捕球面
の反応が遅れ、高速回転しているボールが、捕球
面から飛び出すことがあり、捕球エラーを招く恐
れがある。また、材質が不均一であると捕球面が
好ましくない線に沿つて屈曲したり、或いは型崩
れが生じ、捕球エラーの原因となり、また捕球具
としての機能を早期に失う問題がある。
この考案は、捕球具掌部の捕球面を形成する皮
革生地の表面に多数の凹点(デインプル)を加熱
圧縮型付によつて形成することにより、上記の問
題を解決したものである。
革生地の表面に多数の凹点(デインプル)を加熱
圧縮型付によつて形成することにより、上記の問
題を解決したものである。
また、上記の凹点は捕球面の表面にランダムに
形成するよりも、ボールの接触面の形状に沿つて
配列する方が望ましいことがわかつた。即ちボー
ルの表面に沿つたわん曲形状に捕球面を変形させ
るには、凹点を同心円状に配列するか、又は渦巻
状に配列することが、捕球性能を向上させる点で
望ましいことがわかつた。
形成するよりも、ボールの接触面の形状に沿つて
配列する方が望ましいことがわかつた。即ちボー
ルの表面に沿つたわん曲形状に捕球面を変形させ
るには、凹点を同心円状に配列するか、又は渦巻
状に配列することが、捕球性能を向上させる点で
望ましいことがわかつた。
この考案は、前述の問題点を解決すると共に凹
点の配列にも特別の考慮を払つた捕球具を提供す
ることを目的としている。
点の配列にも特別の考慮を払つた捕球具を提供す
ることを目的としている。
上記の問題点を解決するために、この考案は捕
球具の掌部を形成する1枚の皮革生地の捕球面
に、皮革生地を加熱圧縮型付することにより多数
の凹点を形成し、各凹点とその周囲に隣接する他
の凹点との間に生地部分を非圧縮部分として残存
せしめ、且つ上記凹点を捕球箇所の中心を中心位
置とした同心円上又は渦巻線上に所要の間隔をお
いて配列した構成としたものである。
球具の掌部を形成する1枚の皮革生地の捕球面
に、皮革生地を加熱圧縮型付することにより多数
の凹点を形成し、各凹点とその周囲に隣接する他
の凹点との間に生地部分を非圧縮部分として残存
せしめ、且つ上記凹点を捕球箇所の中心を中心位
置とした同心円上又は渦巻線上に所要の間隔をお
いて配列した構成としたものである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
図に示す実施例は、野球用グローブであつて、
その掌部分を形成する1枚の皮革生地1の捕球面
に多数の凹点2を形成してある。凹点2は第3図
に示すように、捕球面の所要の点Aを中心とした
多数の仮想同心円a上に所要の間隔をおいて多数
配列される。
その掌部分を形成する1枚の皮革生地1の捕球面
に多数の凹点2を形成してある。凹点2は第3図
に示すように、捕球面の所要の点Aを中心とした
多数の仮想同心円a上に所要の間隔をおいて多数
配列される。
また、凹点2は点Aから次第に径が大きくなる
仮想渦巻線(図示省略)上に形成してもよい。
仮想渦巻線(図示省略)上に形成してもよい。
なお、捕球具での好適な捕球箇所は、これを使
用する野手のポジシヨンによつて相違するため、
上記同心円又は渦巻線の中心位置はポジシヨン別
に各捕球箇所の中心に定めればよい。
用する野手のポジシヨンによつて相違するため、
上記同心円又は渦巻線の中心位置はポジシヨン別
に各捕球箇所の中心に定めればよい。
上記の各凹点2は、加熱プレス等により圧縮型
付により形成され、その型付けされた部分は硬化
される。またある凹点2とその周囲に隣接する他
の凹点2との間の生地部分は非圧縮部3として残
存される。
付により形成され、その型付けされた部分は硬化
される。またある凹点2とその周囲に隣接する他
の凹点2との間の生地部分は非圧縮部3として残
存される。
この考案の捕球具は上記のように構成されたも
のであるから以下に列挙する効果がある。
のであるから以下に列挙する効果がある。
(1) 皮革生地が捕球具の掌部としては硬過ぎる場
合でも、各凹点が屈曲起点となつて生地が折れ
曲り易くなり、且つ、その屈曲起点たる凹点
が、多数形成されているので、掌部が折れ曲り
易くなり、適当な屈曲性が付与される。
合でも、各凹点が屈曲起点となつて生地が折れ
曲り易くなり、且つ、その屈曲起点たる凹点
が、多数形成されているので、掌部が折れ曲り
易くなり、適当な屈曲性が付与される。
(2) 皮革生地が掌部として軟らかすぎる場合は、
加熱圧縮された凹点の部分が硬くなり、捕球具
掌部に適切な強さが付与されると共に、凹点相
互間の非圧縮部分は、もとの生地のままの柔軟
性を残すので全面的に硬化することを防ぐ。
加熱圧縮された凹点の部分が硬くなり、捕球具
掌部に適切な強さが付与されると共に、凹点相
互間の非圧縮部分は、もとの生地のままの柔軟
性を残すので全面的に硬化することを防ぐ。
(3) 皮革生地に色ムラや飼育時に生じたひつかき
疵があつても多数の凹点により目立たなくな
り、外観が良好になる。
疵があつても多数の凹点により目立たなくな
り、外観が良好になる。
(4) (1)〜(3)の結果、掌部として使用できる皮革材
料の範囲が増すので、非常に経済的である。
料の範囲が増すので、非常に経済的である。
(5) 材質が捕球具の掌部に適したものに改質さ
れ、多数の凹点によつてスコアリングと同様の
効果を有する結果、手の動きによくフイツト
し、素手との直結感も増し、手との順応性が良
くなるため捕球性能が向上する。
れ、多数の凹点によつてスコアリングと同様の
効果を有する結果、手の動きによくフイツト
し、素手との直結感も増し、手との順応性が良
くなるため捕球性能が向上する。
また、多数の凹点によつて皮革の伸びが防止
されると共に、所要の腰の強さが付与されるの
で、捕球具の形崩れが防止され、耐久性が向上
する。
されると共に、所要の腰の強さが付与されるの
で、捕球具の形崩れが防止され、耐久性が向上
する。
(6) 捕球面に同心円状又は渦巻線状に所要の間隔
をおいて凹点を形成したことにより、捕球面が
ボールの表面に添つたわん曲面に変形し易くな
るので、ボールの捕球が捕球面の中心で行なわ
れる場合は勿論、中心から多少ずれていても、
ボールを包み込み易く、また凹点によるボール
との係合度の向上とあいまつて、ボールが捕球
面から飛び出すことを防止する。その結果、捕
球エラーが減少する効果がある。
をおいて凹点を形成したことにより、捕球面が
ボールの表面に添つたわん曲面に変形し易くな
るので、ボールの捕球が捕球面の中心で行なわ
れる場合は勿論、中心から多少ずれていても、
ボールを包み込み易く、また凹点によるボール
との係合度の向上とあいまつて、ボールが捕球
面から飛び出すことを防止する。その結果、捕
球エラーが減少する効果がある。
第1図は実施例の斜視図、第2図は皮革生地の
展開平面図、第3図は断面図である。 1……皮革生地、2……凹点、3……非圧縮部
分、A……中心、a……仮想同心円。
展開平面図、第3図は断面図である。 1……皮革生地、2……凹点、3……非圧縮部
分、A……中心、a……仮想同心円。
Claims (1)
- 捕球具の掌部を形成する1枚の皮革生地の捕球
面に、皮革生地を加熱圧縮型付することにより多
数の凹点を形成し、各凹点とその周囲に隣接する
他の凹点との間の生地部分を非圧縮部分として残
存せしめ、且つ上記凹点を捕球箇所の中心を中心
位置とした同心円上又は渦巻線上に所要の間隔を
おいて配列して成る捕球具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979158503U JPS635742Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979158503U JPS635742Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673878U JPS5673878U (ja) | 1981-06-17 |
JPS635742Y2 true JPS635742Y2 (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=29669744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979158503U Expired JPS635742Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635742Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5351031A (en) * | 1976-10-20 | 1978-05-10 | Kameyama Undouguten Kk | Baseball glove |
JPS5335666B2 (ja) * | 1974-08-26 | 1978-09-28 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525328Y2 (ja) * | 1976-08-31 | 1980-06-18 |
-
1979
- 1979-11-12 JP JP1979158503U patent/JPS635742Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335666B2 (ja) * | 1974-08-26 | 1978-09-28 | ||
JPS5351031A (en) * | 1976-10-20 | 1978-05-10 | Kameyama Undouguten Kk | Baseball glove |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673878U (ja) | 1981-06-17 |
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