JPS635695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635695Y2 JPS635695Y2 JP6860380U JP6860380U JPS635695Y2 JP S635695 Y2 JPS635695 Y2 JP S635695Y2 JP 6860380 U JP6860380 U JP 6860380U JP 6860380 U JP6860380 U JP 6860380U JP S635695 Y2 JPS635695 Y2 JP S635695Y2
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- Japan
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- probe
- angle
- pulse
- imaging device
- magnetostrictive
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 9
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012285 ultrasound imaging Methods 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
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- HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N lead zirconate titanate Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[Ti+4].[Zr+4].[Pb+2] HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、診断対象物例えば生体に探触子を当
接し手動でコンパウンド走査しながらパルス波を
発射し、生体の組織境界からの反射波を増幅・検
波してブラウン管オシログラフ(以下CROとい
う)に生体組織の断層像を表示させる手動走査形
超音波撮像装置の改良に関するものである。
接し手動でコンパウンド走査しながらパルス波を
発射し、生体の組織境界からの反射波を増幅・検
波してブラウン管オシログラフ(以下CROとい
う)に生体組織の断層像を表示させる手動走査形
超音波撮像装置の改良に関するものである。
この種の超音波撮像装置では、CRT表示画面
上の走査線の位置と角度を制御するために探触子
が生体と接触する部分の位置及び探触子の方向を
知る必要がある。従来のこの種装置においては、
第1図に示すように、探触子2は、一端が固定台
3などに取付けられ折り曲げ自在の節部4a,4
b,4cを有するアーム4の先端部に取付けら
れ、これら節部に設置された角度検出器及びアー
ムの長さから探触子の位置と方向を検出し得るよ
うになつている。
上の走査線の位置と角度を制御するために探触子
が生体と接触する部分の位置及び探触子の方向を
知る必要がある。従来のこの種装置においては、
第1図に示すように、探触子2は、一端が固定台
3などに取付けられ折り曲げ自在の節部4a,4
b,4cを有するアーム4の先端部に取付けら
れ、これら節部に設置された角度検出器及びアー
ムの長さから探触子の位置と方向を検出し得るよ
うになつている。
しかしながら、アームを必要とすること及びこ
のアームの一端は固定台とか生体を載置するベツ
ド5とかの固定部分に固設しなければならず、し
たがつて装置全体として大型になり、不便かつ高
価になるという欠点があつた。
のアームの一端は固定台とか生体を載置するベツ
ド5とかの固定部分に固設しなければならず、し
たがつて装置全体として大型になり、不便かつ高
価になるという欠点があつた。
本考案は、このような欠点を除去し、フレキシ
ブルな信号ケーブルのみによつて探触子を装置本
体に接続しながらも探触子の位置と方向を検出し
得る手動走査形超音波撮像装置を実現しようとす
るものである。
ブルな信号ケーブルのみによつて探触子を装置本
体に接続しながらも探触子の位置と方向を検出し
得る手動走査形超音波撮像装置を実現しようとす
るものである。
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。第
2図は本考案に係る手動走査形超音波撮像装置の
一実施例を示す図で、人体を診断している場合を
例にとつて示してある。第2図において、20は
探触子で、フレキシブルな信号ケーブル21を介
して装置本体22に接続され、その装置本体22
はパルス発生器23、増幅・検波器24、位置・
角度計算手段25、CRO26より構成されてい
る。探触子20は、パルス発生器23から与えら
れるパルス波を発射させ、生体組織からの反射波
を受信して増幅・検波器24に送る点では従来の
探触子2と同じであるが、角度検出器と一体に形
成し水平面又は重力方向に対する角度の検出がで
きるようになつている点に特徴が有る。第3図は
探触子20の一具体例である。すなわち、第3図
において、201は例えばチタン酸ジルコン酸鉛
などのような圧電材料で、超音波レンズ202を
介して対象物にパルスを発射すると共に対象物か
らの反射波を受信することができるものである。
210は角度検出器で、3本の超音波磁歪遅延線
(以下単に磁歪線という)におけるパルス伝播時
間を検出し角度に対応した信号を得るものであ
る。この3本の磁歪線211,212,213の
一端にはそれぞれ超音波発生用コイル211a,
212a,213aおよび検出コイル211b,
212b,213bが取付けられ、かつこの部分
は適切な手段により容器214内に固設されてい
る。また磁歪線211,212,213の他端部
は水銀215の中に挿入されている。216はバ
ツキング材で、容器214の開口端を封止して水
銀の流出を防止すると共に圧電材料と角度検出器
部との相互干渉を防止している。3本の磁歪線2
11,212,213は第4図に示すように水平
面に対して例えば一辺をL1とする正三角形の各
頂点に位置するように配置されていて、探触子を
垂直にしたとき3本の磁歪線の空気中217にあ
る部分の長さが同じになるように配置されてい
る。超音波発生用コイルにより発生したパルスが
磁歪線を伝播し水銀面位置で反射し検出コイルま
で戻つてくるに要するパルス伝播時間は磁歪線の
空気中の長さに対応するので、探触子20が傾い
た場合には各磁歪線でのパルス伝播時間に差が生
ずる。位置・角度計算手段25は、信号ケーブル
21を介してコイル211a〜213aにパルス
電流を与え、検出コイル211b〜213bで伝
播パルスを受信するまでのパルス伝播時間を測定
する。計算手段25では更に伝播時間差より探触
子20の角度すなわち探触子から発射される超音
波ビームの方位を求めることができる。
2図は本考案に係る手動走査形超音波撮像装置の
一実施例を示す図で、人体を診断している場合を
例にとつて示してある。第2図において、20は
探触子で、フレキシブルな信号ケーブル21を介
して装置本体22に接続され、その装置本体22
はパルス発生器23、増幅・検波器24、位置・
角度計算手段25、CRO26より構成されてい
る。探触子20は、パルス発生器23から与えら
れるパルス波を発射させ、生体組織からの反射波
を受信して増幅・検波器24に送る点では従来の
探触子2と同じであるが、角度検出器と一体に形
成し水平面又は重力方向に対する角度の検出がで
きるようになつている点に特徴が有る。第3図は
探触子20の一具体例である。すなわち、第3図
において、201は例えばチタン酸ジルコン酸鉛
などのような圧電材料で、超音波レンズ202を
介して対象物にパルスを発射すると共に対象物か
らの反射波を受信することができるものである。
210は角度検出器で、3本の超音波磁歪遅延線
(以下単に磁歪線という)におけるパルス伝播時
間を検出し角度に対応した信号を得るものであ
る。この3本の磁歪線211,212,213の
一端にはそれぞれ超音波発生用コイル211a,
212a,213aおよび検出コイル211b,
212b,213bが取付けられ、かつこの部分
は適切な手段により容器214内に固設されてい
る。また磁歪線211,212,213の他端部
は水銀215の中に挿入されている。216はバ
ツキング材で、容器214の開口端を封止して水
銀の流出を防止すると共に圧電材料と角度検出器
部との相互干渉を防止している。3本の磁歪線2
11,212,213は第4図に示すように水平
面に対して例えば一辺をL1とする正三角形の各
頂点に位置するように配置されていて、探触子を
垂直にしたとき3本の磁歪線の空気中217にあ
る部分の長さが同じになるように配置されてい
る。超音波発生用コイルにより発生したパルスが
磁歪線を伝播し水銀面位置で反射し検出コイルま
で戻つてくるに要するパルス伝播時間は磁歪線の
空気中の長さに対応するので、探触子20が傾い
た場合には各磁歪線でのパルス伝播時間に差が生
ずる。位置・角度計算手段25は、信号ケーブル
21を介してコイル211a〜213aにパルス
電流を与え、検出コイル211b〜213bで伝
播パルスを受信するまでのパルス伝播時間を測定
する。計算手段25では更に伝播時間差より探触
子20の角度すなわち探触子から発射される超音
波ビームの方位を求めることができる。
30は透過パルス検出手段で、人体1を透過す
る探触子20からのパルス波を受信するものであ
る。この透過パルス検出手段30は3個の超音波
トランスデユーサ30a,30b,30cより構
成され、各トランスデユーサは第5図に示すよう
に所定の間隔例えばl1,l2,l3の間隔で診断対象
物の裏側又はベツド表面5aにあらかじめ取付け
られている。このトランスデユーサの出力は位
置・角度計算手段25に導かれ、探触子20から
のパルス伝播時間を測定して人体1中の音速(ほ
ぼ1.5mm/μs)より探触子20の位置を算出する。
位置・角度計算手段25から出力される探触子2
0の位置情報及び方位情報は増幅・検波器24の
出力と共にCRO26に導かれている。
る探触子20からのパルス波を受信するものであ
る。この透過パルス検出手段30は3個の超音波
トランスデユーサ30a,30b,30cより構
成され、各トランスデユーサは第5図に示すよう
に所定の間隔例えばl1,l2,l3の間隔で診断対象
物の裏側又はベツド表面5aにあらかじめ取付け
られている。このトランスデユーサの出力は位
置・角度計算手段25に導かれ、探触子20から
のパルス伝播時間を測定して人体1中の音速(ほ
ぼ1.5mm/μs)より探触子20の位置を算出する。
位置・角度計算手段25から出力される探触子2
0の位置情報及び方位情報は増幅・検波器24の
出力と共にCRO26に導かれている。
このような構成において、探触子20を手動走
査するとき、探触子20で受信した反射波は増
幅・検波器24で増幅・検波されCROに与えら
れて表示されるが、このとき位置・角度計算手段
25より得られる位置情報、方位情報に基づき探
触子の位置及び超音波ビームの方向が補正され、
これにより生体組織の正しい断層像がBモード表
示される。
査するとき、探触子20で受信した反射波は増
幅・検波器24で増幅・検波されCROに与えら
れて表示されるが、このとき位置・角度計算手段
25より得られる位置情報、方位情報に基づき探
触子の位置及び超音波ビームの方向が補正され、
これにより生体組織の正しい断層像がBモード表
示される。
なお、撮像のための超音波ビームの指向性は鋭
い方が望ましいが、他方トランスデユーサで位置
を検出する際には全トランスデユーサにパルス波
が届くように逆に球面波に近い指向性の鋭くない
音波を発射しなければならない。この場合、例え
ば第6図に示すような同心円形アレイを用いれ
ば、撮像時にはフエーズドアレイの原理による電
子フオーカスで指向性の鋭い細いビームを発生さ
せ、他方位置情報採集時には中心部分の素子のみ
を用いて開口を小さくし球面波に近い音波を発射
させ、その目的を達成することができる。
い方が望ましいが、他方トランスデユーサで位置
を検出する際には全トランスデユーサにパルス波
が届くように逆に球面波に近い指向性の鋭くない
音波を発射しなければならない。この場合、例え
ば第6図に示すような同心円形アレイを用いれ
ば、撮像時にはフエーズドアレイの原理による電
子フオーカスで指向性の鋭い細いビームを発生さ
せ、他方位置情報採集時には中心部分の素子のみ
を用いて開口を小さくし球面波に近い音波を発射
させ、その目的を達成することができる。
また透過パルス検出手段、角度検出器は実施例
に限つたことはなく、他の検出手段を用いて同様
の目的を達成することもできる。
に限つたことはなく、他の検出手段を用いて同様
の目的を達成することもできる。
更に、透過パルス検出手段30の超音波トラン
スデユーサの個数及び角度検出器210における
磁歪線の本数は実施例のようにそれぞれ3個及び
3本に限らず、それ以上であつてもよい。
スデユーサの個数及び角度検出器210における
磁歪線の本数は実施例のようにそれぞれ3個及び
3本に限らず、それ以上であつてもよい。
以上説明したように、本考案の手動走査形超音
波撮像装置によれば、機械的なアームを用いるこ
となく探触子の位置及び角度を検出することがで
きるので、装置全体として小形、安価となり、し
かも探触子の操作性が向上するなどの効果があ
る。
波撮像装置によれば、機械的なアームを用いるこ
となく探触子の位置及び角度を検出することがで
きるので、装置全体として小形、安価となり、し
かも探触子の操作性が向上するなどの効果があ
る。
第1図は従来の手動走査形超音波撮像装置の要
部構成図、第2図は本考案に係る手動走査形超音
波撮像装置の一実施例を示す要部構成図、第3図
は探触子の構成図、第4図は磁歪線の配置図、第
5図は超音波トランスデユーサの配置図、第6図
は同心円形アレイの説明的構成図である。 1……生体、20……探触子、30……透過パ
ルス検出手段、30a〜30c……超音波トラン
スデユーサ、22……装置本体、23……パルス
発生器、24……増幅・検波器、25……位置・
角度計算手段、26……CRO。
部構成図、第2図は本考案に係る手動走査形超音
波撮像装置の一実施例を示す要部構成図、第3図
は探触子の構成図、第4図は磁歪線の配置図、第
5図は超音波トランスデユーサの配置図、第6図
は同心円形アレイの説明的構成図である。 1……生体、20……探触子、30……透過パ
ルス検出手段、30a〜30c……超音波トラン
スデユーサ、22……装置本体、23……パルス
発生器、24……増幅・検波器、25……位置・
角度計算手段、26……CRO。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 診断対象物に当接し手動走査のできる探触子
からパルス波を発射し、診断対象物からの反射
波を増幅・検波して対象物の断層像をブラウン
管に表示する手動走査形超音波撮像装置におい
て、前記対象物を透過する探触子からのパルス
波を検知する透過パルス検出手段と、前記探触
子に設置され水平面又は重力方向との角度を検
出する角度検出器と、前記透過パルス検出手段
の出力と前記角度検出器の出力に基づき探触子
の位置及び角度を算出する位置・角度計算手段
を具備し、診断対象物を通過するパルス波の伝
播時間より探触子の位置情報を得ると共に角度
検出器の出力より超音波ビームの方位情報を得
ることを特徴とする手動走査形超音波撮像装
置。 (2) 前記角度検出器を、3本の磁歪線を用い、こ
の磁歪線の一端を水銀中に挿入し磁歪線の空気
中の部分の長さが探触子の傾きに対応するよう
に形成し、磁歪線におけるパルス伝播時間によ
り探触子の傾きを検出できるように構成したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の手動走査形超音波撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860380U JPS635695Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860380U JPS635695Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56171012U JPS56171012U (ja) | 1981-12-17 |
JPS635695Y2 true JPS635695Y2 (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=29662535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6860380U Expired JPS635695Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635695Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-19 JP JP6860380U patent/JPS635695Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56171012U (ja) | 1981-12-17 |
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