JPS6356417A - 熱硬化性樹脂製品の製造方法 - Google Patents

熱硬化性樹脂製品の製造方法

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JPS6356417A
JPS6356417A JP20039886A JP20039886A JPS6356417A JP S6356417 A JPS6356417 A JP S6356417A JP 20039886 A JP20039886 A JP 20039886A JP 20039886 A JP20039886 A JP 20039886A JP S6356417 A JPS6356417 A JP S6356417A
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JP
Japan
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temperature
thermosetting resin
mold
thermosetting
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP20039886A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Iwamoto
勝敏 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱硬化性樹脂製品の製造方法に関し、特に、
上型および下型のうち一方の型に面する製品の外観を品
質の高いものとするための熱硬化性樹脂製品の製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
所定の厚みを有する樹脂製品を成形するには、従来より
種々の方法が提案されているが、熱可塑性樹脂製品(例
えば、自動車用部品)においては、f55図に示すよう
に、所定厚さの製品本体14′にリブ15′を取り付け
たものを一体成形する場合に、製品が冷却するとき、樹
脂材が体積収縮して、体積収縮量の異なる箇所において
凹み(ひけ)16′が生じる。
すなわち、リブ15′を裏面に取り付けられた部分(厚
肉部)において、厚みが周一と異なり大きいので、体積
収縮量が周囲よりも大きくなり、ひけ16′を生じるの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の樹脂製品の製造方法では、凹み16′
を発生する表面が、外観部分として重要な面であると、
製品としての見栄えが悪くなるという問題点がある。
そこで、第4図に示すように、下型1″と上型2′との
間に、単一の材質の熱硬化性ム(脂材3′を介挿して、
下型1′の温度を高くして、上型2′の温度を下型1′
の温度よりも低くすることが考えられるが、プレスする
ときに、樹脂材3′の流れが、プレス面1’aに沿う上
面とプレス面2’aに沿う下面とで異なるので、製品に
歪みが発生するという問題点がある。
また、このように高反応(速硬化)材料のみで成形する
と、型に接した材料の反応が一般材料よりも早いため、
外観が悪くなり、表面に凹み16″が発生したり、つや
むらや未充填等ら生じるという問題点がある。
さらに、インモールドコート法(材料チャージ→プレス
→型微少もちあげ→塗料注入→プレス→硬化)により樹
脂製品を製造する方法も提案されているが、このような
方法では、表面の凹凸はかなり改良されるが塗料注入の
ため、適用できる形状に制約があり、塗料注入のため成
形サイクルタイムが艮くなって、塗膜厚さを均一にする
ために、型およびプレス精度の大幅な向上が必要であり
、型費、設4a費が高くなるという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、体積収縮に基づ(引けによる外観品質の低下を防止し
ながら、製品に歪みが生じるのを防止できるようにした
、熱硬化性樹脂製品の製造方法を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明の熱硬化性樹脂製品の製造方法は、第1
の熱硬化温度の特性を有する第1のシート状熱硬化性樹
脂材と上記第1の熱硬化温度よりも低い@2の熱硬化温
度の特性を有する第2のシート状熱硬化性樹脂材とを積
層された原材料をプレス成形するに際して、第1の型を
上記第1の熱硬化温度以上の温度に加熱するとともに、
同第1の型に整合する第2の型を上記第2の熱硬化温度
以上で且つ上記@1の熱硬化温度よりも低い温度に加熱
した後、土泥原材料における第1のシート状熱硬化性樹
脂材が上記第1の型に接するように配置され、ついで、
プレス成形が行なわれることを特徴としている。
〔作 用〕
上述の本発明の熱硬化性樹脂製品の製造方法では、第1
の型と12の型との間で熱勾配が生まれ、プレス成形過
程において、原材料が押しつぶされて、第1および第2
の型に沿って流れるように広がる際に、歪みが発生する
ことがなく、第1のシート状熱硬化性樹脂材が第1の型
に接触すること1こより、硬化が開始して、厚みの違い
による体積収縮の差に基づき凹みも第1のシート状熱硬
化性樹脂材の表面には発生しない。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図は本発明の熱硬化性樹脂製品の製造方法を直接実
施するためのプレス成形装置を示す模式図、第2図は本
発明の製造方法を説明するための模式図、153図は本
発明による製品を示す側面図であり、第1〜3図中、第
4,5図と同じ符号はほぼ同様のものを示す。
第1図に示すように、本発明の方法を直接実施するため
のプレス成形装置は、第1の型としての下型1と第2の
型としての上型2とをそなえて構成されており、この下
型1には第1の熱源6から供給される加熱された油を、
第1の油供給用パイプ8を介して受けて、プレス面1a
を含む下型1全体を加熱するための加熱用パイプ8aが
設けられている。
そして、上型2には、第2の熱源7がら供給される加熱
された油を、第2の油供給用パイプ9を介して受けて、
プレス面2aを含む上型2全体を加熱するための加熱用
パイプ9aが設けられている。
これらの第1および第2の熱源6,7から供給される油
の温度は、コントローラ12により調整されるように構
成されており、コントローラ12は、下型1の温度を検
出する第1の温度センサ10からの検出信号を受けるよ
うに結線されておi)、さらに、上型2の温度を検出す
る第2のa度センサ11からの検出信号を受けるように
構成されている。
そして、コントローラ12は、上述の第1および第2の
温度センサ10,11からの検出信号を受けて、下型1
が第1の所定温度T、(後述する第1のシート状熱硬化
性樹脂材4の熱硬化温度t1よりもわずかに高い温度)
を維持するように制御信号を第1の熱源6へ出力すると
ともに、上型2が第2の所定温度T2(後述するptS
lの熱硬化温度1゜よりも低く第2のシート成熱硬化性
ム(脂材5の第2の熱硬化温度t2よりもわずかに高い
温度)を維持するように制御信号を第2の熱a7へ出力
する。
なお、第1の熱源6を設けずにベッド13により、下型
1と上型2どの熱勾配を付するようにしてもよく、この
場合、第2の熱源7を省略してもよい。
さらに、油による加熱以外のヒータによる加熱手段を用
いてもよい。
ところで、原材料3は、上述の下型1の上に載置される
第1のシート状熱硬化性1[f材4と、同vJ1のシー
ト状熱硬化性樹脂材4に積層されて上型2から離隔して
型の中に配設される12のシート成熱硬化性用T材5と
からもが成されている。
これらの第1およびPt52のシート状熱硬化性用誼材
4,5は、加圧下で加熱することにより固化するプラス
チックでできており、例元ぼ、エポキシ系、メラミン系
、7エ/−ル系ないし尿素系の樹脂でできている。
また、第1のシート状熱硬化性樹脂材4の材質は、16
0℃よりもやや低い温度で硬化する高反応材質に設定さ
れており、この硬化温度(以下、「第1の熱硬化温度」
という)tlよりも高い温度T。
である160℃に上述の下型1が維持される。
さらに、12のシート状熱硬化性樹脂材5の材質は、1
40°Cよりもやや低い温度で硬化する材質に設定され
ており、この硬化温度(以下、「第2の熱硬化温度」と
いう)t2よりも高い温度T2である140°Cに上述
の上型2が維持される。
このように、製品14の外観が重要となる面側の型温度
を一方の型温度より高くすることにより、樹脂の成形収
縮を板厚方向で調整すべく、型温度が、高くする側のS
MC(Sheet Holding Compound
)の積層において、型に接触する材料を一般部の材料の
硬化よりも高い温度でないと硬化しない(反応時間が一
般材よりおそい)ようにする。
本発明を直接実施するプレス成形装置は上述のごとく植
成されているので、本発明の熱硬化性樹脂製品の製造方
法は次のごとくして実施される。
(1)下型1を、第1の所定温度T、(ここでは、16
0℃)で一定となるようlこ加熱し、上型2を第2の所
定温度T、(ここでは140°C)で−定となるように
加熱する。
(2)下型1のプレス面1aの上に、ptSl図に示す
ように、原材料3を第1のシート状熱硬化性(34脂材
4が接触するように載置する。このとき、第2のシート
状熱硬化性樹脂材5は、上型2のプレス面2aに接触し
ないようにする。
(3)第2図に示すように、下型1と上型2とで原材料
3を、プレス成形する。
このようにして、熱硬化性U(脂製品14を成形するに
際して、下型1に接触するfPJlのシート状熱硬化性
樹脂材4の硬化時間が、上型2に接触する第2のシート
状熱硬化性樹脂材5の硬化時間より短かくすることによ
り、外観の必要な側を早く固まらせることができ、これ
により、従来生じていたひげを防止しながら、原材料の
流れを上側と下側とでほぼ均一にすることにより、熱硬
化性?14脂製品14における歪みの発生を防止するこ
とができる。
このように、下型1および上型2に温度差(−般的には
5〜20°C)をつけることにより、材料の収縮を調整
し外観の良い成形品を製造することができ、2枚以上の
材料を重ねて成形する時に、下型1および上型2に接触
する材料とその他の一般材料との反応時間(硬化時開)
をつけることにより、−膜材料に高反応材料が使用でさ
、成形時間が短めへできるとともに外観の良い成形品が
得られるのである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の熱硬化性用m製品の製造
方法によれば、第1の熱硬化温度の特性を有する第1の
シート状熱硬化性U[材と上記第1の熱硬化温度よりも
低い第2の熱硬化温度の特性を有する第2のシート状熱
硬化性樹脂材とを積層された原材料をプレス成形するに
際して、第1の型を上記第1の熱硬化温度以上の温度に
加熱するとともに、同第1の型に整合する$2の型を上
記第2の熱硬化温度以上で且つ上記第1の熱硬化温度よ
りも低い温度に加熱した後、上記原材料における第1の
シート状熱硬化性樹脂材が上記第1の型に接するように
配置され、ついで、プレス成形が行なわれるという簡易
化された手段で、次のような効果ないし利、αを得るこ
とができる。
(1)熱硬化性樹脂製品の外観のうち重要となる面側に
、体積収縮によるひげを生じるのを防止でき、外観品質
を向上させることができる。
(2)熱硬化性樹脂製品に歪みが発生するのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱硬化性樹脂製品の製造方法を直接実
施するためのプレス成形装置を示す模式図、第2図は本
発明の製造方法を説明するための模式図、第3図は本発
明による製品を示す側面図であり、第4図は従来のプラ
スチック成形手段を示す模式図、第5図は従来の製品を
示す側面図である。 1・・第1の型としての下型、1a・・プレス面、2・
・第2の型としての上型、2a・・プレス面、3・・原
材料、4・・第1のシート状熱硬化性樹脂材、5・・第
2のシート状熱硬化性樹脂材、6・・第1の熱源、7・
・第2の熱源、8・・第1の油供給用パイプ、8a・・
加熱用パイプ、9・・第2の油供給用パイプ、9a・・
加熱用パイプ、10・・tjSlの温度センサ、11・
・第2の温度センサ、12・・コントローラ、13・・
ベッド、14・・熱硬化性樹脂製品、15・・リブ。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第1図 第2図 第4図 第5図 16′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の熱硬化温度の特性を有する第1のシート状熱硬化
    性樹脂材と上記第1の熱硬化温度よりも低い第2の熱硬
    化温度の特性を有する第2のシート状熱硬化性樹脂材と
    を積層された原材料をプレス成形するに際して、第1の
    型を上記第1の熱硬化温度以上の温度に加熱するととも
    に、同第1の型に整合する第2の型を上記第2の熱硬化
    温度以上で且つ上記第1の熱硬化温度よりも低い温度に
    加熱した後、上記原材料における第1のシート状熱硬化
    性樹脂材が上記第1の型に接するように配置され、つい
    で、プレス成形が行なわれることを特徴とする、熱硬化
    性樹脂製品の製造方法。
JP20039886A 1986-08-27 1986-08-27 熱硬化性樹脂製品の製造方法 Pending JPS6356417A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02175114A (ja) * 1988-12-27 1990-07-06 Ikeda Bussan Co Ltd 内装材の製造方法
JP2015093475A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社デンソー モールドパッケージおよびその製造方法

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