JPS6355764A - テ−プカセツト装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ＶＴＲ，ＤＡＴ等の磁気記録再生装置に備え
られ、カセット挿入口から挿入されたテープカセットを
所定の記録再生位置まで移動させるテープカセット装着
装置に関する。

〈従来技術〉 第４図および第５図は従来のテープカセット装着装置を
示す説明図で、第４図は要部側面図、第５図は要部平面
図である。

これらの図において、１はテープカセットで、その内部
に磁気テープ１ｂが収納されている。なお、１ａはこの
テープカセット１の前面を形成する蓋である。１３は、
このテープカセット１が挿入される磁気記録再生装置の
本体の側部を形成する側板である。この側板１３には第
４図に示すように、水平方向および鉛直下向き方向に伸
びろＬ字形のガイド溝１３ａが設けられている。なお、
同第４図に示すＩＣは本体に形成され、テープカセット
１が挿入されるカセット挿入口である。６は上記したガ
イド溝１３ａに沿って移動可能なローラ、５はローラ６
を支持する軸で、これらのローラ６および軸５はローデ
ィングアーム７内に形成された溝７ａにも相対的移動可
能に係合している。なお、ローディングアーム７は突起
７ｂを有し、この突起７ｂがギヤ９に形成された長穴９
ａ内に位置するように当該ローディングアーム７が配置
されている。８は圧着ばねで、一端がギヤ９に設けた突
起９ｂに係着され、他端が上述したローディングアーム
７の突起７ｂに係着され、ローディングアーム７を第４
図の反時計方向に付勢する。１０はギヤ９に係合するギ
ヤで、このギヤ１０に図示しないモータの回転が伝えら
れるようになっている。

また、２はテープカセット１を保持可能なカセットホル
ダで、その側部に上述した軸５が固定されている。４ａ
は、このカセットホルダ２と一体的に、かつ該カセット
ホルダ２の上部に設けられるカセット押さえで、テープ
カセット１を第５図の下向き方向に押圧可能な弾性体か
らなっている。

また、第５図に示す２ａはカセットホルダ２に形成され
、テープカセット１の挿入を規制するストッパ、３ａは
このストッパ２ａの近傍のカセットホルダ２部分に取り
付けられ、テープカセット１がカセットホルダ２内に完
全に挿入されたかどうか検出する検出スイッチ、１９は
この検出スイッチ３ａに接続されるリード線である。

また、１２は発光素子で、第４図のＩＡで示すテープカ
セット１の所定の記録再生位置に対応する位置に配置さ
れている。なお、同第４図に示すＩＢはテープカセット
１をカセット挿入口ＩＣから挿入するときの位置を示し
ている。また、１１は発光素子１２から投射された光を
受光ｊ７、検出信号を出力する受光素子で、側板１３に
一体的に設けられるホルダ１８に固定されている。なお
、第５図に示す１３ｂは側板１３に形成され、発光素子
１２から受光素子１１への光の投射を許容させる開口で
ある。

上記したカセット押え４ａ、軸５、ローラ６、ローディ
ングアーム７、ギヤ９、圧着ばね８、ギヤｌＯ、ストッ
パ２ａ、検出スイッチ３ａ、リード線１つ、受光素子１
１、開口１３ｂ、ホルダ１８等は、本体を形成する側板
１３と対向する側に位置する図示しない側板の側にも設
けられており、これらのものとカセットホルダ２、およ
び発光素子１２によってカセット装着装置が構成されて
いる。

この従来のカセット装着装置にあっては、第４図の位置
ＩＢ”ＩＣ示すようにテープカセット１がカセット挿入
口１ｃからカセットホルダ２内に挿入され、そのｉｌａ
がカセットホルダ２のストッパ２ａに当たる位置まで移
動すると、検出スイッチ３ａが作動し、これによって図
示しないモータが駆動されて、例えば側板１３側に位置
するギヤｌＯが第４図の時計方向に、ギヤ９が反時計方
向に回転し、圧着ばね８を介してローディングアーム７
が反時計方向に回動し、テープカセット１の挿入前にあ
ってはガイド溝１３　ａの水平部分に位置していた軸５
およびローラ６が、ローディングアーム７の溝７ａ内を
移動しながら鉛直下方向に移動し、これに伴ってテープ
カセット１が収納されたカセットホルダ２は下方向に移
動し、これにより第４図に示す状態に至る。このとき、
テープカセット１は記録再生位置ＩＡにあり、その前面
に位置するＭ　１　ａが開放されて、磁気テープ１ｂが
露出する。またこのとき、圧着ばね８の力が７０−ディ
ングアーム７、軸５およびローラ６を介してカセットホ
ルダ２に作用し、これによりカセットホルダ２は上方に
飛び出さないように下向きに付勢される。　なお、側板
１３と対向する図示しない側板側にあっても、上述の各
動作と同期した動作がおこなわれ、実際にはこれらの動
作の協動によりテープカセット１が記録再生位置に移動
する。

この状態において所定の記録再生動作がおこなわれる。

そして、このような記録再生動作の間、発光素子１２か
ら受光素子１１に向かって光の投射がおこなわれ、磁気
テープ１ｂはこの光の通路を横切るように走行し、磁気
テープ１ｂの磁性面部とリーグ部との光透過率の違いが
受光素子１１によって検出され、これにより磁気テープ
１ｂがリーグ部すなわち先端あるいは末端の端部に至っ
たかどうか検出される。

なお、記録再生動作が終了しなときは、上記した図示し
ないモータの反転によって例えば側板１３側に位置する
第４図に示すギヤ１０．９が反時計方向、時計方向に回
転し、ローディングアーム７が時計方向に回動し、これ
によりカセットホルダ２が上方に移動してカセットテー
プ１は第４図の位置ＩＢに至る。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、このように構成した従来のテープカセット装
着装置にあっては、カセットホルダ２がテープカセット
１の挿入に伴って、第４図に示す位置ＩＢに相応する位
置から、記録再生位置ＩＡに相応する位置まで移動する
間、あるいは逆に記録再生位置ＩＡに相応する位置から
位置ＩＢに相応する位置まで移動する間、検出スイッチ
３ａに接続されたリード線１９が本体内を移動し、この
ためこのリード線１９が他の部品と接触して引掛ったり
、断線したりしてカセット装着動作が円滑におこなわれ
ないことがある。

本発明は上記した従来技術における実情に鑑みてなされ
てもので、その目的は、検出スイッチを要することなく
カセットホルダ内に保持されたテープカセットを所定の
記録再生位置に移動させることができるテープカセット
装着装置を提供することにある。

〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するために本発明は、磁気記録再生装置
に備えられ、本体に設けられるカセット挿入口からテー
プカセットを、本体内の所定の記録再生位置まで移動さ
せるとともに、該記録再生位置に配置されたテープカセ
ットに内蔵される磁気テープの端部を検出する発光素子
および受光素子を有するものにおいて、テープカセット
が本体内に挿入されていない状態にあっては、発光素子
から受光素子への光通路をしゃ断し、テープカセットの
カセット挿入口からの挿入動作に応動して上記光通路を
開放する例えばレバーを含む光通路しゃ断・開放手段に
より光通路が開放され、該受光素子より光が検出された
とき、その検出信号に応じてテープカセットを記録再生
位置まで移動させる動作を開始する構成にしである。

く牛用〉 本発明は上記したように、光通路しゃ断・開放手段と、
発光素子および受光素子によってテープカセットがカセ
ットホルダ内の所定位置まで挿入されたかどうか検出し
、そのとき受光素子から出力される検出信号に応じてテ
ープカセットを所定の記録再生位置まで移動させること
ができるので、テープカセットがカセットホルダ内の所
定位置まで挿入されたかどうか検出するための検出スイ
ッチおよびリード線を要することがなく、したがってリ
ード線の断線等を生じることもない。

〈実施例〉 以下、本発明のテープカセット装着装置を図に基づいて
説明する。第１図〜第３図は本発明の一実施例を示す説
明図で、第１図はテープカセットが本体内に挿入される
前の状態を示す要部側面図、第２図はテープカセットが
本体内に挿入され、所定の記録再生位置への移動がおこ
なわれる前の状態を示す要部側面図、第３図は第２図に
対応する要部平面図である。

これらの図において、１はテープカセット、１ａはこの
テープカセット１の蓋、２はカセットホルダ、５は軸、
６はローラ、７はローディングアーム、８は圧着ばね、
９．１０はギヤ、１１は受光素子、１２は発光素子、１
３は側板、１８はホルダで、これらのものは前述のもの
と同等である。

また、１５は側板１３の内部に配置されるレバーで、そ
の胴部にカセットホルダ２内に挿入されるテープカセッ
ト１が係合可能な突起１５ａを有するとともに、その下
端部に突出部１５ｂを有している。第１．２図に示す１
５ｃは、上記したレバー１５を側板１３に回動可能に支
持する軸、２ｂはカセットホルダ２に取り付けられ、レ
バー１５の第１．２図の反時計方向の回動を規制するス
トッパ、１６は一端を側板１３に係着され、他端をレバ
ー１５に係着され、該レバー１５を第１．２図の反時計
方向に付勢するばねである。また、１４は側板１３の外
側に配置されるレバーで、基本的形状を例えばコ字状に
形成してあり、その−端部にレバー１５の突出部１５ｂ
に係合するピン１４ｂを有し、他端部１４ａがホルダ１
８内に挿入可能になっており、軸１４ｃによ、つて側板
１３に回動可能に支持されている。なお、このレバー１
４のピン１４ｂは側板１３に形成しな長穴１３Ｃ内をと
おして突出部１５ｂに係合している。１７はレバー１４
を第１．２図の反時計方向に付勢するばねで、そのばね
力は上述したばね１６のばね力よりも小さく設定しであ
る。また、上記したホルダ１８は、第３図に示すように
その一部が切除され、これによりレバー１４の他端部１
４ａのホルダ１８内への挿入が可能になっている。

上記した突起１５ａおよび突出部１５ｂを有するレバー
１５、ストッパ２ｂ、軸１５ｃ、ピン１４ｂおよび他端
部１４ａを有するレバー１４、軸１４ｃ、ばね１６．１
７は、本体を形成する側板１３と対向する側に位置する
図示しない側板の側にも設けられており。これらのもの
によってテープカセット１が本体内に挿入されていない
状態にあっては、発光素子１２から受光素子１１への光
通路をしゃ断し、テープカセット１のカセット挿入口１
ｃからの挿入動作に応動して上述の光通路を開放する光
通路しゃ断・開放手段が構成されている。

このように構成しである実施例にあっては、テープカセ
ット１が本体内に挿入されていない状態にあっては、第
１図に示すように、ばね１６の力がばね１７の力に比べ
て大きいことから、これらのばね力の差によってレバー
１５がストッパ２ｂに当たるように同第１図の反時計方
向に付勢され、このレバー１５の突出部１５ｂによって
ピン１４ｂを介してレバー１４が時計方向に付勢され、
これによりレバー１４の他端部１４ａがホルダ１８内に
挿入され、すなわち第３図に示す発光素子１２から受光
素子１１への光通路がしゃ断される。

そして、第２．３図に示すように、テープカセット１が
本体のカセット挿入口ＩＣから挿入され、テープカセッ
ト１がカセットホルダ２のストッパ２ａに当たるまで挿
入され、さらに奥に挿入されるとき、その押し込み力が
テープカセット１からレバー１５の突起１５ａに伝えら
れ、該レバー１５がばね１６の力に抗して第２図の時計
方向に回動し、これによりレバー１４のピン１４ｂに対
する拘束力が解かれ、該レバー１４がばね１７の力によ
って反時計方向に回動し、その他端部が第２図の下方に
移動し、発光素子１２から受光素子１１への光通路が開
放される。そして、このとき発光素子１２からの光を受
光素子１１が検出し、その検出信号が出力される。この
検出信号に応じて図示しないモータが駆動されて、ギヤ
１０が第２図の時計方向に、ギヤ９が反時計方向に回動
し、従前と同様にローディングアーム７、軸５、ローラ
６の作動を介してカセットホルダ２が下方の記録再生位
置まで移動する。

この状態において所定の記録再生動作がおこなわれ、ま
た、発光素子１２と受光素子１１とによって磁気テープ
１ｂのリーグ部が従前のように検出される。

このように構成した実施例にあっては、上述したように
テープカセット１の挿入動作に伴ってレバー１４．１５
等が回動して発光素子１２から受光素子１１への光通路
をしゃ断状態から開放状態に機械的に切換えることによ
り、すなわち従前のような検出スイッチを要することな
く、カセットホルダ２内に保持されたテープカセット１
を所定の記録再生位置に移動させることができ、したが
って検出スイッチに接続されるリード線等も設ける必要
がなく、該リード線の本体内の移動に伴うカセット装着
動作上のトラブルを生じることがない。

〈発明の効果〉 本発明のテープカセット装着装置は以上のように構成し
であるので、検出スイッチを要することなくカセットホ
ルダ内に保持されたテープカセットを所定の記録再生位
置に移動させることができ、したがって検出スイッチに
接続されるリード線を要することがなく、このリード線
の移動による断線等を生じることがなく、それ故、従来
に比べてテープカセットの装着動作を円滑におこなわせ
ることのできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明のテープカセット装着装置の一
実施例を示す説明図で、第１図はテープカセットが本体
内に挿入される前の状態を示す要部側面図、第２図はテ
ープカセットが本体内に挿入され、所定の記録再生位置
への移動がおこなわれる前の状態を示す要部側面図、第
３図は第２図に対応する要部平面図、第４図および第５
図は従来のテープカセット装着装置を示す説明図で、第
４図は要部側面図、第５図は要部平面図である。 １・・・・・・テープカセット、１ｂ・・・・・・磁気
テープ、ＩＣ・・・・・・カセット挿入口、２・・・・
・・カセットホルダ、２ｂ・・・・・・ストッパ、１１
・・・・・・受光素子、１２・・・・・・発光素子、１
４・・・・・・レバー、１４ａ・・・・・・他端部、１
４ｂ・・・・・・ピン、１５・・・・・・レバー、１５
ａ・・・・・・突起、ｉ５ｂ・・・・・・突出部、１５
ｃ・・・・・・軸、１６．１７・・・・・・ばね、１８
・・・・・・ホルダ。 第１図 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気記録再生装置に備えられ、本体に設けられる
   カセット挿入口から挿入されるテープカセットを、本体
   内の所定の記録再生位置まで移動させるとともに、該記
   録再生位置に配置されたテープカセットに内蔵される磁
   気テープの端部を検出する発光素子および受光素子を有
   するテープカセット装着装置において、上記テープカセ
   ットが上記本体内に挿入されていない状態にあつては、
   発光素子から受光素子への光通路をしや断し、上記テー
   プカセットの上記カセット挿入口からの挿入動作に応動
   して上記光通路を開放する光通路しや断・開放手段を設
   け、該受光素子より光が検出されたとき、その検出信号
   に応じて上記テープカセットを上記記録再生位置まで移
   動させる動作を開始することを特徴とするテープカセッ
   ト装着装置。
2. （２）光通路しや断・開放手段がカセット挿入口から本
   体内に挿入されるテープカセットに応動して移動する、
   光通路をしや断状態から開放状態にするレバーを含むこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のテープ
   カセット装着装置。