JPS635571Y2 - - Google Patents

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JPS635571Y2
JPS635571Y2 JP1981129842U JP12984281U JPS635571Y2 JP S635571 Y2 JPS635571 Y2 JP S635571Y2 JP 1981129842 U JP1981129842 U JP 1981129842U JP 12984281 U JP12984281 U JP 12984281U JP S635571 Y2 JPS635571 Y2 JP S635571Y2
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JP
Japan
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cabinet
door
handle
floor
cabinet body
Prior art date
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JP1981129842U
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JPS5834637U (ja
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Publication of JPS635571Y2 publication Critical patent/JPS635571Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はシステムキツチン等のシステム家具の
一ユニツトとして使用される収納キヤビネツト、
詳しくはキヤビネツト本体の前面に扉を開閉自在
に備え、該扉の上下方向長さをキヤビネツト本体
の上下方向長さより短かく形成すると共に、扉の
上端又は下端に把手を有するものに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のシステム家具用収納キヤビネツ
トで壁面に取りつける、所謂ウオールキヤビネツ
トといわれるものは通常高い位置に配置されるの
で、扉の把手が扉下端近くに設けられている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし乍ら、このような従来のウオールキヤビ
ネツトを床に据置く所謂のフロアーキヤビネツト
として使用しようとしても、このウオールキヤビ
ネツトをそのまま床におくと把手が床に近接する
ような低い位置となり、使用勝手が非常に悪くな
る。
そこで、ウオールキヤビネツトを反転させて上
下逆に床におくことが考えられるが、従来のウオ
ールキヤビネツトは下から見上げるときの見栄え
を考慮して第1図に示すように扉2の下端面とキ
ヤビネツト本体1の下面を合わせているため、第
3図、第4図に示すようにこの床に置いたキヤビ
ネツトAの上に更にキヤビネツトA′を積み重ね
た場合、寸法誤差や使用中のずれ等により下位の
キヤビネツトAの扉2上端と上位のキヤビネツト
A′の扉2′下端とがぶつかり、扉2,2′を傷つ
けたり扉2,2′が開かなくなる等の恐れがある。
また、ウオールキヤビネツトAは通常の使用状
態において、積み重ねて使用するとき、上下のキ
ヤビネツトの扉相互がぶつからないように第1図
に示す如く扉2上端がキヤビネツト本体1の上面
より若干低くなつているため、反転させて床にお
いたキヤビネツトAの上に2つ以上のキヤビネツ
トA′,A″を重ねた場合第3図、第4図に示すよ
うに下位のキヤビネツトAの扉2上端と、中位の
キヤビネツトA′の扉2′下端との間には隙間がほ
とんどないが、中位のキヤビネツトA′の扉2′上
端と、上位のキヤビネツトA″の扉2″下端との間
には隙間3が出来ることになり、システム全体を
面としてとらえた場合の区画線の幅が不均一とな
りシステム家具としての統一的外観を損うことに
なる。
以上の様な問題点を有するため、従来のウオー
ルキヤビネツトはシステム家具の1ユニツトとし
て床に置いて使用することができなかつた。。
本考案は斯る従来事情に鑑み扉の上端又は下端
に把手を有するシステム家具において、システム
家具としての全体的な統一感や使用勝手を損なう
ことなくウオールキヤビネツトをフロアーキヤビ
ネツトとしても使用可能にすることを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、キヤビネツト本体に扉を取付けた状
態の正面形状が、正立時とこれを上下反転した倒
立時とが把手を除いて同形状になるように形成し
たことを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案の作用はキヤビネツト本体及び扉の取付
け状態が正立時の正面形状と倒立時とで把手を除
いて同形状にすることにより、ウオールキヤビネ
ツトをフロアーキヤビネツトとして使用する場合
上下反転して設置することで把手の位置を適正に
すると共にシステム全体を面としてとらえた場合
の区画線の幅を均一にするものである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施の一例を図に基づいて説明
する。
キヤビネツトAは前面を開放した四角形の箱状
に形成されたキヤビネツト本体1と、該キヤビネ
ツト本体1前面に丁番で取りつけられ、キヤビネ
ツト本体1前面に開閉する片開きの扉2よりな
り、内部には必要に応じて棚等が取りつけられ
る。
扉2はその上下方向の長さが、キヤビネツト本
体1の上下方向の長さより短かく、その上端及び
下端はキヤビネツト本体1の上端及び下端との間
に夫々一定の間隔4,5を有している。
上記間隔4,5は扉2上端とキヤビネツト本体
1上端との間隔4の幅をaとし、扉2下端とキヤ
ビネツト本体1下端との間隔5の幅をbとすると
a=bである。
また扉2は下端部近くに把手6を設ける。
而して、斯るキヤビネツトAは壁に吊下げ状に
取りつけたり、第7図に示す様にフロアーキヤビ
ネツトBの上に載置したカウンターC上に積み重
ねて高い位置に設置する、通常の使用状態におい
ては把手6はキヤビネツトAの下端部近くに位置
する。
一方、キヤビネツトAを床に設置するときには
第8図、第9図に示すようにキヤビネツトAを反
転させることにより把手6をキヤビネツトAの上
端部近くの使用し易い適正な位置に存在させるこ
とができる。
尚、キヤビネツトAには同一タイプのキヤビネ
ツトに対して左扉のものと右扉のものがあり、上
記の様に反転して使用する場合、他のキヤビネツ
トとの関係により左右いずれかを選択して使用す
る。
即ち、第8図においては第7図のキヤビネツト
Aと同一タイプのものを反転して使用するに際し
第7図のキヤビネツトAが右扉であるのに対し左
扉のものを使用している。
また、第8図、第9図に示す様に、反転して設
置したキヤビネツトAの上に他のキヤビネツト
A′,A″を積み重ねる場合には、積み重ねるキヤ
ビネツトA′,A″は把手6′,6″を下にした通常
の使用状態で積み重ねられるが、キヤビネツト
A,A′,A″の扉2,2′,2″はその上端及び下
端がキヤビネツト本体1,1′,1″の上端及び下
端に夫々間隔4,5,4′,5′,4″,5″を有し
ているので、反転したキヤビネツトAとその上に
重ねられたキヤビネツトA′との扉2,2″相互間
に間隙ができ、例え寸法誤差があつたり、使用中
にずれたりしても、扉2,2′相互がぶつかつた
り、擦れ合つたりすることがなく、扉2,2′が
傷ついたり、扉2,2′が開かなくなる等の恐れ
はない。
更に第8図、第9図に示す様に3つ以上のキヤ
ビネツトA,A′,A″を積み重ねる場合、キヤビ
ネツトA,A′,A″は夫々扉2,2′,2″上端と
キヤビネツト本体1,1′,1″上端との間隔4,
4′,4″、扉2,2′,2″下端とキヤビネツト本
体1,1′,1″下端との間隔5,5′,5″が同一
寸法であるので、反転して設置した下位のキヤビ
ネツトAの扉2と、下位のキヤビネツトAの扉2
と、下位のキヤビネツトAの上に通常の使用状態
で設置した中位のキヤビネツトA′の扉2′の間に
形成される間隙3は、上記中位のキヤビネツト
A′の扉2′と、この中位のキヤビネツトA′の上
に、やはり通常の使用状態で設置した上位のキヤ
ビネツトA″の扉2″が形成する間隙3′と同一の
幅寸法となり、システム全体を面としてとらえた
場合、これら間隙3,3′が構成する区画線は均
一となる。
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
キヤビネツト本体及び扉の取付け状態が正立
時の正面形状と倒立時とで把手を除いて同形状
にすることにより、ウオールキヤビネツトをフ
ロアーキヤビネツトとして使用する場合上下反
転して設置することで把手の位置を適正にする
と共にシステム全体を面としてとらえた場合の
区画線の幅を均一にしたので、システム家具と
しての全体的な統一感や使用勝手を損なうこと
なくウオールキヤビネツトを反転してフロアー
キヤビネツトとしても使用できる。
従つて、システムの自由度が高くなり、色々な
モジユールの収納システムが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシステム家具用収納キヤビネツ
トの一例を示す斜視図、第2図は従来のキヤビネ
ツトの通常の使用状態の一例を示す正面図、第3
図は従来のキヤビネツトを反転させてフロアーキ
ヤビネツトとして使用する場合の一例を示す正面
図、第4図は同模式的側面図、第5図は本考案の
一実施例を示すシステム家具用収納キヤビネツト
の斜視図、第6図は模式的側面図、第7図は通常
の使用状態の一例を示す正面図、第8図は反転さ
せてフロアーキヤビネツトとして使用する場合の
一例を示す正面図、第9図は同模式的側面図であ
る。 A……キヤビネツト、1……キヤビネツト本
体、2……扉、6……把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト本体の前面に扉を開閉自在に備
    え、該扉の上下方向長さをキヤビネツト本体の上
    下方向長さより短かく形成すると共に、扉の上端
    又は下端に把手を有するシステム家具用収納キヤ
    ビネツトにおいて、前記キヤビネツト本体に扉を
    取付けた状態の正面形状が、正立時とこれを上下
    反転した倒立時とで把手を除いて同形状になるよ
    うに形成したことを特徴とするシステム家具用収
    納キヤビネツト。
JP12984281U 1981-08-31 1981-08-31 システム家具用収納キヤビネツト Granted JPS5834637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12984281U JPS5834637U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 システム家具用収納キヤビネツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12984281U JPS5834637U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 システム家具用収納キヤビネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834637U JPS5834637U (ja) 1983-03-07
JPS635571Y2 true JPS635571Y2 (ja) 1988-02-16

Family

ID=29923502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12984281U Granted JPS5834637U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 システム家具用収納キヤビネツト

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423967B2 (ja) * 1975-07-01 1979-08-17

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51116119U (ja) * 1975-03-14 1976-09-20
JPS5423967U (ja) * 1977-07-20 1979-02-16
JPS55118646U (ja) * 1979-02-15 1980-08-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423967B2 (ja) * 1975-07-01 1979-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5834637U (ja) 1983-03-07

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