JPS6355116B2 - - Google Patents
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- JPS6355116B2 JPS6355116B2 JP17352281A JP17352281A JPS6355116B2 JP S6355116 B2 JPS6355116 B2 JP S6355116B2 JP 17352281 A JP17352281 A JP 17352281A JP 17352281 A JP17352281 A JP 17352281A JP S6355116 B2 JPS6355116 B2 JP S6355116B2
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- Japan
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- circuit
- card
- magnetic
- connection terminal
- card base
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/077—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
- G06K19/07745—Mounting details of integrated circuit chips
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カード基体に磁気記録媒体を有した
磁気カードに関し、特に、IC回路を内蔵したIC
内蔵磁気カードの製造法に関するものである。
磁気カードに関し、特に、IC回路を内蔵したIC
内蔵磁気カードの製造法に関するものである。
従来、カード基体に磁気記録媒体を有した磁気
カード、例えば、磁気ストライプ付クレジツトカ
ードからその記録情報を読み取るには、磁気カー
ドリーダ装置の磁気ヘツドにより検出した信号
を、その磁気カードリーダ装置又は情報処理端末
機に設けられたアナログ増巾器にて増巾した後、
レベルコンパレータ、ピーク検出器等によつてデ
ジタル信号に変換、さらに復調器によつて元の記
録情報へ復調させるような情報処理を行なつてい
るのが一般的であつた。従つて、磁気カードリー
ダ装置や情報処理端末機は、アナログ増巾器、レ
ベルコンパレータ、ピーク検出器、復調器等を備
えているだけ構成が複雑なものとなり、価格も高
いものとなつていた。
カード、例えば、磁気ストライプ付クレジツトカ
ードからその記録情報を読み取るには、磁気カー
ドリーダ装置の磁気ヘツドにより検出した信号
を、その磁気カードリーダ装置又は情報処理端末
機に設けられたアナログ増巾器にて増巾した後、
レベルコンパレータ、ピーク検出器等によつてデ
ジタル信号に変換、さらに復調器によつて元の記
録情報へ復調させるような情報処理を行なつてい
るのが一般的であつた。従つて、磁気カードリー
ダ装置や情報処理端末機は、アナログ増巾器、レ
ベルコンパレータ、ピーク検出器、復調器等を備
えているだけ構成が複雑なものとなり、価格も高
いものとなつていた。
このような従来技術にかんがみて、磁気カード
リーダ装置や情報処理端末機の構成をできるだけ
簡単化し価格を低減させることのできるような磁
気カードとして、カード基体に磁気記録媒体を有
した磁気カードにおいて、電源接続端子、磁気ヘ
ツド接続端子、読取り情報出力接続端子等を前記
カード基体に設け且つ前記各端子間に接続され前
記磁気記録媒体から前記磁気ヘツドによつて検出
された信号を処理して元の記録情報へと復調させ
るためのIC回路を前記カード基体へ内蔵させた
IC内蔵磁気カードが提案される。
リーダ装置や情報処理端末機の構成をできるだけ
簡単化し価格を低減させることのできるような磁
気カードとして、カード基体に磁気記録媒体を有
した磁気カードにおいて、電源接続端子、磁気ヘ
ツド接続端子、読取り情報出力接続端子等を前記
カード基体に設け且つ前記各端子間に接続され前
記磁気記録媒体から前記磁気ヘツドによつて検出
された信号を処理して元の記録情報へと復調させ
るためのIC回路を前記カード基体へ内蔵させた
IC内蔵磁気カードが提案される。
本発明の目的は、このようなIC内蔵磁気カー
ドを簡単に製作しうるような製造方法を提供する
ことにある。
ドを簡単に製作しうるような製造方法を提供する
ことにある。
本発明によれば、このような目的は、電源接続
端子、磁気ヘツド接続端子、読取り情報出力接続
端子等を有し且つIC回路を内蔵したIC内蔵磁気
カードの製造法において、前記各接続端子を構成
する接続端子片を挿入しうる開孔及び前記IC回
路を挿入しうる開口を有した第1のカード基体、
前記接続端子を露出するための開孔を有した第2
のカード基体及び前記接続端子を露出するための
開孔を有したオーバーシートを準備し、前記第1
のカード基体の前記各開孔及び開口へ前記接続端
子片及びIC回路をそれぞれ挿入し且つ前記IC回
路及び接続端子片間の接続導体を設けた後、この
第1のカード基体の上面及び下面に対し前記オー
バーシート及び第2のカード基体をそれぞれ前記
各接続端子が各対応する前記開孔から露出するよ
うにして積層するようにすることによつて達成さ
れる。
端子、磁気ヘツド接続端子、読取り情報出力接続
端子等を有し且つIC回路を内蔵したIC内蔵磁気
カードの製造法において、前記各接続端子を構成
する接続端子片を挿入しうる開孔及び前記IC回
路を挿入しうる開口を有した第1のカード基体、
前記接続端子を露出するための開孔を有した第2
のカード基体及び前記接続端子を露出するための
開孔を有したオーバーシートを準備し、前記第1
のカード基体の前記各開孔及び開口へ前記接続端
子片及びIC回路をそれぞれ挿入し且つ前記IC回
路及び接続端子片間の接続導体を設けた後、この
第1のカード基体の上面及び下面に対し前記オー
バーシート及び第2のカード基体をそれぞれ前記
各接続端子が各対応する前記開孔から露出するよ
うにして積層するようにすることによつて達成さ
れる。
次に、添付図面に基づいて本発明の実施例につ
いて本発明をより詳細に説明する。
いて本発明をより詳細に説明する。
第1図は、IC内蔵磁気カードの内蔵IC回路の
一例を概略的に示すブロツク線図である。第1図
において、参照番号1は、磁気カード2の磁気ス
トライプの記録信号を検出するための磁気カード
リーダ装置の磁気ヘツドを示している。磁気カー
ド2は、磁気ヘツド1の出力を磁気カード内の回
路に接続するための磁気ヘツド接続端子21及び
22を有しており、接続端子21は、信号側端
子、接続端子22は、接地側端子である。更に、
磁気カード2には、電源接続端子23及び出力接
続端子24,25及び26が設けられている。磁
気カード2には、各端子21,22,23,2
4,25及び26の間に接続されるアナログ増巾
器27、コンパレータ28、読出し開始信号発生
回路29及び走行速度可変応答型F2F復調回路3
0が内蔵されている。これらの回路構成部分2
7,28,29及び30は、磁気ストライプから
磁気ヘツド1によつて検出された信号を処理して
元の記録情報へと復調させるための回路を構成し
ており、一体的にIC化されているものである。
一例を概略的に示すブロツク線図である。第1図
において、参照番号1は、磁気カード2の磁気ス
トライプの記録信号を検出するための磁気カード
リーダ装置の磁気ヘツドを示している。磁気カー
ド2は、磁気ヘツド1の出力を磁気カード内の回
路に接続するための磁気ヘツド接続端子21及び
22を有しており、接続端子21は、信号側端
子、接続端子22は、接地側端子である。更に、
磁気カード2には、電源接続端子23及び出力接
続端子24,25及び26が設けられている。磁
気カード2には、各端子21,22,23,2
4,25及び26の間に接続されるアナログ増巾
器27、コンパレータ28、読出し開始信号発生
回路29及び走行速度可変応答型F2F復調回路3
0が内蔵されている。これらの回路構成部分2
7,28,29及び30は、磁気ストライプから
磁気ヘツド1によつて検出された信号を処理して
元の記録情報へと復調させるための回路を構成し
ており、一体的にIC化されているものである。
アナログ増巾器27は、磁気ヘツド1よりの信
号を増巾するものであつて、市販のオペレーシヨ
ンアンプの回路で十分であり、ただ増巾利得は磁
気ヘツド1を約1m/秒程度で走行させた時、そ
の出力が飽和しないように選定されるべきであ
る。コンパレータ28は、アナログ増巾器27の
出力信号であるアナログ信号からデジタル信号に
変換するもので、この回路例では、ピーク検出方
式のものとされている。読出し開始信号発生回路
29は、コンパレータ28より信号が入力されて
いる期間は一定電圧を出力する回路であり、微分
回路と単安定マルチバイブレータより構成されて
いる。この読出し開始信号発生回路29の出力信
号は、読出し開始信号(一般にSTRと言う)と
なり、復調回路30へ入力されると共に、出力接
続端子26へ接続されている。復調回路30は、
F2F信号を入力することによりデータとクロツク
とに分離するF2F専用復調回路である。一般に、
手動にて磁気ヘツド1を走行させた場合、磁気カ
ード2の磁気ストライプから検出される信号の周
期、つまり周波数が変動するため、通常の単安定
マルチバイブレータを応用した復調器では復調不
可能であるので、この回路例では、復調回路30
は、特開昭50−85320号公報に開示されたような
走行速度可変応答型F2F復調器である本出願人に
よるIC化されたTMPF2F信号復調器(品番
M5923)とされている。
号を増巾するものであつて、市販のオペレーシヨ
ンアンプの回路で十分であり、ただ増巾利得は磁
気ヘツド1を約1m/秒程度で走行させた時、そ
の出力が飽和しないように選定されるべきであ
る。コンパレータ28は、アナログ増巾器27の
出力信号であるアナログ信号からデジタル信号に
変換するもので、この回路例では、ピーク検出方
式のものとされている。読出し開始信号発生回路
29は、コンパレータ28より信号が入力されて
いる期間は一定電圧を出力する回路であり、微分
回路と単安定マルチバイブレータより構成されて
いる。この読出し開始信号発生回路29の出力信
号は、読出し開始信号(一般にSTRと言う)と
なり、復調回路30へ入力されると共に、出力接
続端子26へ接続されている。復調回路30は、
F2F信号を入力することによりデータとクロツク
とに分離するF2F専用復調回路である。一般に、
手動にて磁気ヘツド1を走行させた場合、磁気カ
ード2の磁気ストライプから検出される信号の周
期、つまり周波数が変動するため、通常の単安定
マルチバイブレータを応用した復調器では復調不
可能であるので、この回路例では、復調回路30
は、特開昭50−85320号公報に開示されたような
走行速度可変応答型F2F復調器である本出願人に
よるIC化されたTMPF2F信号復調器(品番
M5923)とされている。
次に、第1図に示した磁気カード2内の回路の
動作について、第2図のタイミングチヤートとの
関係において詳述する。磁気ヘツド1によつて磁
気ストライプ(磁気ストライプにはFM(F2F)
方式にて情報が記録されているとする)から検出
された信号は、例えば、第2図Aに示すように、
微分波形をしている。アナログ増巾器27の出力
波形も第2図Aの波形と同様の波形である。第2
図Aに示したようなアナログ増巾器27のアナロ
グ出力信号は、コンパレータ28によるピーク検
出により、第2図Bに示すようなデジタル信号
(F2F信号と言う)に変換される。第2図Bに示
すようなコンパレータ28の出力信号は、復調回
路30へ入力されると共に、読出し開始信号発生
回路29へ入力され、それによつて第2図Cに示
すような読出し開始信号(STR)が発生され、
復調回路30へ入力されると同時に出力端子26
へ出力される。復調回路30は、コンパレータ2
8の出力信号、すなわち、第2図Bに示したよう
な信号より、第2図Dに示すようなクロツク信号
と、第2図Eに示したようなデータ信号(記録情
報)とに分離して、それぞれ出力接続端子24及
び25へ出力する。
動作について、第2図のタイミングチヤートとの
関係において詳述する。磁気ヘツド1によつて磁
気ストライプ(磁気ストライプにはFM(F2F)
方式にて情報が記録されているとする)から検出
された信号は、例えば、第2図Aに示すように、
微分波形をしている。アナログ増巾器27の出力
波形も第2図Aの波形と同様の波形である。第2
図Aに示したようなアナログ増巾器27のアナロ
グ出力信号は、コンパレータ28によるピーク検
出により、第2図Bに示すようなデジタル信号
(F2F信号と言う)に変換される。第2図Bに示
すようなコンパレータ28の出力信号は、復調回
路30へ入力されると共に、読出し開始信号発生
回路29へ入力され、それによつて第2図Cに示
すような読出し開始信号(STR)が発生され、
復調回路30へ入力されると同時に出力端子26
へ出力される。復調回路30は、コンパレータ2
8の出力信号、すなわち、第2図Bに示したよう
な信号より、第2図Dに示すようなクロツク信号
と、第2図Eに示したようなデータ信号(記録情
報)とに分離して、それぞれ出力接続端子24及
び25へ出力する。
次に、第1図に示したようなIC回路を内蔵し
た磁気カードを本発明の製造法によつて作製する
一実施例について詳述する。第3図は、第1図に
示した各回路構成部分27,28,29及び30
を含むIC回路及び各接続端子21,22,23,
24,25及び26を封入するための第1のカー
ド基体を平面的に示している。この第1のカード
基体31は、PVC材料で形成され、IC回路を封
入するための10mm×20mmの長方形の開口32及び
各接続端子を封入するための直径8mmの6個の丸
穴33が形成されている。第4図は、第3図の第
1のカード基体31に対して積層される第2のカ
ード基体を平面的に示している。この第2のカー
ド基体34もPVC材料で形成され、各接続端子
を露出させるための直径6mmの6個の丸穴35が
形成されている。これらの第1のカード基体31
と第2のカード基体34とを積層させた状態を第
5図に平面図で示している。第6図は、第5図の
A−A線断面図である。このように第1のカード
基体31と第2のカード基体34とを積層してな
るカード基体の開口32及び丸穴33へそれぞれ
IC回路及び各接続端子を封入した状態を第7図
に拡大平面図で示している。第8図は、第7図の
B−B線断面図である。第1のカード基体31の
開口32内には、第1図の各回路構成部分をIC
化したIC回路36が封入され、各丸穴33には、
直径8mmの銅板にロジユームメツキした接続端子
片37がそれぞれ挿入されている。第1のカード
基体31の表面には、IC回路36の端子と各接
続端子片37とを接続する35μ厚の銅箔導体38
が添着されている。これら銅箔導体38の一端
は、直径8mmの丸状部38Aとなつていて、接続
端子片37上に重ねられている。第7図及び第8
図に示したようにIC回路36、接続端子片37
及び銅箔導体38をセツトした状態で、第1のカ
ード基体31上に更に、第9図に示すように、オ
ーバーシート39を積層させて、それらをカード
基体内に封入する。オーバーシート39は、第2
のカード基体34と同一のものでよく、銅箔導体
38の丸状部38Aを露出させるための直径6mm
の6個の丸穴40が形成されている。オーバーシ
ート39の表面には、磁気記録媒体としての磁気
ストライプ41が付与され、この磁気ストライプ
41の特性は、JISB9560の型の規定の特性の
ものでよい。第10図は、第9図の完成磁気カー
ドの側面図である。
た磁気カードを本発明の製造法によつて作製する
一実施例について詳述する。第3図は、第1図に
示した各回路構成部分27,28,29及び30
を含むIC回路及び各接続端子21,22,23,
24,25及び26を封入するための第1のカー
ド基体を平面的に示している。この第1のカード
基体31は、PVC材料で形成され、IC回路を封
入するための10mm×20mmの長方形の開口32及び
各接続端子を封入するための直径8mmの6個の丸
穴33が形成されている。第4図は、第3図の第
1のカード基体31に対して積層される第2のカ
ード基体を平面的に示している。この第2のカー
ド基体34もPVC材料で形成され、各接続端子
を露出させるための直径6mmの6個の丸穴35が
形成されている。これらの第1のカード基体31
と第2のカード基体34とを積層させた状態を第
5図に平面図で示している。第6図は、第5図の
A−A線断面図である。このように第1のカード
基体31と第2のカード基体34とを積層してな
るカード基体の開口32及び丸穴33へそれぞれ
IC回路及び各接続端子を封入した状態を第7図
に拡大平面図で示している。第8図は、第7図の
B−B線断面図である。第1のカード基体31の
開口32内には、第1図の各回路構成部分をIC
化したIC回路36が封入され、各丸穴33には、
直径8mmの銅板にロジユームメツキした接続端子
片37がそれぞれ挿入されている。第1のカード
基体31の表面には、IC回路36の端子と各接
続端子片37とを接続する35μ厚の銅箔導体38
が添着されている。これら銅箔導体38の一端
は、直径8mmの丸状部38Aとなつていて、接続
端子片37上に重ねられている。第7図及び第8
図に示したようにIC回路36、接続端子片37
及び銅箔導体38をセツトした状態で、第1のカ
ード基体31上に更に、第9図に示すように、オ
ーバーシート39を積層させて、それらをカード
基体内に封入する。オーバーシート39は、第2
のカード基体34と同一のものでよく、銅箔導体
38の丸状部38Aを露出させるための直径6mm
の6個の丸穴40が形成されている。オーバーシ
ート39の表面には、磁気記録媒体としての磁気
ストライプ41が付与され、この磁気ストライプ
41の特性は、JISB9560の型の規定の特性の
ものでよい。第10図は、第9図の完成磁気カー
ドの側面図である。
第3図から第10図について説明した磁気カー
ドの製造法では、カード1枚毎にIC回路及び接
続端子を封入していくものであつたが、多数枚の
カードを一緒にしておいて前述したと同様に多面
付けしてもよい。
ドの製造法では、カード1枚毎にIC回路及び接
続端子を封入していくものであつたが、多数枚の
カードを一緒にしておいて前述したと同様に多面
付けしてもよい。
前述したようにして製造された磁気カードと、
磁気ヘツド、電源、情報利用ユニツト等との接続
を行なうためのコネクタとの関係例を第11図に
示している。第11図において、参照番号42
は、コネクタの接触子を示しており、これら接触
子42は、銅ニツケル合金の板42Aの先端に金
メツキ接点42Bを取付けた構造となつている。
金メツキ接点42Bは、カード基体の各丸穴33
及び35内へ落ち込んで銅箔導体の丸状部38A
及び接続端子片37に対して弾性的に接触する。
磁気ヘツド、電源、情報利用ユニツト等との接続
を行なうためのコネクタとの関係例を第11図に
示している。第11図において、参照番号42
は、コネクタの接触子を示しており、これら接触
子42は、銅ニツケル合金の板42Aの先端に金
メツキ接点42Bを取付けた構造となつている。
金メツキ接点42Bは、カード基体の各丸穴33
及び35内へ落ち込んで銅箔導体の丸状部38A
及び接続端子片37に対して弾性的に接触する。
この実施例の製造法によつて作製された磁気カ
ードの如く、接続端子の露出面が磁気カードの上
面及び下面からいくらか凹んでいると、接続端子
が人の手に触れて酸化したり、汚れたり、傷付い
たりすることがなくなるので、コネクタとの接触
不良を起す割合が大巾に低減することができる。
また、前述の実施例の如く、接続端子に上下より
コネクタによつて接触させることにより、より完
全な接触状態を保つことが可能となる。
ードの如く、接続端子の露出面が磁気カードの上
面及び下面からいくらか凹んでいると、接続端子
が人の手に触れて酸化したり、汚れたり、傷付い
たりすることがなくなるので、コネクタとの接触
不良を起す割合が大巾に低減することができる。
また、前述の実施例の如く、接続端子に上下より
コネクタによつて接触させることにより、より完
全な接触状態を保つことが可能となる。
前述したように、本発明によれば、磁気ヘツド
以外のアナログ増巾器、コンパレータ、復調器等
(または、必要に応じてCPUも)を、最近の発達
したIC(集積回路)とパツキング技術の応用によ
つて、カード基体中に封入してしまうので、磁気
カードリーダ装置及びその他の情報処理端末機に
はこれらのアナログ増巾器、コンパレータ、復調
器等は不要となり、それだけそれら装置を簡単化
できコスト低減を行なうことができ、しかも、本
発明の製造法によれば、そのようなIC内蔵磁気
カードを非常に簡単に安価に作製しうる。
以外のアナログ増巾器、コンパレータ、復調器等
(または、必要に応じてCPUも)を、最近の発達
したIC(集積回路)とパツキング技術の応用によ
つて、カード基体中に封入してしまうので、磁気
カードリーダ装置及びその他の情報処理端末機に
はこれらのアナログ増巾器、コンパレータ、復調
器等は不要となり、それだけそれら装置を簡単化
できコスト低減を行なうことができ、しかも、本
発明の製造法によれば、そのようなIC内蔵磁気
カードを非常に簡単に安価に作製しうる。
添付図面の第1図はIC内蔵磁気カードの内蔵
IC回路の一例を概略的に示すブロツク線図、第
2図は第1図の回路のタイミングチヤートを示す
図、第3図は第1図の磁気カードを本発明の製造
法の一実施例に従つて形成するための第1のカー
ド基体を示す平面図、第4図は第3図の第1のカ
ード基体に積層される第2のカード基体の平面
図、第5図は第3図の第1のカード基体と第4図
の第2のカード基体とを積層した状態を示す平面
図、第6図は第5図のA−A線断面図、第7図は
第5図の積層基体へIC回路、接続端子片等を封
入した状態を示す拡大平面図、第8図は第7図の
B−B線断面図、第9図は完成した磁気カードを
示す平面図、第10図は第9図の磁気カードの側
面図、第11図は第9図の磁気カードとコネクタ
との関係を示す図である。 1……磁気ヘツド、2……IC内蔵磁気カード、
21〜26……接続端子、31……第1のカード
基体、34……第2のカード基体、36……IC
回路、37……接続端子片、38……銅箔導体、
39……オーバーシート、41……磁気ストライ
プ。
IC回路の一例を概略的に示すブロツク線図、第
2図は第1図の回路のタイミングチヤートを示す
図、第3図は第1図の磁気カードを本発明の製造
法の一実施例に従つて形成するための第1のカー
ド基体を示す平面図、第4図は第3図の第1のカ
ード基体に積層される第2のカード基体の平面
図、第5図は第3図の第1のカード基体と第4図
の第2のカード基体とを積層した状態を示す平面
図、第6図は第5図のA−A線断面図、第7図は
第5図の積層基体へIC回路、接続端子片等を封
入した状態を示す拡大平面図、第8図は第7図の
B−B線断面図、第9図は完成した磁気カードを
示す平面図、第10図は第9図の磁気カードの側
面図、第11図は第9図の磁気カードとコネクタ
との関係を示す図である。 1……磁気ヘツド、2……IC内蔵磁気カード、
21〜26……接続端子、31……第1のカード
基体、34……第2のカード基体、36……IC
回路、37……接続端子片、38……銅箔導体、
39……オーバーシート、41……磁気ストライ
プ。
Claims (1)
- 1 電源接続端子、磁気ヘツド接続端子、読取り
情報出力接続端子等を有し且つIC回路を内蔵し
たIC内蔵磁気カードの製造法であつて、前記各
接続端子を構成する接続端子片を挿入しうる開孔
及び前記IC回路を挿入しうる開口を有した第1
のカード基体、前記接続端子を露出するための開
孔を有した第2のカード基体及び前記接続端子を
露出するための開孔を有したオーバーシートを準
備し、前記第1のカード基体の前記各開孔及び開
口へ前記接続端子片及びIC回路をそれぞれ挿入
し且つ前記IC回路及び接続端子片間の接続導体
を設けた後、この第1のカード基体の上面及び下
面に対して前記オーバーシート及び第2のカード
基体をそれぞれ前記各接続端子が各対応する前記
開孔から露出するようにして積層することを特徴
とするIC内蔵磁気カードの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56173522A JPS5875285A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | Ic内蔵磁器カ−ドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56173522A JPS5875285A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | Ic内蔵磁器カ−ドの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5875285A JPS5875285A (ja) | 1983-05-06 |
JPS6355116B2 true JPS6355116B2 (ja) | 1988-11-01 |
Family
ID=15962081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56173522A Granted JPS5875285A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | Ic内蔵磁器カ−ドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5875285A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58221478A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-23 | Kyodo Printing Co Ltd | Icカ−ド |
GB8901189D0 (en) * | 1989-01-19 | 1989-03-15 | Avery W & T Limited | Portable electronic token |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP56173522A patent/JPS5875285A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5875285A (ja) | 1983-05-06 |
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