JPS6354760B2 - - Google Patents

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JPS6354760B2
JPS6354760B2 JP55035112A JP3511280A JPS6354760B2 JP S6354760 B2 JPS6354760 B2 JP S6354760B2 JP 55035112 A JP55035112 A JP 55035112A JP 3511280 A JP3511280 A JP 3511280A JP S6354760 B2 JPS6354760 B2 JP S6354760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cationic group
chloride
vinyl ester
alkyl
hair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55035112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56131699A (en
Inventor
Itsuyoshi Morimoto
Keizo Matsushiro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP3511280A priority Critical patent/JPS56131699A/ja
Publication of JPS56131699A publication Critical patent/JPS56131699A/ja
Publication of JPS6354760B2 publication Critical patent/JPS6354760B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシヤンプー組成物に関する。普通のシ
ヤンプーで洗髪した後の毛髪は、感触や外観が悪
く、さらにくし、ブラシが通りにくいなど好まし
くないものである。これに対してカチオン性界面
活性剤が配合されたアニオン性界面活性剤ベース
のシヤンプーは、カチオン性界面活性剤が毛髪へ
吸着し易く、毛髪の感触、くし、ブラシの通りを
よくする事が知られ、愛用されるにいたつてい
る。
しかして本発明者らは特定のカチオン基を含有
するビニルエステル系樹脂配合のシヤンプーは、
従来のカチオン性界面活性剤配合のシヤンプーに
比して、同等ないしはそれ以上の毛髪のしなやか
さ、くし、ブラシの通り易さ等を与えることを見
い出すにいたり、本発明を完成した。
本発明におけるカチオン基含有ビニルエステル
系樹脂としては、 一般式 (但し式中R1はアルキレン又はヒドロキシア
ルキレン、R2は水素又はアルキル、R3とR4はア
ルキル、Xは無機アニオンを表わす)で表わされ
るカチオン基を含むポリビニルアルコール系樹脂
があり、これは該カチオン基を有する化合物とポ
リビニルアルコール系樹脂との反応によつて得ら
れる。該化合物を例示すると、3―クロロ―2―
ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、3―クロロエチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、3―クロロプロピルトリメチルア
ンモニウムクロライド、3―クロロ―2―ヒドロ
キシエチルトリメチルアンモニウムクロライド、
2―クロロエチルジメチルアミン、3―クロロ―
2―ヒドロキシプロピルジメチルアミンなどがあ
げられる。
カチオン基(b)として一般式 (但し式中R1はアルキレン又はヒドロキシア
ルキレン、R2とR5は水素又はアルキル、R3とR4
はアルキル、Xは無機アニオン、Aはアミド窒素
又は酸素を表わす)で表わされるカチオン基を有
するビニルエステル系樹脂は、該カチオン基を有
する化合物とビニルエステルなかんずく酢酸ビニ
ルとを共重合した共重合体、及び該共重合体のケ
ン化物があげられ、好ましくは該共重合体ケン化
物である。該カチオン基を有する化合物として
は、N―アクリルアミドトリメチルアンモニウム
クロライド、N―アクリルアミドエチルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、N―アクリルアミド
プロピルトリメチルアンモニウムクロライド、3
―アクリルアミド―3―メチルブチルトリメチル
アンモニウムクロライド、2―アクリロキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、2―メタ
クリロキシエチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、2―ヒドロキシ―3―メタクロイルオキシ
プロピルトリメチルアンモニウムクロライド、N
―メチルジメチルアミノアクリルアミド、ジエチ
ルアミノエチルメタクリレートなどがあげられ
る。
カチオン基(c)として一般式 (但し式中R2とR5は水素又はアルキル、R3
R4はアルキル、Xは無機アニオン、n=1〜10
を表わす)で表わされるカチオン基を有するビニ
ルエステル系樹脂は、該カチオン基を有する化合
物とビニルエステルなかんずく酢酸ビニルとを共
重合した共重合体、及び該共重合体のケン化物が
あげられるが、好ましくは該共重合体ケン化物で
ある。該カチオン基を有する化合物としては、ア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、メタア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、3―ブ
テントリメチルアンモニウムクロライド、ジメチ
ルアリルアミン、ジメチルメタアクリルアミンな
どがあげられる。
カチオン基(d)として一般式 (但し式中R2とR5は水素又はアルキル、R3
アルキル、Xは無機アニオンを表わす)で表わさ
れるカチオン基を有するビニルエステル系樹脂
は、該カチオン基を有する化合物とビニルエステ
ルなかんずく酢酸ビニルとを共重合した共重合
体、及び該共重合体のケン化物があげられるが、
好ましくは該共重合体ケン化物である。該カチオ
ン基を有する化合物としては、ジメチルジアリル
アンモニウムクロライド、ジエチルジアリルアン
モニウムクロライド、エチルジアリルアミン、メ
チルジアリルアミンなどがあげられる。
また前記化合物とビニルエステルとを共重合す
る際に、ビニルエステルのほかに他の共重合性単
量体を少量併用しうる。
本発明におけるカチオン基含有ビニルエステル
系樹脂、即ち一般式(a)、(b)、(c)、(d)で表わされる
カチオン基を含むビニルエステル系樹脂のなか
で、一般式(a)で表わされるカチオン基を含むビニ
ルエステル系樹脂は、前記のようなカチオン基を
有する化合物とポリビニルアルコール系樹脂との
付加反応によつて得られるものであつて、この反
応は苛酷な条件を必要とし、導入されるカチオン
基量も限度があり且つ少ない。これに対して一般
式(b)、(c)、(d)で表わされるカチオン基を含むビニ
ルエステル系樹脂は、前記した如くビニルエステ
ルなかんずく酢酸ビニルと該カチオン基含有化合
物との共重合体及び該共重合体のケン化物である
から、容易にしかも導入されるカチオン基量も多
いものが得られる。従つて一般式(a)で表わされる
カチオン基含有ビニルエステル系樹脂よりも一般
式(b)、(c)、(d)で表わされるカチオン基含有ビニル
エステル系樹脂の方が好適であつて、その使用が
望まれる。
本発明において用いるカチオン基含有ビニルエ
ステル系樹脂のカチオン基含量は、0.1〜30モル
%の範囲が適当である。カチオン基含量が少ない
樹脂は配合量を多くし、カチオン基含量が多い樹
脂は配合量を少なくするように適宜配合量を調整
して用いることが望ましい。
カチオン基含有ビニルエステル系樹脂とアニオ
ン性界面活性剤との配合割合は、1:50〜1:5
(重量比)が適当であり、前記カチオン基含量と
の関係を考慮して適宜適量比を選択する。
該アニオン性界面活性剤としては、アルキルサ
ルフエート、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルサルフエート、アルキルスルホネート、アルキ
ルベンゼンスルホネート、アルフアオレフインス
ルホネート等のアルカリ金属、アンモニウム又は
アルキロールアミン塩等があげられる。
本発明のシヤンプー組成物には、シヤンプー用
として公知のグリコール類、消泡剤、色素、香
料、栄養剤、殺菌剤などを適宜適量添加すること
が出来る。
次に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。尚例中「部」とあるのは特にことわりのない
限り重量基準である。
実施例 1 3―クロロ―2―ヒドロキシプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライドとポリビニルアルコー
ル(平均重合度1800、ケン化度98モル%)とを反
応して得たカチオン化度(カチオン化樹脂中のカ
チオン基量のモル%表示)3.2モルのカチオン化
樹脂―Aを用いて以下のようなシヤンプー組成物
を調製した。
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 15部 カチオン化樹脂―A 1 ラウリル酸モノエタノールアミド 2 プロピレングリコール 0.1 香料、色素 微量 イオン交換水を適量加えて全量を100部とした。
このシヤンプーにて洗髪した結果、洗髪後の毛髪
は感触が良好でしつとりとした洗い上りであつ
た。
実施例 2 アリルトリメチルアンモニウムクロライドと酢
酸ビニルとの共重合体ケン化物(ケン化度82モル
%)であるカチオン化度1.1モル%のカチオン化
樹脂―Bを用いて以下のようなシヤンプー組成物
を調製した。
ラウリル硫酸ジエタノールアミン 18部 カチオン化樹脂―B 1 ラウリル酸モノエタノールアミド 2 プロピレングリコール 0.5 香料、色素 微量 イオン交換水を適量加えて全量を100部とした。
このシヤンプーにて洗髪した結果、洗髪後の毛髪
は感触が良好でしつとりとした洗い上りであつ
た。
実施例 3 N―アクリルアミドプロピル―3―トリメチル
アンモニウムクロライドと酢酸ビニルとの共重合
体ケン化物(ケン化度89モル%)であるカチオン
化度5.5モル%のカチオン化樹脂―Cを用いて以
下のようなシヤンプー組成物を調製した。
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 15部 カチオン化樹脂―C 1 ラウリル酸モノエタノールアミド 2 トリエチレングリコール 0.5 香料、色素 微量 イオン交換水を適量加えて全量を100部とした。
このシヤンプーにて洗髪した結果、洗髪後の毛髪
は感触が良好でしつとりとした洗い上りであつ
た。
実施例 4 ジメチルジアリルアンモニウムクロライドと酢
酸ビニルとの共重合体であるカチオン化度4モル
%のカチオン化樹脂―Dを用いて以下のようなシ
ヤンプー組成物を調製した。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナ
トリウム 15部 カチオン化樹脂―D 1 ラウリル酸モノエタノールアミド 2 ラウリル硫酸ナトリウム 2 トリエチレングリコール 0.5 香料、色素 微量 イオン交換水を適量加えて全量を100部とした。
このシヤンプーにて洗髪した結果、洗髪後の毛髪
は感触が良好でしつとりした洗い上りであつた。
実施例 5 アリルトリメチルアンモニウムクロライドとN
―アクリルアミドエチルトリメチルアンモニウム
クロライドと酢酸ビニルとの共重合体ケン化物
(ケン化度85モル%)であるカチオン化度2.4モル
%のカチオン化樹脂―Eを用いて以下のようなシ
ヤンプー組成物を調製した。
ラウリル硫酸エタノールアミン 16部 カチオン化樹脂―E 1 ラウリル酸イソプロパノールアミド 2 プロピレングリコール 0.5 香料、色素 微量 イオン交換水を適量加えて全量を100部とした。
このシヤンプーにて洗髪した結果、洗髪後の毛髪
は感触が良好でしつとりした洗い上りであつた。
対照例 1 実施例においてカチオン化樹脂を使用せずに、
他は同様にしてシヤンプーを得て、このシヤンプ
ーにて洗髪したところ、洗髪後の毛髪は感触はざ
らざらしてよくなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アニオン性界面活性剤とカチオン性化合物と
    を含有するシヤンプー組成物において、カチオン
    性化合物が一般式 (但し式中R1はアルキレン又はヒドロキシア
    ルキレン、R2とR5は水素又はアルキル、R3とR4
    はアルキル、Xは無機アニオン、Aはアミド窒素
    又は酸素を表す)で表されるカチオン基の群(a)、
    (b)、(c)、(d)から選ばれた1種又は2種以上のカチ
    オン基を0.1〜30モル%含むビニルエステル系樹
    脂であり、アニオン性界面活性剤とカチオン性化
    合物との配合割合が重量比で50:1〜5:1であ
    ることを特徴とするシヤンプー組成物。
JP3511280A 1980-03-18 1980-03-18 Shampoo composition Granted JPS56131699A (en)

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JP3511280A JPS56131699A (en) 1980-03-18 1980-03-18 Shampoo composition

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JP3511280A JPS56131699A (en) 1980-03-18 1980-03-18 Shampoo composition

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JPS56131699A JPS56131699A (en) 1981-10-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004046223A1 (de) * 2004-09-22 2006-03-23 Henkel Kgaa Pflegende Haarbehandlungsmittel mit Polyvinylalkohol
JP4145865B2 (ja) 2004-11-18 2008-09-03 花王株式会社 硬質表面用洗浄剤

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JPS5443190A (en) * 1977-09-12 1979-04-05 Lion Corp Aqueous surfactant composition
JPS54142209A (en) * 1978-04-28 1979-11-06 Lion Corp Additive for detergent
JPS54161607A (en) * 1978-06-12 1979-12-21 Kao Corp Sizing detergent

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