JPS6354271B2 - - Google Patents

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JPS6354271B2
JPS6354271B2 JP83502910A JP50291083A JPS6354271B2 JP S6354271 B2 JPS6354271 B2 JP S6354271B2 JP 83502910 A JP83502910 A JP 83502910A JP 50291083 A JP50291083 A JP 50291083A JP S6354271 B2 JPS6354271 B2 JP S6354271B2
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JP
Japan
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signal
tone
circuit
period
output
Prior art date
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JP83502910A
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JPS59501731A (ja
Inventor
Aaman Dorikian
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Motorola Solutions Inc
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Motorola Inc
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Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPS59501731A publication Critical patent/JPS59501731A/ja
Publication of JPS6354271B2 publication Critical patent/JPS6354271B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems
    • G08C19/12Electric signal transmission systems in which the signal transmitted is frequency or phase of ac

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

請求の範囲 1 a 一連の信号のうちの連続信号を検知する
ステツプと、 b 前記連続信号のうちの少なくとも一部の周波
数周期を決定するステツプと、 c 前記周波数周期の平均周期を決定するステツ
プと、 d 前記周波数周期の平均変動を決定するステツ
プと、 e 平均周期の値から変動しきい値を決定するス
テツプと、 f 平均変動が前記変動しきい値より小さいかど
うかを決定し、GOOD VARIANCEを示すス
テツプと、 g 平均周期が前記の所望する周波数トーン群の
うちの1つのトーンの平均周期にほぼ等しいか
どうかを決定してGOOD PERIODを示すステ
ツプと、 h 前記一連の信号が前記の所望する周波数トー
ン群のうちの1つのトーンの特徴的な周波数周
期を有することを確実に示すのに十分な時間の
間GOOD PERIODおよびGOOD VARIANCE
表示が存在しているかどうかを決定するステツ
プと、を具えることを特徴とする 一連の信号から所望する周波数トーン群のうち
の1つのトーンの存在を正確に決定する方法。
2 i ステツプfにおいて決定された変動しき
い値を平均周期の2乗に比例するようにする追
加ステツプを更に具えることを特徴とする 一連の信号から所望する周波数トーン群のうち
の1つのトーンの存在を正確に決定する前記請求
の範囲第1項による方法。
3 一連の入力信号に応答し、少なくとも第1お
よび第2クロツクパルスを発生させるクロツク手
段14と、 前記一連の入力信号のうちの少なくとも一部分
の周波数周期を決定する周期手段21と、 前記周期手段に応答し、前記入力信号の前記部
分の平均周期を決定する第1平均手段25と、 前記周期手段21と前記第1平均手段25とに
応答し、前記一連の入力信号の前記部分における
各信号の前記平均周期からの変動を決定する変動
手段27と、 前記変動手段27に応答し、平均変動を決定す
る第2平均手段29と、 前記第1平均手段25に応答し変動しきい値を
発生させ、前記第2変動手段29に応答し、もし
平均変動が前記変動しきい値より小さいと
VARIANCE GOOD信号を発生させるしきい値
手段31と、 前記第1平均手段に応答し、もし前記平均周期
が所定の所望する周期にほぼ等しいとPERIOD
GOOD信号を発生させるフイルタ手段35と、 前記クロツク手段に応答し、前記第2クロツク
パルスにおける平均周期が前記第1クロツクパル
スにおける平均周期と等しい場合にのみ出力信号
を発生させるメモリ手段41と、 前記VARIANCE GOOD信号、前記PERIOD
GOOD信号および前記メモリ手段の出力信号に
応答し、前記VARIANCE GOOD信号、前記
PERIOD GOOD信号および前記メモリ手段41
からの前記出力信号が所定の最小時間の間存在し
ていた後にのみ検出信号を発生させるタイミング
手段と、を具えることを特徴とする 一連の入力信号をデコードするトーンデコー
ダ。
4 比較回路39および記憶回路47とを含み、
前記記憶回路47は前記VARIANCE GOOD信
号と前記PERIOD GOOD信号の両方に応答して
前記VARIANCE GOOD信号と前記PERIOD
GOOD信号の両方が存在する場合にのみ平均周
期を記憶する前記メモリ手段41を具えることを
特徴とする 一連の入力信号をデコードする前記請求の範囲
第3項によるトーンデコーダ。
5 前記周期手段に応答し、前記周期手段によつ
て計算された周期がしきい値以下であつてデコー
ダ入力信号における雑音又はグリツチを示す場合
には前記周期のデコーダの残りの部分への伝送を
遮断する周期しきい値手段45、を具えることを
特徴とする 一連の入力信号をデコードする前記請求の範囲
第3項によるトーンデコーダ。
6 前記第1クロツクパルスにおいて前記
PERIOD GOOD信号と前記VARIANCE GOOD
信号との存在に応答し、前記トーンデコーダが入
力信号をデコードするのを続行させるタイムウン
ドー信号を発生させるアクテイビテイフラグ回路
を含む前記タイミング手段33、を更に具えるこ
とを特徴とする 一連の入力信号をデコードです前記請求の範囲
第3項によるトーンデコーダ。
7 前記タイムウインドーは、PERIOD GOOD
信号とVARIANCE GOOD信号の両方が存在す
る場合にのみ再び初期設定されることを特徴とす
る 一連の入力信号をデコードする前記請求の範囲
第6項によるトーンデコーダ。
8 前記タイムウインドー信号の持続期間中に
PERIOD GOOD信号とVARIANCE GOOD信号
が発生しないと前記アクテイビテイフラグ回路5
1は、タイムウインドー信号をタイムアウトし、
前記タイムウインドー信号のタイムアウトは前記
トーンデコーダによる入力信号のデコーデイング
を中止させることによつて更に特徴づけられてい
る、 一連の入力信号をデコードする前記請求の範囲
第7項によるトーンデコーダ。
9 連続して受信した信号の少なくとも一部分の
周期を計算する周期手段21と、 前記周期手段に応答し、前記の連続して受信し
た信号の前記部分の平均周期を計算する平均期手
段25と、 前記平均手段25に応答し、前記の連続して受
信した信号の前記部分の平均変動を計算する変動
手段27と、 前記平均手段25に応答し、変動しきい値を発
生させるしきい値手段31と、 前記平均手段25、前記しきい値手段31およ
び前記変動手段27に応答し、所定の最小時間の
間前記平均周期が一定にとどまつており前記平均
変動が前記変動しきい値以下にとどまつている場
合にのみ検出信号を発生させる検出手段33と、
を具えることを特徴とする 連続して受信した信号をデコードするデコー
ダ。
10 前記しきい値手段31が発生させた前記変
動しきい値が前記平均周期の2乗に比例すること
を特徴とする、 連続して受信した信号をデコードする前記請求
の範囲第3項又は第9項によるデコーダ。
11 前記検出手段は、 前記平均手段に応答し、前記平均周期が所望す
る平均周期に等しいかどうかを検出出力において
示すフイルタ手段35と、 前記の連続して受信した信号に応答し、前記の
連続して受信した信号のうちの最初の信号の平均
周期が前記の連続して受信した信号のうちの第2
の信号の平均周期と等しい場合にのみ検出出力を
発生させるメモリ手段41と、 前記平均変動が前記変動しきい値より小さいか
どうかを示す検出出力を有する比較手段31と、 前記フイルタ手段、前記比較手段および前記メ
モリ手段に応答して前記の連続して受信した信号
をカウントするタイミング手段33を含むことを
特徴とする、 連続的に受信した信号をデコードする前記請求
の範囲第9項によるデコーダ。
12 前記メモリ手段41は比較回路39、およ
び前記PERIOD GOOD信号およびVARIANCE
GOOD信号の存在のみに応答して前記の連続し
て受信した信号のうちの前記第2信号を受信する
と平均周期をロードする記憶回路47を含み、前
記記憶回路に記憶された平均周期が前記平均手段
の出力における平均周期に等しくないことを更に
特徴とする、 連続して受信した信号をデコードする前記請求
の範囲第11項によるデコーダ。
13 前記周期手段に応答し、前記周期手段の周
期出力が前記周期しきい値手段によつて決定され
たしきい値以下であるとデコーダの残りの部分に
対する前記周期手段の出力の伝送を遮断する周期
しきい値手段45を、更に具えることを特徴とす
る 連続して受信した信号をデコードする前記請求
の範囲第9項によるデコーダ。
14 前記タイミング手段33は、特徴的なタイ
ムウインドーを定義し、前記フイルタ手段および
前記比較手段に応答し、検出出力信号が前記フイ
ルタ手段および前記比較手段から出た後タイムウ
インドーの持続期間の間デコーダにデコーデイン
グを続けさせるアクテイビテイフラグ回路51を
更に具えることを特徴とする 連続して受信した信号をデコードする前記請求
の範囲第11項によるデコーダ。
発明の背景 本発明は、多重同時デコーデイングを扱うもの
であり、更に具体的に云うと無線送信機場所のよ
うな遠隔場所における多重同時トーンデコーデイ
ングを扱う。符号化されたトーンはデイスパツチ
地点から送信機場所動作を制御する役目をする送
信機デコーダに送られる。
本発明はキヤナルテ(cannalte)に発行された
米国特許第3577080号に関連があり、この特許は
ここに参考のために述べてある。キヤナルテの特
許においては、高振幅の“ガード(guard)”ト
ーンの短いバーストが単一のオーデイオチヤネル
を通じてデイスパツチ地点から遠隔伝送機デコー
ダへ送信機場所における制御機能を起動させるた
めに印加される。送信機デコーダが高レベルガー
ドトーンオーデイオ信号を受信した後に、デイス
パツチ地点は異なるトーン(機能トーン)をその
オーデイオチヤネルを通じて伝送し、送信機内の
異なる制御機能を起動させる。
本発明はキヤナルテ特許の制御信号送信システ
ムを用いた伝送機デコーダの改良された実施例で
ある。この信号送信システムによると、デイスパ
ツチ地点がコマンドを遠隔送信所へ送りたいと思
う場合には、それは2トーンシーケンスをワイヤ
ラインパスを介して送信する。上述したように、
第1のトーンは高レベルガードトーンと云われ
る。それは固定周波数で、送信機が第2のトーン
を受信をする準備をさせるのに役立つ。この第2
トーンは普通は機能トーンと云われる。ガードト
ーンと違つて、機能トーンは多数の相異なる周波
数のうちの1つとすることができる。各機能トー
ン周波数は送信機によつて受信された場合独特の
(unique)コマンドを示す。送信機デコーダはそ
れが高レベルガードトーンを受信した後にどの機
能トーンが送られるのか判らないので、先行技術
の送信機デコーダは可能性のある定義された機能
トーンの各々に対し別々のデコーダ回路を用いて
いる。すべてのトーンに対しそれぞれ1個のトー
ンデコーダを具える必要があるというのは多くの
欠点を有する。例えば価格が高くなつたり、サイ
ズが大きくなつたり、部品数が多くなつたり、構
成要素が同図の環境の変化にきわめて敏感である
ことなどはその欠点の一部である。これらの構成
要素は手動でチユーニングをする必要があり、時
間、振動および温度とともに変化することが証明
されている。
また、トーンデコーダの各々は独立して動作
し、従つて1つ又はそれ以上の多重トーンデコー
ダが対応付けられたトーンの検出を同時に示し未
定義の故障状態を作ることが可能である。
本発明の目的は、可能性のある機能トーンのす
べてをデコードする単一のトーンデコーダを提供
することである。
本発明のもう1つの目的は、存在する最強トー
ンのみを選択するトーンデコーダを提供すること
である。
本発明のもう1つの目的は、受信したトーンの
サンプルされた部分の平均周期(period)とその
サンプル内の各周期の変動(variance)との両方
を機能トーンの有効な検出の表示(indication)
として用いるデコーダを提供することである。
発明の要約 本発明は受信した信号を連続的にデコードする
デコーダである。このデコーダは連続的に受信し
た1群の信号の各信号の周期を計算する回路を含
む。デコーダはその信号群の周期を平均し、群平
均変動を計算する。デコーダの追加回路は平均変
動しきい値を計算する。デコーダ内の検出回路は
信号群の平均周期、平均変動および平均変動しき
い値をとり、所定の最短時間の間平均周期が一定
にとどまつていて平均変動が平気変動しきい値以
下にとどまつている場合には検出信号を発生させ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による送信機デコーダの概略
的ブロツク図である。
第2図は、第1図の変動計算器ブロツクの回路
図である。
第3図は、変動基準しきい値ブロツクの回路図
である。
第4図は、周波数しきい値フイルタブロツクの
回路図である。
第5図は、本発明による送信機デコーダのソフ
トウエア実施例におけるバツクグラウンドアクテ
イビテイの流れ図である。
第6図aおよび第6図bは、本発明の送信機デ
コーダのソフトウエア実施例におけるフオアグラ
ウンドアクテイビテイの流れ図である。
好ましい実施例の詳細な説明 第1図は、本発明による送信機デコーダの概略
的ブロツク図を示す。このデコーダは有効トーン
(valid tone)が所定の最短時間の間受信されて
いたかどうかを決定する。第1図のデコーダ回路
はイネーブルキーが制御装置10において起動さ
れると動作を開始する。制御装置10はそのデコ
ーダが一部分となつている送信機のいかなる部分
でもよい。例えば、制御装置10はオペレータの
制御下にあるパネル上の光およびイネーブルキー
だけとすることができる。
制御装置10のイネーブルキーの動作は、ワン
シヨツト回路出力におけるイネーブルパルスで応
答するワンシヨツト回路11をトリガする。この
イネーブルパルスはフリツプフロツプ12のセツ
ト入力である。フリツプフロツプ12のQ出力は
割込可能信号であり、この信号はアンドゲート1
4をイネーブルすることによつて零交差検出器1
3の出力を通過させる(unblock)フリツプフロ
ツプ12のQ出力および零交差検出器13の出力
はアンドゲート14に2入力を供給する。零交差
検出器13はその入力においてオーデイオトーン
に応答してオーデイオトーン入力と同じ周波数の
方形波にされた出力信号を与える。零交差検出器
13への入力信号が負−正遷移をする度毎に、デ
コーダに対する時間基準として役立つ割込信号が
発生する。アンドゲート14の出力は、デコーダ
の一部分を直接にクロツクする役目をする割込信
号Iである。デバイドバイN/2回路15は割込
信号を値N/2で割算する。但し、デコーダにお
けるサンプルレジスタ数である(これについては
後述する)。Nが8に等しいと、デバイドバイ
N/2回路15は割込信号Iが発生する4度目毎
に1パルスを出力させる。デバイドバイN/2回
路15の出力は、第1図において2I/Nという
ラベルが付いている二次割込信号である。2つの
信号Iおよび2I/Nはすべてのクロツク入力を
第1図のデコーダの種々の構成部品に与える。各
クロツクパルスによりデコーダは新たな計算がで
きるようになる。
レジスタ16、記憶装置レジスタ17およびフ
リーランニングクロツク18は協動動作して2つ
の連続する割込信号Iの発生時間を表わすアナロ
グ値を記憶する。レジスタ16および記憶装置レ
ジスタ17はそれらのクロツク入力において割込
信号Iを受信する。レジスタ16がそのクロツク
入力において割込信号Iを受信すると、それはそ
のロード入力に存在するフリーランニングクロツ
ク18の読取値を記憶し保持する。レジスタ記憶
装置17はそのクロツク入力における割込信号I
の受触に応答してそのロード入力に存在する情報
を記憶する。その情報は、零交差検出器13から
の前の割込信号Iにおけるフリーランニングクロ
ツク18のアナログ値を表わすレジスタ16の内
容である。レジスタ16およびレジスタ記憶装置
17に記憶された値は弁別器19において比較さ
れる。レジスタ16とレジスタ記憶装置17間の
値のアナログ差は、入リトーンの周波数周期であ
る連続する割込信号I間の時間を表わす。
弁別器19からの差信号は弁別器19の最も最
近のN出力を保持する周期サンプルバツフア21
へのロード入力である。周期サンプルバツフア2
1はそのクロツク入力において受信した割込信号
Iに応答してその内容をシフトさせる。周期サン
プルバツフア21の内容をシフトさせることによ
つて、弁別器19からの差信号は第1バツフア位
置にロードされる。N番目のバツフア位置の内容
はドロツプされ、N番目のバツフア位置は前にN
−1バツフア位置にあつた値をとる。二次割込2
I/Nごとに周期サンプルバツフア21のN出力
は加算器回路23にロードされ、この加算器回路
23はN出力を加算し、その結果をデバイドバイ
N回路25のロード入力に与える。このデバイド
バイN回路25は二次割込2I/Nによつてクロ
ツクされるので、加算器23が周期サンプルバツ
フアのN出力からの新たな合計を計算する場合に
のみ回路25は新たな計算を行う。デバイドバイ
N回路25からの出力は、周期サンプルバツフア
21に記憶されたN周期の平均周期を表わすアナ
ログ値である。加算器23とデバイドバイN回路
25は二次割込信号2I/Nによつてクロツクさ
れるので、周期サンプルバツフア21の全サイク
ルにおいて2回だけ新たな平均周期が計算され
る。従つて各サンプルは平均周期の計算に2回含
まれる。デコーダ信号処理チエーンにおいて加算
器23およびデバイドバイN回路25に続くすべ
ての回路は二次割込信号2I/Nによつてクロツ
クされる。という訳は、平均周期の新たな値はそ
の時にのみ計算されるからである。
周期サンプルバツフア21のN出力もまた
(LD2)において変動計算器27にロードされる。
更に、変動計算器27はロード入力(LD2)にお
いてデバイドバイN回路25からの平均周期信号
を受信する。変動計算器27はその入力に存在す
るこれらの信号を二次割込2I/Nごとにロード
する。変動計算器27は周期サンプルバツフア2
1からのN信号に対する変動値を決定する。平均
変動は下記の式によつて計算される: 平均変動=1/NNi=1 (周期サンプル(i)−周期平均)2 但し、Nは周期サンプルバツフア21内の位置
の数に等しい。周期サンプルバツフア内の各位置
は“周期サンプル(i)”として識別される。但し、
iは1〜Nとすることができる。各周期サンプル
(i)に対する変動は、上記の式の2乗部分、即ち
(周期サンプル(i)−周期平均)2によつて表わされ
る。但し、“周期平均”はデバイドバイN回路2
5の出力である。変動計算器は平均変動を表わす
アナログ信号を出力させる。変動計算器27の回
路実施例は第2図に示してある。
変動基準しきい値回路29はそのロード入力に
おいてデバイドバイN回路25から平均周期値を
受信する。変動基準しきい値は下記の式によつて
計算される: 変動しきい値=(周期平均)2/K 但し、Kは(しきい値を調整するのに用いられ
る)定数であり、“周期平均”は加算器回路23
とデバイドバイN回路25によつて計算された平
均周期である。変動基準しきい値回路29のアナ
ログ出力は有効トーンに対する最大許容平均変動
を表わす。各サンプル周期が有意差を示すが有効
トーンに平均されると、平均変動はしきい値を上
回る。従つて、デコーダはその検出出力をイネー
ブルさせない。変動基準しきい値回路29の回路
実施例は第3図に示してある。
変動計算器27および変動基準しきい値29に
よる計算結果は比較器31のAおよびB入力に出
力され、この比較器31は2つのアナログ値を比
較し、変動計算器27からの平均変動が変動基準
しきい値回路29からのしきい値より大きいかど
うか決定する。比較器31は二次割込信号2I/
Nによつてクロツクされる。N周期サンプルバツ
フア21内の周期サンプルからの平均変動が変動
基準しきい値回路29からしきい値より小さいか
又はそのしきい値に等しいと、比較器31はアン
ドゲート33および44に2進信号
(VARIANCE GOOD)を出力する。アンドゲー
ト33は信号がその出力に現われる前にその3入
力全部が起動される必要がある。アンドゲート3
3への第2および第3入力は周波数しきい値フイ
ルタ35に関連して行われた決定から誘導され
る。
周波数しきい値フイルタ35がそのクロツク入
力において二次割込信号2I/Nを受信すると、
このフイルタはデバイドバイN回路25から出力
とトーン値記憶回路37に記憶された一連のアナ
ログ値とを比較する。デバイドバイN回路35に
よる平均周期出力がトーン値記憶回路37に記憶
された値のいずれか1つの範囲内にあると、周波
数しきい値フイルタ35は2進信号(PERIOD
GOOD)をアンドゲート33および44の第2
入力に出力する。周波数しきい値フイルタ35の
第2出力は複数の並列出力であり、これらの出力
は2進符号化信号であつて、周波数しきい値フイ
ルタ35によつて検出された特定のトーン値を表
わす。二次割込信号2I/Nごとに比較回路39
は周波数しきい値フイルタ35からの並列2進出
力とRAM41に記憶された2進値とを比較す
る。RAM41に記憶された2進値が周波数しき
い値フイルタ35の並列2進出力値と等しいと、
信号(A=B)かアンドゲート33に送られる。
ゲート40は信号A=Bを反転させて信号A≠B
を発生させる。
ゲート44は3入力アンドゲートであり、その
出力はRAM41のロード入力に接続され、また
オアゲート43を介して積分カウンタ47のクリ
ア入力に接続されている。インバータゲート40
からのA≠B信号はゲート44への第1入力であ
る。ゲート44への第2入力は周波数しきい値フ
イルタ35からのPERIOD GOOD2進信号であ
る。第3入力は比較器31からのVARIANCE
GOOD2進信号である。アンドゲート44への3
入力全部が起動されると、アンドゲート出力が起
動され、RAM41をして周波数しきい値フイル
タ35の出力に存在する現在の2進符号化トーン
信号を記憶装置にロードさせる。アンドゲート4
4の出力はまた積分カウンタ47のカウントをク
リアする。アンドゲート44の機能は積分カウン
タ47に関連して更に詳しく説明する。
次の二次割込2I/Nで比較回路39は周波数
しきい値フイルタ35の更新された出力とRAM
41の値とを比較する。RAM41の値は、
PERIOD GOOD信号およびVARIANCE GOOD
信号が活動化された場合前の二次割込2I/Nに
おける周波数しきい値フイルタ35からの2進符
号化トーン出力を常に表わす。これは真実であ
る。という訳は、新しい値が現在値と異なり周波
数しきい値フイルタ35および比較器31からの
出力によつて示される変動および周期がともに
GOODである場合にのみアンドゲートは新しい
値を周波数しきい値フイルタからRAM41にロ
ードするからである。雑音が一時的に有効トーン
を妨害すると、RAMはその値を保持する。とい
う訳は、酸雑音は周波数しきい値フイルタ35に
おいて新たな2進出力を発生させる可能性は大い
にあるが、VARIANCE GOOD信号は発生させ
ないからである。これら3つのすべての状態、即
ち、PERIOD GOOD、VARIANCE GOODおよ
び新たな2進トーン値はRAMに新らしい値がロ
ードされる前に必要とされる。
積分回路47はアンドゲート33から出力パル
スを受けとるクロツク入力を有する。周波数しき
い値フイルタ35の出力からのPERIOD GOOD
信号、比較器31からのVARIANCE GOOD信
号および比較回路39からのA=B信号がある場
合には、アンドゲート33の出力の起動は各二次
割込2I/Nにて発生する。これらの出力のすべ
ての起動は認識可能なトーンが感知されたこと
(その変動が所定値より小さい有効トーン周期)
を意味し、その有効トーンは検知された前の
(lest)有効トーンと同じ周波数である。これら
の条件が満たされると、アンドゲート33の出力
は積分回路47をクロツクしてその記憶されたカ
ウントを1だけ増分させる。
周波数しきい値フイルタ35において検出され
た周波数が値を変えると、比較回路39における
比較によつてインバータゲート40の出力におけ
る信号(A≠B)を発生させ、トーンの周期が以
前に受信したトーンの周期(以前の周期はRAM
41に記憶されている)と同一ではないことを示
す。そのような場合には、アンドゲート44の出
力は起動されて積分カウンタ47にそのカウント
をクリアさせる。比較回路39は各二次割込2
I/Nで比較を行う。同様に積分しきい値比較回
路45は各二次割込2I/Nにおいて積分カウン
タ47の2進出力としきい値記憶回路49の2進
出力を比較する。カウンタ47がしきい値記憶装
置49に記憶された2進値と等しいか又はその2
進値より大きくなるのに十分な高いカウントに達
すると、積分しきい値回路45から制御装置10
への正(positive)検出信号に値する(merit)
の十分な時間の間有効トーンが存在したことにな
る。これを実施するため、積分しきい値比較回路
45は積分カウンタ47の出力としきい値記憶装
置49の内容とを比較し、積分カウンタ47のカ
ウントがしきい値記憶装置49に記憶された2進
数に等しいか、又はその2進数より大きい場合に
は検出信号を出力する。しきい値記憶装置49は
周波数しきい値フイルタ35からの入力に応答す
る。周波数しきい値フイルタ35の並列出力の2
進状態によつて表わされる各周波数は、それに対
応づけられており2進符号化されしきい値記憶装
置49に記憶された時間間隔を有する。しきい値
記憶装置49は、積分しきい値比較回路45のど
の2進時間値と積分カウンタ47の2進時間カウ
ントとを比較するかを決定するため各トーン周波
数に対する検索表として動作する。しきい値比較
回路45の起動された出力は、信頼できるトーン
検出を確実に行うのに必要な最短時間に対する有
効トーンの検出を示す。
アンドゲート33の出力は積分カウンタ47の
ためのクロツトとしての役目をする以外にも、ワ
ンシヨツト回路51(アクテイビテイフラグ)へ
のトリガ入力としての役目もする。ワンシヨツト
回路51はアンドゲート33に応答してパルス出
力を2入力ゲート54の第1入力に与える。オア
ゲート54の出力は再トリガ入力を再トリガ可能
タイマ53に与える。オアゲート54への第2入
力はワンシヨツト回路11からのイネーブルパル
スである。上述したように、このイネーブルパル
スはまたフリツプフロツプ12をセツトする。再
トリガ可能タイマ53がタイムアウトすると、こ
のタイマはその出力からのパルスをフリツプフ
ロツプ12のリセツト入力に出力する。このタイ
マはまたパルスを制御装置10に送り、オペレー
タによるイネーブルキーの起動に応答して有効ト
ーンが感知されなかつたことを(多分インジケー
タの光によつて)オペレータに知らせる。再トリ
ガ可能タイマ53の時間(period)は60ミリ秒と
することが好ましい。従つてワンシヨツト回路5
1によるアクテイビテイフラグ信号が60ミリ秒ご
とに2回以上再トリガ可能タイマ53をリセツト
しないと、再トリガ可能タイマ53はタイムアウ
トし、割込信号Iを割込禁止するフリツプフロツ
プ12をリセツトする。再トリガ可能タイマ53
によつて表わされる有効トーンに対するタイムウ
インドーは任意の所望する時間間隔に変えること
ができる点に注目すべきである。60ミリ秒のタイ
ムウインドーは本発明によるデコーダのソフトウ
エア実施例とともに使用される。
動作すると、制御装置10におけるオペレータ
はイネーブルキーを起動させ、このキーはワンシ
ヨツト回路11によりイネーブルパルスをデコー
ダに導入する。このイネーブルパルスはレジスタ
16、レジスタ記憶装置17、周期サンプルバツ
フア21、RAM41、積分カウンタ47をクリ
アし、再トリガ可能タイマ53をトリガすること
によつてデコーダを初期設定する。このイネーブ
ル信号はまたフリツプフロツプ12をも起動させ
るので、零交差検出器13から出る割込信号Iお
よび2I/Nがデコーダ回路へ送られて処理され
る。デコーダは零交差検出器13からの割込信号
を上述した方法で処理する。制御装置10におけ
るオペレータは制御装置10に関連した操作盤上
の検出インジケータ光によつて示される有効トー
ン検出表示を受けとるか、又はオペレータは制御
装置10における無検出表示(多分インジケータ
光による)を受けとる。有効トーンが検出される
と、その有効トーンは周波数しきい値フイルタ2
5の出力から決定される。制御装置10は周波数
しきい値フイルタ35からの2進出力に応答して
一連のインジケータ光又は数字表示を有すること
ができる。有効トーンが各トーンに対応づけられ
ている何らかの活動に従事することによつて検出
された場合にはオペレータは反応することができ
る。第1図のデコーダの変動基準しきい値回路2
9、変動計算器27および周波数しきい値フイル
タ35を含む信号処理チエーンにおけるすべての
回路はアナログデバイスである点に注目すべきで
ある。変動基準しきい値回路29、変動計算器2
7および周波数しきい値フイルタ35の出力は2
進信号である。デコーダの処理チエーン内の回路
の残りの回路はデジタル回路である。
第2図は、第1図に示した変動計算器27の回
路を示す。変動計算器27は第1図の周期サンプ
ルバツフア21および第1図のデバイドバイN回
路25から入力を受けとる。周期サンプルバツフ
ア21からのN出力はそれぞれ減算器回路61(1)
〜61(N)の正入力に印加される。各減算器回
路はその負入力においてデバイドバイN回路25
から周期平均信号を受信する。減算器回路61(1)
〜61(N)の各出力は乗算回路63(1)〜63
(N)によつて2乗される。その結果えられる各
乗算器回路63(1)〜63(N)からの2乗値は加
算器回路65において合計される。乗算器回路6
3(1)〜63(N)からの出力の合計を表わす加算
器回路65の出力はデバイドバイN回路67に印
加され、この回路67は乗算器回路63(1)〜63
(N)からの平均アナログ信号を表わすアナログ
出力値を与える。
デバイドバイN回路67からの出力は出力伝送
ゲート69に印加され、そのゲート入力は二次割
込信号2I/Nに応答する。従つて、伝送ゲート
69の出力は、二次割込2I/Nがある場合にの
み乗算器回路63(1)〜63(N)の平均値を記憶
コンデンサ71に与える。減算器回路61(1)〜6
1(N)は周期サンプルバツフア21内のNサン
プルの平均値と個々の周期値との差を計算する。
この差は正であることも、又は負であることもあ
りうるので、減算器回路からの出力となりうるい
かなる負値をも除くために出力は2乗される。そ
の結果生じる乗算器回路63(1)〜63(N)のア
ナログ出力は周期サンプルバツフア21内の各サ
ンプルの変動を表わす。伝送ゲート69およびコ
ンデンサ71は、二次割込2I/Nの度毎にデバ
イドバイN回路67の出力をサンプルしその出力
値を次の二次割込2I/Nまで保持するサンプル
およびホールド回路と考えることができる。
第3図は第1図に示した変動基準しきい値回路
29の回路図である。デバイドバイN回路25か
らの平均周期は乗算器73によつて2乗され、次
に分周器回路75において定数Kによつて割られ
る。定数Kのアナログ値は所望する変動しきい値
レベルによつて予め決められている。変動しきい
値レベルは残音の入力信号状態においてトーンの
誤り検出に主要な制御を与える。定数Kの大きさ
はデコーダの検出感度および誤り特性に逆比例す
る。一般に定数Kの大きさを2倍にするとシステ
ム感度は3db低下し、誤り検出の可能性は指数的
に増大する。(従つて、検出確率を同じにしてお
くには信号対雑音比を3db高める必要がある。)
定数の値は感度と誤りとの間の所望するトレード
オフに調整できる。従来のトーンデコーダと違つ
て、検出しきい値をセツトするのに定数Kを用い
ると、それは周波数検出帯域に影響を与えないと
いう追加の利点がある。
分周器回路75の出力は伝送ゲート77に印加
され、このゲート77は二次割込信号2I/Nに
よつてゲートされる。伝送ゲート77の出力は第
1図の比較器31に印加される。伝送ゲート77
の出力は記憶コンデンサ79にいつしよにされ、
このコンデンサ79は二次割込2I/Nが取り除
かれた後に伝送ゲート出力においてアナログ値を
保持する。乗算器回路73は、変動しきい値計算
器29の出力が変動計算器27の出力と互換性を
もちうる(compatible)ようにするために平均
周期値を2乗する。定数=Kブロツク76は、し
きい値変動計算器29のアナログ出力値を有効ト
ーンの決定における十分な正確さを保証するレベ
ルに調整するのに用いられる。伝送ゲート77お
よび記憶コンデンサ79は第2図の伝送ゲートお
よびコンデンサ71と同様な方法でサンプルおよ
びホールド回路として動作する。
第4図は第1図のトーン周波数値記憶装置37
および周波数しきい値フイルタ35の回路図を示
す。トーン周波数値記憶装置37は、システム設
計により第1図のデバイドバイN回路25からの
有効平均周期の上限および下限になつているアナ
ログレベルを定義するために適当な位置において
選択された基準点を有する抵抗ラダーである。こ
れらの上限および下限基準値の各々は周波数しき
い値フイルタ35への入力である。周波数しきい
値フイルタ35において、トーン周波数値記憶装
置37からの各上限および下限アナログ基準電圧
は演算増幅器81(1)〜81(M)への入力であ
る。いかなる数の識別可能なトーンもトーン周波
数値記憶装置37に記憶することができる。第4
図においてトーンはNo.1〜No.Mとして識別され
る。
周波数しきい値フイルタ35において、演算増
幅器81(1)〜81(2M)のうちの2つが各トー
ンの検出に必要である。従つて、演算増幅器の数
は2Mである。演算増幅器81(1)〜81(M)は
対として対応づけられている。その対の第1演算
増幅器はこの正入力において一定のトーンに対す
る上限アナログ基準値を受けとる。その選択され
たトーンに対する下限アナログ基準電圧は、その
対の第2演算増幅器の負入力への入力である。演
算増幅器81(1)〜81(M)は2進互換性
(compatible)出力を有する比較器回路として動
作する。従つて、デバイドバイN回路25からの
周期平均アナログ信号が一定のトーンに対する上
限アナログ基準値と下限アナログ基準値との間に
あると、対応づけられた演算増幅器の出力に両方
とも論理高となる。2つの入力アンドゲート83
(1)〜83(M)は一定のトーンの上限および下限
に対し対とされた演算増幅器の2出力を受けと
る。アンドゲート83(1)〜83(M)の各出力は
D型フリツプフロツプ85(1)〜85(M)のD入
力としての役目をする。D型フリツプフロツプ8
5(1)〜85(M)の各々へのクロツク入力は二次
割込信号2I/Nに接続される。従つて、D型フ
リツプフロツプ85(1)〜85(M)は二次割込信
号2I/Nを受信する度毎にアンドゲート83(1)
〜83(M)の出力をD型フリツプフロツプのQ
出力にクロツクする。D型フリツプフロツプ85
(1)〜85(M)の出力は第1図の周波数しきい値
フイルタ35の並列2進符号化出力である。D型
フリツプフロツプ85(1)〜85(M)のQ出力の
各々はオアゲート87への入力である。D型フリ
ツプフロツプ85(1)〜85(M)のQ出力のうち
のどれか1つが起動されると、オアゲート87の
出力が起動される。従つて周波数しきい値フイル
タ回路がMトーンのうちの1つが存在することを
示すと、オアゲート87の出力は第1図のアンド
ゲート33および44へのPERIOD GOOD信号
を示す。
第5図は第1図に示した検出器回路のソフトウ
エア実行の好ましい実施例に対するバツクグラウ
ンドソフトウエア流れ図を示す。類推によるとバ
ツクグラウンドソフトウエアにおける作業は第1
図の制御装置10およびブロツク11,12,5
1,53および54によつて行われる。好ましい
実施例のための制御装置はマイクロプロセツサを
基にした回路とすることができる。最初のブロツ
ク100において、送信機は遠隔デイスパツチ地
点からの入りトーンをデコードすることを決定し
なければならない。この事象は装置オペレータが
第1図の操作盤10上のイネーブルキーを押した
場合に起きる。好ましい実施例においては、この
決定は、本発明の背景に関連して説明した“高レ
ベルガードトーン”信号の検出に成功すると下さ
れる。この決定が下されると、流れ図は初期設定
ブロツクに移り、このブロツクは(第1図のレジ
スタ16、ジスタ記憶装置17およびRAM41
のようなすべての記憶レジスタ)、(第1図の積分
カウンタ47に対応する)積分カウンタおよび
(第1図の周期サンプルバツフア21に対応する)
周期バツフアを初期設定する。初期設定プロセス
の一部として次のブロツク120は再トリガ可能
タイマの60ミリ秒のタイムアウトの期間そのタイ
マを再トリガする。ブロツク120のタイマは類
推により第1図の再トリガ可能タイマ53に対応
する。デコーデイングを始める前の最後のステツ
プとして、ブロツク130はデコーダ回路への割
込信号をイネーブルさせる。この割込信号は第1
図の信号Iに対応し、フリツプフロツプ12およ
びアンドゲート14によつてイネーブルされる。
第1図においてイネーブル信号を制御装置10か
らデコーダ回路へ送り出すという送信機の場所の
オペレータの決定はブロツク100−130のす
べてのステツプを行うように働く。
送信機はそれがデコーダ回路への割込みをイネ
ーブルさせた後に3つの状態のうちの1つをデコ
ーダから受けとる。第1は第5図の判断ブロツク
130によつて示されているトーン検出である。
類推によりもしトーンが第1図のデコーダにおい
て検出されると、信号が制御装置10の検出入力
に現われる。無検出が起きると、送信機は60ミリ
秒タイマのタイムアウトを検知する。このことは
第5図の判断ブロツク150において記号で示さ
れている。トーン検出又はタイマのタイムアウト
が起きると、割込はブロツク155において禁止
され、デコーダ内の現在値を保持し、ソフトウエ
アはブロツク100に戻つてデコードする次の決
定を待つ。トーン検出もタイマのタイムアウトも
起きないと、アクテイビテイフラグにおけるデコ
ーダからの信号は送信機に対してそのデコーダが
有効信号のデコーデイングを続行中か又はデコー
ダ内に有効信号が存在しないかどうかを示す。こ
れを判断ブロツク160によつて表わされてお
り、そのブロツク160ではアクテイビテイフラ
グによつて信号が感知されるとブロツク165に
よつて60ミリ秒タイマを再トリガさせる。次に流
れ図はブロツク170に移り、ここでアクテイビ
テイフラグがクリアされる。ソフトウエアは更に
60ミリ秒以上のデコーデイング時間の間ブロツク
170からブロツク140に戻るか、或いはもし
アクテイビテイフラグが感知されないとソフトウ
エアはタイマの時間限界を更新したりアクテイビ
テイフラグをクリアしたりせずにブロツク140
に戻る。
第6図Aおよび第6図Bは、第1図の回路によ
つて示されるデコーデイング動作のフオアグラウ
ンドソフトウエア流れ図を示す。最初のブロツク
210は次の割込必要条件の特殊ブロツクであ
る。デコーダが割込を受けとると、ブロツク22
0に移り、そこでデコーダはフリーランニングク
ロツクの値をメモリ位置(第1図のレジスタ1
6)に記憶することによつて(第1図のクロツク
18に対応する)フリーランニングクロツクの時
間を読取る。計算ブロツク230において、現在
の時間読取値の前の割込からの時間読取値との間
の時間間隔が計算される。これは第1図の弁別器
19の機能に対応する。判断ブロツク240は、
ソフトウエアがグリツチ又はその他の明らかに無
効であつた時間間隔について動作するまでにその
ようなグリツチ又はその他の明らかに無効であつ
た時間間隔を捕えるように設計されている。その
時間間隔が何らかの所定の最小値より小さいと、
流れ図は戻つてブロツク210において次の割込
必要条件を待機する。その時間間隔が所定の最小
値より大きいと、流れ図は受信したトーンをデコ
ードする次のステツプに進む。第6図Aの判断ブ
ロツク240に対応する回路ブロツクは第1図に
はない。本発明によるハードウエア又はソフトウ
エアデコーダの適当な動作には判断ブロツク24
0は不必要である。しかし、デコーダを異常に高
い入力周波数から保護するために、本発明の好ま
しい実施例には判断ブロツク240が含まれてい
る。時間間隔が所定の最小値より大きいと、判断
ブロツク240は計算ブロツク250に進む。こ
のブロツクで流れ図はタイマ読取記憶位置を現在
のタイマ読取値と取り替える。これは第1図のレ
ジスタ16内の現在の読取値がレジスタ記憶装置
17に記憶されることに対応する。
アクテイビテイブロツク260は計算ブロツク
230において計算された時間間隔をポインタフ
ラグの値によつて決定された位置ポイントにおい
てN位置バツフアに記憶する。このポインタは第
1図のデバイドバイN/2回路15からの中間出
力に類似している。ポインタフラグは現在位置の
トラツクをメモリにとどめておくソフトウエアデ
バイスである。アクテイビテイブロツク260は
第1図の周期サンプルバツフア21の機能に対応
する。ブロツク270において、ポインタフラグ
の値は1だけ増分され、N位置バツフア内の次の
位置を示す。判断ブロツク275はポインタ値が
Nに等しいかどうか質問する。このステツプが必
要なのは、バツフアのN位置が0〜N−1によつ
て識別されるからである。その答が判断ブロツク
275においてYES(イエス)であると、ソフト
ウエアは判断ブロツク276に移り、このブロツ
クはポインタを零にリセツトする。次にソフトウ
エアは計算ブロツク290に進む。その答が判断
ブロツク275においてNOであれば、ソフトウ
エアは判断ブロツク280に移り、このブロツク
はポインタの値がN/2であるかを決定する。ポ
インタ値がN/2に等しくないと(そしてまた必
ずしも0にも等しくないと)、流れ図は復帰して
ブロツク210において次の割込必要条件を待
つ。ポインタ値がN/2であると、流れ図は移つ
てブロツク290において入力信号を更に処理す
る。第1図における本発明のハードウエア実施例
においては、このステツプはデバイドバイN/2
回路15によつて表わされており、この回路15
はデコーダ回路のクロツク部分への二次割込信号
2I/Nを発生させる。判断ブロツク280はソ
フトウエア実施例に含まれているが、これは割込
を受信する度毎に平均変動と平均周期を計算する
ことは非常に時間がかかるからである。この事実
からN位置記憶レジスタの1つの全サイクル(但
しNは8に等しい)の期間中に平均変動を2回測
定するだけで十分な正確さを維持できると決定さ
れた(ソフトウエア記憶位置は0〜7で識別され
る)。判断ブロツク280においてNが8に等し
い場合には、ポインタが4に等しいと流れ図は計
算ブロツク290に進み、このブロツク290は
ブロツク260のN位置バツフアに記憶されたN
時間(time periods)の平均時間を計算する。こ
の計算は第1図の加算器23とデバイドバイN回
路25の機能に対応する。
ソフトウエア流れ図は計算ブロツク290から
2つの部分に分岐する。第1分岐においては、計
算サイクル300は計算ブロツク290によつて
決定されたサンプルの平均周期に関してN周期の
各々の変動を計算する。流れ図の第2分岐におい
ては、計算ブロツク310は計算ブロツク290
において計算されたNサンプルの平均周期によつ
て決定される変動しきい値を計算する。計算ブロ
ツク300における計算は第1図の変動計算器2
7の機能の一部に対応する。計算ブロツク310
における計算は第1図の変動基準しきい値回路2
9の機能に対応する。計算ブロツク300におい
て各サンプルの変動が計算された後に、ソフトウ
エアは計算ブロツク320に移り、そこで平均変
動が計算される。計算ブロツク320における作
業は第1図の変動計算器27の機能の残りの部分
に対応する。
流れ図のこの箇所においてプログラムの2つの
並行分岐は判断ブロツク320で一緒になり、平
均変動が変動しきい値より小さいかどうかを決定
する。平均変動が変動しきい値より大きいと、流
れ図はブロツク210に戻つて次の割込みを待
つ。平均変動が変動しきい値より小さいと、流れ
図はデコーデイングを続行する。判断ブロツク3
30は第1図の比較器31の機能に対応する。デ
コーデイングを続行するという決定がブロツク3
30において下されると、流れ図は判断ブロツク
340に進み、計算ブロツク290において計算
された平均時間間隔がデコーダによつて感知され
ることを意図したトーンの1つかどうかを決定す
る。ブロツク340は平均時間間隔が有効周期か
どうかを調べる。その決定がNOであれば、流れ
図は次の割込を待つブロツク270に戻る。決定
がYESであれば、流れ図は信号のデコーデイン
グを続行する。平均が有効周期であるかどうかの
決定は第1図の周波数しきい値フイルタ35の機
能に対応する。
流れ図は判断ブロツク340のYES決定から
判断ブロツク350に進み、そこでソフトウエア
は計算された前のトーンが現在のトーンに等しい
かどうかを決定する。トーンが等しくないと、
(第1の積分カウンタ47に対応する)積分カウ
ンタがブロツク360においてリセツトされ、ブ
ロツク370において新たなトーンが以前のトー
ンの代わりにメモリに記憶される。次に流れ図は
次の割込を待つブロツク210に復帰する。この
判断パスは現在のトーンが前の計算されたトーン
の周波数と同じ周波数でないことを決定する。従
つて、現在の又は前の計算されたトーンは、それ
らのトーンがいずれも有効トーンであることを示
すのに十分な時間の間デコーダの入力に存在しな
かつたことになる。このような訳であるので古い
トーンは忘れられ、新らしいトーンがメモリに記
憶され、次の計算が行われた時に参照される。
判断ブロツク350および計算ブロツク36
0,370は第1図の比較回路39、RAM41
および積分カウンタ47に対応する。第1図の比
較回路39は現在のトーンが前のトーンと等しい
かどうかを決定する。前のトーンはRAM41に
記憶されている。現在のトーンと前のトーンとが
等しくないと、RAM41に現在のトーンがロー
ドされ、前のトーンがクリアされる。RAM41
に現在のトーンがロードされると、積分カウンタ
41は同時にクリアされるか又はリセツトされ
る。
現在のトーンが前のトーンに等しいと、流れ図
は計算ブロツク380に移り、このブロツク38
0はソフトウエアアクテイビテイフラグをセツト
し、デコーダが有効トーンを感知しつつありその
トーンが雑音又はその他の種類の干渉以外の何か
によつて発生していることを保証するのに十分な
継続感知時間が経過するのを待つていることを示
す。計算ブロツク380のアクテイビテイフラグ
は第1図のアンドゲート33の出力に対応する。
第1図に関連して上述したように、アンドゲート
33は周波数しきい値フイルタ35からの検出信
号、比較器31からのVARIANCE GOOD信号
および比較回路39からのA=Bがその入力に存
在する場合にはアクテイブ出力のみを有する。従
つてその出力は、有効トーンが感知されそれが変
動基準しきい値内にあり、現在の有効トーンは前
の(last)受信した有効トーンと同一であること
を示す。
第3図Bの計算ブロツク390においては、積
分カウンタが増分されて、或る所定量の時間の間
有効トーンがデコーダ出力に存在しつづけること
を示す。計算ブロツク390に参照されているソ
フトウエア積分カウンタは類推により第1図のハ
ードウエア積分カウンタ47に対応する。積分カ
ウンタが計算カウンタ390において増分された
後に、流れ図は判断ブロツク400に移り、この
ブロツク400は積分カウンタがそのしきい値に
達しているか、又はそれを超えているかを調べ
る。そうでない場合には流れ図は次の割込を待つ
ブロツク210に復帰する。しきい値に達してい
たり、又はしきい値を超えている場合には、流れ
図は検出ブロツク410に移る。判断ブロツク4
00および検出ブロツク410は類推により第1
図の比較回路45に対応する。第1図に関連して
説明したように、積分しきい値比較回路45は積
分カウンタ47の出力としきい値記憶装置49の
出力とを比較し、積分カウンタ47の出力がしき
い値記憶装置49に記憶された値に等しいか又は
その値より大きいかどうかを決定する。各トーン
ごとに、積分しきい値比較回路45が検出信号を
出す前に積分カウンタ47がそこまでカウントし
なければならない別々の時間値がある。従つて、
しきい値記憶装置49は有効トーンの各々に対応
する時間間隔の検索表(look up table)として
動作する。デコーダが検出ブロツク410に達し
た後に、次の割込を待つブロツク210に戻り、
次の割込に応答して再びデコーデイングプロセス
を開始する。
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