JPS6350817B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気コネクタ用の歪除去アダプタ、特
に細長い電気コネクタに使用するもので膨脹する
ことがなく迅速にスナツプ嵌着できる歪除去アダ
プタに関するものである。

従来、電気接点に接続される導線用の歪除去装
置は種々の構造のものが製作されている。例えば
米国特許第3336565号に開示されているような平
坦な多重導線ケーブル用の歪除去装置は曲がりく
ねつた導線通路を利用している。

円形断面の多重導線ケーブル用には、種々の歪
除去クランプ装置が従来開示されている。その１
つの例として米国特許第3638169号がある。

細長い電気コネクタは全体のケーブルが歪を受
けないでクランプされる装置を採用することがで
きるが、クネクタが細長い構造なのでケーブルの
外側保護ジヤケツト材料を除去することが必要で
ある。外側保護ジヤケツトの一部を除去した個々
の絶縁導線を個々に延長して、電気コネクタのそ
れぞれの接点に接続し、これ等接点を電気コネク
タの両側に列に配列し離間している。絶縁剥離接
点を採用する形式の細長い電気コネクタでは導線
が接点から事故で不随意に外れるのを防止するた
め個々の導線が歪を受けないよう歪除去装置を設
けるのが非常に望ましい。細長い電気コネクタに
使用する歪除去アダプタは米国特許第3959868号
に開示されている。このアダプタでは細長い部材
によつて複数個の横延在部材を担持し、電気コネ
クタの一側のそれぞれの絶縁被覆貫入部に個々の
導線を保持するため、この横延在部材を個々の導
線に掛合してこの導線を押圧する。同様に構成し
た横延在部材によつて電気コネクタの反対側でも
歪除去を行う。歪除去アダプタのおのおのには細
長い部材の両端に設置した１対のアームを設け、
このアームをフツク状にし、アダプタをコネクタ
に定着させるため電気コネクタの後端をこのアー
ムによつて挟持させている。また細長い部材のお
のおのには横方向に延びる切欠部材を設け、この
切欠部材の切欠内に個々の導線を収容し、電気コ
ネクタによつて平素担持される歪除去機構内に導
線を押圧し、導線のための付加的歪除去が行われ
るようにする。

同様の細長い部材が従来知られており、電気コ
ネクタの両側に１対の細長い部材を定着するため
の手段としてその細長い部材の一端にフツク状ア
ームを設け、このアームを他方の細長い部材の凹
所に収容するようにしている。

米国特許第3958853号では、細長い部材に複数
個の個々の突部を担持し、電気コネクタの絶縁剥
離接点に担持した個々の導線にこの個々の突部を
圧着する。この電気コネクタの各端部には１対の
溝孔を設け、細長い部材の各端部にフリツプ状素
子を設け、この素子をコネクタの両端の溝孔に掛
合させる。

米国特許第3920306号では電気コネクタの両側
に１対のクランプ棒を利用している。このクラン
プ棒にはそれぞれアームを設け、このアームの一
端には凹所を他端には突部を設け、同様の構造の
他のクランプ棒に相互に掛合するようにしてい
る。クランプ棒のおのおのには横延在フツク状部
材と、クランプ棒の後面に担持される後方延長突
部とを設ける。このフツク状部材をコネクタの後
端に横切つて延在し他方のクランプ棒の突部に掛
合させる。

上述した例のように種々の歪除去構造が既知で
あるが、いずれも部片数が多く複雑な構造であ
り、従つて故障することが多い欠点がある。また
そのため組立てが困難で時間を要し、そのため価
格が高くなる欠点がある。また導線の保持が適切
でなく導線が歪を受け易い。

本発明の目的はこれ等の欠点をすべて除去し、
細長い電気コネクタに一般に使用されているフー
ドであつてコネクタに対し配列された導線と接点
とに対し直角な標準の直角フードに嵌着すること
ができ、端部掛金を有せず、現場の組立時間を短
縮するためアダプタとコネクタ挿入部材との間を
確実に配列することができ、力を受けた際のアダ
プタの乗り上げ、即ちコネクタの後方へのアダプ
タの移動を確実に制御する構造を有し、絶縁被覆
貫入爪の間に絶縁剥離導線を確実に保持し、アダ
プタを電気コネクタに組み合わせた時、中心部の
膨脹、即ちアダプタが中心で彎曲するのを制御し
得る歪除去アダプタを得るにある。

本発明歪除去アダプタは、細長い後部誘電挿入
部材と、それぞれの絶縁導線を収容するため前記
後部誘電挿入部材によつて支持される複数個の絶
縁被覆貫入部とを有し、細長い電気コネクタのた
めの歪除去アダプタに於いて、電気導線に掛合し
てこれを押圧しこの電気導線を接点部に押圧する
加圧手段と、この加圧手段を前記電気導線に押圧
するよう支持する細長部材と、前記後部誘電挿入
部材の横指向面及び前指向面に掛合して前記細長
部材を前記電気コネクタに取り付ける定着手段と
を具えることを特徴とする。

また特に本発明アダプタは前記細長部材に連結
した少なくとも１個の横延在部材と、この横延在
部材から突出する少なくとも１個の掛金面とを前
記定着手段に設け、前記後部誘電挿入部材の前記
横指向面に前記掛金面を掛合させる。また前記細
長部材から突出する１対の横延在部材と、この横
延在部材の末端に連結した横部材とを前記定着手
段に設け、前記後部誘電挿入部材の前記横指向面
に掛合する横外方向に指向する掛金面を前記横部
材に設ける。

本発明の一実施例では複数個の同一平面の横方
向に向く保護壁を前記後部誘電挿入部材に設け、
前記細長部材に連結した細長い頂部材と、この頂
部材から突出する複数個の横延在部材とを前記定
着手段に設け、前記保護壁のそれぞれの一個に掛
合する横外方に指向する掛金面を前記横延在部材
に設ける。

本発明の他の実施例では前記導線を前記後部誘
電挿入部材に押圧するためそれぞれの導線に圧着
するよう前記横延在部材を位置させる。

他の実施例では前記掛金面に隣接して絶縁被覆
貫入部の各側部に保護壁を設け、前記絶縁被覆貫
入部間の距離に相当する距離だけ離間し前記細長
部材から突出する少なくとも２個の横延長突部を
前記定着手段に設け、前記横延長突部を前記コネ
クタに対する確実な位置でそれぞれの隣接する保
護壁間に収容して前記掛金面に掛合させる。

図面につき本発明を説明する。

第１図に１対の歪除去アダプタを取り付けた細
長い電気コネクタ１０を示し、このコネクタの前
端１２に中空前ハウジング１４を設け、この中空
前ハウジング１４を相手電気コネクタに整合し得
るものにする。更に後部誘電部材１６を設け、
157−82500−３で表示されるアムフエノール・コ
ネクタ（Amphenol Connector）に見られるよう
な複数個の絶縁剥離接点をこの後部誘電部材１６
によつて支持する。コネクタ１２の一端に端部フ
ランジ１８を設け、他端に端部フランジ２０を設
け、この端部フランジ２０にケーブル歪除去構造
２２を支持する。この電気コネクタの後部誘電部
材１６に１対の歪除去アダプタ２４を取り付け
る。図面に示すように、この電気コネクタに金属
板を成形して造つた１対の構成部材を設け、これ
等構成部材を合体して取り付けて誘電挿入部材を
保持する。この誘電挿入部材によつて後部誘電部
材１６を支持する。この構成部材の一方にはコネ
クタの内方に指向するフランジ４４を設ける（第
１及び７図参照）。

第２〜５図に各歪除去アダプタ２４を示し、こ
のアダプタの細長部材２６の一端に横突出端部２
８を設け、他端に横突出端部材３０を設ける。細
長部材２６の一側に即ち内側に複数個の内方に突
出する加圧部材又は加圧ブレード３２の形状の加
圧手段を設け、これ等加圧ブレードを電気コネク
タの絶縁剥離接点の間隔に対応して離間する。第
４及び７図に明示するように、各加圧部材３２に
はそれぞれの接点に取り付けた導線に掛合してそ
れを押圧する前面と、それぞれの導線に掛合する
際変形する突部３６とを設ける。この突部３６は
導線に掛合すると変形して導線に歪みを生じない
ように導線を更に内方に押圧する。この構造の電
気コネクタを第８図に符号１０４で示す。

第３，４，５及び７図に示すように、加圧部材
３２の若干に延長部３８を設け、この延長部３８
に横延長突部４０を形成してフツク状部材を形成
し、縦方向に延び内方に指向するフランジ４４の
下にこのフツク状部材を掛合させる。この構造に
より数個の特質が生ずる。まず第１に、アダプタ
を所定位置に取り付けた時、突部４０をフランジ
４４に圧着してアダプタが第７図で見て上方に移
動するのを防止し、導線に加わる力であつて導線
を外そうとする引張力に抵抗させることができ
る。第２に、アダプタの中心部にこのようなフツ
クを設ける時、中心部が膨脹する作用を除去する
ことができる。この効果は次に説明する掛金部材
５６によつて生じる。第３に、端部接点の位置に
対応するアダプタの各端部にこのようなフツクを
設けることによつてアダプタを容易に確実に正し
い位置に位置させることができ、従つて電気コネ
クタの後端にアダプタを迅速に接続することがで
きる。

第８図に於いて、ここに示す電気コネクタには
複数個の保護壁６０を設け、その間に電気接点を
配置する。第１図では端部保護壁６０に表面４８
（第１図参照）を有するように示したがこの表面
はコネクタ上にアダプタを配列するのを助ける。
アダプタの端部２８，３０のそれぞれの内面４
５，４６を保護壁の表面４８に摺動掛合させてこ
れ等内面４５，４６と加圧部材３２との間に端部
保護壁６０を設置する。横突出端部２８，３０を
細長部材２６から延長し、頂部横延在部材５０に
よつて細長部材２６と横突出端部材とを結合す
る。これ等細長部材と端部材とを加圧ブレードと
共に一体に単一ユニツトに成型することによつて
アダプタのための剛強性が得られる。

図面、特に第１，２，５，７及び９図から明ら
かなように、加圧部材３２を配置することと、保
護壁６０の表面４８に内面４５，４６を掛合させ
ることによつてアダプタを接点の長さ方向に動か
ないように安定する。

頂部横延在部材５０に複数個の突部５２を設
け、コネクタの前方向即ち第４図で見て下の方向
にこの突部５２を突出する。第５図に明示するよ
うに突部５２は１対の部材５４によつて細長部材
２６に連結されており、この部材５４は頂部横延
在部材５０から前方向に細長部材２６の横方向に
延び、アダプタ２４をその最終取付位置に回転し
た時複数個の保護壁６０の端部を収容するポケツ
トを形成する。従つて突部５２の掛金面５３をこ
れに対向する複数個の保護壁６０の面に掛合させ
る。保護壁６０を誘電挿入部材の端面の上方に延
在させ細長溝孔又は溝６１を形成する。第８図で
はこの溝６１内に導線１０６を挿入している。絶
縁剥離接点に終端させるため導線をこのコネクタ
本体に入れるためこの溝孔又は溝６１が存在す
る。アダプタを容易に除去し得るようにするため
複数個の開口５５を設けて、ねじ回し（第４図参
照）のような工具５７を収容し得るようにし、矢
にて示すように頂部材５０の面５１に向けこの工
具を回転し、掛金面５３を保護壁６０との掛合か
ら外す。

上述したように膨脹を防止する効果はこの掛金
部材５６のような掛金機構によつても生ずる。従
つてアダプタ２４の中心部に掛金としての突部５
２を設けるのが好適である。

他の実施例を第６図に示し、頂部材５０′に複
数個の前方に突出する掛金部材５６を設け、この
掛金部材をここから突出すると共に、保護壁６０
の間隔に対応するようにこれ等掛金部材を互いに
離間する。この実施例では、各掛金部材５６をそ
れぞれの保護壁の対向面に掛合させる。この掛金
部材の断面は第４図に示すものと同一である。こ
れ等掛金部材５６を第５図のように離間した群に
して設けてもよいし、アダプタの全長に沿い設け
てもよい。更に、掛金部材５６をアダプタの中心
部に設けるのが好適であり、このようにしてアダ
プタの後端で、即ち頂部材５０′の区域で膨脹が
生ずるのを防止する。

第７図は上述した要旨を一層明瞭に示し、コネ
クタと、アダプタと保護フードとの間の関係につ
いての有利な要旨を示す。第７図から明らかなよ
うに、誘電挿入部材５８はコネクタの後端から前
端まで延在しており、この誘電挿入部材５８は複
数個の離間した保護壁６０を担持している。上述
の米国特許第3959868号に開示された型式の絶縁
剥離接点を隣接する保護壁間に取り付ける。この
接点は絶縁被覆に貫入する絶縁被覆貫入部６２を
有し、第７図に符号６４，６６にて示したそれぞ
れの導線にこの絶縁被覆貫入部６２を貫入させ電
気的機械的に接続させる。この絶縁被覆貫入接点
には後方に向く肩部６８と前方に向く肩部７０と
を有する中間部６６を設け、これ等肩部６８，７
０を挿入部材の突部７２の両面に掛合させ、接点
が後方及び前方にそれぞれ移動するのを防止す
る。各接点に作用部７４を設け、相手電気コネク
タに整合掛合するようコネクタの前方にこの作用
部を突出する。この電気コネクタの前端に即ち第
７図で見て下端に第１シエル部７６と第２シエル
部７８とを設け、これ等シエル部にコネクタの外
方に突出する掛合フランジ部をそれぞれ設けてフ
ランジ８０を形成する。第２シエル部７８に内方
に指向するフランジ４４を設け、間隙８２にて示
すように誘電挿入部材の後方に向く面８４からこ
のフランジ４４を離間する。上述したように、加
圧部材３２の延長部３８と横延長突部４０とをフ
ランジ４４に掛合させ、アダプタ２４をその取付
位置に動かす時、フランジ４４の周りに延長部３
８と横延長部４０とを回動させる（第８図参照）。

本発明の重要な要旨は電気コネクタを設けた保
護フードと共に使用し得るアダプタを設ける点に
ある。第７図では保護フード８６に１対の離間し
た側壁９４，９６と、頂壁９２と端壁とを設け、
これ等壁によつて室８８を構成し、１対のアダプ
タを取り付けた電気接点の後端をこの室に収容し
得るようにする。端壁とは反対側のフード８６の
端部を常時開き、内部にケーブルを収容し、この
ケーブルを第１図のケーブル歪除去構造２２に支
持する。側壁９４，９６に底端縁９８を設け、こ
の底端縁９８をフランジ８０に摺動掛合させると
共にこのフランジ８０によつて底端縁９８を支持
する。フード８６をコネクタの後端に摺動させ
る。側壁９４，９６のおのおのに横方向内方に延
びるリブ１００を設け、フランジ４４と、前方に
向く面１０２との間にこのリブ１００を収容し、
フードが後方に除去されるのを防止する。

第８及び９図に於いて、他の実施例と共に電気
コネクタの後端を拡大して詳細に示す。第８図か
ら明らかなように、誘電挿入部材５８には導線を
締め付けるように導線より小径の複数個の締め付
け開口１０４を設け、歪除去アダプタが無い場合
でもコネクタのための歪除去機構を構成する。第
８図では、絶縁剥離接点部６２内で電気的機械的
に終わるように複数個の導線１０６，１０８，１
１０を図示する。第８及び９図に示した歪除去ア
ダプタ２４′は上述の歪除去アダプタとほぼ同一
であり、同一部分には同一符号にダツシユを付し
て示した。しかし２個の主要な相違点があり、そ
れを次に説明する。まず加圧部材３２の突部３６
が無い。その代わり、加圧部材３２には狭小部１
１２があり、歪除去機構の開口１０４にこの狭小
部１１２を設け、この狭小部を歪除去機構の開口
１０４に入れてそれぞれの導線に押圧する。第２
に、頂部材５０″には少なくとも１対の横延在部
材１１４，１１６を有し、この横延在部材の末端
に横部材１１８を設ける。保護壁６０の端部を収
容する凹所を部材１１４，１１６及び１１８によ
つて形成し、横部材１１８に掛金面１１９を設
け、第９図に示すように保護壁６０の対向面に掛
金面１１９を掛合させる。この掛金面を中心に設
けるのが好適であり、歪除去アダプタ２４′にこ
のような掛金面を複数個設けること勿論である。

本発明により構成した歪除去アダプタは実質的
に剛強構造であるが、掛金の区域で可成り可撓性
であり、掛金を釈放するよう掛合させることがで
きる。このように所要の可撓性を有しながら希望
する剛性を確保するためには「ノリール
（NORYL）SE−O225」（商品名）のような弾性
プラスチツク材料からアダプタを成型することに
よつて可能である。

要するに、本発明の目的はこのようにして達成
され、フードが接点に対して直角方向である通常
の直角保護フードをアダプタ構造に利用でき、圧
力部材を確実に配列することができ、アダプタが
上方に持ち上げることがなく、しかも中心部が膨
脹することがなく、端部掛金は無いが釈放し得る
よう掛合し得る後部掛金を有し、この後部掛金に
より中心が膨脹するのを防止する。

上述したところは本発明の数例を示すに過ぎ
ず、本発明は特許請求の範囲内で種々の変更を加
えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により構成した１対の歪除去ア
ダプタと、保護フードを除去した細長い電気コネ
クタとを示す斜視図、第２図は第１図の歪除去ア
ダプタの一方の一部を切除した平面図、第３図は
歪除去アダプタの側面図、第４図は第３図のアダ
プタの−線上の断面図、第５図は第３図の反
対側を示す歪除去アダプタの側面図、第６図は第
５図とほぼ同様であるが、歪除去アダプタのため
の異なる掛金機構を示し、第７図はコネクタと、
このコネクタの絶縁開放接点と、絶縁導線と、歪
除去アダプタとの間の関係、及びコネクタと、歪
除去アダプタと、保護フードとの間の関係を示す
もので、保護フードと、それに取り付けた第１〜
５図の歪除去アダプタとを有する細長い電気コネ
クタの断面図、第８図はコネクタの歪除去部に突
出する圧力部材の部分と、第５及び６図に示すも
のとは異なる掛金構造とを有する歪除去アダプタ
を有する細長い電気コネクタの一部の斜視図、第
９図は第８図のアダプタを一部変形して示す断面
図である。 １０……電気コネクタ、１２……前端、１４…
…中空前ハウジング、１６……後部誘電部材、１
８，２０……端部フランジ、２２……ケーブル歪
除去構造、２４……歪除去アダプタ、２６……細
長部材、２８，３０……横突出端部材、３２……
加圧部材又は加圧ブレード、３６……突部、３８
……延長部、４０……横延長突部、４４……フラ
ンジ、４５，４６……内面、４８……表面、５０
……頂部横延在部材、５１……面、５２……突
部、５３……掛金面、５４……部材、５５……開
口、５６……掛金部材、５７……工具、５８……
誘電挿入部材、６０……保護壁、６１……細長溝
孔又は溝、６２……絶縁被覆貫入部、６４，６６
……導線、６８，７０……肩部、７２……突部、
７４……作用部、７６……第１シエル部、７８…
…第２シエル部、８０……フランジ、８２……間
隙、８４……面、８６……保護フード、８８……
室、９０……端壁、９２……頂壁、９４，９６…
…側壁、９８……底端縁、１００……リブ、１０
２……面、１０４……開口、１０６，１０８，１
１０……導線、１１２……狭小部、１１４，１１
６……横延在部材、１１８……横部材、１１９…
…掛金面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 細長い後部誘電部材１６と、この後部誘電部
   材によつて離間して支持される複数個の絶縁剥離
   接点と、前記後部誘電部材に連結され他の電気コ
   ネクタに整合するハウジング１４とを有する電気
   コネクタの歪除去アダプタにおいて、細長部材２
   ６と、前記絶縁剥離接点に導線を押圧するため導
   線を加圧するよう前記細長部材によつて担持され
   た加圧部材３２と、前記コネクタに前記細長部材
   を取付ける繋止手段とを具え、導線に加わる外方
   への力に基因して前記細長部材が膨脹するのを防
   止する手段であつて前記ハウジングと前記後部誘
   電部材とに掛合する膨脹防止手段を前記繋止手段
   が具えることを特徴とする歪除去アダプタ。 ２ 前記絶縁剥離接点に対応して離間した複数個
   の加圧ブレードを前記加圧部材に設け、それぞれ
   導線に掛合する前面と、導線に内方に向く付加的
   な力を加えるため前記前面から前方に突出する突
   部とを各前記加圧ブレードに設けた特許請求の範
   囲第１項に記載の歪除去アダプタ。 ３ 前記後部誘電部材には肩部を有する後面を設
   け、前記後部誘電部材と前記ハウジングとの整合
   区域にフランジを設け、前記肩部に掛合する第１
   手段と、前記フランジに掛合する第２手段とを前
   記繋止装置に設けた特許請求の範囲第１項に記載
   の歪除去アダプタ。 ４ 前記フランジに掛合するフツク状部材を前記
   第２手段に設けた特許請求の範囲第３項に記載の
   歪除去アダプタ。 ５ 前記細長部材に沿つて離間した複数個のフツ
   ク状部材を前記第２手段に設けた特許請求の範囲
   第３項に記載の歪除去アダプタ。 ６ 前記後部誘電部材の前記後面の肩部に掛合す
   る掛金面を有し前記細長部材から突出する少なく
   とも１個の掛金を前記第１手段が有する特許請求
   の範囲第３項に記載の歪除去アダプタ。 ７ 前記細長部材から突出する第１部材と、前記
   掛金面を担持して前記第１部材から突出する第２
   部材とを前記掛金に設けた特許請求の範囲第６項
   に記載の歪除去アダプタ。