JPS6350528Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350528Y2 JPS6350528Y2 JP19707281U JP19707281U JPS6350528Y2 JP S6350528 Y2 JPS6350528 Y2 JP S6350528Y2 JP 19707281 U JP19707281 U JP 19707281U JP 19707281 U JP19707281 U JP 19707281U JP S6350528 Y2 JPS6350528 Y2 JP S6350528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- spool
- pressure
- pilot valve
- solenoid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 27
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本件考案は油圧回路等の流体回路圧力をソレノ
イドに作用させた電流値と比例させて可変調整す
べく構成した電磁比例圧力制御弁に関するもので
ある。
イドに作用させた電流値と比例させて可変調整す
べく構成した電磁比例圧力制御弁に関するもので
ある。
従来から、ソレノイドにて可変調整するポペツ
ト弁をパイロツト弁とし、該パイロツト弁のソレ
ノイドによる変化により、スプール式のリリーフ
弁や減圧弁の圧力を制御する電磁比例圧力制御弁
は出願されている。
ト弁をパイロツト弁とし、該パイロツト弁のソレ
ノイドによる変化により、スプール式のリリーフ
弁や減圧弁の圧力を制御する電磁比例圧力制御弁
は出願されている。
しかし、従来のものは、ソレノイドとパイロツ
ト弁とスプールを並列に設けたものであり、バル
ブ全体として大きくなり、バルブ本体の加工も複
雑であつたのである。これに対して本件考案の電
磁比例圧力制御弁はソレノイド、パイロツト弁、
スプールの三者を弁装置に直列に配置し、1本の
棒状の形状とし、小形、軽量、安価なものとした
のである。
ト弁とスプールを並列に設けたものであり、バル
ブ全体として大きくなり、バルブ本体の加工も複
雑であつたのである。これに対して本件考案の電
磁比例圧力制御弁はソレノイド、パイロツト弁、
スプールの三者を弁装置に直列に配置し、1本の
棒状の形状とし、小形、軽量、安価なものとした
のである。
本件考案の目的は以上の如くであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて、本件考案の
構成を説明すると。
面に示した実施例の構成に基づいて、本件考案の
構成を説明すると。
第1図は電磁比例圧力制御弁のうちリリーフ弁
の側面断面図。
の側面断面図。
第2図は電磁比例圧力制御弁のうち減圧弁の側
面断面図である。
面断面図である。
第1図のリリーフ弁、第2図の減圧弁は大部分
の部品が互換性があり、唯スプール4と、減圧弁
用のスプール9との間で交換すれば、どちらの用
途にも利用できるのである。
の部品が互換性があり、唯スプール4と、減圧弁
用のスプール9との間で交換すれば、どちらの用
途にも利用できるのである。
まず第1図のリリーフ弁について構造を説明す
ると。
ると。
弁ケース1内に右側の開口からリリーフ弁用の
スプール4を挿入し、次に閉止体11を挿入し
て、閉止体11はスナツプリング26を嵌入し、
抜け止めを行なう。
スプール4を挿入し、次に閉止体11を挿入し
て、閉止体11はスナツプリング26を嵌入し、
抜け止めを行なう。
次に弁ケース1の左側の開口より、シート部3
をバネ20をセツトして、リリーフ弁用のスプー
ル4の内孔に嵌挿し、更に閉止体11の内孔にも
嵌挿して閉止体11の雌螺子部に螺装し、弁ケー
ス1の外方まで突出させる。
をバネ20をセツトして、リリーフ弁用のスプー
ル4の内孔に嵌挿し、更に閉止体11の内孔にも
嵌挿して閉止体11の雌螺子部に螺装し、弁ケー
ス1の外方まで突出させる。
そして弁ケース1の外部への突出部には、螺子
部にロツクナツト12を螺装して、シート部3の
回動を固定する。シート部3の外方への突出部端
には、調整の為のドライバー係合用溝3cが切れ
ており、ロツクナツトを緩めた状態でドライバー
にて回動し、雌螺子部11aに対して、シート部
3の雄螺子部を相対移動し、パイロツト弁2の圧
力を調整可能としている。
部にロツクナツト12を螺装して、シート部3の
回動を固定する。シート部3の外方への突出部端
には、調整の為のドライバー係合用溝3cが切れ
ており、ロツクナツトを緩めた状態でドライバー
にて回動し、雌螺子部11aに対して、シート部
3の雄螺子部を相対移動し、パイロツト弁2の圧
力を調整可能としている。
更に弁ケース1の左側開口からシート部3の弁
座3aに向けてパイロツト弁2のポペツト弁部2
aを当て、バネ18を介装し、更にバネ受け19
を当てる。
座3aに向けてパイロツト弁2のポペツト弁部2
aを当て、バネ18を介装し、更にバネ受け19
を当てる。
パイロツト弁のバネ受け19かららの左方への
突出部に可動鉄心5をピン23にて枢結固定す
る。そして、可動鉄心5の摺動ガイドを行なうガ
イド筒25とバネ受け19の支持体17を左方か
ら弁ケース1の孔内に挿入する。
突出部に可動鉄心5をピン23にて枢結固定す
る。そして、可動鉄心5の摺動ガイドを行なうガ
イド筒25とバネ受け19の支持体17を左方か
ら弁ケース1の孔内に挿入する。
このガイド筒25の外周に弁ケース側からスペ
ーサー16、固定鉄心15,14,13を嵌挿
し、次にソレノイド7を嵌挿し、更に固定鉄芯2
4を嵌挿している。
ーサー16、固定鉄心15,14,13を嵌挿
し、次にソレノイド7を嵌挿し、更に固定鉄芯2
4を嵌挿している。
そして、ガイド筒25内に調整鉄心6を入れ、
これらの外周を覆う弁カバー10を外側に外嵌
し、弁カバー10と弁ケース1の間は弁カバー1
0からボルト22等により締結している。弁カバ
ー10に蓋体8が固定されており、蓋体8の雌螺
子部8aに調整鉄心6が螺装されている。
これらの外周を覆う弁カバー10を外側に外嵌
し、弁カバー10と弁ケース1の間は弁カバー1
0からボルト22等により締結している。弁カバ
ー10に蓋体8が固定されており、蓋体8の雌螺
子部8aに調整鉄心6が螺装されている。
調整鉄心6の左端に設けられたドライバー係合
孔6aにドライバーを係合して、調勢の為に回動
した後にロツクナツト29にて固定する。
孔6aにドライバーを係合して、調勢の為に回動
した後にロツクナツト29にて固定する。
弁カバー10の外周に端子ボツクス21が固設
されて、ここから制御信号がソレノイド7へ送ら
れている。
されて、ここから制御信号がソレノイド7へ送ら
れている。
以上のような構成において、本件考案の作用を
説明すると。
説明すると。
弁ケース1の圧油流入口1aより圧油が送油さ
れて、油路1cへ入る。油路1c内の圧油の1部
は間隙4bよりスプール4の背室4dに入り、ス
プール4を左方向へ移動させる力を発揮する。他
方、油路1cの圧油はスプールの油孔4aより間
隙4cを経て、スプール4の左側の背室Aにも至
るのである。両背室4d,A共に密閉されていれ
ば、スプール4は左右どちらの方向へも移動しな
いのであるが、左側の背室A内の圧油はシート部
3の油孔3bより油室Bに至り、パイロツト弁2
のポペツト弁2aを押してパイロツト弁室Cへ圧
油が洩れるのである。これでスプール4の左右の
バランスが崩れ、スプール4は左方へ移動し、ス
プール4の切欠部4eが油路1cと1d間を連通
させて、圧油流入口1aと圧油排出口1bが連通
し、圧油はリリーフされるのである。
れて、油路1cへ入る。油路1c内の圧油の1部
は間隙4bよりスプール4の背室4dに入り、ス
プール4を左方向へ移動させる力を発揮する。他
方、油路1cの圧油はスプールの油孔4aより間
隙4cを経て、スプール4の左側の背室Aにも至
るのである。両背室4d,A共に密閉されていれ
ば、スプール4は左右どちらの方向へも移動しな
いのであるが、左側の背室A内の圧油はシート部
3の油孔3bより油室Bに至り、パイロツト弁2
のポペツト弁2aを押してパイロツト弁室Cへ圧
油が洩れるのである。これでスプール4の左右の
バランスが崩れ、スプール4は左方へ移動し、ス
プール4の切欠部4eが油路1cと1d間を連通
させて、圧油流入口1aと圧油排出口1bが連通
し、圧油はリリーフされるのである。
この圧油のリリーフ圧が、パイロツト弁2のシ
ート部3への押しつけ力により変化するのであ
る。このパイロツト弁をシート部に押しつける力
は、バネ18のバネ力とソレノイド力の加えたも
のであり、ソレノイドの力は電流の変化として、
端子ボツクスから自動制御のフイードバツク信号
等として与えられるのである。しかし、バネ18
のバネ力と、ソレノイド7の力は組立て誤差や部
品間の誤差が出やすいものであり、製品検査の段
階でパイロツト弁の押し付け力を一定の電流値に
対し一定にする必要があり、シート部3の突出部
に設けたドライバー係合溝3cにドライバーを当
てて回動し、シート部3を左右に微妙に移動させ
調節するのである。1eはパイロツト弁2の弁室
に入つた圧油の排出口であり、シート部3の油孔
3dより溢出してくるのである。
ート部3への押しつけ力により変化するのであ
る。このパイロツト弁をシート部に押しつける力
は、バネ18のバネ力とソレノイド力の加えたも
のであり、ソレノイドの力は電流の変化として、
端子ボツクスから自動制御のフイードバツク信号
等として与えられるのである。しかし、バネ18
のバネ力と、ソレノイド7の力は組立て誤差や部
品間の誤差が出やすいものであり、製品検査の段
階でパイロツト弁の押し付け力を一定の電流値に
対し一定にする必要があり、シート部3の突出部
に設けたドライバー係合溝3cにドライバーを当
てて回動し、シート部3を左右に微妙に移動させ
調節するのである。1eはパイロツト弁2の弁室
に入つた圧油の排出口であり、シート部3の油孔
3dより溢出してくるのである。
第2図に示された減圧弁の構造と殆んど同じで
ある。
ある。
減圧弁用のスプール9は切欠部9eが平常の状
態で圧油流入口1aと圧油排出口1bの間を連通
させているが、前述と同じようにスプール9の左
右の背室9dとAの圧力差がパイロツト弁2への
圧油の洩れにより生ずることにより、スプール9
が左方向へ移動し、切欠部9eにより連通してい
た圧油流入口1aと圧油排出口1bの間が徐々に
閉鎖されてきて、圧油排出口1bから出てゆく圧
油の圧力が減圧されてくるのである。
態で圧油流入口1aと圧油排出口1bの間を連通
させているが、前述と同じようにスプール9の左
右の背室9dとAの圧力差がパイロツト弁2への
圧油の洩れにより生ずることにより、スプール9
が左方向へ移動し、切欠部9eにより連通してい
た圧油流入口1aと圧油排出口1bの間が徐々に
閉鎖されてきて、圧油排出口1bから出てゆく圧
油の圧力が減圧されてくるのである。
その他の部分の構造は、リリーフ弁の場合と同
様である。
様である。
パイロツト弁室Cに入つた圧油はバネ受け19
の開孔19aを通過して、可動鉄心5の摺動する
ガイド筒10内にも入る。そして、可動鉄心5の
動きをよくする潤滑油の役目も兼ねているのであ
る。調整鉄心6をドライバーにて回動させて、左
右に移動させると可動鉄心5の摺動限界が調整さ
れるのである。ソレノイド7が励磁されると可動
鉄心5は励磁力が強いほどシート部に向けて、パ
イロツト弁2が押しつけられる方向に働らくので
ある。
の開孔19aを通過して、可動鉄心5の摺動する
ガイド筒10内にも入る。そして、可動鉄心5の
動きをよくする潤滑油の役目も兼ねているのであ
る。調整鉄心6をドライバーにて回動させて、左
右に移動させると可動鉄心5の摺動限界が調整さ
れるのである。ソレノイド7が励磁されると可動
鉄心5は励磁力が強いほどシート部に向けて、パ
イロツト弁2が押しつけられる方向に働らくので
ある。
以上の如く本件考案は、電磁比例圧力制御弁に
おいて、ソレノイド、パイロツト弁、スプールを
直列に配置し、パイロツト弁のシート部を弁の作
動方向へ摺動可能とし、シート部の他端をスプー
ル内部を貫通させて外部に取り出し、圧力調整を
可能としたので、従来の電磁比例圧力制御弁にお
いては、パイロツト弁とスプレーを並列に配置し
ていたために、バルブ全体として大きく、バルブ
本体の加工も複雑であつたが、本考案により、小
形、軽量、安価なバルブを提供できるようになり
シート部をスプールの内部を貫通したことにより
鉄芯の調整部を上端に、パイロツト弁のバネ圧の
調整部を下端に、一本の棒の上下に調整部を配置
することができるようになつたのである。
おいて、ソレノイド、パイロツト弁、スプールを
直列に配置し、パイロツト弁のシート部を弁の作
動方向へ摺動可能とし、シート部の他端をスプー
ル内部を貫通させて外部に取り出し、圧力調整を
可能としたので、従来の電磁比例圧力制御弁にお
いては、パイロツト弁とスプレーを並列に配置し
ていたために、バルブ全体として大きく、バルブ
本体の加工も複雑であつたが、本考案により、小
形、軽量、安価なバルブを提供できるようになり
シート部をスプールの内部を貫通したことにより
鉄芯の調整部を上端に、パイロツト弁のバネ圧の
調整部を下端に、一本の棒の上下に調整部を配置
することができるようになつたのである。
第1図は電磁比例圧力制御弁のうちリリーフ弁
の側面断面図、第2図は同じく電磁比例圧力制御
弁のうち減圧弁の側面断面図である。 1……弁ケース、2……パイロツト弁、3……
シート部、4……リリーフ弁のスプール、7……
ソレノイド、9……減圧弁のスプール。
の側面断面図、第2図は同じく電磁比例圧力制御
弁のうち減圧弁の側面断面図である。 1……弁ケース、2……パイロツト弁、3……
シート部、4……リリーフ弁のスプール、7……
ソレノイド、9……減圧弁のスプール。
Claims (1)
- 電磁比例圧力制御弁において、ソレノイド、パ
イロツト弁、スプールを直列に配置し、パイロツ
ト弁のシート部を弁の作動方向へ摺動可能とし、
シート部の他端をスプール内部を貫通させて外部
に取り出し、圧力調整を可能としたことを特徴と
する電磁比例圧力制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19707281U JPS58102808U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 電磁比例圧力制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19707281U JPS58102808U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 電磁比例圧力制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58102808U JPS58102808U (ja) | 1983-07-13 |
JPS6350528Y2 true JPS6350528Y2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=30110292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19707281U Granted JPS58102808U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 電磁比例圧力制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58102808U (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19707281U patent/JPS58102808U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58102808U (ja) | 1983-07-13 |
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