JPS63503200A - アミログルコシダーゼとジモモナスモビリスを用いて前処理液化澱粉をエタノールに転化する方法 - Google Patents

アミログルコシダーゼとジモモナスモビリスを用いて前処理液化澱粉をエタノールに転化する方法

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JPS63503200A JP62502806A JP50280687A JPS63503200A JP S63503200 A JPS63503200 A JP S63503200A JP 62502806 A JP62502806 A JP 62502806A JP 50280687 A JP50280687 A JP 50280687A JP S63503200 A JPS63503200 A JP S63503200A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、発明の名称 アミログルコシダーゼとジモモナスモビリスを用いて前処理液化澱粉をエタノー ルに転化する方法2、発明の背景 (1)発明の分野 本発明は好ましくは微好気性条件下で高効率菌株細菌ジモモナスモビリスを用い て前処理液化澱粉をエタノールに転化する方法に関するものである。
(2)先行技術 エタノールの伝統的製法は酵母を使用する2段階バッチ法で実施し、その第1段 階では成長段階と呼ばれる酵母の好気性増殖を必要とし、第2段階では少量の酸 素の存在あるいは不在においてエタノールの嫌気性製法を必要とする。前記エタ ノール生成の第2段階中酵母をさらに増殖させるために、僅少の空気または酸素 の添加を必要とする。全工程の効率を沈澱法または遠心分離法を使用して増大さ せる場合は後者が必要である。酵母発酵が本質的に生長とエタノール生成速度と の一致にかかっているので、エタノール生成を最も効果的にするためには、生長 強化物質化又は通気をきめ細かく制御して培養基を補足する必要がある。
伝統的な酵母発酵法(第2段階)は従って1 m l当り約500万乃至100 0万細胞という大型接種物によっている。発酵の好ましい最適温度は30℃と4 0℃との間で、発生熱は冷却装置を使用して制御する必要がある。9%乃至11 %(v/v)のエタノールを得る発酵時間は第2段階又は半連続発酵装置法で4 0乃至60時間である。この発酵時間は接種物密度を細胞再循環法によって80 乃至100倍だけ増大させて10時間にまで短縮できる。しかし、澱粉氷解物の エタノール転換法の原価効率を考えた場合、最大限の利用効率と11%(v/v )エタノールを得るには第2段階法の3乃至5基の発酵槽を用いて新鮮な酵母を 発酵装置工程で連続添加する方法が好ましい。
エタノール生成の2つ目の方法は周知の細菌ジモモナスモビリス(ジョージ ウ ニストン リミテッド名義のヨーロッパ特許第47641号参照)を利用するも のである。この方法はまた酵母ハツチ発酵で上述した2段階法であるが、細菌は その生長段階(第1段階)の空気添加を必要としないが、その代りに十分な窒素 を供給し条件を嫌気性にしておく必要がある。エタノール生成工程の第2段階中 は糖濃度を6%(W/v)以下に保たねばならないので、濃縮糖溶液を段階的に 間断な(ずっと添加する必要がある。好ましい温度は28℃乃至33℃、好まし いpHは5.5である。この方法では、栄養素をさらに必要とするのと同様に窒 素の供給も必要である。
エタノール生成の第3の方法は上述した2段階法におけるジモモナスモビリスの 固定化酵母又は菌株を用い、そのおのおのに、制限量の糖(10%(w/v)) が含まれるようにする(田辺製薬株式会社名義の英国特許第2055121号参 照)。
エタノール生成の第4法は周知であって、これはジモモナスモビリスを細胞再循 環(オーストラリア特許第AU−B−67696/81号)と共に連続利用する か、あるいは柔毛性ジモモナスモビリス菌株を半バッチ培養条件(オーストラリ ア特許AU−B−78199/81号)下で利用するものである。両者の場合と も、発酵温度を30℃に制細し、pHを5.0に抑え、培養基には1t!あたり 5乃至10g酵母抽出物の添加で純粋グルコースを含有させる。
酵母発酵の場合、炭素源転換の代表例はスクロース、グルコース、糖みつ、さと うきびジュースおよび澱粉氷解物で周知のものであるが、前記ジモモナスモビリ ス発酵の場合、代表例はグルコースに限られ、また固定化細胞の場合、グルコー スおよび糖蜜に限られるが、本発明者の先の特許出願では、スクロース、糖蜜、 さ′とうきびシロップ、テンサイ糖シロップおよびグルコースとフルクトースの 混合物に限られている。
3、発明の概要 本発明の目的は非固定又は固定化形態あるいはその双方の組合せで、酸素アミロ グルコシダーゼ(EC3゜2.1.3)及びジモモナスモビリスの総合作用を利 用しテ穀物、トウモロコシおよびカッサバの前処理液化澱粉のような澱粉物質か らのエタノール生成の方法を提供することにある。
本発明の他の目的はこの転化法を単一段階法で実施するエタノール生成方法を提 供することにある。
本発明のその他の目的はこの転化法を発酵培養基の存在において実施し、その際 澱粉成分濃度が10%(w/v)を越えるようにしたエタノール転化法を提供す ることにある。
本発明のさらに他の目的はエネルギー投入量の少ない単一段階バッチ発酵、ある いは、必要の場合はこの培養法の調整装置たとえば、流加半連続発酵装置、連続 又は多段階システムを利用するような方法を提供することにある。
伝流な態様において、本発明は、次の工程を特徴とする発酵槽での前処理液化澱 粉物質からのエタノール生成の方法にある。
(a)前処理液化澱粉物質を糖化し、酸素アミログルコシダーゼによりグルコー スにする工程、および(b) 発9 培i iの存在において微生物ジモモナス モビリスを使用してグルコースを発酵させてエタノールにする工程。
「前処理液化澱粉」は植物物質を含む澱粉の湿式または乾式製粉から得られるモ リトリン、デキストリン、澱粉、脂質および蛋白質の複合混合物であり、その生 成物を天然、化学あるいは酸素薬剤で処理して澱粉の粘度を低下させ、従って比 較的高い濃度をその後の発酵工程あるいはその他食品産業に使用できる。
好ましくは、糖化と発酵工程を同一発酵槽において単一段階工程で実質的に同時 に実施する乙とであり、添加されるアミログルコシダーゼの量をなるべきなら調 整あるいは調節して、発酵の前あるいは発酵と同時に十分なグルコースが糖化に より常に生成されて、発酵速度ジモモナスモピリスにより要求されるエタノール の発生に合わせる。
「単一段階法」を生長と生産相が同一発酵槽で起きる方法と規定する。工程の開 始を発酵培養基の入った発酵槽に添加されたジモモナスモビリスを含有するシー ド培養によるか、或いは先の発酵運転からの発酵培養基の一部を含有する発酵槽 に発酵培養基を添加によるいずれかで実施する。前記培養基にはジモモナスモビ リスが含まれている。
発酵を好ましくζよ微好気性条件下で実施する。
「微好気性条件」とは発酵槽にガス(酸素、空気窒素等)を添加しないで、発酵 培養基面を大気に暴露する状態を規定する。前記ジモモナスモビリス生物体は、 エタノールの生長と生成に空気または酸素(好気性の)または窒素(嫌気性の) を必要としないが、発酵培養基面の空気の存在を許容できる。
前記微生物ジモモナスモビリスの好ましい菌株をオーストラリア連邦国、クイン スランド州、セント ルシー7に所在のザ ユニバシティー オブ クインスラ ンド、微生物学部の培養物コレクションに寄託番号筒UQM2716号、第UQ M2841号及び第UQM2864号に基づいて寄託すると共に、アメリカ合衆 国、メリーランド州 20952.ロックビル、パークローンドライブ 123 01に所在のアメリカ型培養物コレクション(A、TCC)に1984年4月2 4日に寄託番号第39676号及び第53432号に基づいて、1986年1月 17日に寄託番号第53431号に基づいてそれぞれ寄託した。
前記第UQM2716号菌株を連続培養技術を用いてイギリス国、アバディーン 、アッベイロード、ドアレイリサーチステーションに所在の工業バクテリヤの国 際コレクシぢン(National Co11ection of Indus trial Bacteria)における寄託番号第NClB11199号と、 ATCC寄託番号第29191号と、ザ ユニバシティー オブ クインスラン ドの寄託番号筒UQM2007号とに基づいて寄託した菌株から選択誘導したも のである。選択を、親株筒UQM2007号に対するスクロース転換の改善能力 と代謝速度で決める。
前記第UQM2864号菌株は第UQM2716号菌株からの誘導フルクトース 利用陰性変異体であり、第3菌株第UQM2841号は第UQM2007号菌株 からの誘導フルクトース利用陰性変異体である。菌株は非固定化又は固定化品種 でもよく、またその変異体又は変異株も利用できる。
前処理液化澱粉を好ましくは穀物(たとえば、小麦、大麦、燕麦、ライ麦、ライ コムギ、トウモロコシ、カッサバ、クズウコン等)から得ることであり、それを 濾過または不濾過、あるい(よその他指定支持体であればどのようなものの組合 わせで可溶性にした形で発酵槽に供給できる。澱粉物質に適用される前処理法は その物質に左右される。
本発明の商業的に実現された主要点は、第三者供給者が発酵槽運転者に、生成物 の化学的未確定(「複合」)混合物の形になっている前処理液化澱粉を供給でき ることである。前記混合物は前記供給者によって企業秘密として通常取扱われて いる酵素法または非酵素法で生成される。
好ましくは、澱粉成分が10%乃至30%(w/v)の濃度範囲であることであ るが、単一バッチ発酵における最大エタノール収量又は連続供給システムにおい てそれ以上の収量を得るためにさらに好ましくは15%乃至20%(w/v)の 濃度範囲である。
好ましくは、発酵培養基には次の成分のうち1つ以上が含まれる。アミログルコ シダーゼ(EC3,2゜1.3)と、ペプトン(カゼイン氷解物)と、酵母抽出 物ト、燐酸二水素カリウム(またはアンモニウムまたはナトリウム)と、硫酸ア ンモニウム、または水酸化アンモニウムあるいは尿素及び硫酸マグネシウム。
アミログルコシダーゼの例外はあるが、前記成分をおのおの約0.01%乃至0 .5%の範囲、好ましくは、0.2%の濃度で備える。前記成分アミログルコシ ダーゼをむしろ11当り10乃至100mgすなわち澱粉1g当り0.32乃至 1,0Gpuの濃度範囲で備え、それによってGpuがグルコース生成ユニット (1つのユニットは55℃の温度、pi44.5で3分間に可溶澱粉から1.0 mgのグルコースを遊離させる)における酵母活性を湿す。前記成分酵母抽出物 とペプトン(カゼイン氷解物)をパントテン酸カルシウムまたはβアラニンで置 換できる。
アミログルコシダーゼは例外として、上記の培養基成分を、適当な濃度のとうも ろこし浸漬液、さとうきびジュースまたはシロップあるいは糖蜜で置換できる。
好ましくは、発酵工程のpHを3.5乃至7.0の範囲内におくが、初期pHを 4.5乃至7.0に、特に3.9乃至5.0の調整が好ましい。変形例としてp Hの調整を使用せず、前処理液化澱粉・とうもろこし浸漬液混合物の初期pHを 通常約4.1とし、またこの自然pHを約4.3乃至5.0に微調整し、4゜3 乃至4.5の範囲にすることが好ましい。その時発酵が進むが、pHを前記混合 物の自然緩衝作用で保持する。これが工程にとって重要な経済的利点となる。
発酵槽内の温度を25℃乃至40℃の範囲に保持することであるが、30℃乃至 35℃に恒温調整することが好ましい。
4好ましい実施態様の詳細な説明 本発明を完全に理解できるように、本発明の好ましい実施例を以下に詳述する。
第1実施例 600gのマルトリン(DEIO)を21の蒸留類に可溶化した。75gのとう もろこし浸漬液(50%固形分)の添加後、混合物を5乃至10分間92℃の温 度に加熱し、44発酵槽に移動した。冷却後その量に蒸留水を加えて2700  m lにした。この発酵培養基に澱粉1gあたり0.64Gpu等量のアミログ ルコシダーゼを添加しtこ。10%(W/v)グルコース、0.2%(w/v) 酵母抽出物、0.2%(W/v)カゼイン氷解物(ペプトン)、0.2%(W/ v) 燐酸二水素カリウム、0.2%(W/V)水和硫酸マグネシウム、0.2 %(w/v)硫酸アンモニウムを含有する培養基で37℃の温度で生長させた1 2乃至24時間シード培養ジモモナスモビリスを300 m l 発酵槽に添加 した。
初期pHを4,8に導いて、アルカリ性2N(たとえば11当り80gのNa0 H)の添加によりpbを4.5に調節した。35℃の温度で15Orpmの攪拌 速度で培養を実施した。
15時間後、エタノール生成が最高に達し、エタノール濃度が11当り78gす なわち9.78%(v1500gのマルトリンM−100を5乃至10分間92 ℃の温度で加熱した2j’の蒸留水で可溶化して、41発酵槽に移動させた。ペ プトン(カゼイン氷解物)、酵母抽出物、燐酸二水素カリウム、硫酸アンモニウ ム又は尿素又はアンモニヤ又は燐酸二水素アンモニウム及び水和硫酸マグネシウ ムのいずれか1つ以上を含み、おのおのの成分が0.2%(w/v)の濃度をも つ200 m lの培養基を無菌にして添加し、それによってペプトンと酵母抽 出物をパントテン酸カルシウムで置換できるか、あるいは全培養基を適量のとう もろこし浸漬液、さとうきびシロップ、糖蜜またはテンサイシロップの添加で置 換できる。
第2実施例に説明したように生長に12乃至24時間シード培養ジモモナスモビ リスの300 m lを、1g 当す0 、64 G p u等量のアミログル コシダーゼとともに発酵槽に添加した。初期pHを5.0に導き、アルカリ性2 N(たとえば1JNaOH当り80g)の添加によってpHを4.5に調節した 。35℃の温度で15Orpmの攪拌速度で培養を実施した。
15時間後、エタノール生成が最高に達し、エタノール濃度が11当り78gす なわち9.36%(v/V)になった。
第3実施例 で溶融し、10分間92℃に加熱した。700 m j中で、9gのWJft抽 出物、9 gのペプトンおよび各6gの燐酸二水素カリウム、水和硫酸マグネシ ウムおよび硫酸アンモニウムを溶融する。培養基全部を適量のとうもろこし浸漬 液(量で1%乃至5%)に加えて澱粉氷解物、さとうきびシロップ又はジュース 又は糖蜜、或いはテンサイシロップ又は糖蜜の添加で置換できる。
前記21のマルトリンに加えて700 m lの栄養素溶液を31発酵槽に装填 し、温度を25℃乃至38℃、最も好ましくは30℃乃至35℃に調整する。接 種物の添加に先立って、pHを4.5乃至6.5、最も好ましくは5.0乃至5 .5の範囲内においた。
14当り3gの酵母抽出物、IR当り3gのペプトンおよび11当り各2gの燐 酸二水素カリウム、水和硫酸マグネシウム及び硫酸アンモニウムを加えた5%乃 至10%(W/V)グルコースを含有する培養基中で生長させ、30℃乃至37 ℃の温度で培養した300 m jの12乃至24時間シード培養ジモモナスモ ビリスを1t!当り400 m gのアミログルコシダーゼ(酵母1g当り12 0000)といっしょに発酵槽(34)に添加した。
初期pHを4.5乃至6.5に導き、6.0を選択した。発酵工程中、phをア ルカリ性2N(たとえば14当り80gのNa0H)を添加して4.5に調節し た。最低60 r pmの攪拌速度で35℃で実施した。
22時間後、エタノ、−ル生成は最高に達し、IJ!当り89.7gすなわち1 1.4%(v/v)のエタノール濃度になった。発酵槽の温度をむしろ28℃乃 至40℃の範囲、最も好ましくは35℃の温度に保持する。
第4実施例 14当り300 m gのアミログルコシダーゼを発酵槽に添加し、18時間発 酵を実施した第3実施例を反復した。
エタノールの濃度はその結果11当り88.6gすなわち11.2%(v/v) となった。
第5実施例 11当り20 m gのアミログルコシダーゼを使用し、発酵時間を43時間に して第4実施例を反復した。エタノール濃度はその結果11当り86.4gすな わち11.0%(v/v)となった。
生成エタノールは、ガソリン成分として、あるいは化学工業たとえばエチレンの 生産の基礎生成物として商業価値を有し、一方それ以外の副生成物、二酸化炭素 をドライアイスに、あるいは藻類バイオマス生長に必要な炭素源として使用でき る。
微生物としてただ低エネルギーの投入を必要とする発酵工程では、その工程中に かなりの発熱がある。加えて、機械的攪拌とpH調節をほとんど必要としない発 酵成分と生成物への通気も、窒素ポンプの増設を必要としない微好気性条件で発 酵を実施する。
発酵が完了すると、ジモモナスモピリス細胞を発酵培養基から分離させ、エタノ ールを蒸留できる。変形例として先行発酵で発酵させた培養基の一部を、後続発 酵のジモモナスモビリス細胞の接種物として発酵藻に添加することができる。
経験から、発酵法が成功するかどうかはすべてが基質の品質によるものでないこ とがわかった。
本発明は上述した実施例に制限するものではなく、様々の変更と修正を特許請求 の範囲に明記された本発明の範囲から逸脱することなしに上述の実施例に行うこ とができる。
国際調査報告 111m5lllLlalA*−kj1mN& PCT7Aυ 8710012 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)澱粉物質を糖化して酵母アミログルコシダーゼによりグルコースにする工程 (a)と、前記グルコースを発酵培養基の存在において微生物ジモモナスモピワ スを使用して発酵させエタノールにする工程(b)とから成ることを特徴とする 発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 2)ジモモナスモビリスは寄託番号第39676号に基づいてATCCに寄託さ れた菌株又はATCC寄託第39676号の変異体もしくは変異株であることを 特徴とする特許請求の範囲第1項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノー ル生成法。 3)ジモモナスモビリスは寄託番号第29191号に基づいてATCCに寄託さ れた菌株又はATCC寄託第29191号の変異体もしくは変異株であることを 特徴とする特許請求の範囲第1項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノー ル生成法。 4)ジモモナスモビリスは寄託番号第53431号に基づいてATCCに寄託さ れた菌株またはATCC寄託第53431号の変異体もしくは変異株であること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノ ール生成法。 5)ジモモナスモビリスは寄託番号第53432号に基づいてATCCに寄託さ れた菌株またはATCC寄託第53431号の変異体もしくは変異株であること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノ ール生成法。 6)前記糖化と発酵工程とを同時に単一段階工程で同一発酵槽において実施し、 ジモモナスモビリス細胞の数を調整または調節して糖化工程により生成されるグ ルコースを直ちに発酵させてエタノールにすることを特徴とする特許請求の範囲 第1項乃至第5項のいずれか1項に記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノ ール生成法。 7)発酵を微好気性条件下で実施することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃 至第6項のいずれか1項に記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成 法。 8)澱粉水解体を、穀物、とうもろこし、カッサバ又はクズウコンから得ること を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項に記載の発酵槽に おける澱粉物質からのエタノール生成法。 9)穀物は、小麦、大麦、燕麦、ライ麦、ライコムギから成ることを特徴とする 特許請求の範囲第8項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 10)澱粉を漉過又は未濾過可溶化形にして発酵槽に供給することを特徴とする 特許請求の範囲第8項又は第9項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノー ル生成法。 11)澱粉の濃度を10%乃至30%(W/V)の範囲にすることを特徴とする 特許請求の範囲第1項乃至第11項のいずれか1項に記載の発酵槽における澱粉 物質からのエタノール生成法。 12)澱粉の濃度を15%乃至20%(W/V)の範囲にすることを特徴とする 特許請求の範囲第11項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法 。 13)発酵培養基には次の成分すなわち、アミログルコシダーゼ(EC3.2. 1.3)、ペプトン(カゼイン水解物)、酵母抽出物、燐酸二水素カリウム(ま たはアンモニウムまたはナトリウム)、硫酸アンモニウム、または水酸化アンモ ニウム、又は尿素及び硫酸マグネシウムが含まれることを特徴とする特許請求の 範囲第1項乃至第12項のいずれか1項に記載の発酵槽における澱粉物質からの エタノール生成法。 14)各成分の濃度はアミログルコシダーゼを例外として、0.01%乃至8. 5%(W/V)の範囲にすることを特徴とする特許請求の範囲第13項記載の発 酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 15)各成分の濃度はアミログルコシダーゼを例外として、0.2%(W/V) であることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の発酵槽における澱粉物質 からのエタノール生成法。 16)アミログルコシダーゼの濃度は1e当り10乃至100mg又は澱粉1g 当り0.32乃至10.Gpuの範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第 13項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 17)酵母抽出物とペプトンを、パントテン酸カルシウム又はβ−アラニンで置 換することを特徴とする特許請求の範囲第13項乃至第16項のいずれか1項に 記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 18)発酵培養基のpHを3.5乃至7.07範囲内に保持することを特徴とす る特許請求の範囲第1項乃至第17項のいずれか1項に記載の発酵槽における澱 粉物質からのエタノール生成法。 19)pHは、4.5乃至5.0の範囲にすることを特徴とする特許請求の範囲 第18項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 20)温度を34℃乃至40℃の範囲に保持することを特徴とする特許請求の範 囲第1項乃至第19項記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 21)温度を35℃で保持することを特徴とする特許請求の範囲第20項記載の 発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 22)発酵が完了すると、ジモモナスモピリス細胞を発酵培養基から分離し、エ タノールを蒸留することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第21項のいず れか1項に記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 23)先行発酵から発酵培養基の一部を後続発酵のジモモナスモピリスの接種物 として発酵槽に添加することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第21項の いずれか1項に記載の発酵槽における澱粉物質からのエタノール生成法。 24)特許請求の範囲第1項乃至第23項のいずれか1項に記載の発酵槽におけ る澱粉物質からのエタノール生成法で生成したエタノール。
JP62502806A 1986-05-01 1987-04-30 アミログルコシダーゼとジモモナスモビリスを用いて前処理液化澱粉をエタノールに転化する方法 Pending JPS63503200A (ja)

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