JPS63503183A - 赤外線撮像装置 - Google Patents

赤外線撮像装置

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JPS63503183A
JPS63503183A JP50261687A JP50261687A JPS63503183A JP S63503183 A JPS63503183 A JP S63503183A JP 50261687 A JP50261687 A JP 50261687A JP 50261687 A JP50261687 A JP 50261687A JP S63503183 A JPS63503183 A JP S63503183A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は赤外線撮像装置に関し、より詳細には、2波長赤外線用の埋込みチャネ ル形無平面電荷結合撮像装置に関する。
2、関連技術の説明 赤外線検知器は、しばしば1から15μmの波長を有する電磁放射線の存在を検 知すべく飛翔体及び暗視装置に関連してしばしば用いられる。そのような検知器 はしばしば熊手面撮像装置において具体化され、適当な走査方法によって像の2 次元表示が得られる。熊手面撮像装置は概してモノリシック構造か又はハイブリ ッド構造であることを特徴とする。モノリシックな熊手面撮像装置においては光 検知、電荷発生、及び電荷転送は単一材料から設計された構造によって行われる 。単一構造内でこのような動作を行わせる場合、モノリシック焦平面撮像装置は 概して、狭いバンドギャップの半導体か適当な不純物エネルギー準位を持つ外因 性半導体から成る赤外線感応基板に関して使用されるランダムアクセスアドレッ シング用MOSFETアレイか又は電荷結合デバイス(COD)を具備する。1 から15μmの赤外線検知用の狭いバンドギャップの材料とはその材料が価電子 帯の電子を伝導帯に単に励起するのに要するエネルギが比較的低い(指定の波長 範囲に対して名目1.eV及び、1eV)ことを意味する。
上述された熊手面撮像装置と共に使用される電荷結合デバイスは一般に、ソース とドレイン間で伸張するゲートアレイを有する細長いMOS)ランジスタを有す ることを特徴とする。pチャネル形電荷結合デバイスの動作中、正孔の集中から 成る電荷パケットは負の電圧をゲートの1つに印加すると短時間、定位置に保持 される。隣接するゲートを駆動しながら前記電圧を下げると前記電荷パケットは 前記隣接ゲート下の新しい位置に移動する。1つおきのゲートにパルスを加える ことによって一連の電荷パケットが1つ以上のゲートから撮像装置のドレインに 転送される。nチャネル形材料から同様なデバイスがつくられる。
電荷結合デバイスを組込んだ1個のモノリシック焦平面撮像装置が米国特許第4 ,273,596号に記載されている。
この特許において開示された撮像装置はテルル化カドミウム基板層を具備しその 上で4つのエピタキシャル層が成長される。最後のエピタキシャル層は電荷結合 デバイスに接続された一連のショットキバリア接触ゲートとインタフェースする 。
この種のデバイスの製造は相対的に複雑になり、電荷結合デバイスのゲートを形 成する層の他に窓層、基板層、広いバンドギャップのスピルオーバ層、狭いバン ドギャップの吸収層、転送層及びチャネル層を必要とし固有の欠点がある。この デバイスのエピタキシャル層を製造する場合、層のいくつかは独立してドープし なければならずさらに金属有機的化学気相成長方法を使用する必要がある。
上述の撮像装置は赤外線信号を処理するのに多少効果的であるが既に述べた欠点 の他に他の欠点が存在する。埋込みチャネルを有しない場合、CCDのパシバン ト層に対する制約条件は厳しく、パシベーションが容易であることとゲート絶縁 体特性が良いことの要求を同時に満たす必要がある。すなわち、界面状態密度を 小さくし電荷を絶縁体内に固定すると共に、検知器を電気特性のドリフト又は早 期破壊を引き起こす汚染に対して不感応にしなければならない。さらに、広いバ ンドギャップの材料と狭いバンドギャップの材料間のへテロ接合における電位障 壁を低くするのに要する高電圧が比較的大きなトンネル電流を発生する。最後に 、これらの装置は概して赤外線スペクトルの1つ以上の特定範囲の赤外線を検水 発明の好ましい実施例によれば赤外線撮像装置は赤外線を検知すべく開示される 。前記撮像装置は半導体材料からなる検知層を具備し赤外線発生を検知しそれに 応答して自由電荷キャリアを生成すべく動作する。前記撮像装置はさらに転送層 を含み検知層によって発生した赤外線に応答して信号を発生すべく動作する。前 記撮像装置の中に電位障壁を設は自由電荷キャリアが検知層から転送層に移動す るのを選択的に制限する。前記撮像装置は埋込みチャネルを含みこれによって2 色動作が可能になる。
図面の簡単な説明 次の明細書を読み同時に次の図面を参照することによって本発明の様々な利点が 熟練者に明らかになる。
第1図は本発明による撮像装置の好ましい実施例の断面図である。
第2図はゲートのバイアスが零の時、第1図の撮像装置の1つのゲートのエネル ギ帯を線図で示したものである。
第3図はゲートバイアスが零からある電圧だけ越えたとき第2図の撮像装置のゲ ートのエネルギ帯を線図で示したものである。
第4図はゲートバイアスが第3図のゲートバイアスより大きい時、第2図の撮像 装置のゲートのエネルギ帯を線図で示したものである。
好ましい実施例の説明 本発明の熊手面撮像装置10を成長させる基礎材料を提供すべく基板層12がC dZnTeなどの半導体材料から形成される。CdZnTeは比較的低い転位密 度(約1041−2)とHg (1−x) Cd x T e (使用のX範囲 において)に十分近い格子整合を有する固有の利点を具備しHg(1−x)Cd x Te層の高品質のエピタキシャル成長を可能にする。しかしながらCdTe やCdSeなどの他の適当な材料をも使用される。前記基板層は500μmの厚 さを有し約1018cm−3のpドープされたキャリア密度を有するが他の適当 な厚さ及びキャリア密度も使用される。
赤外線スペクトルの予め選択された範囲の赤外線を受けて自由電荷キャリアを生 成すべく前記基板層12の上に検知層14が成長される。前記検知層14はHg (1−x)Cdx Teによって規定される化学量論的関係を持つ水銀カドミウ ムテルル化物のpドープ層を具備する。しかしながら他の適当な材料も使用され る。Xの組成値は、前記検知層14が所望の動作温度(例えば77°ケルビン) で約10から12μmのカットオフ波長を持つ長波長赤外線に感応するように約 0、 2に選択される。しかしながら前記検知層14が赤外線スペクトルの他の 範囲の赤外線に感応するように他のXの値も選択される。前記Xの組成値が約2 に選択された場合、前記検知層14は0.1eVのエネルギーバンドギャップを 有する。前記基板層12のエネルギーバンドギャップが比較的大きい(例えば約 1.6eV)ので、それらの間に第1へテロ接合が形成される。前記へテロ接合 と上述の前記基板層12のドーピングとは後述される方法で生成される正孔を除 去可能にする。
前記検知層14のエネルギーバンドギャップよりも大なるエネルギをもつ赤外線 スペクトルのフォトンが前記検知層14によって吸収される時、前記検知層14 は続いて説明される前記熊手面撮像装置10の他の層に移動可能な伝導帯電子を 生成する。前記伝導帯電子生成によって生成された正孔は結果的に前記検知層1 4の電子と再結合するか又は第2図に示すように接地された前記基板層12のベ ースへと移動する。前記検知層14の厚さは約5μmに選択されて液相エピタキ シャル成長法によって形成され、成長率は分あたり約1/2ミクロンであり30 0’Cと500°Cの間の温度で起こる。しかしながら分子線エピタキシ、金属 有機的化学気相成長、及び他の適当な方法も使用される。
前記検知層14に生成される自由電子の移動を選択的に制限するために転送層1 6が前記検知層14の上に成長される。
前記転送層16はHg(1−x)Cdx Teによって規定される化学量論的関 係を持つ水銀カドミウムテルル化物のnドープ層を具備する。前記検知層14と 前記転送層16とは組成値が異なり、そのため第2のへテロ接合が前記検知層と 前記転送層との界面である遷移領域TRに形成される。前記転送層16のyの組 成値は続いて述べる電位障壁の高さが最小になるように0,5に選択される。前 記組成値が0.5の時、前記転送層16のエネルギーバンドギャップは約0,8 eVとなるのでトンネル電流が発生する前に比較的大きな電流を保持できる。さ らに組成値が0. 5の時は前記転送層16が必要な動作温度(例えば77°ケ ルビン)で前記検知層14によって検知された領域とは異なる赤外線スペクトル の領域の赤外線に感応可能になる。しかしながら他の材料及びyに対する対応値 もまた使用される。前記転送層16は約2μmの厚さを有し液相エピタキシャル 成長方法によって形成されるが、この場合成長率は分あたり約1/2ミクロンで あり300°と500°の間の温度で起こる。他の適当なエピタキシャル成長方 法及び厚さの範囲が使用されることがある。
前記検知層14及び転送層16を下記の方法で適当にドーピングすることによっ て前記n形転送層16からの電子は前記転送層16と前記検知層14間の接合点 に向って拡散する。
同様に前記検知層14からの正孔は前記転送層16に向って拡散する。この電子 及び正孔の移動により電位障壁18が形成され、これは前記2層間のエネルギー バンドギャップの違いにより増加する。前記電位障壁18は、前記検知層14で 励起された電子が前記検知層14から前記転送層16へと移動しないようにする 。金属有機的化学気相成長や分子線エピタキシなどのより進んだエピタキシャル 成長方法においては前記電位障壁18は前記検知層14と前記転送層16間に階 段遷移領域を生成することによって形成される。
第2図に示すように前記電位障壁18は前記検知層14と前記転送層16間のへ テロ接合の両端で変化する。ポテンシャルエネルギの変化は次の式 Φ(Z)= Φo−qθ(Z)−χ(z)によって近似的に表わされ、Φ0はポテンシャルエ ネルギの基準の大きさでありθ(2)は前記へテロ接合で生成されたポテンシャ ルでありχ(2)はへテロ接合における電子親和力である。ドーパントの拡散係 数と前記検知層14と前記転送層16間のへテロ接合を形成する材料の構成原子 を制御することによって空乏領域Wは実質的に前記転送層16の内部に形成可能 である。この空乏領域の相対的位置合せは例えば前記検知層14のドーピング濃 度を名目5 X 1015cm−3に選択しかつ前記転送層16のドーピング濃 度を1015cm−3に選択することによって達成される。前記空乏領域Wは実 質的に前記転送層16の内部に位置するので前記撮像装置10の内部に発生され るほとんどの電界は前記転送層16の内部に位置する。前記転送層16は前記検 知層14よりもより大きなエネルギバンドギャップを有するので前記転送層16 はトンネル電流を発生しないで後述する埋込みチャネルに関連した比較的大きな 電界を保持することができる。外部電界が前記転送層16に存在しない時(すな わち第2図のゲート20に供給された電圧VCが零の時)は、前記検知層14の 実質的に全ての励起電子はVBI (VC−0)よりも大きなエネルギを持たな い限り前記電位障壁18を通じて移動できない。前記基板層12の伝導帯のエネ ルギ順位は前記検知層14のエネルギ順位に関して比較的高(選択されるので前 記検知層14の励起電子の移動もまた前記基板層12の伝導帯の高さによって制 限される。
それゆえ前記電位障壁18及び前記基板層12の伝導帯の高さは、前記検知層1 4内に励起電子を供給するポテンシャル井戸22を生成する。
ゲート20に供給された電位が増加して形成される電界は前記電位障壁18の大 きさを減少させる。第3図に示すゲート20にVlの電位が供給された時、前記 電位障壁18の高さはVBI (VC−V 1)に減少されるがこれは前記ポテ ンシャル井戸22の実質的に全ての励起電子が前記転送層16に移動しないよう にするのに十分の大きさである。それゆえ前記転送層16に既に存在する電子は 前記ポテンシャル井戸22の電子が前記転送層16に移動しないで前記転送層1 6を通じて変位される。第4図に示すようにゲート20の電位がV2に増加した 時、前記電位障壁18が除去されて前記ポテンシャル井戸22の実質的に全ての 励起電子が前記転送層16へ移動可能になる。したがってVG−V2の電位が所 定記ゲート下方の自由電荷キャリア数は前記ゲート20下方の領域において前記 検知層14が受けた赤外線の強度を示すのに使用することができる。前記ポテン シャル井戸22の他の自由電荷キャリアを前記転送層16に移動しないようにし ながらこれらの自由電荷キャリアを前記転送層16の出力に転移することが可能 である。
前記転送層16と前記検知層14は異なる波長の赤外線に感応するので前記撮像 装置10は2色検知用として使用される。yの組成値が0.5にほぼ等しい時、 前記転送層16の組成を適当に選択すれば前記転送層16は短波長の赤外線を受 けると同時に自由電荷キャリアを生成する。同様に前記検知層14の組成を適当 に選択(例えばXは0.2にほぼ等しい)すれば前記検知層14は長波長の赤外 線に感応可能になる。前記転送層16において短波長の放射線によって励起され た自由電荷キャリアは、前記電位障壁18によって前記検知層14において長波 長の赤外線によって生成された自由電荷キャリアから分離される。この分離によ って前記検知層14か又は前記転送層16に生成された光励起による電子が別々 に前記転送層16を通して撮像装置10の出力に転送され赤外線スペクトルの各 部における赤外線の大きさが決定される。検知層14は短波長の放射線にも感応 するので短波長の赤外線が前記検知層に自由電荷キャリアを生成しないように後 述の電荷結合デバイスを通じて短波長の赤外線が受光される。しかしながら前記 転送層16は長波長の赤外線に感応するので前記長波長の放射線は前記基板層1 2か又は電荷結合デバイスを通じて受光される。フィルファクタ(すなわち前記 撮像装置10の活性領域の全領域に対する比)を最大にするためには長波長の赤 外線を前記基板層12を通して受光することが望ましい。
前記転送層16の光励起された電子を後述する埋込みチャネル内の前記撮像装置 10の出力に転送するために前記電荷結合デバイス46の電極24乃至44は前 記転送層16の表面に隣接して形成され絶縁層48によって絶縁される。電荷結 合デバイス46は前記撮像装置10に転送すべく前記転送層16の電子を光励起 する。前記電荷結合デバイス46はPHOTOXTM S i02絶縁方法を使 用して製造されるが前記電荷結合デバイス46及び前記絶縁層48を形成するの に他の適当な方法を使用してもよい。
前記転送層16内に埋込みチャネル49を形成するために前記転送層16はn+ ドープ領域を含む。光励起された電子を前記転送層16によって受ける前に前記 転送層16の電子束が前記電荷結合デバイス46の前記電極24乃至42に供給 されるクロック信号によって前記転送層16から連続的に除去される。電子の各 束がn+ドープされた領域52に到達した後、リセット信号がバスΦR3Tを通 して前記電極44に転送される。n+ドープされた領域50にはバスVRを通し て正の電圧(例えば5ボルト)が供給されているので、前記リセット信号によっ て前記電極44を駆動した場合、n+ドープされた領域52の電子が前記領域5 2から前記n+ドープされた領域50へと移動する。これらの電子はその後、前 記バスVRを通じて前記転送層16から除去される。この工程を一定回数(例え ば500サイクル)反復した後、前記転送層16は電子欠乏状態となり前記転送 層16の最大ポテンシャルが前記転送層16と絶縁層48間の界面から移動し埋 込みチャネル49を形成する。したがって電位障壁18が減少した後に前記転送 層16に生じた光励起による電子又は光励起によって前記転送層16に生成され た電子は、最大ポテンシャルの前記転送層16の領域となる前記埋込みチャネル 49内に止まる傾向がある。前記転送層16の電子の実質的に全ての移動は前記 埋込みチャネル49を通して起こるので、界面状態トラップがもはや電荷転送の ためのトラッピング場所ではなくなるので絶縁層48及び56の必要となるバシ バントに関する設計上の制約は減少する。
前記電荷結合デバイス46の転送は連続クロック信号をバスΦ1乃至Φ4を通じ て複数の電極28乃至40に供給することによって起こる。まずクロック信号が 前記バスΦ1を通じて前記電極34に供給された時、前記電極34下方の前記埋 込みチャネル49の領域内にエネルギ最小(ポテンシャル最大)領域が形成され る。このエネルギ最小領域は、前記電位障壁18が除去された時、前記検知層1 4から埋込みチャネル49に移動した電荷キャリアを蓄積する。蓄積された電荷 が転送される時はクロック信号が前記バスΦによって隣接する前記電極36に供 給され前記電極36下方にエネルギ最小領域が形成される。前記電極34及び3 6に供給される電位が等しいので前記電極34下方のエネルギ最小領域の蓄積電 荷は前記電極36下方のエネルギ最小部に移動可能となる。
前記電極34に供給された電位が減少された時、前記電極34下方のエネルギ最 小領域の残余蓄積電荷は前記電極34下方の欠乏領域に転送される。これらの蓄 積電荷はその後、前記バスΦ3を通じてクロック信号を前記電極に供給し前記電 極36に供給される電位を減少することによって前記転送層16へと更に転送さ れる。前記電極28乃至40にこのようにして連続的にクロック供給することに よって前記1つ以上の電極28乃至40の下方の蓄積電荷が前記撮像装置10の 出力端子V outに接続されたn+ドープ領域に転送可能になる。
前記電荷結合デバイス46の電荷を制御するために前記電荷結合デバイス46は 電荷制御バスv1、V2、V3及びv4を含む。前記電荷制御バスv1は電荷を 、ダイオードを形成する前記n+ドープ領域58を通じて前記埋込みチャネル4 9に注入するのに使用される。この方法で電荷を前記前記埋込みチャネル49に 注入することによってトラップ場所のバルクトラップが満たされた状態となり信 号電荷との相互作用がなくなる。前記電荷制御バス■2は前記電極24の電位を 制御することによって前記電荷制御バス■1によって注入された電荷量を制御す るのに使用される。電荷制御バスv3は、クロック信号が前記バスΦ2を通じて 前記電極28に供給されるまで、前記電極下方に前記電荷制御バスV1によって 注入された電荷を一時的に蓄えるのに使用される。最後に電荷制御バスv4が、 前記電極40の下方に蓄えられた電荷と、ダイオードを形成する前記n+ドープ 領域52との間に電荷障壁を形成するのに使用される。前記電極42を駆動する ことによって電荷が前記電極40下方から前記n+ドープ領域50に時期尚速に 転送されないことが確実になる。
本発明の方法を実施するにおいて、上述したように前記転送層16は前記転送層 16内に前記埋込みチャネル49を形成すべく電子欠乏状態となる。長波長の赤 外線が前記基板層12を通じて前記検知層14によって受光され光励起により電 子に変換される。一定時間電子を統合した後に、前記電荷結合デバイス42の前 記電極28乃至40に電位が供給され電位障壁18が除去される。光励起された 電子はその後前記検知層14から前記埋込み層4つに移動可能になる。前記電極 28乃至40に供給された電位はその後電位障壁18を増加すべく減少される。
前記電位障壁18が減少した時、前記埋込みチャネル18に蓄積した電子はその 後、前記電荷結合デバイス46の前記電極24乃至42に必要な信号を供給する ことによって前記埋込みチャネル49外に転送される。この転送中、前記電極2 4乃至42に供給される電位は電位障壁18を除去するほど十分な大きさでない ので前記検知層14に連続的に生成された実質的に全ての電子が前記埋込みチャ ネル49に入らないようにする。
上記方法はさらに、第2波長の赤外線を受け、それによって生成された電荷キャ リアを前記撮像装置10の出力に転送する工程をも付加的に含む。2波長検知が 望まれる時は短波長の赤外線が前記転送層16によって受光され前記転送層16 が光励起による電子を生成する。電位障壁18が所定の位置にあるとき前記転送 層16に生成された光励起の電子は前記電荷結合デバイス46によって前記撮像 装置10の出力外に転送される。前記転送層16に生成された光励起の電子が前 記撮像装置10の出力外に転送された後、長波長の赤外線によって前記検知層1 4に生成された光励起による電子は、前記電位障壁18を除去することによって 前記転送層16に移動可能になる。前記電位障壁18が交換された後これらの光 励起の電子はその後前記埋込みチャネル49を離れて前記n+ドープ領域52へ と出力すべく転送される。このよう、な方法を行うことによって前記撮像装置1 0は、2つの相違する赤外線を検知かつ区別することが可能である。
それゆえ、本発明の範囲は上述した特定の実施例に従って判断されるべきでない 。他の実施例はn形検知層とp形転送層とを含む。上で議論したように、前記デ バイスの基本的作用を妨げないように他の層を付加することもできる。上述の撮 像装置はエリア形撮像装置(startng detectors)は勿論ライ ン形撮像装置(forward looking inf’rared jma gers)に関しても使用される。前記撮像装置は数多くの又は少数の電極をも 含む。明細書、図面及び次の請求の範囲を検討することによって他の変更例が熟 練者に明らかになる。
国際調査報告 A))iEX To −+:E INTE:’C1ATIONAL 5EAkC F、REPO:’tT QN

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.出力端子を有する赤外線検知装置であり、赤外線を受けて自由電荷キャリア を生成する手段と、第1半導体材料層を具備し、少なくとも1方向における前記 自由電荷キャリアの移動を選択的に制限可能にする手段と、前記出力端子によっ て前記自由電荷キャリアを受けるべく前記第1半導体材料層の内部を通じて前記 自由電荷キャリアを転送する手段とを具備する赤外線検知装置。
  2. 2.前記第1半導体材料層が、前記自由電荷キャリアを転送する埋込みチャネル を含む請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 3.前記自由電荷キャリア生成手段が、第2半導体材料層を具備する請求の範囲 第2項に記載の装置。
  4. 4.前記自由電荷キャリアの移動を選択的に制限可能にする前記手段が、前記第 2半導体材料層に自由電荷キャリアを選択的に蓄積すべく動作可能である請求の 範囲第3項に記載の装置。
  5. 5.前記第1及び前記第2半導体材料層がそれらの間にヘテロ接合を形成すべく 動作可能な請求の範囲第3項に記載の装置。
  6. 6.前記装置がさらに基板層を含み、該基板層上に前記第2半導体材料層が形成 される請求の範囲第3項に記載の装置。
  7. 7.前記基板層と前記第2半導体材料層とが、それらの間にヘテロ接合を形成す べく動作可能な請求の範囲第6項に記載の装置。
  8. 8.前記第1及び第2半導体材料層が液相エピタキシによって成長される請求の 範囲第3項に記載の装置。
  9. 9.自由電荷キャリアの移動を選択的に制限可能にする前記手段がさらに、前記 第1とび前記第2半導体材料層間の電気的特性の相違によって形成された電位障 壁を具備する請求の範囲第3項に記載の装置。
  10. 10.前記電位障壁がさらに、ドーパントと前記検知層と前記転送層間の可変バ ンドギャップを有する遷移領域とによつて形成される請求の範囲第3項に記載の 装置。
  11. 11.前記自由電荷キャリアを転送する前記手段が電荷結合デバイスを具備する 請求の範囲第1項に記載の装置。
  12. 12.自由電荷キャリアを生成する前記手段が赤外線スペクトルの第1領域の赤 外線を検知すべく動作可能な請求の範囲第1項に記載の装置。
  13. 13.前記第1半導体材料層が前記第2半導体材料層のエネルギバンドギャップ よりも大なるエネルギバンドギャップを有する請求の範囲第3項に記載の装置。
  14. 14.出力端子を脅する焦平面撮像装置であり、基板層と、 赤外線の発生を検知しそれに応答して自由電荷キャリアを生成すべく動作可能で 、前記基板層から機械的指示を受ける検知層と、 前記検知層によって検知された赤外線に応答して信号を選択的に発生し、前記信 号を前記出力端子に送信すべく動作可能な転送層とを具備する焦平面撮像装置。
  15. 15.前記検知層が前記基板層に隣接して配置された請求の範囲第14項に記載 の焦平面撮像装置。
  16. 16.前記転送層が、前記検知層によつて検知された波長の範囲と異なる波長の 範囲の赤外線の発生を検知すべく動作可能な請求の範囲第15項に記載の焦平面 撮像装置。
  17. 17.前記検知層と前記転送層とが電位障壁を形成すべく動作可能な請求の範囲 第16項に記載の焦平面撮像装置。
  18. 18.前記電位障壁が前記転送層の実質的に内部に配設された請求の範囲第17 項に記載の焦平面撮像装置。
  19. 19.前記電位障壁がドーパントと前記検知層と前記転送層間の可変バンドギャ ップを有する遷移領域によって形成される請求の範囲第18項に記載の焦平面撮 像装置。
  20. 20.前記転送層が埋込みチャネルを含み、該埋込みチャネルを通じて自由電荷 キャリアを前記出力端子に転送する請求の範囲第19項に記載の焦平面撮像装置 。
  21. 21.前記電位障壁の大きさが、前記検知層の自由電荷キャリアを前記埋込みチ ャネルに移動可能にすべく選択的に減少される請求の範囲第20項に記載の焦平 面撮像装置。
  22. 22.前記撮像装置がさらに電荷結合デバイスを含み、前記電荷結合デバイスに よつて自由電荷キャリアが前記埋込みチャネルを通じて連続的に移動可能になる 請求の範囲第21項に記載の焦平面撮像装置。
  23. 23.前記検知層がHg(1−x)CdxTeによって表わされ該xの組成値が 約0.2となる化学量論的関係を有する水銀カドミウムテルル化物から成る請求 の範囲第22項に記載の焦平面撮像装置。
  24. 24.前記転送層が、Hg(1−x)CdxTeによって表わされ該yの組成値 が0.3に等しいか又はそれより大きい化学量論的関係を有する水銀カドミウム テルル化物から成る請求の範囲第23項に記載の焦平面撮像装置。
  25. 25.前記基板層と前記検知層と前記転送層とが、前記検知層の光励起によつて 生成される自由電荷キャリアを供給すべく前記検知層の内部にポテンシャル井戸 を形成すべく動作可能な請求の範囲第24項に記載の焦平面撮像装置。
  26. 26.前記電荷結合デバイスを形成するゲートの1つに電位が加えられると同時 に前記ポテンシャル井戸が選択的に除去される請求の範囲第25項に記載の焦平 面撮像装置。
  27. 27.自由電荷キャリアを生成すべく第1半導体材料を赤外線に露光し、 電位障壁によって部分的に形成されたポテンシャル井戸に前記自由電荷キャリア を蓄積し、 第2半導体材料内部の埋込みチャネルに前記自由電荷キャリアを移動可能にすべ く前記電位障壁を選択的に低下させ、前記第2半導体材料から除去可能な前記埋 込みチャネル内部の領域に前記埋込みチャネルを通じて前記自由電荷キャリアを 転送する工程とを具備する赤外線検知方法。
  28. 28.前記第1と前記第2の半導体材料間の欠乏領域が実質的に前記第2半導体 材料の内部に配設されるように前記第1及び前記第2半導体材料をドーピングす ることによって前記電位障壁が形成される請求の範囲第27項に記載の方法。
  29. 29.前記自由電荷キャリアが電荷結合デバイスの動作によって転送される請求 の範囲第27項に記載の方法。
  30. 30.前記方法がさらに、前記埋込みチャネルから自由電荷キャリアを初期的に 欠乏させる付加的工程を含む請求の範囲第27項に記載の方法。
  31. 31.自由電荷キャリアを生成すべく前記第2半導体材料を赤外線に露光し、 前記第2半導体材料によって生成された前記自由電荷キャリアを前記埋込みチャ ネルを通じて転送する付加的工程をさらに含む請求の範囲第27項に記載の方法 。
  32. 32.前記第1半導体材料が赤外線スペクトルの第1領域における赤外線を検知 すべく動作可能であり、前記第2半導体材料が赤外線スペクトルの第2領域にお ける赤外線を検知すべく動作可能な請求の範囲第31項に記載の方法。
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