JPS63502647A - ラッカ−、特にネ−ルポリッシュのための給液室付きディスペンサ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラッ　−　にネールポリッシュのための・　−イスベン　一 本発明は、ラッカー、特にマニキュア用のネールポリッシュを塗布するための給 液室付きディスペンサーに関するものである。

このようなディスペンサーは、主に、ネールエナメル、ネールカラー、ネールポ リッシュのために用いられるが、車両の点部分にラッカーを塗布する場合、実験 のために研究室で用いる場合、等の他の目的にも適している。一般的に述べるな らば、このようなディスペンサーは、あらゆるラッカーを少量塗布する場合に用 いることができる。

通常、ネールポリッシュは、壜の蓋に取り付けられた小さなブラシによって、こ の壜から爪に塗布される。ブラシは蓋によって保持されており、壜が塗布中に開 けっ放しにされると、特に何等かの理由で作業が中断された場合に、ネールポリ ッシュが乾燥してしまう、しかしながら、使用していない場合、ブラシはネール ポリッシュにより被覆されているので、ブラシは乾燥せず、常に使用の準備状態 となっている。

このシステムの問題点は、粘度の低下および変色の他に、例えばガラステーブル の上にある小壜若しくは容器が偶発的に掃き除けられた場合、中のネールポリッ シュがテーブルクロス、家具或はカーペット上にこぼれてしまうことにある。こ のようにして付着した染みを除去することは不可能でないにしても非常に困難で あり、従って、これによって生じる損害額は非常に高いであろう。

この問題点を解決するために、蓋にブラシが設けられている壜を、教科書のマー キングに用いられるようなハイライター（ｈｉＦｉｈｌｉｔｅｒ）型のディスペ ンサーに置き換える試みがなされた。しかしながら、このような装置におけるフ ェルトの筆点け、非常に速く乾燥するので、樹脂やラッカーには適していない。

従って、このようにハイライター型ディスペンサーは実際には比較的に短期間で 使用できなくなる。更に、フェルトはブラシより柔らかくなく、よって、使用す るとやや荒い不均等な面が残ってしまう。

西ドイツ国公告公報ＤＥ−ＯＳ３５２０５２３には、化粧液のための筆具若しく はディスペンサーが開示されている。この構成は、アイライナーの塗布に適した 薄いブラシを有しているが、このようなブラシはネールポリッシュ用としての十 分な柔軟性は有していない、このディスペンサーはやや複雑であり、給液室に空 気が流通するのを防ぐ手段が設けられておらず、従って、ネールポリッシュが変 色しその粘度が減じる場合がある。

別の構成が西ドイツ国公告公報ＤＥ−ＯＳ３６０５５０６に開示されている。こ の場合、空気流通用のチャンネルが設けられており、このために、ラッカーは、 比較的に短期間でその粘度を減じる傾向がある。

従って、本発明の目的は、ラッカー、特にネールポリッシュを塗布するための給 液室付きディスペンサーを改良することにあり、そのディスペンサーは従来技術 の問題点にの影響を受けない。

ディスペンサーは、ネールポリッシュに適した柔らかいブラシが設けられていな ければならず、ブラシは、ディスペンサーそれ自体に与えられる注意以外の注意 を払うことなく、常に使用準備状態になければならない。

給液室が空である場合、必要ならば、容易に補充できなければならない。

塗布中に、給液室内のネールポリッシュは、直ぐに乾燥したり変色したりしない ように、周囲の空気に触れないようにしなければならない。

ディスペンサーは、常温で漏出の危険性なく女性用のハンドバッグで持ち運びで きなければならない。

本発明によれば、上記目的は、請求の範囲第１項の特徴部分に揚げられた要件に よって達成される。

本発明の実施態様は従属請求項に記載されている。

当該ディスペンサーは、ブラシの毛が常に柔らかく塗布可能であることを示して いたので、非常に好適に前記目的を達成できることが証明されており、従って、 後にクリーニングをする必要がない、当該ディスペンサーはネールポリッシュの 補充が可能であるので、長寿命となり高級タイプのディスペンサーを作ることが できる。ディスペンサーは、カートリッジによって、或は、壜からネールポリッ シュを注入することにより、ネールポリッシュの補充ができる。必要ならば、ブ ラシを、ホルダーやクリーニング液容器と共に交換することもできる。

本出願によるディスペンサーは、蓋に取り付けられたブラシおよび壜から成る公 知の構成と異なり、旅行中やレストランで用いるのに最適である。当該ディスペ ンサーは、例えば万年筆のように、片手だけで使用することができる。

給液室は完全に閉じられているので、ネールポリッシュに空気が供給されること は防止されている。このために、そこに収容されたネールポリッシュは、場内の ものに比して、非常に長い寿命である。同じ理由で、ネールポリッシュは長期間 、粘度と色を維持する。

以下に、本発明の実施例が図面を参照して説明されている。

第１図は、ピストンが外側に出た位置にあるところを示す本発明によるディスペ ンサーの縦断面図である。

第２図は、ピストンが中に入った位置にあり且つクリーニング液入り蓋が取り外 されているところを示す第１図と同様な断面図である。

第１図および第２図は、蓋４と、ピストン３とを有するディスペンサー１を示し ており、ピストン３は、シリンダー２の長手方向に移動可能となっている。シリ ンダー２にはめねじを設けることができ、このめねしは、ピストン３の外面のお ねじと螺合するようになっている。

ねじの代わりに、ピストン３にＯリング１１を設けても良く、このＯリング１１ はシリンダー２の内壁に対するガスケットとして機能する。従って、Ｏリング１ １は、第１には、シリンダー２に対してピストン３を封止し、第２には、調節さ れた位置でピストン３を保持する。ピストン３が完全に押し込まれ或はねじ込ま れた場合、ネールポリッシュが補充されなければならない、これは、壜からネー ルエナメルを注入することにより、或は、カートリッジ（図示しない）を挿入す ることによって、行われることができる。いずれの場合も、ピストン３は引き外 されなければならない。

ピストン３を動かすことによって、ネールポリッシュにかかる圧力が調節される 。即ち、ネールポリッシュの流出速度を変えるために、或は、塗布層の厚さに影 響を与えるために、ネールポリッシュにかかる圧力を増減で引張力をかけずにピ ストン３が外され、もってネールポリッシュが漏れるのを防ぐために、阻止装置 がシリンダー２の外縁とピストン３の内側の部分との間に設けられている。この 阻止装置は一定の力を加えるだけで阻止を解除するできる。

カートリッジが補充のために用いられる場合において、カートリッジを開けるた めの手段、例えば刃や他の切開装置等が、シリンダー２の底部に取り付けられる と良い。

シリンダー２の内側の端部には、長手方向に貫設されたチャンネル７を有する成 形体５が取り付けられており、その回りには、ブラシ６の毛が植え込まれている 。チャンネル７はブラシ６にネールポリッシュを供給するように機能する。

蓋４は概ねシンプル状であり、その内部に、ブラシ６用のクリーニング液９を受 けるためのスポンジ８が取り付けられており、これによって、常にネールポリッ シュ塗布の準備状態とする。スポンジ８は、成形体５に対向する受液面の付近に 、スポンジ８を保持すると共にブラシ６を案内することができる液体カバー若し くはガイド１２が設けられており、これによって、ブラシ６はスポンジ８の中央 に案内され、毛が曲がった状態でそこに突き差されることがないようになってい る。

クリーニング液９は、例えばアセトンまたはグリコールの誘導体の混合物から成 る。スポンジ８の内側の端部には、クリーニング液９の供給を受けるための中空 スペースが設けられ、液体カバー１２がクリーニング液９の消国　際　ｉｌｌ　 査　翻　失 Ａ、ＮＮＥＸ　Ｔｏ　’ｘ−４三　ＩＮＴＥＲ，ＮＡ’４ＯＮＡＬ　ＳＥ、’３ Ｃ：：　Ｒ三ＦＯＲＴ　ＯＮ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．ブラシ（６）と、ラッカーを供給する手段（３，７，１０）と、常にブラシ の作働状態を維持するためにクリーニング液（９）を受けるための要素（８）を 有する室（４）と、を具備することを特徴とするラッカー、特にネールポリッシ ュを塗布するための給液室付きディスペンサー。
2. ２．前記要素は、ブラシ（６）が乾燥して粘着状態となるのを防止すると共にそ の清潔状態を保証する化学的溶液（９）を含有しているスポンジ（８）であるこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載のディスペンサー。
3. ３．成形体（５）を具備し、該成形体において、ラッカーをブラシ（６）に供給 するためのチャンネル（７）の回りにブラシ（６）の毛が取り付けられているこ とを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載のディスペンサー。
4. ４．給液室（１０）は円柱形のスペースから成り、該スペース内でピストン（３ ）が流速および塗布層の厚さを設定するために可動となっていることを特徴とす る請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項に記載のディスペンサー。
5. ５．塗布層の厚さが圧力インジケータによって調節可能となっていることを特徴 とする請求の範囲第４項に記載のディスペンサー。
6. ６．給液室（１０）が、成形体（５）に直接またはその近傍に設けられた切開装 置によって開けられるカートリッジによって、補充されることを特徴とする請求 の範囲第１項〜第５項のいずれか１項に記載のディスペンサー。
7. ７．給液室（１０）が壜からラッカーまたはネールポリッシュを注入することに よって補充されることを特徴とする請求の範囲第１項〜第６項のいずれか１項に 記載のディスペンサー。
8. ８．ピストン（３）と給液室（１０）の内壁との間に阻止装置が設けられ、該阻 止装置は力の適用だけで阻止状態が解除されるようになっていることを特徴とす る請求の範囲第４項に記載のディスペンサー。
9. ９．流れの圧力と速度は、シリンダー（２）のめわじにピストン（３）のおわじ を係合させることによって調節されることを特徴とする請求の範囲第５項〜第８ 項のいずれか１項に記載のディスペンサー。