JPS63502351A - エラストマ−性組成物 - Google Patents

エラストマ−性組成物

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JPS63502351A
JPS63502351A JP61500919A JP50091986A JPS63502351A JP S63502351 A JPS63502351 A JP S63502351A JP 61500919 A JP61500919 A JP 61500919A JP 50091986 A JP50091986 A JP 50091986A JP S63502351 A JPS63502351 A JP S63502351A
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JP61500919A
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リウ,ナン‐アイ
マクレディ,ラッセル・ジェ−ムズ
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ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エラストマー性組成物 本発明は新規な、熱可塑性でエラストマー性の成形材料(組成物)に係る。これ らの組成物はその組成上の構成に応じて、優れた引張伸びおよび/または衝撃に 際して永久ヒズミをほとんどまたはまったく起こさずに高いエネルギーを吸収し かつ「スプリングバック」する能力を含めた多くの優れた、かつ極めて望ましい 物理的性質を有する。特定的には本発明の組成物は、高分子量のポリエステルと 混和されているポリエーテルイミドエステルまたはポリエーテルエステルイミド からなる。
ポリエーテルエステルイミドは、たとえばそれぞれ、1979年10月12日の 「ヨーロピアン・ポリマー・ジャーナル(European Polymer  Journal) J第16巻、第909〜916頁のホナー(Honote) らの「種々の反応性オリゴマーおよびポリ(エステル−イミド−エーテル)の合 成と研究(Synthesis and 5tudy of Varlous  Reactive Oligomers andOr Po1y(ester− 1a+1de−ether)s)J 、ならびにクリユーバー(Kluiber )らの米国特許第3,274,159号およびウォルフ・ジュニア(Woke  Jr、)の米国特許第4゜371.692号および第4,371,693号を含 めて数多くの刊行物と特許に記載されており、よく知られている。さらに最近に なって、マクリープイー(McCready)は1984年10月26日に出願 された係属中の米国特許出願番号節665,277号中で、優れたエラストマー 性とその他の所望の特性をもつ1群の新規なポリエーテルイミドエステルを開示 した。
エーテル単位、イミド単位およびエステル単位を有する上記のポリマーは良好な 可撓性、衝撃強さおよび成形性を含めて多くの所望の性質をもっているが、これ らの組成物は加熱垂れ下がり(ヒートサグ)抵抗性が非常に悪い。すなわち、こ れらの組成物から成形した部品はたとえば250@Fより高い温度にさらすとひ どく垂れ下がる。加えて、これらの材料は非常に低い曲げ弾性率によって立証さ れるように可撓性が高いために、これらの組成物は部品の物理的一体性や剛性が 望まれないある種の用途に限られる。
本発明のひとつの目的は、高エネルギーの衝撃を吸収しかつそれに耐えると共に その衝突エネルギーが除かれた際には永久ヒズミをほとんどまたはまったく伴う ことなく前で優れたエラストマー的性質を有する熱可塑性成形用組成物を提供す ることである。
さらに本発明のひとつの目的は、優れた溶融温度と結晶化温度および関連する特 性と共に驚くほど高い引張伸びを有する熱可塑性成形用組成物を提供することで ある。
今や、上述の欠点を克服し、高い強度および応力−ヒズミ特性、良好な衝撃耐性 および良好な成形性を含めた全体的に良好な物理的特性を有する熱可塑性の成形 用組成物を製造できることが発見されたのである。
概要 本発明に従って、良好な加熱垂れ下がり耐性と優れた引張伸びおよび/またはダ イナタップ(Dynatup)特性とを有する新規な熱可塑性組成物が提供され る。この組成物は、a)エーテル結合、エステル結合およびイミド結合を有する ものとして特徴付けられ、エーテル結合が、長鎖のエーテルグリコールおよび/ または長鎖のエーテルジアミンから誘導された高分子量の、すなわちMWが約4 00〜約12000のポリオキシアルキレン単位またはコポリオキシアルキレン 単位として存在する1種以上の熱可塑性エラストマー性ポリマーと b)改質量の高分子量の熱可嫂性ポリエステルとの混和物からなっている。
発明の詳細な説明 本発明の実施の際に使用するのに適した熱可塑性でエラストマー性のポリマー( a)はイミド結合、エステル結合およびエーテル結合を含有するものとして特徴 付けられ、ここでエーテル結合は、長鎖のエーテルグリコールおよび/または長 鎖のエーテルジアミンから誘導された高分子量の、すなわちMWが約400〜約 12000、好ましくは約900〜約4000のポリオキシアルキレン単位また はコポリオキシアルキレン単位として存在する。通常これらの熱可塑性でエラス トマー性のポリマーはポリ(エーテルエステルイミド)、ポリ(エステルイミド エーテル)およびポリ (エーテルイミドエステル)と称される。
適切なポリ(エーテルエステルイミド)およびポリ(エステルイミドエーテル) ならびにそれらの製造は、たとえば、1979年10月12日の「ヨーロピアン ・ポリマーやジャーナル(European Po1yIler Journa l) J第16巻、第909〜916頁のホナー(Honote)らの「種々の 反応性オリゴマーおよびポリ(エステルイミドエーテル)の合成と研究(Syn thesis and 5tudy of Various Reactive  011gomers and or Poly(esterlmide et hers)Jならびにウオルフ・ジュニア(Wolt’e Jr、)の米国特許 第4,371.692号および第4,371.693号に記載されている。
これらは次式の単位またはこれらの混合からなるものとして特徴付けられる。
It II ll II および II II It I+ または 鶴 および ■ ここで、Gは分子量が約400〜約12000の長鎖のポリ(オキシアルキレン )グリコールから末端の(またはできるだけ末端に近い)ヒドロキシル基がとれ た後に残る二価の基であり、Dは分子量が約300未満のジオールからヒドロキ シル基がとれた後に残る二価の基であり、Qは分子量が350未満の脂肪族第一 級ジアミンからアミノ基がとれた後に残る二価の基であり、Q′は分子量が25 0未満の脂肪族第一級アミノ酸からアミノ基とカルボキシル基がとれた後に残る 二価の基である。ただし、各G単位に付き約0.5〜約10個のD単位が存在す る。
式lおよび■ならびに式■および■によって例示される上記エステルイミド単位 の各々はそれぞれジイミドー二酸基またはイミドー二酸基を含有する。ウォルフ (IJol re)に記載されているように、これらは重合前の別個の工程かま たは重合中のいずれかにおいてそれぞれ脂肪族ジアミンまたはアミノ酸をトリメ リド酸無水物と反応させて製造するのが好ましい。
熱可塑性エラストマー中の−G−基を提供するのに使用することができる長鎖の エーテルグリコール類は、分子量が約400から12000までのポリ(オキシ アルキレン)グリコール類およびコポリ(オキシアルキレン)グリコール類が好 ましい。好ましいポリ(オキシアルキレン)単位は、分子量が約900から約4 000までで側鎖を除いて炭素対酸素の比が約1.8から約4.3までである長 鎖のエーテルグリコールから誘導される。
適したポリ(オキシアルキレン)グリコールの代表例としては、ポリ(エチレン エーテル)グリコール、ポリ(プロピレンエーテル)グリコール、ポリ(テトラ メチレンエーテル)グリコール、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの ランダムコポリマーまたはブロックコポリマー、たとえばエチレンオキサイドで 末端がキャッピングされたポリ(プロピレンエーテル)グリコール、主としてポ リ(エチレンエーテル)骨格のコポリ(プロピレンエーテル−エチレンエーテル )グリコール、およびテトラヒドロフランと少量のエチレンオキサイド、プロピ レンオキサイドもしくはメチルテトラヒドロフランのような第2のモノマー(炭 素対酸素の比が約4.3を越えないような割合で使用)とのランダムコポリマー またはブロックコポリマーが挙げられる。ホルムアルデヒドを1.4−ブタンジ オールおよび1,5−ベンタンジオールのようなジオールと反応させて製造され るポリホルマールグリコールも有用である。
特に好ましいポリ(オキシアルキレン)グリコールは、ポリ(プロピレンエーテ ル)グリコール、ポリ(テトラメチレンエーテル)グリコールおよび主としてポ リ(エチレンエーテル)グリコール骨格のコポリ(プロピレンエーテル−エチレ ンエーテル)グリコールである。
−り一基を得るのに使用することができる低分子量ジオール類は、飽和および不 飽和の脂肪族および脂環式ジヒドロキシ化合物ならびに芳香族のジヒドロキシ化 合物である。
これらのジオール類は低分子量のもの、すなわち分子量が約300以下のものが 好ましい。ここで、「ジオール」および「低分子量ジオール」という用語はこれ らと等価なエステル形成性の誘導体を含むものと考えるべきであるが、ただし、 分子量に関する要件はジオール自体だけにあてはまり、その誘導体には適用され ないものとする。エステル形成性の誘導体の例としては、ジオール類の酢酸エス テル類ならびにたとえばエチレングリコールの場合のエチレンオキサイドやエチ レンカーボネートが挙げられる。
好ましい飽和および不飽和の脂肪族および脂環式ジオール類は炭素原子を約2〜 19個有するものである。これεのジオール類の例としては、エチレングリコー ル、プロパンジオール、ブタンジオール、ベンタンジオール、2−メチルプロパ ンジオール、2,2−ジメチルプロパンジオール、ヘキサンジオール、デカンジ オール、2−オクチルウンデカンジオール、1,2−11,3−および1,4− ジヒドロキシシクロヘキサン、1.2−11.3−および1゜4−シクロヘキサ ンジメタツール、ブチンジオール、ヘキセンジオールなどが挙げられる。特に好 ましいのは1.4−ブタンジオールおよび、これとヘキサンジオールかブチンジ オールとの混合物であり、最も好ましいのは1,4−ブタンジオールである。
熱可塑性エラストマーの製造で使用するのに適した芳香族ジオール類は通常炭素 原子を6〜約19個有するものである。これら芳香族のジヒドロキシ化合物の中 には、レゾルシノール、ヒドロキノン、1.5−ジヒドロキシナフタレン、4. 4’−ジヒドロキシジフェニル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)メタンおよび 2.2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパンが含まれる。
特に好ましいジオール類は飽和の脂肪族ジオール類、それらの混合物、および飽 和のジオール(類)と不飽和のジオール(類)との混合物であり、この場合各ジ オールは炭素原子を2〜約8個含存する。1種より多くのジオールを用いる場合 、全ジオール含量を基準にして少なくとも約60モル%が同じジオールであるの が好ましく、少なくとも80モル%が同じであると最も好ましい。上で述べたよ うに、好ましい熱可塑性エラストマーは1,4−ブタンジオールが主要な量で存 在するものであり、1.4−ブタンジオールが唯一のジオールである場合が最も 好ましい。
本発明のポリマー中の−Q−基を得るのに使用することができるジアミン類は、 分子量が約350未満、好ましくは約250以下の脂肪族(脂環式も含む)の第 一級ジアミン類である。p−キシリレンジアミンのように両方の7ミノ基が脂肪 族炭素に結合している芳香環含有ジアミンも含まれることを意味している。代表 的な脂肪族(および脂環式)の第一級ジアミンは、エチレンジアミン、1,2− プロピレンジアミン、メチレンジアミン、1,3−および1゜4−ジアミノシク ロヘキサン、2,4−および2,6−ジアミツメチルシクロベキサン、m−およ びp−キシリレンジアミンならびにビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンで ある。これらのジアミンの内、エチレンジアミンおよびビス(4−アミノシクロ ヘキシル)メタンが、入手が容易であり、しかも優れた物理的性質を有するポリ マーが得られるので好ましい。
本発明のポリマー中の−Q′−基を得るのに使用することができるアミノ酸は、 分子量が約250未満の脂肪族(脂環式も含む)の第一級アミノ酸である。フェ ニルアラニンや4−(β−アミノエチル)安息香酸のようにアミノ基が脂肪族の 炭素に結合している芳香環含有アミノ酸も含まれることを意味している。代表的 な脂肪族および脂環式第一級アミノ酸は、グリシン、アラニン、β−アラニン、 フェニルアラニン、6−アミノヘキサン酸、11−アミノデカン酸および4−ア ミノシクロヘキサン酸である。これらのアミノ酸の内、グリシンとβ−アラニン は、入手が容易であり、しかも優れた物理的性質を有するポリマーが得られるの で好ましい。
本発明の実施の際に使用するのに適した第2のそして好ましい1群の熱可塑性エ ラストマー(a)は、マクリープイー(McCready)の、1984年10 月26日に出願された同時係属中の米国特許出願番号第665.277号および 同時に出願された同時係属中の「熱可塑性ポリエーテルイミドエステルエラスト マー(Thermoplastic Polyetherlmlde Este r Elastomers) Jと題する米国特許出願に記載されているような ポリ(エーテルイミドエステル)である。
一般に、マクリープイー(McC,ready)のポリ(エーテルイミドエステ ル)は、常用の方法によって(i)1種以上のジオール、(ii)1種以上のジ カルボン酸および(ii)1種以上のポリオキシアルキレンジイミドニ酸または これを生成する反応体から製造されたランダムコポリマーおよびブロックコポリ マーである。好ましいポリ(エーテルイミドエステル)は、(f)C2〜C19 の脂肪族および/または脂環式ジオール、(it)C4〜C19で脂肪族、脂環 式および/または芳香族のジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体、およ び(it )ポリオキシアルキレンジイミド二酸[ただし、ジイミドニ酸(ii  )対ジカルボン酸(ii )の重量比は約0.25〜2.0、好ましくは約0 .4〜1゜4である]から製造される。
本発明で使用するのに適したジオール(i)は上記の式■と■の中の−D−基を 得るのに使用したものと本質的に同一である。
ポリ(エーテルイミドエステル)の製造に使用するのに適しているジカルボン酸 類(ii )は脂肪族、脂環式、および/または芳香族のジカルボン酸類である 。これらの酸は低分子量のもの、すなわち分子量が約350未満のものが好まし いが、それより分子量の大きいジカルボン酸、特にダイマー酸類も使用できる。
ここで使用する「ジカルボン酸」という用語は、ポリエステルポリマーを形成す る際のグリコール類およびジオール類との反応においてジカルボン酸とほとんど 同様な働きをする官能性のカルボキシル基を2個有するジカルボン酸等価物を包 含する。これらの等価物にはエステル類と、酸ハロゲン化物や無水物のようなエ ステル形成性の誘導体とが含まれる。上述の好ましい分子量は酸に対して適用す るものであってそれと等価なエステルやエステル形成性の誘導体には適用しない 。したがって、分子量が350より大きいジカルボン酸のエステルや分子量が3 50より大きいジカルボン酸の酸等価物でもその酸の分子量が約350以下であ れば包含される。さらに、これらのジカルボン酸類は、本発明のポリマーのポリ マー生成時およびそのポリマーの使用時に実質的に干渉することのない(1個以 上の)置換基またはその組合せを含有していてもよい。
脂肪族ジカルボン酸とは、ここでこの用語を使用する場合、カルボキシル基を2 個有しており、その各々が飽和の炭素原子に結合しているカルボン酸を指す。カ ルボキシル基が結合している炭素原子が飽和であって環の中にあればその酸は脂 環式である。
カルボキシル基を2個有し、その各々が孤立または融合ベンゼン環系の中の炭素 原子に結合しているジカルボン酸である。両方の官能性カルボキシル基が同じ芳 香環に結合している必要はなく、1個より多くの環が存在する場合、それらは脂 肪族もしくは芳香族の二価の基または一〇−もしくは一5O2−のような二価の 基によって連結されていることができる。
使用することができる代表的な脂肪族および脂環式の酸は、セバシン酸、1.2 −シクロヘキサンジカルボン酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸、1.4 −シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、グルタル酸、コハク酸、シュウ酸 、アゼライン酸、ジエチルマロン酸、アリルマロン酸、ダイマー酸、4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸、2−エチルスペリン酸、テトラメチルコ/X り酸、シクロペンタンジカルボン酸、デカヒドロ−1,5−ナフタレンジカルボ ン酸、4.4’ −ビシクロへキシルジカルボン酸、デカヒドロ−2,6−ナフ タレンジカルボン酸、4.4′−メチレンビス(シクロヘキサンカルボン酸)、 3.4−フランジカルボン酸、および1.1−シクロブタンジカルボン酸である 。好ましい脂肪族の酸はシクロヘキサンジカルボン酸、セバシン酸、ダイマー酸 、グルタル酸、アゼライン酸およびアジピン酸である。
使用することができる代表的な芳香族ジカルボン酸には、テレフタル酸、フタル 酸およびイソフタル酸、と−安息香酸、ベンゼン核を2個もつ置換ジカルボキシ 化合物、たとえばビス(p−カルボキシフェニル)メタン、オキシビス(安息香 酸)、エチレン−1,2−ビス(p−オキシ安息香酸)、1.5−ナフタレンジ カルボン酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン 酸、フェナントレンジカルボン酸、アントラセンジカルボン酸、4.4′−スル ホニルジ安息香酸、ならびにこれらのハロ、01〜C12アルキル、アルコキシ およびアリール環置換誘導体が含まれる。p−(β−ヒドロキシエトキシ)安息 香酸のようなヒドロキシ酸も、芳香族ジカルボン酸が共存する限り使用すること ができる。
ポリエーテルイミドエステルの製造に好ましいジカルボン酸は、芳香族ジカルボ ン酸、それらの混合物、ならびに1種以上の芳香族ジカルボン酸と脂肪族および /または脂環式ジカルボン酸との混合物であり、芳香族のジカルボン酸が最も好 ましい。芳香族の酸の中では、炭素原子が8〜16個のものが好ましく、特にベ ンゼンジカルボン酸、すなわちフタル酸、テレフタル酸およびイソフタル酸なら びにこれらのジメチル誘導体が好ましい。特に好ましいのはテレフタル酸ジメチ ルである。
最後に、ポリ(エーテルイミドエステル)の製造の際にジカルボン酸の混合物を 用いる場合、ジカルボン酸(ii )の100モル%を基準にして少なくとも約 60モル%、好ましくは少なくとも約80モル%が同じジカルボン酸かそのエス テル形成性誘導体であるのが好ましい。上で述べたように、好ましいポリ(エー テルイミドエステル)はジメチルテレフタレートが主要なジカルボン酸であるも のであり、ジメチルテレフタレートが唯一のジカルボン酸である場合が最も好ま しい。
ポリオキシアルキレンジイミドニ酸(il)は、平均の分子量が約700より大 きく、最も好ましくは約900より大きい高分子量のジイミドニ酸である。これ らは、隣接する2個のカルボキシル基または無水物基と、エステル化可能で好ま しくはイミド化できないもうひとつのカルボキシル基とを含有するIFli以上 のトリカルボン酸化合物と、高分子量のポリオキシアルキレンジアミンとのイミ ド化反応によって製造できる。これらのポリオキシアルキレンジイミドニ酸とそ の製造方法は、1984年10月26日に出願されたマクリープイー(McCr eady)の係属中の米国特許出願番号節665.192号にさらに詳しく開示 されている。
一般にポリオキシアルキレンジイミドニ酸は次式によって特徴付けられる。
ここで、各Rはそれぞれ独立して三価の有機基であり、好ましくはC−C2oの 脂肪族、芳香族または脂環式で三価の有機基であり、各R′はそれぞれ独立して 水素または一価の有機基好ましくはC−C6で脂肪族および脂環式の基ならびに C−C12の芳香族の基たとえばベンジルの中から選択された一価の有機基であ り、最も好ましくは水素であり、Gは上記式Iと■について上で記載した長鎖の ポリ(オキシアルキレン)グリコールと等価な長鎖のポリ(オキシアルキレン) ジアミンから末端のアミノ基がとれた後に残る基である。
トリカルボン酸成分は別個にひとつのカルボキシル基を含有するカルボン酸無水 物またはこれに相当した、無水物基の代りに二つのイミド形成性の隣接カルボシ ル基を含有する酸のほとんどどれでもよい。これらの混合物も適している。別個 にあるカルボキシル基はエステル化可能なものでなければならず、実質的にイミ ド化されないものが好ましい。
さらに、トリカルボン酸成分としてはトリメリド酸無水物が好ましいが、多くの 適したトリカルボン酸成分のいず特表昭63−502351 (7) れも当業者は思いつくであろう。たとえば、2.6.7−ナフタレントリカルボ ン酸無水物、3.3’、4−ジフェニルトリカルボン酸無水物、3.3’、4− ベンゾフェノントリカルボン酸無水物、%1.3.4−シクロペンタントリカル ボン酸無水物、2.2’、3−ジフェニルトリカルボン酸無水物、ジフェニルス ルホン−3,3’ 、4−トリカルボン酸無水物、エチレントリカルボン酸無水 物、1゜2.4−ブタントリカルボン酸無水物、ジフェニルイソプロピリデン− 3,3’ 、4−)リカルボン酸無水物、3゜4−ジカルボキシフェニル−3′ −カルボキシフェニルエーテル無水物、1.3.4−シクロヘキサントリカルボ ン酸無水物、などがある。これらのトリカルボン酸物質は次式で特徴付けること ができる。
ここで、Rは三価の有機基、好ましくは02〜C2oの脂肪族、芳香族または脂 環式で三価の有機基であり、R′は水素または好ましくはC−C6の脂肪族およ び/または脂環式の基および06〜C12の芳香族の基たとえばベンジルの中か ら選択された一価の有機基が好ましい。
ポリ(エーテルイミドエステル)の製造に際し、ジイミドニ酸は重合の前に別の 工程であらかじめ形成してもよいし、重合自体の間に形成してもよい。後者の場 合、ポリオキシアルキレンジアミンとトリカルボン酸成分はジオールおよびジカ ルボン酸と一緒に反応器に直接加えてもよく、こうするとエステル化と同時にイ ミド化が起こる。あるいは、ポリオキシアルキレンジイミドニ酸は溶融合成を始 めとする公知のイミド化反応によってまたは溶剤系で合成することによって重合 の前にあらかじめ形成してもよい。そのような反応は通常、100℃〜300℃ 、好ましくはおよそ150℃からおよそ250℃までの温度で、水を溜出しなが らかまたは溶剤もしくは共沸(溶剤)混合物の還流温度での溶媒系で起こる。好 ましいポリエーテルイミドエステルは、ポリオキシアルキレンジイミドニ酸(i i)対ジカルボン酸(ii )の重量比が約0.25〜約2、好ましくは約0. 4〜約1.4であるものである。
特に好ましいポリエーテルイミドエステルは、ジメチルテレフタレート(任意に 40モル%までの他のジカルボン酸を含む)、1.4−ブタンジオール(任意に 40モル%までの他の飽和か不飽和の脂肪族および/または脂環式のジオールを 含む)、および分子量が約400〜約12000、好ましくは約900から約4 000までのポリオキシアルキレンジアミンとトリメリド酸とから製造されたポ リオキシアルキレンジイミドニ酸の反応生成物からなる。最も好ましい態様にお いては、ジオールが100モル%1゜4−ブタンジオールであり、ジカルボン酸 が100モル%ジメチルテレフタレートである。
上述のようにポリエーテルイミドエステルは、ポリエステルの製造に常用されて いるエステル化/縮合反応によって製造できる。実施できるプロセスの例は、た とえば米国特許第3,023,192号、第3.763,109号、第3,65 1.014号、第3.663.653号および第3,801.547号に記載さ れている。
前記熱可塑性エラストマー(a)は、本発明の教示に従い、1種以上のジオール と1種以上のジカルボン酸から誘導された高分子量の熱可塑性芳香族ポリエステ ルを改質量で前記エラストマー(a)と混和することによって改質される。ポリ エステル成分の製造に有用な適したジオールとジカルボン酸には、マクリープイ ー(McCready)のポリエーテルイミドエステルの製造に使用される上述 のジオール類(i)およびジカルボン酸類(ii )が含まれる。好ましいポリ エステルは1種以上の脂肪族および/または脂環式ジオールと芳香族ジカルボン 酸とから誘導された芳香族ポリエステルである。芳香族ポリエステルに誘導でき る芳香族ジカルボン酸には、フタル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸、ナフ タレン−2,6−ジカルボン酸およびそのエステル形成性誘導体ならびにその他 の上述した芳香族ジカルボン酸が含まれる。さらにこれらのポリエステルは、脂 肪族ジカルボン酸および脂肪族ポリオールおよび/またはポリ酸のような他の単 位も少量含有していてもよい。
好ましい芳香族ポリエステルは通常次式の繰返し単位を有するものである。
O ここでDは、脂肪族および脂環式のジオール類に対して式■および■で上に定義 したものである。Dは02〜CBの脂肪族ジオールから誘導されているものが最 も好ましい。
好ましい芳香族ポリエステルにはポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(ブチ レンテレフタレートーコーイソフタレート)、ポリ(エチレンテレフタレート) およびこれらのブレンドが含まれ、ポリ(ブチレンテレフタレート)が最も好ま しい。
上記のポリエステルは市販されているかまたは第2,465.319号、第3, 047,539号および第2,910.466号に記載されているような業界で は周知の方法によって製造することができる。実例を挙げると、高分子量の熱可 粗性ポリエステル(b)は固有粘度が60:40のフェノール/テトラクロロエ タン混合物中30℃で少なくとも約0.4デシリツトル/グラム、少なくとも約 0゜7デシリツトル/グラムである。
一般に、本発明の組成物はポリエーテルイミドエステル(a)とポリエステル( b)との混和物からなる。実用的にはこれらの組成物は、約1〜99重量%の( a)と約99〜1重量%の(b)からなる。各々のポリマーが混入される特定の 量は得られるポリマー組成物に望まれる物理的性質に依存する。以下の実施例で 立証されるように、いろいろな組成によってさまざまな物理的特性が得られる。
たとえば、約80720のポリ(ブチレンテレフタレート)/ポリエーテルイミ ドエステル混合物では最適の引張伸びが得られるが、20:80混合物では最適 の低温衝撃が得られる。
さらに、本発明の組成物は必要に応じて、たとえば酸化防止剤、可塑剤、顔料、 難燃剤、充填材などを含めたその他の添加剤と適宜混和してもよい。
本発明の組成物はポリマーのブレンドまたは混和物を製造するのによく知られて いる技術のいずれかによって製造でき、中でも押出混和が好ましい。混和するの に適した装置には、単軸式エクストルーダー、二軸式エクストルーダー、バンバ リーミキサ−のような内部ミキサー、加熱式ゴムミル(電気加熱式か油加熱式) またはファール(Parrell)連続ミキサーが含まれる。成形する直前に混 和するには射出成形装置も使用することができるが、成形の前に均一な混和を確 保するのに充分な時間攪拌するように注意しなければならない。別の方法として は、押出や射出成形の前にトライブレンドする方法がある。
本発明に従って製造されるポリマー組成物は広範囲の用途に適している。組成の 構成に応じて、これらの組成物は加熱垂れ下がり抵抗性に優れており、そのため これらはオーブン中でベーキングしなければならない塗装品に使用できる。さら に、これらの組成物は優れたグイナタツブ(Dynatup)特性をもっている ので、ぶつかった際に衝突エネルギーを「受けとってへこみ」、そのエネルギー が除かれた後に「スブリンクバツク」する。したがってこれらの組成物は、たと えばフェンダ−やバンパーなどのような自動車用途に特に適している。
以下の実施例は本発明を例示するものであり、限定するものと考えるべきではな い。
好ましい具体例の詳細な説明 組成物の物理的特性を決定する際には次のASTM法を使用した。
曲げ弾性率 ASTM D790 引張伸び ASTM D638 ショアD硬さ ASTM D2240 ノツチ付きアイゾツト ASTM D256ノツチなしアイゾツト ASTM  D256゜組成物はすべて、熱可塑性エラストマーをプロデツクス(Prode x)単軸式エクストルーダーで熱可塑性ポリエステルと溶融混和して調製した。
PEIE A〜C PEIEA−Cは、ブタンジオール、ジメチルテレフタレート、ポリ(プロピレ ンエーテル)ジアミン(平均MW2000)およびトリメリド酸無水物から製造 したポリエーテルイミドエステルである。ジメチルテレフタレート対ジイミドニ 酸のiiQ比は次の曲げ弾性率のポリマーが生成するようにした。
PEIE A 15.000psi PEIE B 25.000psL PEI’E C50,000psL。
PEIE D PEIE Dは、ブタンジオール、ジメチルテレフタレートおよびコポリ(プロ ピレンエーテル−エチレンエーテル)ジアミン(平均MW900)ならびにトリ メリド酸無水物から製造したポリエーテルイミドエステルである。ジメチルテレ フタレート対ジイミドニ酸の重量比は15,0QQps iのポリマーが生成す るようにした。
PEE I PEE Iは、上述のウエルフ・ジュニア(Volf’e、 Jr、)に従って 、トリメリド酸無水物32.5重量部、グリシン13重量部、ポリ(テトラメチ レンエーテル)グリコール(平均MW100O)23重量部、ブタンジオール3 1重量部およびフェノール系安定剤0.5重量部からチタン酸エステル触媒を使 って製造したポリエーテルエステルイミ広い範囲に亘る重量比のポリ(ブチレン テレフタレート)(PBT)とポリエーテルイミドエステル(PEIE)のブレ ンドを立証する組成物を調製した。これらの特定の組成と物理的性質は表1に示 した通りであった。
表1から明らかなように、このブレンドの物理的性質は使用した特定の混合物に よって広く変化する。たとえば、最適な低温ノツチ付きアイゾツト衝撃強さは約 80:20のPEIEとPBTのブレンドで達成された。一方、低温ダイナタッ プ(Dynatup)は約15ニア5レベルのPEIEとPBTで最適になった 。全体として、本発明の組成物は優れた応力ヒズミとエラストマー特性をもって いた。
加えて、これらの組成物はいくつかのまったく予想外の驚くべき結果を示した。
たとえば、未改質のPEIEと比較したダイナタップ(Dynatup)特性は PBTの充填量が83重量%まではその充填量と共に増大した。同様な傾向は2 90”Fでの加熱垂れ下がりに関しても明らかであった。
この加熱垂れ下がりもまた83重量%の充填まで向上した。
しかしながら最も驚くべき結果は引張伸びに対する効果であった。ポリエステル を加えると最初(約20重量%)は低下したがその後80重量%の充填までは伸 びが非常に急激に増大した。この伸びの増加は未改質のエラストマーよりもずっ と優れていた。
18ノ(口U63−502351 (9)PEIEA 100 90 110  50 15 10PBTb−102050759O Nl 1/4インチ、ft1b/In NB NB NB 4.8 4.3 L 、SN! 1/4インチ、−30℃、ft1b/In 8 2.7 3.1 1 .7 1.4 1.2曲げ弾性率 ×103psi 14J 20.8 33. 6 123 205 307引張伸び % 240 233 22B 395  457 357グイナタツプ、−30℃、E駄/E全イ本 20/112 21 /34 23/35 24/39 27/45 11/11加熱垂れ下がり 2 90丁、30分、−一 −43272617248、組成物は全て安定剤を0. 7重量部含有していた。
b、ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ(General Electrl e Company)製ポリ(ブチレンテレフタレート)バoックス(VALO X■)315、■約1. 2dl/g実施例6〜10、比較例B 今回はポリ(エーテルイミドエステル)をポリ(エチレンテレフタレート)(P ET)とブレンドして第2の一連の例を調製した。これらの例の組成とそれらの 物理的性質は表2に示す通りであった。
表2から、組成物を各種の成形用途に適したいくつかの望ましい性質をもつ組成 物が得られたことが明らかである。
ここでもふたたびポリエステルの混入の程度は得られる組成物の物理的性質に劇 的な影響を与えた。これらのブレンド組成物において、最適のダイナタップ(D ynatup)特性は約50 : 50の混合物で達成され、PETの充填が約 30重量%から85重量%未満までで良好な性質が見られた。
最後に、ここでもまた引張伸びは最初低下した後PETの充填量の増加と共に劇 的に増大した。
表2 PEIEA” 100 85 70 50 15 10PETb−153050 859O Nl 1/4インチ、rtlb/In NB 5.$ 4.6 2.9 1.2  1.05N1 174インチ、−30℃、6.701’B) 1.86 1. 4 1.0 0.6 0.75h Ib/In UNII/4インチ、−30℃、 NB 13.4(2NB) 14.8(3N B) 21.4(81JB) 15J 11.8t lb 曲げ弾性率 X10”psl 12.9 27.5 53.7 132.2 3 08.9 1B30.5引張伸び psl 243 109 190 400  − 468加熱垂れ下がり290丁、 45 5+1 62 74 47 52 8、表1参照 す、グツドイヤー(にood year )社からビタフ(Vltuf )とい う商標名で市販されているポリ(エチレンテレフタレート) 実施例11〜15、比較例C 本発明の範囲をさらに立証するもうひとつ別の一連の例を調製した。これらの例 では各種のポリエーテルイミドエステルを2種のポリ(ブチレンテレフタレート )と共に例示した。ここでもまた、ブレンド組成物が未改質のポリ(エーテルイ ミドエステル)よりも改良された引張伸びを有することが明らかである。さらに 、実施例11と14を比較すると、低めの固有粘度のポリエステルを用いて得ら れた違いが示されている。最後に、実施例12がら15までを比較すると、各種 のポリ(エーテルイミドエステル)を使用することの影響が示されており、ポリ (エーテルイミドエステル)は初期の曲げ弾性率または実際のモノマー化学にお いて変化する。
さらに、各エラストマーが15.000psiの初期弾性率をもっている実施例 14と15を比較すると、コポリ(プロピレンエーテル−エチレンエーテル)ジ アミンがら製造されたエラストマーを使用した場合、ポリ(プロピレンエーテル )ジアミンから製造されたものと比べて加熱垂れ下がり抵抗性と引張のびが顕著 に改良されることが立証されている。
表3 PEIEA” 100 85 − − 65 −PB7 1° −−35303 535 Nil/4インチ、−30℃、ハ 比/In 8(k’B) 2.8 − −  − −UN11/4インチ、−30℃、ft1b/ln−−NB NB 18. 8(4NB) !5.2(2NB)曲げ弾性率 X10”psl 14.8 7 7 99 120 B9.8 52.7引張伸び % 243 300 2G0  300 208 289シジア D 硬さ 4760 加熱垂れ下がり 290”l”、 30分、−一 −−28Is 82 19ダ イナタツプ、−30℃ −−28/48 11/Is 22/40 B/6a、 実施例Cと11のPEIE組成物は安定剤を1.1重量部含有し、実施例14は 安定剤を0.7重量部含有する。
b、各PEIE組成物は安定剤を0. 7重量部含有する。
C,ゼネラル−エレクトリック・カンパニイ(Ceneral Eleetrl e Company)製バaックス(VAIJ)X■)315ボIJ(1,4− ブチレンテレフタレート)樹脂。■約1.2dl/gd、ゼネラルーエレクトリ ック・カンバニイ(General Electrlc Company)製バ 07クス(VALOX■)295ポ!J (1,4−ブチレンテレフタレート) 樹脂。■約o、83dl/g実施例16〜17 前記マクリープイー(McCready)のポリエーテルイミドエステルと前記 ウォルフ・ジュニア(Wolf’e、 Jr、)のポリエーテルエステルイミド とを両方とも使用して本発明の範囲内に入る最後の一組の例を調製した。これら の組成物の構成とその物理的性質は表4に示す通りであった。これらの実施例は 本発明の範囲と有用性をさらに示している。
PEIEA 65 − PEEI −65 PBT” 35 35 N I ft lb/1n Nl、−30℃ft1b/In 曲げ弾性率 加熱垂れ下がり グイナタップ、−30℃ 8表3注C参照 明らかに、上述の詳細な説明に照らしてその他の修正は当業者に自明であろう。
そのような修正はすべて添付の請求の範囲によって定義される本発明の範囲内に 入る。
国際調査報告 ANNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHREP ORT ON

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)エーテル結合、エステル結合およびイミド結合を有するものとして 特徴付けられる1種以上の熱可塑性でエラストマー性のポリマー(ただし、エー テル結合は長鎖のエーテルグリコール類および長鎖のエーテルジアミン類から誘 導された高分子量のポリオキシアルキレン単位またはコポリオキシアルキレン単 位として存在する)、および (b)改質量の高分子量で熱可塑性のポリエステル を含む成形用組成物。
  2. (2)熱可塑性でエラストマー性のポリマーが、(i)1種以上のジオール類、 (ii)1種以上のジカルボン酸類またはそのエステル形成性誘導体、および( iii)1種以上のポリ(オキシアルキレン)ジイミド二酸またはそれを生成す る反応体から誘導されたポリエーテルイミドエステルである、請求の範囲第1項 の組成物。
  3. (3)ジオールがC2〜C19の脂肪族および脂環式のジオール類中から選択さ れ、そのジオールの少なくとも60モル%が同一である、請求の範囲第2項の組 成物。
  4. (4)ジオールがC2〜C8の脂肪族および脂環式のジオール類中から選択され 、そのジオールの少なくとも80モル%が同一である、請求の範囲第2項の組成 物。
  5. (5)ジオールが1,4−ブタンジオールである、請求の範囲第2項の組成物。
  6. (6)ジカルボン酸の少なくとも60モル%が同一であって、C4〜C19の脂 肪族、脂環式および芳香族のジカルボン酸類ならびにそれらのエステル形成性誘 導体から選択される、請求の範囲第2項の組成物。
  7. (7)ジカルボン酸の少なくとも80モル%が同一であって、C4〜C16の脂 肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸類およびそれらのエステル形成性誘導 体から選択される、請求の範囲第2項の組成物。
  8. (8)主要なジカルボン酸がC8〜C16の芳香族のジカルボン酸またはそのエ ステル形成性誘導体である、請求の範囲第6項の組成物。
  9. (9)主要なジカルボン酸がC8〜C16の芳香族のジカルボン酸またはそのエ ステル形成性誘導体である、請求の範囲第7項の組成物。
  10. (10)ジカルボン酸が、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸およびそれら のエステル形成性誘導体から選択された芳香族のジカルボン酸である、請求の範 囲第2項の組成物。
  11. (11)ジカルボン酸がテレフタル酸ジメチルである、請求の範囲第2項の組成 物。
  12. (12)ポリエーテルイミドエステルが、次式:▲数式、化学式、表等がありま す▼ を有するものとして特徴付けられるあらかじめ形成されたポリ(オキシアルキレ ン)ジイミド二酸、またはこれに対する次式: H2N−G−NH2 および ▲数式、化学式、表等があります▼ のモノマーからなる反応体、から製造される[ただし、式中の各Rはそれぞれ独 立してC2〜C20の脂肪族、脂環式または芳香族の三価の有機基であり、各R ′はそれぞれ独立して水素またはC1〜C6の一価の有機基であり、Gは分子量 が約400から約12,000までの長鎖のエーテルジアミンの末端のアミノ基 がとれた後に残る基である]、請求の範囲第2項の組成物。
  13. (13)RがC6〜C20の芳香族の三価の有機基であり、R′が水素またはメ チルであり、Gが約900から約4000までの分子量を有する長鎖のエーテル ジアミンから誘導されている、請求の範囲第12項の組成物。
  14. (14)長鎖のエーテルジアミンが、ポリ(エチレンエーテル)ジアミン、ポリ (プロピレンエーテル)ジアミン、ポリ(テトラメチレンエーテル)ジアミンお よびコポリ(エチレンエーテル・プロピレンエーテル)ジアミンから選択される 、請求の範囲第12項の組成物。
  15. (15)長鎖のエーテルジアミンがポリ(プロピレンエーテル)ジアミンである 、請求の範囲第12項の組成物。
  16. (16)Rがトリメリト酸無水物から誘導されたC6の芳香族の三値の基である 、請求の範囲第12項の組成物。
  17. (17)ポリエーテルイミドエステルが、トリメリト酸無水物と分子量が約90 0から約4000までのポリ(プロピレンエーテル)ジアミンとの反応生成物で あるあらかじめ形成されたポリ(オキシアルキレン)ジイミド二酸から誘導され ている、請求の範囲第12項の組成物。
  18. (18)熱可塑性でエラストマー性のポリマーが、式:▲数式、化学式、表等が あります▼I および ▲数式、化学式、表等があります▼IIまたは ▲数式、化学式、表等があります▼IIIおよび ▲数式、化学式、表等があります▼IV[式中、Gは分子量が約400〜約12 ,000の長鎖のポリ(オキシアルキレン)グリコールから末端の(またはでき るだけ末端に近い)ヒドロキシル基がとれた後に残る二価の基であり、Dは分子 量が約300未満のジオールからヒドロキシル基がとれた後に残る二価の基であ り、Qは分子量が350未満で脂肪族の第一級ジアミンからアミノ基がとれた後 に残る二価の基であり、Q′は分子量が250未満で脂肪族の第一級アミノ酸か らアミノ基およびカルボキシル基がとれた後に残る二価の基であり、ただし、各 G単位に付き約0.5〜約10個のD単位が存在する]の単位からなるものとし て特徴付けられるエラストマー性のポリマーまたはその混合物の中から選択され ている、請求の範囲第1項の組成物。
  19. (19)高分子量の熱可塑性ポリエステル(b)が、(i)1種以上のC2〜C 19の脂肪族、脂環式または芳香族のジオール類および(ii)1種以上のC4 〜C19の脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸類から誘導された、ホモ ポリエステル、コポリエステル、およびホモポリエステル、コポリエステルまた は両者のブレンドから選択されている、請求の範囲第1項の組成物。
  20. (20)高分子量で熱可塑性のポリエステル(b)が、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、DはC2〜C8の脂肪族または脂環式のジオールからヒドロキシル基が とれた後に残る二価の基であり、ただし、コポリエステル中の単位の少なくとも 約80モル%は芳香族のエステル単位である]の繰返し単位からなるものとして 特徴付けられる、芳香族ホモポリエステル、芳香族コポリエステル、および前記 ホモポリエステル、コポリエステルまたは両者の混合物の中から選択されている 、請求の範囲第1項の組成物。
  21. (21)DがC2〜C6の脂肪族ジオールからヒドロキシル基がとれた後に残る 基である、請求の範囲第20項の組成物。
  22. (22)高分子量の熱可塑性ポリエステルが、ポリ(エチレンテレフタレート) 、ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート・コ・イソ フタレート)およびこれらのブレンドの中から選択されている、請求の範囲第2 0項の組成物。
  23. (23)高分子量の熱可塑性ポリエステル(b)がポリ(ブチレンテレフタレー ト)である、請求の範囲第22項の組成物。
  24. (24)熱可塑性でエラストマー性のポリマー(a)約1〜約99重量%と高分 子量で熱可塑性のポリエステル(b)約99〜約1重量%からなる、請求の範囲 第1項の組成物。
  25. (25)熱可塑性でエラストマー性のポリマー(a)約10〜約90重量%と高 分子量で熱可塑性のポリエステル(b)約90〜約10重量%からなる、請求の 範囲第1項の組成物。
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