JPS63502317A - デュアルバンドアンテナを可能にするコネクタのないアンテナカツプラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 デュアルバンドアンテナを可能にする コネクタのないアンテナカップラ 本発明は一般的には遠隔アンテナを内置アンテナを有する無線機に結合できるよ うにするカップラを指向する。更に具体的には、本発明は内部アンテナを使用禁 止にすると同時に一方で機械的スイッチなしにその無線機を外部アンテナに効率 的に結合するカップラを指向する。

携帯用２方向無線機およびページャには通常アンテナが取シ付けられておシ、そ のアンテナは外部モノボールアンテナでもよく、或は無線機の筐体内に置かれた アンテナ、即ちいわゆる隠れたアンテナでもよい。

そのような無線機を外部アンテナに接続してその無線機の有効範囲を広げること が望ましいことである。例えば、ｔｌは金属製の構造物を有する建物または自動 車内にある携帯用無線機またはページャとの通信がよシ困難であることは一般に 知られていることである。そのような建物または自動車の外にある外部アンテナ はそのような無線機の通信範囲を大幅に広げるものと思われる。

外部アンテナを無線期に接続する従来の手段は、無線機に取シ付けられたジャッ クまたは同軸コネクタによるものである。ＲＦ電流を伝える直接的な金属と金属 との機械的接点に伴う諸問題は周知である。

隠れた内部アンテナは外部アンテナに比べて幾つかの利点を持っている。内部ア ンテナは無線機をよシ使−バアンテナ２と題する米国特許第４，５７１，５９５ 号に開示されている。内部アンテナは幾つかの利点を有するが、内部アンテナを 利用する無線機の範囲は、かなシ大型であることがしばしばある外部アンテナを 用いた似たような無線機の範囲よシも一般に狭い。従って、とくに内部アンテナ に関しては、遠く離れて取シ付けられたアンテナによって無線機の範囲を広げる 能力を持つことが望ましい。

遠隔アンテナを無線機に結合しようとする場合には、取ル付けられたアンテナま たは内部アンテナを遠隔アンテナの使用時に切シ離すために通常何らかの手段が 備えられている。内部アンテナを使用禁止にする従来の手段は、機械的ジャック または関連スイッチを用いて、遠隔アンテナコネクタがジャックに挿入された時 に取シ付けられたアンテナ回路を切シはなすことである。そのような機械的組立 体は、特にＲＦエネルギーが転送されつつある場合には直接的な金属と金属との 接続に伴う問題点をかかえている。

発明の要約 本発明の目的は、無線機のアンテナ回路との直接的な機械的接続を用いない携帯 用無線機用遠隔アンテナカップラに適合する改良されたデュアルバンドアンテナ を提供することである。

デュアルバンドアンテナの１実施例は、約１／２波長の伝送路によって互いに接 続した２つの１間隔を置いて配置された放射素子を含む。各放射素子の一端はこ の伝送路によって接続されている。この第１放射素子の他端は第１伝送路によっ て帯域フィルタに結合され、この帯域フィルタは受信機に結合されている。第２ 放射素子の他端は第２伝送路によって帯域フィルタに結合され、この帯域フィル タは送信機に接続されている。

受信機帯域フィルタは送信周波数において第１伝送路に対する太きなりアクタン ス全表し、送信帯域フィルタは受信した周波数範囲について第２伝送路に対する 大きなりアクタンスを表わす。第１伝送路の長さはインピーダンスを反映するよ うに選択されているので、第２伝送路は送信周波数範囲における送信機帯域フィ ルタの出力に対する妥当な整合を与える。同様に、第２伝送路の長さは、受信機 の帯域フィルタに結合した第１伝送路が受信機周波数範囲にわたって受信機帯域 フィルタに対する妥当な整合ヲ宍わすようにさせるイて、別個の整合した送信お よび受信周波数入力が本発明によるアンテナによって与えられる。

アンテナカップラの１実施例は無線機の一部分を受け入れる寸法の金属製遮蔽物 、前記遮蔽物内に置かれた共振器および共振器に結合した同軸ケーブルを含む。

遮蔽物によって囲まれている無線機のその部分は内部アンテナの能動（ａｃｔｉ ｖｅ　）アンテナ（放射素子部分）。

および遮蔽物内に置かれた共振器への結合を強化するために無線機の筐体に隣接 して置かれている伝送路を含む。共振器は無線機内の伝送路手段に隣接して置か れたもう１つ別の伝送路を含み、遮蔽物が無線機と係合した場合にＲＦエネルギ ーがそれらの伝送路間に結合されることが好ましい。この遮蔽物は内部アンテナ からの放射を防御する。無線機内の伝送路は、遮蔽物が無線機と係合していない 時は第１電気長を有し、遮蔽物が無線機と係合している時は第２電気長を有する 寸法になっている。内部伝送路はその位相速度が係合している遮蔽物と折半する ように形成されている。無線機内の伝送路と遮蔽物内の伝送路の波長モードは同 一波長モードで動作する。この動作モードは結合効率を高め、カップラの保合に よる内部アンテナの入力におけるインピーダンス変化を最小にする。

図面の簡単な説明 第１図は本発明によるアンテナを利用した手持ち式２方向無線機の斜視図である 。

第２図は本発明によるアンテナの分解図を示す。

第３図は２方向無線機に結合した本発＠Ａを示すブロック図である。

第４図は各アンテナ入力についての反射減衰量対周波数のグラフである。

第５図は本発明によるアンテナカップラの分解斜視図である。

第６図は第５図に示したカップラ内に設置された無線機の側面図であシ一部を破 断図で示しである。

第７図は内部に無線機を設置した場合のカップラの代わシの実施例を示す。

詳細な説明 第１図はスピーカｎ、視覚表示装置１４．入カキーノくラド１６およびマイクロ ホンボート１８ｆｃ有する手持ち式２方向無線機１０ヲ示す。本発明による内部 アンテナは無線機１０の底２０部分に置かれている。内部アンテナが用いられて いるので、アンテナ付近の無線機１Ｇの筐体の部分は、無線機周波数エネルギー を放射し受信するアンテナの能力を殆んど妨げない材料で作らねばならないこと は明らかでおる。

第２図は無線機１０の底加に置かれている本発明による内部アンテナの１実施例 を示す。第２図に示されている主要素子は金属製取付板２２．プリント基板冴、 プラスチック製スペーサ５およびプリント基板２８ヲ含む。

曲がシくねった銅模様（９）がプリント基板部のに３２間に延びている。このプ リント基板は表面謁に向かい合ってスペーサ加の周りの縁（ｌｉｐ）３４内にび ったシとはまる寸法になっている。′に３８はスペーサ２６ヲ貫通して延びてお シ、入３２と位置が合っている。

アンテナの放射素子をなす金属棒４０および４２が基板冴に取シ付けられておシ 、入間および３２′ｆｔ通り抜けて突き出るように位置が合わせられている。棒 ４０および４２の遠位端は基板路上の曲がりくねった模様蜀のそれぞれの端には んだづけされている。棒切の取シ付けられた端（底）は、基板屑表面上の導体躬 によってレセプタクル４６に接続されている。同様に、棒４２の取シ付けられた 端は導体化によってレセプタクル団に接続されている。レセプタクル４６および 刃と位置が合わせられている基板冴の穴によシ第２図では見えない基板の側から それぞれ接続される。

金属板ｎはさら穴をあけた２つの穴５２を有する。これらの穴によシ板２２ヲね じで無線機１０のシャーシに固定することができる。基板かの切りとられた部分 ９は穴５２の周囲のさら大金あけた領域と位置が合っていて、ねじを取シ付ける ための隙間を与えている。金属板ｎの′に５６および郭はレセプタクル４６およ び加とそれぞれ位置が合っている。これらの人は無線機１０から突出しているビ ンがレセプタクル４６およびカに保合できるようにする隙間を与える。金属板２ ２のねじ′に６０は基板冴の人６２と位置が合っていて基板をねじで金属板に取 り付けることができるようにしている。

第２図に見られる素子は相互作用して下記の機能を行う。金属板ｎは接地面（ｇ ｒｏｕｎｄ　ｐｌａｎｅ　）としての役目をする。導体必および牝は接地面とと もに伝送路を形成し、これらの伝送路は棒切および４２ヲレセブタクル４６およ び（資）に接続させている。棒４０および４２はアンテナ構造の放射部分を形成 している。プリント基板路上の曲が力〈ねった模様間は接地面と協動して伝送路 を作り、この伝送路は放射素子物および４２を接続している０ 第３図において、破線によって囲まれた四角の部分は第２図に見られるアンテナ 素子を表わす。別々のアンテナ入力が伝送路４４オよび槌によって備えられてい る。受信機６は帯域受信フィルタ６８ヲ介して伝送路化に接続されている。送信 機６は帯域フィルタ７０ヲ介して伝送路化に接続されている。伝送路化および化 は放射素子４０および４２にそれぞれ接続され、これらの放射素子は約１／２波 長の伝送路間によって接続されている。

受信機、送信機およびそれぞれのフィルタは従来のものである。

通常受信機入力および送信機出力は、一般に用いられる刃オームのインピーダン スのような一定のインピーダンス用として設計されている。受信機は１つの周波 数範囲における信号を受信するが、送信機は別の分離した周波数範囲における信 号を送信する。受信フィルタ錦は受信周波数範囲にわたって公称間オームインピ ーダンスを表わし、送信範囲における周波数に対し高リアクタンスを表わす。

同様に、送信機フィルタ７０は送信周波数範囲にわたって公称刃オームインピー ダンスを表わすが、受信周波数範囲における周波数に対し大きなりアクタンスを 表わす。本発明によるアンテナは帯域周波数外については受信および送信フィル タのリアクタンスを用いて各入力におる（資）オーム整合を行う。この局面につ いては下記に更に詳しく説明する。

中心設計周波数は最低及び最高周波数の幾何平均周波数である。本発明の特定の １実施例においては、放射素子物および４２は同じ物であり、中心設計周波数に おいて波長の１／１５の長さになるように選択されている。

しかし、波長の１／２０よシ長く最長で波長の１／４までの長さの放射素子を使 用できる。伝送踏射および化は受信および送信フィルタのそれぞれの公称インピ ーダンスとして同一の特性インピーダンス刃オームを有する。

伝送路間は接地面２２とはかなシの距離離れているので、伝送路蜀の特性インピ ーダンスは伝送路４４　、４８に対する特性インピーダンスよフもかなシ高い。

アンテナのとの特定の実施例においては、伝送路（資）の特性インピーダンスは 約９００オームである。

本発明のアンテナを調整するために下記の方法を利用できるので、受信フィルタ 絽に接続したその入力は受信周波数において（資）オームの整合を行い、送信フ ィルタ７０への入力は送信周波数範囲について犯オームの整合を行う。この例で は、放射素子４ｏおよび４２はほぼ同じものが選択されている。波長の約１／１ ５の長さの放射素子は放射効率と物理的大きさとの間の丁度よい妥協点を与える ことが測定されている。他の長さの放射素子を利用できることも勿論理解される ことと思う。

波長の１／２０よシは長いが波長の１／４よシは短い素子が好ましい。伝送路（ 至）の長さは、放射素子４０の底部において直接に短絡を行いその伝送路の長さ を調節することによって決められるので、放射素子４２の底部において直接に測 定されるインピーダンスは中心設計周波数において刃オームである。

放射素子物の底部における短絡が除去され伝送路化の長さが調節されると、放射 素子４２の底部において直接に生じるインピーダンスは送信周波数範囲内の中心 周波数において（資）オームとなる。送信周波数範囲において、受信フィルタ簡 はかなシのリアクタンスを表わし、このリアクタンスは伝送路化によって適当な リアクタンスに変換され、この適当なリアクタンスは放射素子物および伝送路恥 を介して放射素子４２に反映される。放射素子４２に結合されたインピーダンス はそのインピーダンスと一緒になって刃オーム成端を与える。

同様な方法は、受信機周波数のための整合を行うのに必要な伝送路化の永さを決 めるのに用いられる。伝送路化は犯オーム特性インピーダンスを有するので、イ ンピーダンス測定手段を放射素子物の底部において直接用いるのではなくこの伝 送路の出力において用いてもよい。送信フィルタ７０が送信機６および伝送路化 に結合されていると、箕オーム成端が受信周波数範囲の中心周波数で伝送路化の 出力において与えられるまで伝送路化の長さが調節される。送信フィルタ７０は 中心受信周波数においてかなシのリアクタンスを与え、このりアクタンスは伝送 路化によって変換され、放射素子弦および伝送路３０を介して放射素子４０に結 合される。放射素子４０に結合されたインピーダンスはその素子のインピーダン スと一緒にな）、その結果として受信フィルタ銘に対する刃オーム成端を生じさ せる。伝送路化および化はいずれも関オームの特性インピーダンスを有するので 、これらの伝送路をそれぞれの放射素子とフィルタとの間に挿入すると所望の整 合インビ−ダンスが維持されることが理解されることと思う。

本発明の理解を助けるために特定の例を挙げるため本発明の特別な応用例が開示 されている。この特別な応用例にかいては、送信周波数範囲は８２５〜８４５Ｍ Ｈ１であシ、受信周波数範囲は８７０〜８９０　ＭＨｚである。これらの周波数 範囲の結果幾何平均（中心周波数）は８５６．８８４　ＭＨｚとなる。各放射素 子は高さ゛がＯ，Ｓインチ（１，２７ｃｍ）であシ、直径が０．０５インチ（０ ，１２７ｃｍ）でブ成分（１ｎｄｕｃｔｉｖｅ　）である。放射素子のインピー ダンスは素子に沿った均等な電流分布、板ｎによって与えられる比較的小さい接 地面、および通常放射素子のうちの１つの近くで無線機に置かれているユーザの 手の影響などの幾つかの要因によって影響される。伝送路側は約９００オームの 特性インピーダンスを有し、上述した方法で調節すると中心周波数において０． ４８６波長　−である。この特別の例は約１／２波長の伝送路３０ｔ−用いてい るが、Ｎ／２の波長を使用できる。但し、Ｎは雰よシ大きい正の整数である。受 信フィルタ団は受信周波数範囲において犯オームを有する６極セラミツク櫛形フ イルタ（６ｐｏｌｅ　ｃｏｍｂ　１ｉｎｅ　ｃｅｒａｍｉｃ　ｔｙｐｅ　ｆｉｌ ｔｅｒ　）である。伝送路７０は送信周波数範囲にかいて（資）オームのインピ ーダンスを有する５極セラミツク櫛形フイルタである。伝送踏射および物はそれ ぞれ（資）オームの特性インピーダンスを有する。

送信アンテナ入力’ｔ−５ｔＪオームに整合するために、伝送踏射の長さを０． ２２７　＋Ｎ／２波長（但しＮは整数≧Ｏ）に調節したが、これは送信周波数で 受信フィルタによって表わされる高リアクタンスを放射素子４２の底部において カオームインピーダンスを結果として生じさせる値に変換するためである。放射 素子物の底部における約ωオームの誘導リアクタンスは結果的に送信アンテナ入 力における所望の整合を生じさせる。

伝送路化の長さは受信周波数において送信フィルタ７０によって表わされる高リ アクタンスを変換するだめに０．０３２＋Ｎ／２波長（但しＮは整数≧０）に調 節されているので、その結果放射素子物の底部における（資）オーム整合が生じ る。放射素子４２の底部における約（資）オームの容量性リアクタンスの結果、 受信アンテナ入力における所望の整合が生じる。

第４図゛は反射減衰量（デシベル）が周波数に対して描かれている２つのグラフ を示す。送信および受信入力の応答がこのグラフに示されている。２：１の定在 波比（ｓｗＲ）’ｉ表わす水平線７１が示されている。線７１よｐ下の区域は２ ：１未満の８ＷＲ’に表わす。　グラフの線７２は送信アンテナ入力についての 反射減衰量対周波数を示し、グラフの線７４はアンテナ受信人力についての反射 減衰量対周波数を示す。これらのグラフを参照することによって、送信および受 信アンテナ入力の両方が、２：１未満の定在波比に対応する反射減衰量を有する ことが認められることと思う。

内部アンテナは受信周波数範囲におけるフィルタの特性インピーダンスに整合し ている受信機フィルタに結合した受信機入力、および送信周波数範囲におけるフ ィルタの特性インピーダンスに整合している送信機フィルタに結合した送信機入 力を備えている。その通過域外の周波数について各フィルタによって表されるリ アクタンスは、アンテナ入力用の所望するインピーダンス全達成するのに用いら れる。

本発明のアンテナは別々の整合した受信および送信入力を備えているので、別個 の周波数における受信および送信用のアンテナを利用するためにデュプレクサま たは整合回路のような追加回路は必要でない。このアンテナは本質的には狭帯域 アンテナのデュアルバンド動作全可能にする。

第５図を参照すると、本発明によるアンテナカップラ１００が分解図で示されて いる。このカップラは導電性遮蔽物１０２を含み、この遮蔽物は中空であって、 金属製円筒１０８によって隔てられたプリント基板１０４および１０６を含む。

同軸ケーブル１１０は従来の同軸止め金具１１２によって遮蔽物１０２の端に取 シ付けられている。

プリント基板１０４は遮蔽物１０２の端の内面に取シ付けられておシ、第５図に おいては見えない表面上に置かれた導電性模様１１４ヲ有する。この導電性遮蔽 物１１４は基板１０４の穴１１６の間に延びてお、９、′Ｋ１１６および中央の 穴１１８ヲ取シ囲んでいる。同軸止め金属１１２の中心のビン（図示されていな い）は穴１２７および穴１１８を通シ抜けて突出しておシ、模様１１４に紘んだ づけされている。同軸ケーブル１１０の外側の遮蔽物１３導電性遮蔽物１０２に 結合されている。模様１１４は遮蔽物１０２の端と協動し、穴１１６の方へ外へ 向かって延びている２つのマイクロス）ＩＪツブ伝送路の範囲を限定している。

プリント基板１０６は穴１２０の間に延びている曲がシくねった導電性模様１１ ９を有する。基板１０６の突出した部分は、遮蔽物１０２の側面から模様１１９ を離しておく役目をするタブ１２２の範囲を限定している。導電性模様１１９０ 両端は金属製円筒１０８によって模様１１４の両端に結合されている。絶縁材料 で作られているねじ棒１２４は穴１２６　、１１６″Ｉｉｒ：通り抜け、円筒１ ０８ヲ通シ抜け、プリント基板１０６の穴１２０にねじで係合している。

ねじ棒は円筒１０８によってプリント基板１０６ヲプリント基板１０４に係留（ ｃａｐｔｉｖａｔｅ）　Ｌ／ている。ナツト１２８は棒を遮蔽物１０２の端に固 定し、それによシ遮蔽物内の素子を取シ付けている。

遮蔽物１０２は無線機Ｚｏｏの底部およびその底部に隣接した無線機の一部分全 受は入れる寸法になっ、ている。

遮蔽物１０２の矢印１３０によって示されている長さは、無線機Ｎｏの底部を覆 うように遮蔽物１０２を置いた場合に遮蔽物１０２が金属板ｎによって形成され た接地面を越えて延びているような長さである（第２図参照）。

プリント基板１０６上の曲が力くねった模様１１９は遮蔽物１０２の端によって 設けられた接地面と協動して伝送路または共振器の範囲を限定しているが、この 伝送路または共振器は円筒１０８およびプリント基板１０４上の伝送路１１４に よって同軸ケーブル１１０に結合されている。これＫよシ模様１１９と被覆物１ １０との間に平衡結合システムが作られる。

遮蔽物１０２が無線機１０の底部と係合すると、放射素子切および４２は遮蔽さ れるようになシ、それによって内部アンテナからの放射が防止されることは明ら かであると思われる。遮蔽物１０２は中心設計周波数における１／４波長に対応 する距離だけ金属板２２ｔ−越えて延びているので、遮蔽物が金属製無線機筺と ともに遮蔽物１０２と金属板ｎとの間で低インピーダンスを与える開回路１／４ 波長伝送路として機能し、それにょシ内部アンテナからの放射を防ぐ遮蔽物の能 力を更に高めることが好ましい。

本発明の重要な１局面は、遮蔽物が使用されている間、内部アンテナによって無 線機の送信機と受信機に与えられるインピーダンス整合が維持されることである ０適業者は１かなシのインピーダンス変化は通常アンテナの近接磁界の主要な妨 害を伴うことを理解していると思う。

よびＣは伝送路の単位長さ当たシのインダクタンスおよびキャパシタンスをそれ ぞれ表わす。理想的な伝送路では、その伝送路の一端に現れた同じインピーダン スが１／２波長および１波長で観察される。追加の１／２波長を達成するために 伝送路の物理的長さを変える代わｌ：、伝送路の位相速度Ｖ　ｉ　１／２だけ減 らすことができる。このことは単位長さ当たシのインダクタンス。

キャパシタンスまたはその両方の組合せを増大させＬＣ積を４倍に増やすことに よって達成できる。

この原理はプリント基板路上の曲が９くねった伝送路Ｉに関連して本発明におい て利用されている。本発明の好ましい実施例においては、伝送路は中心設計周波 数で約１／２波長である（遮蔽物によって囲まれていない）。この伝送路の周夛 に遮蔽物を置くと、主として曲がシくねった伝送路模様の縁部分３１と遮蔽物１ ０２の導電性壁との間のキャパシタンスによシ単位当たりのキャパシタンスが増 加する。縁部分３１と、その縁部分および遮蔽物１０２壁の間の距離との累積的 長さが主トシテ伝送路のキャパシタンスの増加を決定する。本発明においては、 遮蔽物がその位置に置かれている場合にはキャパシタンスを４倍に増加させるた めにこれらの要因が選択されている。これに対応して位相速度Ｖは１／２に減少 する。従って、遮蔽物がその位置に置かれていない場合には、曲が９くねった模 様頷によって範囲が限定される伝送路は約１／２波長であシ、遮蔽物がその位置 に置かれている場合には約１波長である。

絶対必要な１／２波長変化が含まれているので、遮蔽物を用いた場合には素子４ ０および４２に対して伝送路間によって反映されるインピーダンスは殆ど変化し ない。

従って、内部アンテナへの送信および受信入力に対する整合は、遮蔽物があって も殆ど影響を受けないでいる０ 遮蔽物１０２内のプリント基板１０６上の模様１１９によって形成される伝送路 は、プリント基板列上の模様Ｉとほぼ同じであることが好ましい。この結果、各 伝送路は同じ電気長を有することにな）、互いに非常に近似した電界および磁界 を有することになる。この状態で紘２つの伝送路間のエネルギー結合は最も竪い 結合と々シ、エネルギー損失は最小になる。放射素子４０および４２に通常関連 した電界、磁界は遮蔽物１０２の遮蔽によ）制限される。遮蔽物がその位置に置 かれるとプリント基板路および１０６は非常に近接し、それらの基板をしつか夛 と結合させる。

第６図は無線機１０および無線機の底部と係合している遮蔽物１０２の側圧面図 であシ、明快にするためにいくつかの部分は破断図で示しである。接地面２２を 越え機１０の筐体は導電性であって遮蔽物の延長部分が１／４波長の開回路伝送 路として現れるようにし、素子４０および４２が出す可能性のある放射を更に抑 えるのを助けるようにすることが好ましい。

第７図は本発明による遮蔽物の代わシの実施例を示し、同一数字は同一素子を示 す。この代わシの実施例が異なる点は、複数の弾性のある金属製接触子１４０が 遮蔽物１０２から延びて係合しており、無線機１０の導電性部分との接触を保っ ている点だけである。これらの接触子は遮蔽物および無線機に対する共通の大地 電位を与え、また内部アンテナによる放射の抑制を高めるのに用いられている。

本発明の臼型的な実施例は１／２波長から１波長へのる外部アンテナとの効率的 な結合を行うが、これと同じ原理は異なる波長を有する伝送路に同様に適用でき ることは明らかであると思われる。例えば、１／４波長伝送路金用いるアンテナ システムを有する携帯用無線機は遮蔽物がある場合に３７４波長伝送路に変換で き同じ近似整合状態を維持する。この場合（１／４→３／４）、位相速度は１／ ３■に低下しなければならないので、ＬＣの積は９倍増加する。

本発明の１実施例を説明しそれ全図示したが、本発明の範囲は添付の請求の範囲 によって定められている。

国際調査報告 ５１頁の続き 優先権主張　０１９８師１月３日［相］米国（Ｕ　Ｓ）０８１６０２５３発　明 　者　ガンサー、ロバート　アーサー　アメリカ合衆国イテイセブンスΦコ 特衣Ｂ肛３−５０２３１７　（９） ｆリノイ州６０６３５．エルムララド・パーク、セブンゴート、２２２幡

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．間隔を置いて配置された第１および第２放射素子はそれぞれ基部端と遠位端 を有し、 第１伝送路手段は、第１放射素子の底部端を、第１周波数範囲において所定のイ ンビーダンスを有し第２周波数範囲においてかなりのリアクタンスを有する第１ フイルタに接続し、第１フイルタに接続されている第１伝送路手段の端末は第１ 入力をなし、第２伝送路手段は、第２放射素子の底部端を、第２周波数範囲にお いて所定のインビーダンスを有し第１周波数範囲においてかなりのリアクタンス を有する第２フィルタに接続し、第２フィルタに接続されている第２伝送路手段 の端末は第２入力をなし、第３伝送路手段は前記第１および第２放射素子の遠位 端を接続し、前記第３伝送路手段は約Ｎ／２波長（但しＮは雰より大きい整数） の第１および第２周波数範囲の中間の電気長を有し、 前記第１および第２伝送路手段は、第１および第２フイルタのそれぞれの所定の 前記インビーダンスに等しい特性インビーダンスを有し、 前記第１伝送路手段は、前記第２周波数範囲における前記第２放射素子の底部の インビーダンスが前記第２伝送路手段の特性インビーダンスにほぼ等しくなるよ うな長さを有し、 前記第２伝送路手段は、前記第１周波数範囲における前記第１放射素子の底部の インビーダンスが前記第１伝送路手段の特性インビーダンスにほぼ等しくなるよ うな長さを有し、第１および第２入力はそれぞれ第１および第２周波数範囲にお いてインビーダンス整合を行うことを特徴とする、 アンテナの動作の第１および第２周波数範囲に対応する第１および第２入力を有 するアンテナ。
2. ２．前記第３伝送路手段の長さおよび特性インビーダンスを前記第１および第２ 周波数範囲の中間になるように選択し、前記第２放射素子の底部におけるインビ ーダンスを前記第２伝送路手段の特性インビーダンスに等しくなるようにし、前 記第１放射素子の基部は短絡回路を有する前記請求の範囲第１項記載のアンテナ 。
3. ３．前記第１および第２放射素子は、１／２０波長より長く１／４波長より短い 第１および第２周波数範囲の中間の長さをそれぞれ有する前記請求の範囲第１項 記載のアンテナ。
4. ４．前記第１周波数範囲にわたる前記第１伝送路手段および前記第１フィルタ間 のインビーダンス整合、および前記第２周波数範囲にわたる前記第２伝送路手段 および前記第２フイルタ間のインビーダンス整合がそれぞれ２：１未満の定在波 比を与える前記請求の範囲第１項記載のアンテナ。
5. ５．導電性遮蔽物が無線機の一部分を取り囲む寸法になつており、前記部分は第 １伝送路および前記放射素子を含み、遮蔽物は放射素子による放射を阻止し、共 振器手段が前記遮蔽物内に置かれ、遮蔽物が無線機の前記部分を取り囲むと外部 伝送路と第１伝送路の間でエネルギーを結合し、 前記共振器手段を外部伝送路に接続する手段を含み、前記遮蔽物は、それが前記 部分を取り囲むと第１伝送路の位相速度が約Ｖ／Ｎ（（但し、Ｎは整数≧２，Ｖ は遮蔽物が前記部分を取り囲んでいない場合の第１伝送路の位相速度）に低下す るような寸法になつていることによつて特徴づけられている、 無線機の外壁に隣接して置かれた少なくとも１つの放射素子と第１伝送路とを有 するアンテナシステムを取り付けられた携帯用無線機を外部伝送路に結合するア ンテナカツブラ。
6. ６．前記遮蔽物は導電性スリーブおよび前記スリーブの一端を取り囲む端壁を含 む前記請求の範囲第５項記載のアンテナカツブラ。
7. ７．前記第１伝送路は遮蔽物の前記スリーブに平行した複数のセグメントを有す る曲がりくねつた導電性パターンを含み、前記セグメントおよび前記セグメント と前記スリーブとの間の距離の累積的長さが前記第１伝送路の単位長さ当たりの キヤパシタンスを約Ｎ２Ｃ（但し、Ｎは整数≧２，Ｃは遮蔽物が無線機の前記部 分を取り囲んでいない場合の第１伝送路の単位長さ当たりのキヤパシタンス）に 増大させるように選択されている前記請求の範囲第６項記載のアンテナカッブラ 。
8. ８．前記共振器手段は前記遮蔽物が無線機の前記部分を取り囲んだ場合に第１伝 送路に隣接して位置する第２伝送路を含み、前記第２伝送路は前記第１伝送路の 面と平行した面に置かれている前記請求の範囲第５項記載のアンテナカツブラ。
9. ９．前記遮蔽物が無線機の前記部分を取り囲んだ場合に前記第２伝送路は前記第 １伝送路の電気長とほぼ等しい電気長を有する前記請求の範囲第８項記載のアン テナカツブラ。