JPS63501896A - プレート型熱交換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プレート型熱交換器用ガスケット 本発明は熱交換器の２個の隣接するプレート間に使用されるプレート型熱交換器 用ガスケットに関し、それらのプレート間のスペースは熱交換媒体の通路を形成 する。

プレート型熱交換器は、原則として枠体に装着される何枚から基本的には矩形の プレートで成り、そのプレートは辺縁ガスケットによりお互いから密閉され、そ れらの間には１．熱移動部分が生じ、この熱移動部分は一端に配置された入口お よび出口を通って熱交換器へ或いはそこから導かれる熱交換媒体を流動させる平 行に接続した熱交換通路の形をしている。プレートはそのコーナ一部分に開口を 備え、これは熱交換媒体の入口チャンネルと出口チャンネルを形成する。

そのようなプレート状熱交換器はプレートによって異なる寸法に製造され、その 熱移動部分は数平方デシメートルから数平方メートルまで種々異なる。このプレ ート材料は使用分野に関連して選択されるが、通常、ステンレス又は耐酸性鋼で 構成される。成る目的ではチタンが使用されるが、これは塩水にすぐれた抵抗性 を有するが、非常に高価である。

プレート間を密閉する辺縁ガスケットは、基本的には性質の異なるゴムで構成さ れる。ゴム製ガスケットのシール圧はプレートパラゲージが枠体により一緒に締 めつけられる時、調整ボルトによって受入れられ、そのシール圧はゴムの弾性に よって保持される。

プレート型熱交換器は容易に部品に分解でき、そし−緒に結合することができる 。

７０〜８０℃以下の中等度の温度では、ガスケットは１０〜１５年もの長寿命を 有する。しかしながら、それより高温では、ガスケットは固着し、その最初の形 を失い、このためにそのシール力も失う。そのような状況のもとで、ガスケット は一層に１回、又はそれ以上の程度で交換しなければならないので、手入れに　 １高価な費用がかかる。

そこで本発明は従来の方法に関連した諸問題を排除することをねらいとする。こ れは前述のガスケットに次のことを特徴とする特性をもたせることによって可能 となった。即ち、そのガスケットは金属ストリップと、その金属ストリップの取 付面とは反対側の金属ストリップ面に装着された層とで成り、前記金属ストリッ プの片面は複数枚のプレートのうち一枚に取付られ、その金属ストリップはその 金属ストリップの部分にあるプレート間の全てのスペースではな（て少くともそ の５０％の占め前記層はプレート間の前述のスペースの残り部分を充填し、その 層は金属より硬度の低い材料で作られる。このような配置により、ガスケットは 非常に可撓性をもつことになり、熱交換器の一体的部分であるプレート間の距離 が大きく異なるような、種々の異なる型のプレート型熱交換器にそのようなガス ケットを使用できるという大きな効果がある。従って、ガスケットをプレート間 の距離が通常より大きいようなプレート型熱交換器に使用される場合、金属ス） 　ＩＪツブの厚みを一層厚くすればよいし、その逆もまた可能である。その金属 ストリップに装着される金属の低硬度の層は従って、比較的一定の厚みにするこ とができる。

これから、本発明を、例えばその２つの実施例を示す添付図面に従ってもつと詳 細に説明する。

第１図には、２枚の熱交換プレー）　（１）（２）が示され、それらのプレート 間には熱交換媒体用通路（３）が形成される。この媒体がプレートの外側の大気 へ流れるのを防ぐために、それらのプレート間にガスケット（４）が配置される 。このガスケット（４）はプレートのうちの１枚に形成されたガスケット溝（６ ）に装着される金属ストリップ（５）で成る。この場合、金属ストリップはガス ケット溝の全長に涜ってプレートのガスケット溝内を伸長゛する。その金属スト リップは好ましくは図面に示したような溶接によって、その全伸長部分に沿って プレートに取付られる。その他の取付方法、例えば、ろうづけやにかわづけも可 能である。

金属ストリップ（５）の厚みは、その金属ストリップ部分でプレート間のスペー ス全体ではなくて、その少くともその５０％をストリップ（５）が占めるように 決定される。この場合、金属ストリップはプレート間のスペースの７５〜９−５ ％を占めるようにするのが好ましい。プレート間の前述のスペースの残りの部分 は層（７）で充填し、この層（７）はプレートに固定された金属ストリップ面と は反対側の金属ストリップ面に装着され、その金属より硬度の低い材料で作られ る。その層は従って、金属ス）　ＩＪツブ（５）の外側制限面と隣接プレートと の間の装着される。層（７）は金属より硬度が低いという事実により、層に当接 したプレートに固定する必要がなく、そのプレートが層に押圧状態となるという 事実により、完全なシールが達成される。このことは例えば清掃のために、プレ ート間のスペースへ容易に到達可能にする。

この場合、層（７）は外側プレート（１）のガスケット溝（８）の外側に当接し て位置し、それによってその２枚のプレート間にシール装置が形成される。

第２図の実施例が第１図の実施例と異なる点は、金属ストリップ（５）がプレー ト（１）のガスケット溝（８）の外側に固定され、層（７）がそのガスケット溝 （６）の底部でプレート（２）に当接する点でだけである。

金属プレートはステンレス鋼で作るのが好ましく、金属ストリップ上の層は黒鉛 で作るのが好ましい。また、その層をプラスチック材にすることもできる。

黒鉛は高価な材料であり、従って、異なる厚みのガスケットを必要とする時、高 価な部分、即ち黒鉛層の厚みを基本的には一定に保持しながら、変化する部分に 安価な部分、即ち金属ス）リップを使用すると、大変効果的である。

金属ストリップは勿論、種々の材料で作ることができる。かくして、そのストリ ップは１つの媒体の通路においては、他の材料で形成することもできる。さらに 、１個の同一ストリップを２層以上の同−材料又は異なる材料で構成することも できる。

金属ストリップにある層は、弾性が低く、密閉圧を保持するようにカップばねを 調整ボルトで補足することもできる。

Ｆｉｇ、１ 巳９λ 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．熱交換器において２枚の隣接するプレートの間に配置されるガスケットであ って、該プレート間のスペースは熱交換媒体の通路を形成する形式のプレート型 熱交換器用のガスケットにおいて、該ガスケットは金属ストリップ（５）と、そ の金属ストリップの片面はプレート（１，２）の片方に固定され、前記金属スト リップ（５）はその金属ストリップの部分にあるプレート間のスペース全体では なくて、その少くとも５０％を占める事を、その金属ストリップの固定面とは反 対側の金属ストリップ面に装着された層（７）と、その層（７）はプレート間の 前述のスペースの残り部分を充填し、金属より硬度の低い材料で作られることを 特徴とする、プレート型熱交換器用ガスケット。
2. ２．各プレートはガスケット溝（６，８）を有し、金属ストリップ（５）は片方 のプレート（２）のガスケット溝（６）の底部に固定される事を特徴とする、請 求の範囲第１項に記載のガスクツト。
3. ３．各プレートはガスケット溝（６，８）を有し、金属ストリップ（５）は他方 のプレート（１）のガスケット溝（８）の外側に固定されることを特徴とする、 請求の範囲第１項に記載のガスケット。
4. ４．金属ストリップ（５）はガスクツト溝（６，８）にその全長に沿って配置さ れることを特徴とする、請求の範囲第２又は３項に記載のガスケット。
5. ５．金属ストリップ（５）はステンレス鋼で作られることを特徴とする、前述の 請求の範囲のいづれか１つに記載のガスケット。
6. ６．金属ストリップ（５）は溶接によりその伸長全体に沿ってプレートに固定さ れることを特徴とする、前述の請求の範囲のいづれか１つに記載のガスケット。
7. ７．前記層（７）は黒鉛材料で構成されることを特徴とする、前述の請求の範囲 のいづれか１つに記載のガスケット。
8. ８．前記層（７）はプラスチック材料で構成されることを特徴とする、請求の範 囲第１〜６項のいづれか１項に記載のガスクツト。