JPS63501857A - 金属鋳物の製造方法及びモールド - Google Patents

金属鋳物の製造方法及びモールド

Info

Publication number
JPS63501857A
JPS63501857A JP61506377A JP50637786A JPS63501857A JP S63501857 A JPS63501857 A JP S63501857A JP 61506377 A JP61506377 A JP 61506377A JP 50637786 A JP50637786 A JP 50637786A JP S63501857 A JPS63501857 A JP S63501857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
recess
metal
sand
casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61506377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2543865B2 (ja
Inventor
ウイルキンス フィリップ シモン アーサー
Original Assignee
コスワ−ズ リサ−チ アンド デイベロツプメント リミテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コスワ−ズ リサ−チ アンド デイベロツプメント リミテツド filed Critical コスワ−ズ リサ−チ アンド デイベロツプメント リミテツド
Publication of JPS63501857A publication Critical patent/JPS63501857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2543865B2 publication Critical patent/JP2543865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • B22D18/04Low pressure casting, i.e. making use of pressures up to a few bars to fill the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • B22C9/04Use of lost patterns
    • B22C9/046Use of patterns which are eliminated by the liquid metal in the mould

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■立l 金属鋳物製造方法 この発明は、例えば膨張ポリスチレンの如き分解可能な型を用意し、非接着砂中 に型を、うめ込み、モールド凹部の限定されたモールドを形成するべく砂を固着 させ、溶解金属を凹部^、供給し、鋳物を形成すべく溶解金属を凹部中に固め、 凹部への溶解金属の供給をやめ、凹部がら鋳物を取り出す全モールド処理を用い た金属鋳物製造方法に関する。ここで、上記型は、凹部へ供給される金属あるい は、金属の凹部への流入前の加熱によっ°て分解させられるものである。
背景技術 今まで、高品質のアルミニウムおよびアルミニウム合金の鋳物を製造するため全 モールド処理を用いる場合、不正確および劣等な表面仕上げとなってしまうとい う問題点があった。
発明の開示 この発明の目的は、この問題点を解決することにある。
この発明によれば、我々は以下のステップから成る金属鋳物製造方法を提供する ものである。すなわち、分解可能な型を用意し、上記型を非接看破の中にうめ込 み、モールド凹部を限定するモールドを形成するため砂を固め、上記凹部中に溶 解金属を供給し、鋳物を形成すべく溶解金属を凹部中で固め、凹部への溶解金属 の供給をやめ、鋳物を凹部から取り出すステップから成り、上記金属が、アルミ ニウムおよびアルミニウム合金から成り、モールドの少なくとも一部が、密度の 大きい少なくとも50重量%の砂を含む砂によって形成されている。
、上記モールドの一部が、非接看破で出来た少なくとも1つのモールド形状から 成る。
上記モールドの一部が、非接看破から成り、モールドの全部あるいは大部分を占 める。
上記モールド凹部が、上記型の中に含まれる少なくとも1つの形成されたモール ド形状から成る。
上記モールドの一部が、上記型の中に含まれる少なくとも1つの形成されたモー ルドから成る。
上記モールド形状は、ここで限定可能である。
形成されたモールド形状を除くモールドの全体は、密度の大きい少なくとも50 重量%の砂を含む非接看破から成る。
1 他の態様による本発明の金属鋳物製造方法は、分解可能な型を用意し、上記 型を非接看破の中に゛うめ込み、モールド凹部を限定するモールドを形成するた め砂を固め、上記凹部中に溶解金属を供給し、鋳物を形成すべく溶解金属を凹部 中で固め、凹部への溶解金属の供給をやめ、鋳物を凹部から取り出すステップか ら成り、上記モールド凹部が密度の大きい少なくとも50重量%の砂から成る規 定のモールド形状から成る。
上記モールド形状を、非接看破で形成することも可能であり、接着剤によって接 着された砂によって形成することも可能である。
この発明のどちらの態様においても、非接着の砂の全部あるいはほぼ全部は、通 常の不純物を除いてジルコン砂から成り、接着された砂の全部あるいはほぼ全部 は、ジルコン砂および接着剤から成る。
少なくとも50重量%およびほとんど全部ジルコン砂を使用することによって、 我々は、モールドがシリカ砂の如き他の砂でできている時に全モールド処理を用 いて前述したモールド形状の金属鋳造を行う場合と比較して、鋳物の品質が大幅 に改善されることを発見した。
上記改善のしくみを解析すれば、砂の密度が、鋳造される溶解金属の密度とほぼ 同じであるためであることがわかる。これは、モールド形状に働く水圧が最小と なり、鋳造中にモールドの安定性が向上し、鋳造の最終精度が大幅に向上するた めである。
ここで規定されるモールド形状を有するモールドが、比較的薄く、片もち状にモ ールド凹部の残り部分から大きく離れて延びている部分を有しているため、この 部分には、最小の水圧が加わることとなり、モールドの安定性が大幅に向上する こととなる。従って、モールドか他の砂で出来ている場合にしばしば見受けられ るその様な部分の破壊は、回避される。
また、解析によれば、鋳物の品質は、ジルコン砂が他の砂に比べてよりコンバト クに固着性のよいモールドを作り出すため、より向上すると見られている。事実 9コンバトク化の向上により、溶解金属の水圧負荷に対向するため従来の砂の場 合と同じモールド強度を得るために、砂の上部が少なくともよいものである。こ れは、ジルコン砂が、従来の砂に比べて約2倍の密度を持っているためである。
その方法は、型をコーティングしないままで砂の中へ直接にうめ込むことによっ て達成される。
また、我々は、ジルコン砂を用いる場合、型に非溶解メッキをする必要のないこ とを発見した。これは、非常に重要に効果である。なぜなら、シリカ砂の如き他 の砂を用いる場合に通常適用される非溶解メッキは、特に、コア部分にほどこす ことが非常にむずかしく、鋳物を取り外すこともたいへんむずかしいものである 。
さらに、従来の非溶解メッキは、破壊なしの製品の取り外しをむずかしくし、特 に、モールドの特に薄い部分をすばやく満す場合に、型の燃焼および蒸発によっ てむずかしくする。
また、砂の中にうめ込む前に、型に非溶解コーティングをほどこすこともできる 。例えば、ワニス、ペイント。
スターチの如き物が、鋳物の表面仕上げを向上させる。
また、非溶解コーティングは、モールドの薄い部分を補助するためのコーティン グとすることも出来る。
我々は、シリコン砂が、他の砂よりモールドのコンパクト化および専有性により すぐれていることを発見した。
これは、ジルコン砂が、他の砂より流れ易いより球状の形を持っているためであ ると思われる。
ジルコン砂は、その非溶解性に基づくその経済的な熱返遠性によって再度清浄さ れ返還され、その結果、ロス特表昭63−501857 (4) およびちりの発生の問題も最小限となる。
鋳物の最終精度もまた、ジルコン砂の低い熱膨張率によって向上されると考えら れる。これは、モールド形状とモールドの主壁との間の位置ずれを無視できる値 に抑え、本発明で達成される特別な精度および再現性を与える。また、これは、 金属固着の間におけるモールド形状と鋳造金属との間の圧れきを抑え、それによ 、す、他の砂の場合と比べ大幅に表面仕上げを向上させることができる。
また、本発明に従って作られた鋳物の機械特性は、伯の砂の場合のものと比べ向 上している。これは、より速い鋳造冷却率を与えるジルコン砂の熱容量による。
形成されたモールド形状は、フラッシュの発生防止、経済性等の分解可能の型を 用いた従来の鋳造のすべての効果を持つと共に、以下の効果をも有する。すなわ ち、これまで、比較的複雑な凹部を有する鋳造の型を用いる場合、その型は、そ れぞれ凹部の一部をなす複数の薄い型のスライスをお互いに接着剤によって固着 することによって作られていた。一般的には、複雑な型は、5つのスライスによ って構成される。
そして、これらの個々のスライスを調整して、にかわでお互いに組み立てること が必要である。しかし、それを達成することは、非常に大変な問題であった。な ぜなら、個々のスライスは、そのエツジングおよび調整において形を変えること があり、正確に組み立てることが不可能であった、また、適量の接着剤を供給す ることがむずかしく、もし多量の接着剤を供給した場合、それは、ジヨイントラ インからはみ出してしまい、そのはみ出したにかわを取り除くことが必要である 。そのにかわは、鋳物に欠陥を与え、そして、凹部内部からはみ出したにかわを 取り去ることは困難であった。また、供給した接着剤が少量だった場合、接着力 が充分ではなく、スライスが分離してしまう危険があった。
さらに、多くの問題が、非接看破で凹部が満される場合に発生した。
コアの如き前もって形成されたモールド形状は、正確に寸法法めされ、鋳物の精 度が、凹部の内部の精度によって決められるため、鋳物の精度をモールド形状に よってコントロールすることができる。加えて、多量のにかわによる問題や凹部 が砂で満される場合の問題が回避される。
さらに、上記分解可能な型は、フローイングした後にただちに使用することが出 来る。これは、エツジングや調整の必要がな(、鋳物の精度が、前もって形成さ れたモールド形状によってコントロールされるためである。
この発明の他の特徴は、以下の如く説明される。
型は、金属がモールド凹部に供給された時に金属の熱によって分解される。
または、型は、モールド凹部に金属が供給される前に分解される。
型は、凹部のキャスティング部分を形成するキャスティング部を有し、凹部のキ ャスティング入口部分を形成する入口部を有している。
型は、凹部の走行システム部分を形成する走行システム部を有し、凹部の走行入 口部分を形成する走行入口部を有している。
金属は、モールド容器のオリフィスを通してソースからモールドへ供給される。
型のキャスティング入口部は、オリフィスとのキャスティング位置に配置され、 砂がキャスティング部およびキャスティング入口部の回りへ流れ込まれ、型が、 砂の中へうめ込まれる。
型の走行入口部は、オリフィスとのキャスティング位置に配置され、砂が、キャ スティング部、走行システム、および走行入口部の回りへ流し込まれ、型が砂の 中へうめ込まれる。
型を、容器中に載置された供給部材によって容器中に支持することも可能であり 砂が、容器中に流し込まれ、型がうめ込まれる。その後、金属は、供給部材によ って備えられた通路を通してモールド凹部へ供給される。
型は、モールドボックスあるいはコンテナーを形成するため、モールドベースか ら上方ら延びる円周壁の中に載置することも可能であり、そのモールドボックス あるいはコンテナー中に、砂が流し込まれ、型がうめ込まれる。
型は、その表面仕上げを向上させるため非溶解コーティングすることも可能であ る。
型は、その表面仕上げを向上させるため、コーティングしないか、ペイント、ス ターチの如き溶解コーティングすることガ望ましい。
型がうめ込まれる砂は、振動や真空にすることや他の手段を組み合わせることに よって固められる。
大気圧より低い圧力が、鋳造中にモールドへ供給され、固体化を助長し、型の分 解廃物や蒸気を排出させる。
金属が、重力によって溶解金属の源からモールド凹部へ下方へ供給される。
あるいは、金属を、重力に対向して溶解金属の源からモールド凹部へ上方へ供給 することが望ましい。
溶解金属の源は、凹部の位置より低い位置におかれた貯蔵類から成ることが望ま しい。
金属は、通路を通ってモールド凹部へ供給され、その通路の一端は、上記源の溶 解金属の中に入っており、その他端は、モールド凹部に接続されており、その中 間部は、溶解金属の自由端が通過する様に伸びている。
金属を、貯蔵類から凹部へ通路を通して上方へくみ上げるためポンプを備えるこ とも可能である。
金属は、凹部の低部にくみ上げられる。
鋳造される金属は、貯蔵類に固体のままで供給され、貯蔵類で溶解される。
貯蔵類は、金属が固体で供給される供給領域および溶解金属がポンプですくい上 げられるキャスティング領域とを有する。
貯蔵類は、供給領域とキャスティング領域との間に加熱領域を有しており、その 加熱領域において金属に熱が加えられる。
また、鋳造される金属を、貯蔵類から離れて設けられた源から溶解状態で貯蔵類 へ供給することも可能である。
金属は、貯蔵類へひしゃくを使って供給される。
金属は、貯蔵類へ、ラウンダーを使って供給される。
金属は、貯蔵類から分離した溶解炉から貯蔵類へ供給される。
金属は、電磁ポンプあるいは液圧ポンプによってくみ上げられる。
シールされたハウジング中に貯蔵類を設け、そのハウジング内に圧力をかけて金 属を上方へ付勢し、貯蔵炉内の金属のレベル以下に伸びている直立チューブを通 してくみ上げることも可能である。
金属が固った後、直立チューブ中の金属は、モールドの入口位置より下に下り、 その後、モールドおよび鋳物は、モールドベースと共に金属源からとき放たれる 。
鋳物は、モールドから砂を傾けて排出するか、流動化して排出することができる 。
モールドから鋳物を取り外した後、入口部、走行システム、供給システムが、鋳 物から取り外される。
モールド凹部は、重力に対向して上方に流れる金属で満される。
モールド四部は、モールド凹部内において重力の影響による金属の下方への流れ なしに満される。
金属が、低圧力供給システムによってモールド凹部中へ供給され、低圧力供給シ ステムが、モールド凹部中の圧力と溶解金属源の圧力との間の差圧力を発生する 。
上記差圧力は、0.1〜1.0大気圧および0.20〜0.70大気圧の範囲内 である。
モールド凹部は、最終キャスティングが製造され、金属が1つの場所でキャステ ィング部へ供給され少なくとも1つのキャスティング部から成り、そのキャステ ィング部は、重力の影響で下方への流れのない通路に沿ってキャスティング部の 他の部分からその1部への供給のない様になっている。
モールド凹部は、最終キャスティングが製造され、金属が複数の場所でキャステ ィング部へ供給される少なくとも1つのキャスティング部から成り、そのキャス ティング部は、重力の影響による金属の下方への流れなしに、重力に対向して複 数の場所から上方へ金属を供給することによって満される。
゛ モールド凹部は、キャスティング部分と直接に連通されたキャスティング入 口部分を有している。
凹部のキャスティング入口部分は、金属源と連通した凹部の走行入口部を有する 凹部の走行システム部と連通している。
キャスティング入口部分は、走行システムなしに、金属源と連通している。
入口部分は、オリフィスに対して、型の入口部をオリフィスに密封状態に挿入す ることにより、キャスティング状態に置かれる。
オリフィスは、溶解金属に対し抵抗力を持っている熱遮断非溶解材料によって裏 付けされあるいは作られている。
オリフィスは、複数の鋳造に再使用される。
あるいは、オリフィスは、各鋳造動作の後に配置される。
オリフィスは、モールドベースに挿入することによって形成される。
オリフィスは、金属源とキャスティング状態に置かれ、金属源とオリフィスの形 成される部材との間に伸びる直立チューブとその部材との間にセラミック繊維ガ スケットを用いることによって金属供給が行われる。
溶解金属源からモールド凹部への重力に対向した上方への溶解金属の供給は、金 属源と凹部への入口との間における重力の影響による金属の下方への流れなしに 達成される。
金属が、重力によってモールド凹部を満すために下方に下る場合におこる欠点は 、重力で落ちている間の金属の動作による。制御不可能な飛びはね、はね返し、 うねり等は、酸素、ガス、および型およびモールド材料からの分解物を金属中に 入れることとなる。たとえは、金属の流れがより静かな場合でも、金属の冷たい 流れは、分解スチレン蒸気からの炭素欠陥を作り、それは、鋳物の部分における 効果的な2つの流れの合流を防げる。
金属を重力に逆って上方へ供給することによって、我々は、上述の如き問題が解 決され減少されることを見い出した。なぜなら、水平に金属の表面が静かに上昇 することにより、金属は、分解可能な型および分解物と混合せずに分解される。
これは、型の分解は、前進する金属表面の前で起こるからである。
分解可能な型により、我々は、型とは、固体となっている時は、その周りの砂を ささえるほどに十分に強く、モールド凹部から排出されるべく分解可能であるも のを意味するとする。例えば、型は、砂の中にあってガス状に変換することによ って分解することができ、砂は、変換された物質を凹部の外へ排出する。型に熱 を加えることが可能であり、それにより、型は、蒸発するか燃焼するか他の化学 反応を起こす。適当な分解可能な型としては、加熱によりガスに変換して分解す る膨張されたポリスチレンがあげられる。そのような型は、蒸発型として一般に 知られている。もちろん、分解物のいくばくかは、すすの如き微小固体物質とな るが、これらは、ガスと共にモールド凹部の外へ排出することができる。例えば 、微小物質間の孔を通して排出することができる。型は、モールド中で鋳物とな る溶解金属の熱によって分離されているが、例えばキャスティングに先立って熱 を加えることにより前もって分解することも可能である。
我々は、モールド形状とは、金属と接触する上面および下面を有し、その主壁か ら内側へ突出しており、そして、モールドが、通常の不純物を除いて100%シ リカ砂から成り、LM25アルミニウム合金が鋳造金属である場合、モールド形 状によって出来た鋳物が、凹部の主壁で規定された鋳物部分に最も近い部分にお ける設計値から少なくとも5%変位するものとした。例えば、モールド形状のど のセクションの長さも、その最も薄い部分の厚さの少なくとも2倍あり、それに より、そのセクションは、モールド凹部の主壁に接続されている。
ここでは、砂として、我々は、ジルコン砂あるいは、モールドを作るのに適して おり、2〜3 gm/ ccの密度を有するものとした。
他の態様では、我々は、分解可能な型をうめ込む砂が固められた非接看破からな るモールドを備え、このモールド凹部中に上記モールド形状を備え、ここで規定 した少なくとも50%の砂を用いた。
この発明の実施例は、添付の図面により以下で説明する。
図面の簡単な説明 第1図は、この発明を実施した方法を達成させるための装置の一部断面図: 第2図は、第1図に示す鋳物のための型の斜視図:第3図は、第1図に示す装置 に用いられる低圧キャスティング装置の縮小断面図: 第4図は、この発明の第2実施例に係る第1図および第2図の型および装置に用 いられる溶解保持炉の縮小断面図: 第5図は、この発明の第3実施例を達成させるための装置の断面図: 第6図は、この発明の第4実施例を達成させるための型の断面図である。
叉111Δ1fll1 図面に示す如く、膨張したポリスチレンでできた型は、参照番号10で示され、 この型は、製造される最終鋳造の形状を有するキャスティング部11と、キャス ティング入口部12との2つの部分からなつっている。上記型10は、モールド 装置へポリスチレンの微粒子を従来と同じ方法で流し込むことによって作られる 。すなわち、モールド装置において、それらは所望の形状のダイの中へ噴射され る様になっている。
その微粒子を溶けさせて膨張させるためスチームが噴射され、その膨張したポリ スチレンの型は水で冷却され、ダイから取り外される。
図示した例によれば、型は、キャスティング部11および12が1つのモールド から成っているが、最終鋳造および入口および入口走行システムの形状に従って 、2つ以上の分離された部分を適当な接着手段によって結合されたモールドでも よい。
その型は、保持される前、通常の型の収縮が使用前に発生する。もちろん、型お よび最終鋳造の収縮のため、型の作られるダイはあらかじめ大きめになっている 。
型10は、挿入部14に形成された円筒状のオリフィス13に対しその入口部1 2がぴったりと係合する様に位置決めされる。そして、挿入部14は軽量セメン トの如き適当な遮断非溶解材料によって作られ、モールドベースポード18の開 口17に、ボルト16とプレート15とによって着脱自在に位置決め固定されて いる。底面と上面とが開口した壁部材が、モールドベース18上に位置しており 、型10は、オリフィス13と係合したその入口部12によってコンテナー19 内に支持されている。それから、砂20が、型10の回りのコンテナ19中に流 し込まれ、型10は、砂20中にうめ込まれ、モールド凹部Cを決定するモール ドMが形成される。
キャスティング部11は、モールド形状9を有するモールド凹部Cを備える様に 形成され、モールド形状9は、メイン壁8から凹部Cの内側に突出し、この実施 例においては、形状9の部分の最小の厚さの3倍の距離りを有する様になってい る。そして、上記部分7によって、形状9は、メイン壁8とつながっている。
この実施例においては、砂は、100%のジルコン砂から成り、その砂には、通 常の不純物を除くバインダ等の要素は含有されてはいない。要望によっては、そ の砂を、ジルコン砂以外に50%以上の他の砂、すなわち、シリカ砂、オルバイ ン砂の如き2〜3 Qm/ cc範囲の容積密度を有する適当材料をまぜること も可能である。しかしながら、ジルコン砂が全部あるいはほとんど全部をしめる ことが望ましい。
ジルコン砂は、50〜500μmの範囲のサイズを有し、その平均サイズは15 0μmであるが、75μm以下が望ましい。
この実施例においては、砂は、モールドベース18およびコンテナー19等を振 動させることによって型10の周囲で固められる。ここで、他の適当な手段すな わち、モールド材料の内部側砂を吸引すること、あるいは、そ、れを組み合せる こと等に゛よって砂を固めることも可能であり、砂がコンテナ19中に流し込ま れた後と同様に流し込まれている間に固めることも可能である。
それから、モールド材料20および型10の載置されたモールドベース18は、 従来の如き低圧キャスティング装置Mに対して鋳造位置に置かれ、装置Mの直立 チューブ21が、液止めシールを備えるため陶磁器のガスケット22を挿入部1 4と密封状態で係合する。
低圧ダイキャスティング装置Mは、電熱エレメント24を有するシールされた貯 蔵器25を有しており、その貯蔵器25には、離れた溶鉱炉から例えば、ひしや くの如き手段によって溶けた金属が流し込まれる。直立チューブ21は、通路を 有しており、その通路の下端は、炉中の溶けた金属中に沈められ、その通路の上 端は、モールドに挿入部14を通して密封状態で接続されており、その通路の中 央部は、溶解金属の上端が通過するように延びている。また、溶解金属は、例え ば、ラアウンダーの如き他の手段によって搬送することもできる。溶解金属で満 された後、貯蔵器25は、密封され、溶解金属がチューブ21を上方に移動して 、キャスティング入口部12に設けられたフィード部材を通過してモールド凹部 Cへ流入する様に貯蔵器25に、0.2〜0.7大気圧でガス、空気、または窒 素が供給される。
溶解金属は、貯蔵器とは別に設けられた例えば電磁ポンプあるいは液圧ポンプの 如きポンプによって、大気から密封されていない保持炉から供給することも可能 である。
この実施例においては、金属は、LM25アルミニウム合金であるが、他のアル ミニウム合金や純粋なアルミニウムで行うことも可能である。溶解金属は、直立 チューブ21を通って、挿入部14のオリフィスへ搬送されるが、ここで、溶解 金属の熱は、キャスティング部11および入口部12を徐々に溶かし始める。そ の熱により型10は、ガスおよび/あるいは固形あるいは液体粒子に溶解され、 砂20の粒子の間を通って凹部から排出される。従って、溶解金属は、型10が 専有していた砂20中のモールド凹部Cを専有することとなる。
モールド中へ溶解金属を搬送する最初の段階で、型の溶解蒸気あるいは他の溶解 物質の排出を助けるべくモールドの中を部分的に真空にすることも可能である。
モールド凹部Cが溶解金属で満された後、溶解金属は、自らを支持する様に固体 化して行く。それから、入口部の位置以下の溶解金属が貯蔵器へ戻る様に圧力が 除去される。そして、モールドおよび鋳物が、モールドベース18と共に、キャ スティング装置Mとのキャスティング動作関係から解除され、その鋳物は、砂を 鋳物から注ぎ出すことよにって、あるいは、砂を流し出すこと等によって、モー ルド材料から解放される。そして、入口部が、鋳物から取り外される。
この実施例においては、オリフィス13は、着脱自在の挿入部14に形成されて いるが、オリフィス13は、遮断非溶解材料以外でかつ遮断非溶解材料系列の材 料で形成することも可能である。例えば、オリフィスは、モールドベース18を 形成するか、あるいはモールドベース18上に載置されたアルミニウム板の開口 部に設けられた遮断非溶解材料の管とすることも可能である。挿入部14は、鋳 造される金属およびオリフィス材料によって相当回数のキャスティングに使用す ることも、少ない回数のキャスティングに使用することも、1回ごとに取り変え ることもありうる。
この実施例においては、キャスティング入口部は、直立チューブと直接にキャス ティング動作に係わっている。
しかしながら、凹部の形状に対抗して溶解金属を上方に確実に送るため、複数の 場所から溶解金属の供給を行うキャスティングにおいては、複数のキャスティン グ入口部に、溶解金属が凹部の影響で下方に流れることなく凹部の面に対抗して 通るための走行システムを設けることも可能である。そして、その走行システム は、直立チューブと直接にキャスティング動作に関係すると共に、コンテナー内 に型を支持する機能を果す走行入口部を有している。
また、複数の別々のキャスティングを、おのおののキャスティングのための供給 入口部からキャスティング入口部まで伸びる供給システムによって同時にそれぞ れに溶解金属を供給することによって行うこともできる。また、溶解金属を供給 入口部へ供給するため1つ以上の直立チューブを設けることも可能である。おの おのの供給入口部は、キャスティング入口部で構成することも可能であり、走行 システムによって複数のキャスティング入口部に接続させることも可能である。
本発明の第2実施例においては、金属、方法、型および装置については、第1実 施例のものと関連して説明されるが、第1実施例が溶解金属をモールドへ供給す るため第3図に示す装置を用いていたのに対し、ここでは、第4図に示す如き装 置が用いられており、型の形状も異なっている。
この実施例においては、M4図に示す如くに、溶解保持炉30が設けられており 、この溶解保持炉30は、−膜長方形のベース32および垂直方向の側壁および 端壁33.34を有する溶解しにくい容器31によって構成される。ルーフ35 は、容器31の全幅にわたって伸びているが、容器31の両端において挿入ウェ ル36およびポンプウェル37を形成すべく端壁34の少し手前で止まっている 。ルーフ35は、正方形の水平上端部38と、垂直の側壁および端壁39,40 とから成っている。
そして、ルーフ38は、溶解しにくい材料でできており、そのルーフ中には、熱 電ヒータ41が設けられている。
ヒータ41の温度と数およびルーフの上部38の面積は、挿入ウェル36におい て容器に挿入された鋳塊を溶解し、容器中に溶解金属を得る様に決められている 。下方に伸びる非溶解壁42は、容器31の挿入ウェルの端部に設けられており 、容器の主加熱部から挿入ウェルを分離している。そして、下方および上方に伸 びる非溶解143.44が、水ンブ46の設けられるキャスティング容器部分4 5を形成するために容器のポンプウェルの端部に設けられている。この実施例で は、ポンプ46は、第1図に示した直立チューブ21の場合と同じ方法でモール ドベース18に接続された直立チューブ47を介して部分45から金属をくみ上 げる電磁ポンプから成っている。また、キャスティング容器部分45へ入る金属 を濾過するために壁43.44の間にフィルタ48を設けることも可能である。
垂直チューブ47とポンプ46とによって通路が形成され、その通路の下端は、 炉の中の溶解金属中に沈められ、その上端は、挿入部14と密封状態で係合する ことによってモールドと接続され、その中央部は、溶解金属の自由端が通る様に 伸長されている。また、炉に分離して他のタイプのポンプを用いることも可能で ある。例えば、液圧ポンプを用いるとか、モールド凹部に金属を供給するため第 1実施例の如くに炉自身に圧力を加えることも可能である。
この実施例においては、型は、第4図に示す如き形状を有しており、LとTの比 は、5:1となっている。他の部分については、型は、第1実施例の場合と同じ であり、同じ要素に同じ参照番号が付けられている。
上述の如き実施例においては、以下の如き方法によって、重力に対抗して上方の モールド凹部へ供給される。
また、モールド凹部を、金属が重力の下で下方に流れて凹部を満す様に配置する ことも可能である。
第3実施例においては、型の形状が異なるだけで、金属および型の他の部分は、 第1実施例の場合と同じである。この実施例の場合、型は、第5図に示す如き形 状を有している。すなわち、モールド部9は、凹部の主壁8の対向する側面の間 に橋渡しされており、LlおよびL2の長さを持つ2つのセクションを形成して いる。そして、おのおののセクションは、それぞれ最小厚T1およびT2を持つ ボート7により主壁8の側面に接続されている。この実施例においては、L1対 T+の比は、9:1であり、L2対T2の比は2である。
この実施例においても、型10は、第1実施例の如くに100%のジルコン砂に うめられており、砂は、後述する如くにふたたび型のまわりに固められる。この 場合、型のキャスティング入口部12は、型の上端にあり、金属が、キャスティ ング入口部12を通してひしゃくLからモールド中へ下方向に注がれる。もちろ ん、砂は、コンテナ19中に保持されている。また、同じ形状のモールド凹部を 第1および第2実施例に適用することも可能である。
上述したすべての実施例のモールドの形状は、もし、モールドが不純物を有して いない100%のケイ土砂でできている場合、D+ 、D2 、およびD3で示 す如くに凹部の主壁の最も近い部分に対して設計値から少なくとも5%変位する 。これに対し、本発明の場合は、例で後述する如くにそのような変位はおこらな い。
医−二し 第1図〜第3図に開示した装置は、第1図および第2図に示された形状の鋳物1 0を作ることに使用した。100%の未接着ジルコン砂が、モールドを形成する 砂20として使用された。モールド部9の表面51に対応する鋳物の表面と、型 の上面52に対応する鋳物の表面との間の距離D+は、おのおののキャスティン グごとに測定され、所望の値から平均で2.4%だけ変位していることが判明し た。
−L モールド10の材料20として100%の非接着ケイ土を用いたモールドを使用 して、例・1の場合と同様の測定が行なわれた。この場合、上記距離D1は所望 の値から平均で15.2%変位していることが判明した。
モールドの材料20として100%の非接着かんらん6砂を用いたモールドを使 用して、前の例の場合と同様の測定が行なわれた。この場合、上記距MD1は、 所望の値から平均で11%変位していることが判明した。
九−先 例、1〜3の鋳物が、表面仕上げについて計測された。
例、1によって作られた鋳物は、型の表面を正確に再生し、砂による標準以上の 仕上げの劣化は見られなかった。
例、2および3の場合、すべての鋳物に表面仕上げの悪さが明らかに観測された 。
また、上記すべての例において、用いられた型には、表面仕上げを向上させるた めの非溶解コーティングおよびワッシャーも、溶解ワッシャーも用いられていな かった。すなわち、上記結果は、完全に被膜なしの型で得られたものである。
以下に示す鋳物の機械的特性は、例。1〜5から得られたものであり、おのおの の例の平均となっている。
例 0.2%P、S、伸長% プリンウェルM、P、A、 強度 HB l 270 3 110 他の例に比べて、非常によりよい機械特性が、例、1より得られることがわかる 。
上記すべての例において、鋳造金属は、1M25アルミニウムであり、この材料 を同じ熱処理することにより、作られている。
第6図において、第1図〜第5図に用いたのと同じ要素には″を付けた同じ参照 番号が付けられている。
この実施例においては、モールド部分は、コア9”からなり、このコアは、通常 の不純物を除いた100%ジルコン砂中に従来の方法で形成されている。前述し た如く他の砂を用いることも可能であり、少なくとも砂の50%以下の部分がジ ルコン砂あるいは他の砂によって占められる。すなわち、上記コアを、シリカあ るいは混合砂の如き他の砂で構成することができる。ジルコンあるいは他の砂は 、従来のバインダあるいは接着剤によってコアに形成される。
上述の様に形成されたコア9″は、膨張されたポリスチレンの如き分散材料の型 10”内に位置決めされる。
この実施例においては、上記位置決めは、前述した実施例の場合と同様にモール ド装置のダイの中においてポリスチレンを膨張させることにより行われる。すな わち、上記モールド装置のダイの中には形成されたコアが有り、そのため、コア が型の中の所望の位置に位置決めされる。
結合された型10’と形成されたコア9″とは、通常の不純物の除かれた100 %ジルコン砂で出来たモールドM″のモールド凹部C″を形成するために用いら れる。
(本発明の第2の態様によればモールドM l)は適切な特定材料で形成するこ とも可能である。)そして、鋳造が、前述した実施例と同様に行われる。すなわ ち、前述した方法、装置によって第1図〜第3図あるいは第4図に記載した如く に金属を上方のモールド凹部中に供給することもできる、第5図に示す如くに下 方のモールドM II中に供給することもできる。また、1つ以上のコアを用い てモールディングを行うことも可能である。
金属が鋳造される場合、膨張されたポリスチレンは、溶解金属にとって変わられ 、形成された砂のコアは、鋳物の内部形状を規定すると共に、鋳物が固まった後 に、従来の方法で取り除かれる。
第6図には、モールド凹部C″を横切るコア9″のモールド形状が示されている が、モールド形状は、上述した限界を超えないかぎりどのような形状でもよく、 凹部CIIの主壁に1点で接続されることも可能である。゛モールド形状が、モ ールドの非接着砂中に到ることは、上述した発明の範囲を超えており、不可能で ある。
上述した開示された方法や機能および結果を達成させるための特徴あるいは図面 あるいは方法は、本発明をいろいろな形で適用した結果である。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)昭和62年 7 月29日

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.金属鋳物製造方法にして、分解可能な型を用意し、上記型を非接着砂の中に うめ込みモールド凹部を限定するモールドを形成するため砂を固め、上記凹部中 に溶解金属を供給し、鋳物を形成すべく溶解金属を凹部中で固め、凹部への溶解 金属の供給をやめ、鋳物を凹部から取り出すステップから成り、上記金属が、ア ルミニウムおよびアルミニウム合金から成り、モールドの少なくとも一部が、密 度の大きい少なくとも50重量%の砂を含む砂によって形成されている方法。
  2. 2.特許請求の範囲第1項記載の方法にして、上記モールドの一部が、非接着砂 で出来た少なくとも1つのモールド形状から成っている。
  3. 3.特許請求の範囲第1項記載の方法にして、上記モールドの一部が、非接着砂 から成り、モールドの全部ある いは大部分を占めている。
  4. 4.特許請求の範囲第1項記載の方法にして、上記モールド凹部が、上記型の中 に含まれる少なくとも1つの形成されたモールド形状から成る。
  5. 5.特許請求の範囲第1項記載の方法にして、上記モールドの一部が、上記型の 中に含まれるる少なくとも1つの形成されたモールド形状から成る。
  6. 6.特許請求の範囲第4あるいは5項記載の方法にして、上記モールド形状は、 ここで限定可能である。
  7. 7.特許請求の範囲第4項ないし第6項のいづれか1つに記載の方法にして、形 成されたモールド形状を除くモ ールドの全体は、少なくとも50重量%の密度 の大きい砂を含む非接着の砂から成る。
  8. 8.金属鋳物製造方法にして、分解可能な型を用意し、上記型を非接着砂の中に うめ込み、モールド凹部を区画するモールドを形成するため砂を固め、上記凹部 中に溶 解金属を供給し、鋳物を形成すべく溶解金属を凹部中で固め、凹部への 溶解金属の供給をやめ、鋳物を凹部から取り出すステップから成り、上記モール ド凹部が、少なくとも50重量%の密度の大きい砂から成るモールド形状から成 る方法。
  9. 9.特許請求の範囲第8項記載の方法にして、上記モールド形状が、非接着砂で 形成される。
  10. 10.特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか1つに記載の方法にして、 非接着の砂の全部あるいはほぼ全部は、通常の不純物を除いてジルコン砂から成 る。
  11. 11.特許請求の範囲第8項記載の方法にして、上記モールド形状が接着剤によ って接着された砂によって形成される。
  12. 12.特許請求の範囲第4項ないし第7項のいずれかあるいは特許請求の範囲第 11項に記載の方法にして、接着された砂の全部あるいはほぼ全部は、ジルコン 砂および接着剤から成る。
  13. 13.特許請求の範囲第1項ないし第12項のいずれか1つに記載の方法にして 、型は、凹部のキャスティング部分を形成するキャスティング部を有し、凹部の キャスティング入口部分を形成する入口部を有している。
  14. 14.特許請求の範囲第13項に記載の方法にして、型は、凹部の走行システム 部分を形成する走行システム部を有し、凹部の走行入口部分を形成する走行入口 部を有している。
  15. 15.特許請求の範囲第1項ないし第14項のいずれか1つに記載の方法にして 、金属は、モールド容器のオリフィスを通してソースからモールドへ供給される 。
  16. 16.特許請求の範囲第13項あるいは14項に従属する場合の特許請求の範囲 第15項に記載の方法にして、型のキャスティング入口部は、オリフィスとのキ ャスティング位置に配置れ、砂がキヤスティング部およびキャスチング入口部の 回りへ流し込まれ、型が、砂の中へうめ込まれる。
  17. 17.特許請求の範囲第1項ないし第16項のいずれか1つに記載の方法にして 、型は容器中に載置された供給部材によって容器中に支持され、金属が、モール ド凹部中の供給部材によって備えられた通路を通してモールド凹部へ供給される 。
  18. 18.特許請求の範囲第1項ないし第17項のいずれか1つに記載の方法にして 、型は、コーティングされないか、溶解コーティングされる。
  19. 19.特許請求の範囲第1項ないし第18項のいずれか1つに記載の方法にして 、金属が、重力によって溶解金属の源からモールド凹部へ下方へ供給される。
  20. 20.特許請求の範囲第1項ないし第18項のいずれかに記載の方法にして、金 属が、重力に対向して溶解金属の源からモールド凹部へ上方へ供給され、溶解金 属の源が、凹部の位置より低い位置におかれた貯蔵炉から成る。
  21. 21.特許請求の範囲第20項に記載の方法にして、金属は、通路を通ってモー ルド凹部へ供給され、その通路の−端は、上記源の溶解金属の中に入っており、 その他端は、モールド凹部に接続されており、その中間部は、溶解金属の自由端 が通過する様に伸びている。
  22. 22.特許請求の範囲第21項に記載の方法にして、金属を、貯蔵炉から凹部へ 通路を通して上方へくみ上げるためポンプが備えられている。
  23. 23.特許請求の範囲第22項に記載の方法にして、金属は凹部の砥部にくみ上 げられている。
  24. 24.特許請求の範囲第20項あるいは特許請求の範囲第20項に従属する特許 請求の範囲第21項ないし第23項のいずれかに記載の方法にして、鋳造される 金属は、貯蔵炉に固体のままで供給され、貯蔵炉で溶解される。
  25. 25.特許請求の範囲第22項ないし第24項のいずれかに記載の方法にして、 金属は、電磁ポンプあるいは液圧ポンプの如き、貯蔵炉から分離されたポンプで くみ上げられる。
  26. 26.特許請求の範囲第22項ないし第24項のいずれかに記載の方法にして、 シールされたハウジング中に貯蔵炉を設け、そのハウジング内に圧力をかけて金 属を上方へ付勢し、ハウジングを通して伸びている直立チューブを通してくみ上 げる。
  27. 27.特許請求の範囲第1項ないし第26項のいずれか1つに記載の方法にして 、モールド凹部は、重力に対向して上方に流れる金属で満される。
  28. 28.特許請求の範囲第27項に記載の方法にして、モールド凹部は、モールド 凹部内において重力の影響による金属の下方への流れなしに満される。
  29. 29.特許請求の範囲第1項ないし第28項のいずれか1つに記載の方法にして 、モールド凹部は、最終キャスティングが製造され、金属が1つの場所でキャス ティング部へ供給される少なくとも1つのキャスティング部から成り、そのキャ スティング部は、重力の影響で下方への流れのない通路に沿ってキャスティング 部の他の部分からその1部への供給のない様になっている。
  30. 30.特許請求の範囲第1項ないし第29項のいずれかに記載の方法にして、モ ールド凹部は、最終キャスティングが製造され、金属が複数の場所でキャスティ ング部へ供給される少なくとも1つのキャスティングから成り、そのキャスティ ング部は、重力の影響による金属の下方への流れなしに、重力に対向して複数の 場所から上方へ金属を供給することによって満される。
  31. 31.特許請求の範囲第1項ないし第30項のいずれか1つの記載の方法にして 、溶解金属源からモールド凹部への重力に対向した上方への溶解金属の供給は、 金属源と凹部への入口との間における重力の影響による金属の下方への流れなし に達成される。
  32. 32.金属鋳物の製造方法にして、第1図〜第3図、あるいは第4図または第5 図、あるいは第6図において説明されている方法。
  33. 33.特許請求の範囲第1項ないし第32項のいずれか1つに記載されている方 法によって作られる金属物。
  34. 34.第1図ないし第3図あるいは第4図あるいは第5図あるいは第6図を参照 して説明される前記特許請求の範囲のいずれか1つに記載された方法によって作 られる鋳物のための装置。
  35. 35.金属鋳造のためのモールドにして、分解可能な型からうめ込まれる砂が、 固められた非接着砂からなり、このモールド凹部に上記モールド形状を備え、少 なくとも50重量%の密度の大きい砂が用いられている。
  36. 36.特許請求の範囲第35に記載のモールドにして、モールド形状が非接着砂 から成っている。
  37. 37.特許請求の範囲第35あるいは36項記載のモールドにして、上記非接着 砂の全部あるいはほとんどが、通常の不純物を除いてジルコン砂からなる。
  38. 38.特許請求の範囲第35項に記載のモールドにして、モールド形状が、接着 剤によって接着された砂から成る。
  39. 39.特許請求の範囲第38項に記載のモールドにして、接着された砂の全部あ るいはほとんどが通常の不純物を除いてジルコン砂および接着剤から成る。
  40. 40.特許請求の範囲第35項ないし第39項のいずれかに記載のモールドにし て、型は、凹部のキャスティング部分を形成するキャスティング部を有し、凹部 のキャスティング入口部分を形成する入口部を有している。
  41. 41.特許請求の範囲第40項に記載のモールドにして、型は、凹部の走行シス テム部分を形成する走行システム部を有し、凹部の走行入口部分を形成する走行 入口部を有している。
  42. 42.特許請求の範囲第35項ないし第41項のいずれかに記載のモールドにし て、モールドが、モールドへ金属を供給するためのオリフィスを有する容器内に 設けらけている。
  43. 43.特許請求の範囲第40項に従属する場合の特許請求の範囲第42項あるい は特許請求の範囲第41項に記載のモールドにして、型のキャスティング入口部 は、オリフィスとのキャスティング位置に配置される。
  44. 44.特許請求の範囲第35項ないし第43項のいずれか1つに記載のモールド にして、型は容器内に配置された供給部材によって容器中に支持され、型をうめ 込むため容器中に砂が供給され、金属が、モールド凹部中の供給部によって備え られた通路を通してモールド凹部へ供給される。
  45. 45.特許請求の範囲第35項ないし第44項のいずれか1つに記載のモールド 型は、コーティングされないか、溶解コーティングされる。
  46. 46.特許請求の範囲第35項ないし第45項のいずれか1つに記載のモールド にして、モールドが、凹部の位置より低い位置に溶解金属の貯蔵炉の上方に配置 され、貯蔵炉からモールド凹部へ重力に対向する上方へ金属を供給する手段が設 けられている。
  47. 47.参照図面に従って開示されているモールド。
JP61506377A 1985-11-29 1986-12-01 金属鋳物の製造方法及びモ―ルド Expired - Lifetime JP2543865B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8529380 1985-11-29
GB858529380A GB8529380D0 (en) 1985-11-29 1985-11-29 Metal castings

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63501857A true JPS63501857A (ja) 1988-07-28
JP2543865B2 JP2543865B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=10588957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61506377A Expired - Lifetime JP2543865B2 (ja) 1985-11-29 1986-12-01 金属鋳物の製造方法及びモ―ルド

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4804032A (ja)
EP (1) EP0247128A1 (ja)
JP (1) JP2543865B2 (ja)
AU (1) AU594734B2 (ja)
CA (1) CA1281884C (ja)
ES (1) ES2003952A6 (ja)
FR (1) FR2591920B1 (ja)
GB (2) GB8529380D0 (ja)
IT (1) IT1214752B (ja)
MX (1) MX171288B (ja)
WO (1) WO1987003229A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957153A (en) * 1989-05-02 1990-09-18 General Motors Corporation Countergravity casting apparatus and method
FR2647379B1 (fr) * 1989-05-05 1991-07-26 Pont A Mousson Procede et dispositif d'alimentation en metal liquide d'un moule
US5355931A (en) * 1992-09-04 1994-10-18 Brunswick Corporation Method of expendable pattern casting using sand with specific thermal properties
US5355930A (en) * 1992-09-04 1994-10-18 Brunswick Corporation Method of expendable pattern casting of hypereutectic aluminum-silicon alloys using sand with specific thermal properties
ES2051236B1 (es) * 1992-11-20 1994-11-16 Erana Agustin Arana Maquina para el llenado de moldes de arena con metales no ferreos mediante tecnica de baja presion.
DE4304622C2 (de) * 1993-02-16 1996-09-19 Bruehl Aluminiumtechnik Verfahren zum Füllen einer Gießform
US5620044A (en) * 1994-10-07 1997-04-15 Ford Motor Company Gravity precision sand casting of aluminum and equivalent metals
AU2001280541A1 (en) 2000-07-17 2002-01-30 Consolidated Engineering Company, Inc. Methods and apparatus for utilization of chills for castings
AU2003251972A1 (en) * 2002-07-18 2004-02-09 Consolidated Engineering Company, Inc. Method and system for processing castings
WO2005095022A1 (ja) * 2004-04-01 2005-10-13 Sintokogio, Ltd. 減圧鋳型造型の注湯方法、装置及び鋳物
KR101211347B1 (ko) * 2004-06-28 2012-12-11 콘솔리데이티드 엔지니어링 캄파니, 인크. 주물로부터의 플래싱 및 방해물의 제거를 위한 방법 및장치
US20070289713A1 (en) * 2006-06-15 2007-12-20 Crafton Scott P Methods and system for manufacturing castings utilizing an automated flexible manufacturing system
DE102006040084B4 (de) * 2006-08-28 2010-12-23 Kronotec Ag Paneel mit Trittschall- und mit Raumschall-Dämmung, Belag aus Paneelen, schallmindernde Beschichtung, Verfahren zu dessen Herstellung und Vorrichtung hierzu
US20090160092A1 (en) * 2007-12-20 2009-06-25 David Brian Jahnz Precision casting process
CN102211166A (zh) * 2010-04-02 2011-10-12 中煤张家口煤矿机械有限责任公司 铸铝件砂模低压铸造成型工艺
US10816496B2 (en) * 2010-08-06 2020-10-27 Tennessee Technological University Differential sand compaction sensor
WO2012048413A1 (en) * 2010-10-12 2012-04-19 Fonderie Saguenay Ltee Method and apparatus for machining molding elements for foundry casting operations
KR101382643B1 (ko) * 2013-03-15 2014-04-07 강성태 메인 콘트롤 유압밸브용 블록의 금형장치
JP6284468B2 (ja) * 2014-11-18 2018-02-28 株式会社神戸製鋼所 消失模型鋳造方法
JP6275024B2 (ja) * 2014-12-03 2018-02-07 株式会社神戸製鋼所 浮力伝達治具
CN109434073A (zh) * 2018-12-11 2019-03-08 陕西宏远航空锻造有限责任公司 提高zl205a铸件机械性能的铸造方法
CN114147185A (zh) * 2021-11-15 2022-03-08 无锡蓝豹科技有限公司 电动车后衣架的制造工艺

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1332924A (fr) * 1962-08-30 1963-07-19 Gruenzweig & Hartmann Procédé de fabrication de pièces moulées métalliques
FR82833E (fr) * 1962-12-26 1964-04-24 Gruenzweig & Hartmann Procédé de fabrication de pièces moulées métalliques
US3222738A (en) * 1963-04-18 1965-12-14 Richard T Carter Methods of removing expendable plastic patterns
US4291739A (en) * 1979-08-16 1981-09-29 Eduard Baur Method of manufacturing a hollow casting mold
CA1222862A (en) * 1984-01-30 1987-06-16 Outboard Marine Corporation Process and apparatus for lost foam casting with bonded sand core
FR2559407B1 (fr) * 1984-02-15 1986-09-05 Pont A Mousson Procede de moulage en fonderie et moule pour la coulee de precision sous basse pression, avec modele gazeifiable et moule en sable sans liant
GB8414129D0 (en) * 1984-06-02 1984-07-04 Cosworth Res & Dev Ltd Casting of metal articles
GB2159445B (en) * 1984-06-02 1988-07-06 Cosworth Res & Dev Ltd Casting of metal articles

Also Published As

Publication number Publication date
CA1281884C (en) 1991-03-26
ES2003952A6 (es) 1988-12-01
IT8648695A0 (it) 1986-11-28
FR2591920B1 (fr) 1992-10-02
AU6723587A (en) 1987-07-01
MX171288B (es) 1993-10-18
GB8628641D0 (en) 1987-01-07
JP2543865B2 (ja) 1996-10-16
WO1987003229A1 (en) 1987-06-04
EP0247128A1 (en) 1987-12-02
GB2183517A (en) 1987-06-10
IT1214752B (it) 1990-01-18
AU594734B2 (en) 1990-03-15
GB2183517B (en) 1989-05-10
US4804032A (en) 1989-02-14
GB8529380D0 (en) 1986-01-08
FR2591920A1 (fr) 1987-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63501857A (ja) 金属鋳物の製造方法及びモールド
KR910006182B1 (ko) 주조방법 및 장치
US4693292A (en) Casting of metal articles
JPS60170554A (ja) 高精度成形方法及び該方法で使用される鋳型
US5592984A (en) Investment casting with improved filling
US5271451A (en) Metal casting using a mold having attached risers
CN108941513A (zh) 金属液压力输送壳型铸造方法
US7032647B2 (en) Pressure casting using a supported shell mold
CN209110156U (zh) 真空与压力结合的壳型铸造装置
US6209616B1 (en) Vacuum-assisted, gravity-fed casting apparatus and method
JP3028269B2 (ja) 差圧反重力鋳造方法及びその装置
GB2159445A (en) Low-pressure, upward casting of metal articles
US4913403A (en) Runner system and article for the casting of metals
CA1078132A (en) Method of making ductile iron treating agents
JPH09314309A (ja) 減圧吸引鋳造方法
JPH09239517A (ja) 減圧吸引鋳造装置
CA1267266A (en) Casting of metal articles
Saghi et al. Flow behavior of molten metal in Aluminum LFC process
WO2007051434A1 (en) A method of manufacture of metal castings by gravity casting using after-pressure and casting mould for implementing this method
JPH0825019A (ja) 差圧鋳造装置
RU2063840C1 (ru) Способ изготовления цилиндрических отливок
JPH0433761A (ja) 加圧付加鋳造方法
JPS59150653A (ja) 減圧吸引鋳造法
Kharrazi et al. Mold filling behavior of Double gating system in Aluminum LFC process
JPH05212491A (ja) 鋳造用消失性模型の接着剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term