JPS63501541A - ポリペプチドの生産 - Google Patents

ポリペプチドの生産

Info

Publication number
JPS63501541A
JPS63501541A JP61504817A JP50481786A JPS63501541A JP S63501541 A JPS63501541 A JP S63501541A JP 61504817 A JP61504817 A JP 61504817A JP 50481786 A JP50481786 A JP 50481786A JP S63501541 A JPS63501541 A JP S63501541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polypeptide
cystine
cysteine
group
amino acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61504817A
Other languages
English (en)
Inventor
イートン、マイケル、アンソニー、ウイリアム
ティトマス、リチャード、チャールズ、ドミニク
リンド、スティーブン、キース
Original Assignee
セルテック、リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=10585423&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS63501541(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by セルテック、リミテッド filed Critical セルテック、リミテッド
Publication of JPS63501541A publication Critical patent/JPS63501541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/0004Oxidoreductases (1.)
    • C12N9/0071Oxidoreductases (1.) acting on paired donors with incorporation of molecular oxygen (1.14)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y114/00Oxidoreductases acting on paired donors, with incorporation or reduction of molecular oxygen (1.14)
    • C12Y114/17Oxidoreductases acting on paired donors, with incorporation or reduction of molecular oxygen (1.14) with reduced ascorbate as one donor, and incorporation of one atom of oxygen (1.14.17)
    • C12Y114/17003Peptidylglycine monooxygenase (1.14.17.3)

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリペプチドの生産 発明の分野 本発明は、ポリペプチドが1または複数のシスティンまたはシスチンアミノ酸残 基を有する、C末端アミド基を有するポリペプチドを生産する方法であって、該 ポリペプチドの該アミノ酸配列およびC末端グリシンアミノ酸残基を有するポリ ペプチドをアミド化酵素(amirdati −ng enzyme )と反応 させる工程を含む方法に関する。
発明の背景 多くの生理学的に活性&、I!リペプチド、特にペゾチドホルモンは、その完全 な活性化がC末端アミド基に依存することが示されている。また、C末端アミド は、循環系中のいくつかのホルモンが天然のプロテアーゼによってC末端側から 分解することを防止することによって、これらのホルモンの半減期を延長するこ とが示されている。現在では、組iえDNA技術を使用して、インビトロ培養に よシボリペプチドを工業的規模で合成することが可能である。けれども、この方 法で直接に生産されたポリペプチドはC末端アミドを持たず、したがって循環系 において完全な生理学的活性と安定性を示すことができない。この問題は、アミ ド化酵素を使用して付加的なC末端アミノ酸残基を必要なアミド基に変換するこ とによって克服された(たとえば公開ヨーロッパ特許出願EP−AI−0134 631およびEP−AI−0133282参照)。
、 関連するアミド化酵素はBradbury et al によってはじめて 記述され特徴ずけられた( Bradbury、 A、 F、 et al、N ature (1982年)298号、686−688頁、Bradbury、  A、 F、 et al、 Biochem、 and Biophys、  Comm。
(1983年)1123(2)号、372−377頁、Landymore − Lin、 A、 E、 N、 et a1%Biochem、 and Bio phys、 Comm。
(1983年) 117(2)号、289−293頁)。
本発明者らは、このようなアミド化酵素はある種のポリペプチド、特にシスティ ンアミノ酸残基またはジスルフィド架橋をその構造中に含むポリペプチドを充分 にアミド化しないことを発見した。本発明者らの研究は、この充分なアミド化の 欠除はアミド化酵素による処理中に生じるポリペプチド基質の沈殿によるもので あることを示す。
偏見抜きで考えて、この沈殿は、少くとも部分的には、ある場合にはアミド化活 性の活性を助長することが示されている銅によって生じうるものと考えられる。
アミド化酵素調製物中に存在する銅はシスティンまたはシスチンの硫黄基と相互 作用してポリペプチドの重合を生じさせることによシダイマーの形成ないし凝集 に導き、その結果ポリペプチドの沈殿を生じさせることが考えられる。
これに加えて、アミド化調製物の他の補因子として使用されるアスコルビン酸( ビタミンC)が事態をさらに複雑化していることが考えられる。たとえば、アス コルビン酸もシスティンまたはシスチンの硫黄基との相互作用の結果ポリペプチ ドの修飾に関与しているのかもしれない。
該酵素のアミド化活性は、ポリペプチド基質が沈殿状態にある時相当に減少する ように見受けられる。
本発明の第1の観点によれば、第1のポリペプチドが1または複数のシスティン またはシスチンアミノ酸残基を有する場合にC末端アミド基を有する第1のポリ ペプチドを生産する方法であって、該第1のポリペプチドのアミノ酸配列および C末端グリシンアミノ酸残基を含む第2のポリペプチドをアミド化酵素と反応さ せる工程を含む方法において、システィンまたはシスチンの1または複数の硫黄 基が少くともアミド化工程中保護されることを特徴とする方法が提供される。
本明細書中で「アミド化酵素J (amidating enzime)という 用語は、C末端グリシンアミノ酸残基をアミド基に変換することができる酵素を 相称するために使用する。
アミド化酵素はたとえば哺乳動物組織その他適当な供給源から得ることができる 。
特に好ましい実施例において、本発明の方法において使用されるアミド化酵素は たとえばBradbury et al (上記文献)によって記述され特徴ず けられたブタ脳下垂体組織から得たαアミド化酵素のようなαアミド化酵素であ る。
アミド化酵素調製物による処理中システィンまたはシスチンの1または複数の硫 黄基を保護することは、従来予想されなかった沈殿という問題を減少させる。
本明細書中で使用する「システィンまたはシスチンアミノ酸残基」という用語は その誘導体も含む。典型的には、システィンまたはシスチン基は、誘導体化(a eローvatization)または保護基との反応のいずれかによって、保護 された硫黄含有基を生じるように化学修飾することができる。
アミド化工程中使用されるシスティンまたはシスチンの硫黄基の保護は不可逆的 保護を含むことができる。たとえば、システィンまたはシスチンの硫黄基は不可 逆的誘導体化、たとえばアクリロニトリル、エチレンイミン、ハロゲン化スルフ ェニルによる処理またはシスチンの過ギ酸による゛酸化によるシスティン酸への 変換等の不可逆誘導体化によってシスティンまたはシスチンの硫黄基を保護する ことができ、る。しかし、保護は可逆的であり、システィンまたはシスチンに可 逆的に結合しうる保護基を用いうろことが望ましい。典型的には、システィンま たはシスチン基の保護および可逆保護の場合には保護基の除去に用いられる諸条 件は、ポリペプチドの構造に阻害的効果を持たないようなものである。すなわち 、最終生産物はその自然の三次元構造の形で生産されることが有利である。
ポリペプチドは、C末端アミド基が望まれるようなlまたは複数のシスティンま たはシスチンアミノ酸残基を含むポリペプチドであればどのようなものでもよい 。本方法は、組替えDNA技術によって生産されたポリペプチドのC末端グリシ ンアミノ酸残基のC末端アミド基への変換に適当である。このようなポリペプチ ドの例は、サケカルシトニン、ヒトカルシトニン等のカルシトニンおよびこれら のカルシトニンと機能的に等価の誘導体、ヒトカルシトニン遺伝子関連ペプチド 、ラットカルシトニン遺伝子関連ペプチド等のカルシトニン遺伝子関連ペプチド およびこれら遺伝子関連ペプチドと機能的に等価の誘導体、オキ7ト\ンおよび 機能的に等価の誘導体、バンプレツシンおよび機能的に等価の誘導体を含む。
本明細書において使用される「ポリペプチド」という用語は2以上のアミノ酸残 基を含む化合物を指称し、二次構造を有するタンノξり質を含む。
アミド化酵素の活性にとって最適の条件下(たとえばpH5〜8の範囲、上記好 ましいアミド化酵素の場合好ましくは約6.8)において、ある場合にはポリペ プチド−グリシン化合物はその等電点近傍または等電点にあシ、このため沈殿が 生じてアミド化酵素にとって適当な基質を別な面で減少させることがあシうる。
この問題は、誘導体化または荷電した保護基の使用のいずれかによってポリペプ チド中に正味の電荷導入する保護を使用することによシ克服することができる。
保護されるポリペプチド中への正味の電荷の導入はその等電点および溶解度を修 正することにより沈殿を減少させることができる。システィンまたはシスチンの 硫黄原子へ結合しうる適当な保護基は−SO3−およびづPO3を含む。ヒトカ ルシトニン−グリシンおよびヒトカルシトニン遺伝子関連ペプチド−グリシンは 上記好ましいpHにおいて等電点に近いので、ジスルフィド架橋を保護しかつ等 電点を変更する荷電した保護基を使用することは、正確にC末端がアミド化され たポリペプチドを調製する上で著るしい改善をもたらすものである。
第2の観点において、本発明は、1または複数のシスティンまたはシスチンアミ ノ酸残基お工びC末端グリシンアミノ酸残基を有し、各システィンまたはシスチ ン硫黄基が保護されることを特徴とするポリペプチドを提供する。
各システィンまたはシスチン硫黄基は誘導体化または保護基の結合によって保護 することができる。適当な保護基は、ポリペプチドにとって阻害的でない条件下 で結合しかつ除去しうるものであれば、システィンまたはシスチンの硫黄原子に 可逆的に結合することができるいかなる保護基も含む。保護基は荷電しているこ とが好ましい。特に好ましい保護基は−SO3−および−S03 である。
使用可能な他の適当なシスティンまたはシスチン硫黄保護基の例は、たとえば、 1または複数のカルヂキシル、硫酸塩、リン酸塩、アルキル、アルコキシ、ニト ロまたはハロゲン置換基たとえばジニトロフルオロベンゼン基によって置換可能 なベンジル基、1または複数のカルゼキシル、硫酸塩またはリン酸塩置換基によ って置換可能なジフェニルメチル基、1または複数のカルゼキシル、硫酸塩また はリン酸塩置換基によって置換可能なトリフェニルメチル基、アルキル基たとえ ばt−ブチル基、アシル基たとえばアセチル基、たとえばハロゲン原子によって 置換されたアシル基たとえばヨードアセテート基、ベンゾイル基、炭酸塩基、た とえばアルキル、アルコキシまたはアルコキシアルキル基によって置換可能なカ ルバモイル基、ベンズヒドリル基、モノアセタールまたはジアセタール基たとえ ばテトラヒドロピラニル基またはベンジルチオメチル基、金属たとえば水銀、水 銀基たとえば水銀ベンゾエート基、または混合ジスルフィド基たとえばS−アル キルメルカプト基またはS−アルキルスルフェニルシスティン基を含む。他のシ スティンまたはシスチン硫黄保護基およびこのような保護基を除去する方法の例 として、所望ならばたとえばr The Peptides:Analysis 、 5ynthesis、 Biology] 第 2 巻 ノ” ) A(G rossおよびMeienhOfer編、Academic Press (1 980年))およびr Chemical Modification of  Proteins 1 (MeansおよびFeeneY編、Ho1den − Day Inc、 (1971年))を参照されたい。
所望により、保護基を適当に荷電した置換基たとえば1または複数のカルゼキシ ル、硫酸塩またはリン酸塩置換基によって置換することによって、正味電荷を上 記のシスティンまたはシスチン硫黄保護基またはその他の適当なシスティンまた はシスチン硫黄保護基中に導入することができることは理解されるであろう。
また本発明者らは、アミド化酵素調製物中に存在する銅がキレート状態で存在す るならば、アミド化生産物の収率が改善しうろことを発見した。銅のキレート化 はシスティンまたはシスチンの硫黄基の保護に代えて、または好ましくは該保護 と組合せて使用することができる。
銅のキレート化はポリペプチドの沈殿を減少させる上に銅の酵素に対する接近可 能性を調節する点で有益であるように思われる。この後者の面においては、本発 明者らはさらにある場合には銅はアミド化酵素の活性を増大させる一方過剰の銅 は酵素活性を阻害することを発見した。
銅のキレート化はこの困難を克服するように思われる。
かくして、本発明の第3の観点においては、本発明はC末端アミ゛ド基を有する 第1のポリペプチドを生産するC末端グリシンアミノ酸残基を含む第2のポリペ プチドをアミド化酵素調製物と反応させる工程を含む方法において、該アミド化 酵素調製物は銅をキレート化しうる化合物を含むことを特徴とする。方法を提供 する。
適当、なキレート化化合物はエチレンジアミン四酢酸(EDTA> およびペニ シラミンを含む。
本発明者らは、キレート試薬の添加は自由鋼のレベルを減少させることによシポ リペプチドおよびアミド化酵素双方に対する阻害的影響を減少させるが、該酵素 の補因子として作用するために充分な銅のレベルを維持することを発見した。
図面の簡単な説明 本発明を添付図面を参照して下記の実施例について説明する。添付図面は高性能 液体クロマトグラフィー(HPLC)のトレースを示す。
第1図ニドレース1は0分インキュベーションにおけるhCT−gl)’および ブタ脳下垂体アミド化酵素を含む反応混合物のアリコツトのHPLC)レースを 示す。
トレース2は420分のインキュベーション外におけるhCT−g I Yおよ びブタ脳下垂体アミド化酵素を含む反応混合物のアリコツトのHPLC)レース を示ス。
第2図ニドレース1はhc’r−gayおよびブタ脳下垂体アミド化酵素を含む 540分間インキュベートした反応混合分を遠心分離して得られたペレットのア リコツトのHPLC)レースを示す。
トレース2はhc’r−gayおよびブタ脳下垂体アミド化酵素を含む540分 間インキュベートした反応混合物を遠心分離して得られた上澄みのアリコントの HPLC)レースを示す。
第3図ニドレース1はhc’r−g l y% Cu/EDTAおよびアスコル ビン翠を含む反応混合物の調製直後に採取した試料のHPLC)レースを示す。
トレース2はアスコルビン酸およびCu/EDTへの不存在下においてhc’r −gayを含む反応混合物を一夜インキユベートした後に採取した試料のHPL C)レースを示す。
トレース3はhCT−gly、 Cu/mDTAおよびアスコルビン酸を含む反 応混合物を一夜インキユベートした後に採取した試料のHPLC)レースを示す 。
第4図は第3図に示すトレース3の感度を増加して行ったトレースを示す。
第5図ニドレース1はhCTおよびN a 2 S O5を含む反応混合物を6 0分間インキュベートした後採取したアリコツトのHPLC)レースを示す。
トレース2はhCT−glyおよびN a 2 S 05を含む反応混合物を6 0分間インキュベートした後採取したアリコツトのHPLC)レースを示す。
第6図ニドレース1はS−スルホン化hc’r−gayおよびブタアミド化酵素 調製物を含む反応混合物の調製直後に採取したアリコツトのHPLC)レースを 示す。
トレース2はS−スルホン化hc’r−g t yおよびブタアミド化酵素調製 物を含む反応混合物を4時間インキュベートシた後採取したアリコツトのHPL C)レースを示す。
第7図ニドレース1はhCT−gly、 Cu/EDTAおよびN a 203  P Sを含む反応混合物を30分間反応させた後のアリコツトのHPLC)レ ースを示す。
トレース2はh CT−g l yx Cu/EDTAおよびN a 203P  Sを含む反応混合物を30分間反応させた後採取したアリコツトのHPLC) レースを示す。
トレース3はhCT−g 1 y%Cu/EDTAおよびN a 20 s P  Sを含む反応混合物を150分間反応させた後採取したアリコツトのHPLC )レースを示す。
浄書(内容に変更なし) 第8図ニドレース1はhCT−g IyおよびNa505PSを含む反応混合物 の調製直後に採取したアリコツトのHPLCトレースを示す。
トレース2はhc’r−gtyおよびNa505PSを含む反応混合物を30分 間反応させた後のアリコツトのHPLC)レースを示す。
トレース3は、hc’r−gtyおよびNa 50 s PSを含む反応混合物 の調製直後に60分間反応させた後に採取したアリコツトのHPLC)レースを 示す。
トレース4はコントロール反応混合物のアリコツトのHPLCトレースを示す。
第9図ニドレース1はhCT−guyおよびNa 505 PSを含む反応混合 物を調製直後に採取したアリコツトのHPLCトレースを示す。
トレース2はhCT−glyおよびNa505PSを含む反応混合物を30分間 反応させた後のアリコツトのHPLC)レースを示す。
第10図はスルホン化hCGRPの試料の質量スペクトヒトカルシトニンはペゾ チドホルモンであって、更年期性骨多孔症その他カルシウム代謝の病気たと釆ば ベージェット病等の治療のため医学的利用が可能である。
ヒトカルシトニンの前駆体であるヒトカルシトニン−グリシン(hc’r−gt y )は組替えDNA技術によってE、 coli 中で作られた(たとえば公 開ヨーロッパ特許出願BP−AI−0131363参照)。精製した前駆体は、 前記導入部の記述のとおり、アミド化酵素を使用して選択的条件下でアミド化す ることができる。
比較例A アミド化反応中のヒトカルシトニル−グリシン基質の喪失を示すため実験を行っ た。
ヒトカルシトニル−グリシ/をアミド化酵素とともに37℃でインキュベートし た。反応混合物(210μt)の組成は次のとおシである。
251rLMPIPES緩衝液(pH6,8)3 Q OmM NaC! 100 μM Cu / E D T A1、mM アスコルビン酸 2 m9/−ヒトカルシトニル−グリシン1000ユニツトZrn1 カタラー ゼ200μtブタ脳下垂体アミド化酵素 (使用したブタ脳下垂体アミド化酵素はBradbury+A、 F、およびS myth、 D、 G、 (1985年)著rBiogenet 1csof  Neurohormonal Peptides J (1985年)171〜 186ページ記載の方法にしたがって部分的に精製した。)反応混合物の5μt アリコツ、トを0分および420分経過後に採取した。各アリコツ14:HPL ci使用して分析した。第1図はこれらの実験の結果を示すもので、この期間に わたって反応混合物の溶液相から90%以上のヒトカルシトニル−グリシンが喪 失することを明らかに示している。
比較例B ヒトカルシトニル−グリシンが実際に沈殿したことを示すために、比較例Aに記 載した実験を繰り返し、反応の終了時(約540分後)に残っている全試料(4 3μt)を遠心分離した( 20,00(lX5分)。その結果生じたペレット を氷状酢酸50μtに溶かし、10μtアリコツトをHPLCによシ分析した。
それに加えて、遠心分離後の上澄みの10μtアリコツ)’(jHPLcによシ 分析した。
実験の結果を第2図にされている。ヒトカルシトニル−グリシンの大部分(71 %)はペレット中に存在しており、ヒトカルシトニル−グリシンがかなり沈殿し ているアミド化補因子の存在下または不存在下におけるヒトカルシトニル−グリ シンの沈殿を示すために実験を行った。コントロールとしての10 mM PI PES CpH6,8)および300 mM NaC1を含む緩衝液中および同 一の緩衝液に0.3 mM Cu/EDTAおよび3mMアスコルビン酸をそれ ぞれ0.26μを添加したものの中でヒトカルシトニン−グリシンを37℃で一 夜インキユベートした。各アリコツトを遠心分離(20,00(lxs分)LH PLCで分析した。実験の結果を第3図に示す。第3図においてトレース1は調 製直後の反応混合物2.8μtを示し、該混合物の溶液相中にヒトカルシトニル −グリシンの存在を示す大きなピークを示している。トレース2 (7,5μt )はCu/BDTAおよびアスコルビン酸の不存在下で一夜インキユベートシた 後のトレースヲ示し、トレース3(7,5txt)はCu/BDTAおよびアス コルビン酸の存在下で一夜インキユベートした後のトレースを示す。
第4図は、第3図に示すトレース3の感度を増加して流したトレースを示す。こ のトレースは、保持時間2.5分〜3.0分で複合多ピークの存在をはつきシ示 している。
複合多ピークはヒトカルシトニル−グリシンの重合生産物であると考えられる。
実施例1 ヒトカルシトニル−グリシンおよびヒトカルシトニンをS−スルホン化するため に実験を行った。
2 、5 Tn’i/me ヒトカルシトニル−クリシン水溶液100μtに0 .I M NaHCO3(pH9,3) 50μtを添加した。
I M Na2SO3(13txt)および0.01 M CuSO4(3μt )を添加し、反応混合物を室温で60分間靜装した。
もとのヒトカルシトニル−グリシンがすべて消失しく保持時間的2.75分)か つ新しいスルホン化誘導体が現れる(保持時間的1.8分)ことにより反応は完 了したと判断された。関連するHPLC)レースを第5図に示す。上側のトレー スはスルホン化ヒトカルシトニンを示し、これも上記と同様に処理されたもので ある。
S−スルホン化によってヒトカルシトニル−グリシンに与えられる安定を示すた め実験を行った。
S−スルホン化ヒトカルシトニルークリシンヲ比較例A記載のブタアミド化酵素 とともに37℃でインキュベートシた。反応混合物の複数のアリコツトを採取し 、遠心分離しく 20.00(lX5分)、HPLCによって分析した。
第6図はその結果生じたトレースを示す。このトレースはアミド化調製物で4時 間処理した後S−スルホン化ヒトカルシトニンとともに移動した(保持時間的2 .5分)新しいピーク値(収率30%)を示す。最初と最後の両ピークから判断 されるように、基質または生産物の沈殿はない。
上記諸実験において実施されたHPLC決定の詳細は次のとおりである。
カラA : Hypersil ODS 10 X 0.2cm%A : 10 mM NH4HCO3 %B : CH3CN グラジェント: 15−50%B 5分間流速: 1−7分 検出: 第1図 1.I AUPS、A225第2図 1.5 AUFS、A2 25 第3図 0.2 AUFS、A225 第4図 0.025 AUFS、A2□5第5図および第6図 0.05 AU FS、 A225hcT−glyをチオホスホリル化しかつ実験の条件の変更に よる影響を決定するため実験を行った。
あらかじめ乾燥しておいたhc’r−gayの0.6■/at溶液100 pt に0.05 M Na305PS 40 tttおよび100m MCu /E  D T A溶液10 ttLを添加した。100mM)リス緩衝液150μt を添加することによって最終的に200μtを得た。20μtずつの複数の試料 を反応時間30分、90分、150分後にそれぞれ分析した。トレース(第7図 )から判るように、生産物は時間が経っても出発物質に戻らず安定状態を保った 。
100 mM Cu/EDTA溶液10 μmのがわシに10mMCu/、E  D T A溶液10μtを使用して反応を繰返した。このCu/B D T A の減少は反応にほとんど影響を及ぼさないように見えた。コントロールとして反 応混合物からN a 303 P Sを除いたものを使って実験を行った。トレ ース(第8図)から判るように、反応は100分後に完了した。
次の実験において、 Na303PSの添加量を減少した。
すなわち100mM最終N a 303 P SのかわシにlQmM最終Na5 OsPSを使用した。Cu/EDTAの減少と同様に、この減少も反応に大きな 影響を及ぼさないように見えた(第9図)。これら最後の2つの実験から、反応 が起るために銅イオンは決定的に必要であるこ七、またCu/EDTAおよびN a303PSの量は反応にほとんど影響?及ぼさないということが言える。
次にチオリン酸塩で保護したhc’r−g+yをほぼ実施例2において記載した ようにアミド化した。
HPLC決定の詳細は実施例2記載のとおりである。
PENlN5ULARCRUDE CGRPl 4.4■、トリス(200rn Ms 10 +d)、N a 2 S O5’ I M s 500 μt’、 Cu 1EDTA (10mM、100/j/!、)からなる反応混合物を室温 で静置し、複数のアリコツトを5ynchropak CM300上に注入する ため取出した。
A = HPLC水 B = 2 M NaC4/20mM(P) pH6,00(すなわちHP]、 CH2O1リットル中vcNaC6116,882+希NaCH添加H3PO3 2d、pH6,00)C=へ1eCN T−0〜30%、XB= 1 〜20%、xc=10−10T= 30〜50% 、%B−20〜90X、 %C−10〜10流速−3.0ml/分 波長=23 0−a反応は330分後完了した。保持時間20.3分におけるピークを採取し 凍結乾燥した。残留分を約3 mlの0.1mHcAc中に溶解し、脱塩のため 5ephadex−G −10上に注いだ。カラムを溶離した。第1のピークを 採取し凍結乾燥した。生成した残留分の試料を質量スペクトル分析に送った。
質量スペクトル(第10図に示す)は酸性pHで行われ、陽インオモードにおい て非常に弱いプロトン化分子イオンを示し、小さなフラグメントイオンは80  amu低い一つの硫酸塩基の喪失を示した。
上記は本発明の一例として述べたものであって、本発明の範囲内で細部の変更は 可能であることは理解されよう。
叶/”7(J<;y ) F?/す(勃 “ 上 A 。
oo 10 20 30t、o s・0吟〃Cり2 手続補正書働式) 昭和63年V月7日 ポリペプチドの生産 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 セルチック、リミテッド 4、代 理 人 (郵便番号105) 昭和63 年 3 月 3 日 (発送日 昭和63年3月8日) 6、補正の対象 特許法第184条の5第1項の規定による書面の発明者の住所の欄および特許出 願人の代表者の欄、明細書第11頁の翻訳文、および委任状ならびにその訳文7 、補正の内容 1 明細書第11頁の翻訳文については、別紙のとおり浄書した翻訳文(内容に 変更なし)を提出する。
2 他については別紙のとおり、訂正済の特許法第184条の5第1項の規定に よる書面、および委任状ならびにその訳文を提出する。
国際調査報告 ANNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHREP ORT ON

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1のポリペプチドが1または複数のシステインまたはシスチンアミノ酸残 基を有する場合にC末端アミド基を有する第1のポリペプチドを生産する方法で あつて、該第1のポリペプチドのアミノ酸配列およびC末端グリシンアミノ酸残 基を含む第2のポリペプチドをアミド化酵素と反応させる工程を含む方法におい て、システインまたシスチンの1または複数の硫黄基が少くともアミド化工程中 保護されることを特徴とする方法。
  2. 2.該第2のポリペプチドのシステインまたはシスチンの1または複数の硫黄基 は可逆的に保護される請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該第2のポリペプチドのシステインまたはシスチンの1または複数の硫黄基 は亜硫酸塩基またはチオ硫酸塩基によつて保護される請求の範囲第1項記載の方 法。
  4. 4.該第2のポリペプチドのシステインまたはシスチンの1または複数の硫黄基 は荷電保護基によつて保護される請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.該第1のポリペプチドはヒトカルシトニンまたはヒトカルシトニン遺伝子関 連ペプチドである前記各請求の範囲に記載の方法。
  6. 6.1または複数のシステインまたはシスチンアミノ酸残基およびC末端グリシ ンアミノ酸残基を有し、各システインまたはシスチン硫黄基が保護されることを 特徴とするポリペプチド。
  7. 7.各システインまたはシスチン硫黄基が亜硫酸塩またはチオ硫酸塩基によつて 保護される請求の範囲第6項記載のポリペプチド。
  8. 8.該ポリペプチドはヒトカルシトニン−glyまたはヒトカルシトニン遺伝子 関連ペプチド−glyである請求の範囲第6項または第7項記載のポリペプチド 。
  9. 9.C末端アミド基を有する第1のポリペプチドを生産する方法であつて第1の ポリペプチドのアミノ酸配列およびC末端グリシンアミノ酸残基を含む第2のポ リペプチドをアミド化酵素調製物と反応させる工程を含む方法において、該アミ ド化酵素調製物は銅をキレート化しうる化合物を含むことを特徴とする方法。
  10. 10.該銅をキレート化しうる化合物はエチレンジアミン四酢酸を含む請求の範 囲第9項記載の方法。
JP61504817A 1985-09-19 1986-09-19 ポリペプチドの生産 Pending JPS63501541A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB858523156A GB8523156D0 (en) 1985-09-19 1985-09-19 Polypeptide production
GB8523156 1985-09-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63501541A true JPS63501541A (ja) 1988-06-16

Family

ID=10585423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61504817A Pending JPS63501541A (ja) 1985-09-19 1986-09-19 ポリペプチドの生産

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0236416B1 (ja)
JP (1) JPS63501541A (ja)
AT (1) ATE78872T1 (ja)
AU (1) AU603553B2 (ja)
DE (1) DE3686257T2 (ja)
DK (1) DK250287A (ja)
GB (2) GB8523156D0 (ja)
WO (1) WO1987001729A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277202A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Immunofrontier:Kk タンパク質複合体およびその製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6319685B1 (en) * 1984-09-27 2001-11-20 Unigene Laboratories, Inc. Alpha-amidating enzyme compositions and processes for their production and use
JPS6437298A (en) * 1987-08-04 1989-02-07 Hiroshi Okamoto Production of c-terminal amidated peptide
JP2653820B2 (ja) * 1988-03-14 1997-09-17 壽之 松尾 アミド化酵素及びその製造方法
KR920700283A (ko) * 1988-05-30 1992-02-19 후쿠하라 요시하루 C-말단 아미드화 효소 조성물, 제조방법 및 이의 사용방법
US5153308A (en) * 1988-06-16 1992-10-06 Teijin Limited S-sulfonated calcitonin derivatives
JP2535398B2 (ja) * 1989-01-17 1996-09-18 サントリー株式会社 アミド化ペプチドの製造方法
GB9015369D0 (en) * 1990-07-12 1990-08-29 Erba Carlo Spa Amidated fibrinolytic enzymes and their precursors,and processes for their preparation

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0134631B1 (en) * 1983-06-15 1991-04-03 Celltech Limited Peptides, pharmaceutical compositions, genes, vectors, host organisms, processes for their production and diagnostic reagents
DE3327007A1 (de) * 1983-07-27 1985-02-07 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Herstellung von polypeptiden mit einem saeureamid-carboxyterminus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277202A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Immunofrontier:Kk タンパク質複合体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE78872T1 (de) 1992-08-15
AU603553B2 (en) 1990-11-22
WO1987001729A1 (en) 1987-03-26
DK250287D0 (da) 1987-05-18
GB2188934B (en) 1990-01-24
GB8710516D0 (en) 1987-06-03
DE3686257T2 (de) 1993-03-04
DE3686257D1 (de) 1992-09-03
EP0236416A1 (en) 1987-09-16
GB2188934A (en) 1987-10-14
AU6376186A (en) 1987-04-07
DK250287A (da) 1987-05-18
EP0236416B1 (en) 1992-07-29
GB8523156D0 (en) 1985-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Allen et al. A 31-residue tryptic peptide from the active site of the [Ca++]-transporting adenosine triphosphatase of rabbit sarcoplasmic reticulum
Duckworth et al. Purification of insulin-specific protease by affinity chromatography
Takahashi et al. Isolation and characterization of the three fractions (DE‐I, DE‐II and DE‐III) of rat‐liver Z‐protein and the complete primary structure of DE‐II
Himeno et al. Isoforms of Selenoprotein P in Rat Plasma: Evidence for a Full-Length Form and Another Form that Terminates at the Second UGA in the Open Reading Frame
Oxvig et al. Biochemical Evidence for Heme Linkage through Esters with Asp-93 and Glu-241 in Human Eosinophil Peroxidase: The ester with Asp-93 is only partially formed in vivo
Haniu et al. The primary structure of the monoxygenase cytochrome P450CAM
US4404131A (en) Method of producing a factor-VIII(AHF)-high-concentrate
JPS63501541A (ja) ポリペプチドの生産
Matsuoka et al. Covalent structure of bovine brain calreticulin
Yang et al. Requirements for the adaptor protein role of dihydrolipoyl acetyltransferase in the up-regulated function of the pyruvate dehydrogenase kinase and pyruvate dehydrogenase phosphatase
Kanner et al. Ferritin in turkey muscle tissue: a source of catalytic iron ions for lipid peroxidation
McFarlan et al. The purification, characterization, and primary structure of a small redox protein from Methanobacterium thermoautotrophicum, an archaebacterium.
Dixon et al. Conversion of the N-terminal serine residue of corticotrophin into glycine
Coronel et al. Purification, structure, and characterization of caltrin proteins from seminal vesicle of the rat and mouse.
EP1032596B1 (en) Lactalbumin production process
Lyukmanova et al. In vitro production of three-finger neurotoxins from snake venoms, a disulfide rich proteins. Problems and their solutions
Rüegg et al. Reduction of S-Sulpho Groups by Tributylphosphine: An Improved IVIethod for the Recombination of Insulin Chains
Brockmoeller et al. Cross-linked amino acids in the protein pair S13-S19 and sequence analysis of protein S13 of Bacillus stearothermophilus ribosomes
Poulsen et al. Partial amino acid sequence of the large subunit of ribulosebisphosphate carboxylase from barley
Varandani Insulin degradation VII. Sequential degradation of insulin by rat liver homogenates at physiologic concentrations of insulin and in the absence of exogenous glutathione
Wouters-Tyrou et al. Acetylation of histone H4 in chicken erythrocyte and cuttle-fish testis chromatin
HUP9901029A2 (hu) Eljárás rDSPA alfa1 előállítására
Kagamiyama et al. Aspartate transaminase from E. coli: Amino acid sequences of the NH2-terminal 33 residues and chymotryptic pyridoxyl tetrapeptide
Kato et al. DNA-binding segments of four histone sequences identified in trypsin-treated H1-depleted chromatin
NZ196610A (en) Preparation of insulin or insulin analog