JPS63501308A - 圧力放出真空逃し弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 圧力放出真空逃し弁装置 技術分野 この発明は一般的には流体制御弁、特に圧力放出および真空逃しまたは排気をな す単一の弁装置に関する圧力放出弁および真空逃し弁は、室内に築成された圧力 を所要されるべく放出する装置だけでなく、作動期間中における様な真空排気能 力が成る種の室に設けられねばならない種々の状況にて使用されている。この様 な利用の１つには、発電機に連結された定速駆動機と呼ばれる速度トリミング流 体装置をもった差動歯車装置を有する総合駆動発電機におけるものがある。

補助総合駆動発電機が主航空機エンジンに連結され、可変速度入力を受ける。定 速駆動機はこの入力を定出力速度に変換する。定周波電力出力を生じるよう合致 する発電機は定速度を使用する。

従来、この様な総合駆動発電機および同様な電力発生装置は１圧力放出”と６真 空逃し”または排気作用を行うよう個別の弁をしばしば用いている。真空逃し弁 は、敏感な軽げね設計で作動する真空逃しプラグに通常実施されている。圧力放 出弁は、定速駆動機乃至は発電機内の圧力を放出するよう選択的に作動可能な種 々なばね付勢の弁装置の形をとっている。２つの弁を単一の組体に組込む試みが 行われたが、実際には両弁は個別に作動され、別個に動く弁部材を有している。

この様な弁は総合駆動発電機の適切な作動に必要である。特に、発電機の始動の 際に、真空が生じ、発電機装置内の圧力を均等化するよう真空逃しか必要とされ る。始動の際の真空は、油のケースから総合駆動発電機内の加圧外部回路および 充填圧力回路への移動によって生じられる。油の移動は回転するポンプ部材によ って行われる。この真空は、真空逃し弁を通ってケースに流れるようできる周囲 圧力空気によって換えられる。連続作動によって、閉鎖された装置内の空気は放 出されるようされない。油は作動状態に関連した温度の上昇にもとづいて膨張す る。閉鎖された装置内の空気は種々な事項の結果として圧縮され、圧力水頭が発 生される。圧力水頭は総合駆動発電機内のポンプの充填を進める。特に、この圧 力水頭は必要な高速流体ポンプの出力量を最適にするよう総合駆動発電機の設計 者によって利用される。適宜なポンプ入口の確実な充填はキャビテーションやポ ンプ部材の腐食にもとづく早期の寿命低下をもたらすよう一層作用する。整備や 取換えが必要なときに、圧力水頭を放出する装置が設けられなければならない。

この圧力水頭の放出は流体の制御不能な損失を防止する。総合駆動発電機からの 、しばしば高温度での制御不能な流体損失は整備作業を増大してしまう。

上述の要因は、この様な装置を航空機に用いるときに重大になる。大きな問題の １つが過度な振動状態のときに起る。真空逃し弁の様な総合駆動発電機に対する 弁がもし開口を振動すれば、空気が発電機装置から漏出してポンプ能力を低下し てしまう。もし弁が個別に動（部材で構成されて軽げねピストン構造を有すれば 、振動の問題が重大になる。更に、不都合な状況での破片が始動時の真空状態下 で個別の弁部材や弁座に蓄積すると、軽ばねの非常に小さな載座力のために漏洩 が続いて発生する。

この発明は、振動の際に開口することがなく且つ異物の蓄積が起り難い連続真空 逃し弁部材を有した圧力放出弁を設けることによって上述の問題を解決すべくな している。圧力放出弁は、振動の際に不当な載座ずれを防止するよう相当強いば ねによって押圧される。

僅かな破片の蓄積はばねの使用にもとづく適切なシーリングを設げるよう弁の能 力を抑制しない。ピストン組体は作動が簡単で、費用が安価で、保守が自由であ る。

発明の開示 従って、この発明の目的は上述した特性の新規で改善された圧力放出真空逃し弁 装置を提供することにある。

この発明の推奨実施例では、弁は弁座な形成する部材をもった弁体な大体有する 。弁ピストン組体は弁体に取付けられ、弁を開閉するよう弁座に対して動くよう できる閉鎖部を有している。弁を閉じるよう弁座に向って閉鎖部を押圧する抑圧 装置が設けられている。

弁ピストン組体は弁を開くべく選択的に開（ようでき弁体内から圧力を放出する 。導通装置が弁ピストン組体を貫通して設けられ、弁体内の真空に応答してのみ 弁を排気すべ（導通装置内の弁ピストン組体に弾性逃し弁が固着される。

特に、弁体は内方を向いた環状弁座な有するシリンダを形成する。弁ピストン組 体は、シリンダ内に設けられ環状弁座に対して軸方向に動くようできるフランジ の形の外方を向いた環状閉鎖部を有したピストンを備えている。弁を閉鎖位置に 押圧して振動或は破片の存在にもとづく載座ずれを防止するべくフランジと弁体 の間に相当強いコイルばねが設けられる。ピストンは、弁を開いて中の圧力を放 出するようコイルばねに対して軸方向に選択的に動くべ（できる。ピストンは軸 方向の孔を有し、ダックビル型の弁が孔内の弁ピストン組体に固着されていて弁 体内の真空に応答してのみ流体を放出すべく内方に開口している。ダックビル弁 はピストン孔内のフランジ部と、ピストンステムに軸方向に貫通して延び且つ弁 体を通って放射方向に延びる排気導通装置とを有している。弁ピストン内にダッ クビル弁を保持する構成ピストンステムは、弁を開いて中の圧力を放出するよう 弁ピストンを軸方向に動かすべく弁体の軸方向外方に突出している。

この発明の他の目的、特長および利点は添付図面に関連した以下の詳細な説明か ら明らかになろ５゜図面の簡単な説明 新規と確信されるこの発明の特長は添付の請求の範囲に記載されている。この発 明は目的および利点と一緒に、同一符号が同一部品に付けられた添付図面に関連 して行われた以下の詳細な説明の参照によって良く理解できる。

第１図はこの発明の弁を実施した総合駆動発電機の立面図、 第２図は発電機を真空排気する状態での圧力放出真空逃し弁の拡大軸方向断面図 、 第３図は圧力逃し状態での弁の第２図と同様な軸方向断面図である。

発明を実施するだめの最良の形態 図面を詳細に、先ず第１図を参照するに、発電機１４に連結された定速駆動機１ ２を有する符号１０が全体的に付けられた総合駆動発電機乃至は他の同様な装置 に使用すべくこの発明が示されている。定速、駆動機１２は、航空機エンジンの タービンから可変速度を受ける入力軸１６を有している。定速駆動機１２は、例 えば１１５ボルト、４００ヘルツの周波数出力な有した発電悸１４に対して可変 速度を１２，０００回転／分の様な定速出力に変換する。実際に、総合駆動発電 機１０は、航空機主エンジンから可変速度入力を受けて航空機の選ばれた補機類 を駆動するよう可変速度入力を足動出力に変換すべく航空機の補機駆動歯車箱に 取付けられる。

定速駆動機１２は、所要速度トリミング流体装置を作動して総合駆動発電機１０ 内の内部漏洩油を回収するようポンプ部材の回転によって圧力水頭を築成する通 常のポンプ部材を有している。始動の際に、ポンプ部材の回転により駆動される 定速駆動機１２内に真空が発生される。この真空は排気されねばならず、ポンプ 部材のキャビテーションを避けるよう正の圧力水頭が生じられねばならない。従 って、真空逃し弁が設けられねばならない。更に、点検保守のために、総合駆動 発電機内から圧力水頭を軽減する能力を持たなければならない。このために、こ の発明はこれらの作用を実施できる新規な単一の圧力放出真空逃し弁装置１８を 意図するものである。

特に、圧力放出真空逃し弁装置１８が第２，３図に示されている。第２図は矢印 Ａにより示される様に真空破壊すなわち排気の状態の弁装置を示している。第３ 図は矢印Ｂにより示される様に選択的な圧力逃し状態の弁装置を示している。

圧力放出真空逃し弁装置１８は、定速駆動機１２のハウジングの対応するねじ孔 にねじ着される外ねじ付の下部２２をもった弁体２０を有する。キャップ２４が ねじ部２６にておける様に弁体２０の直立ステム部２０ａにねじ着されている。

弁体２０は、弁座な形成する縮径された傾斜部３０を有する軸方向のシリンダ２ ８を形成している。

弁ピストン組体３２がシリンダ２８内に配置されており、弁装置を開閉するよう 弁座すなわち傾斜部３０に対して軸方向に動くようできる閉鎖部を形成する外方 を向いた環状のフランジ３４を有している。効果的な閉鎖を行うために、弁閉鎖 用のフランジ３４と弁座３０の間に弾性Ｏリング３６が挾持される。

相当な強さのコイルばね６８の形の押圧装置が弁ピストン組体３２の下部のまわ りに設けられ、弁閉鎖用のフランジ６４と、シリンダ２８の下端部の環状溝４４ にスナップ止めされた止リング４２により所定位置に固持される座金４０との間 に挾持されている。このコイルばね３８は、第２図に示される様に閉鎖状態に弁 装置を維持するよう弁座６０に対してＯリング３６を圧縮すべく外方（図面で上 方）に弁ピストン組体３２を押圧する。

また、単一の圧力放出真空逃し弁装置１８は例えば上述した様に始動の際に定速 駆動機１２を通気すべ（真空破壊すなわち逃し弁を有している。特に、弁ピスト ン組体３２は下網径部４６ａをもった軸方向の孔４６を有している。ピストンス テム４８ａを有する弾性逃し弁４８は孔４６．４６ａ内に配置される。弾性逃し 弁４Ｂのフランジ４８ｂは、クロスピン５０により固持されたピストンステム４ ８ａによって弁ピストン組体６２の載座面４９に対して保持され、これによって 弁ピストン組体３２は一体部分として弁ピストン組体３２と一緒に動く弾性逃し 弁４８を形成する一体構造をなしている。弾性逃し弁４８は弾性材料でつくられ たダックビル弁で、開ロリツブ５２を形成する下部を有している。

定速駆動機１２の内部と大気間を連通すべく圧力放出真空逃し弁装置１８を通っ て導通装置が設けられている。特に、弁装置の外部から始って、空隙５４がキャ ップ２４と弁体２０の間に形成される。この空隙５４は、弁体２０を貫通して延 びる放射方向の通路５６と連通している。この通路５６は弁ピストン組体３２の 放射方向の通路５８と連通ずる。通路５８は図示される様に大体１字形で、弁ピ ストン組体３２の軸方向の動きに拘わりなく通路５６と定常的に連通ずるような している。更に、通路５８は、弁ピストン組体３２の意図しない回転に適合する よう十分な大きさ弁ピストン組体３２のまわりに円周方向に延びることができる 。通路５８は軸方向の通路６１と連通ずるピストンステム４８ａの１つ以上の放 射方向の通路６０と連通しており、通路６１はダックビル弁すなわち弾性逃し弁 ４８のリップを貫通して延びる軸方向の通路６２と連通し、従って定速駆動機１ ２の室に連通している。

始動の際における様に、圧力放出真空逃し弁装置１８の通気状態において、真空 逃しは第２図に矢印Ａにより示される様に通路５４，５６，５８，６０，６１， ６２に対する関係にて上述した導通装置を介して行われる。

これは定速駆動機１２内の圧力水頭の築成を許す。ダックビル弁すなわち弾性逃 し弁４８が弁ピストン組体６２の他の部分に対して物理的に勤（可動部分をもっ ていないことが容易に理解できる。ダックビル弁のリップは高い振動状態の際に 開く様な傾斜がなく、個別に作動可能な弁部材、ばね、ピストン、弁座等がない ので、漏洩を生じるほど大きな異物がダックビル弁の弾性リップ間に溜る恐れが ない。

第３図は定速駆動機１２内の圧力を選択的に逃す状態の圧力放出真空逃し弁装置 １８を示す。特に、総合駆動発電機を点検整備すべく必要とされる場合に、当該 駆動機内の圧力水頭を放出しなければならない。これは矢印Ｏで示される様にピ ストンステム４８ａの上部を押圧することによって行われる。弾性逃し弁４８が 軸方向に可動な弁ピストン組体３２の一体部分であるので、弁ピストン組体３２ が内方に動かされて閉鎖用のフランジ３４と０リング３６を弁座６０から離れる ように動かす。これによって圧力放出真空逃し弁装置１８が開かれ、流体圧力が 矢印Ｂの方向にコイルばね３８の周りとフランジ３４０周りから弁座３０を通っ て弁体２０の通路５６を経て外方にキャップ２４と弁体２０の間の空隙５４から 放出される。また、弁ピスト／組体３２の内部に切り込まれた軸方向の溝６６の 形に導通装置を設けることができる。圧力水頭が放出された後に、操作者は作動 力を取り除き、第２図に示される様に弁閉鎖状態にコイルばね３８は弾性逃し弁 ４Ｂを戻す。

この発明の精神や中心特性から逸脱することなく他の特別な形にこの発明が実施 できることが理解されよう。従って、例示の実施例は図示としてこれに制限され ることなく全てに就いて考えられるべきで、且つこの発明はこ工に与えられた詳 細に限定されるものではない。

ＦＩＧ、　３ 国際調査報告 −−６／呼、、、（−＋／、／＾）１７＾

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．弁座を形成する手段を有した弁体、弁を開閉するよう弁座に対して動くべく できる閉鎖部分を有し弁体内に設けられた弁ピストン組体、弁を閉じるよう弁座 に対して弁ピストン組体の閉鎖部材を押圧し弁を開くよう弁ピストン組体が選択 的に作動して弁体内から圧力を放出できる押圧装置、弁ピストン組体を通る導通 装置、弁体内の真空に応答してだけ流体を排気すべく導通装置の弁ピストン組体 と一体の弾性逃し弁を備えた圧力放出真空逃し弁装置。
2. ２．弾性逃し弁がダツクピル弁から成る請求の範囲第１項記載の圧力放出真空逃 し弁装置。
3. ３．弁座が与えられた方向を向き、ダツクピル弁が該方向に開く請求の範囲第２ 項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
4. ４．導通装置が弁体および弁ピストン組体を通つて延びている請求の範囲第１項 記載の圧力放出真空逃し弁装置。
5. ５．弁体は周りに弁座を形成するシリンダを形成し、弁ピストン組体が升座に対 して軸方向に動くようできる周辺閉鎖部をもつたピストンから成る請求の範囲第 １項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
6. ６．ピストンは弾性逃し弁が固着される軸方向の孔を有している請求の範囲第５ 項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
7. ７．弾性逃し弁がタックピル弁から成る請求の範囲第６項記載の圧力放出真空逃 し弁装置。
8. ８．導通装置が弁体と、孔および弾性逃し弁と連通する弁ピストン組体とを通つ て放射方向に延びている請求の範囲第６項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
9. ９．弁ピストン組体は、弁を開くようピストンを選択的に動かすべくシリンダの 一端から外方に突出する作動部分を有している請求の範囲第５項記載の圧力放出 真空逃し弁装置。
10. １０．ピストンは閉鎖部を形成する環状の放射方向に突出するフランジを有して いる請求の範囲第５項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
11. １１．フランジの一側は閉鎖部を形成し、押圧装置がフランジの反対側に対して 押圧される請求の範囲第１０項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
12. １２．フランジおよび弁座間に弾性Ｏリングを有している請求の範囲第１０項記 載の圧力放出真空逃し弁装置。
13. １３．内方を向いた環状弁座を有するシリンダを形成する弁体、シリンダ内に設 けられ弁を開閉するよう弁座に対して軸方向に動くべくできる外方を向いた環状 閉鎖部および軸方向の孔を有する弁ピストン組体、弁ピストン組体を弁座に向つ て押圧し弁を開くよう弁ピストン組体が選択的に軸方向に動くようでき弁体内か ら圧力を放出する抑圧装置、弁ピストン組体を通って該孔と連通する導通装置、 孔内の弁ピストン組体と一体で弁体内の真空に応答してのみ流体を逃すべく内方 に開口した弾性逃し弁を備えた圧力放出真空逃し弁装置。
14. １４．弾性逃し弁が弁ピストン組体の軸方向内方を向いたりツプのあるダツクピ ル弁から成つている請求の範囲第１３項記載の圧力放出真空逃し弁装置。
15. １５．ダツクピル弁は孔内に本体部分を有し、導通装置が本体部分と弁ピストン 組体を通つて軸方向に延びている請求の範囲第１４項記載の圧力放出真空逃し弁 装置。