JPS6349302A - 形鋼の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は９種々の断面形状を有する形鋼を。

安価かつ容易に製造する方法に関するものである。

〈従来の技術〉 一般に山形鋼等の形鋼製造過程は、第９図に示す様に加
熱した素材（ブルーム、ビレット及びビームブラ゛ンク
）を数種類の孔型ロールの間隙を通過圧延させなから巨
的とする形状１寸法に成形している。

ところが調造、Ｑ３が上記のように孔型圧延であるため
、特定のサイズのものしか製造し難いという欠点を有し
ている。従来の方法では、特殊サイズの製造は、以下の
理由により困難である。

■特殊サイズに合った柩形洲片が必要になる場合がある
。

■製品サイズに合った孔型ロールが必要であり製品の数
に応じて圧延ロールの種類は増加していく。

■孔型圧延固有の制約条件である製品サイズによりロー
ル替えが必要となり圧延能率の低下を招（。

一方、鋼材を使用するユーザーは最適設計を行う上で、
Ｎ々のサイズの形鋼を強く要望している。

現状では、溶接組立による方法で対処しているのが実情
である。

〈発明が解決しようとする問題点〉 この発明は、従来の孔型圧延うこよる形鋼圧延では特殊
サイズの製造ができないという欠点を克服し、安価でか
つ容易に種々の凹面形状を存する、形鋼をＭ遣できる形
鋼の製造方法を提供するためになされたものである。

〈間Ｓ点を解決するための手段〉 発明者らは、形ｉミ圧逗について鋭意研究を重ねた浩果
、アズロール材を亘接塑性加工し形年を製造できるとの
知見をえ、この知見にもとづいてこの発明をｔ丁に至っ
た。

この発明は、スリットした仮を望性加工部分のみを所望
の温度まで局部加熱じ１周部加熱した部分を板幅方向に
圧縮成形し、圧縮した部分をロールなどによって成形す
る形鋼の製造方法である。

この発明は２種々の断面形状を有する形鋼を安価かつ容
易に製造するプロセスに関するものであるが、ここでは
、山形鋼の製造方法について述べる。

本発明により形ロプロセスには、第１０図に示す様な板
材（スリット板）３を素材として用いる。

この板材３の供給は１板圧延殿の出側にスリット装置等
を設置して行うことで、熱間素材の供給が妄易に行える
。

等遅出形鋼の場合、第１０図に示す様な板材を第１１図
に示す様に、９０°折り曲げると同時にｒ部と直角部を
成形することで製品と成る。しかし、卓に近り曲げ加工
を行うだけで１よ、成シネ能な為。

第１１図に示す、ｒ部と裏角部を折ｒり曲シデ加二の際
。

成形ｆるために、折：り曲−デ加二部を周部加熱し。

あらかじめ、板材の幅方向に圧縮成形し、加工前の厚み
を増加させる。

この時の局部加熱は、熱間素材を用いるため。

容易に加熱可能である。

その後成形ロールにて所望の断面形状に成形する。

以上の製造プロセスを達成する為の素材寸法。

局部加熱の加熱幅は次式にて決定される。

素材寸法は、製品板厚と同じ厚さＬの板材を（１）式に
て得られる幅２の吻を用意する。

； ｌ：素材を昌、　　ｔ：製品板厚（素材にさ）。

ｒ：製品半径寸法　　α：補正係数。

Ｂ：製品寸法 加熱幅Ａは（２）式にて決定される。

Ａ−βｘ　（（ｔ−ｒ）　！−ｓｒ”／４）　／　ｔ　
　−＜２）β：加熱補正係数 〈実施例〉 等遅出形鋼の製造を例にして説明する。

製品サイズは、　５３ｘ５５ｘ＋ｉ、　　ｔ　−５ｒｍ
、　　ｒ　−８，５ｍとする。

素材サイズは、（１）式より ＝１２７ｍｍ １２７ｍｍｘ　６ｍ＋＊断面の板材が必要となる。

曲げ加工部の加熱幅は、（２）式より Ａ　＝　１．２　Ｘ　（’（６＋８．５）　”−πＸ６
”／４）　／６−３６．４龍 ３６．４１の加熱幅が必要になる。

加工前の加熱方法を誘導加熱とし、ヨ送速変をｌ　ｍ　
／　ｓとする。この時、熱間素材を用いる為。

加熱前温度を６００℃とする６以上の条件から誘導加熱
の容量および単位時間当りのｉ！ｉ！１重量はつぎのと
おりである。

誘導加熱要請Ｐ　（Ｋｈ）　− 単位時Ｖ当りの過通重量×比熱×昇温値３６０　ｋｃａ
ｉ／ｈ　Ｋ’Ａ 亘ｉ立時闇圭：フの２過重量：　　Ｍ　　（Ａｔｇ）Ｍ
　−３６，４ｍｍＸ　６　ｍｍＸ　ｌ　ｍ／　Ｓ　Ｘ３
，６００ＳＸ７．８５Ｘ１０−’−６＋１７２　　（ｋ
ｇ／　ｈ　）８６０Ｋｃａ　ｌ　／　ｈ　ＫＷ ＝２８０　Ｋｗ　（ただし効率は１００％とした）。

以上の条件から第１〜５図にて説明する。

装置は、Ｖｉ圧延機７の出側に、アズロール材を熱間中
に切断可能なスリフタ−８を設置し、板圧延のパススケ
ジュールにて、形鋼素材断面１２７ｍｍ×６鰭を確保す
る。（６龍厚の板田延時、板幅を素材幅だけ広く圧延す
る）。スリット装置８にて切りされた素材３は、圧延ラ
イン直近２こ設シナられた仕上げラインに、シフト装置
９によって殿送され誘導加熱装置１０に案内される。

誘導加熱装置１０は、前記した様に２１３０ｋｈの容量
を有しており、　　ｌ　ｍ　／　ｓの殿送速度＋　３６
．４ｍｍの加熱幅に対して、熱間素材３約６００℃を９
００℃の温度に加熱する０局部加熱された素材３は、第
３ズに示す運涜圧縮成形樋１１に案内され、圧縮成ジさ
れ４の壕なｒ！の素材になら。このあと、：１峡約に素
材４は′粗仕上２ヂロール１２に案内される。粗仕上げ
ロールは、第４図に示す様に１曲げ加工量の約半分程度
の角度を有した凹型ロール１２ａと、製品Ｒより著千太
き目のＲ部を有した凸型ロール１２ｂによって構成され
ており、素材を粗仕上げする。

さらに粗仕上げされた素材５は、仕上げロール１３に案
内される。仕上げロールは、第５図に示す様に、直角部
を有した凹型ロール１３ａと製品Ｒに対応したＲ部を有
した凸型ロール１３ｂによって構成されており、粗仕上
げされた素材５を製品形状６に成形する。

以上の様に装置を構成し、形鋼を製造することで、安価
で容易に形鋼の製造が可能となる。

同様の製造プロセスにて第６図に示す様な１種々の形状
の形鋼が可能である。

また２板圧延時アズロール方向にＦｉ厚変化を持たせる
ことで、第７図に示す断面寸法が連続的に変化′、／１
こ形４”２　ｊｑ、スリット装置に斜め切断の機能を持
たせることで、第８図に示す話Ｉ形状が連続的に変ζヒ
した５羊の製造も可能となる。

〈発明の効果〉 本発明の製造プロセスを、板圧延機出側にて。

スリット装置２周部加熱装ま、連続圧縮成形機。

成形ロールの装置にて構成し、形鋼製造を行った場合、
以下の効果が得られる。

■板圧延機直後にて、切断した熱間の板材を素材として
使用するため、安価かつ容易に素材供給が行え、コスト
ダウンが狙える。

■熱間素材の供給が行なえる為、加熱能力が少なくて済
み、コストダウンが狙える。

■必要とするロール本数が減少する。

■特殊サイズの製造、ユーザーの要求するサイズへの対
応が可能となる。

■ロール替えの回数が城少し製造能率の回正が狙える。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂは１本発明に用いる装置の平面配置図及び
板と素材との関係説明図、第２図は１本発明に用いる装
置構成図、第３図は、連続圧縮成形装置の説明図、第４
図および第５図はロール構成図、第６図は本発明の応用
で製造できる製品断面図５第７図および第８図は断面寸
法、形状が連続的に変化した形鋼の斜視図、第９図は、
従来の形鋼製造工程説明図、第１０図は板材形状の説明
図。 第１１図は大発明で製造される製品の説明図である。 １・・・アズロール材 ２・・・板 ３・・・素材 ４・・・圧縮成形された素材 ５・・・粗仕上げされた素材 ６・・・製品 ７・・・板圧延機 ８・・・スリッター ９・・・シフト装置 １０・・・誘導加熱装置 １１・・・連続圧縮成形機 １２・・パ咀／ｉ−正げロール １３・・・仕上−デニール １４・・・等遅出形口 １５・・・７：、等遅出３羊 １６・・・任意の角度をもつ山湿口 １７・・・溝形鋼 Ｉ８・・・任意形状の形鋼 １９・・・同　上 第１図 （ａ） （ｂ） 第　　３　　図 （ａ） 第４図 第　　５　　図 （ｅ） （ｆ） 第　　７　　図 第　　８　　図 第　　９　　図 第１０図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スリットした板を塑性加工部分のみを所望の温度まで局
   部加熱し、局部加熱した部分を板幅方向に圧縮成形し、
   圧縮した部分をロールなどによって成形することを特徴
   とした形鋼の製造方法。