JPS6349062A - 玉葱の根茎切断機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、玉葱（玉葱様作物を含む、 以下同じ。）の根と葉茎とを一括して切除することので
きる装置に関する。

従来技術 この種の装置としては、互いに逆回転する異径ローラを
平行に軸架して、この開に玉葱の葉茎を挟み込んで一方
のローラの周面にらせん状に設けた切送部材で葉茎を切
断するもの（実公昭５２−２６４２５号公報）、或は適
当な間隔をおいて横架した支承杆の直下に切断部付きの
ファンを設け、支丞杆」二に供給した玉葱を、ファンの
風によって葉茎を支承杆の間隙から垂下させると共に切
断部によって切除するもの（実公昭５２−２９１６７号
公報）などが開示されている。しかし、これらの装置は
、いずれち葉茎のみの切断除去を［１的としており、玉
葱の根と葉茎とを同時に処理できる装置は未だ知られて
いない。

発明の構成 本発明は、このような事情に対処して、玉葱の根茎を同
時に切除できる装置を提供することを目的とするもので
あって、その要１′２は、所定の周回域を回動し、玉葱
の根部な」二方に突出し、葉茎部を下方に突１唱垂下さ
せた状態で玉葱球茎部を挟持できる１以上の玉葱挟持手
段を有し、この玉葱挟持手段の各々は、この玉葱挟持手
段を支持し駆動する駆動部に固定されている固定受部と
この固定受部に向けて弾発的に付勢されている可動挟圧
部とから成り、前記玉葱挟持手段が、前記周回軌道の一
定区間にす５いて、玉葱球茎部を挟持した状態で回動す
る回動域の上限付近の適所に根部切除用の切刃部材を臨
ましめると共に、曲記回動域の下限付近の適所に葉茎切
除用切刃部材を臨ましめたことを特徴とする玉葱根茎切
断代にある。以下、−χ施例について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。

第１図にお・・で、玉葱挟持手段１．１、・・・は、上
側の固定受部２．２、・・・と、可動挟圧部３．３、・
・・とがら成り、固定受部２．２、・・・は、玉葱挟持
手段１．１、・・・を支持駆動する駆動部として立設さ
れた回転駆動軸４の上端付近に設けた突縁４ａに一端が
固定され、回転駆動軸４を中心に水平方向に放射状に伸
張するアーム２ａ、２ａ・・・と、該アーム２ａ。

２ａ・・・の他端に固設されたリング状の玉葱受部２ｂ
、２ｂ・・・とから成る。アーム２ａには、その中間付
近に可動挟圧部３を支持する為の支持ロッド２ｃ、２ｃ
、・・・が垂設されている。

可動挟圧部３．３．・・・は、この支持ロッド２Ｃ１２
ｃ、・・・の中１７１１部に若干の間隔をあけて枢着さ
れた２本の平行アーム３ｂ、３ｃと、この平行アームの
先端に、前記支持ロッド２ｃ、・・・と平行に枢着した
連結片３ｄとによって得られる平行うランクと、連結片
３ｄから水平方向に突設された略馬蹄形の玉葱載置部３
ａ、・・・とを有し、平行アームの任意の一方３ｂの一
端が、前記回転駆動軸４の近くに伸びており、その端８
１ｓ３　ｂ’・・・は、回転駆動軸４の外方に該軸と同
心状に固設された円筒カム５の上縁に、支持ロッド２Ｃ
の下端と平行アーム３ｂ・・・との間に張設された引張
バネ６により圧接係合して成る。このような固定受部２
と可動挟圧部３とから成る玉葱挟持手段１は、前記回転
駆動軸４と、円筒カム５の係合縁５ａとによって規定さ
れる所定の周回軌道に沿って回動する。即ち、玉葱受部
２ｂは、−平面内に円軌道を描いて回転し、又、玉葱載
置部３ａは、回転駆動軸４の回転に伴い平行７−ム３ｂ
が、係合縁の最高部５ｂに乗り上げたとき、最も大きく
下降し、山頂部から下降するにつれて徐々に上昇し、係
合縁の最低部に係合するとき玉葱受ｉｇ３　ａの直下に
位置するように上下に運動しつつ回動する。今、玉葱載
置部３ａが火きく下降した位置において、玉葱を、根３
０を上方に向けて、葉茎３２を玉葱載置部３ａの中央空
隙部から垂下させた状態で玉葱載置部に装着したとする
と、第１図において、反時計廻り方向に回動するにつれ
、て、玉葱載置部３ａは上昇を始め、ついには玉葱球茎
部の上面が玉葱受部２ｂに接触し、更に回動すると平行
アーム３ｂと係合縁５ａとの係合が解除され、玉葱球茎
部３１は、バネ６の弾発力によって玉葱受部２ｂに圧接
されることにより、上下からしっかりと挟持される。こ
の際、玉葱の根３０は玉葱受部２ｂの円形開口から上方
に突出している。係合縁５ａは、このように玉葱挟持手
段】が玉葱を挟持した状態で周回軌道の一定区間をその
まま回転できるように、その形状が決められている。

本願切断機は、玉葱挟持手段１が」二記の玉葱を挟持し
た状態で回動する回動域の」二限付近の適所に、前記玉
葱受部２ｂから上方に突出している根３０を切除するた
めの切刃部材７を臨ませると共に、前記回動域の下限付
近の適所に玉葱載置部３ａがら下方に突出して重下して
いる葉茎部３２を切除するための切刃部材８を臨ましめ
て成るものである。根部切除用切刃部材７は、回転刃７
ａの下に近接して、検知板７ｂを有すると共に、その回
転軸７ｄは、図示しないフレーム等の固定側に立脚する
支承部７Ｃに揺動可能に支承されており、この支承部７
Ｃについて、切刃部材７と反対側に設けたバランス錘７
ｅによって、切刃部材７は、わずかの力によって上方に
押し上げ可能になっている。検知板７ｂは、その先端が
二叉に分かれて玉葱根部導入用の間Ｐ兇を有すると共に
やや上方に反っており、玉葱挟持手段１に挟持された個
々の球茎部の形、大きさ等の固体差に応じて、玉葱受部
２ｂからひげ根３０の基部が突出する高さは夫々異なっ
てくるため、この固体差に応じて、玉葱受部２ｂから膨
出する球茎部によって検知板が上方に押し上げられて、
根の生え際の適切な位置に回転カフａが位置するように
配慮したちのである。これと全く同様の目的で、葉茎切
除用切刃部材８は、フレキシブルジャブ）８ｂによって
回転駆動させられる回転刃８ａとフレキシブルシャフト
８ｂの７ウターチユーブに一端が固着される支持ロフト
８Ｃと、該支持ロッド８ｃを案内１８ｄ中においてフィ
ルスプリング８ｅによって保発的支持する懸架装置とを
有して回転刃８ａが一定範囲において１−下動自在に支
持されると共に、支持ロッド８ｃと同様に、アウターチ
ュブに一端が固着され玉葱載置部３ａの回動域に沿って
伸張する位置検知片８ｆを有している。玉葱挟持手段１
が玉葱球茎部を挟持した状態で回動する回動域の下限は
、可動挟圧部３の下部によって規定されるが、これは、
挟合する玉葱の球茎部の大きさの固体差によって、その
都度上下に変動する。したがって、葉茎を球茎部からほ
ぼ一定の位置で切断するためには、この上下変動に追従
して回転刃８ａが−Ｆ下動することを要するが、前記検
知片８ｆに、可動挟圧３′５３の下辺の適所が、検知片
８ｒの自由端に設けた傾斜部８ｆ’に当接し、ついで、
これを押し下げて回動することにより、回転刃８ａが所
望の位置まで押し下げられるようにｖｔ成されている。

作用 このようなｈＩｔ成から成る上記実施例に係る装置は、
円筒カム５によって、玉葱載置部が最も大きく下降した
位置において、葉茎を下に垂下し、根を上にした状態で
玉葱を置部に装着する。玉葱挟持手段１は切刃部材７に
向かって回動し、それと共に該手段の平行アーム３ｂの
端部３ｂ’は、円筒カム５の係合縁５ａの頂部から下降
し、それに伴い玉葱ＲＦｃ部が上昇し、玉意球茎部を挟
持する。この状態で玉葱挟持手段１は、先ず根部切除用
切刃部材７の直下を通過する際、根が切除され、続いて
、葉茎切除用切刃部材８の直上を通過する際に葉茎部が
切除される。玉葱挟持手段１が球茎部のみを挟持して、
更に回動し、平行７−ム３ｂが円筒カムの保合縁５ａに
おける上り坂に係合すると、玉葱Ｒ置部３ａは下降を始
め、挟持が解除される。そして前記未処理玉葱装着位置
に至る途中の任意の位置に、球茎部３１の通過域に突出
した状態で設けられた落下バー１０により、玉葱球形部
はシュート１１中に落とされる。

上記実施例では、固定受部が上側に、可動挟圧部が下側
に設けられた例を示したが、これは、逆に必要な改変を
施すことにより、固定受部を下ｆｌＩｑにして可動挟圧
部を上側に設けることもできる。又、玉葱挟持手段は連
続的に回動してもよいし間欠的に回動してもよい。

周回軌道も円軌道に限定されない。例えば、第２図は、
本発明の他の実施例であって、駆動軸２４と一体回転す
る上下二つのスブロケッ）２４ｎ、２４ｂ及び従動スプ
ロケット２５ａ１２５ｂ間に夫々、張設されたチェイン
２６ａ。

２６ｂに、玉葱挟持手段２０を支持する支持板２４が跨
設されており、この玉Ｓ挾持手段２０は、この支持板２
４に一端が固着され、池端に玉葱受部２１ａを有するア
ームから成る固定受部２１と、該固定受部２１に、軸着
（２２ａ）され、引張りバネ２３によって固定受部２１
に付勢されている可動挟圧部２２とから枯成されている
。根及ゾ葉茎切除用切刃部材は、ｆ５１図に示す実施例
と同一のものでもよいし、直線状の切刃を往復動させる
もの等適宜採用可能である。玉葱の装着は、玉葱でバネ
２３に抗して、可動挟圧部２２を下方に押し下げなから
葉茎を下に垂下させる状態で装着する。手を離せばバネ
２２によって玉葱は固定受部に圧接される。この際可動
挟圧部２２の二叉状先端は、固定受部先端よりもイ１ミ
業者側に突出していることが望ましい。勿論、可動挟圧
部の端部２２ｂｉｔ：ｆｊＳ１図に示したカム機構に準
じて、根茎切除機の固定側に設けた押圧子（図示せず）
と係合させることにより、未処理玉葱の装着、処理済玉
葱の脱着の際、玉葱の挟持を解除する８！構を取り入れ
ることら容易である。又、第１図及び第２図の実施例に
おいて、根部切除用切刃部材に至る回動域の−Ｌ限付近
にひげ根を起立させるように付勢する回転ブラシを設け
ておいても良い。本願発明は、玉葱の根茎処理装置とじ
て説明したが、にんにく、蕉等の玉葱とＭ似形状の作物
（玉葱様作物）にも適用できることは当然で、本願にお
いて、玉葱とは、玉葱様作物をも包含する意味に用いて
いる。

効果 本願玉葱根茎切除機は、玉葱を、根を上に突出させ、葉
茎を下方に垂下させた状態で挟持する挟持手段を有する
ことにより、玉葱の装着の姿勢が極めて安定し、固体差
の大きい対象を、はぼ一定の周回軌道を描いて回動せし
めることができ、これによってその回動域の上下限付近
に設けた切刃部材よって、根及び葉茎をほぼ一定の位置
で確実に切除することに成功した。本切除磯によって、
従来は手作業で行っていた根の切除が、葉茎部の切第１
図は、本発明の一実施例の要部を示す説明図である。

第２図は、本発明の他の実施例の要部を示す説明図であ
る。

第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 所定の周回軌道を回動し、玉葱根部を上に 突出し葉茎部を下方に垂下させた状態で玉葱球茎部を挟
   持可能な１以上の玉葱挟持手段を有し、該玉葱挟持手段
   の各々は、玉葱挟持手段を支持し駆動する駆動部に固定
   されている固定受部と、該固定受部に向けて弾発的に付
   勢される可動挟圧部とから成り、前記玉葱挾持手段が、
   前記周回軌道の一定区間において、玉葱の球茎部を挟持
   した状態で回動する回動域の上限付近の適所に根部切除
   用切刃部材を臨ましめると共に、前記回動域の下限付近
   の適所に葉茎切除用切刃部材を臨ましめたことを特徴と
   する玉葱の根茎切断機。