JPS6348780Y2 - - Google Patents

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JPS6348780Y2
JPS6348780Y2 JP2736682U JP2736682U JPS6348780Y2 JP S6348780 Y2 JPS6348780 Y2 JP S6348780Y2 JP 2736682 U JP2736682 U JP 2736682U JP 2736682 U JP2736682 U JP 2736682U JP S6348780 Y2 JPS6348780 Y2 JP S6348780Y2
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JP
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notch
protrusions
muntin
horizontal
cross
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JP2736682U
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JPS58130587U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は格子戸などにおける縦桟と横桟との交
叉部分を連結する場合などに使用される建具用組
子に関するものである。
従来、アルミニウムまたはアルミニウム合金の
押出型材を部材として製作される格子戸などにお
いては、その縦桟と横桟との交叉部分はビスを使
用した螺着手段によつて連結されていたが、その
ビス止め作業は多くの手間と時間を要し、わずら
わしいものであつた。
そこで、従来の欠点を解消すべきものとして、
たとえば、実公昭56−12390号公報に開示されて
いるように、樹脂製基体の表裏面側にそれぞれ山
形丈の掛止片を一体形成したものがある。このよ
うな組子は、交叉状に組合わされた一対の桟の交
叉部分に嵌入状に内装され、これらの桟の各側壁
に形成されている突条に、上記山形状の掛止片が
それぞれ抜け方向で係合されるために、一対の桟
がビスによる螺着手段を用いることなく連結され
る。
しかしながら、上記組子にあつては、基体と掛
止片とがすべて一体に樹脂成形されるところか
ら、各桟の突条にそれぞれ抜け方向で係合する掛
止片の向きが一定に定められていた。すなわち、
一対の桟を交叉状に連結する場合には、その交叉
角度に見合うようにその掛止片の向きが設定され
た専用の組子が必要となり、組子がその汎用性に
欠ける欠点があつた。
本考案は、以上の事情にかんがみてなされたも
のであり、その一端部および他端部に掛止片備え
た基体をその中間部で二分割し、それぞれの分割
体どうしを回動自在に結合することによつて、上
記各端部の掛止片の向きを任意の角度に変更でき
るようにして、その汎用性を向上させることを目
的とするものである。
つぎに、本考案を図示した実施例にしたがつて
説明する。
第1図および第2図において、1は組子を示
し、この組子1が、格子戸の横桟と縦桟との交叉
状の連結部に介装されて、これら両桟を相互に連
結する。このような組子1と用いて組立てられる
格子戸2が、第6図と第7図とに例示される。第
6図において、3Aは横桟、4Aは縦桟、5Aは
交叉状の連結部、また、第7図において、3B,
4Bは桟、5Bは交叉状の連結部を示す。
組子1は、樹脂成形されてなるものであつて、
その基体6の一端部および他端部にそれぞれ山形
状の掛止片部7a,7bを備える。これらの各掛
止片部7a,7bは、一対の舌片8a,8a,8
b,8bを截頭矢羽状となるように基体6の一端
部および他端部に一体形成してなる。また、基体
6はその中間部において二分割されており、それ
ぞれの分割体6a,6bどうしが、その中心部を
貫通するピン9によつて回動自在にリベツト結合
されている。
一方、第3図において、3は横桟、4は縦桟を
示す。横桟3は、その左右の側壁3a,3bの内
面中央部に長手方向に延びる突条10a,10b
が一体に形成され、また、左右側壁3a,3bの
所定箇所にその長手方向に所要角度、例えば直角
に交叉して切欠部11が形成される。第3図〜第
5図から明らかなように、この切欠部11は縦桟
4の幅Aと同一長さのものとされるとともに、横
桟3の下面側から切込状に形成され、その場合
に、突条10a,10bの厚み方向下半部が切除
されて、横桟3にはその上半部がそのまま残され
る。これに対し、縦桟4も、上記横桟3における
と同様に、その左右側壁4a,4bの内面中央部
に長手方向に延びる突条12a,12bが一体に
形成され、また、左右側壁4a,4bの所定箇所
にその長手方向に所要角度、例えば直角に交叉し
て切欠部13が形成される。この切欠部13は横
桟3の幅Bと同一長さのものとされるとともに、
縦桟4の上面側から切欠され、その場合に、突条
12a,12bの厚み方向上半部が切除されて、
縦桟4にはその下半部がそのまま残される。
ここにおいて、組子1における掛止片部7a,
7bの高さは、横桟3の突条10a,10bとそ
の上面との間隔および縦桟4の突条12a,12
bとその下面との間隔Hに等しくなつている。ま
た、掛止片部7a,7bにおける各舌片8a,8
a,8b,8b相互間の間隔は、それぞれ、横桟
3の一対の突条10a,10b相互および縦桟4
の一対の突条12a,12b相互の間隔Lにほぼ
等しく設定されている(第3図参照)。
つぎに、横桟3と縦桟4とを交叉状に連結する
場合を説明する。
まず、第3図矢印Xのように、縦桟4の切欠部
13へ組子1を嵌入する。この場合、分割体6b
の掛止片部7bを形成している一対の舌片8b,
8bは、初期段階では縦桟4の一対の突条12
a,12bにより、その弾性に抗して内方へ押圧
変形されるが、この舌片8b,8bが突条12
a,12bを乗り越えた時点、すなわち、分割体
6bの截頭面が縦桟4の下面に当接した時点でそ
れ自身の弾性によつて初期の状態に復帰して、第
4図および第5図のように、各突条12a,12
bに抜け方向で係合する。このとき、掛止片部7
bは縦桟4の突条12a,12bとその下面との
間に嵌着された状態となつて抜け方向および縦桟
4の幅方向のがたつきが確実に防止されたものと
なる。
つぎに、第3図矢印Yのように、横桟3の切欠
部11を分割体6aの掛止片部7aに嵌合しつ
つ、縦桟4の切欠部13と組合わせる。この場
合、初期段階では横桟3の一対の突条10a,1
0bが分割体6aの掛止片部7aに当接して、そ
れを形成する舌片8a,8aを内方へ押圧変形さ
せるが、突条10a,10bがこれらの舌片8
a,8aを乗り越えた時点、すなわち、分割体6
aの截頭面が横桟3の上面に当接した時点では、
舌片8a,8aがそれ自身の弾性によつて初期の
状態に復帰して、第4図および第5図のように、
舌片8a,8aが突条10a,10bに抜け方向
で係合する。このとき、掛止片部7aは横桟3の
突条10a,10bとその上面との間に嵌着され
た状態となつて抜け方向および横桟3の幅方向の
がたつきが確実に防止される。また、縦桟6の切
欠部13には横桟3が嵌入され、横桟3の切欠部
11には縦桟4が嵌入されるので、横桟3と縦桟
4とが直交方向で強固にがたつきなく連結された
ものとなる。
上記の場合において、縦桟3と横桟4とを、他
の異なる角度で交叉状に連結する場合には、組子
1の二つの分割体6a,6bを相対回動させて、
その各掛止片部7a,7bの向きをその交叉角度
に合わせる。
以上の説明から明らかなように、本考案におけ
る組子は、その一端部および他端部に掛止片が一
体形成された基体の中間部が二分割され、その分
割体どうしが回動自在に結合されるので、交叉状
に連結される一対の桟の交叉角度に合わせて、そ
の各掛止片の向きを変更させることができる。そ
のため、十字格子、菱格子などの各種の格子戸な
どに広く汎用することのできる組子を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図における−断面矢視図、第3図は横
桟と縦桟との組合せ手順を説明するための分解斜
視図、第4図は横桟と縦桟とを組合せた状態の断
面図、第5図は第4図における−断面矢視
図、第6図は十字状格子戸の一部正面図、第7図
は菱格子戸の一部正面図である。 1…組子、2…格子戸、3…横桟、3a,3b
…横桟側壁、4…縦桟、4a,4b…縦桟側壁、
5a,5b…連結部、6…基体、6a,6b…分
割体、7a,7b…掛止片、8a,8b…舌片、
9…ピン、10a,10b…横桟の突条、11…
横桟の切欠部、12a,12b…縦桟の突条、1
3…縦桟の切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右側壁の内面に沿つてそれぞれ互に対向する
    突条を備えるとともにこれらの突条に交叉して且
    つこれらの突条を残すように左右側壁を切欠して
    形成した切欠部を備えてなる一対の桟を、上記切
    欠部を組合わせて交叉状に連結してなる建具に使
    用される建具用金属製組子であつて、互に組合わ
    された切欠部に嵌入状に内装される基体の一端部
    および他端部に、一方の桟の切欠部に嵌入すると
    共に、該切欠部に残存する前記突条に係合される
    掛止片および他方の桟の切欠部に嵌入すると共
    に、該切欠部に残存する前記突条に係合される掛
    止片をそれぞれ設けるとともに、上記基体をその
    中間部で二分割し、それぞれの分割体どうしを回
    動自在に結合したことを特徴とする建具用組子。
JP2736682U 1982-02-26 1982-02-26 建具用組子 Granted JPS58130587U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2736682U JPS58130587U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 建具用組子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2736682U JPS58130587U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 建具用組子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130587U JPS58130587U (ja) 1983-09-03
JPS6348780Y2 true JPS6348780Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=30039277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2736682U Granted JPS58130587U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 建具用組子

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JP (1) JPS58130587U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515005Y2 (ja) * 1986-05-14 1993-04-21
JPH0541193Y2 (ja) * 1987-12-28 1993-10-19

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Publication number Publication date
JPS58130587U (ja) 1983-09-03

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