JPS6348645Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348645Y2 JPS6348645Y2 JP1981082159U JP8215981U JPS6348645Y2 JP S6348645 Y2 JPS6348645 Y2 JP S6348645Y2 JP 1981082159 U JP1981082159 U JP 1981082159U JP 8215981 U JP8215981 U JP 8215981U JP S6348645 Y2 JPS6348645 Y2 JP S6348645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- milk
- breast
- absorbent
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は授乳婦の漏乳を吸収するパツドに関す
るものである。
るものである。
従来、この種の吸収パツドとして種々のものが
提案され、かつ開発されている。この吸収パツド
は乳房とブラジヤーとの間に介在させながら使用
するが、通常単なる板体であるため、着用者の運
動によりずれることがある。そこで唯一実公昭53
−41356号公報記載のように乳房への当り面、特
に乳頭挿入孔の縁部に両面粘着テープを設けたも
のが知られているが、これでは無毒性かつ無刺激
性であつても、取外しの度に粘着性を特に敏感に
なつている授乳婦の乳房部の膚から剥すこととな
り、炎症を起す危険すらある。また授乳の度に皮
膚から剥離せねばならず、その苦痛には大なるも
のがある。
提案され、かつ開発されている。この吸収パツド
は乳房とブラジヤーとの間に介在させながら使用
するが、通常単なる板体であるため、着用者の運
動によりずれることがある。そこで唯一実公昭53
−41356号公報記載のように乳房への当り面、特
に乳頭挿入孔の縁部に両面粘着テープを設けたも
のが知られているが、これでは無毒性かつ無刺激
性であつても、取外しの度に粘着性を特に敏感に
なつている授乳婦の乳房部の膚から剥すこととな
り、炎症を起す危険すらある。また授乳の度に皮
膚から剥離せねばならず、その苦痛には大なるも
のがある。
また、この種の吸収パツドは乳房へ当てるとこ
ろから、乳房へのフイツト性が問題となる。この
点を改良したものとして、たとえば折り込みを入
れたり、実開昭55−2315号公報記載のように、折
り曲げ縁を形成したものが知られている。しかし
ながら、必ずしもフイツト性が良好でない。また
パツドに内包した吸収体は、従来、なんらの加工
のない板体のものであるため、乳の拡散吸収性が
良好でないことが多い。
ろから、乳房へのフイツト性が問題となる。この
点を改良したものとして、たとえば折り込みを入
れたり、実開昭55−2315号公報記載のように、折
り曲げ縁を形成したものが知られている。しかし
ながら、必ずしもフイツト性が良好でない。また
パツドに内包した吸収体は、従来、なんらの加工
のない板体のものであるため、乳の拡散吸収性が
良好でないことが多い。
本考案は前記問題点を解決したもので、その目
的は着用者の運動によりずれ落ちることがなく、
しかも授乳に当つても手間を煩らわせることがな
い吸収パツドを提供することにある。
的は着用者の運動によりずれ落ちることがなく、
しかも授乳に当つても手間を煩らわせることがな
い吸収パツドを提供することにある。
また、本考案は、上記の乳房へのフイツト性
と、乳の拡散吸収性とを同時に満たすことができ
るパツド構造を提供することを他の目的としてい
る。
と、乳の拡散吸収性とを同時に満たすことができ
るパツド構造を提供することを他の目的としてい
る。
すなわち、本考案は、吸収パツドに放射状に拡
散吸収溝を形成すれば、乳は中央からその溝に沿
つて周部に向かつて拡散し、そこで確実に吸収さ
れるとともに、その溝が乳房へパツドを当てたと
きに、折り溝のように作用し、パツドを傘状に保
ち、乳房へのフイツト性を高めることの知見に基
づいている。
散吸収溝を形成すれば、乳は中央からその溝に沿
つて周部に向かつて拡散し、そこで確実に吸収さ
れるとともに、その溝が乳房へパツドを当てたと
きに、折り溝のように作用し、パツドを傘状に保
ち、乳房へのフイツト性を高めることの知見に基
づいている。
以下本考案を図面に示す具体例によつて説明す
ると、ブラジヤーへ当接する外面、周縁およびそ
れより内面側に折り返えされた被覆体1に、吸収
体2が内包され、乳房への当接面には肌当材3が
設けられている。被覆体1は、内部側を非透水性
のプラスチツクフイルム1a、たとえばポリエチ
レンフイルムとし、その上に薄葉紙1bを重ね合
せたもので、内面側に折り返した内側下部分1A
は、一旦吸収した乳汁が肌へ滲み出さないよう中
央部分近くまで長い巾をもつて延在させ、内側上
部分1Bはその必要性が然程ないため短い巾をも
つて延在している。
ると、ブラジヤーへ当接する外面、周縁およびそ
れより内面側に折り返えされた被覆体1に、吸収
体2が内包され、乳房への当接面には肌当材3が
設けられている。被覆体1は、内部側を非透水性
のプラスチツクフイルム1a、たとえばポリエチ
レンフイルムとし、その上に薄葉紙1bを重ね合
せたもので、内面側に折り返した内側下部分1A
は、一旦吸収した乳汁が肌へ滲み出さないよう中
央部分近くまで長い巾をもつて延在させ、内側上
部分1Bはその必要性が然程ないため短い巾をも
つて延在している。
肌当材3は、従来用いられているプラスチツク
ラミネート防水紙あるいは網目状の不織布に代つ
て、疎水性材料(たとえばポリエステル系繊維)
で、好ましくはしかも熱融着性を有する実質的に
孔を有しない柔軟で肌触りのよい不織布を用いる
のが望ましい。この肌当材3の中央部には、直線
乳頭が吸収体2に触れ吸収を図るために乳頭挿入
孔3aが形成されている。乳頭を挿入時、あるい
は着用中にパツドがずれたりして、乳頭が挿入孔
3aの周縁に接触する可能性がある。従来の、プ
ラスチツクラミネート防水紙に穴を開けたもので
は、その穴の硬い周縁に特に敏感な乳頭が当つた
場合、乳頭を疵つける虞れがある。これに対し
て、上記例の肌当材3は柔軟で肌触りのよい不織
布を用いているので、乳頭を疵つけることがな
い。また肌当材3は孔がないため、従来の網目状
の不織布と異なり、一旦吸収された乳が肌に滲み
出すことがない。また肌当材3として、熱融着性
材料を選択すると、第1図に示すように、パツド
の周縁において被覆体1と肌当材3とを重合固定
でき便宜である。
ラミネート防水紙あるいは網目状の不織布に代つ
て、疎水性材料(たとえばポリエステル系繊維)
で、好ましくはしかも熱融着性を有する実質的に
孔を有しない柔軟で肌触りのよい不織布を用いる
のが望ましい。この肌当材3の中央部には、直線
乳頭が吸収体2に触れ吸収を図るために乳頭挿入
孔3aが形成されている。乳頭を挿入時、あるい
は着用中にパツドがずれたりして、乳頭が挿入孔
3aの周縁に接触する可能性がある。従来の、プ
ラスチツクラミネート防水紙に穴を開けたもので
は、その穴の硬い周縁に特に敏感な乳頭が当つた
場合、乳頭を疵つける虞れがある。これに対し
て、上記例の肌当材3は柔軟で肌触りのよい不織
布を用いているので、乳頭を疵つけることがな
い。また肌当材3は孔がないため、従来の網目状
の不織布と異なり、一旦吸収された乳が肌に滲み
出すことがない。また肌当材3として、熱融着性
材料を選択すると、第1図に示すように、パツド
の周縁において被覆体1と肌当材3とを重合固定
でき便宜である。
吸収体2は、紙綿2aの両側に吸水紙2b,2
bを配したもので、さらに乳房へのフイツト性と
漏乳の拡散および吸収とを高めるために放射状の
拡散吸収溝2c,2c……が形成されている。こ
の拡散溝2cは、第4図に示すように、中央部す
なわち乳頭挿入孔3aに対応した当接部分2dを
残し、その周りの溝部2eから放射状に形成した
ものである。この場合、環状の溝部2eも拡散お
よび吸収を高める効果がある。
bを配したもので、さらに乳房へのフイツト性と
漏乳の拡散および吸収とを高めるために放射状の
拡散吸収溝2c,2c……が形成されている。こ
の拡散溝2cは、第4図に示すように、中央部す
なわち乳頭挿入孔3aに対応した当接部分2dを
残し、その周りの溝部2eから放射状に形成した
ものである。この場合、環状の溝部2eも拡散お
よび吸収を高める効果がある。
一方、吸収パツドの外面側、すなわちブラジヤ
ーとの当接側中央部には、剥離紙4で覆われた感
圧性接着剤5のテープが貼着されている。接着剤
5としては、好ましくはブラジヤーの洗濯を考え
て水溶性のものが用いられる。吸収パツドの使用
に際し、剥離紙4を剥して、接着剤5により吸収
パツドをブラジヤーの適当な個所に接着させてお
けば、着用中にずれることがない。
ーとの当接側中央部には、剥離紙4で覆われた感
圧性接着剤5のテープが貼着されている。接着剤
5としては、好ましくはブラジヤーの洗濯を考え
て水溶性のものが用いられる。吸収パツドの使用
に際し、剥離紙4を剥して、接着剤5により吸収
パツドをブラジヤーの適当な個所に接着させてお
けば、着用中にずれることがない。
なお、感圧性接着テープに代えて、いわゆるベ
ルベツト式フアスナーを用いることもできる。
ルベツト式フアスナーを用いることもできる。
以上の通り、本考案は、パツドに内包する吸収
体に中央部から放射状に延びる拡散吸収溝を形成
したので、乳頭が当たる部分のみに乳が溜まるこ
となく、その溝に沿つて乳が拡散するので、吸収
体全体を有効に利用でき、乳の吸収量が増大す
る。またその溝は、パツドのフイツト性をも高め
る効果がある。また、パツドのブラジヤー当接面
に感圧性接着剤等の固着手段を設けたので、パツ
ドをブラジヤーに接着固定できる。したがつて、
着用中にパツドがずれることがない。またパツド
は乳房へ固定するのではなく、ブラジヤーに固定
するものであるため、乳房を刺激することもない
などの利点がある。
体に中央部から放射状に延びる拡散吸収溝を形成
したので、乳頭が当たる部分のみに乳が溜まるこ
となく、その溝に沿つて乳が拡散するので、吸収
体全体を有効に利用でき、乳の吸収量が増大す
る。またその溝は、パツドのフイツト性をも高め
る効果がある。また、パツドのブラジヤー当接面
に感圧性接着剤等の固着手段を設けたので、パツ
ドをブラジヤーに接着固定できる。したがつて、
着用中にパツドがずれることがない。またパツド
は乳房へ固定するのではなく、ブラジヤーに固定
するものであるため、乳房を刺激することもない
などの利点がある。
第1図は本考案に係る吸収パツドの斜視図、第
2図はその裏面図、第3図は第1図−線矢視
断面図、第4図は吸収体の斜視図、第5図はその
−線矢視断面図である。 1……被覆体、1a……プラスチツクフイル
ム、2……吸収体、2c……拡散吸収溝、2e…
…環状の溝部、3……肌当材、3a……乳頭挿入
孔、4……感圧性接着剤。
2図はその裏面図、第3図は第1図−線矢視
断面図、第4図は吸収体の斜視図、第5図はその
−線矢視断面図である。 1……被覆体、1a……プラスチツクフイル
ム、2……吸収体、2c……拡散吸収溝、2e…
…環状の溝部、3……肌当材、3a……乳頭挿入
孔、4……感圧性接着剤。
Claims (1)
- 授乳婦の乳房に当て漏乳を吸収するものであつ
て、パツド内に吸収体を内包させ、その吸収体に
その中央部から放射状に延びる拡散吸収溝を形成
し、かつパツドのブラジヤーへの当接面に着脱自
在の固着手段を設けたことを特徴とする授乳婦漏
乳吸収パツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981082159U JPS6348645Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981082159U JPS6348645Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57193822U JPS57193822U (ja) | 1982-12-08 |
JPS6348645Y2 true JPS6348645Y2 (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=29877642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981082159U Expired JPS6348645Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6348645Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429936U (ja) * | 1977-08-02 | 1979-02-27 |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP1981082159U patent/JPS6348645Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429936U (ja) * | 1977-08-02 | 1979-02-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57193822U (ja) | 1982-12-08 |
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