JPS6348569Y2 - - Google Patents

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JPS6348569Y2
JPS6348569Y2 JP10984182U JP10984182U JPS6348569Y2 JP S6348569 Y2 JPS6348569 Y2 JP S6348569Y2 JP 10984182 U JP10984182 U JP 10984182U JP 10984182 U JP10984182 U JP 10984182U JP S6348569 Y2 JPS6348569 Y2 JP S6348569Y2
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JP
Japan
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conveyor belt
magnetically sensitive
sensitive means
detection device
magnetic
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JP10984182U
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JPS5915622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンベヤベルトの縦裂き検出装置の改
良に関する。
従来、コンベヤベルトの縦裂き検出装置として
は、第9図および第10図に示すように、磁性ゴ
ム体aに消磁体bを吸着させて磁力線を遮蔽した
状態でコンベヤベルトc内(dはカバーゴム)に
埋設しておき、正常運転時には磁力線の漏洩がな
く、コンベヤベルトcの縦裂きVが発生した異常
運転時には消磁体bのみが外れて磁性ゴム体aが
露呈し、該磁性ゴム体aの強力な磁力線が漏洩す
ることから、前記強力な磁力線を磁気感応器eに
て検出せしめ、それによつてコンベヤベルトcの
駆動モータ(図示せず)を停止させ、コンベヤベ
ルトcの縦裂きを検出するものは知られている。
しかして、前記磁気感応器eは、第7図および
第8図に示すように、コンベヤベルトcの走行方
向Fにおいて、キヤリアローラf,f,fの間
に、コンベヤベルトcのトラフ形状とほぼ同一形
状をした単一のケーシングg内に例えば継鉄に銅
線を巻き付けてなるコイルを千鳥状に配列してな
り、前記消磁体bが外れた磁性ゴム体aからの磁
力線により前記コイルに縦裂き信号となる起電力
を生ずるもので、コンベヤベルトcの幅方向に亘
つて該コンベヤベルトcの裏面とほぼ一定範囲の
間隔を存するようにコンベヤフレームhに固設さ
れている。
ところが、コンベヤベルトcは、キヤリアロー
ラf,f,fにて支持されているため、キヤリア
ローラf,f,fにて支持される直線部分c1
c2,c3と、それ以外の湾曲した変角部分c4,c5
は磁気感応器eまでの間隔が異なり、前記変角部
分c4,c5の方が間隔が大きくなる傾向があつた。
これは、変角部分c4,c5の形状が、ベルトを取付
けて使用を開始すると、徐々に変化し、また、運
搬物の搭載量、コンベヤベルトcの張力等により
コンベヤベルトcが浮上がりあるいは蛇行すると
前記間隔は絶えず変化することになるからであ
る。
一方、磁気感応器eが、縦裂き信号として適当
な起電力を生ずるのは、第6図に示すように、コ
ンベヤベルトcと磁気感応器e(上面)との間隔
(クリアランス)が1.0〜2.5cm程度の範囲内にあ
る場合である。
したがつて、前述したように、コンベヤベルト
cの変角部分c4,c5は直線部分c1,c2,c3に比し
て間隔の変化が大きくなるので、前記直線部分
c1,c2,c3を許容範囲内に入るようにしても、変
角部分c4,c5は許容範囲内から外れることとな
り、その結果、コンベヤベルトcの幅方向におい
て、一様な縦裂き検出感度(起電感度)を得るこ
とが困難であつた。
本考案の目的は、上述したごとき磁性体に消磁
体を吸着させて磁力線を遮蔽した状態でコンベヤ
ベルト内に上記磁性体を埋設し、縦裂き発生時に
消磁体のみが外れて磁性体が露呈し該磁性体より
漏洩する磁力線を磁気感応手段に検出させ、それ
によつてコンベヤベルトの縦裂きを検出する装置
において、コンベヤベルト幅方向の縦裂き検出精
度を略一様とすることである。
上記目的を達成するために、本考案は、上述し
た如きコンベヤベルトの縦裂き検出装置におい
て、磁気感応手段は複数個がコンベヤベルト幅方
向に適宜配設され、該磁気感応手段のうちコンベ
ヤベルト幅方向における変角部分に対向して配設
された磁気感応手段は、コンベヤベルトに対する
相対位置が調節可能である位置調整手段を備えて
いることを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に沿つて詳細に説
明する。
第1図ないし第3図に示す本考案装置は、第9
図及び第10図に示す装置と同様に、磁性ゴム体
aに消磁体bを吸着させて磁力線を遮蔽した状態
でコンベヤベルトc内に上記磁性ゴム体aを埋設
し、縦裂き発生時に消磁体bのみが外れて磁性ゴ
ム体aが露呈し該磁性ゴム体aの磁力線が漏洩す
るので、該磁力線を磁気感応手段1,2に検出さ
せ、それによつてコンベヤベルトcの縦裂きを検
出するものである。各磁気感応手段1,2は、そ
れぞれ、基本的には、ケーシング1a,2a(鉄
箱)内に継鉄に銅線を巻付けたコイルを収納して
なる。このコイルは、コンベヤベルトcの駆動を
停止させるコンベヤベルト駆動停止手段(図示省
略)に電気的に連係され、それによつて、コイル
が起電力を生じたとき、すなわち縦裂き信号であ
る起電信号が発生したとき、コンベヤベルトcの
駆動が停止するようになつている。
第1磁気感応手段1,1,1は、それぞれ、キ
ヤリアローラf,f,fにてトラフ形状に支持さ
れたコンベヤベルトcの直線部分c1,c2,c3に対
向して、一定の間隔を存して配設されている。
一方、第2磁気感応手段2,2は、それぞれ、
キヤリアローラf,f,fに関して第1磁気感応
手段1,1,1とは反対側に配置され、しかして
コンベヤベルトcの変角部分c4,c5に対向してい
る。
また、各第2磁気感応手段2は、第3図に詳細
を示すように、コンベヤベルトcに対する相対位
置が調節可能である位置調節手段を備えている。
すなわち、第2磁気感応手段2は、支持ブラケツ
ト3を介してコンベヤフレームhに固定した枠体
4にケーシング2aが摺動自在に支持されるとと
もに、該ケーシング2aが、ケーシング2aと枠
体4との間に介設された弾発部材であるスプリン
グ5,5にてコンベヤベルトc側(コンベヤベル
トcとの間隔Lが小さくなるように)常時付勢さ
れ、さらに、ケーシング2aの底面に一端が固着
され他端がスプリング5,5内を通つて枠体4を
貫通したネジ棒6,6に、枠体4の外部にて、蝶
ネジ7,7が螺合され、それによつて、ネジ棒
6,6と蝶ネジ7,7とによる締付量を調節する
ことにより、前記間隔Lを調節できるとともに、
スプリング5,5の弾発力に抗してケーシング2
aを枠体4に締付固定することができる。
上記のように構成すれば、コンベヤベルトcの
変角部分c4,c5、すなわち変動の激しい部分に対
向する第2磁気感応手段2,2の位置を、コンベ
ヤベルトcの変動を考慮して定めることができる
ので、変角部分c4,c5の変動が大きくても、コン
ベヤベルトcと第2磁気感応手段2との間隔Lが
許容範囲(10〜25mm)内に入るようにでき、コン
ベヤベルトcの幅方向において、ほぼ一様の縦裂
き検出感度となる。
続いて、従来の縦裂き検出装置S1(第8図参照)
と、本考案に係る縦裂き検出装置S2(第2図参照)
との間における縦裂き検出感度(起電感度)に相
当する発生起電力のバラツキを調べた実験結果を
第5図に示す。測定ポイントA,Bについては第
4図参照。
第5図より、本考案に係るコンベヤベルトcで
は、コンベヤベルトcの幅方向において、縦裂き
検出感度がほぼ一様になることがわかる。
なお、上記実施例においては全体として5つの
磁気感応手段が用いられているが、該磁気感応手
段の数は、コンベヤベルトcの形状その他の要件
に応じた適当数に適宜変更することができるのは
言うまでもない。
また、前記磁気感応手段1,2を、コンベヤベ
ルト駆動停止手段の代わりに、警報手段に電気的
に連係し、それによつて、コンベヤベルトcの縦
裂きが発生したときに、警報を発するようにする
こともできる。
本考案は、上記のように、変動の激しいコンベ
ヤベルトの変角部分に対向する磁気感応手段を、
該磁気感応手段とコンベヤベルトとの間隔を調節
できるように構成したから、コンベヤベルトの幅
方向において、ほぼ一様な縦裂き検出感度を得る
ことができる。
また、複数個の磁気感応手段としたから、重量
が軽くなり、取付作業性、保守性(例えばコイル
を用いている場合には、ある年数を経過すると取
替が必要となる)が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施態様を例示
するもので、第1図はコンベヤベルトの縦裂き検
出装置の平面図、第2図は第1図におけるA方向
の矢視図、第3図は間隔調節手段の一例を示す説
明図、第4図は測定ポイントの説明図、第5図は
従来例との縦裂き検出感度(起電力)を比較した
実験結果のグラフ、第6図は磁気感応手段におけ
る間隔と起電力(感度)との関係を示すグラフ、
第7図ないし第10図はそれぞれ従来例を示す図
である。 1,2……磁気感応手段、1a,2a……ケー
シング、4……枠体、5……スプリング、6……
ネジ棒、7……蝶ネジ、c……コンベヤベルト、
c1,c2,c3……直線部分、c4,c5……変角部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁性体に消磁体を吸着させて磁力線を遮蔽し
    た状態でコンベヤベルト内に上記磁性体を埋設
    し、縦裂き発生時に消磁体のみが外れて磁性体
    が露呈し該磁性体より漏洩する磁力線を磁気感
    応手段に検出させ、それによつてコンベヤベル
    トの縦裂きを検出する装置であつて、上記磁気
    感応手段は複数個がコンベヤベルト幅方向に適
    宜配設され、該磁気感応手段のうちコンベヤベ
    ルト幅方向における変角部分に対向して配設さ
    れた磁気感応手段は、コンベヤベルトに対する
    相対位置が調節可能である位置調整手段を備え
    ていることを特徴とするコンベヤベルトの縦裂
    き検出装置。 (2) 位置調節手段は、磁気感応手段のケーシング
    が摺動可能に支持される枠体と、該枠体とケー
    シングとの間に介設された該ケーシングをコン
    ベヤベルト側へ常時付勢する弾発部材と、該弾
    発部材の弾発力に抗して前記ケーシングを固定
    する位置固定手段とにより実質的に構成されて
    いるところの実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のコンベヤベルトの縦裂き検出装置。 (3) 磁気感応手段は、該磁気感応手段よりの縦裂
    き信号でコンベヤベルト駆動を停止させるコン
    ベヤベルト駆動停止手段と電気的に連係されて
    いるところの実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のコンベヤベルトの縦裂き検出
    装置。 (4) 磁気感応手段は、該磁気感応手段よりの縦裂
    き信号で警報を発する警報手段と電気的に連係
    されているところの実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項記載のコンベヤベルトの縦裂
    き検出装置。
JP10984182U 1982-07-19 1982-07-19 コンベヤベルトの縦裂き検出装置 Granted JPS5915622U (ja)

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JPS5915622U JPS5915622U (ja) 1984-01-30
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