JPS6348151A - ストロ−ク型ステツプモ−タ - Google Patents

ストロ−ク型ステツプモ−タ

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Publication number
JPS6348151A
JPS6348151A JP19054886A JP19054886A JPS6348151A JP S6348151 A JPS6348151 A JP S6348151A JP 19054886 A JP19054886 A JP 19054886A JP 19054886 A JP19054886 A JP 19054886A JP S6348151 A JPS6348151 A JP S6348151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
lead screw
step motor
circumferential surface
boot
Prior art date
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Pending
Application number
JP19054886A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Hiratsuka
平塚 耕
Akihiko Tsukahara
塚原 明彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECH RES ASSOC OF AUTOMOB APPLIANCES
Original Assignee
TECH RES ASSOC OF AUTOMOB APPLIANCES
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロータの回転運動をリードスクリューを介し
て直線運動に変換するストローク型ステップモータに係
り、特に小型化が可能であるとともに高い負荷に対して
も安定した作動をおこなうことのできるストローク型ス
テップモータに関する。
〔従来の技術〕
この種のストローク型ステップモータ、即ちリニアアク
チュエ・−夕は、例えば自動車のブレーキ機構を制御す
る制御弁の駆動用とじてエンジン近傍等に配置されてお
り、ロータの回転力をねじ噛合機構を介して直線運動に
変換するちのである。
このステップモータは、ロータの内側に内ねじ山部を形
成し、リードスクリューに外ねじ山部を形成してこれら
のねじ山部を噛合せるようにしてあり、またリードスク
リューをロータと共に回転しないように、かつ回転軸方
向に直線運動可能1・こ保持させた構成にしてあり、こ
れによりロータの回転をねじ噛合機構を介してリードス
クリューの直線運動に変換している。
なお、この種のステップモータとして、例えば特開昭5
8−157365号公報、特開昭59−6744号公報
に記載のものが挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述したような従来のストローク型ステップ
モータにあっては、高い負荷で駆動される場合に問題が
ある。つまり初期においては高い負荷での駆動は可能で
あるが、連続的な長時間に及ぶ駆動では出力特性の低下
が見られ、負荷に打ち勝つことができずリードスクリュ
ーが停止してしまうため、コントローラからの指令信号
に対してロータが同期回転しなくなる税調現象が生じる
これは高い負荷が加わるとねじ噛合機構の接触面圧力が
大きくなり、噛合部の摩擦による発熱でねじの変換効率
が低下し出力特性が低下するからである。一般にロータ
内部の内ねじ山部は樹脂成形品であるためこの現象は顕
著になる。
従来、このような高い負荷を駆動することを考慮して、
ロータの内ねじ山部の樹脂材にカーボングラファイトを
充填した高価な材料を使用し、ねじ部のピッチを大きく
して当該ねじ部における変換効率を上げるようにしたも
のがある。しかし、このようにねじ部のピッチを大きく
構成することは、出力特性が低下するため、ステップモ
ータを大きくして回転力を高める必要がある。したがっ
て当該ステップモータの小型化が図り難しい。
また、上述したように高い負荷を駆動することを考慮し
て、かつ構造的な変更をおこなわないものとして、ねじ
噛合機構に半固体潤滑剤を塗布し、接触面の摩擦を減少
させ、発熱を防止してねじの変換効率を低下させないよ
うにすることが考えられる。
しかし、このようにしたステップモータにあっても以下
に述べる問題点がある。即ち、使用雰囲気温度が低温か
ら高温域の幅の広い温度範囲において、半固体潤滑剤の
粘性が変化し、特に高温側(150℃前後)では半固体
潤滑剤の粘性が低下し、噛合部の外部に流れ出すことに
なる。この場合、ステップモータの取り付は姿勢が回転
軸線が垂直となるような姿勢であるとすると、前述の半
固体潤滑剤はシードスクリュー及びロータの内周面等に
付着しながら下方に流れ出すことになる。
このことは、ステップモータによって駆動される前述し
た制御弁の例えば合成ゴムからなるバルブシート及びシ
ール等が当該流れ出した半固体潤滑剤により膨潤等の寸
法変化を起こし当該機器の破損に結びつくことがある。
一般に半固体潤滑剤は各種のものが市販されているが、
低温から高温まで幅広く適用できるものはなく、低温域
側あるいは高温域側の特性を有するものがほとんどであ
る。
なお、特殊なものも有るが非常に高価で実用的に問題が
ある。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、ねじ噛合機構に半固体潤滑剤
を用いたものにあって、高い負荷及び高温雰囲気におい
ても、安定した出力特性と耐久性を有し、かつ小型に作
製することができるストローク型ステップモータを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、ハウジング内に回
転可能に設けたロータと、このロータとねじ噛合機構を
介して接続され、該ロータの回転運動に応じて直線運動
可能なリードスクリューと、このリードスクリューのス
ライド部を直線運動可能に、かつ回転不能に支持するす
べり軸受とを備えたものにおいて、ロータの内部に、リ
ードスクリューのスライド部を被覆し、伸縮自在なブー
ツ、例えば弾性体よりなる蛇腹形状のブーツを設けた構
成にしである。
〔作用〕
ロータあるいはリードスクリューが部品単体の時塗布さ
れた半固体潤滑剤は、これらのロータとリードスクリュ
ーとを組み込む時にその一部がロータの内端面に付着す
る。また、使用時にリードスクリューが直線運動を繰り
返すと、ねじ噛合機構からも若千の半固体潤滑剤が絞り
出され、ロータの内端面に付着する。このような状態で
高温雰囲気にさらされると、ロータの内端面に付着した
上述の半固体潤滑剤は粘性が低下し、これによりロータ
の内端面及び内周面に沿って下方に流れるもの、またロ
ータの内端面からリードスクリューの外周に沿って下方
に流れるものが生じる。
本発明では上述のように、リードスクリューのスライド
部を被覆する伸縮自在なブーツを設け、当該ステップモ
ータ内部と外部とを気密的に分離するように構成しであ
るので、上述のように流れ落ちる半固体潤滑剤がブーツ
とロータの内周面間に形成される空間部内にたまり、し
たがって当該半固体潤滑剤がリードスクリューのスライ
ド部からステップモータ外部に流れ出すことが防止され
、当該ステップモータが装着される機器への弊害を解消
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明のストローク型ステップモータを図に基づ
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す一部縦断面図、第2図
は第1図のB矢視図、第3図は第1図のA部拡大図であ
る。
これらの図において、4はロータで、両端にボールベア
リング6a、6bが装着され、それぞれハウジング8と
エンドカバー5とによって回転自在に支承され、また円
周方向にN極、S極交互に着磁されたマグネット3を有
しており、ステータla、lb内に有るコイル2a、2
bに図示しないコントローラからの指令信号によって発
生する回転磁界により、正、逆の回転をする。また、ロ
ータ4の内ねじ山とリードスクリュー7の外ねじ山とで
形成されるねじ噛合機構9と、ハウジング8に圧入嵌合
され、リードスクリュー7のスライド部24を形成する
外周面10と相補的形状の内周面1−]を有するすべり
軸受J2とによって、上記リードスクリュー7はロータ
4の正、逆回転に伴っては回転せず、回転軸方向に往復
の直線運動をおこなう。ここでリードスクリュー7の外
周面10は第2図に示すように、側面に2つの対向した
平面部すなわち小判形断面を有した形状となっており、
すベリ軸受]2の内周面11はリードスクリュー7の外
周面10よりわずかに大きい相似的形状の孔を有してい
る。
また、高い負荷(15kg前後)を前述したリードスク
リュー7の先端部13に加え、往復の直線運動を行うと
、ねじ噛合機構9のねじ山部の接触面圧力が大きくなり
、摩擦熱が高まり、ねじの変換効率が低下し、出力特性
が低下するため、これの防止を目的としてねじ噛合機構
9に半固体潤滑剤、例えばグリスを塗布しである。この
グリスは組立前のロータ4の内ねじ山部、あるいはリー
ドスクリュー7の外ねじ山部、またはその双方にあらか
じめハケ等で塗布される。しかし、その組立作業時、あ
るいは組立後のリードスクリュー7の往復運動中などに
、ねじ噛合機構9内の余分なグリスがねじ噛合機構9の
端面14a、14bに付着する。なお、ステップモータ
内部部品はグリスに適応可能な材質に設定してあり、し
たがって、ボールベアリング6a、6bがら仮にグリス
がステップモータ内部に浸入しても支承けない6また、
18はロータ4内に配置され、リードスクリュー7のス
ライド部24を形成する外周面1−0を被用するブーツ
で、第3図にも示すようにリードスクリュー7に設けた
溝部19と、ハウジング8とすべり軸受1−2とによっ
て形成される間隙とにそれぞれ嵌合した端部20,21
とを有するとともに、伸縮自在な3つの山を有する蛇腹
状の形状の弾性体例えばゴムからなっている。このブー
ツ18の伸縮量は当該ステップモータのスl−ローク量
よりも大きく設定しである。
また、上述したブーツ18は端部20,21とにより、
ロータ4の内周面1.5 aとブーツ18の外周面とに
よって形成される空間22と、ブーツ18の内周面とリ
ードスクリュー7のスライド部24とで形成される空間
23とが気密的に保たれている。ここで気密的に保たれ
ているというのは、次に述べる意味である。即ち、当該
ステップ千−タは全ストロークにわたって空間22.2
3はほぼ同じ圧力で在ることが必要である。つまり、ブ
ーツ18の伸縮時に空間22.23に圧力差が生じると
ブーツ18が空気ダンパになり、リードスクリュー7が
往復直線運動をすると、ブーツ18の端部20,21が
装着部から脱落する可能性がある。これを防止するため
に、例えばエンバカバー5に小孔を設けてステップモー
タ内部を大気圧にし、またリードスクリュー7のスライ
ド部24側を大気圧にし、空間22.23に圧力差を生
じない構造にしである。これらによって実際には空間2
2と空間23とは大気圧下でつながっており真の気密で
はないが、ブーツ18の周辺に限って言えば空間22と
空間23とは気密的に保たれていることになる。
このように構成した実施例にあっては、当該ステップモ
ータが高温雰囲気(150℃前後)に長時間さらされる
と、ねじ噛合機構9の端面14a。
14bに付着したグリスは粘性が低下する。この粘性の
低下したグリスは、リードスクリュー7の外ねじ山部に
沿って下方に流れ、またねじ噛合機構9の端面14aか
らロータ4の内周面15aに沿って下方に流れ、溝部1
6内にたまる。なお、ねじ噛合機構9の端面14b側の
グリスは、ロータ4のもう一方の内周面15bと端面1
4bとで形成される円筒状の凹部内にたまり、該凹部の
体積容量は十分に有るため他への流出は全くない。
そして、上記した溝部16にたまったグリスは、前述し
たようにブーツ18によって空間22と空間23とが気
密的に保たれていることから空間部23内に侵入するこ
とがなく、即ちリードスクリュー7のスライド部24と
すべり軸受12とによって形成される間隙17を通して
ステップモータ外部に流れ出すことがない。
このように構成した実施例では、ねじ噛合機構9にグリ
スを塗布しであるものの、高温雰囲気中に長時間さらさ
れても上述したブーツ18を設けたことにより粘性の低
下した当該グリスが外部に流出することがなく、したが
って当該ステップモータによって駆動される機器へのグ
リスによる弊害を防止でき、小型で耐久性の高いストロ
ーク型ステップモータを実現できる。
なお、上記実施例では、第1図に示すように回転軸を垂
直方向に配置した構造を挙げたが、この回転軸が水平方
向に配置される構造であっても適用可能である。
第4図は本発明の別の実施例の要部を構成するブーツを
示す正面図である。
この別の実施例を構成するブーツ30は、その材料が軟
質の成形樹脂例えばポリエチレン等からなっており、肉
厚が十分に薄く、5つの山を有し、より大きな伸縮量が
とれるように設定しである。
このように構成したブーツ30を備えたものも前述の実
施例と、はぼ同様の作用効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明のストローク型ステップモー
タは、ねじ噛合機構に半固体潤滑剤を塗布することによ
って高い負荷に対応できるとともに、リードスクリュー
のスライド部を被覆するブーツを設けたことによって高
温雰囲気において粘性の低下した上記半固体潤滑剤の外
部への流出を防止でき、したがって良好な回転力・推力
変換効率が得られるとともに、当該ステップモータによ
つて駆動される機器への弊害が防止され、それ故、小型
に作製可能であるとともに安定した出力特性と耐久性が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のストローク型ステップモータの一実施
例を示す一部縦断面図、第2図は第1図のB矢視図、第
3図は第1図のA部拡大図、第4図は本発明の別の実施
例の要部を構成するブーツを示す正面図である。 4・・・ロータ、7・・・リードスクリュー、8・・・
ハウジング、9・・・ねじ噛合機構、12・・・すべり
軸受、16・・・溝部、18.30・・・ブーツ、20
,21・・・端部、24・・・スライド部。     
     パI ゝ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ハウジング内に回転可能に設けたロータと、このロ
    ータとねじ噛合機構を介して接続され、該ロータの回転
    運動に応じて直線運動可能なリードスクリユーと、この
    リードスクリユーのスライド部を直線運動可能に、かつ
    回転不能に支持するすべり軸受とを備えたストローク型
    ステツプモータにおいて、上記ロータの内部に、上記リ
    ードスクリユーのスライド部を被覆し、伸縮自在なブー
    ツを設けたことを特徴とするストローク型ステツプモー
    タ。
  2. 2.ブーツは一端をリードスクリユーに、他端をハウジ
    ングに、それぞれ固定したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のストローク型ステツプモータ。
  3. 3.ブーツの外周面とハウジングとの間に溝部を形成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のストロ
    ーク型ステツプモータ。
JP19054886A 1986-08-15 1986-08-15 ストロ−ク型ステツプモ−タ Pending JPS6348151A (ja)

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JP19054886A JPS6348151A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 ストロ−ク型ステツプモ−タ

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JP19054886A JPS6348151A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 ストロ−ク型ステツプモ−タ

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JPS6348151A true JPS6348151A (ja) 1988-02-29

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ID=16259910

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JP19054886A Pending JPS6348151A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 ストロ−ク型ステツプモ−タ

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JP (1) JPS6348151A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100511625B1 (ko) * 2002-11-25 2005-09-02 대우정밀 주식회사 자동차용 소형 정밀 스텝모터
CN104953786A (zh) * 2015-06-23 2015-09-30 刘淮祥 基于铰链四杆机构的超磁致伸缩步进电机

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